JP6638289B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートに現像剤像を転写するプロセス部と、現像剤像が転写されたシートに現像剤像を定着する定着部とを備えた画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムおよび転写ローラを有し、用紙などのシートに現像剤像を転写するプロセス部と、加熱ローラおよび加圧ローラを有し、シートに現像剤像を定着する定着部とを備えた画像形成装置が知られている。そして、このような画像形成装置として、例えば、特許文献1には、プロセス部と定着部との間の上側に設けられ、プロセス部と定着部との間を搬送されるシートの先端を定着部に向けてガイドするガイドプレートを備えるものが開示されている。
特開2013−76759号公報
ところで、前述したような構成の画像形成装置においては、シートの先端が加熱ローラと加圧ローラの間に入り、シートの後端が感光ドラムと転写ローラの間から出るときに、シート後端の幅方向両端部が上に跳ね上がるなどしてガイドプレートに近づくことがある。この場合に、シートの現像剤像が転写された部分がガイドプレートに接触すると、未定着の現像剤像が乱されて画質が低下する可能性がある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、画質の低下を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、像担持体および転写部を有し、像担持体と転写部との間の転写ニップ部においてシートに現像剤像を転写するプロセス部と、加熱部および加圧部を有し、加熱部と加圧部との間の定着ニップ部においてシートに現像剤像を定着する定着部と、プロセス部と定着部との間に設けられ、プロセス部と定着部との間を搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面するガイドとを備える。
ガイドは、第1ガイド面と、当該第1ガイド面の、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向両側に設けられた第2ガイド面とを有する。
第2ガイド面は、第1ガイド面よりも、転写ニップ部の搬送方向下流側の端と定着ニップ部の搬送方向上流側の端とを通る平面から離れる方向に後退した位置に設けられている。
このような構成によれば、プロセス部から搬出されたシートの後端の両端部がガイドに近づいたとしても、シート後端の両端部が、ガイドの幅方向両側に設けられた第2ガイド面に接触することを抑制することができる。これにより、未定着の現像剤像が乱されにくくなるので、画質の低下を抑制することができる。
本発明によれば、シート後端の両端部が第2ガイド面に接触することを抑制できるので、画質の低下を抑制することができる。
一実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 加熱ローラと加圧ローラを前側から見た図である。 ガイド付近の拡大断面図である。 ダクトを後側から見た斜視図(a)と、下側から見た斜視図(b)である。 ダクトを下側から見た図である。 ガイドを前側から見た断面図である。 定着装置を前側から見た図である。 第1ガイドリブと第1定着前リブを左側から見た図(a)と、第2ガイドリブと第2定着前リブを左側から見た図(b)である。 プロセスカートリッジを後側から見た斜視図である。 プロセスカートリッジの排出口から排出されている最中の用紙の後端を後側から見た図(a)と、排出口から排出された直後の用紙の後端を示す図(b)と、プロセスカートリッジと定着装置との間を搬送されている最中の用紙の後端を示す図(c)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分について説明する。
また、以下の説明において、方向は、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、シートの一例としての用紙Pの両面に画像形成が可能に構成されており、装置本体2内に、給紙部3と、画像形成部4と、排出部7と、反転部8とを主に備えている。
給紙部3は、画像形成部4に用紙Pを供給するための構成であり、装置本体2内の下部に設けられている。この給紙部3は、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、ピックアップローラ33と、分離ローラ34と、分離パッド35と、搬送ローラ36と、レジストレーションローラ37とから主に構成されている。
給紙トレイ31に載置された用紙Pは、用紙押圧板32によってピックアップローラ33に寄せられ、ピックアップローラ33によって実線で示す供給経路38に送り出される。送り出された用紙Pは、分離ローラ34と分離パッド35によって1枚ずつ分離され、搬送ローラ36によって搬送される。そして、用紙Pは、レジストレーションローラ37によって斜行を補正されて、画像形成部4に向けて搬送される。
画像形成部4は、給紙された用紙Pに画像を形成するための構成であり、給紙トレイ31の上方に設けられている。この画像形成部4は、露光装置40と、プロセス部の一例としてのプロセスカートリッジ50と、定着部の一例としての定着装置60とを主に備えている。
露光装置40は、装置本体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42と、反射鏡44とを主に備えている。レーザ発光部から出射された画像データに基づくレーザ光(一点鎖線参照)は、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44の順に反射または通過して、感光体ドラム51の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ50は、露光装置40の下方に配置され、装置本体2に設けられたフロントカバー22を開いたときにできる開口から装置本体2に対して着脱可能に構成されている。このプロセスカートリッジ50は、ドラムユニット50Aと、現像ユニット50Bとを備えている。ドラムユニット50Aは、像担持体の一例としての感光体ドラム51と、帯電器52と、転写部の一例としての転写ローラ53とを主に備えており、現像ユニット50Bは、現像ローラ54と、供給ローラ55と、現像剤の一例としてのトナーを収容するトナー収容部56とを主に備えている。
定着装置60は、プロセスカートリッジ50の後方に設けられ、加熱部の一例としての加熱ローラ61と、加熱ローラ61と対向配置されて加熱ローラ61を押圧する加圧部の一例としての加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61は、金属管から形成されており、図2に示すように、左右方向における両端部の外径が中央部の外径よりも大きくなっている。
図1に戻って、画像形成部4では、感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、露光装置40からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム51上に静電潜像が形成される。また、トナー収容部56内のトナーは、供給ローラ55を介して現像ローラ54に供給され、現像ローラ54上に担持される。
そして、現像ローラ54上に担持されたトナーが、感光体ドラム51上の静電潜像に供給されることで、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上に現像剤像の一例としてのトナー像が形成される。その後、給紙部3から供給された用紙Pが、感光体ドラム51と転写ローラ53の間を搬送されることで、感光体ドラム51と転写ローラ53との間の転写ニップ部N1において用紙Pに感光体ドラム51上のトナー像が転写される。次いで、用紙Pが加熱ローラ61と加圧ローラ62の間を搬送されることで、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間の定着ニップ部N2において用紙Pに転写されたトナー像が熱定着される。
排出部7は、トナー像が熱定着された用紙Pを装置本体2の外部に向けて搬送するための構成であり、搬送ローラ72と、排出ローラ73とを備えている。
排出経路71は、定着装置60から搬出される用紙Pが通過する経路である。
排出ローラ73は、排出経路71の出口付近に設けられており、公知の制御によって正逆回転可能に構成されている。詳細に、排出ローラ73は、正回転時に用紙Pを装置本体2の外部に向けて排出し、逆回転時に用紙Pを反転部8に搬送するように構成されている。
排出部7では、画像が形成されて画像形成部4から排出された用紙Pは、実線で示す排出経路71に沿って進路を後斜め上向きから前方に湾曲させながら排出ローラ73に向けて搬送される。そして、片面のみに画像を形成する場合や両面への画像形成が終了した場合には、用紙Pは、装置本体2の上部に配置された排紙トレイ21に排出される。
一方、両面に画像を形成する場合には、用紙Pは、まず正回転する排出ローラ73によって装置本体2の外部に向けて搬送される。そして、用紙Pの全体が装置本体2の外部に完全に排出される前に排出ローラ73が逆回転することで、再度装置本体2内に引き込まれ、破線で示す再搬送経路81に沿って反転部8に搬送される。
反転部8は、用紙Pの両面に画像を形成するときに、表裏が反転された用紙Pを再び画像形成部4に向けて搬送するための構成であり、再搬送ローラ82,83を備えている。
再搬送経路81は、定着装置60を通過してプロセスカートリッジ50に再搬送される用紙Pが通過する経路である。より詳細に、再搬送経路81は、排出経路71の後端付近から分岐し、下方に延び、進路を前方へ湾曲させて給紙トレイ31の上を後から前方に向けて延び、後側の再搬送ローラ82を通過して前側の再搬送ローラ83まで延びている。さらに、再搬送経路81は、前側の再搬送ローラ83から進路を上方へ湾曲させて供給経路38の合流位置にUターンして合流するように形成されている。
再搬送ローラ82,83は、再搬送経路81の前後方向に延びる部分に設けられており、定着装置60を通過した用紙Pをプロセスカートリッジ50に向けて再搬送経路81を通して再搬送するように構成されている。
反転部8では、排出ローラ73の逆回転によって搬送された用紙Pは、再搬送経路81を搬送され、再び供給経路38に送り出されて画像形成部4に搬送される。その後、用紙Pは、画像形成部4において裏面に画像が形成され、排出部7によって装置本体2の外部に排出されて排紙トレイ21上に載置される。
図3に示すように、レーザプリンタ1は、前述したプロセスカートリッジ50や定着装置60などの他、さらに、ダクト110と、ファン120と、裏面ガイド130と、ガイド140と、裏面ガイドリブ150と、定着前ガイド160と、第2定着前ガイド170とを備えている。
ここで、以下の説明においては、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間での用紙Pの搬送方向を単に「搬送方向」といい、搬送方向に直交する用紙Pの幅方向を単に「幅方向」というものとする。本実施形態において、「搬送方向」は、略前後方向に相当し、「幅方向」は、左右方向に相当する。
ダクト110は、幅方向に延びる筒状の部材であり、装置本体2内のプロセスカートリッジ50と定着装置60との間に設けられている。ダクト110は、その下端に、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の空間に向くように配置された吸引口111を有している。吸引口111は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の空気を取り込むための口であり、幅方向に長く延びている。また、ダクト110は、その上部の幅方向一方側、本実施形態では、具体的には右側にファン120に向いた排出口112を有している。
ファン120は、装置本体2内の空気を外部に排出する装置であり、装置本体2の右側の側壁に設けられている。レーザプリンタ1では、ファン120が駆動して装置本体2内の空気を外部に排出すると、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の空気がダクト110の吸引口111から吸い込まれ、ダクト110内を通って外部に排出される。これにより、定着装置60で発生した熱も外部に排出されることになるので、定着装置60で発生した熱がプロセスカートリッジ50に伝わるのを抑制することができるようになっている。
裏面ガイド130は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の用紙Pの搬送経路の下側の壁を構成するとともに、再搬送経路81の前後方向に延びる部分の上側の壁を構成する部材であり、装置本体2内で、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間のダクト110が配置された空間と、再搬送経路81との間に配置されている。裏面ガイド130は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間を搬送される用紙Pの下側に配置され、用紙Pのトナー像が転写された面とは反対側の下面に対面している。
裏面ガイド130は、ガイド本体131と、ガイド本体131を上側から覆うように配置され、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間を搬送される用紙Pを裏面ガイド130側に静電的に引き付ける板金132とを主に有している。
ガイド本体131および板金132には、再搬送経路81とダクト110とを連通する連通口131A,132Aが設けられている。詳細に、再搬送経路81のうち、ダクト110を挟んで搬送方向に並んで配置された再搬送ローラ82と再搬送ローラ83(図1参照)とに挟まれた部分と、ダクト110とは、連通口131A,132Aによって連通されている。連通口131A,132Aは、上下方向から見て互いに重ならないように、搬送方向にずれた位置に設けられている。また、図示は省略するが、連通口131A,132Aは、それぞれ、幅方向に並んで複数設けられている。
また、ガイド本体131の上面には、裏面ガイドリブ150が一体に設けられている。
裏面ガイドリブ150は、プロセスカートリッジ50から搬出される用紙Pを定着装置60の定着ニップ部N2に向けてガイドする部材であり、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間に配置されている。詳細に、裏面ガイドリブ150は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間を搬送される用紙Pの下側に配置され、用紙Pの下面およびガイド140に対面している。
裏面ガイドリブ150は、幅方向に並んで設けられた複数のリブであり、搬送方向に沿って延びる板状に形成されている。裏面ガイドリブ150は、用紙Pの下面に対面する上側の面が、用紙Pをガイドするガイド面151Aとなっている。ガイド面151Aは、幅方向から見て、搬送方向中央部が平面PLから離れる下方向に凹む略弧状の面として形成されている。
なお、図示は省略するが、板金132には、裏面ガイドリブ150を構成する複数のリブに対応する位置に、それぞれ1つのリブが挿通される複数のスリット孔が幅方向に並んで設けられている。
ガイド140は、プロセスカートリッジ50から搬出される用紙Pの先端を定着装置60の定着ニップ部N2に向けてガイドする部材であり、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間に設けられている。詳細に、ガイド140は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間を搬送される用紙Pの上側に配置され、用紙Pのトナー像が転写された上面に対面している。
図4(a),(b)に示すように、本実施形態において、ガイド140は、幅方向に並んで設けられた複数のリブである。具体的に、ガイド140は、幅方向中央に設けられた複数の第1ガイドリブ141と、第1ガイドリブ141の幅方向両側に設けられた複数の第2ガイドリブ142とを有している。第1ガイドリブ141および第2ガイドリブ142は、それぞれ、搬送方向に沿って延びる板状に形成されている。
第1ガイドリブ141および第2ガイドリブ142は、ダクト110の下端部に、ダクト110と一体に設けられている。そして、図5に示すように、第1ガイドリブ141および第2ガイドリブ142は、搬送方向と幅方向の両方に直交する方向、具体的には上下方向から見て、ダクト110の吸引口111を横断している。詳細に、第1ガイドリブ141および第2ガイドリブ142は、上下方向から見て、幅方向に延びる吸引口111に直交し、吸引口111と重なるように設けられている。
図6に示すように、第1ガイドリブ141は、用紙Pの上面に対面する下端によって構成される面が、プロセスカートリッジ50から定着装置60に向けて搬送される用紙Pの先端をガイドする第1ガイド面141Aとなっている。また、第2ガイドリブ142は、用紙Pの上面に対面する下端によって構成される面が、プロセスカートリッジ50から定着装置60に向けて搬送される用紙Pの先端をガイドする第2ガイド面142Aとなっている。第1ガイド面141Aおよび第2ガイド面142A、具体的には、第1ガイドリブ141の下端および第2ガイドリブ142の下端は、プロセスカートリッジ50から定着装置60に向けて搬送される用紙Pの先端が上方にカールしたときに、用紙Pの先端と接触して、用紙Pを定着装置60に案内する。第1ガイド面141Aは、幅方向中央に設けられ、第2ガイド面142Aは、第1ガイド面141Aの幅方向両側に設けられている。
第2ガイド面142Aを構成する第2ガイドリブ142同士の幅方向の間隔は、第1ガイド面141Aを構成する第1ガイドリブ141同士の幅方向の間隔よりも広くなっている。さらに説明すると、幅方向の第1の長さL1の範囲内に配置された第2ガイドリブ142の数は、幅方向の第1の長さL1の範囲内に配置された第1ガイドリブ141の数よりも少なくなっている。すなわち、第1ガイドリブ141は、第2ガイドリブ142よりも幅方向に密に設けられており、第2ガイドリブ142は、第1ガイドリブ141よりも幅方向に粗に設けられている。
第1ガイドリブ141および第2ガイドリブ142は、レーザプリンタ1で画像形成可能な用紙Pのうち幅方向の長さが最も大きい用紙Pの先端をガイドできるように、幅方向の長さが最も大きい用紙Pの幅方向の長さWLよりも若干小さい範囲にわたって設けられている。さらに説明すると、第1ガイド面141Aおよび第2ガイド面142Aの幅方向の長さ、本実施形態においては、具体的には、最も幅方向外側に配置された第2ガイドリブ142の幅方向外側の端同士の間隔W2は、幅方向の長さが最も大きい用紙Pの幅方向の長さWLよりも若干短くなるように設けられている。
一方、第1ガイドリブ141は、レーザプリンタ1で画像形成可能な用紙Pのうち幅方向の長さが最も小さい用紙Pの幅方向の長さWSよりも若干大きい範囲にわたって設けられている。さらに説明すると、第1ガイド面141Aの幅方向の長さ、本実施形態においては、具体的には、最も幅方向外側に配置された第1ガイドリブ141の幅方向外側の端同士の間隔W1は、幅方向の長さが最も小さい用紙Pの幅方向の長さWSよりも若干長くなるように設けられている。これにより、幅方向の長さが最も小さい用紙Pの先端が上方にカールしたときには、当該用紙Pの先端は、第1ガイドリブ141の第1ガイド面141Aのみでガイドされることとなる。
ここで、図1に示すように、給紙トレイ31には、幅方向に対向する一対のシートガイド31A(一方のみ図示)が設けられている。シートガイド31Aは、公知の機構により、一方を他方に近づけるように移動させることで他方が連動して一方に近づくように移動し、一方を他方から遠ざけるように移動させることで他方が連動して一方から遠ざかるように移動する構成となっている。そして、前述したレーザプリンタ1で画像形成可能な用紙Pのうち幅方向の長さが最も大きい用紙Pとは、シートガイド31Aの間隔を最大としたときに給紙トレイ31にセットされる用紙Pのことを意味する。また、レーザプリンタ1で画像形成可能な用紙Pのうち幅方向の長さが最も小さい用紙Pとは、シートガイド31Aの間隔を最小としたときに給紙トレイ31にセットされる用紙Pのことを意味する。
なお、本実施形態のレーザプリンタ1においては、幅方向の長さが最も大きい用紙Pとしては、A4サイズ(210mm×297mm)やレターサイズ(約216mm×279mm)の用紙などを例示することができる。本実施形態のレーザプリンタ1では、幅方向の長さが最も大きい用紙Pの短辺を幅方向として搬送する。また、幅方向の長さが最も小さい用紙Pとしては、はがきサイズ(一例として100mm×148mm)の用紙などを例示することができる。
図3に示すように、転写ニップ部N1の搬送方向下流側の端の幅方向中央と、定着ニップ部N2の搬送方向上流側の端の幅方向中央とを通る一点鎖線で示す平面をPLとしたとき、図6に示すように、第2ガイドリブ142の下端と平面PLとの距離S2は、第1ガイドリブ141の下端と平面PLとの距離S1よりも大きくなっている。そのため、第2ガイド面142Aは、第1ガイド面141Aよりも、平面PLから離れる上方向に後退した位置に設けられている。言い換えると、第2ガイド面142Aは、第1ガイド面141Aよりも、平面PLから遠い位置に設けられている。
図3に示すように、定着前ガイド160は、ガイド140によってガイドされてきた用紙Pの先端を定着ニップ部N2に向けてガイドする部材であり、ガイド140と定着ニップ部N2との間に設けられている。詳細に、定着前ガイド160は、定着ニップ部N2に向けて搬送される用紙Pの上側に配置され、ガイド140と同様に、用紙Pの上面に対面している。
図7に示すように、本実施形態において、定着前ガイド160は、幅方向に並んで設けられた複数のリブである。具体的に、定着前ガイド160は、幅方向中央に設けられた複数の第1定着前リブ161と、第1定着前リブ161の幅方向両側に設けられた複数の第2定着前リブ162とを有している。第1定着前リブ161および第2定着前リブ162は、それぞれ、搬送方向に沿って延びる板状に形成されている。
第1定着前リブ161および第2定着前リブ162は、加熱ローラ61や加圧ローラ62を支持する、定着装置60のフレーム63に設けられている。
第2定着前リブ162同士の幅方向の間隔は、第1定着前リブ161同士の幅方向の間隔よりも狭くなっている。さらに説明すると、幅方向の第2の長さL2の範囲内に配置された第2定着前リブ162の数は、幅方向の第2の長さL2の範囲内に配置された第1定着前リブ161の数よりも多くなっている。すなわち、第1定着前リブ161は、第2定着前リブ162よりも幅方向に粗に設けられており、第2定着前リブ162は、第1定着前リブ161よりも幅方向に密に設けられている。
第1定着前リブ161および第2定着前リブ162は、レーザプリンタ1で画像形成可能な用紙Pのうち幅方向の長さが最も大きい用紙Pの先端をガイドできるように、幅方向の長さが最も大きい用紙Pの幅方向の長さよりも若干小さい範囲にわたって設けられている。
図8(a)に示すように、第1定着前リブ161は、用紙Pの上面に対面する下側の面が、用紙Pの先端をガイドする第1定着前ガイド面161Aとなっている。第1定着前ガイド面161Aは、幅方向から見て、第1ガイド面141Aの搬送方向下流側に設けられている。
第1定着前ガイド面161Aは、その搬送方向上流側の端部161Bが、第1ガイド面141Aの搬送方向下流側の端部141Cよりも平面PLから離れる方向に後退した位置に配置され、端部161Bから搬送方向下流側にいくにしたがって平面PLに近づいていき、定着ニップ部N2に向かうように延びている。一方、第1ガイド面141Aは、搬送方向上流側の端部141Bから、搬送方向下流側の端部141Cにいくにしたがって平面PLに近づくように、平面PLに対して傾斜して延びている。
また、図8(b)に示すように、第2定着前リブ162は、用紙Pの上面に対面する下側の面が、定着ニップ部N2に向けて搬送される用紙Pの先端をガイドする第2定着前ガイド面162Aとなっている。第2定着前ガイド面162Aは、幅方向から見て、第2ガイド面142Aの搬送方向下流側に設けられている。
第2定着前ガイド面162Aは、その搬送方向上流側の端部162Bが、第2ガイド面142Aの搬送方向下流側の端部142Cよりも平面PLから離れる方向に後退した位置に配置され、端部162Bから搬送方向下流側にいくにしたがって平面PLに近づいていき、定着ニップ部N2に向かうように延びている。一方、第2ガイド面142Aは、搬送方向上流側の端部142Bから、搬送方向下流側の端部142Cにいくにしたがって平面PLに近づくように、平面PLに対して傾斜して延びている。
図3に示すように、第2定着前ガイド170は、用紙Pを定着ニップ部N2に向けてガイドする部材であり、裏面ガイドリブ150と定着ニップ部N2との間に設けられている。詳細に、第2定着前ガイド170は、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間を搬送される用紙Pの下側に配置され、用紙Pの下面および定着前ガイド160に対面している。
本実施形態において、第2定着前ガイド170は、幅方向に並んで設けられた複数のリブであり(図7参照)、定着装置60のフレーム63に設けられている。第2定着前ガイド170を構成する各リブは、搬送方向に沿って延びる板状に形成されている。第2定着前ガイド170は、用紙Pの下面に対面する上側の面が、用紙Pをガイドするガイド面171Aとなっている。ガイド面171Aは、幅方向から見て、搬送方向中央部が下方向に凹む略弧状の面として形成され、定着ニップ部N2に向けて延びている。
図9に示すように、プロセスカートリッジ50を構成するドラムユニット50Aは、その後部に、転写ニップ部N1から搬出される用紙Pを当該プロセスカートリッジ50の外部に排出するための排出口57と、左右一対の端部ガイド58とを有している。
端部ガイド58は、図10(a)に示すように、転写ニップ部N1から排出される用紙Pの幅方向両端部の上側へのカールを押さえる部材であり、排出口57の上側の縁に設けられている。詳細に、排出口57の上側の縁は、幅方向中央部が幅方向に略平行に形成され、幅方向両端部に端部ガイド58が設けられている。端部ガイド58は、幅方向内側から外側にいくにしたがって平面PLに近づくように傾斜している。
次に、レーザプリンタ1のガイド140の作用について説明する。
図2に示したように、加熱ローラ61は、幅方向両端部の外径が中央部の外径よりも大きいので、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を搬送される用紙Pは、両端部の搬送速度が中央部の搬送速度よりも速くなる。
これにより、用紙Pは、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を搬送されながら、図10(b)に示すように、その後端が感光体ドラム51と転写ローラ53との間、より詳細には排出口57から出るときに、後端の両端部がガイド140が配置された上側に跳ね上がることがある。このような両端部の跳ね上がりは、サイズの大きい、特に薄い紙で起こりやすい。
前述した従来技術では、用紙後端の跳ね上がった両端部がガイドプレートに接触することがあり、特に、トナー像が転写された部分がガイドプレートに接触すると、未定着のトナー像がガイドプレートに擦れることで乱され、画質が低下する可能性があった。
一方、本実施形態のレーザプリンタ1では、図10(c)に示すように、ガイド140の第2ガイド面142Aが第1ガイド面141Aよりも平面PLから上側に離れる方向に後退した位置に設けられているので、用紙Pの後端の跳ね上がった両端部が第2ガイド面142A、具体的には、第2ガイドリブ142の下端に接触することを抑制することができる。
以上説明した本実施形態によれば、前述したとおり、プロセスカートリッジ50から搬出された用紙Pの後端の両端部が跳ね上がってガイド140に近づいたとしても、用紙P後端の両端部が、ガイド140の幅方向両側に設けられた第2ガイド面142Aに接触することを抑制することができる。これにより、未定着のトナー像が乱されにくくなるので、画質の低下を抑制することができる。
また、ガイド140が複数のリブであるので、用紙Pとガイド140との接触面積を小さくすることができる。これにより、用紙Pの搬送抵抗が小さくなるので、用紙Pの先端を定着ニップ部N2に向けてスムーズにガイドすることができる。また、仮に、跳ね上がった用紙P後端の両端部が第2ガイド面142Aに接触したとしても、用紙Pとガイド140との接触面積を小さいことで、用紙P後端のトナー像が転写された部分と第2ガイド面142Aとの接触を抑制することができる。これにより、用紙P後端の両端部と第2ガイド面142Aとが接触した場合であっても、画質の低下を抑制することができる。
また、ガイド140は、第2ガイドリブ142が第1ガイドリブ141よりも幅方向に粗に設けられているので、用紙Pと第2ガイド面142Aとの接触面積をより小さくすることができる。これにより、用紙Pの先端を定着ニップ部N2に向けてよりスムーズにガイドすることができる。また、跳ね上がった用紙P後端の両端部が第2ガイド面142Aに接触したとしても、用紙P後端のトナー像が転写された部分と第2ガイド面142Aとの接触をより抑制することができる。
また、図6に示したように、第1ガイド面141Aの幅方向の長さW1が幅方向の長さが最も小さい用紙Pの幅方向の長さWSよりも長いので、後端の両端部が跳ね上がりにくいサイズの小さい用紙Pの先端を、第2ガイド面142Aよりも平面PLに近い第1ガイド面141Aによって良好にガイドすることができる。
また、図5に示したように、ガイド140が上下方向から見て吸引口111を横断するように設けられているので、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の空気の吸引を妨げることなく、ガイド140を構成することができる。言い換えると、ガイド140を設けても、プロセスカートリッジ50と定着装置60との間の空気を良好に排出することができる。
また、図3に示したように、裏面ガイド130に再搬送経路81とダクト110とを連通する連通口131A,132Aが設けられているので、再搬送経路81内の空気を、連通口131A,132Aを通してダクト110から排出することができる。これにより、定着装置60を通過した後に、再搬送経路81内を搬送される加熱された用紙Pを冷却することができるので、例えば、画像形成後の用紙Pのカールを抑制することができる。
また、ガイド140とは別に定着前ガイド160を備え、ガイド140と定着前ガイド160が別々に設けられているので、ガイド140と定着前ガイド160をそれぞれの機能に応じて最適な構成とすることができる。これにより、用紙Pの先端を定着ニップ部N2に良好にガイドすることができる。
また、定着前ガイド160が複数のリブであるので、用紙Pと定着前ガイド160との接触面積を小さくすることができる。これにより、用紙Pの搬送抵抗が小さくなるので、用紙Pの先端を定着ニップ部N2に向けてスムーズにガイドすることができる。
また、図7に示したように、定着前ガイド160は、第2定着前リブ162が第1定着前リブ161よりも幅方向に密に設けられているので、第2定着前リブ162によって用紙P先端の両端部を押さえながら、用紙Pを定着ニップ部N2に導くことができる。これにより、例えば、用紙Pの両端部が全体的にカールしているような場合でも、定着ニップ部N2に用紙Pを良好に誘い込むことができる。
また、図8に示したように、第1定着前ガイド面161Aの端部161Bが第1ガイド面141Aの端部141Cよりも平面PLから離れる方向に後退した位置に配置され、第2定着前ガイド面162Aの端部162Bが第2ガイド面142Aの端部142Cよりも平面PLから離れる方向に後退した位置に配置されているので、ガイド140と定着前ガイド160が別々に設けられている構成において、用紙Pの先端が定着前ガイド160の端部161B,162Bに引っ掛かりにくくなる。これにより、用紙Pをガイド140から定着前ガイド160へ良好にガイドすることができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、図6に示したように、複数の第1ガイド面141Aおよび第2ガイド面142Aが左右方向に平行な面として形成されていたが、これに限定されるものではない。図6を参考にして説明すると、第2ガイド面は、幅方向外側にいくにしたがって徐々に平面PLから離れる方向に後退するように設けられていてもよい。また、第1ガイド面は、幅方向中央から外側にいくにしたがって徐々に平面PLから離れる方向に後退するように設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、ガイド140は、第1ガイドリブ141が第2ガイドリブ142よりも幅方向に密に設けられ、第2ガイドリブ142が第1ガイドリブ141よりも幅方向に粗に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、ガイドを構成する複数のリブは、リブ同士の幅方向の間隔が等間隔となるように設けられていてもよい。定着前ガイドについても同様である。
また、前記実施形態では、ガイド140や定着前ガイド160が複数のリブから構成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、ガイドや定着前ガイドは、用紙の先端を面でガイドする面状のガイドなどであってもよい。
また、前記実施形態では、ガイド140と定着前ガイド160が別々に設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、図8を参考にして説明すると、ガイドは、前記実施形態のガイド140と定着前ガイド160とをつなげて一体としたような構成であってもよい。
また、前記実施形態では、プロセス部として、プロセスカートリッジ50を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、プロセス部は、用紙の搬送方向に並んで配置された複数の感光体ドラムおよび複数の転写ローラを備える構成であってもよい。この場合、ガイドの第2ガイド面は、第1ガイド面よりも、用紙の搬送方向における最も後側の転写ニップ部の搬送方向下流側の端と、定着ニップ部の搬送方向上流側の端とを通る平面から離れる方向に後退した位置に設ける構成とすることができる。
また、前記実施形態では、像担持体として感光体ドラム51を例示し、転写部として転写ローラ53を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、像担持体は、ドラム状の中間転写体であってもよいし、ベルト状の感光体や中間転写体であってもよい。
また、前記実施形態では、定着部として、加熱部の一例としての加熱ローラ61と、加圧部の一例としての加圧ローラ62とを有する定着装置60を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、定着部は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されて加圧ローラとの間でエンドレスベルトを挟むニップ部材とを有する加熱部を備えた定着装置などであってもよい。
また、前記実施形態では、画像形成装置として、モノクロ画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、カラー画像を形成するプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。また、画像形成装置は、再搬送ローラ82,83(反転部8)を備えない構成であってもよい。また、画像形成装置は、ダクト110やファン120を備えない構成であってもよい。
また、前記実施形態では、シートとして用紙Pを例示したが、これに限定されず、例えば、OHPシートなどであってもよい。
1 レーザプリンタ
51 感光体ドラム
53 転写ローラ
60 定着装置
61 加熱ローラ
62 加圧ローラ
110 ダクト
111 吸引口
140 ガイド
141 第1ガイドリブ
141A 第1ガイド面
142 第2ガイドリブ
142A 第2ガイド面
N1 転写ニップ部
N2 定着ニップ部
P 用紙
PL 平面

Claims (10)

  1. 像担持体と、転写部とを有し、前記像担持体と前記転写部との間の転写ニップ部においてシートに現像剤像を転写するプロセス部と、
    加熱部と、加圧部とを有し、前記加熱部と前記加圧部との間の定着ニップ部においてシートに現像剤像を定着する定着部と、
    前記プロセス部と前記定着部との間に設けられ、前記プロセス部と前記定着部との間を搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面するガイドと、を備え、
    前記ガイドは、第1ガイド面と、当該第1ガイド面の、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向両側に設けられた第2ガイド面とを有し、
    前記第2ガイド面は、前記第1ガイド面よりも、前記転写ニップ部の前記搬送方向下流側の端の前記幅方向中央と前記定着ニップ部の前記搬送方向上流側の端の前記幅方向中央とを通る前記幅方向に平行な平面から離れる方向に後退した位置に設けられ
    前記ガイドは、前記幅方向に並んで設けられた、前記搬送方向に沿って延びる複数のリブであり、前記第2ガイド面を構成するリブ同士の前記幅方向の間隔が、前記第1ガイド面を構成するリブ同士の前記幅方向の間隔よりも広いことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1ガイド面の前記幅方向の長さは、画像形成可能なシートのうち前記幅方向の長さが最も小さいシートの当該長さよりも長いことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記プロセス部と前記定着部との間に配置された前記幅方向に延びる吸引口を有するダクトを備え、
    前記ガイドは、前記搬送方向と前記幅方向の両方に直交する方向から見て、前記吸引口を横断していることを特徴とする請求項または請求項に記載の画像形成装置。
  4. 像担持体と、転写部とを有し、前記像担持体と前記転写部との間の転写ニップ部においてシートに現像剤像を転写するプロセス部と、
    加熱部と、加圧部とを有し、前記加熱部と前記加圧部との間の定着ニップ部においてシートに現像剤像を定着する定着部と、
    前記プロセス部と前記定着部との間に設けられ、前記プロセス部と前記定着部との間を搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面するガイドと、
    前記プロセス部と前記定着部との間に配置された、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向に延びる吸引口を有するダクトと、を備え、
    前記ガイドは、第1ガイド面と、当該第1ガイド面の前記幅方向両側に設けられた第2ガイド面とを有し、
    前記第2ガイド面は、前記第1ガイド面よりも、前記転写ニップ部の前記搬送方向下流側の端の前記幅方向中央と前記定着ニップ部の前記搬送方向上流側の端の前記幅方向中央とを通る前記幅方向に平行な平面から離れる方向に後退した位置に設けられ
    前記ガイドは、前記幅方向に並んで設けられた、前記搬送方向に沿って延びる複数のリブであり、前記搬送方向と前記幅方向の両方に直交する方向から見て、前記吸引口を横断していることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記プロセス部と前記定着部との間を搬送されるシートの現像剤像が形成された面とは反対側の面に対面する裏面ガイドと、
    前記定着部を通過したシートを前記プロセス部に再搬送経路を通して再搬送する再搬送ローラと、を備え、
    前記裏面ガイドには、前記再搬送経路と前記ダクトとを連通する連通口が設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ガイドと前記定着ニップ部との間に設けられた、前記定着ニップ部に向けて搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面する定着前ガイドを備えることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着前ガイドは、前記幅方向に並んで設けられた、前記搬送方向に沿って延びる複数のリブであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記定着前ガイドは、複数の第1定着前リブと、当該第1定着前リブの前記幅方向両側に設けられた複数の第2定着前リブとを含み、前記第2定着前リブ同士の前記幅方向の間隔が、前記第1定着前リブ同士の前記幅方向の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 像担持体と、転写部とを有し、前記像担持体と前記転写部との間の転写ニップ部においてシートに現像剤像を転写するプロセス部と、
    加熱部と、加圧部とを有し、前記加熱部と前記加圧部との間の定着ニップ部においてシートに現像剤像を定着する定着部と、
    前記プロセス部と前記定着部との間に設けられ、前記プロセス部と前記定着部との間を搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面するガイドと、
    前記ガイドと前記定着ニップ部との間に設けられた、前記定着ニップ部に向けて搬送されるシートの現像剤像が転写された面に対面する定着前ガイドと、を備え、
    前記ガイドは、第1ガイド面と、当該第1ガイド面の、シートの搬送方向に直交するシートの幅方向両側に設けられた第2ガイド面とを有し、
    前記第2ガイド面は、前記第1ガイド面よりも、前記転写ニップ部の前記搬送方向下流側の端の前記幅方向中央と前記定着ニップ部の前記搬送方向上流側の端の前記幅方向中央とを通る前記幅方向に平行な平面から離れる方向に後退した位置に設けられ
    前記定着前ガイドは、前記幅方向に並んで設けられた、前記搬送方向に沿って延びる複数のリブであり、複数の第1定着前リブと、当該第1定着前リブの前記幅方向両側に設けられた複数の第2定着前リブとを含み、前記第2定着前リブ同士の前記幅方向の間隔が、前記第1定着前リブ同士の前記幅方向の間隔よりも狭いことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記定着前ガイドは、前記第1ガイド面の前記搬送方向下流側に設けられた第1定着前ガイド面と、前記第2ガイド面の前記搬送方向下流側に設けられた第2定着前ガイド面とを有し、
    前記第1定着前ガイド面の前記搬送方向上流側の端部は、前記第1ガイド面の前記搬送方向下流側の端部よりも、前記平面から離れる方向に後退した位置に配置され、
    前記第2定着前ガイド面の前記搬送方向上流側の端部は、前記第2ガイド面の前記搬送方向下流側の端部よりも、前記平面から離れる方向に後退した位置に配置されていることを特徴とする請求項から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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