JP6637839B2 - 故障診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載機器の診断を行う故障診断装置に関する。
以前より、エンジンの回転速度等に合わせて吸気弁の動作タイミングを変化させる可変バルブタイミング機構を備えた車両がある。可変バルブタイミング機構は、油圧制御弁による進角室と遅角室とへの油圧の振り分けによって、インテークカム軸に対するタイミングプーリの固定位置を回転方向に変化させる。これにより、エンジンの吸気弁の動作タイミングが変化する。
また、車載機器の診断を行う車載故障診断装置(OBD:on-board diagnosis)を備えた車両も一般的である。車載故障診断装置の診断対象には、可変バルブタイミング機構の油圧制御弁が含まれる場合がある。診断対象を油圧制御弁とした場合、通常、車載故障診断装置は、クランク軸の回転角とインテークカム軸の回転角とから可変バルブタイミング機構の作動量を検出し、この検出値と目標値との偏差から油圧制御弁の故障診断を行う。
ところで、車載機器の中にはクリーニング機能を有するものがある。一般に、可変バルブタイミング機構の油圧制御弁は、クリーニング機能を有する車載機器に該当し、スプール弁を大きなストロークで動かしてスプール弁とハウジングとの間に混入した異物を排出する機能を備える。
また、従来、油圧制御弁のクリーニング技術について、幾つか提案されている。例えば特許文献1には、作動油の供給状態が低圧状態である場合にクリーニング処理を行うことが示されている。また、特許文献2には、油圧制御弁の所定開度以下に絞っている状態が所定時間以上継続したときにクリーニング条件を成立とすることが示されている。特許文献3には、油圧制御弁の制御デューティが設定範囲外となる継続時間が所定時間以上経過した場合にクリーニングモードで運転することが示されている。
特開2009−270487号公報 特開2005−299676号公報 特開2003−222034号公報
上述した可変バルブタイミング機構の油圧制御弁のように、クリーニング機能を有する車載機器が、車載故障診断装置の診断対象となる場合がある。
しかしながら、従来の車載故障診断装置では、このような場合でも、車載機器のクリーニング機能と車載機器の診断とを連携させて行うことがなかった。クリーニング機能と診断機能との連携がないと、例えばクリーニングにより車載機器の異常から復旧できる場合でも、クリーニングが実施されないために故障と診断されてしまうという課題が生じる。
本発明は、クリーニング機能による復旧作用を活用して不要な故障の診断を少なくできる故障診断装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の故障診断装置は、
車載機器の診断と前記車載機器のクリーニングの制御とを行う制御部と、
前記車載機器の作用により変化する物理量の検出を行う検出部と、
を備え、
前記制御部は、前記検出部の検出値を用いて算出される診断パラメータと同じパラメータに基づいて前記クリーニングの要否を判定し、前記検出部の検出値を用いて算出される前記診断パラメータに基づいて前記車載機器の診断を行い、前記診断の結果から前記クリーニングが必要と判定した場合に、前記診断の周期以外で、車両の運転状態に基づいて前記クリーニングを実施し、実施後に前記クリーニングの実施回数を加算し、かつ、前記診断パラメータと前記クリーニングの実施回数とに基づいて前記車載機器の故障を判定することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1記載の故障診断装置において、
前記車載機器は、可変バルブタイミング機構を制御する油圧制御弁であり、
前記検出部はクランク軸とインテークカム軸との回転角の差を検出することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の故障診断装置において、
前記診断パラメータは、前記物理量の検出値と目標値との偏差に関するパラメータであることを特徴としている。
本発明によれば、クリーニング機能による復旧作用を活用して不要な故障の診断を少なくすることができる。
本発明の実施形態の可変バルブタイミング機構、油圧制御弁、および制御装置を示す構成図である。 ECUにより実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の可変バルブタイミング機構、油圧制御弁、および制御装置を示す構成図である。図1において、制御装置30は、本発明に係る故障診断装置の一例に相当し、油圧制御弁(OCV:oil control valve)20は、本発明に係る車載機器の一例に相当する。また、可変バルブタイミング機構10は、油圧制御弁20の作用によって駆動する機構である。続いて、これらの詳細について説明する。
可変バルブタイミング機構10は、クランク軸の回転角とインテークカム軸3の回転角との差を連続的に変化させて、エンジンの吸気弁の動作タイミングを変化させる機構である。可変バルブタイミング機構10は、油圧が加えられる進角室131および遅角室132を有し、これらの油圧の変化によってインテークカム軸3に対するタイミングプーリ2の固定位置を回転方向に変化させる。なお、クランク軸の回転角とインテークカム軸3の回転角との差とは、クランク軸とインテークカム軸3との回転位相差と言い換えてもよい。
図1の可変バルブタイミング機構10は、詳細にはベーンロータ方式を採用した一例であり、ベーンロータ14と、油圧室13を有するハウジング12とを備える。ベーンロータ14は回動可能にハウジング12に収容され、ベーンロータ14のベーン141が油圧室13に配置される。ベーン141で仕切られた油圧室13の一方が進角室131となり、他方が遅角室132となる。ベーンロータ14はインテークカム軸3と回転トルクを伝達可能に連結されている。ハウジング12はタイミングプーリ2に固定されている。このような構成により、進角室131と遅角室132とに油圧が振り分けられることで、ベーンロータ14がハウジング12に対して相対的に回動し、これによりインテークカム軸3に対するタイミングプーリ2の固定位置が回転方向に変化する。
油圧制御弁20は、油圧によって可変バルブタイミング機構10を駆動する車載機器である。油圧制御弁20は、ハウジング21、スプール弁22、および電磁アクチュエータ23を備える。ハウジング21には、オイルポンプ40からオイルが供給される供給口211と、可変バルブタイミング機構10へオイルを出力する2つの送出口212、213と、オイルを排出するドレン口214とが設けられている。2つの送出口212、213は、それぞれ油通路26、27を介して可変バルブタイミング機構10の進角室131と遅角室132とに連通している。スプール弁22は電磁アクチュエータ23の動作によりハウジング21内を移動して、2つの送出口212、213の開度を変化させる。これらの開度の変化により、油圧制御弁20の油圧の振り分けが行われる。
制御装置30は、制御部としてのECU(electronic control unit)31と、インテークカム軸の回転角を検出するカム位置センサ32と、クランク軸の回転角を検出するクランク角センサ33とを備えている。カム位置センサ32とクランク角センサ33とは本発明に係る検出部の一例に相当する。
ECU31は、油圧制御弁20の駆動制御に加えて、油圧制御弁20の診断と、油圧制御弁20のクリーニング制御とを行う。ECU31には、他のECUから、エンジン回転速度、スロットルポジション、およびキースイッチの開閉状態などの運転状態情報が入力される。なお、ECU31はエンジンコントロールユニットであってもよい。また、運転状態情報はセンサ等からECU31へ直接に入力される構成としてもよい。
続いて、ECU31により実行される制御処理について説明する。図2は、ECUにより実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。
この制御処理は、例えばエンジン稼動中に実行される。この制御処理が開始されると、ECU31は、先ず、油圧制御弁20の駆動制御を行う(ステップS1)。ステップS1の処理は、図2の制御処理中、ループ処理により繰り返し実行され、この繰り返しの処理により油圧制御弁20のデューティ制御が実現される。デューティ制御とは、エンジンの1サイクル毎或いは1単位時間毎に駆動信号のオン/オフの割合が調整され、エンジンの1サイクル毎或いは1単位時間毎に駆動信号を出力する制御を意味する。デューティ制御において、ECU31は、可変バルブタイミング機構10の現在の作動量を表わす検出値と、可変バルブタイミング機構10の次のサイクルの作動量を表わす目標値とに基づいて、駆動信号のデューティ比を決定する。可変バルブタイミング機構10の作動量は、カム位置センサ32およびクランク角センサ33の両出力から算出される。デューティ比が決定されると、ECU31は、この駆動信号を油圧制御弁20へ出力する。
1回の駆動制御が終わると、次に、ECU31は、現在のタイミングが診断周期であるか否かを判別し(ステップS2)、診断周期であればステップS8へ処理を移行し、診断周期でなければステップS3へ処理を移行する。
その結果、診断周期と判定された場合には、ECU31は、油圧制御弁20の診断処理を行う(ステップS8)。診断処理では、ECU31は、診断周期内の各サイクルにおける可変バルブタイミング機構10の作動量と目標値との偏差を算出する。さらに、ECU31は、これらの偏差から診断パラメータを算出し、この診断パラメータを閾値と比較して油圧制御弁20の診断を行う。診断パラメータとしては、診断周期内の各サイクルの偏差、診断周期内で偏差が閾値を超過した時間、或いは、診断周期内の各サイクルの偏差の積算値等を採用できる。
診断処理を終えると、ECU31は、診断処理の結果が異常か正常か判定する(ステップS9)。その結果、正常であれば、ECU31は正常時の制御処理を行う(ステップS10)。正常時の制御処理には、後述するクリーニング要求フラグがセットされていた場合に、これを解除する処理が含まれていてもよい。正常時の制御処理を行ったら、ECU31は、ステップS1へ処理を戻す。
ステップS9の判定処理で異常と判定された場合、ECU31はクリーニング実施回数を判定する(ステップS11)。クリーニング実施回数は、後述するステップS7でECU31により計数される。計数されたクリーニング実施回数は、例えば車両のキースイッチがオフされてもリセットされずにECU31内に保持されるように構成されている。
なお、計数されたクリーニング実施回数は、例えば外部からECU31へのリセット操作によってリセットされる構成とし、油圧制御弁20がメンテナンスされた際にこのようなリセット操作が行われるようにするとよい。または、車両のバッテリーが外された際に、計数されたクリーニング実施回数がリセットされるように構成されてもよい。
ステップS11の判定の結果、クリーニング実施回数が閾値以上(例えば2回以上)であれば、ECU31は、油圧制御弁20の故障と判定し、例えば油圧制御弁20の故障の報知を行うなどの故障処理を行って(ステップS12)、この制御処理を終了する。
つまり、ECU31は、診断パラメータに基づいて油圧制御弁20の診断を行い(ステップS8)、診断結果が異常で、クリーニング実施回数が閾値以上である場合に、油圧制御弁20が故障と判定している。
一方、ステップS11の判定の結果、クリーニング実施回数が閾値未満であれば、ECU31は、油圧制御弁20のクリーニングの要求を表わすクリーニング要求フラグをセットする(ステップS13)。
つまり、ECU31は、診断パラメータに基づいて油圧制御弁20の診断を行い(ステップS8)、診断結果が異常で、クリーニング実施回数が閾値未満である場合に、クリーニングが必要であると判断し、それ以外の場合にクリーニングが不要と判断している。言い換えれば、ECU31は、診断パラメータとクリーニング実施回数とに基づいてクリーニングの要否を判定している。
前述したステップS2の判別処理で診断周期でないと判別されると、次に、ECU31は、クリーニング要求フラグがセットされているか否かを判別する(ステップS3)。その結果、このフラグがセットされていなければ、ECU31は、処理をステップS1に戻す。
一方、クリーニング要求フラグがセットされていれば、ECU31は、運転状況情報から、クリーニングを実施できる運転条件を満たしているか否かを判定する(ステップS4)。ここでは、クリーニングを実施できる要件として、可変バルブタイミング機構10のクリーニング動作がエンジンの燃焼に影響を与えない、或いはこの影響が少なくなる運転状態を採用すればよい。具体的には、減速時の燃料カット中、並びに、キースイッチがオフされてから電磁アクチュエータ23の電源が停止されるまでのディレイ期間中などを、クリーニングの実施を許可する要件とすることができる。
ステップS4の判定の結果、クリーニングを実施できる運転条件でなければ(ステップS4の「NG」)、ECU31は処理をステップS1へ戻す。一方、クリーニングを実施できる運転条件であれば(ステップS4の「OK」)、ECU31は油圧制御弁20のクリーニングを実施する(ステップS5)。クリーニングは、例えば、スプール弁22を大きなストロークで動かすことで実施される。クリーニングは、オイルポンプ40による油圧の供給が有っても無くても実施できる。
このように、ステップS9〜S13の処理によりクリーニング要求フラグがセットされた場合には、ステップS3〜S5の処理により、クリーニングに適した運転状況で、油圧制御弁20がクリーニングされるようになっている。
クリーニングを実施したら、続いて、ECU31は、クリーニング要求フラグを解除し(ステップS6)、クリーニング実施回数の計数を行って(ステップS7)、処理をステップS1へ戻す。
上記のような制御処理によって、互いに連携した油圧制御弁20の診断処理とクリーニングの制御とが、油圧制御弁20の駆動制御に加えて実現される。
以上のように、本実施形態に係る故障診断装置(制御装置30)によれば、油圧制御弁20のクリーニングの要否の判定と、油圧制御弁20の診断とが、同じ診断パラメータに基づいて行われる。よって、油圧制御弁20の故障診断とクリーニング制御の連携が図られ、クリーニングによる復旧作用を活用して不要な故障の診断を少なくすることができる。
また、本実施形態の故障診断装置(制御装置30)によれば、油圧制御弁20のクリーニングが必要と判定された後、車両の運転状態に基づいてクリーニングが実施される。従って、クリーニングの動作がエンジンの燃焼処理に弊害を与えてしまうような状況を回避することができる。
また、本実施形態においては、診断およびクリーニングの対象が可変バルブタイミング機構10を制御する油圧制御弁20であり、ECU31はクランク軸とインテークカム軸3との回転角の差を検出する。そして、これらの検出値を用いて診断パラメータが算出される。従って、ECU31は、この診断パラメータを用いることで、容易に油圧制御弁20の診断を行うことができ、さらに、診断と連携して適正なクリーニングの要否の判定を行うことができる。
さらに、本実施形態の故障診断装置(制御装置30)によれば、診断パラメータとして、上記回転角の差の検出値と目標値との偏差に関するパラメータを算出する。従って、ECU31は、より容易で正確な油圧制御弁の診断、並びに、より適正なクリーニングの要否の判定を行うことができる。
さらに、本実施形態の故障診断装置(制御装置30)によれば、診断パラメータとクリーニングの実施回数とに基づいて油圧制御弁20の故障の判定を行うので、故障の判定の前には所定回数のクリーニングが実施されることになる。よって、クリーニングによる復旧作用により不要な故障の診断をより少なくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記の実施形態では、診断およびクリーニングを行う車載機器として、可変バルブタイミング機構10を駆動する油圧制御弁20を一例として示した。また、車載機器の作用により変化し、且つ、診断パラメータを算出するために検出される物理量として、クランク軸の回転角とインテークカム軸3の回転角との差(回転位相差)を一例として示した。しかし、診断およびクリーニングを行う車載機器と、車載機器の作用により変化し且つ診断パラメータを算出するために検出される物理量とは、これらに限られない。車載機器としては、例えば、可変容量式のオイルポンプに作用してオイルの吐出量を変化させる制御弁(例えばソレノイドバルブ)、ターボチャージャーの排気バイパス弁(waste gate valve)、エンジン冷却水の流量コントロール弁などを対象としてもよい。また、車載機器の作用により変化し且つ診断パラメータを算出するために検出される物理量としては、例えば対象が上記のオイルポンプの制御弁の場合には、オイルの吐出圧を採用できる。また、対象が上記の排気バイパス弁の場合には、検出される物理量として過給圧を採用できる。また、対象が上記の流量コントロール弁の場合には、検出される物理量としてエンジン冷却水の温度を採用できる。
さらに、上記の実施形態では、診断パラメータとして、現在の検出値と目標値との偏差、偏差が閾値を超過した時間、および、偏差の積算値を示したが、診断パラメータはこれらに限られない。診断パラメータとしては、偏差を用いて算出されたその他のパラメータを用いてもよいし、車載機器の診断ができれば偏差以外の値から算出されるパラメータを用いてもよい。
また、上記の実施形態では、クリーニングを実施する運転条件として、減速時の燃料カット中、および、キースイッチのオフから電源が停止されるまでのディレイ期間中を示した。しかし、クリーニングを実施する運転条件は、例えば、アイドリングストップによるエンジン停止中など、車載機器のクリーニング動作が車両の運転の支障となる要素が少なくなる条件が採用されればよい。
また、上記の実施形態では、1つのECUが、車載機器の駆動制御、診断およびクリーニング制御を行う構成を示したが、車載機器の駆動制御と、診断と、クリーニング制御とが、別個のECUにより行われる構成としてもよい。また、上記の実施形態では、可変バルブタイミング機構がエンジンの吸気弁の動作タイミングを変化させる機構と説明したが、排気弁の動作タイミングを変化させる機構としてもよい。その他、実施形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
2 タイミングプーリ
3 インテークカム軸
10 可変バルブタイミング機構
20 油圧制御弁
21 ハウジング
22 スプール弁
23 電磁アクチュエータ
30 制御装置(故障診断装置)
31 ECU(制御部)
32 カム位置センサ(検出部)
33 クランク角センサ(検出部)

Claims (3)

  1. 車載機器の診断と前記車載機器のクリーニングの制御とを行う制御部と、
    前記車載機器の作用により変化する物理量の検出を行う検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出値を用いて算出される診断パラメータと同じパラメータに基づいて前記クリーニングの要否を判定し、前記検出部の検出値を用いて算出される前記診断パラメータに基づいて前記車載機器の診断を行い、前記診断の結果から前記クリーニングが必要と判定した場合に、前記診断の周期以外で、車両の運転状態に基づいて前記クリーニングを実施し、実施後に前記クリーニングの実施回数を加算し、かつ、前記診断パラメータと前記クリーニングの実施回数とに基づいて前記車載機器の故障を判定することを特徴とする故障診断装置。
  2. 前記車載機器は、可変バルブタイミング機構を制御する油圧制御弁であり、
    前記検出部はクランク軸とインテークカム軸との回転角の差を検出することを特徴とする請求項1記載の故障診断装置。
  3. 前記診断パラメータは、前記物理量の検出値と目標値との偏差に関するパラメータであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の故障診断装置。
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