JP6634606B2 - 鉛蓄電池と、鉛蓄電池と排気ホースとの連結体 - Google Patents

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Description

本発明は、排気経路が内部に設けられた隆起部を含む蓋を有する鉛蓄電池、およびその鉛蓄電池と排気ホースとの連結体に関する。
近年、複数のセル室と連通した排気経路が設けられた蓋を有する鉛蓄電池が、自動車のエンジン始動用に多く用いられている。この形状の鉛蓄電池では、排気経路の排出口を排気ホースと繋ぐ必要がある。
ところで一般に、自動車の寿命を終えるまでの間に、搭載された鉛蓄電池は、車検など整備やユーザー変更の際に交換される。交換の際には、自動車の部品の一つである排気ホースが古い鉛蓄電池から外され、新たな鉛蓄電池に繋げられる。
また、この形状の鉛蓄電池は、搭載される車種によって、両端の排出口のうち使用しない方を封口する必要がある。従来は使用しない方の排出口を、予め製造会社が超音波溶着などで封口している。しかしながら、このやり方では使用者(購入者)が自身の車の仕様(どちらの排出口を使用するのか)を熟知していないと、誤って使用する排出口が封口されている鉛蓄電池を購入してしまう虞がある。
そこで、蓋の両端に排気口を設け、そのうちの一方を封口する栓を同梱して鉛蓄電池を販売するやり方が好ましいと考えられる。この場合、使用者は購入後に自身の車の仕様を把握してから、特許文献1のようにネジ部を有する栓で、封口すべき側の排出口を封口することができる。
実開昭60−040964号公報
本発明は、作業性に優れかつ脱着を行っても安定した嵌合状態を保てるように、鉛蓄電池と排気ホースとを連結する構造を提供する。また、本発明はこのような用途に適した構造の鉛蓄電池を提供する。
本発明による連結体は、鉛蓄電池と排気ホースとを有する。鉛蓄電池は、複数の極板群と、電槽と、蓋とを有する。極板群はそれぞれ、正極と、負極と、正極と負極との間に介在するセパレータとを有する。電槽は、極板群のそれぞれを挿入する複数のセル室を有する。蓋は、第一端に、円筒状に窪んだ排出口を有するともに、複数のセル室と連通した排気経路が内部に設けられ、電槽の開口部を封口している。排気ホースは、排気経路の排出口で蓋に連結されている。排気ホースは、内部に空洞が設けられた円筒状の先端部と、内部に、先端部の空洞と連なる空洞が設けられたチューブ部とを有する。この先端部には、先端部の一部を周回するように連続したリブが設けられている。排出口の内径A、先端部におけるリブ以外の部分の外径B、リブの外径C、チューブ部の外径Dは、排出口に排気ホースが取り付けられていない状態で、B<A<C<Dの関係を満たす。排出口の内表面には、リブに嵌合する凹部が設けられていない。先端部とチューブ部との境界は、リブと離間している。先端部の先端から境界までの長さαに対するリブの長さβの比β/αが、0.03以上、0.25以下である。
以上の構成によれば、作業性に優れ、かつ脱着しても安定した嵌合状態を保てる。
本発明による鉛蓄電池は、複数の極板群と、電槽と、蓋と、栓とを有する。極板群はそれぞれ、正極と、負極と、正極と負極との間に介在するセパレータとを有する。電槽は、極板群のそれぞれを挿入する複数のセル室を有する。蓋は、両端に、円筒状に窪んだ排出口を有するともに、複数のセル室と連通した排気経路が内部に設けられ、電槽の開口部を封口している。栓は、排出口の一方を封口している。栓は、内部が空洞である円筒状の筒部と、筒部の一端を塞ぐ平板とを有する。筒部には、筒部の一部を周回するように連続したリブが設けられている。排出口のそれぞれの内径K、筒部におけるリブ以外の部分の外径L、栓のリブの外径M、平板の最少寸法Nは、排出口に栓が取り付けられていない状態で、L<K<M<Nの関係を満たす。リブと平板とは離間している。筒部の先端から平板までの長さγに対する栓のリブの長さδの比δ/γが、0.03以上、0.25以下である。
この構成によれば、自身の車の仕様を熟知していない使用者が試行錯誤して取り付けと取り外しを繰り返しても、装着時の作業性に優れた栓によって排気経路の一端を封口できるので、鉛蓄電池の密閉性を保つことができる。
本発明の実施の形態1による連結体に用いられる鉛蓄電池を模式的に示した部分透視図 本発明の実施の形態1による連結体を模式的に示した部分透視図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースの一例の要部模式図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースの他の例の要部模式図 図2に示す連結体の要部断面図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースの一例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースの他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースのさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースのさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態1による連結体に用いられる排気ホースのさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態1による連結体の要部断面図 本発明の実施の形態1による連結体の要部断面図 本発明の実施の形態1による連結体の評価方法を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の部分断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の部分断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の部分断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いる栓の一例の斜視図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いる栓の他の例の斜視図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の部分断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いられる栓の一例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いられる栓の他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いられる栓のさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いられる栓のさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池に用いられる栓のさらに他の例の断面と、リブの断面を示す図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の要部断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の要部断面図 本発明の実施の形態2による鉛蓄電池の部分平面図
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。なお本発明は以下の説明内容に限定されない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の説明に先立ち、従来の構成における問題点を簡単に説明する。特許文献1に開示されたネジ構造を排気ホースと排出口とに適用して連結した場合でも、螺合の際に細長い排気ホースを回転させることは、狭い格納スペースでは困難な場合がある。また、排気ホースの構造を改良して螺合しやすくしたとしても、排気ホースと排出口との脱着を繰り返すと、排気ホースや排出口のネジ山が破損して、鉛蓄電池を交換した後の嵌合状態が安定しない虞がある。
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態による連結体に用いられる鉛蓄電池を模式的に示した部分透視図である。図2は本実施の形態による連結体を模式的に示した部分透視図である。
図1に示すように、鉛蓄電池20は、複数の極板群1と、樹脂製の電槽2と、樹脂製の蓋4とを有する。極板群1はそれぞれ、正極と、負極と、正極と負極との間に介在するセパレータとを有する。電槽2は、極板群1のそれぞれを挿入する複数のセル室2Aを有する。蓋4は、第一端に、円筒状に窪んだ排出口3Aを有するともに、複数のセル室2Aと連通した排気経路3が内部に設けられ、電槽2の開口部を封口している。そして、図2に示すように、排気経路3の排出口3Aを排気ホース5と繋ぐことで、鉛蓄電池20と排気ホース5との連結体が構成される。すなわち、排気ホース5は、排気経路3の排出口3Aで蓋4に連結される。なお、排気経路3は隆起部4Aの内部に設けられている。
図3A、図3Bは排気ホース5の要部の例を示す模式図である。排気ホース5は、内部に空洞が設けられた円筒状の先端部5Aと、内部に、先端部5Aの空洞と連なる空洞が設けられたチューブ部5Cとを有する。先端部5Aには、その一部を周回するように連続したリブ5Bが設けられている。先端部5Aとチューブ部5Cとの境界は、リブ5Bと離間している。先端部5Aを鉛蓄電池20の排出口3Aに挿入することで、図2に示す形態となる。
図4は図2に示す連結体の要部断面図である。排出口3Aの内径A、先端部5Aにおけるリブ5B以外の部分の外径B、リブ5Bの外径C、チューブ部5Cの外径Dは、B<A<C<Dの関係を満たしている。
前述のように、一般に、自動車の寿命を終えるまでの間に、搭載された鉛蓄電池は、車検など整備やユーザー変更の際に交換される。交換の際には、自動車の部品の一つである排気ホースが古い鉛蓄電池から外され、新たな鉛蓄電池に繋げられる。すなわち図2のような連結体として鉛蓄電池20を搭載する一般的な自動車では、排気ホース5と鉛蓄電池20の排気経路3(排出口3A)とを脱着する必要がある。そのため、脱着した後の排気ホース5と鉛蓄電池20の排気経路3(排出口3A)との嵌合状態を良好に保つ必要がある。
本発明の形態では、以下に示すように、作業性に優れかつ脱着後も嵌合状態を保てる構成で、鉛蓄電池20と排気ホース5とを連結することができる。
前述のように、排出口3Aの内径Aよりも先端部5Aの外径Bが小さい。そのため、排出口3Aに無理なく先端部5Aを挿入できる。但し、リブ5Bの外径Cは排出口3Aの内径Aよりも大きいので、リブ5Bは、隙間を生じさせることなく排出口3Aの内壁面に嵌合される。
先端部5Aの全長αに対するリブ5Bの1つ当たりの長さβの比β/αは、0.03以上、0.25以下であることが好ましい。比β/αが0.03未満だと、リブ5Bの面積比が極端に小さくなるために、リブ5Bの剛性が相対的に過度に下降する。一方で比β/αが0.25を超えると、リブ5Bの面積比が極端に大きくなるために、リブ5Bの剛性が相対的に過度に上昇する。これらのいずれの場合であっても、脱着した後の排気ホース5と排出口3Aとの嵌合状態が良好に保てなくなる場合がありえる。この比β/αの適正範囲については、後述する例で具体的に説明する。
なお蓋4、排気ホース5ともに樹脂製(樹脂成型品)である。そのため、排出口3A、先端部5Aともに断面を真円とすることは困難であり、断面は僅かに歪んだ楕円となることが多い。しかしながら、先端部5Aの内部は空洞(排気経路3と連通したガス排出ルートの一部)であるので、先端部5Aは、それ自身あるいは排出口3Aの歪みを吸収するように容易に変形できる。この変形により、排出口3Aと排気ホース5とは水密に結合し、密閉性を保つことができる。なお先端部5Aの肉厚が先端部5Aの外径に対して5%以上、25%以下、より好ましくは8%以上、15%以下であると、歪みを吸収するために先端部5Aが容易に変形できるので好ましい。
排出口3Aの内径Aよりも大きい外径Cを有するリブ5Bを無理なく排出口3Aに取り付けるために、リブ5Bの形状は、少なくとも挿入方向に向かって外径Cが徐々に小さくなるようにすることが好ましい。この条件を満たすリブ5Bの形態は、図5A〜図5Eに示すように、種々挙げることができる。図5A〜図5Eは排気ホース5と、リブ5Bとの断面のバリエーションを示している。なお、リブ5Bとは先端部5Aにおいて他の部分よりも外径が大きくなっている全ての箇所を指す。そして、リブ5Bの1つ当たりの長さとはβで示される長さを指す。リブ5Bの外径Cとはその中で最も外径が大きい箇所の寸法を指す。
さらに、チューブ部5Cの外径Dは、リブ5Bの外径Cよりも大きい。そして、先端部5Aとチューブ部5Cとの境界はリブ5Bと離間している。排気ホース5は、少なくとも1回、排気経路3(排出口3A)からとり外されることが想定される。具体的には、排気ホース5における先端部5Aとチューブ部5Cとの境界と蓋4との間に精密ドライバーなど先端が鋭利な治具を差し込むことで、使用者は排気ホース5を容易に外すことができる。
もし先端部5Aとチューブ部5Cとの境界がリブ5Bと密接していると、先端が鋭利な治具を差し込んで排気ホース5を取り外す際に治具の先端がリブ5Bを傷つけてしまう虞がある。このようにリブ5Bが傷つくと、その後の取り付けにおいて嵌合状態が低下する。したがって先端部5Aとチューブ部5Cとの境界はリブ5Bと離間している。また先端部5Aとチューブ部5Cとの境界がリブ5Bと離間していることで、使用者は、リブ5Bが排出口3Aの内壁を摩擦しながら通過する感覚の後に、先端部5Aとチューブ部5Cとの境界が蓋4に衝突する感覚を得る。そのため、使用者は、先端部5Aが排気経路3に確実に挿入されたことを体感できる。したがって、使用者が中途半端な挿入状態で作業を終えることがなくなる。上述の効果を確実に得るためには、先端部5Aとチューブ部5Cとの境界はリブ5Bから0.5mm以上離間していることが好ましい。
また、排気ホース5に、先端部5Aの延伸方向に互いに離間したリブ5Bが2つあれば、リブ5Bのうち1つが破損しても、もう1つのリブ5Bによって良好な嵌合状態が保たれるので好ましい。また上述したように、排気ホース5は樹脂成型品であるため、対称形に成形されない場合がある。図6A、図6Bはその一例として、リブ5Bが非対称である排気ホース5を用いた場合を示している。このような場合でも、図6Aに示すようにリブ5Bが2つ設けられた排気ホース5は、排出口3Aに偏心した形で挿入されても、2つのリブ5Bともに排出口3Aに密着できるので良好な嵌合状態が保たれる。しかしながら、図6Bに示すように、リブ5Bが3つ設けられた排気ホース5が排出口3Aに偏心した形で挿入されると、点線矢印で示した経路の隙間が生じてしまう虞がある。よって、2つのリブ5Bが設けられた排気ホース5が、種々のケースにおいて良好な嵌合状態を保てる最善の形状を有する。したがって、リブ5Bは1つまたは2つ設けられていることが好ましい。
以下、具体的な例を挙げて、先端部5Aの全長αに対するリブ5Bの1つ当たりの長さβの比β/αの適正範囲について説明する。なお後述する評価では、実電池ではなくモデルを用いている。以下、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施の形態による連結体の評価方法を示す図である。
まず、欧州規格BS EN50342−2:2007においてLN3型バッテリーと定義される鉛蓄電池(20時間率容量75Ah)の電槽2と蓋4のみを用意する。電槽2には極板群1や電解液は収納せずに、電槽2の開口部を蓋4で封口し、鉛蓄電池のモデルを作製している。蓋4には、複数のセル室2Aと連通する排気経路3が設けられている。なお、排出口3Aの外径Aは5.85mmである。
そして、排出口3Aに、先端部5A、リブ5Bおよびチューブ部5Cが図5Aに示す形状を有する排気ホース5を挿入する。先端部5Aの全長は10mm、外径Bは5.78mmである。リブ5Bの外径Cは5.95mm、長さは(表1)に示すように試験体ごとに異なっている。チューブ部5Cの外径Dは7.32mmである。さらに先端部5Aの肉厚は、0.77mであり、この寸法は、先端部5Aの外径に対して13.3%である。また先端部5Aとチューブ部5Cとの境界は、チューブ部5Cに近い方のリブ5Bから2.0mm離間している。
一方、蓋4の上面から排気経路3に通じるように穴を開け、流量計8が途中に設けられた注入ホース9をこの穴に挿入し、エポキシ樹脂で挿入箇所を密閉している。この状態でモデルを容器6に収納し、液面7が蓋4の上面よりも高くなるように水を注いでモデルを水没させる。そして、流量計8の値が10L/分を示すようにエアーを注入ホース9からモデルに注入し、矢印の方向に1分間エアーを流す。10L/分という値は、自動車のオルタネータが故障して150A相当の過電流が鉛蓄電池に流れ、全ての過電流が電解液(水)の電気分解に費やされたと仮定した場合の値である。もし排気ホース5と排出口3Aとの嵌合状態が適切でなければ、連結箇所10から水泡が発生する。
さらにこのモデルを水中から取り出し、排気ホース5の取り外しと取り付け(脱着)を行ってから再び水中に投入し、上述の条件でエアーを流す。この作業を合計5回繰り返し、脱着を行う前、脱着を3回行った後、および脱着を5回行った後における水泡の発生の有無を観察している。その結果を(表1)に示す。
Figure 0006634606
排気ホース5の脱着を行う前には、いずれの試験体にも嵌合状態の不具合は見られていない。しかしながら、先端部5Aの全長αに対するリブ5Bの1つ当たりの長さβの比β/αが0.03未満の試験体Aと、比β/αが0.25を超える試験体Gでは、脱着を3回行った後、連結箇所10から水泡が発生している。一方、試験体B〜Fでは、脱着を3回行った後でも水泡は発生していない。さらに比β/αが0.05以上、0.20以下である試験体C〜Eでは、脱着を5回行った後でも水泡は発生していない。このように比β/αを適切に設定することで、排気ホース5を繰り返し脱着した後でも、嵌合状態を良好に維持できることがわかる。
なお上述の例では、排気ホース5にリブ5Bが2つある場合を示したが、排気ホース5にリブ5Bが1つの場合でも、基本的に比β/αの適正範囲や効果は変わらない。また上述の例では、先端部5Aが図5Aで示される形状の場合を示したが、他の形状であっても比β/αの適正範囲や効果は変わらない。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、もちろん、種々の改変が可能である。例えば、蓋4に、排出口3Aが設けられた第一端の反対側の第二端にも円筒状に窪んだ排出口を設け、この排出口を栓で封口してもよい。このような栓について、実施の形態2で詳細に説明する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の説明に先立ち、従来の構成における問題点を簡単に説明する。排出口が排気経路の両側に設けられている鉛蓄電池において、特許文献1のようにネジ構造の栓を用いて、封口すべき側の排出口を封口する場合、栓の直径は1cm程度であるため、このような小さな部品を排出口にドライバー等で装着する際の作業性は著しく低い。また、使用者が試行錯誤して栓の取り付けと取り外しを繰り返すと、栓や排出口に設けられたネジ山が破損して、封口後の密閉性が保てなく虞がある。
本実施の形態では、自身の車の仕様を熟知していない使用者が試行錯誤して、排出口に栓を取り付けと取り外しを繰り返しても密閉性を保つことができ、しかも装着時の作業性に優れた鉛蓄電池について説明する。
以下、本実施の形態による鉛蓄電池について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同様の構成には同じ符号を付して説明を省略する場合がある。また、鉛蓄電池における、栓以外の基本的な構造は図1に示した鉛蓄電池20と同様なので、基本的構造の詳細な説明は省略し、栓および排気経路、排出口を中心に説明する。
図8A〜図8Cは本実施の形態による鉛蓄電池の部分断面図である。この鉛蓄電池の蓋4の内部に設けられた排気経路3の両端には円筒状に窪んだ排出口3Aを有する。実施の形態1で説明したように、排気経路3は複数のセル室と連通している。樹脂製の栓15は排出口3Aの一方を封口している。
図8Aに示すように、鉛蓄電池は、工場で電解液が注入されて出荷される場合、流通している間には、両方の排出口3Aを栓15が封じている。そして、鉛蓄電池を自動車に搭載する際には、栓15の一方が外され、図8Bや図8Cに示すように、開放された排出口3Aの一方に、実施の形態1で説明した排気ホース5が嵌合される。また、自身の車の仕様(排気ホース5の配置)を熟知していない使用者が、外すべきではない方の栓15を外したとしても、その外した栓15を排出口3Aに付け直し、もう一方の栓15を外して開放された排出口3Aに排気ホース5を嵌合させることができる。
樹脂製の栓15は、内部が空洞である円筒状の筒部15Aと、筒部15Aの一端を塞ぐ平板15Cとを有する。筒部15Aには、その一部を周回するように連続したリブ15Bが設けられている。排出口3Aの内径K、筒部15Aにおけるリブ15B以外の部分の外径L、リブ15Bの外径M、平板15Cの最少寸法Nは、L<K<M<Nの関係を満たしている。また、リブ15Bと平板15Cとが離間している。なお、平板15Cが円板状である場合、最少寸法Nは平板15Cの直径である。
排気経路3の両端に排出口3Aが設けられている場合、使用しない側の排出口3Aを封口する必要がある。工場で電解液が注入されずに鉛蓄電池が出荷される場合、流通している間には、両方の排出口3Aが開放されている。そして、自身の車の仕様を熟知していない使用者にとっては、片方の排出口3Aを封口する栓15が別部品として同梱され、封口すべき側の排出口3Aを見極めてから栓15で封口する方が、誤って適合しない鉛蓄電池を購入してしまうことがないので好都合である。
但しこのように自身の車の仕様を熟知していない使用者は、鉛蓄電池を車載する際に、封口すべき側の排出口3Aを見誤って、栓15の取り付けと取り外しを繰り返すと想定される。本実施の形態では栓15で排出口3Aを封じるので、使用者が簡便に、かつ誤認することなく、封口後の密閉性が保つことができる。
前述のように、排出口3Aの内径Kよりも筒部15Aの外径Lが小さい。そのため、排出口3Aに無理なく筒部15Aを挿入できる。但し、リブ15Bの外径Mは排出口3Aの内径Kよりも大きいので、リブ15Bは、隙間を生じさせることなく排出口3Aの内壁面に嵌合される。
筒部15Aの全長γに対するリブ15Bの1つ当たりの長さδの比δ/γは、0.03以上、0.25以下であることが好ましい。この理由は、実施の形態1における比β/αと同様である。
なお蓋4、栓15ともに樹脂製であるため、排出口3A、筒部15Aともに断面を真円とすることは困難であり、断面は僅かに歪んだ楕円となることが多い。その場合、しかしながら、筒部15Aの内部は空洞であるので、筒部15Aは、それ自身あるいは排出口3Aの歪みを吸収するように容易に変形できる。この変形により、排出口3Aと栓15とは水密に結合し、密閉性を保つことができる。なお筒部15Aの肉厚が筒部15Aの外径に対して5%以上、25%以下、より好ましくは8%以上、15%以下であると、歪みを吸収するために筒部15Aが容易に変形できるので好ましい。
排出口3Aの内径Kよりも大きい外径Mを有するリブ15Bを排出口3Aに無理なく取り付けるために、リブ15Bの形状は、少なくとも挿入方向に向かって外径Mが徐々に小さくなるようにすることが好ましい。この条件を満たすリブ15Bの形態は、図11A〜図11Eに示すように、種々挙げることができる。図11A〜図11Eは栓15と、リブ15Bとの断面のバリエーションを示している。なお、リブ15Bとは筒部15Aにおいて他の部分よりも外径が大きくなっている全ての箇所を指す。そして、リブ15Bの1つ当たりの長さとはδで示される長さを指す。リブ15Bの外径Mとはその中で最も外径が大きい箇所の寸法を指す。
さらに、筒部15Aの一端を塞ぐ平板15Cの最少寸法Nは、リブ15Bの外径Mよりも大きい。そのため、使用者は栓15を指先で容易に押し込むことができる。栓15は、誤って装着したときに取り外せることを前提としている。そのため、栓15を取り外す際のトリガーとなる個所が設けられていることが好ましい。平板15Cの最少寸法Nがリブ15Bの外径Mよりも大きいため、平板15Cと隆起部4Aとの間に精密ドライバーなど先端が鋭利な治具を差し込むことで、使用者は栓15を容易に外すことができる。
もしリブ15Bと平板15Cとが密接していると、先端が鋭利な治具を差し込んで栓15を取り外す際に治具の先端がリブ15Bを傷つけてしまう虞がある。このようにリブ15Bが傷つくと、その後の取り付けにおいて密閉性が損なわれる。したがってリブ15Bと平板15Cとは離間している。またリブ15Bと平板15Cとが離間していることで、使用者は、リブ15Bが排出口3Aの内壁を摩擦しながら通過する感覚の後に、平板15Cが隆起部4Aに衝突する感覚を得る。そのため、使用者は、筒部15Aが排気経路3に確実に挿入されたことを体感できる。したがって、使用者が中途半端な挿入状態で作業を終えることがなくなる。上述した効果を確実に得るためには、リブ15Bは平板15Cから0.5mm以上離間していることが好ましい。なお栓15の取り外しを容易にする(平板15Cと隆起部4Aとの間に治具を差し込みやすくする)ためには、平板15Cの最外部の肉厚を、図10に示すように他の部位よりも小さくすることが望ましい。
栓15に、筒部15Aの延伸方向に互いに離間したリブ15Bが2つあれば、リブ15Bのうち1つが破損しても、もう1つのリブ15Bによって密閉性が保たれるので好ましい。また上述したように、栓15は樹脂成型品であるため、対称形に成形されない場合がある。図12A、図12Bではその一例として、リブ15Bが非対称である栓15を用いた場合を示している。このような場合でも、図12Aに示すようにリブ15Bが2つ設けられた栓15は、排出口3Aに偏心した形で挿入されても、2つのリブ15Bともに排出口3Aに密着できるので密閉性が保たれる。しかしながら、図12Bに示すようにリブ15Bが3つ設けられた栓15では、排出口3Aに偏心した形で挿入されると、点線矢印で示した経路の隙間が生じてしまう虞がある。よって2つのリブ15Bが設けられた栓15が、種々のケースにおいて良好な密閉性を保てる最善の形状を有する。したがって、リブ15Bは1つまたは2つ設けられていることが好ましい。
また図13に示すように、蓋4の排気経路3に平行な最大長さX、排気経路3の長さY、平板15Cの厚さZは、X≧Y+2Zの関係を満たすことが好ましい。図13は本実施の形態による鉛蓄電池の部分平面図である。このように、排気経路3に平行な方向において、平板15Cが蓋4よりも突出しないようにすることで、輸送時や車載時に平板15Cに衝撃が加わることが防止できる。したがって、排出口3Aに対する栓15の挿入が不十分になり、密閉性が低下するという不具合を回避できる。
以上の説明から理解できるように、実施の形態1における排気ホース5と実施の形態2における栓15とは、排出口3Aに容易に脱着できるとともに装着された際の密封性を確保するために、共通の特徴を有している。
本発明は、エンジン始動用の液式鉛蓄電池を用いた場合において有用である。
1 極板群
2 電槽
2A セル室
3 排気経路
3A 排出口
4 蓋
4A 隆起部
5 排気ホース
5A 先端部
5B リブ
5C チューブ部
6 容器
7 液面
8 流量計
9 注入ホース
10 連結箇所
15 栓
15A 筒部
15B リブ
15C 平板
20 鉛蓄電池

Claims (5)

  1. それぞれに、正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に介在するセパレータと有する複数の極板群と、
    前記複数の極板群をそれぞれ挿入する複数のセル室を有する電槽と、
    第一端に、円筒状に窪んだ排出口を有するともに前記複数のセル室と連通した排気経路が内部に設けられ、前記電槽の開口部を封口した蓋と、を有する鉛蓄電池と、
    前記排出口で前記蓋に連結された排気ホースと、を備え、
    前記排気ホースは、
    内部に空洞が設けられた円筒状の先端部と、
    内部に、前記先端部の前記空洞と連なる空洞が設けられたチューブ部と、を有し、
    前記先端部には、前記先端部の一部を周回するように連続したリブが設けられ、
    前記排出口の内径A、前記先端部における前記リブ以外の部分の外径B、前記リブの外径C、前記チューブ部の外径Dは、前記排出口に前記排気ホースが取り付けられていない状態で、B<A<C<Dの関係を満たし、
    前記先端部と前記チューブ部との境界が前記リブと離間しており、
    前記排出口の内表面に、前記リブに嵌合する凹部が設けられておらず、
    前記先端部の先端から前記境界までの長さαに対する前記リブの長さβの比β/αが、0.03以上、0.25以下である、鉛蓄電池と排気ホースとの連結体。
  2. 前記排気ホースは前記リブを2つ有する、請求項に記載の鉛蓄電池と排気ホースとの連結体。
  3. それぞれに、正極と、負極と、前記正極と前記負極との間に介在するセパレータと有する複数の極板群と、
    前記複数の極板群をそれぞれ挿入する複数のセル室を有する電槽と、
    両端に、円筒状に窪んだ排出口を有するともに前記複数のセル室と連通した排気経路が内部に設けられ、前記電槽の開口部を封口した蓋と、
    前記排出口の一方を封口した少なくとも1つの栓と、を備え、
    前記栓は、
    内部が空洞である円筒状の筒部と、
    前記筒部の一端を塞ぐ平板と、を有し、
    前記筒部には、前記筒部の一部を周回するように連続したリブが設けられ、
    前記排出口のそれぞれの内径K、前記筒部における前記リブ以外の部分の外径L、前記栓の前記リブの外径M、前記平板の最少寸法Nは、前記排出口に前記栓が取り付けられていない状態で、L<K<M<Nの関係を満たし、
    前記リブと前記平板とが離間しており、
    前記筒部の先端から前記平板までの長さγに対する前記栓の前記リブの長さδの比δ/γが、0.03以上、0.25以下である、鉛蓄電池。
  4. 前記栓は前記リブを2つ有する、請求項に記載の鉛蓄電池。
  5. 前記蓋の前記排気経路に平行な最大長さX、前記排気経路の長さY、前記平板の厚さZは、X≧Y+2Zの関係を満たす、請求項3または4に記載の鉛蓄電池。
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