JP6635757B2 - ハニカムフィルタ - Google Patents
ハニカムフィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6635757B2 JP6635757B2 JP2015219853A JP2015219853A JP6635757B2 JP 6635757 B2 JP6635757 B2 JP 6635757B2 JP 2015219853 A JP2015219853 A JP 2015219853A JP 2015219853 A JP2015219853 A JP 2015219853A JP 6635757 B2 JP6635757 B2 JP 6635757B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- honeycomb
- slit
- honeycomb filter
- honeycomb substrate
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
本発明のハニカムフィルタは、多孔質の隔壁及び外周壁を有するハニカム基材と、セルの開口部を目封止する目封止部と、を備え、ハニカム基材の内部に、少なくとも1本のスリットが形成されたものである。
次に、本発明のハニカムフィルタの製造方法の実施形態について説明する。本実施形態のハニカムフィルタの製造方法は、スリット無しハニカム基材を作製する工程と、スリット無しハニカム基材の外周壁及び隔壁を切断することによって、少なくとも1本のスリットを形成するスリット形成工程と、を有するものである。スリット無しハニカム基材を作製する工程は、多孔質の隔壁、及び隔壁を囲繞するように配設された外周壁を有するスリット無しハニカム基材を作製する工程である。このような製造方法によれば、本発明のハニカムフィルタを簡便に製造することができる。
以下に示す方法により、実施例1〜21、及び比較例1,2のハニカムフィルタを製造した。
圧損測定装置にて、ハニカムフィルタ内に、ガスとともにPMを、一定量流入させ、ハニカムフィルタの流入端面側、及び流出端面側の圧力を測定し、その差を評価した。圧損評価の測定条件は、入りガス200℃、流量4Nm3/min、PM排出量17g/hとした。圧損評価の評価基準は、以下の通りである。約40時間後の圧損値が、DPF(スリット無し)に対して、40%以上低い場合を、評価「○(良)」とした。約40時間後の圧損値が、DPF(スリット無し)に対して、低いが、その低減率が40%未満である場合を、評価「△(可)」とした。
圧損測定装置にて、ハニカムフィルタ内に、ガスとともにPMを、一定量流入させ、ハニカムフィルタの流入端面側のPM流入量と、ハニカムフィルタの流出端面側のPM排出量を測定し、その割合から捕集効率を評価した。捕集評価の測定条件は、入りガス200℃、流量4Nm3/min、PM排出量17g/hとした。捕集評価の評価基準は、以下の通りである。測定開始(ススの堆積開始)から30秒間の捕集効率が、片側目封じハニカム(約40〜50%)と比較し、50%以上(同等以上)である場合を、評価「○(良)」とし、50%未満である場合を、評価「△(即ち、可)」とした。
Claims (11)
- 排ガスが流入する側の端面である流入端面から排ガスが流出する側の端面である流出端面まで延びる流体の流路となる複数のセルを区画形成する多孔質の隔壁、及び前記隔壁を囲繞するように配設された外周壁を有するハニカム基材と、
複数の前記セルにおける流入端面側の少なくとも一部、及び流出端面側の少なくとも一部に配設された目封止部と、を備え、
前記ハニカム基材の内部に、少なくとも1本のスリットが形成されている、ハニカムフィルタであって、
前記ハニカム基材の前記流入端面から前記流出端面に向かうY軸方向に垂直な断面の面積に対する、前記スリットが形成されている領域の総面積の割合が20%より大きく、320%より小さいものであり、且つ、前記スリットの幅が1mm以上、10mm未満のものであり、且つ、前記スリットの本数が1本以上、8本以下である、ハニカムフィルタ。 - 前記スリットが形成される領域が、前記ハニカム基材の前記流入端面から前記流出端面に向かうY軸方向に対して垂直なX軸方向に平行で、且つ、前記ハニカム基材の前記Y軸方向に垂直であるか、又は、前記X軸方向及び前記Y軸方向に対して傾斜している、請求項1に記載のハニカムフィルタ。
- 前記ハニカム基材に前記スリットが複数本形成されており、前記ハニカム基材の前記外周壁から、前記X軸方向に対して、複数本の前記スリットが同じ方向から形成されている、請求項2に記載のハニカムフィルタ。
- 前記ハニカム基材に前記スリットが複数本形成されており、前記ハニカム基材の前記外周壁から、前記X軸方向に対して、複数本の前記スリットが前記Y軸方向に沿って互い違いに形成されている、請求項2に記載のハニカムフィルタ。
- 複数本の前記スリットの隣接する間隔が、それぞれ等間隔である、請求項3又は4に記載のハニカムフィルタ。
- 複数本の前記スリットの隣接する間隔が、不均一である、請求項3又は4に記載のハニカムフィルタ。
- 前記ハニカム基材の気孔率が30〜70%であり、前記ハニカム基材の気孔径が5〜30μmである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記ハニカム基材は、前記流入端面側が目封止された前記セルと、前記流出端面側が目封止された前記セルとで、前記セルの開口部の大きさが異なるものである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 前記ハニカム基材の前記外周壁からその内部に亘って、前記スリットが形成されており、当該スリットの表面開口部が、コート材によって閉塞されている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のハニカムフィルタ。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載のハニカムフィルタを製造する方法であって、
多孔質の隔壁、及び前記隔壁を囲繞するように配設された外周壁を有するスリット無しハニカム基材を作製する工程と、
前記スリット無しハニカム基材の前記外周壁の外周面から、前記スリット無しハニカム基材の内部に向かって、前記スリット無しハニカム基材の前記外周壁及び前記隔壁を切断することによって、少なくとも1本のスリットを形成するスリット形成工程と、を有する、ハニカムフィルタの製造方法。 - 前記少なくとも1本のスリットを形成した後、当該スリットを形成したハニカム基材の前記外周壁の表面開口部を、コート材によって塞ぐ、スリット表面開口部閉塞工程を、更に有する、請求項10に記載のハニカムフィルタの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201462077408P | 2014-11-10 | 2014-11-10 | |
US62/077,408 | 2014-11-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016087605A JP2016087605A (ja) | 2016-05-23 |
JP6635757B2 true JP6635757B2 (ja) | 2020-01-29 |
Family
ID=56016701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015219853A Active JP6635757B2 (ja) | 2014-11-10 | 2015-11-09 | ハニカムフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6635757B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5870814A (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-27 | Nippon Soken Inc | 排気ガス浄化用構造物 |
JP2010100046A (ja) * | 2008-09-24 | 2010-05-06 | Ngk Insulators Ltd | ハニカム構造体 |
JP5137902B2 (ja) * | 2009-06-08 | 2013-02-06 | 東京窯業株式会社 | ガス浄化フィルタ及びガス浄化フィルタの製造方法 |
WO2013146955A1 (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 日本碍子株式会社 | ハニカム構造体 |
DE102014000756B4 (de) * | 2013-01-23 | 2022-07-28 | Ngk Insulators, Ltd. | Katalysatorwabenkörper |
-
2015
- 2015-11-09 JP JP2015219853A patent/JP6635757B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016087605A (ja) | 2016-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4285096B2 (ja) | 内燃機関の排ガス浄化装置 | |
JP4969103B2 (ja) | ハニカム構造体 | |
JP6200212B2 (ja) | ハニカム触媒体 | |
JP5771549B2 (ja) | フィルタエレメント | |
KR100747088B1 (ko) | 열내구성이 개선된 디젤엔진 매연여과장치용 촉매식 dpf | |
JPWO2008066167A1 (ja) | セラミックハニカムフィルタ及びその製造方法 | |
JP6246683B2 (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP6767235B2 (ja) | 目封止ハニカム構造体 | |
JP5409070B2 (ja) | 排ガス浄化装置の製造方法及び排ガス浄化装置 | |
JP5997026B2 (ja) | ハニカム触媒体 | |
JP2010269205A (ja) | 排ガス浄化用触媒 | |
JP6887303B2 (ja) | ハニカムフィルタ | |
KR101480811B1 (ko) | 세라믹 허니컴 필터 | |
JP2014054623A (ja) | 目封止ハニカム構造体 | |
JP6639977B2 (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP2018167199A (ja) | ハニカムフィルタ | |
CN107965368B (zh) | 封孔蜂窝结构体 | |
JP4471621B2 (ja) | ハニカム構造体 | |
US10105696B2 (en) | Honeycomb structure | |
JP2008104944A (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP6887300B2 (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP6887301B2 (ja) | ハニカムフィルタ | |
JP4285342B2 (ja) | 排ガス浄化フィルタの製造方法 | |
JP6485162B2 (ja) | 排ガス浄化フィルタ | |
JP6635757B2 (ja) | ハニカムフィルタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191217 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6635757 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |