JP6638295B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関し、特に、複数のバスバーを備えた回転電機に関する。
従来、複数のバスバーを備えた回転電機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、複数のバスバーを備えた回転電機が開示されている。この回転電機には、複数の分割コアのそれぞれに突設したティースに相コイル(巻線)が巻回された複数のステータ片が軸心に対して周方向に環状に配列されているステータと、ステータと同軸であるとともに、ステータと対向して配置されるロータとを備えている。ステータは、相のコイルの相種類ごとに給電を行うとともに各相のステータ片と結合し、複数の分割コアの環状配列を維持する複数のW相用バスバー、V相用バスバー、U相用バスバーおよびコモン用バスバーを含んでいる。複数のW相用バスバー、V相用バスバー、U相用バスバーおよびコモン用バスバーはそれぞれ円環板状である。そして、各相のバスバーをそれぞれ、各相のコイルに対応する位置に配置するように構成されている。
特開2015−97450号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された回転電機では、各バスバーを組み付ける際に、バスバーが誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることによって、バスバーと相コイルとの接続不良が生じる可能性があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、バスバーが誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることを抑制するとともに、バスバーと相コイルとの接続不良の可能性を低減させることが可能な回転電機を提供することである。
この発明の一の局面による回転電機は、回転軸に固定されるロータコアと、ロータコアに対向するように配置され、複数のティースを有するステータコアと、ステータコアの複数のティースに巻回される複数の巻線と、複数の巻線の末端に接続される複数の巻線接続端子と、複数の巻線接続端子に接続される円弧状または円環状の複数のバスバーと、複数のバスバーを積層した状態で保持するとともに、複数のバスバーのうちの少なくともいずれか1つに設けられたバスバー側係合部と係合するホルダー側係合部が設けられたバスバー用ホルダーと、を備え、ホルダー側係合部は、回転軸方向の高さが互いに異なる複数の凸部を含み、複数の凸部のうちの少なくともいずれか1つは、複数のバスバーのうちの少なくともいずれか1つのバスバー側係合部と係合することによって、回転軸方向に突出しなくなるように構成されている。
この発明の一の局面による回転電機では、バスバー側係合部とホルダー側係合部とが係合することによって、バスバー用ホルダーに対して、バスバーが所定の位相(回転方向位置)で組み付けられるので、バスバーが誤った位相で組み付けられることを抑制することができるとともに、バスバーと相コイルとの接続不良の可能性を低減させることができる。
このように構成すれば、バスバー側係合部と係合することによって回転軸方向に突出しなくなったホルダー側係合部に対応する箇所に、バスバー側係合部がないバスバーを設置することができる。すなわち、バスバーを設置する順番が、係合により突出しなくなる所定のホルダー側係合部に対応するバスバー側係合部が設けられているバスバー、上記所定のホルダー側係合部に対応するバスバー側係合部が設けられていないバスバーの順になるので、バスバーを誤った順番で組み付けられることを抑制することができるとともに、バスバーと相コイルとの接続不良の可能性を低減させることができる。
上記バスバー側係合部と係合することによって突出しなくなる凸部が設けられているバスバー用ホルダーを備える回転電機では、好ましくは、複数の凸部は、第1凸部、第2凸部および第3凸部を含むとともに、複数のバスバーは、第1凹部を有する第1相用バスバー、第2凹部を有する第2相用バスバーおよび第3凹部を有する第3相用バスバーを含み、第1凸部と第1凹部とが係合した状態で第1凸部が第1相用バスバーから突出しない状態になり、第2凸部と第2凹部とが係合した状態で第2凸部が第2相用バスバーから突出しない状態になり、第3凸部と第3凹部とが係合した状態で第3凸部が第3相用バスバーから突出しない状態になるように構成されている。
このように構成すれば、第1相用バスバー、第2相用バスバー、および、第3相用バスバーをそれぞれ設置する際に、突出している凸部の数が互いに異なる。その結果、相用バスバーを誤った順番で設置することを抑制することができるとともに、相用バスバーと相コイルとの接続不良の可能性を低減させることができる。
上記複数の凸部が、第1凸部、第2凸部および第3凸部を含む回転電機では、好ましくは、第1凸部、第2凸部、第3凸部の順に、回転軸方向の高さが大きくなるように構成され、ホルダーの上部に、第1相用バスバー、第2相用バスバー、第3相用バスバーの順に設置するように構成されている。
ここで、高さが異なる複数の凸部によって、第1相用バスバー、第2相用バスバーまたは第3相用バスバーを設置する際に、誤った順番で設置することによって、複数の凸部のうちの少なくとも1つと干渉する可能性がある。したがって、上記の順番で第1〜第3相用バスバーを設置するように構成すれば、相用バスバーを誤った順番で設置することを抑制することができるとともに、相用バスバーと相コイルとの接続不良の可能性をさらに低減させることができる。
上記複数の凸部が、第1凸部、第2凸部および第3凸部を含む回転電機では、好ましくは、第1凹部、第2凹部、第3凹部の順に凹部の数が多くなるように構されている。
このように構成すれば、第1相用バスバー、第2相用バスバー、第3相用バスバーの順に設置するごとに、突出している凸部の数が減少することに対応して凹部の数も減少するので、相用バスバーが誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることを抑制することができるとともに、相用バスバーを誤った順番で設置することも抑制することができる。
上記複数の凸部が、第1凸部、第2凸部および第3凸部を含む回転電機では、好ましくは、バスバー用ホルダーは、第1相用バスバー、第2相用バスバーおよび第3相用バスバーとは係合しない相用バスバー非係合凸部をさらに含み、第1相用バスバー、第2相用バスバーおよび第3相用バスバーはそれぞれ、円弧状であるとともに、第1凸部と第1凹部、第2凸部と第2凹部、および第3凸部と第3凹部とがそれぞれ係合した状態で、相用バスバー非係合凸部の回転軸方向の高さは、第1相用バスバー、第2相用バスバーまたは第3相用のうちの少なくともいずれか1つの回転軸方向の下端面の回転軸方向の高さよりも大きくなるように構成されている。
このように構成すれば、相用バスバー非係合凸部は、第1相用バスバー、第2相用バスバーまたは第3相用バスバーのうちの少なくともいずれか1つを設置する際に、表面から突出しているので、第1相用バスバー、第2相用バスバーまたは第3相用バスバーのうちの少なくともいずれか1つが誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることを抑制することができる。また、第1相用バスバー、第2相用バスバーまたは第3相用バスバーのうちの少なくともいずれか1つにおいて、相用バスバー非係合凸部が突出している部分に対応する部分にバスバー側係合部が設けられていない場合に、上記バスバー側係合部が設けられていないバスバーを組み付けることができないので、各バスバーを誤った順番で設置することも抑制することができる。
本発明の一実施形態による回転電機の断面図である。 本発明の一実施形態によるモータのステータコアおよびロータコアを、軸方向から見た平面図である。 本発明の一実施形態によるモータの結線を説明するための回路図である。 本発明の一実施形態による回転電機の内部を説明するための斜視図である。 本発明の一実施形態による回転電機の分解斜視図である。 本発明の一実施形態による中性点バスバー設置前の内部を説明するための上面図および側面図である。 本発明の一実施形態による中性点バスバー84設置後の内部を説明するための上面図および側面図である。 本発明の一実施形態による動力バスバー82設置後の内部を説明するための上面図である。 本発明の一実施形態による動力バスバー81設置後の内部を説明するための上面図である。 本発明の一実施形態による動力バスバー83設置後の内部を説明するための上面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図10を参照して、本実施形態によるモータ100の構成について説明する。
[モータの全体の構成]
図1に示すように、モータ100(回転電機の一例)は、たとえば、ブラシレスモータとして構成されており、筐体10と、ステータコア20と、ロータコア30とを備えている。ロータコア30は、ステータコア20に対向するように、円環状のステータコア20の内側に設けられている。なお、本願明細書では、「周方向」とは、ロータコア30(ステータコア20)の周方向を意味し、「径方向」とは、ロータコア30の径方向を意味するものとして記載している。
筐体10は、ステータコア20の外周面を覆うように設けられている。また、筐体10は、ベアリング11および12を含み、ベアリング11および12により、ロータコア30の回転軸31を支持するように構成されている。また、筐体10には、外部接続用端子13(外部端子の一例)が3つ設けられている。そして、外部接続用端子13は、外部から3相(U相、V相およびW相)の電圧が印加されるように構成されている。なお、図1では、外部接続用端子13を1つのみ図示しているが、Y軸方向に平行な方向に沿って、3つ配置されている。
ステータコア20には、図2に示すように、バックヨーク21から内周側に突出するように設けられている、複数(たとえば、12個)のティース22が設けられている。そして、隣接するティース22の間に、それぞれスロット23が形成されている。各ティース22(スロット23)には、巻線50(図3参照)が、集中巻により、インシュレータ40(図示せず)を介して巻回されている。
ロータコア30は、軸方向から見て、断面が矩形形状(長方形形状)の複数(たとえば、8個)の永久磁石3が、周方向に等角度間隔に埋め込まれている。すなわち、モータ100は、8極12スロットのモータとして構成されている。
[巻線の接続に関する構成]
巻線50は、図3に示すように、互いに並列に接続された複数(たとえば、4つ)のU相巻線51a〜51dと、V相巻線52a〜52dと、W相巻線53a〜53dとを含む。U相巻線51a〜51dと、V相巻線52a〜52dと、W相巻線53a〜53dとのそれぞれの一方側は、それぞれ対応する相の電圧が誘起(印加)されている。そして、U相巻線51a〜51dと、V相巻線52a〜52dと、W相巻線53a〜53dとのそれぞれの他方側は、中性点(N)に接続されている。すなわち、巻線50は、3相4並列のY結線(スター結線)により結線されている。なお、以下の記載において、U相巻線51a〜51dと、V相巻線52a〜52dと、W相巻線53a〜53dとを区別しない場合には、単に巻線50として記載している。
図4に示すように、モータ100は、動力バスバー81〜83を含む。そして、動力バスバー81〜83は、動力端子101(101a〜101f)に接続されている。すなわち、動力バスバー82は、U相動力端子101aおよび101bに接続されている。動力バスバー83は、V相動力端子101cおよび101dに接続されている。動力バスバー81は、W相動力端子101eおよび101fに接続されている。そして、動力バスバー81〜83は、それぞれ、外部接続用端子13(図1参照)に接続されている。また、モータ100は、中性点バスバー84を含む。中性点バスバー84は、全ての中性点端子102(102a〜102f)に接続されている。これらにより、モータ100は、3相4並列のY結線により結線されている。なお、動力バスバー82および動力バスバー81は、それぞれ、特許請求の範囲の「第1相用バスバー」および「第2相用バスバー」の一例である。また、動力バスバー83および中性点バスバーは、それぞれ、「第3相用バスバー」および「コモン用バスバー」の一例である。また、動力端子101および中性点端子102は、それぞれ、特許請求の範囲の「巻線接続端子」の一例である。
[インシュレータの構成]
図5に示すように、インシュレータ40は、ステータコア20の複数のティース22をそれぞれ覆うように設けられ、ステータコア20と複数の巻線50とを絶縁するように構成されている。
[バスバーの構成]
図5に示すように、モータ100は、インシュレータ40の軸方向上側に配置され、円環形状を有するベース部90と、動力バスバー81〜83の軸方向の間に配置される3つの絶縁部材74とを含む。なお、ベース部90は、特許請求の範囲の「バスバー用ホルダー」の一例である。
具体的には、ベース部90は、たとえば、樹脂により形成され絶縁性を有する。そして、ベース部90は、ステータコア20のティース22が設けられている位置の軸方向上側で、かつ、巻線50が巻回されたインシュレータ40の上側に配置されている。
動力バスバー81〜83は、それぞれ、薄板状で、かつ、円弧形状を有するように形成されている。また、中性点バスバー84は、薄板状で、かつ、円環形状を有するように形成されている。
また、絶縁部材74は、たとえば、樹脂等により形成されており、中性点バスバー84、動力バスバー81〜83のそれぞれの軸方向の間に配置され、バスバー間を絶縁するように構成されている。そして、軸方向下側(矢印Z2方向側)から、ベース部90、中性点バスバー84、絶縁部材74、動力バスバー82、絶縁部材74、動力バスバー81、絶縁部材74、および、動力バスバー83の順に組み立てられるように構成されている。
図6(a)に示すように、ベース部90には、凸状のベース側係合部91(91a〜91f)が設けられている。ベース側係合部91は、各バスバーに設けられている凹状のバスバー側係合部73b(731b〜733b)、および、各絶縁部材74に設けられている凹状の絶縁部材側係合部74aに係合するように構成されている。これにより、中性点バスバー84、動力バスバー81〜83は、周方向の位置が規制されるように構成されている。なお、ベース側係合部91は、特許請求の範囲の「ホルダー側係合部」の一例である。
ここで、本実施形態では、回転電機100は、複数の動力端子101および中性点端子102のそれぞれに接続される、円弧状の動力バスバー81〜83および円環状の中性点バスバー84とを備える。また、ベース部90には、動力バスバー81〜83および中性点バスバー84を積層した状態で保持するとともに、動力バスバー81、動力バスバー82、動力バスバー83または中性点バスバー84のうちの少なくともいずれか1つに設けられたバスバー側係合部73bと係合するベース側係合部91が設けられるように構成されている。具体的には、図5に示すように、動力バスバー81〜83はそれぞれ、2つのバスバー側係合部731b、3つのバスバー側係合部732b、および1つのバスバー側係合部733bが設けられている。また、中性点バスバー84には、6つのバスバー側係合部73bが設けられている。また、図6(a)に示すように、ベース部90は、6つのベース側係合部91が設けられており、動力バスバー81〜83または中性点バスバー84のうちの少なくともいずれか1つのバスバー側係合部73bと係合する。たとえば、図7(a)に示すように、6つのベース側係合部91は中性点バスバー84の6つのバスバー側係合部73bと係合する。
図6(a)に示すように、ベース部90には、6つの溝部90aが設けられているとともに、6つの溝部90aの上部にそれぞれ、凸状のベース側係合部91(91a〜91f)が設けられている。なお、図6〜図10では、ベース部90、絶縁部材74、動力バスバー81〜83、中性点バスバー84以外の部材を省略している。
また、本実施形態では、図6(a)の側面図である図6(b)に示すように、ベース側係合部91は、回転軸方向の高さが互いに異なる複数のベース側係合部91を含み、複数のベース側係合部91のうちの少なくともいずれか1つは、複数のバスバーのうちの少なくともいずれか1つのバスバー側係合部73bと係合することによって、回転軸方向に突出しなくなるように構成されている。具体的には、複数のベース側係合部91のうちの1つであるベース側係合部91fは、ベース部90の表面90bから高さh1だけ突出している。ベース側係合部91aおよびベース側係合部91dはそれぞれ、表面90bから高さh1よりも大きい高さh2(たとえば高さh1の3倍)だけ突出している。ベース側係合部91bは、表面90bから高さh2よりも大きい高さh3(たとえば高さh1の5倍)だけ突出している。そして、ベース側係合部91cおよびベース側係合部91eはそれぞれ、表面90bから高さh3よりも大きい高さh4(たとえば高さh1の7倍)だけ突出しており、ベース部90の上端面90c(図6(a)参照)と面一になっている。また、たとえば、図7(a)に示すように、中性点バスバー84には、6つの凹状のバスバー側係合部73bが設けられており、中性点バスバー84がベース部90の上部に設置されることによって、6つのベース側係合部91が中性点バスバーの6つのバスバー側係合部73bと係合する。そして、図7(a)の側面図である図7(b)に示すように、中性点バスバー84をベース部90に設置した際、中性点バスバー84の上端面の84aと、ベース側係合部91fの上端面910fとは面一になっている。なお、ベース側係合部91a〜91eのそれぞれについても同様に、動力バスバー81〜83のいずれか1つを設置した際に、動力バスバー81〜83のいずれか1つと面一になる。なお、図6(b)および図7(b)では、それぞれ、バスバー側端子85および給電端子86は省略している。
また、本実施形態では、複数のベース側係合部91は、ベース側係合部91a、ベース側係合部91b、およびベース側係合部91cを含む。また、動力バスバー81〜83はそれぞれ、バスバー側係合部731b〜733bを有し、ベース側係合部91aとバスバー側係合部732bとが係合した状態でベース側係合部91aが動力バスバー82から突出しない状態(図8(b)参照)になる。また、ベース側係合部91bとバスバー側係合部731bとが係合した状態でベース側係合部91bが動力バスバー81から突出しない状態(図9(b)参照)になる。また、ベース側係合部91cとバスバー側係合部733bとが係合した状態でベース側係合部91cが動力バスバー83から突出しない状態(図10(b)参照)になるように構成されている。なお、ベース側係合部91a、ベース側係合部91b、およびベース側係合部91cは、特許請求の範囲の「第3凸部」、「第2凸部」および「第1凸部」の一例である。また、バスバー側係合部731b、バスバー側係合部732b、およびバスバー側係合部733bは、それぞれ、特許請求の範囲の「第2凹部」、「第1凹部」および「第3凹部」の一例である。
具体的には、図8(a)に示すように、動力バスバー82には、3つの凹状のバスバー側係合部732b(73b)が設けられており、ベース側係合部91a〜91cと係合する。また、ベース部90のベース側係合部91dおよびベース側係合部91eは、動力バスバー82と係合しないように構成されている。また、図8(a)の側面図である図8(b)に示すように、中性点バスバー84の上部に、絶縁部材74を設置し、絶縁部材74のさらに上部に動力バスバー82を設置した際、動力バスバー82の上端面の82aと、ベース側係合部91aの上面910aとは面一になっており、ベース側係合部91aは動力バスバー82の上面の82aから突出していない。また、ベース側係合部91aの回転軸方向の高さは、ベース側係合部91dの回転軸方向の高さと略同等である。なお、ベース側係合部91dおよびベース側係合部91eはそれぞれ、特許請求の範囲の「相用バスバー非係合凸部」の一例である。なお、図8(b)では、バスバー側端子85および給電端子86は省略している。
次に、図9(a)に示すように、動力バスバー81には、2つの凹状のバスバー側係合部731b(73b)が設けられており、ベース部90のベース側係合部91bおよびベース側係合部91cと係合する。また、ベース部90のベース側係合部91eは、動力バスバー81と係合しないように構成されている。動力バスバー81によって、ベース側係合部91dの一部が覆われている。また、図9(a)の側面図である図9(b)に示すように、動力バスバー82の上部に、絶縁部材74を設置し、絶縁部材74のさらに上部に動力バスバー81を設置した際、動力バスバー81の上端面81aと、ベース側係合部91bの上端面910bとは面一になっており、ベース側係合部91bは動力バスバー81の上端面81aから突出していない。なお、図9(b)では、バスバー側端子85および給電端子86は省略している。
次に、図10(a)に示すように、動力バスバー83には、1つの凹状のバスバー側係合部733b(73b)が設けられており、ベース部90のベース側係合部91cと係合する。また、ベース部90のベース側係合部91eは、動力バスバー83と係合しないように構成されている。また、動力バスバー81の上部に、絶縁部材74を設置し、絶縁部材74のさらに上部に動力バスバー83を設置した際、動力バスバー83の上端面83aと、ベース側係合部91cの上端面910cとは面一になっており、ベース側係合部91cは動力バスバー83の上端面83aから突出していない。また、ベース側係合部91cの回転軸方向の高さは、ベース側係合部91eの回転軸方向の高さと略同等である。
また、本実施形態では、図6(b)に示すように、ベース側係合部91c、ベース側係合部91b、およびベース側係合部91aの順に、回転軸方向の高さが大きくなるように構成されている。また、ベース部90の上部に、動力バスバー82、動力バスバー81、動力バスバー83の順に設置するように構成されている。具体的には、ベース側係合部91a、ベース側係合部91b、およびベース側係合部91cは、それぞれ、ベース部90の表面90bから、高さh2、高さh3、高さh4の高さを有している。そして、高さh2が最も小さく、高さh4が最も大きく、高さh3は高さh2と高さh4との間の大きさである。また、図5に示すように、ベース部90の上部に、動力バスバー82、動力バスバー81、動力バスバー83の順で設置されている。
また、本実施形態では、バスバー側係合部732b、バスバー側係合部731b、バスバー側係合部733bの順に数が多くなるように構されている。具体的には、図8〜図10に示すように、動力バスバー82、動力バスバー81、および、動力バスバー83にはそれぞれ、バスバー側係合部732bが3つ、バスバー側係合部731bが2つ、バスバー側係合部733bが1つずつ設けられている。
また、本実施形態では、ベース側係合部91aとバスバー側係合部732b、ベース側係合部91bとバスバー側係合部731b、およびベース側係合部91cとバスバー側係合部733bとがそれぞれ係合した状態で、ベース側係合部91dおよびベース側係合部91eの回転軸方向の高さは、動力バスバー81〜83のうちの少なくともいずれか1つの回転軸方向の下端面の回転軸方向の高さよりも大きくなるように構成されている。具体的には、図8(b)に示すように、ベース側係合部91dおよびベース側係合部91eの回転軸方向の高さは、少なくとも動力バスバー82の回転軸方向の下端面82bの回転軸方向の高さよりも大きい。
また、本実施形態では、図8〜図10に示すように、ベース部90は、動力バスバー81〜83と係合するベース側係合部91a〜91cと、動力バスバー81〜83とは係合しないベース側係合部91dおよびベース側係合部91eとを含む。中性点バスバー84には所定の数のバスバー側係合部73bが設けられているとともに、円環状の中性点バスバー84のバスバー側係合部73bは、ベース側係合部91a〜91cおよびベース側係合部91d〜91eとの両方に係合するように構成されている。具体的には、ベース側係合部91dおよびベース側係合部91eはそれぞれ、動力バスバー81〜83と係合していない。なお、ベース側係合部91a〜91cは、特許請求の範囲の「相用バスバー係合凸部」の一例である。
また、本実施形態では、中性点バスバー84に設けられたバスバー側係合部73bの数は、動力バスバー81〜83に設けられたバスバー側係合部73bの数よりも多くなるように構成されている。具体的には、中性点バスバー84には、6つのバスバー側係合部73bが設けらており、動力バスバー81〜83には、それぞれ2つ、3つ、1つのバスバー側係合部73bが設けらている。
また、本実施形態では、図8(b)に示すように、ベース側係合部91aとバスバー側係合部732b、ベース側係合部91bとバスバー側係合部731b、およびベース側係合部91cとバスバー側係合部733bとがそれぞれ係合した状態で、ベース側係合部91dの回転軸方向の高さは、動力バスバー82の回転軸方向の下端面82bの回転軸方向の高さよりも大きくなるとともに動力バスバー82の回転軸方向の上端面82aの回転軸方向の高さ以下になるように構成されている。具体的には、ベース側係合部91dの回転軸方向の高さは、動力バスバー82の上端面82aの回転軸方向の高さと同じ高さである。なお、図8(b)では、バスバー側端子85および給電端子86は省略している。
また、本実施形態では、図10(b)に示すように、ベース側係合部91aとバスバー側係合部732b、ベース側係合部91bとバスバー側係合部731b、およびベース側係合部91cとバスバー側係合部733bとがそれぞれ係合した状態で、ベース側係合部91eの回転軸方向の高さは、動力バスバー83の回転軸方向の下端面83bの回転軸方向の高さよりも大きくなるように構成されている。具体的には、ベース側係合部91eの回転軸方向の高さは、動力バスバー83の上端面83aの回転軸方向の高さと同じ高さである。なお、図10(b)では、バスバー側端子85および給電端子86は省略している。
そして、図4に示すように、動力バスバー81〜83には、それぞれ、薄板が軸方向上側に折り曲げられることにより、2つのバスバー側端子85が設けられている。そして、2つのバスバー側端子85は、対応する動力端子101の径方向内側の側面に接触するように設けられている。そして、2つのバスバー側端子85は、対応する動力端子101に、溶接されることにより接合されるように構成されている。たとえば、動力バスバー81のバスバー側端子85は、U相動力端子101aおよび101bに接合されるように構成されている。
また、図4および図5に示すように、動力バスバー81〜83には、それぞれ、外部接続用端子13(図1参照)に接続される給電端子86が設けられている。これにより、動力バスバー81〜83は、外部接続用端子13(図1参照)からの電力を巻線50側に伝達するように構成されている。
また、中性点バスバー84には、薄板が軸方向上側に折り曲げられることにより、6つのバスバー側端子85が設けられている。そして、6つのバスバー側端子85は、中性点端子102に、それぞれ溶接されることにより接合されるように構成されている。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
本実施形態では、バスバー側係合部73bとベース側係合部91とが係合することによって、ベース部90に対して、動力バスバー81〜83が所定の位相(回転方向位置)で組み付けられるので、動力バスバー81〜83が誤った位相で組み付けられることを抑制することができるとともに、動力バスバー81〜83と巻線50との接続不良の可能性を低減させることができる。
バスバー側係合部73bと係合することによって回転軸方向に突出しなくなったベース側係合部91に対応する箇所に、バスバー側係合部73bがないバスバーを設置することができる。すなわち、バスバーを設置する順番が、係合により突出しなくなる所定のベース側係合部91に対応するバスバー側係合部73bが設けられているバスバー、上記ベース側係合部91に対応するバスバー側係合部73bが設けられていないバスバーの順になるので、バスバーを誤った順番で組み付けられることを抑制することができるとともに、動力バスバー81〜83と巻線50との接続不良の可能性を低減させることができる。
また、本実施形態では、動力バスバー82、動力バスバー81、および、動力バスバー83をそれぞれ設置する際に、突出している凸部の数が互いに異なる。その結果、動力バスバー81〜83を誤った順番で設置することが抑制されるとともに、動力バスバー81〜83と巻線50との接続不良の可能性を低減させることができる。
また、本実施形態では、高さが異なる複数のベース側係合部91によって、動力バスバー82、動力バスバー81、または、動力バスバー83を設置する際に、誤った順番で設置することによって、複数のベース側係合部91のうちの少なくとも1つと干渉する可能性がある。したがって、動力バスバー81〜83を誤った順番で設置することを抑制することができるとともに、動力バスバー81〜83と巻線50との接続不良の可能性をさらに低減させることができる。
また、本実施形態では、動力バスバー82、動力バスバー81、動力バスバー83の順に設置するごとに、突出しているベース側係合部91の数が減少することに対応してバスバー側係合部73bの数も減少するので、動力バスバー81〜83が誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることを抑制するとともに、動力バスバー81〜83を誤った順番で設置することも抑制することができる。
また、このように構成すれば、ベース側係合部91dまたはベース側係合部91eは、動力バスバー82、動力バスバー81、または、動力バスバー83のうちの少なくともいずれか1つを設置する際に、表面から突出しているので、動力バスバー82、動力バスバー81、または、動力バスバー83のうちの少なくともいずれか1つが誤った位相(回転方向位置)で組み付けられることを抑制することができる。また、動力バスバー82、動力バスバー81、または、動力バスバー83のうちの少なくともいずれか1つにおいて、ベース側係合部91dまたはベース側係合部91eが突出している部分に対応する部分にバスバー側係合部73bが設けられていない場合に、上記バスバー側係合部73bが設けられていないバスバーを組み付けることができないので、バスバーを誤った順番で設置することも抑制することができる。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、巻線がY結線により結線される構成の例を示したが、本発明は、これに限られない。本発明では、巻線がΔ結線により結線される構成でもよい。
また、上記実施形態では、各動力バスバーに2つのバスバー側端子が設けられている構成の例を示したが、本発明は、これに限られない。本発明では、各動力バスバーに3つ以上のバスバー側端子が設けられている構成であってもよい。
また、上記実施形態では、ベース部のベース側係合部の数が6つである構成の例を示したが、本発明は、これに限られない。本発明では、ベース部のベース側係合部の数が、たとえば、8つであってもよい。
また、上記実施形態では、動力バスバー82をU相用のバスバーとして、動力バスバー83をV相用のバスバーとして、動力バスバー81をW相用のバスバーとして用いる例を示したが、本発明は、これに限られない。たとえば、本発明では、動力バスバー81をV相用のバスバーとして用いてもよいし、U相用のバスバーとして用いてもよい。
[付記項]
なお、上記一の局面による回転電機において、以下のような構成も考えられる。
(付記項1)
すなわち、上記一の局面による回転電機において、複数のバスバーは、円環状のコモン用バスバーと、円弧状の相用バスバーとを含み、バスバー用ホルダーは、相用バスバーと係合する相用バスバー係合凸部と、相用バスバーとは係合しない相用バスバー非係合凸部とを含み、コモン用バスバーには所定の数のバスバー側係合部が設けられているとともに、円環状のコモン用バスバーのバスバー側係合部は、相用バスバー係合凸部と相用バスバー非係合凸部との両方に係合するように構成されている。
このように構成すれば、コモン用バスバーは、相用バスバー係合凸部と相用バスバー非係合凸部との両方に係合するので、コモン用バスバーは、相用バスバーを設置する前に設置することができる。
(付記項2)
また、上記一の局面による回転電機において、複数のバスバーは、円環状のコモン用バスバーと、円弧状の相用バスバーとを含み、コモン用バスバーに設けられたバスバー側係合部の数は、相用バスバーに設けられたバスバー側係合部の数よりも多くなるように構成されている。
このように構成すれば、コモン用バスバーに設けられたバスバー側係合部の数は、相用バスバーのそれぞれに設けられたバスバー側係合部の数よりも多いので、コモン用バスバーのバスバー側係合部とホルダー側係合部とが係合しないことによって、コモン用バスバーが組み付けられない可能性を抑制することができる。
(付記項3)
また、上記一の局面による回転電機において、バスバー用ホルダーの上部に、第1相用バスバー、第2相用バスバー、第3相用バスバーの順に設置するように構成されており、第1凸部と第1凹部、第2凸部と第2凹部、および第3凸部と第3凹部とがそれぞれ係合した状態で、相用バスバー非係合凸部の回転軸方向の高さは、第1相用バスバーの回転軸方向の下端面の回転軸方向の高さよりも大きくなるとともに第1相用バスバーの回転軸方向の上端面の回転軸方向の高さ以下になるように構成されている。
このように構成すれば、第1相用バスバーを設置した状態で、相用バスバー非係合凸部が第1相用バスバーの下端面から突出する高さになる。したがって、第2相用バスバーおよび第3相用バスバーを、第1相用バスバーよりも先に設置することができないので、相用バスバーの組み付ける順番の間違いを抑制することができる。また、相用バスバー非係合凸部によって、第1相用バスバーの周方向の動きが規制されるので、第1相用バスバーが誤った位相で組み付けられることを抑制することができる。すなわち、第1相用バスバーの端部が、相用バスバー非係合凸部と干渉するので、第1相用バスバーが誤った位相で組み付けられることを抑制することができる。
(付記項4)
また、上記一の局面による回転電機において、バスバー用ホルダーの上部に、第1相用バスバー、第2相用バスバー、第3相用バスバーの順に設置するように構成されており、第1凸部と第1凹部、第2凸部と第2凹部、および第3凸部と第3凹部とがそれぞれ係合した状態で、相用バスバー非係合凸部の回転軸方向の高さは、第3相用バスバーの回転軸方向の下端面の回転軸方向の高さよりも大きくなるように構成されている。
このように構成すれば、第3相用バスバーを設置した状態で、相用バスバー非係合凸部が第3相用バスバーの下端面から突出する高さになる。したがって、相用バスバー非係合凸部によって、第1〜第3相用バスバーの周方向の動きが規制されるので、第1〜第3相用バスバーが誤った位相で組み付けられることを抑制することができる。すなわち、第1〜第3相用バスバーのそれぞれの端部が、相用バスバー非係合凸部と干渉するので、第1〜第3相用バスバーが誤った位相で組み付けられることを抑制することができる。
20 ステータコア
22 ティース
30 ロータコア
31 回転軸
50 巻線
73b、731b、732b、733b バスバー側係合部
731b バスバー側係合部(第2凹部)
732b バスバー側係合部(第1凹部)
733b バスバー側係合部(第3凹部)
81〜83 動力バスバー(バスバー)
81 第2相用バスバー(動力バスバー)
82 第1相用バスバー(動力バスバー)
83 第3相用バスバー(動力バスバー)
84 中性点バスバー(コモン用バスバー)
90 ベース部(バスバー用ホルダー)
91 ベース側係合部(ホルダー側係合部)
91a ベース側係合部(第3凸部)(相用バスバー係合凸部)
91b ベース側係合部(第2凸部)(相用バスバー係合凸部)
91c ベース側係合部(第1凸部)(相用バスバー係合凸部)
91d、91e ベース側係合部(相用バスバー非係合凸部)
100 モータ
101 動力端子(巻線接続端子)
102 中性点端子(巻線接続端子)

Claims (5)

  1. 回転軸に固定されるロータコアと、
    前記ロータコアに対向するように配置され、複数のティースを有するステータコアと、
    前記ステータコアの前記複数のティースに巻回される複数の巻線と、
    前記複数の巻線の末端に接続される複数の巻線接続端子と、
    前記複数の巻線接続端子に接続される円弧状または円環状の複数のバスバーと、
    前記複数のバスバーを積層した状態で保持するとともに、前記複数のバスバーのうちの少なくともいずれか1つに設けられたバスバー側係合部と係合するホルダー側係合部が設けられたバスバー用ホルダーと、を備え
    前記ホルダー側係合部は、回転軸方向の高さが互いに異なる複数の凸部を含み、
    前記複数の凸部のうちの少なくともいずれか1つは、前記複数のバスバーのうちの少なくともいずれか1つの前記バスバー側係合部と係合することによって、前記回転軸方向に突出しなくなるように構成されている、回転電機。
  2. 前記複数の凸部は、第1凸部、第2凸部および第3凸部を含むとともに、前記複数のバスバーは、第1凹部を有する第1相用バスバー、第2凹部を有する第2相用バスバーおよび第3凹部を有する第3相用バスバーを含み、
    前記第1凸部と前記第1凹部とが係合した状態で前記第1凸部が前記第1相用バスバーから突出しない状態になり、前記第2凸部と前記第2凹部とが係合した状態で前記第2凸部が前記第2相用バスバーから突出しない状態になり、前記第3凸部と前記第3凹部とが係合した状態で前記第3凸部が前記第3相用バスバーから突出しない状態になるように構成されている、請求項に記載の回転電機。
  3. 前記第1凸部、前記第2凸部、前記第3凸部の順に、前記回転軸方向の高さが大きくなるように構成され、
    前記バスバー用ホルダーの上部に、前記第1相用バスバー、前記第2相用バスバー、前記第3相用バスバーの順に設置するように構成されている、請求項に記載の回転電機。
  4. 前記第1凹部、前記第2凹部、前記第3凹部の順に凹部の数が多くなるように構されている、請求項またはに記載の回転電機。
  5. 前記バスバー用ホルダーは、前記第1相用バスバー、前記第2相用バスバーおよび前記第3相用バスバーとは係合しない相用バスバー非係合凸部をさらに含み、
    前記第1相用バスバー、前記第2相用バスバーおよび前記第3相用バスバーはそれぞれ、円弧状であるとともに、前記第1凸部と前記第1凹部、前記第2凸部と前記第2凹部、および前記第3凸部と前記第3凹部とがそれぞれ係合した状態で、前記相用バスバー非係合凸部の前記回転軸方向の高さは、前記第1相用バスバー、前記第2相用バスバーまたは前記第3相用バスバーのうちの少なくともいずれか1つの前記回転軸方向の下端面の前記回転軸方向の高さよりも大きくなるように構成されている、請求項のいずれか1項に記載の回転電機。
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