JP6636748B2 - スピニングリール - Google Patents
スピニングリール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6636748B2 JP6636748B2 JP2015163110A JP2015163110A JP6636748B2 JP 6636748 B2 JP6636748 B2 JP 6636748B2 JP 2015163110 A JP2015163110 A JP 2015163110A JP 2015163110 A JP2015163110 A JP 2015163110A JP 6636748 B2 JP6636748 B2 JP 6636748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotation
- rotor
- braking
- clutch
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims description 55
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 221
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 81
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 65
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 43
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 8
- 230000009471 action Effects 0.000 description 7
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 6
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 5
- 241000276420 Lophius piscatorius Species 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 2
- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 description 2
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000861 Mg alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229910001256 stainless steel alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000011282 treatment Methods 0.000 description 1
Images
Description
特許文献1のスピニングリールは、ピニオンギアとロータとを連結及び連結解除するクラッチ機構と、クラッチ機構を係合状態にしてクラッチ機構の摩擦力を調整する制動操作部材と、を有する。制動操作部材は、クラッチ機構を、回転を伝達するオン状態と遮断するオフ状態に切り換えでき、かつ係合状態でクラッチ機構の摩擦状態を調整可能である。ピニオンギアは糸巻き取り方向の回転のみ許可される。
<全体構成>
図1に示すように、本発明の第1実施形態を採用したスピニングリール10は、釣り糸を前方に繰り出すリールである。なお、以下の説明において、「前」とは釣り糸を繰り出す方向を示し、具体的には図1の左が「前」であり、右が「後」である。また、図1の紙面直交方向において、スピニングリール10を後方から覧て左側が「左」であり、右側が「右」である。
リール本体12は、例えばマグネシウム合金製又はアルミニウム合金製である。リール本体12は、釣り竿に装着される前後に長い竿装着部12aと、竿装着部12aと間隔を隔てて配置されたリールボディ12bと、竿装着部12aとリールボディ12bとを連結する脚部12cと、を有する。リールボディ12bは、内部に機構装着空間を有し、脚部12cと一体形成され側部が開口する。リールボディ12bの開口は、蓋部材(図示せず)によって塞がれる。リールボディ12b及び蓋部材の後部は、ガード部材12dにより覆われる。脚部12cの前面には、制動レバー22を収容するための装着溝12eが形成される。装着溝12eは、断面が概ね三日月形状に形成される。リールボディ12bの内部には、図1に示すように、第1回転伝達機構20が設けられる。
ハンドル14は、ハンドルアーム14aと、ハンドルアーム14aの先端に回転自在に設けられるハンドル把手14bと、ハンドルアーム14aの基端に一体回転可能に連結されたハンドル軸14cと、を有する。ハンドル軸14cは、後述する駆動軸42に一体回転可能かつ着脱可能に連結される。
スプール16は、釣り糸が外周面に巻き付けられるものである。スプール16は、オシレーティング機構21によって、リール本体12に対して前後に往復移動する。スプール16は、スプール軸17の先端に、ドラグ機構19を介して回転可能に装着される。スプール軸17は、オシレーティング機構21に連結され、ハンドル14の回転に応じて、前後に往復移動する。なお、スプール16は、スプール軸17に回転不能に連結されてもよい。オシレーティング機構21は、第1回転伝達機構20に連結される。
ロータ18は、リール本体12に対して回転可能に設けられる。ロータ18は、装着部48と、装着部48に揺動自在に支持された釣り糸案内用のベールアーム49と、を有する。装着部48は、リール本体12に対して回転可能な壁部48aと、壁部48aと一体形成され、内周面48cを有する筒部48bと、を有する。また、装着部48は、筒部48bの後部から前方に延びる第1アーム部48d及び第2アーム部48eを有する。第1アーム部48d及び第2アーム部48eは、筒部48bの後部の周方向の対向した位置に対向して設けられる。壁部48aの中央部には貫通孔48gを有するボス部48fが形成される。この貫通孔48gにスプール軸17及び後述するピニオンギア46が貫通する。第1アーム部48dの先端と第2アーム部48eの先端部に、ベールアーム49が揺動自在に設けられる。このベールアーム49により釣り糸がスプール16に案内される。
第1回転伝達機構20は、ハンドル14が一体回転可能に固定される駆動軸42と、駆動ギア44と、駆動ギア44に噛み合うピニオンギア46と、を有する。駆動軸42は、前後方向と食い違う左右方向に沿って配置され、ハンドル14が一体回転可能に連結される。駆動軸42は、リールボディ12b及び蓋部材に回転自在に支持される。駆動ギア44は、駆動軸42に一体回転可能に設けられる。
図1に示すように、制動レバー22は、第1軸Xと食い違う第2軸Y方向にリール本体12の脚部12cに装着された支持軸33によりリール本体12に第2軸Y回りに揺動自在に支持される。制動レバー22は、ばね部材35によって、竿装着部12aと離反する方向に付勢される。
ロータ制動機構24は、図2、図3、図4及び図5に示すように、制動部材50と、環状の第1制動シュー51と、回転規制部52と、を有する。制動部材50は、筒部48bの内周面48cに対向して配置される。制動部材50は、ピニオンギア46と一体回転可能に連結される。制動部材50は、制動レバー22によって筒部48bの内周面48cに向けて押圧される有底筒状の部材を含む。制動部材50は、移動部材54と、ドラム部材56と、第1付勢部材58と、ラジアル転がり軸受60と、を有する。
クラッチ切換部材26は、図4及び図5に示すように、制動レバー22に連動してクラッチ機構28をオン状態とオフ状態とに切り換える。クラッチ切換部材26は、リールボディ12bの前面に設けられる揺動支持部38に揺動自在に支持される。クラッチ切換部材26は、トグルばね40によって、図4に示すクラッチオン位置と、図5に示すクラッチオン位置と、に保持される。また、トグルばね40は、クラッチ切換部材26を介して、制動レバー22を、図1に一転鎖線で示す所定制動位置と、実線で示す制動解除位置と、に保持する。クラッチ切換部材26は、ロータ18の筒部48b内にC字状に湾曲して配置される板状部材である。クラッチ切換部材26は、揺動支持部38に固定された揺動軸45に揺動自在に装着される。クラッチ切換部材26の基端26aは、係止孔22gに係止されており、クラッチ切換部材26は、制動レバー22が制動解除位置操作されるとクラッチオフ位置に配置され、所定制動位置に操作されるとクラッチオン位置に配置される。クラッチ切換部材26の湾曲した先端26bにトグルばね40が取り付けられる。クラッチ切換部材26は、先端26bには、後述するクラッチカム74の連結部材74dが係合する連結スリット26cが径方向内側に形成される。
クラッチ機構28は、図2及び図3に示すように第1係合部68と、第1係合部68に一体回転可能に係合する第2係合部70と、を有する。第1係合部68及び第2係合部70は、逆方向の鋸歯状に形成される。第1係合部68は、回転規制部52のいずれかのディスク部材に形成される。本実施形態では第2ディスク部材66bの端部に形成される。第2係合部70は、ロータ18の壁部48aに後面に装着された環状部材71の端部に形成される。クラッチ機構28は、オン状態の場合、第1係合部68と第2係合部70とがかみ合う。クラッチ機構28は、オフ状態の場合、第1係合部68と第2係合部70とが離反する。クラッチ機構28は、移動部材54が壁部48aに接近及び離反することによって、オン状態とオフ状態とに切り換わる。
クラッチ制御機構30は、外周面にカム溝72aを有するカム受け部72と、カム溝72aに係合するカムピン74aを有するクラッチカム74と、第2付勢部材76と、を有する。カム受け部72は、リール本体12に設けられ、内部に逆転禁止機構34が収納される筒状部材である。カム受け部72は、クラッチ切換部材26の揺動軸45に延びる回り止めアーム72bを有し、揺動軸45によって回り止めされる。カム溝72aは、第1カム部の一例である。カム溝72aは、周方向及び軸方向に交差するようにカム受け部72の外周面に斜めに形成される。
第2回転伝達機構32は、前述したように、クラッチ機構28よりもハンドル14側で回転伝達経路20aに設けられ、ハンドル14の回転に応じてハンドル14の回転をロータ18に伝達する。本実施形態では、制動部材50の回転をロータ18に伝達する。具体的には、ドラム部材56に設けられた回転バランス調整部57と、によって構成される。回転バランス調整部57をドラム部材56に設けることによって、ドラム部材56は以下のように動く。クラッチオフ状態でロータ18が糸繰り出し方向に回転する場合には、ドラム部材56に遠心力が作用しないので、ドラム部材56による負荷は生じない。一方、ハンドル14の回転によって、ドラム部材56が糸巻き取り方向に回転すると、ドラム部材56の回転バランス調整部57が遠心力によってドラム部材56を第3位置から第4位置に径方向外方に移動させる。これによって、第1制動シュー51にドラム部材56が接触し、ドラム部材56を介してハンドル14の回転がロータ18に伝達され、ロータ18が糸巻き取り方向に回転する。ここでは、ドラム部材56によって、第2回転伝達機構32を構成できるので、第2回転伝達機構32の構成が簡素である。
逆転禁止機構34は、ピニオンギア46の糸巻き取り方向と反対方向の回転を禁止する。これによって、ピニオンギア46と第1回転伝達機構20によって連結されたハンドル14の糸繰り出し方向が禁止される。逆転禁止機構34は、本実施形態では、ローラクラッチ34aを含む。ローラクラッチ34aは、内輪遊転型のものである。ローラクラッチ34aは、内輪34bと、外輪34cと、複数の転動体34dと、を有する。内輪34bは、移動部材54に一体回転可能に連結される。外輪34cは、回転不能なカム受け部72に回転不能に連結される。転動体34dは、内輪34bと外輪34cの間に転動自在に装着される。
キャスティング時には、ベールアーム49を糸開放姿勢側に倒し、キャスティングすることにより、スプール16の外周から釣り糸が繰り出される。糸巻取時には、制動レバー22を制動解除位置から所定制動位置に操作してクラッチ機構28をオン状態にする。この状態で、ハンドル14を糸巻き取り方向に回転させると、ベールアーム49が図示しない戻し機構により糸巻き取り姿勢に戻る。ハンドル14の回転力は、駆動軸42、駆動ギア44を介してピニオンギア46に伝達される。ピニオンギア46に伝達された回転力は、移動部材54及びクラッチ機構28を介してロータ18に伝達される。このとき、ドラム部材56もロータ18と同じ糸巻き取り方向に回転するので、ドラム部材56が筒部48bの内周面に接触してもロータ18の回転に影響を与えない。ピニオンギア46が回転すると、スプール軸17が前後方向に往復移動する。
図7に示す第2実施形態に係るスピニングリール110では、第2回転伝達機構132の構成が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。なお、第2実施形態以降の説明では、第1実施形態と実質的に同様な構成の部材については、第1実施形態と同じ符号を図面に付してその説明を省略する。また第1実施形態と異なるが、対応する部材については、下二桁の符号が同じ三桁の符号を付して説明する。
図9及び図10に示す第3実施形態に係るスピニングリール210では、第2回転伝達機構232の構成が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
12 リール本体
12a 竿装着部
14 ハンドル
16 スプール
18 ロータ
20 第1回転伝達機構
20a 回転伝達経路
22 制動レバー
24 ロータ制動機構
26 クラッチ切換部材
28 クラッチ機構
30 クラッチ制御機構
32、132、232 第2回転伝達機構
34 逆転禁止機構
42 駆動軸
44 駆動ギア
46 ピニオンギア
48 装着部
48a 壁部
48b 筒部
48c 内周面
50 制動部材
50a 外周面
51 第1制動シュー
52 回転規制部
54 移動部材
56、256 ドラム部材
57 回転バランス調整部
58 第1付勢部材
60 ラジアル転がり軸受
62 第1移動部材
64 第2移動部材
66 ディスク部材
68 第1係合部
70 第2係合部
72 カム受け部
74 クラッチカム
76 第2付勢部材
180 アーム部材
182 磁石
284 第2制動シュー
286 第3付勢部材
Claims (17)
- 釣り糸を前方に繰り出すスピニングリールであって、
竿装着部を有するリール本体と、
前記リール本体の側部に回転可能に設けられるハンドルと、
前記リール本体に前後方向に移動可能に支持されたスプールと、
前記リール本体に対して回転可能であり、前記スプールに釣り糸を巻き付けるように構成されるロータと、
前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達する回転伝達経路を有する第1回転伝達機構と、
前記リール本体に移動可能に設けられる制動操作部材と、
前記制動操作部材の操作に応じて前記ロータの釣り糸繰り出し方向の回転を制動するロータ制動機構と、
前記リール本体に移動可能に設けられるクラッチ切換部材と、
前記回転伝達経路に設けられ、前記第1回転伝達機構により前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達するオン状態と、伝達しないオフ状態と、に前記クラッチ切換部材によって切り換え可能なクラッチ機構と、
前記クラッチ機構を、前記クラッチ切換部材の移動に応じて前記オン状態と前記オフ状態とに制御するクラッチ制御機構と、
前記クラッチ機構よりもハンドル側で前記回転伝達経路に設けられ、前記クラッチ機構が前記オフ状態かつ前記ロータの回転が前記ロータ制動機構によって制動されていないとき、前記ハンドルの釣り糸巻き取り方向の回転に応じて前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達する第2回転伝達機構と、
を備えるスピニングリール。 - 前記第2回転伝達機構は、前記ハンドルの回転に応じて発生する遠心力によって、前記回転を伝達する、請求項1に記載のスピニングリール。
- 前記第1回転伝達機構は、
前記前後方向と食い違う左右方向に沿って配置され前記ハンドルが一体回転可能に連結される駆動軸と、
前記駆動軸に一体回転可能に設けられる駆動ギアと、
前記前後方向に沿って配置され、前記駆動ギアにかみ合うピニオンギアと、を有し、
前記クラッチ機構は、前記ピニオンギアと前記ロータとの間に配置される、請求項1又は2に記載のスピニングリール。 - 前記ピニオンギアの糸巻き取り方向と逆の方向の回転を禁止する逆転禁止機構をさらに備える、請求項3に記載のスピニングリール。
- 前記ロータは、前記リール本体に対して回転可能な円板状の壁部、及び前記壁部の外周側に一体形成される筒部を含む装着部を有し、
前記ロータ制動機構は、
前記筒部の内周面に対向して配置され、前記ピニオンギアと一体回転可能に連結され、前記制動操作部材によって前記筒部の内周面に向けて押圧される制動部材と、
前記制動部材の外周面に接触可能に、前記筒部の内周面に設けられた環状の第1制動シューと、を有する、請求項3又は4に記載のスピニングリール。 - 前記制動部材は、
前記ピニオンギアに対して一体回転可能、かつ第1位置と、前記第1位置よりも前方の第2位置と、に前後移動可能な移動部材と、
前記移動部材に第3位置と、前記第3位置よりも径方向外方の第4位置と、の間で径方向に移動自在に取り付けられ、前記制動操作部材によって押圧され、前記第1制動シューに接触可能なドラム部材と、
前記ドラム部材を前記第4位置から前記第3位置に向けて付勢し、かつ前記第3位置に保持する第1付勢部材と、
を有する、請求項5に記載のスピニングリール。 - 前記制動部材は、前記制動操作部材と前記ドラム部材の間に配置されたラジアル転がり軸受をさらに有する、請求項6に記載のスピニングリール。
- 前記移動部材は、
前記ピニオンギアに一体回転可能かつ軸方向移動不能に連結された筒状の第1移動部材と、
前記第1移動部材に一体回転可能かつ軸方向移動自在に連結され、前記ドラム部材が前記径方向に移動自在に連結される円板状の第2移動部材と、
を有する、請求項6又は7に記載のスピニングリール。 - 前記ロータ制動機構は、前記クラッチ機構が前記オン状態の場合、前記ロータの糸繰り出し方向の回転を規制する回転規制部を有する、請求項6から8のいずれか1項に記載のスピニングリール。
- 前記回転規制部は、前記ロータの前記糸繰り出し方向の回転を所定の制動力で制動する、請求項9に記載のスピニングリール。
- 前記回転規制部は、前記移動部材と、前記ドラム部材と、の間に設けられる複数のディスク部材を有する、請求項9又は10に記載のスピニングリール。
- 前記クラッチ機構は、
前記複数のディスク部材のいずれか一つに設けられる第1係合部と、
前記壁部に設けられ、前記第1係合部に係合して前記ピニオンギアと前記ロータと、を一体回転可能に連結する第2係合部と、を有する、請求項11に記載のスピニングリール。 - 前記クラッチ制御機構は、
第1カム部を有し、前記リール本体に設けられるカム受け部と、
前記第1カム部に係合する第2カム部を有し、前記第1カム部と前記第2カム部との係合によって、前記クラッチ切換部材の移動に応じて、前記リール本体に対して前記ピニオンギアの軸回りに回転可能かつ軸方向に移動し、前記移動部材を前記第1位置から前記第2位置に向けて押圧するクラッチカムと、
前記移動部材を前記第2位置から前記第1位置に付勢する第2付勢部材と、を有し、
前記クラッチ機構は、前記移動部材が前記第2位置に配置されると、前記オン状態になり、前記第1位置に配置されると前記オフ状態になる、請求項6から12のいずれか1項に記載のスピニングリール。 - 前記制動操作部材は、前記リール本体に揺動自在に装着され、第5位置と、前記第5位置よりも前記竿装着部から離反する第6位置と、に保持され、かつ前記第5位置から前記竿装着部に接近する方向に揺動自在であり、操作が終わると前記第5位置に戻るように構成され、
前記クラッチ切換部材は、前記制動操作部材が前記第5位置から前記第6位置に移動すると、前記移動部材が前記第1位置から前記第2位置に移動するように、前記制動操作部材及び前記クラッチカムに連結される、請求項13に記載のスピニングリール。 - 前記ドラム部材は、周方向の少なくとも一カ所に他の部分よりも重い回転バランス調整部を有し、
前記第2回転伝達機構は、遠心力によって、前記ドラム部材を径方向外方に移動させて前記第1制動シューに接触させることによって、前記ハンドルの回転を前記ロータに伝達する、請求項6から14のいずれか1項に記載のスピニングリール。 - 前記第2回転伝達機構は、
前記ドラム部材の外周面と前記筒部の内周面との間に配置され、前記ドラム部材の外周面に一端が固定され、前記ドラム部材の前記外周面に沿うように湾曲する弾性体製のアーム部材と、
前記アーム部材の他端に固定された磁石と、
を有する、請求項6から14のいずれか1項に記載のスピニングリール。 - 前記第2回転伝達機構は、
前記第1制動シューを押圧可能な第7位置と、前記第1制動シューから離反した第8位置と、に径方向移動自在に前記ドラム部材に設けられた少なくとも一つの第2制動シューと、
遠心力によって前記第7位置に移動した前記第2制動シューを前記第8位置に戻す第3付勢部材と、を有する、請求項6から14のいずれか1項に記載のスピニングリール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015163110A JP6636748B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | スピニングリール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015163110A JP6636748B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | スピニングリール |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018114451A Division JP2018161139A (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | スピニングリール |
JP2019228861A Division JP6856738B2 (ja) | 2019-12-19 | 2019-12-19 | スピニングリール |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017038565A JP2017038565A (ja) | 2017-02-23 |
JP2017038565A5 JP2017038565A5 (ja) | 2018-07-26 |
JP6636748B2 true JP6636748B2 (ja) | 2020-01-29 |
Family
ID=58202222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015163110A Active JP6636748B2 (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | スピニングリール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6636748B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6856738B2 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-04-07 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2647711B2 (ja) * | 1989-03-03 | 1997-08-27 | マミヤ・オーピー株式会社 | 魚釣用スピニングリール |
US5199682A (en) * | 1991-06-03 | 1993-04-06 | Scott James | Fishing reel with annual ratchet clutch external the spool |
JP3585318B2 (ja) * | 1996-06-04 | 2004-11-04 | 株式会社シマノ | スピニングリール |
JP2003079294A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-18 | Shimano Inc | スピニングリール |
JP4500629B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2010-07-14 | 株式会社シマノ | スピニングリールの発音機構 |
JP2006121974A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用スピニングリール |
-
2015
- 2015-08-20 JP JP2015163110A patent/JP6636748B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017038565A (ja) | 2017-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5590986B2 (ja) | 釣り用リールのワンウェイクラッチ | |
JP5258688B2 (ja) | 両軸受リールの発音装置 | |
US8490908B2 (en) | Spinning reel drag switch device | |
JP5961378B2 (ja) | 両軸受リールのドラグ調整装置 | |
KR102502474B1 (ko) | 스피닝 릴 | |
KR102689222B1 (ko) | 양 베어링 릴 | |
JP2012007643A5 (ja) | ||
US6431482B1 (en) | Dual-bearing reel spool-locking mechanism | |
JP2011019427A5 (ja) | ||
US9615560B2 (en) | Dual-bearing reel | |
JP2016116463A5 (ja) | ||
JP5242353B2 (ja) | 両軸受リールのドラグ調整装置 | |
JP2015092876A5 (ja) | ||
KR20150139412A (ko) | 양 베어링 릴의 클러치 복귀 기구 | |
US20150136889A1 (en) | Spinning reel | |
JP6636748B2 (ja) | スピニングリール | |
JP2020043876A (ja) | スピニングリール | |
JP4870101B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
TWI615093B (zh) | 釣魚用紡車式捲線器及其轉子制動裝置之制動操作桿 | |
JP2018161139A (ja) | スピニングリール | |
JP6267874B2 (ja) | 両軸受リールのスプール制動装置 | |
JP6247115B2 (ja) | スピニングリール | |
JP2015159757A5 (ja) | ||
JP4870102B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP4870106B2 (ja) | 魚釣用スピニングリール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180607 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191219 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6636748 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |