JP6637637B2 - 炉のための可動火格子 - Google Patents

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Description

本発明は、左サイド・セクションと右サイド・セクションとの間に隣り合わせで配置されている複数の火格子レーンを含む炉のための可動火格子であって、隣接する火格子レーンは、中間セクションによって接続されており、それぞれの火格子レーンは、少なくとも1つのレーン・セクションを含み、少なくとも1つのレーン・セクションは、複数の枢動式火格子シャフトを有しており、枢動式火格子シャフトは、火格子バーを担持しており、それによって、前記レーン・セクションの傾斜した火格子表面を画定しており、それぞれの中間セクションは、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションと、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションとを含み、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションは、対応する隣接する火格子レーンの火格子バー同士の間に配置されており、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションは、対応する前記隣接する火格子レーンの火格子バーの下に少なくとも部分的に突出しており、それぞれの火格子シャフトは、駆動型の火格子シャフト端部および非駆動型の火格子シャフト端部を有しており、それぞれの火格子シャフト端部は、それぞれの軸受の中にジャーナル支持されており、左サイド・セクションおよび右サイド・セクションは、それぞれ、左側および右側の最も外側の火格子レーンの対応する火格子シャフト端部に関して、軸受を囲んでおり、それぞれの中間セクションの相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションは、対応する隣接する火格子レーンの対応する火格子シャフト端部に関して、軸受を囲んでおり、それぞれのレーン・セクションは、駆動メカニズムを設けられており、駆動メカニズムは、アクチュエーターを含み、アクチュエーターは、隣接する火格子シャフトを反対側の回転方向に往復して枢動させるためのものであり、火格子表面の上の材料に波状の移動を付与するようになっており、そのような材料を下向きに輸送するようになっており、同期メカニズムが、隣接する火格子シャフトの火格子バーの縁部部分同士の間に所定のクリアランスを維持するように配置されている、可動火格子に関する。
GB1255555Aは、ステップの形態の、炉または焼却炉のための可動火格子を開示しており、それぞれのステップは、駆動メカニズムによって揺動可能であり、火格子の上の材料に波状の運動を付与する。並置されたステップ同士の間の同期手段が、それらのステップの隣接した縁部部分同士の間に所定のクリアランスを維持している。火格子は、上側セクションおよび下側セクションへと分割されており、それぞれのセクションのための駆動メカニズムが存在しており、それぞれのセクションは、異なる移動のレートを有している。
国際公開第89/04441号は、複数の火格子ステップを含む可動火格子を開示しており、複数の火格子ステップは、互いに隣接して配置されており、部分的に互いに重なり合っており、前記火格子ステップの長手方向に延在する軸線の周りに枢動式になっており、また、複数の火格子ステップは、横方向に燃焼室を囲むシールド部材の外側に枢動可能に装着されている。端部プレートは、火格子ステップの端部にリジッドに固定されており、それに対して枢動式になっており、端部プレートは、シールド部材の中の開口部と整合させられ、その中にフィットさせられている。端部プレートと整合させられた開口部を有するシールド部材の一部分は、火格子ステップ軸線の方向に、隣接したシールド部材に対して変位可能に装着されており、隣接したシールド部材に半径方向外向きに密封して係合し、かつ、端部プレートに半径方向内向きに密封して係合しているシールド部分が、火格子ステップ・シャフトに対して固定された位置に保持された前記軸線の方向になっている。
国際公開第99/63270号は、火格子エレメントおよびそれに接続されているターン可能なシャフト・アッセンブリを含む、燃焼炉のための火格子デバイスを開示している。火格子エレメントは、火格子エレメントを通して冷却剤を循環させるための第1のダクトのシステムを有している。シャフト・アッセンブリは、第2のダクトのシステムを有しており、第2のダクトのシステムは、第1のダクトのシステムと連通しており、冷却剤入口部および出口部を形成している。火格子エレメントは、ガーダー(girder)手段を含み、ガーダー手段は、シャフト・アッセンブリと回転不可能に接続されており、第1のダクトのシステムの一部を含有しており、第1のダクトのシステムの一部は、第2のダクトのシステムと連通している。火格子エレメントは、プレート手段を含み、プレート手段は、ガーダー手段の上に装着されており、火格子エリアを形成しており、第1のダクトのシステムの残りの部分が、火格子エリアを冷却するために火格子エリアを通って延在している。
これらの公知のデバイスでは、それぞれの火格子シャフトの上の火格子バーは、これらに触れることなく、隣接するシャフトの上の火格子バーと重なっており、それによって、まとまりのある火格子表面を形成している。2つの重なっている火格子バー同士の間のギャップは、たとえば、おおよそ1ミリメートルから3ミリメートルであることが可能である。火格子の機能は、火格子シャフトがそれらのそれぞれの外側位置へ交互にターンするようになっているということであり、火格子表面は、したがって、階段形状の表面を形成しており、そこでは、ステップが方向を変化させる。これは、火格子の上に存在する材料に転がり移動を作り出し、それは、材料を粉砕する効果、および、材料を撹拌する効果を有することが可能であり、一方、同時に、材料を下向き方向に前進させ、したがって、燃焼室からの放射熱への良好な露出、および、燃焼空気への良好な露出を実現する。
上述の火格子デバイスに加えて、上記に説明されているタイプの2つの火格子が隣り合わせで配置されている、デバイスが知られており、火格子デバイスが、中間セクションによって接続されている2つの火格子レーンによって構成されるようになっている。それによって、2つの火格子レーンは、対称的に配置されており、2つの火格子レーンの間にスリムな中間セクションを提供するために、および、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して、容易なアクセスを確実にするために、駆動メカニズムが、配置の外側自由側部に沿って配置されるようになっている。このように、より大きい火格子幅、および、より良好なフレキシビリティーが、取得され得る。後者は、それぞれの火格子レーンを独立して動作させる可能性に起因して実現され得り、それによって、火格子レーンの個々の速度は、個々の火格子レーンの上に存在する材料の量に適合され得る。しかし、これらのデバイスにおいて、中間セクションが比較的にスリムであるということが重要である。その理由は、中間セクションは、中間セクションの上の材料に全く移動を提供せず、また、熱または燃焼空気への露出は、それによって提供されないからである。そのうえ、メンテナンスを低減させるために、および、メンテナンスが必要であるケースにおいて、炉の動作の間にも駆動メカニズムへのアクセスを提供するために、駆動メカニズムが火格子レーンの下に自由に露出されないということが重要である。
さらにより大きい火格子幅、および、良好なフレキシビリティーを実現するために、3つ以上もの火格子レーンを1つのユニットに組み合わせることが望ましいこととなる。
本発明の目的は、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して良好なアクセス可能性を依然として提供しながら、互いの近くに隣り合わせで3つ以上の火格子レーンを配置するのに適切な可動火格子のタイプを提供することである。
この目的を考慮して、少なくとも1つの中間セクションは、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含み、前記駆動メカニズムのアクチュエーターおよび前記同期メカニズムは、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされている。
それによって、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に、前記駆動メカニズムのアクチュエーターおよび前記同期メカニズムを位置付けすることによって、相対的に幅の狭い上側の中間セクションを維持しながら、また、アフター・サービスおよびメンテナンスの間に、駆動メカニズムおよび同期メカニズムへの良好なアクセスを提供しながら、中間セクションの中に駆動メカニズムを組み込むことが可能である。
ある実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含む、少なくとも1つの中間セクションにおいて、少なくとも1つのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフトの相互の相対的な枢動位置は、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされているそれぞれのクリアランス調節メカニズムによって個別に調節可能である。それによって、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中にそれぞれのクリアランス調節メカニズムを位置付けすることによって、クリアランス調節メカニズムは、容易にアクセス可能であり、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させることが可能である。
ある実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含む、少なくとも1つの中間セクションにおいて、少なくとも1つのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフトの相互の相対的な枢動位置は、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされているそれぞれの付勢メカニズムによって、それぞれの所定の相対的な枢動位置に向けて個別に弾性的に付勢されている。それによって、火格子シャフトの移動が防止される場合には、移動は、完全にまたは部分的に、付勢メカニズムによって取り込まれ得る。そのうえ、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中にそれぞれの付勢メカニズムを位置付けすることによって、付勢メカニズムは、容易にアクセス可能であり、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させることが可能である。
ある実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含む、少なくとも1つの中間セクションにおいて、少なくとも1つのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフトに対応する複数の駆動シャフトが、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされており、それぞれの前記火格子シャフトの駆動型の火格子シャフト端部は、前記駆動シャフトのうちの対応する1つと個別に駆動式の接続をしている。それによって、中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされているそれぞれの駆動シャフトによって独立してそれぞれの火格子シャフトを駆動することによって、それぞれの火格子シャフトの移動は、容易にアクセス可能な場所から独立して制御され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連したそれぞれの別個の火格子シャフトの移動の正確な制御および調節を促進させる。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフトの駆動型の火格子シャフト端部には、それぞれの火格子シャフト・レバー・アームが設けられており、火格子シャフト・レバー・アームの第1の端部は、火格子シャフトと駆動接続しており、火格子シャフト・レバー・アームの第2の端部は、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中へ下に延在する対応する接続ロッドの第1の端部に枢動可能に接続されており、前記相対的に幅の広いハウジング・セクションの中に位置付けされている前記接続ロッドの第2の端部は、前記駆動メカニズムのアクチュエーターと駆動式の接続をしている。それによって、接続ロッドによってそれぞれの火格子シャフトを駆動することによって、アクチュエーターから火格子シャフトへの移動の正確な伝達が可能である。そのうえ、中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中へ下に延在するそれぞれの接続ロッドによって、それぞれの火格子シャフトを独立して駆動することによって、それぞれの火格子シャフトの移動は、容易にアクセス可能な場所から独立して制御され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスと関連して、それぞれの別個の火格子シャフトの移動の正確な制御および調節を促進させる。
ある実施形態では、前記それぞれの接続ロッドの第2の端部と前記駆動メカニズムのアクチュエーターとの間の駆動式の接続は、個別に調節可能であり、隣接する火格子シャフトの火格子バーの縁部部分同士の間の個々の所定のクリアランスを調節するようになっている。それによって、駆動式の接続の調節は、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中で実施され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して、クリアランスの調節を促進させる。
ある実施形態では、それぞれの前記火格子シャフトの駆動型の火格子シャフト端部には、火格子シャフト・レバー・アームが設けられており、火格子シャフト・レバー・アームの第1の端部は、火格子シャフトと駆動接続しており、火格子シャフト・レバー・アームの第2の端部は、対応する接続ロッドの第1の端部に枢動可能に接続されており、それぞれの前記駆動シャフトには、駆動シャフト・レバー・アームが設けられており、駆動シャフト・レバー・アームの第1の端部は、駆動シャフトと駆動式の接続をしており、駆動シャフト・レバー・アームの第2の端部は、対応する接続ロッドの第2の端部に枢動可能に接続されており、それぞれの火格子シャフト・レバー・アームが、対応する接続ロッドによって、対応する駆動シャフト・レバー・アームと接続されるようになっている。それによって、接続ロッドによってそれぞれの火格子シャフトを駆動することによって、アクチュエーターから火格子シャフトへの移動の正確な伝達が可能である。そのうえ、中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中へ下に延在するそれぞれの接続ロッドによって、それぞれの火格子シャフトを独立して駆動することによって、それぞれの火格子シャフトの移動は、容易にアクセス可能な場所から独立して制御され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスと関連して、それぞれの別個の火格子シャフトの移動の正確な制御および調節を促進させる。
ある実施形態では、それぞれの接続ロッドは、第1のボール・ジョイントによって、対応する火格子シャフト・レバー・アームに枢動可能に接続されており、それぞれの接続ロッドは、第2のボール・ジョイントによって、対応する駆動シャフト・レバー・アームに枢動可能に接続されている。それによって、火格子シャフト・レバー・アームと対応する駆動シャフト・レバー・アームとの間のよりフレキシブルな接続が実現され得る。そのうえ、標準的なボール・ジョイントを用いることが可能であり得り、標準的なボール・ジョイントは、完全にシールされており、長期間にわたって任意のアフター・サービスを必要としない。これは、特に、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(そこでは、アクセス可能性が制限される可能性がある)の中に位置付けされているボール・ジョイントに関連して、有利である可能性がある。そのうえ、ボール・ジョイントは、標準的なボール軸受と比較したときに、往復する揺動運動により良好に適切である可能性があり、したがって、より長持ちすることが可能である。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、前記少なくとも1つのレーン・セクションの火格子シャフトは、下向き方向に連続して付番されており、対応する駆動シャフトは、それに対応して付番されており、それぞれの駆動シャフトには、クランク・アームが設けられており、奇数を有する駆動シャフトのクランク・アームは、第1のリンキング・ロッドによって接続されており、偶数を有する駆動シャフトのクランク・アームは、第2のリンキング・ロッドによって接続されており、前記駆動メカニズムのアクチュエーターは、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、第1のリンキング・ロッドおよび第2のリンキング・ロッドは、リニア・アクチュエーターによって相互接続されている。
ある実施形態では、それぞれのクランク・アームは、対応する駆動シャフトの上に枢動可能に調節可能に装着されている。それによって、駆動式の接続の調節は、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中で実施され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して、クリアランスの調節を促進させる。
ある実施形態では、それぞれのクランク・アームは、対応する駆動シャフトの上に装着されており、対応する駆動シャフトは、前記駆動シャフトに対して所定の相対的な枢動位置に向けて弾性的に付勢されている。それによって、火格子シャフトの移動が防止される場合には、移動は、弾性的な付勢メカニズムによって完全にまたは部分的に取り込まれ得る。そのうえ、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中にそれぞれの弾性的な付勢メカニズムを位置付けすることによって、付勢メカニズムが、容易にアクセス可能となり得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させる。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、奇数を有する駆動シャフトのうちの1つは、少なくとも1つのレーン・セクションの同期メカニズムによって、偶数を有する駆動シャフトのうちの1つに接続されている。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、前記同期メカニズムは、第1の同期レバー・アーム、および、第2の同期レバー・アームを含み、第1の同期レバー・アームは、奇数を有する駆動シャフトのうちの前記1つに固定して接続されている第1の端部と、同期ロッドの第1の端部に枢動可能に接続されている第2の端部とを有しており、第2の同期レバー・アームは、偶数を有する駆動シャフトのうちの前記1つに固定して接続されている第1の端部と、同期ロッドの第2の端部に枢動可能に接続されている第2の端部とを有している。
ある実施形態では、少なくとも1つの中間セクションは、軸線方向に変位可能な軸受を含み、軸線方向に変位可能な軸受の中に、少なくとも1つのレーン・セクションの対応する火格子シャフト端部がジャーナル支持されており、それぞれの前記軸線方向に変位可能な軸受は、変位可能な軸受ハウスの中に装着されており、変位可能な軸受ハウスは、静止軸受ハウス・サポートに対して変位可能に装着されており、静止軸受ハウス・サポートは、前記少なくとも1つの中間セクションに固定関係で装着されており、前記変位可能な軸受ハウスが、対応する火格子シャフトの軸線方向に変位可能となるようになっており、前記軸線方向の周りの回転に対抗して固定されるようになっており、非枢動式サイド・カバー・プレートは、前記変位可能な軸受ハウスに連結されており、前記変位可能な軸受ハウスとともに軸線方向に変位可能であり、非枢動式サイド・カバー・プレートは、軸線方向に変位可能な軸受を含む前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの側壁部の一部を形成しており、非枢動式サイド・カバー・プレートは、前記少なくとも1つのレーン・セクションの火格子シャフトによって担持されている最も外側の火格子バーに近接して装着されている。それによって、火格子シャフトの温度変化から結果として生じる火格子シャフト端部の軸線方向の変位は、非枢動式サイド・カバー・プレートと最も外側の揺動火格子バーとの間のクリアランスを変化させることなく許容され得り、それによって、燃焼空気の供給のより良好な制御を確実にする。そのうえ、非枢動式サイド・カバー・プレートを軸線方向に変位可能な軸受ハウスに連結することによって、非常にスリムな中間セクションが、変位可能な非枢動式サイド・カバー・プレートを備えていても実現され得る。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、変位可能な軸受ハウスは、円筒形状の外側表面を有しており、円筒形状の外側表面は、静止軸受ハウス・サポートの中の円筒形状のボーリングの中にスライド可能に配置されている。
ある実施形態では、枢動式サイド・カバー・プレートは、軸線方向に変位可能な軸受の中にジャーナル支持されているそれぞれの前記火格子シャフト端部の上に固定されており、枢動式サイド・カバー・プレートは、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの前記側壁部の一部を形成しており、枢動式サイド・カバー・プレートは、対応する非枢動式サイド・カバー・プレートのカットアウトの中に枢動可能に配置されており、円形の円弧を形成している枢動式サイド・カバー・プレートの外側縁部が、円形の対応する円弧を形成している対応する非枢動式サイド・カバー・プレートのカットアウトの対応する内側縁部の直ぐ近くにあるようになっている。それによって、比較的に緊密な接続が、非枢動式サイド・カバー・プレートと火格子シャフト端部との間に形成され得る。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、軸線方向に変位可能な軸受は、非駆動型の火格子シャフト端部に配置されている。駆動メカニズムに応じて、駆動型の火格子シャフト端部が軸線方向に移動しないということが有利である可能性がある。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含む、少なくとも1つの中間セクションにおいて、前記中間セクションの静止フレームは、前記中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中の前記中間セクションの長手方向に延在する2つの間隔を置いて配置された火格子ビームによって形成されており、長手方向のL字形状のブラケットの形態の2つの火格子プレートが、第1の下側フランジによって、それぞれの間隔を置いて配置された火格子ビームの上部に装着されており、垂直方向に延在する第2の直立フランジを備えており、前記中間セクションの中に配置されている軸受ハウスは、2つの長手方向のL字形状のブラケットのそれぞれの第2の直立フランジによって担持されている。それによって、中間セクションの特に幅の狭いハウジング・セクションが実現され得る。
ある実施形態では、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含む、少なくとも1つの中間セクションにおいて、ダスト・シールドは、少なくとも1つの中間セクションの外側エンクロージャーの内側に配置されており、軸受を担持している変位不可能な軸受ハウスまたは静止軸受ハウス・サポートは、ダスト・シールドの中のそれぞれの開口部を通して密封して延在しており、それぞれの駆動型の火格子シャフト端部が、軸受の中にジャーナル支持されており、それによって、ダスト・シールドは、少なくとも1つの中間セクションの外側エンクロージャーの内側を、外側エンクロージャーの隣の外側ルーム・セクションと、内側ルーム・セクションとに分離しており、内側ルーム・セクションは、少なくとも1つのレーン・セクションのアクチュエーターおよび同期メカニズムを含む、駆動メカニズムを囲んでいる。それによって、アクチュエーターおよび同期メカニズムを含む駆動メカニズムは、場合によっては燃焼室からのリークを通して進入するダストおよびダートに対して、さらにより良好に保護され得る。それによって、メンテナンス・コストが低減され得る。
ある実施形態では、外側ルーム・セクションは、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されている。それによって、燃焼室の中の圧力に対する過圧が、外側ルーム・セクションの中に生成され得り、それによって、場合によっては燃焼室から外側ルーム・セクションの中へリークを通して進入するダストおよびダートをさらにより良好に防止する。それによって、外側ルーム・セクションは、燃焼室と内側ルーム・セクションとの間にバリアを生成させることが可能であり、それによって、ダストおよびダートが、場合によっては、アクチュエーターおよび同期メカニズムを含む駆動メカニズムを囲んでいる内側ルーム・セクションに進入することをさらにより良好に防止する。それによって、メンテナンス・コストが、さらにより低減され得る。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、ダスト・シールドは、2つの間隔を置いて配置された火格子ビームの間に延在する底部壁部と、底部壁部から、前記中間セクションの相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの上部パーツへ延在している、2つの間隔を置いて配置された側壁部と、2つの間隔を置いて配置された側壁部を接続する上部壁部とを含み、軸受を担持している変位不可能な軸受ハウスまたは静止軸受ハウス・サポートは、それぞれの2つの間隔を置いて配置された側壁部の中の開口部を通して密封して延在しており、それぞれの火格子シャフト端部が軸受の中にジャーナル支持されており、少なくとも1つのレーン・セクションの駆動メカニズムは、底部壁部の中の開口部を通して延在している。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、前記中間セクションの静止フレームを形成する2つの間隔を置いて配置された火格子ビームは、中空の長方形チューブの形態を有しており、中空の長方形チューブの内側は、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されており、加圧シーリング・ガスは、中空の長方形チューブの壁部の中の孔部を通して、中空の長方形チューブの内側から外側ルーム・セクションに供給される。
ある実施形態では、2つの中間セクションの間に延在する少なくとも1つの火格子レーンの火格子バーのうちの少なくともいくつかは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されており、冷却流体供給チャネルが、火格子バーを担持する火格子シャフトの入口端部の中の軸線方向のボアとして形成されており、冷却流体出口チャネルは、火格子バーを担持する火格子シャフトの出口端部の中の軸線方向のボアとして形成されており、冷却流体供給チャネルは、2つの中間セクションのうちの1つの中に延在するそれぞれの冷却流体供給チューブに接続されており、冷却流体出口チャネルは、2つの中間セクションのうちの他方の中に延在するそれぞれの冷却流体リターン・チューブに接続されている。それによって、火格子バーの耐用年数は、実質的に延長され得る。火格子シャフトの一方の端部から中へ、および、他方の端部から外へ、冷却流体を導くことによって、火格子シャフトの一方の単一の端部に入口部および出口部を有する公知のデバイスと比較したものよりも、さらに良好な冷却効果が実現され得る。
ある実施形態では、非枢動式サイド・カバー・プレートは、前記少なくとも1つの中間セクションの相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの側壁部の一部を形成し、また、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの上部壁部を形成しており、非枢動式サイド・カバー・プレートは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されている。それによって、火格子シャフト軸受および駆動メカニズムの耐用年数は、実質的に延長され得る。
ある実施形態では、左サイド・セクションおよび右サイド・セクションは、それぞれ、左側の最も外側の火格子レーンの少なくとも1つのレーン・セクションの、および、右側の最も外側の火格子レーンの少なくとも1つのレーン・セクションの、駆動メカニズムおよび同期メカニズムを含み、左側の最も外側の火格子レーンの前記少なくとも1つのレーン・セクションの火格子シャフト、および、右側の最も外側の火格子レーンの前記少なくとも1つのレーン・セクションの火格子シャフトは、それぞれ、下向き方向に連続して付番されており、それぞれの火格子シャフトには、クランク・アームが設けられており、奇数を有する火格子シャフトのクランク・アームは、第1のリンキング・ロッドによって接続されており、偶数を有する火格子シャフトのクランク・アームは、第2のリンキング・ロッドによって接続されており、前記駆動メカニズムのアクチュエーターは、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、第1のリンキング・ロッドおよび第2のリンキング・ロッドは、リニア・アクチュエーターによって相互接続されている。それによって、同じまたは対応する駆動メカニズムが、サイド・セクションおよび中間セクションの両方に関して用いられ得り、それによって、異なるコンポーネントの数を低減させる。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、可動火格子は、第1の火格子レーン、第2の火格子レーン、および第3の火格子レーンを含み、左サイド・セクションおよび右サイド・セクションは、それぞれ、第1および第3の火格子レーンの駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第1の中間セクションは、第1の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第2の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第2の中間セクションは、第2の火格子レーンの駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第3の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む。
構造的にとりわけ有利な実施形態では、可動火格子は、第1の火格子レーン、第2の火格子レーン、第3の火格子レーン、および第4の火格子レーンを含み、左サイド・セクションおよび右サイド・セクションは、それぞれ、第1のおよび第4の火格子レーンの軸線方向に変位可能な駆動型の火格子シャフト端部を囲んでおり、第1の中間セクションは、第1の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第2の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第2の中間セクションは、第2の火格子レーンの駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第3の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第3の中間セクションは、第3の火格子レーンの駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第4の火格子レーンの非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む。
ここで、本発明は、非常に概略的な図面を参照して、実施形態の例によって、より詳細に下記に説明されることとなる。
可動火格子の上側端部から見た、本発明による炉のための可動火格子の実施形態の断面を示す図である。 より大きい縮尺で、図1の可動火格子の左サイド・セクションを図示する図である。 より大きい縮尺で、図1の可動火格子の第1の中間セクションを図示する図である。 より大きい縮尺で、図1の可動火格子の第2の中間セクションを図示する図である。 より大きい縮尺で、図4の可動火格子の第2の中間セクションの上側パーツを図示する図である。 より大きい縮尺で、図1の可動火格子の第3の中間セクションを図示する図である。 火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VI−VIを図示する図である。 火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VI−VIを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VII−VIIを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VII−VIIを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VIII−VIIIを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面VIII−VIIIを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面IX−IXを図示する図である。 それぞれ図6Aおよび図6Bに図示されている火格子シャフトの2つの異なる位置にある、図4の中に示されている断面IX−IXを図示する図である。 図3の中に示されている断面X−Xを図示する図である。 図3の中に示されている断面XI−XIを図示する図である。 図5の中に示されている断面XII−XIIを図示する図である。 図4の中に示されている断面XIII−XIIIを図示する図である。 可動火格子の上側端部から見た、本発明による炉のための可動火格子の別の実施形態の断面を示す図である。 図8に図示されているクリアランス調節および付勢メカニズムの部分的な断面図である。
図1から図5は、本発明による炉のための可動火格子1を図示している。可動火格子1は、燃焼室83を有しており、また、4つの火格子レーン2、3、4、5を含み、4つの火格子レーン2、3、4、5は、左サイド・セクション6と右サイド・セクション7との間に隣り合わせで配置されている。隣接する火格子レーン2、3、4、5は、それぞれの中間セクション8、9、10によって接続されており、それぞれの火格子レーン2、3、4、5は、複数のレーン・セクション11を含み、複数のレーン・セクション11は、複数の枢動式火格子シャフト12を有しており、複数の枢動式火格子シャフト12は、水冷却式または空気冷却式の火格子バー13を担持しており、それによって、前記レーン・セクションの傾斜した火格子表面14を画定している。図6Aおよび図6Bでは、間隔を置いて配置された構成で平行に配置されている6つの枢動式火格子シャフト12、12、12、12、12、12を有する1つのレーン・セクション11が図示されている。典型的に、それぞれの火格子レーンは、レーン・セクション11の長手方向に連続して配置されている4つのレーン・セクション11を含むことが可能であるが、任意の適切な数の火格子レーンも可能である。それぞれの火格子レーンのレーン・セクション11は、図示されていないセクション・ディバイダーによって分離され得り、セクション・ディバイダーは、静止火格子バーを含むことが可能である。それによって、異なるレーン・セクション11の輸送速度を独立して調整することができる可能性があり、それによって、輸送速度は、実際の要求に適合され得る。それぞれの火格子レーン2、3、4、5のレーン・セクション11は、図示されていない開始セクションから、図示されていない終了セクションへ、下向きに延在する傾斜した火格子レーンを形成している。開始セクションは、図示されていないフィーダーを火格子レーンに接続しており、終了セクションは、図示されていないボトム・アッシュ・シュートにおいて、火格子レーンを終了させている。フィーダーは、フィード・ホッパーを含み、フィード・ホッパーは、あらゆる種類の分別されていない固形廃棄物などのような燃料を、場合によってはバイオマスと組み合わせて、または、バイオマス単独で、傾斜した火格子レーン2、3、4、5へ給送するように適合されている。
図3、図4、および図5において見られるように、それぞれの中間セクション8、9、10は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15と、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16とを含み、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15は、対応する隣接する火格子レーン2、3、4、5の火格子バー13同士の間に配置されており、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16は、前記対応する隣接する火格子レーン2、3、4、5の火格子バー13の下に突出している。見られるように、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15は、垂直方向に延在する側壁部54を有しており、また、図示されている実施形態では、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16は、斜めに延在する側壁部を有しており、斜めに延在する側壁部は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の垂直方向に延在する側壁部54の下側端部から下向きに延在している。図示されている実施形態では、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の底部の幅は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の幅のおおよそ3倍になっている。この関係は、異なっていてもよく、それは、たとえば、2倍から4倍の間になっていてもよい。そのうえ、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の側壁部は、斜めにまたは完全に斜めに延在する必要があるのではなく、たとえば、垂直方向に延在するセクションを有していてもよい。
それぞれの火格子シャフト12は、駆動型の火格子シャフト端部17および非駆動型の火格子シャフト端部18を有しており、それぞれの火格子シャフト端部17、18は、それぞれの軸受19の中にジャーナル支持されている。図2において見られるように、左サイド・セクションおよび右サイド・セクション6、7は、それぞれ、左側および右側の最も外側の火格子レーン2、5の対応する駆動型の火格子シャフト端部17のための軸受19を囲んでいる。図3、図4、および図5において見られるように、それぞれの中間セクション8、9、10の相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15は、対応する隣接する火格子レーン2、3、4、5の対応する火格子シャフト端部17、18のための軸受19を囲んでいる。そのうえ、図2、図4、および図5において見られるように、それぞれのレーン・セクション11には、駆動メカニズム20が設けられており、駆動メカニズム20は、反対側の回転方向に往復して隣接する火格子シャフト12を枢動させるためのアクチュエーター21を含み、火格子表面14の上の廃棄物などのような材料に波状の移動を付与するようになっており、そのような材料を下向き方向に輸送するようになっている。駆動メカニズム20は、図1の中の左サイド・セクションおよび右サイド・セクション6、7に関して、および、図2の中の左サイド・セクション6に関して、部分的にのみ図示されているということが留意される。図8Aおよび図8Bに図示されているように、同期メカニズム22が、隣接する火格子シャフト12の火格子バー13の縁部部分23同士の間の所定のクリアランス82(それは、非常に小さいので、図では区別することができない)を維持するように配置されている。
それぞれの火格子シャフト12の上の火格子バー13は、隣接するシャフト12の上の火格子バー13と重なっており、これらに接触することはなく、それによって、実際的にまとまりのある傾斜した火格子表面14を形成している。ちょうど上記に述べられた所定のクリアランス82の形態の、2つの重なっている火格子バー13の間のギャップは、たとえば、おおよそ1ミリメートルから3ミリメートルであることが可能である。火格子の機能は、火格子シャフト12がそれらのそれぞれの外側位置へ交互にターンするようになっているということであり、したがって、傾斜した火格子表面14が階段形状の表面を形成しており、そこでは、ステップは方向を変化させる。これは、火格子の上に存在する材料に対して、転がり移動を生じさせ、それは、それは、材料を粉砕する効果、および、材料を撹拌する効果を有することが可能であり、一方、同時に、材料を下向き方向に前進させ、したがって、燃焼室83からの放射熱への良好な露出、および、燃焼空気への良好な露出を実現する。
図1に図示されている本発明の実施形態では、ならびに、図4、図5、および図8において見られるように、第2の中間セクション9および第3の中間セクション10は、対応するレーン・セクション11の駆動メカニズム20および同期メカニズム22を含み、前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21および前記同期メカニズム22は、前記第2および第3の中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けされている。それによって、前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21および前記同期メカニズム22を、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けすることによって、相対的に幅の狭い上側の中間セクションを維持しながら、また、アフター・サービスおよびメンテナンスの間に、駆動メカニズムおよび同期メカニズムへの良好なアクセスを提供しながら、中間セクションの中に駆動メカニズムを組み込むことが可能である。
そのうえ、図8Aおよび図8Bに図示されているように、対応するレーン・セクション11の駆動メカニズム20および同期メカニズム22を含む、第2の中間セクション9および第3の中間セクション10の中において、それぞれのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフト12、12、12、12、12、12の相互に相対的な枢動位置は、前記中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けされているそれぞれのクリアランス調節メカニズム24によって、個別に調節可能である。相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中にそれぞれのクリアランス調節メカニズム24を位置付けすることによって、クリアランス調節メカニズムは、容易にアクセス可能であり、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させることが可能である。
そのうえ、図8Aおよび図8Bに図示されているように、対応するレーン・セクション11の駆動メカニズム20および同期メカニズム22を含む、第2の中間セクション9および第3の中間セクション10の中において、それぞれのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフト12、12、12、12、12、12の相互の相対的な枢動位置は、前記中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けされているそれぞれの付勢メカニズム25によって、それぞれの所定の相対的な枢動位置に向けて、個別に弾性的に付勢されている。それによって、火格子シャフトの移動が防止されている場合には、移動は、完全にまたは部分的に、付勢メカニズム25によって取り込まれ得る。そのうえ、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中にそれぞれの付勢メカニズム25を位置付けすることによって、付勢メカニズムは、容易にアクセス可能であり、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させることが可能である。前記所定の相対的な枢動位置は、上記に説明されているクリアランス調節メカニズム24によって設定され得る。
図4、図5、図7、および図9を参照すると、対応するレーン・セクション11の駆動メカニズム20および同期メカニズム22を含む、第2の中間セクション9および第3の中間セクション10の中において、少なくとも1つのレーン・セクションのそれぞれの火格子シャフト12、12、12、12、12、12に対応する複数の駆動シャフト26、26、26、26、26、26が、前記少なくとも1つの中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けされており、それぞれの前記火格子シャフト12、12、12、12、12、12の駆動型の火格子シャフト端部17は、前記駆動シャフトs26、26、26、26、26、26のうちの対応するものと個別に駆動式に接続されている。それによって、中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中に位置付けされているそれぞれの駆動シャフトによって独立してそれぞれの火格子シャフトを駆動することによって、それぞれの火格子シャフトの移動は、容易にアクセス可能な場所から独立して制御され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連したそれぞれの別個の火格子シャフトの移動の正確な制御および調節を促進させる。
原理的には、前記駆動式の接続は、駆動トランスミッションの任意の適切な手段であることが可能である。しかし、図示されている実施形態では、それぞれのシャフト12、12、12、12、12、12の駆動型の火格子シャフト端部17には、火格子シャフト・レバー・アーム27が設けられており、火格子シャフト・レバー・アーム27の第1の端部28は、火格子シャフト12と駆動接続しており、火格子シャフト・レバー・アーム27の第2の端部29は、対応する接続ロッド31の第1の端部30に枢動可能に接続されている。図示されている実施形態では、火格子シャフト・レバー・アーム27の第1の端部28は、ボルトによって、火格子シャフト12の駆動型の火格子シャフト端部17の上に固定して装着されている。それぞれの前記駆動シャフト26、26、26、26、26、26には、駆動シャフト・レバー・アーム33が設けられており、駆動シャフト・レバー・アーム33の第1の端部34は、駆動シャフトと駆動式の接続をしており、駆動シャフト・レバー・アーム33の第2の端部35は、対応する接続ロッド31の第2の端部32に枢動可能に接続されている。図示されている実施形態では、駆動シャフト・レバー・アーム33の第1の端部34は、ボルトによって駆動シャフトの上に固定して装着されている。それによって、それぞれの火格子シャフト・レバー・アーム27は、対応する接続ロッド31によって、対応する駆動シャフト・レバー・アーム33に接続されている。それによって、接続ロッドによってそれぞれの火格子シャフトを駆動することによって、アクチュエーターから火格子シャフトへの移動の正確な伝達が可能である。そのうえ、中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中へ下に延在するそれぞれの接続ロッドによって、それぞれの火格子シャフトを独立して駆動することによって、それぞれの火格子シャフトの移動は、容易にアクセス可能な場所から独立して制御され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスと関連して、それぞれの別個の火格子シャフトの移動の正確な制御および調節を促進させる。
図示されている実施形態では、それぞれの接続ロッド31は、第1のボール・ジョイント36によって、対応する火格子シャフト・レバー・アーム27に枢動可能に接続されており、また、それぞれの接続ロッド31は、第2のボール・ジョイント37によって、対応する駆動シャフト・レバー・アーム33に枢動可能に接続されている。それによって、火格子シャフト・レバー・アームと対応する駆動シャフト・レバー・アームとの間のよりフレキシブルな接続が実現され得る。そのうえ、標準的なボール・ジョイントを用いることが可能であり得り、標準的なボール・ジョイントは、完全にシールされており、長期間にわたって任意のアフター・サービスを必要としない。そのような標準的なボール・ジョイントは、たとえば、車のサスペンションおよびステアリングの中で使用されている。そのようなボール・ジョイントの使用は、特に、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(そこでは、アクセス可能性が制限される可能性がある)の中に位置付けされているボール・ジョイントに関連して、有利である可能性がある。そのうえ、ボール・ジョイントは、標準的なボール軸受と比較したときに、往復する揺動運動により良好に適切である可能性があり、したがって、より長持ちすることが可能である。標準的なボール軸受が用いられる場合には、これらは、シャフト・シールを設けられなければならない。シャフト・シールは、往復する揺動運動にあまり適切でない可能性があり、したがって、長期の使用の後に、リークする可能性がある。そのうえ、シャフト・シールは、接続ロッド31と対応する駆動シャフト・レバー・アーム33または対応する火格子シャフト・レバー・アーム27との間の枢動ジョイントのサイズを増加させる可能性がある。これは、不利益である可能性がある。その理由は、それぞれの中間セクション9、10の相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の中で、スペースが限られている可能性があるからである。
ここで図6から図9を参照すると、それぞれのレーン・セクション11の火格子シャフト12、12、12、12、12、12は、下向き方向に連続して付番されており、また、対応する駆動シャフト26、26、26、26、26、26は、それに対応して付番されている。それぞれの駆動シャフトには、クランク・アーム38、38、38、38、38、38が設けられており、奇数を有する駆動シャフト26、26、26のクランク・アーム38、38、38は、第1のリンキング・ロッド39によって接続されており、また、偶数を有する駆動シャフト26、26、26のクランク・アーム38、38、38は、第2のリンキング・ロッド40によって接続されている。前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21は、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、第1のリンキング・ロッド39および第2のリンキング・ロッド40は、リニア・アクチュエーター21によって相互接続されている。それによって、前記リニア・アクチュエーターを往復して動作させることによって、隣接する火格子シャフト12、12、12、12、12、12は、反対側の回転方向に往復して枢動させられ得り、火格子表面14の上の材料に波状の移動を付与し、そのような材料を下向きに輸送するようになっている。
それぞれのクランク・アーム38の第1の端部は、対応する駆動シャフト26の上に枢動可能に調節可能に装着されており、それぞれのクランク・アーム38の第2の端部は、そのそれぞれのポイントにおいて、対応する第1または第2のリンキング・ロッド39、40に枢動可能に接続されている。ここで図8および図15を参照すると、それぞれの駆動シャフト26には、キャリア88が設けられており、キャリア88は、横断方向に延在しており、たとえば、キーまたはスプライン接続によって、前記駆動シャフト26に固定して接続されている。そのうえ、前記駆動シャフト26は、対応するクランク・アーム38の第1の端部の中のボアの中へ枢動可能に挿入されている。前記クランク・アーム38は、横断方向の上側パーツ87にリジッドに接続されているか、または、横断方向の上側パーツ87とワンピースで形成されており、横断方向の上側パーツ87は、2つのセット・スクリュー85によってキャリア88に調節可能に接続されている。ディスク・スプリング86のスタックが、前記クランク・アーム38の横断方向の上側パーツ87のそれぞれの端部の中のボア108の中のディスク・スプリング・ガイド109の上に配置されている。ディスク・スプリング・ガイド109は、ヘッドおよびネジ山付きのスピンドルパーツを有しており、ヘッドは、ボア108にフィットしており、ボア108の中のディスク・スプリング86のスタックの下に位置付けされており、ネジ山付きのスピンドルパーツは、ボア108を通して上に延在しており、前記クランク・アーム38の横断方向の上側パーツ87のそれぞれの端部の上部に、ナット106によって固定されている。ナット106を締め付けることによって、ディスク・スプリング86のスタックは、プリロードされ得る。それぞれのセット・スクリュー85の上側端部は、通常、それぞれのディスク・スプリング・ガイド109のヘッドの下側に当接している。それぞれのセット・スクリュー85の下側端部は、横断方向に延在するキャリア88のそれぞれの端部の中へねじ込まれており、ロッキング・ナット107によって固定されている。
それぞれの駆動シャフト26の上のクランク・アーム38の上記に説明されている配置によって、対応する駆動シャフト26に対するそれぞれのクランク・アーム38の相対的な回転位置が、2つの対応するセット・スクリュー85の回転によって調節され得る。調節された位置は、それぞれのセット・スクリュー85の上のロッキング・ナット107を締め付けることによって固定され得る。それによって、駆動式の接続の調節は、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中で実施され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して、火格子バー13の縁部部分23同士の間の個々のクリアランス82の調節を促進させる。
そのうえ、ディスク・スプリング86のスタックによって、それぞれのクランク・アーム38は、対応する駆動シャフト26の上に装着されており、前記駆動シャフト26に対して所定の相対的な枢動位置に向けて弾性的に付勢されている。それによって、火格子シャフトの移動が防止される場合には、ディスク・スプリング86のスタックのうちの1つまたは複数が、ディスク・スプリングのためのガイド109と、クランク・アーム38の横断方向の上側パーツ87のそれぞれの端部の中のボア108の上部との間に圧縮されるという点において、移動は、弾性的な付勢メカニズムによって完全にまたは部分的に取り込まれ得る。これは、それぞれのセット・スクリュー85の上側端部がディスク・スプリング・ガイド109のそれぞれのヘッドを押圧するときに、起こる可能性がある。それによって、ヘッドを押圧している端部と反対側の、横断方向の上側パーツ87の端部に配置されているそれぞれのセット・スクリュー85の上側端部が、場合によっては、低下させられ、または、ディスク・スプリング・ガイド109のそれぞれのヘッドとの当接から解放され得る。相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中にそれぞれの弾性的な付勢メカニズムを位置付けすることによって、付勢メカニズムが、容易にアクセス可能となり得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させる。
図15は、いくつかのパーツがこの図の中で省略されているときの、クリアランス調節および付勢メカニズムに関する駆動メカニズムの一部だけを図示しているということが留意される。
そのうえ、図8では、奇数を有する駆動シャフト26、26、26のうちの1つ26は、少なくとも1つのレーン・セクション11の同期メカニズム22によって、偶数を有する駆動シャフト26、26、26のうちの1つ26に接続されているということが見られる。同期メカニズム22は、第1の同期レバー・アーム41、および、第2の同期レバー・アーム46を含み、第1の同期レバー・アーム41は、奇数を有する駆動シャフト26、26、26のうちの前記1つ26に固定して接続されている第1の端部42と、同期ロッド44の第1の端部45に枢動可能に接続されている第2の端部43とを有しており、第2の同期レバー・アーム46は、偶数を有する駆動シャフト26、26、26のうちの前記1つ26に固定して接続されている第1の端部47と、同期ロッド44の第2の端部49に枢動可能に接続されている第2の端部48とを有している。それによって、同期メカニズム22は、隣接する火格子シャフト12の火格子バー13の縁部部分23同士の間の所定のクリアランスを維持することが可能である。
図示されている実施形態では、上記に説明されているように、それぞれの前記駆動シャフト26、26、26、26、26、26には、駆動シャフト・レバー・アーム33が設けられており、駆動シャフト・レバー・アーム33の第1の端部34は、駆動シャフトと駆動式の接続をしており、駆動シャフト・レバー・アーム33の第2の端部35は、対応する接続ロッド31の第2の端部32に枢動可能に接続されている。しかし、代替的な実施形態では、中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中へ下に延在しているそれぞれの接続ロッド31は、図示されているもの以外の手段によって、前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21と駆動式の接続で、その第2の端部32が前記相対的に幅の広いハウジング・セクション16の中に位置付けされている状態になっている。たとえば、奇数を有する火格子シャフト12に対応する接続ロッド31の第2の端部32は、第1の接続ロッドによって接続され得り、偶数を有する火格子シャフト12に対応する接続ロッド31の第2の端部32は、第2の接続ロッドによって接続されている。第1および第2の接続ロッドは、アクチュエーターによって接続され得り、アクチュエーターは、たとえば、それぞれの第1および第2の接続ロッドに接続されている2つのクランク・アームを設けられた、1つもしくは複数のリニア・アクチュエーター、または、1つもしくは複数のロータリー・アクチュエーターなどである。適当な同期手段がさらに設けられ得る。
これらの代替的な実施形態では、前記それぞれの接続ロッド31の第2の端部32と前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21との間の駆動式の接続は、個別に調節可能であり、隣接する火格子シャフト12の火格子バー13の縁部部分23同士の間の個々の所定のクリアランスを調節することができるようになっている。それによって、駆動式の接続の調節は、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクションの中で実施され得り、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスに関連して、クリアランスの調節を促進させる。そのうえ、これらの代替的な実施形態では、前記それぞれの接続ロッド31の第2の端部32と前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21との間の駆動式の接続は、前記中間セクション9、10の相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中に位置付けされているそれぞれの付勢メカニズムによって、それぞれの所定の相対的位置に向けて個別に弾性的に付勢され得る。それによって、火格子シャフトの移動が防止されている場合には、移動は、付勢メカニズムによって完全にまたは部分的に取り込まれ得る。そのうえ、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中にそれぞれの付勢メカニズムを位置付けすることによって、付勢メカニズムは、容易にアクセス可能であり、それによって、アフター・サービスおよびメンテナンスを促進させることが可能である。
図3および図4を参照すると、とりわけ、図4Aを参照すると、第1の中間セクション8および第2の中間セクション9のそれぞれは、軸線方向に変位可能な軸受50を含み、軸線方向に変位可能な軸受50の中において、それぞれの対応するレーン・セクション11の対応する非駆動型の火格子シャフト端部18が、ジャーナル支持されているということが見られる。それぞれの前記軸線方向に変位可能な軸受50は、変位可能な軸受ハウス51の中に装着されており、変位可能な軸受ハウス51は、静止軸受ハウス・サポート52に対して変位可能に装着されており、静止軸受ハウス・サポート52は、それぞれの中間セクション8、9に固定関係で装着されており、前記変位可能な軸受ハウス51が、対応する火格子シャフト12の軸線方向に変位可能となるようになっている。前記変位可能な軸受ハウス51は、ガイドピンなどのような、図示されていない手段によって、前記軸線方向の周りの回転に対抗して固定されている。非枢動式サイド・カバー・プレート53が、カップリング・エレメント89によって、前記変位可能な軸受ハウス51に連結されており、前記変位可能な軸受ハウス51とともに軸線方向に変位可能である。図示されている実施形態では、カップリング・エレメント89は、前記変位可能な軸受ハウス51の上に固定されている複数の垂直方向のタップ97と、非枢動式サイド・カバー・プレート53の上に固定されている複数のヒンジ・パーツ98とを含み、複数のヒンジ・パーツ98は、ボーリングをそれぞれ有しており、対応する垂直方向のタップ97がボーリングの中に挿入され、非枢動式サイド・カバー・プレート53が、いわば、対応する変位可能な軸受ハウス51の上に掛かるようになっている。これは、容易な組み立ておよび分解を提供する。多くの異なる構成が可能である。非枢動式サイド・カバー・プレート53は、軸線方向に変位可能な軸受50を含むそれぞれの中間セクション8、9の相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の側壁部54の一部を形成しており、また、非枢動式サイド・カバー・プレート53は、対応するレーン・セクション11の火格子シャフト12によって担持されている最も外側の火格子バー13に近接して装着されている。それによって、火格子シャフト12の温度変化から結果として生じる火格子シャフト端部の軸線方向の変位は、非枢動式サイド・カバー・プレート53と最も外側の揺動火格子バー13との間のクリアランスを変化させることなく許容され得り、それによって、燃焼空気の供給のより良好な制御を確実にする。そのうえ、非枢動式サイド・カバー・プレート53を軸線方向に変位可能な軸受ハウス51に連結することによって、非常にスリムな中間セクションが、変位可能な非枢動式サイド・カバー・プレートを備えていても実現され得る。
図4Aにおいて見られるように、変位可能な軸受ハウス51は、円筒形状の外側表面55を有しており、円筒形状の外側表面55は、静止軸受ハウス・サポート52の中の円筒形状のボーリング56の中にスライド可能に配置されている。
そのうえ、図4Aに見られるように、枢動式サイド・カバー・プレート57が、軸線方向に変位可能な軸受50の中にジャーナル支持されているそれぞれの前記非駆動型の火格子シャフト端部18の上に固定されている。枢動式サイド・カバー・プレート57は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の前記側壁部54の一部を形成しており、対応する非枢動式サイド・カバー・プレート53のカットアウト58の中に枢動可能に配置されており、円形(図示せず)の円弧を形成している枢動式サイド・カバー・プレート57の外側縁部59が、円形(図示せず)の対応する円弧を形成している対応する非枢動式サイド・カバー・プレート53のカットアウト58の対応する内側縁部の直ぐ近くにあるようになっている。それによって、比較的に緊密な接続が、非枢動式サイド・カバー・プレートと火格子シャフト端部との間に形成され得る。図4Aの断面図において見られるように、カットアウト58および外側縁部59は、それぞれの相互に対応する階段状に形成された断面を有しており、カットアウト58および外側縁部59が、一種のラビリンス・シールを一緒に形成するようになっている。前記断面は、異なる形態を有することも可能である。
枢動式サイド・カバー・プレート57は火格子シャフト端部18の上に固定されているので、枢動式サイド・カバー・プレート57は、火格子シャフト12の温度変化から結果として生じる火格子シャフト端部18の軸線方向の変位にしたがうこととなり、また、したがって、枢動式サイド・カバー・プレート57は、非枢動式サイド・カバー・プレート53の変位にもしたがうこととなる。
上記に議論されているような軸線方向に変位可能な軸受50は、駆動型の火格子シャフト端部17に配置され得るか、または、非駆動型の火格子シャフト端部18に配置され得る。しかし、構造的な理由のために、そのような軸線方向に変位可能な軸受50を非駆動型の火格子シャフト端部18にだけ配置させることが好適である可能性がある。駆動メカニズムに応じて、駆動型の火格子シャフト端部が軸線方向に移動しないということが有利である可能性がある。
図3、図4、および図5において見られるように、それぞれの中間セクション8、9、10の静止フレームは、前記中間セクションの相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16の中のそれぞれの中間セクション8、9、10の長手方向に延在する2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム60によって形成されている。長手方向のL字形状のブラケット61の形態の2つの火格子プレートが、第1の下側フランジ62によって、それぞれの間隔を置いて配置された火格子ビーム60の上部に装着されており、また、垂直方向に延在する第2の直立フランジ63を備えており、それぞれの中間セクション8、9、10の中に配置されている軸受ハウス51、64は、2つの長手方向のL字形状のブラケット61のそれぞれの第2の直立フランジ63によって担持されている。それによって、一般的に、それぞれの中間セクションの特に幅の狭い上側ハウジング・セクション15が実現され得る。また、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション16のサイズは、2つの長手方向のL字形状のブラケット61を用いることによって低減され得る。
ダスト・シールド65が、それぞれの中間セクション8、9、10の外側エンクロージャー66の内側に配置されている。軸受19を担持している変位不可能な軸受ハウス64および静止軸受ハウス・サポート52(それぞれの駆動型の火格子シャフト端部17がその中にジャーナル支持されている)は、ダスト・シールド65の中のそれぞれの開口部67を通して密封して延在している。それによって、ダスト・シールド65は、それぞれの中間セクションの外側エンクロージャー66の内側を、外側エンクロージャー66の隣の外側ルーム・セクション68と、内側ルーム・セクション69とに分離している。第2および第3の中間セクション9、10の中において、内側ルーム・セクション69は、それぞれのレーン・セクション11のアクチュエーター21および同期メカニズム22を含む、駆動メカニズム20を囲んでいる。それによって、アクチュエーターおよび同期メカニズムを含む駆動メカニズムは、場合によっては燃焼室からのリークを通して進入するダストおよびダートに対して、さらにより良好に保護され得る。それによって、メンテナンス・コストが低減され得る。
外側ルーム・セクション68は、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されている。それによって、燃焼室83の中の圧力に対する過圧が、外側ルーム・セクション68の中に生成され得り、それによって、場合によっては燃焼室から外側ルーム・セクションの中へリークを通して進入するダストおよびダートをさらにより良好に防止する。それによって、外側ルーム・セクション68は、燃焼室83と内側ルーム・セクション69との間にバリアを生成させることが可能であり、それによって、ダストおよびダートが、場合によっては、アクチュエーターおよび同期メカニズムを含む駆動メカニズムを囲んでいる内側ルーム・セクションに進入することをさらにより良好に防止する。それによって、メンテナンス・コストが、さらにより低減され得る。
ダスト・シールド65は、2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム60の間に延在する底部壁部70と、底部壁部70から、中間セクション8、9、10の相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の上部パーツへ延在している、2つの間隔を置いて配置された側壁部71と、2つの間隔を置いて配置された側壁部71を接続する上部壁部72とを含む。第2および第3の中間セクション9、10の中において、軸受19を担持している変位不可能な軸受ハウス64および静止軸受ハウス・サポート52(それぞれの火格子シャフト端部17、18がその中にジャーナル支持されている)は、それぞれの2つの間隔を置いて配置された側壁部71の中の開口部67を通して密封して延在しており、また、それぞれのレーン・セクション11の駆動メカニズム20は、底部壁部70の中の開口部73を通して延在している。
変位不可能な軸受ハウス64および静止軸受ハウス・サポート52によって担持されている軸受19は、外側ルーム・セクション68に対して、および、場合によっては、内側ルーム・セクション69に対して、それぞれ、ディスク・スプリングの対応するスタック81によってシールされている。
図3、図4、および図5において見られるように、それぞれの中間セクション8、9、10の静止フレームを形成する2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム60は、中空の長方形チューブの形態を有しており、中空の長方形チューブの内側74は、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されており、加圧シーリング・ガスが、中空の長方形チューブの壁部の中の孔部75を通して、中空の長方形チューブの内側74から外側ルーム・セクション68に供給される。
図1に図示されている実施形態では、第1および第2の中間セクション8、9の間に延在する第2の火格子レーン3の火格子バー13のメイン・パーツ、ならびに、第2および第3の中間セクション9、10の間に延在する第3の火格子レーン4の火格子バー13のメイン・パーツは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されており、冷却流体供給チャネル76が、火格子バー13を担持する火格子シャフト12の入口端部の中の軸線方向のボアとして形成されるようになっており、また、冷却流体出口チャネル77が、火格子バー13を担持する火格子シャフト12の出口端部の中の軸線方向のボアとして形成されるようになっており、出口端部は、入口端部の反対側にあるということが見られる。第2の火格子レーン3に関して、冷却流体供給チャネル76は、第2の中間セクション9の中に延在するそれぞれの冷却流体供給チューブ78に接続されており、冷却流体出口チャネル77は、第1の中間セクション8の中に延在するそれぞれの冷却流体リターン・チューブ79に接続されている。第3の火格子レーン4に関して、冷却流体供給チャネル76は、第3の中間セクション10の中に延在するそれぞれの冷却流体供給チューブ78に接続されており、冷却流体出口チャネル77は、第2の中間セクション9の中に延在するそれぞれの冷却流体リターン・チューブ79に接続されている。それによって、火格子バーの耐用年数は、実質的に延長され得る。火格子シャフトの一方の端部から中へ、および、他方の端部から外へ、冷却流体を導くことによって、火格子シャフトの一方の単一の端部に入口部および出口部を有する公知のデバイスと比較したものよりも、さらに良好な冷却効果が実現され得る。相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の側壁部54の隣の2つの最も外側の火格子バー13は、冷却されていない。
図2を参照すると、左サイド・セクション6と第1の中間セクション8との間に延在する第1の火格子レーン2の火格子バー13のメイン・パーツは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されており、冷却流体供給チャネル90が、左サイド・セクション6の中にジャーナル支持されている火格子シャフト12の駆動型端部の中の軸線方向のボアとして形成されるようになっており、また、冷却流体出口チャネル91が、火格子シャフト12の駆動型端部の中の冷却流体供給チャネル90の周りに同軸に形成されるようになっている。冷却流体チャネルは、火格子シャフト12の中に配置されており、冷却流体が、直列の冷却流体回路において、火格子バー13を次々に通して循環させられ得るようになっている。それに対応して、右サイド・セクション7と第3の中間セクション10との間に延在する第4の火格子レーン5の火格子バー13のメイン・パーツは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されており、冷却流体供給チャネルが、右サイド・セクション7の中にジャーナル支持されている火格子シャフト12の駆動型端部の中の軸線方向のボアとして形成されるようになっており、また、冷却流体出口チャネルが、火格子シャフト12の駆動型端部の中の冷却流体供給チャネルの周りに同軸に形成されるようになっている。
図4、図5、および図6を参照すると、それぞれの中間セクション8、9、10の相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の右側壁部54の一部を形成する非枢動式サイド・カバー・プレート53が、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されているということが見られる。それによって、火格子シャフト軸受および駆動メカニズムの耐用年数は、実質的に延長され得る。非枢動式サイド・カバー・プレート53は、とりわけ、図4Aに見ることができるように、内部冷却チャネル92を有している。図12において見られるように、非枢動式サイド・カバー・プレート53は、いわゆるT字プレート93として形成されており、T字プレート93は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の側壁部54全体のセクションをそれぞれ形成している。このケースでは、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の右に配置されているそれぞれのT字プレートは、2つのT字形状のエリアを形成しており、T字形状のエリアの下側脚部は、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の中にジャーナル支持されている2つの火格子シャフト端部の間にそれぞれ延在しており、T字形状のエリアの上側脚部は、1つの長い脚部を一緒に形成している。冷却流体入口チューブ94は、それぞれのT字プレート93第1のT字形状のエリアに配置されており、冷却流体出口チューブ95は、それぞれのT字プレート93の第2のT字形状のエリアに配置されている。
図4Aに最良に見られるように、図示されている実施形態では、カバーリング・ユニット96は、L字形状の断面を有しており、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の左側壁部54の一部を形成し、また、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の上部壁部80を形成しており、カバーリング・ユニット96は、また、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されている。それによって、火格子シャフト軸受および駆動メカニズムの耐用年数は、さらに延長され得る。冷却流体入口チューブ94の出口端部は、前記上部壁部80の内側を上部壁部80の中間エリアまで延在しており、中間エリアにおいて、冷却流体は、カバーリング・ユニット96の中の内部冷却チャネル92の中へ流入することが可能であるということが見られる。同様に、冷却流体出口チューブは、上部壁部80の中間エリアの中に入口端部を備えて配置されている。左側壁部54の一部および上部壁部80を形成している、カバーリング・ユニット96のエリアにおいて、冷却流体入口チューブ94および冷却流体出口チューブ95は、図12の図示に対応して配置されている。
再び図4Aを参照すると、枢動式サイド・カバー・プレート103が、変位不可能な軸受ハウス64の中にジャーナル支持されているそれぞれの前記駆動型の火格子シャフト端部17の上に固定されている。枢動式サイド・カバー・プレート103は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション15の左側壁部54の一部を形成しており、対応するカバーリング・ユニット96のカットアウト58の中に枢動可能に配置されており、円形(図示せず)の円弧を形成している枢動式サイド・カバー・プレート103の外側縁部59が、円形(図示せず)の対応する円弧を形成している対応するカバーリング・ユニット96のカットアウト58の対応する内側縁部の直ぐ近くにあるようになっている。枢動式サイド・カバー・プレート103は、軸線方向に変位不可能に配置されている火格子シャフト端部17の上に固定されている。それによって、比較的に緊密な接続が、静止して配置されているカバーリング・ユニット96と火格子シャフト端部との間に形成され得る。
そのうえ、図4Aでは、変位可能な軸受ハウス51に連結されており、変位可能な軸受ハウス51とともに軸線方向に変位可能である、非枢動式サイド・カバー・プレート53の上側部104が、静止して配置されているカバーリング・ユニット96の下側縁部105に対して少なくとも実質的に密封してスライドするように配置されているということが見られる。
図1に図示されている実施形態では、左サイド・セクション6および右サイド・セクション7は、それぞれ、左側の最も外側の火格子レーン2のレーン・セクション11の、および、右側の最も外側の火格子レーン5のレーン・セクション11の、駆動メカニズム20および同期メカニズム22を含む。左側の最も外側の火格子レーン2のレーン・セクション11の火格子シャフト12、ならびに、右側の最も外側の火格子レーン5のレーン・セクション11の火格子シャフト12は、それぞれ、下向き方向に連続して付番されている。それぞれの火格子シャフト12には、クランク・アームが設けられており、奇数を有する火格子シャフト12のクランク・アームは、第1のリンキング・ロッドによって接続されており、偶数を有する火格子シャフト12のクランク・アームは、第2のリンキング・ロッドによって接続されている。前記駆動メカニズム20のアクチュエーター21は、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、第1のリンキング・ロッドおよび第2のリンキング・ロッドは、リニア・アクチュエーターによって相互接続されている。図1では、および、左サイド・セクション6を図示する図2では、駆動メカニズム20は、単に部分的に図示されている。しかし、サイド・セクション6、7のそれぞれの駆動メカニズム20は、中間セクション8、9、10の駆動メカニズム20の、図8に図示されているパーツに対応しているということが理解される。図8に図示されている駆動メカニズム20において、クランク・アーム38、38、38、38、38、38は、対応する駆動シャフト26、26、26、26、26、26の上に装着されており、駆動運動は、接続ロッド31によって、火格子シャフト12、12、12、12、12、12に伝達される。しかし、サイド・セクション6、7の対応する駆動メカニズム20において、対応するクランク・アーム38、38、38、38、38、38は、火格子シャフト12、12、12、12、12、12の上に直接的に装着されている。それによって、部分的に同じまたは対応する駆動メカニズムが、サイド・セクションおよび中間セクションの両方に関して用いられ得り、それによって、異なるコンポーネントの数を低減させる。そのうえ、図8に図示されている、および、上記に説明されている、それぞれのクリアランス調節メカニズム24、および、それぞれの付勢メカニズム25は、また、サイド・セクション6、7の前記対応する駆動メカニズム20の中に用いられ得る。それによって、同じまたは対応する調節手順が用いられ得る。
上記に説明されているように、図1に図示されている実施形態では、可動火格子1は、第1の火格子レーン2、第2の火格子レーン3、第3の火格子レーン4、および第4の火格子レーン5を含む。左サイド・セクション6および右サイド・セクション7は、それぞれ、第1および第3の火格子レーン2、5の軸線方向に変位可能な駆動型の火格子シャフト端部17を囲んでいる。第1の中間セクション8は、第1の火格子レーン2の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第2の火格子レーン3の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含む。第2の中間セクション9は、第2の火格子レーン3の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第3の火格子レーン4の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含む。第3の中間セクション10は、第3の火格子レーン4の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第4の火格子レーン5の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む。
図14は、本発明による可動火格子1の別の実施形態を図示している。この実施形態では、可動火格子1’は、第1の火格子レーン2’、第2の火格子レーン3’、および第3の火格子レーン5’を含む。左サイド・セクション6および右サイド・セクション7は、それぞれ、第1および第3の火格子レーン2’、5’の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含む。第1の中間セクション8’は、第1の火格子レーン2’の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第2の火格子レーン3’の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含む。第2の中間セクション10’は、第2の火格子レーン3’の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第3の火格子レーン5’の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む。
図1および図14の実施形態を比較することによって、図1の実施形態は、第2の中間セクション9を除去することによって、ならびに、図14の実施形態の第2の火格子レーン3’の形態の1つの火格子レーンとして、第2の火格子レーン3および第3の火格子レーン4を形成することによって、図14の実施形態へと変換され得るということを見ることができる。そのうえ、次いで、図1の実施形態の左サイド・セクション6および右サイド・セクション7は、それぞれ、図14の実施形態の左サイド・セクション6および右サイド・セクション7に対応しているということが理解され得る。同様に、図1の実施形態の第1の中間セクション8は、図14の実施形態の第1の中間セクション8’に対応しており、図1の実施形態の第3の中間セクション10は、図14の実施形態の第2の中間セクション10’に対応している。
そのうえ、図1の実施形態は、本発明による可動火格子1の別の実施形態へと変換され得り、その実施形態では、可動火格子は、5つの火格子レーンを含むということが理解され得る。これは、第2の火格子レーン3または第3の火格子レーン4を、2つの新しい火格子レーンへと分割することによって行われ得り、2つの新しい火格子レーンは、図1の実施形態の第2の中間セクションに対応する9新しい中間セクションによって分離されている。同じように、これらの2つの新しい火格子レーンのうちの1つが、さらに新しい中間セクションによって分離され得り、6つの火格子レーンを有する実施形態が実現され得る。このように、任意のより多くの数の火格子レーンを有する可動火格子が生成され得る。実際には、本発明による可動火格子1は、2つの火格子レーンだけを有することも可能である。これは、第1の中間セクション8’を除去することによって、ならびに、第1の火格子レーン2’および第2の火格子レーン3’を1つの火格子レーンとして形成することによって、図14に図示されている実施形態の変換によって行われ得る。このケースでは、左サイド・セクション6の駆動メカニズムは、除去されるべきである。
本発明によれば、上記に説明されて図に図示されているもの以外の実施形態も可能である。たとえば、4つの火格子レーン2、3、4、5を有する図1に図示されている実施形態は、図示されているものとは異なって構成され得る。異なるパーツおよび構成の数を最小化するために、それぞれの中間セクション8、9、10は、図1の実施形態の第2の中間セクション9として構成され得る。そのうえ、左サイド・セクション6の詳細は、図1の実施形態の第2の中間セクション9の右半分のパーツの詳細として構成され得り、右サイド・セクション7の詳細は、図1の実施形態の第2の中間セクション9の左半分のパーツの詳細として構成され得る。当然のことながら、このケースでは、用可能なスペースに応じて、左サイド・セクションおよび右サイド・セクション6、7の中において、そのそれぞれの詳細は、一般的に、図4および図4Aに図示されているような第2の中間セクション9に基づいているが、接続ロッド31は省略され得り、また、クランク・アーム38はそれぞれの火格子シャフト12の上に直接的に装着され得り、それは、上記に説明されているような図1の実施形態においても当てはまる。また、代替的な配置は、火格子バー13の冷却のための冷却流体の供給および吐出に関しても当てはまる可能性がある。結果として生じる代替的な実施形態では、左サイド・セクション6は、第1の火格子レーン2の非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含み、右サイド・セクション7は、第3の火格子レーン5の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む。そのうえ、第1の中間セクション8は、第1の火格子レーン2の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第2の火格子レーン3の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含み、第2の中間セクション9は、第2の火格子レーン3の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第3の火格子レーン4の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含み、第3の中間セクション10は、第3の火格子レーン4の駆動型の火格子シャフト端部17に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、第4の火格子レーン5の非駆動型の火格子シャフト端部18に関して、軸線方向に変位可能な軸受50を含む。4つの火格子レーン2、3、4、5を有するこの代替的な実施形態は、上記に説明されているように、図14に図示されているような3つの火格子レーン2’、3’、5’を有する実施形態に容易に変換され得る。
別の例として、4つの火格子レーン2、3、4、5を有する図1に図示されている実施形態は変更され得り、左サイド・セクション6が、第1の火格子レーン2の駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含むようになっており、第1の中間セクション8が、第1の火格子レーン2の非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含むようになっている。同じように、追加的にまたは代替的に、実施形態は変更され得り、右サイド・セクション7が、第4の火格子レーン5の駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含むようになっており、第3の中間セクション10は、第4の火格子レーン5の非駆動型の火格子シャフト端部に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含むようになっている。その他のすべてのものは、図1に図示されている実施形態にあるものと同じままであることが可能である。また、4つの火格子レーン2、3、4、5を有するこの代替的な実施形態は、上記に説明されているように、図14に図示されているような3つの火格子レーン2’、3’、5’を有する実施形態に容易に変換され得る。
上記に説明されている異なる実施形態が、任意の適切な方式で組み合わせられ得る。上記に基づいて、当業者は、本発明による多くのさらなる実施形態が可能であるということを理解することとなる。
1 可動火格子
2、3、4、5 火格子レーン
6 左サイド・セクション
7 右サイド・セクション
8、9、10 中間セクション
11 レーン・セクション
12、12、12、12、12、12 火格子シャフト
13 火格子バー
14 傾斜した火格子表面
15 相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション
16 相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション
17 駆動型の火格子シャフト端部
18 非駆動型の火格子シャフト端部
19 火格子シャフト端部のための軸受
20 駆動メカニズム
21 アクチュエーター
22 同期メカニズム
23 火格子バーの縁部部分
24 クリアランス調節メカニズム
25 付勢メカニズム
26、26、26、26、26、26 駆動シャフト
27 火格子シャフト・レバー・アーム
28 火格子シャフト・レバー・アームの第1の端部
29 火格子シャフト・レバー・アームの第2の端部
30 接続ロッドの第1の端部
31 接続ロッド
32 接続ロッドの第2の端部
33 駆動シャフト・レバー・アーム
34 駆動シャフト・レバー・アームの第1の端部
35 駆動シャフト・レバー・アームの第2の端部
36 第1のボール・ジョイント
37 第2のボール・ジョイント
38、38、38、38、38、38 クランク・アーム
39 第1のリンキング・ロッド
40 第2のリンキング・ロッド
41 第1の同期レバー・アーム
42 第1の同期レバー・アーム第1の端部
43 第1の同期レバー・アームの第2の端部
44 同期ロッド
45 同期ロッドの第1の端部
46 第2の同期レバー・アーム
47 第2の同期レバー・アームの第1の端部
48 第2の同期レバー・アームの第2の端部
49 同期ロッドの第2の端部
50 火格子シャフト端部のための軸線方向に変位可能な軸受
51 変位可能な軸受ハウス
52 静止軸受ハウス・サポート
53 非枢動式サイド・カバー・プレート
54 相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの側壁部
55 変位可能な軸受ハウスの円筒形状の外側表面
56 静止軸受ハウス・サポートの中の円筒形状のボーリング
57 枢動式サイド・カバー・プレート
58 非枢動式サイド・カバー・プレートのカットアウト
59 枢動式サイド・カバー・プレートの外側縁部
60 火格子ビーム
61 長手方向のL字形状のブラケット
62 長手方向のL字形状のブラケットの第1の下側フランジ
63 長手方向のL字形状のブラケットの第2の直立フランジ
64 変位不可能な軸受ハウス
65 ダスト・シールド
66 中間セクションの外側エンクロージャー
67 ダスト・シールドの側壁部の中の開口部
68 外側ルーム・セクション
69 内側ルーム・セクション
70 ダスト・シールドの底部壁部
71 ダスト・シールドの側壁部
72 ダスト・シールドの上部壁部
73 ダスト・シールドの底部壁部の中の開口部
74 中空の長方形チューブの内側
75 中空の長方形チューブの壁部の中の孔部
76 冷却流体供給チャネル
77 冷却流体出口チャネル
78 冷却流体供給チューブ
79 冷却流体リターン・チューブ
80 相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクションの上部壁部
81 ディスク・スプリングのスタック
82 縁部部分同士の間の所定のクリアランス
83 燃焼室
84 ボトム・アッシュホッパー
85 セット・スクリュー
86 ディスク・スプリングのスタック
87 クランク・アームの横断方向の上側パーツ
88 キャリア
89 カップリング・エレメント
90 冷却流体供給チャネル
91 冷却流体出口チャネル
92 T字プレートまたはカバーリング・ユニットの内部冷却チャネル
93 T字プレート
94 冷却流体入口チューブ
95 冷却流体出口チューブ
96 カバーリング・ユニット
97 タップ
98 ヒンジ・パーツ
99 サイド・セクションの非枢動式サイド・カバー・プレート
100 サイド・セクションの軸線方向に変位可能な火格子シャフト端部
101 火格子シャフト端部の軸線方向に変位不可能な軸受
102 軸線方向に変位可能な軸受ハウス
103 枢動式サイド・カバー・プレート
104 非枢動式サイド・カバー・プレートの上側部
105 カバーリング・ユニットの下側縁部
106 ナット
107 ロッキング・ナット
108 ボア
109 ディスク・スプリング・ガイド
110 ロッキング・リング

Claims (27)

  1. 左サイド・セクション(6)と右サイド・セクション(7)との間に隣り合わせで配置されている複数の火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)を含む炉のための可動火格子(1)であって、隣接する火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)は、中間セクション(8、8’、9、10、10’)によって接続されており、それぞれの火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)は、少なくとも1つのレーン・セクション(11)を含み、前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)は、複数の枢動式火格子シャフト(12)を有しており、前記枢動式火格子シャフト(12)は、火格子バー(13)を担持しており、それによって、前記レーン・セクションの傾斜した火格子表面(14)を画定しており、それぞれの中間セクション(8、8’、9、10、10’)は、相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)と、相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)とを含み、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)は、対応する前記隣接する火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)の火格子バー(13)同士の間に配置されており、前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)は、対応する前記隣接する火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)の火格子バー(13)の下に少なくとも部分的に突出しており、それぞれの火格子シャフト(12)は、駆動型の火格子シャフト端部(17)および非駆動型の火格子シャフト端部(18)を有しており、それぞれの火格子シャフト端部(17、18)は、それぞれの軸受(19)の中にジャーナル支持されており、前記左サイド・セクションおよび右サイド・セクション(6、7)は、それぞれ、左側および右側の最も外側の火格子レーン(2、2’、5、5’)の対応する火格子シャフト端部(17)に関して、軸受(19)を囲んでおり、それぞれの中間セクション(8、8’、9、10、10’)の前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)は、対応する隣接する火格子レーン(2、2’、3、3’、4、5、5’)の対応する火格子シャフト端部(17、18)に関して、軸受(19)を囲んでおり、それぞれのレーン・セクション(11)は、駆動メカニズム(20)を設けられており、前記駆動メカニズム(20)は、アクチュエーター(21)を含み、前記アクチュエーター(21)は、隣接する火格子シャフト(12)を反対側の回転方向に往復して枢動させるためのものであり、前記火格子表面(14)の上の材料に波状の移動を付与するようになっており、そのような材料を下向きに輸送するようになっており、同期メカニズム(22)が、隣接する火格子シャフト(12)の火格子バー(13)の縁部部分(23)同士の間に所定のクリアランスを維持するように配置されている、可動火格子(1)において、少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)は、少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含み、前記駆動メカニズム(20)の前記アクチュエーター(21)および前記同期メカニズム(22)は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中に位置付けされていることを特徴とする、可動火格子(1)。
  2. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)において、前記少なくとも1つのレーン・セクションの前記それぞれの火格子シャフト(12)の相互の相対的な枢動位置は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中に位置付けされているそれぞれのクリアランス調節メカニズム(24)によって個別に調節可能である、請求項1に記載の可動火格子。
  3. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)において、前記少なくとも1つのレーン・セクションの前記それぞれの火格子シャフト(12)の相互の相対的な枢動位置は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中に位置付けされているそれぞれの付勢メカニズム(25)によって、それぞれの所定の相対的な枢動位置に向けて個別に弾性的に付勢されている、請求項1または2に記載の可動火格子。
  4. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)において、前記少なくとも1つのレーン・セクションの前記それぞれの火格子シャフト(12)に対応する複数の駆動シャフト(26)が、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中に位置付けされており、それぞれの前記火格子シャフト(12)の前記駆動型の火格子シャフト端部(17)は、前記駆動シャフト(26)のうちの対応する1つと個別に駆動式の接続をしている、請求項1から3のいずれか一項に記載の可動火格子。
  5. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記それぞれの火格子シャフト(12)の前記駆動型の火格子シャフト端部(17)には、それぞれの火格子シャフト・レバー・アーム(27)が設けられており、前記火格子シャフト・レバー・アーム(27)の第1の端部(28)は、前記火格子シャフト(12)と駆動接続しており、前記火格子シャフト・レバー・アーム(27)の第2の端部(29)は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中へ下に延在する対応する接続ロッド(31)の第1の端部(30)に枢動可能に接続されており、前記相対的に幅の広いハウジング・セクション(16)の中に位置付けされている前記接続ロッド(31)の第2の端部(32)は、前記駆動メカニズム(20)の前記アクチュエーター(21)と駆動式の接続をしている、請求項1から4のいずれか一項に記載の可動火格子。
  6. 前記それぞれの接続ロッド(31)の前記第2の端部(32)と前記駆動メカニズム(20)の前記アクチュエーター(21)との間の前記駆動式の接続は、個別に調節可能であり、隣接する火格子シャフト(12)の火格子バー(13)の縁部部分(23)同士の間の個々の所定のクリアランスを調節するようになっている、請求項5に記載の可動火格子。
  7. それぞれの前記火格子シャフト(12)の前記駆動型の火格子シャフト端部(17)には、火格子シャフト・レバー・アーム(27)が設けられており、前記火格子シャフト・レバー・アーム(27)の第1の端部(28)は、前記火格子シャフト(12)と駆動接続しており、前記火格子シャフト・レバー・アーム(27)の第2の端部(29)は、対応する接続ロッド(31)の第1の端部(30)に枢動可能に接続されており、それぞれの前記駆動シャフト(26)には、駆動シャフト・レバー・アーム(33)が設けられており、前記駆動シャフト・レバー・アーム(33)の第1の端部(34)は、前記駆動シャフト(26)と駆動式の接続をしており、前記駆動シャフト・レバー・アーム(33)の第2の端部(35)は、対応する接続ロッド(31)の第2の端部(32)に枢動可能に接続されており、それぞれの火格子シャフト・レバー・アーム(27)が、対応する接続ロッド(31)によって、対応する駆動シャフト・レバー・アーム(33)と接続されるようになっている、請求項4に記載の可動火格子。
  8. それぞれの接続ロッド(31)は、第1のボール・ジョイント(36)によって、対応する火格子シャフト・レバー・アーム(27)に枢動可能に接続されており、それぞれの接続ロッド(31)は、第2のボール・ジョイント(37)によって、対応する駆動シャフト・レバー・アーム(33)に枢動可能に接続されている、請求項7に記載の可動火格子。
  9. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記火格子シャフト(12、12、12、12、12、12)は、下向き方向に連続して付番されており、対応する駆動シャフト(26、26、26、26、26、26)は、それに対応して付番されており、それぞれの駆動シャフトには、クランク・アーム(38、38、38、38、38、38)が設けられており、奇数を有する駆動シャフト(26、26、26)の前記クランク・アーム(38、38、38)は、第1のリンキング・ロッド(39)によって接続されており、偶数を有する駆動シャフト(26、26、26)の前記クランク・アーム(38、38、38)は、第2のリンキング・ロッド(40)によって接続されており、前記駆動メカニズム(20)の前記アクチュエーター(21)は、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、前記第1のリンキング・ロッド(39)および前記第2のリンキング・ロッド(40)は、前記リニア・アクチュエーター(21)によって相互接続されている、請求項4、7、または8に記載の可動火格子。
  10. それぞれのクランク・アーム(38)は、前記対応する駆動シャフト(26)の上に枢動可能に調節可能に装着されている、請求項9に記載の可動火格子。
  11. それぞれのクランク・アーム(38)は、前記対応する駆動シャフト(26)の上に装着されており、前記対応する駆動シャフト(26)は、前記駆動シャフト(26)に対して所定の相対的な枢動位置に向けて弾性的に付勢されている、請求項9または10に記載の可動火格子。
  12. 奇数を有する前記駆動シャフト(26、26、26)のうちの1つ(26)は、前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記同期メカニズム(22)によって、偶数を有する前記駆動シャフト(26、26、26)のうちの1つ(26)に接続されている、請求項9から11までのいずれか一項に記載の可動火格子。
  13. 前記同期メカニズム(22)は、第1の同期レバー・アーム(41)、および、第2の同期レバー・アーム(46)を含み、前記第1の同期レバー・アーム(41)は、奇数を有する前記駆動シャフト(26、26、26)のうちの前記1つ(26)に固定して接続されている第1の端部(42)と、同期ロッド(44)の第1の端部(45)に枢動可能に接続されている第2の端部(43)とを有しており、第2の同期レバー・アーム(46)は、偶数を有する前記駆動シャフト(26、26、26)のうちの前記1つ(26)に固定して接続されている第1の端部(47)と、前記同期ロッド(44)の第2の端部(49)に枢動可能に接続されている第2の端部(48)とを有している、請求項12に記載の可動火格子。
  14. 少なくとも1つの中間セクション(8、8’、9)は、軸線方向に変位可能な軸受(50)を含み、前記軸線方向に変位可能な軸受(50)の中に、少なくとも1つのレーン・セクション(11)の対応する火格子シャフト端部(18)がジャーナル支持されており、それぞれの前記軸線方向に変位可能な軸受(50)は、変位可能な軸受ハウス(51)の中に装着されており、前記変位可能な軸受ハウス(51)は、静止軸受ハウス・サポート(52)に対して変位可能に装着されており、前記静止軸受ハウス・サポート(52)は、前記少なくとも1つの中間セクション(8、8’、9)に固定関係で装着されており、前記変位可能な軸受ハウス(51)が、前記対応する火格子シャフト(12)の前記軸線方向に変位可能となるようになっており、前記軸線方向の周りの回転に対抗して固定されるようになっており、非枢動式サイド・カバー・プレート(53)は、前記変位可能な軸受ハウス(51)に連結されており、前記変位可能な軸受ハウス(51)とともに軸線方向に変位可能であり、前記非枢動式サイド・カバー・プレート(53)は、軸線方向に変位可能な軸受(50)を含む前記少なくとも1つの中間セクション(8、8’、9)の前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)の側壁部(54)の一部を形成しており、前記非枢動式サイド・カバー・プレート(53)は、前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記火格子シャフト(12)によって担持されている前記最も外側の火格子バー(13)に近接して装着されている、請求項1から13までのいずれか一項に記載の可動火格子。
  15. 前記変位可能な軸受ハウス(51)は、円筒形状の外側表面(55)を有しており、前記円筒形状の外側表面(55)は、前記静止軸受ハウス・サポート(52)の中の円筒形状のボーリング(56)の中にスライド可能に配置されている、請求項14に記載の可動火格子。
  16. 枢動式サイド・カバー・プレート(57)は、軸線方向に変位可能な軸受(50)の中にジャーナル支持されているそれぞれの前記火格子シャフト端部(18)の上に固定されており、前記枢動式サイド・カバー・プレート(57)は、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)の前記側壁部(54)の一部を形成しており、前記枢動式サイド・カバー・プレート(57)は、前記対応する非枢動式サイド・カバー・プレート(53)のカットアウト(58)の中に枢動可能に配置されており、円形の円弧を形成している前記枢動式サイド・カバー・プレート(57)の外側縁部(59)が、円形の対応する円弧を形成している前記対応する非枢動式サイド・カバー・プレート(53)の前記カットアウト(58)の対応する内側縁部の直ぐ近くにあるようになっている、請求項14または15に記載の可動火格子。
  17. 前記軸線方向に変位可能な軸受(50)は、非駆動型の火格子シャフト端部(18)に配置されている、請求項14から16のいずれか一項に記載の可動火格子。
  18. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)において、前記中間セクション(9、10、10’)の静止フレームは、前記中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の広い下側ハウジング・セクション(16)の中の前記中間セクション(9、10、10’)の長手方向に延在する2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム(60)によって形成されており、長手方向のL字形状のブラケット(61)の形態の2つの火格子プレートが、第1の下側フランジ(62)によって、前記それぞれの間隔を置いて配置された火格子ビーム(60)の上部に装着されており、垂直方向に延在する第2の直立フランジ(63)を備えており、前記中間セクション(9、10、10’)の中に配置されている軸受ハウス(51、64)は、前記2つの長手方向のL字形状のブラケット(61)の前記それぞれの第2の直立フランジ(63)によって担持されている、請求項1から17のいずれか一項に記載の可動火格子。
  19. 前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)において、ダスト・シールド(65)は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10、10’)の外側エンクロージャー(66)の内側に配置されており、軸受(19)を担持している変位不可能な軸受ハウス(64)または静止軸受ハウス・サポート(52)は、前記ダスト・シールド(65)の中のそれぞれの開口部(67)を通して密封して延在しており、それぞれの駆動型の火格子シャフト端部(17)が、前記軸受(19)の中にジャーナル支持されており、それによって、前記ダスト・シールド(65)は、前記少なくとも1つの中間セクション(9、10)の前記外側エンクロージャー(66)の内側を、前記外側エンクロージャー(66)の隣の外側ルーム・セクション(68)と、内側ルーム・セクション(69)とに分離しており、前記内側ルーム・セクション(69)は、少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記アクチュエーター(21)および前記同期メカニズム(22)を含む、前記駆動メカニズム(20)を囲んでいる、請求項1から18のいずれか一項に記載の可動火格子。
  20. 前記外側ルーム・セクション(68)は、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されている、請求項19に記載の可動火格子。
  21. 前記ダスト・シールド(65)は、前記2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム(60)の間に延在する底部壁部(70)と、前記底部壁部(70)から、前記中間セクション(9、10、10’)の前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)の上部パーツへ延在している、2つの間隔を置いて配置された側壁部(71)と、前記2つの間隔を置いて配置された側壁部(71)を接続する上部壁部(72)とを含み、軸受(19)を担持している変位不可能な軸受ハウス(64)または静止軸受ハウス・サポート(52)は、前記それぞれの2つの間隔を置いて配置された側壁部(71)の中の開口部(67)を通して密封して延在しており、それぞれの火格子シャフト端部(17、18)が前記軸受(19)の中にジャーナル支持されており、前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記駆動メカニズム(20)は、前記底部壁部(70)の中の開口部(73)を通して延在している、請求項18および19に記載の可動火格子。
  22. 前記中間セクション(9、10、10’)の前記静止フレームを形成する前記2つの間隔を置いて配置された火格子ビーム(60)は、中空の長方形チューブの形態を有しており、前記中空の長方形チューブの前記内側(74)は、加圧シーリング・ガスの供給部に接続されており、前記加圧シーリング・ガスは、前記中空の長方形チューブの前記壁部の中の孔部(75)を通して、前記中空の長方形チューブの前記内側(74)から前記外側ルーム・セクション(68)に供給される、請求項21に記載の可動火格子。
  23. 2つの中間セクション(8、9、9’、10)の間に延在する少なくとも1つの火格子レーン(3、4)の前記火格子バー(13)のうちの少なくともいくつかは、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されており、冷却流体供給チャネル(76)が、火格子バー(13)を担持する前記火格子シャフト(12)の入口端部の中の軸線方向のボアとして形成されており、冷却流体出口チャネル(77)は、火格子バー(13)を担持する前記火格子シャフト(12)の出口端部の中の軸線方向のボアとして形成されており、前記冷却流体供給チャネル(76)は、前記2つの中間セクション(8、9、9’、10)のうちの1つの中に延在するそれぞれの冷却流体供給チューブ(78)に接続されており、前記冷却流体出口チャネルは、前記2つの中間セクション(8、9、10)のうちの他方の中に延在するそれぞれの冷却流体リターン・チューブ(79)に接続されている、請求項1から22のいずれか一項に記載の可動火格子。
  24. 前記非枢動式サイド・カバー・プレート(53)は、前記少なくとも1つの中間セクション(8、8’、9)の前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)の前記側壁部(54)の一部を形成し、また、前記相対的に幅の狭い上側ハウジング・セクション(15)の上部壁部(80)を形成しており、前記非枢動式サイド・カバー・プレート(53)は、循環する冷却流体によって冷却されるように適合されている、請求項14から17のいずれか一項に記載の可動火格子。
  25. 前記左サイド・セクション(6)および前記右サイド・セクション(7)は、それぞれ、前記左側の最も外側の火格子レーン(2、2’)の少なくとも1つのレーン・セクション(11)の、および、前記右側の最も外側の火格子レーン(5、5’)の少なくとも1つのレーン・セクション(11)の、前記駆動メカニズム(20)および前記同期メカニズム(22)を含み、前記左側の最も外側の火格子レーン(2、2’)の前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記火格子シャフト(12)、および、前記右側の最も外側の火格子レーン(5、5’)の前記少なくとも1つのレーン・セクション(11)の前記火格子シャフト(12)は、それぞれ、下向き方向に連続して付番されており、それぞれの火格子シャフト(12)には、クランク・アームが設けられており、奇数を有する火格子シャフト(12)の前記クランク・アームは、第1のリンキング・ロッドによって接続されており、偶数を有する火格子シャフト(12)の前記クランク・アームは、第2のリンキング・ロッドによって接続されており、前記駆動メカニズム(20)の前記アクチュエーター(21)は、油圧式ピストン・アクチュエーターなどのようなリニア・アクチュエーターであり、前記第1のリンキング・ロッドおよび前記第2のリンキング・ロッドは、前記リニア・アクチュエーターによって相互接続されている、請求項1から24のいずれか一項に記載の可動火格子。
  26. 前記可動火格子は、第1の火格子レーン(2’)、第2の火格子レーン(3’)、および第3の火格子レーン(5’)を含み、前記左サイド・セクション(6)および前記右サイド・セクション(7)は、それぞれ、前記第1および第3の火格子レーン(2’、5’)の駆動型の火格子シャフト端部(17)に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第1の中間セクション(8’)は、前記第1の火格子レーン(2’)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、前記第2の火格子レーン(3’)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位可能な軸受を含み、第2の中間セクション(10’)は、前記第2の火格子レーン(3’)の駆動型の火格子シャフト端部(17)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、前記第3の火格子レーン(5’)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む、請求項1から25のいずれか一項に記載の可動火格子。
  27. 前記可動火格子は、第1の火格子レーン(2)、第2の火格子レーン(3)、第3の火格子レーン(4)、および第4の火格子レーン(5)を含み、前記左サイド・セクション(6)および前記右サイド・セクション(7)は、それぞれ、前記第1のおよび第4の火格子レーン(2、5)の軸線方向に変位可能な駆動型の火格子シャフト端部(17)を囲んでおり、第1の中間セクション(8)は、前記第1の火格子レーン(2)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、前記第2の火格子レーン(3)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位可能な軸受(50)を含み、第2の中間セクション(9)は、前記第2の火格子レーン(3)の駆動型の火格子シャフト端部(17)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、前記第3の火格子レーン(4)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位可能な軸受(50)を含み、第3の中間セクション(10)は、前記第3の火格子レーン(4)の駆動型の火格子シャフト端部(17)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含み、前記第4の火格子レーン(5)の非駆動型の火格子シャフト端部(18)に関して、軸線方向に変位不可能な軸受を含む、請求項1から25のいずれか一項に記載の可動火格子。
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