JP6632923B2 - 緩衝器 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧緩衝器に関する。
従来、油が封入されたシリンダと、当該シリンダの内周を上下方向に摺動可能に嵌合されたピストンと、当該ピストンが結着されているピストンロッドと、ピストンの摺動により生じる油の流れに応じて減衰力を発生させる減衰力発生装置とを備えた油圧緩衝器が知られている。一般に、このような油圧緩衝器は、ピストンロッドがシリンダ内に進入およびシリンダ内から退出する場合にピストンロッドの進入体積分および作動油の温度膨張分の油を補償するための油溜室を備える。
減衰力を発生させる絞りの上流側の流路から分岐させた流路に油溜室を連通させた場合、ピストンの摺動により生じる油の流れは、流路抵抗の大きい絞りよりも、流路抵抗の小さい油溜室に向かう。そのため、ピストンロッドの進入体積分の油のみを油溜室に流入させるためには、油溜室側に別途流路抵抗を設ける必要がある。この場合、油溜室と絞りとの間で流路抵抗の適切なバランスを取ることが重要であり、このバランス調整が難しいという問題がある。
そこで、絞りの下流側に油溜室を設けた油圧緩衝器が実現されている。このような油圧緩衝器では、油溜室には絞りにより絞られた後の油が流入されるため、油溜室と絞りとの間で流路抵抗のバランスを取る必要がない。したがって、油溜室内にピストンロッドの進入体積分の油を流入させることが容易となる。このような油圧緩衝器の構造を、本明細書ではバランスフリー構造と称する。
バランスフリー構造を有する油圧緩衝器は、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の油圧緩衝器が備える減衰力発生装置は、ピストンの移動により生じた油の流れが圧側減衰バルブおよび伸側減衰バルブを通過することにより減衰力を発生させる。圧側減衰バルブおよび伸側減衰バルブは積層バルブであり、積層するバルブの組み合わせを変更することによってピストンの移動速度が中高速である場合における減衰力特性を調整することができる。また、前記減衰力発生装置は、圧側減衰バルブおよび伸側減衰バルブをそれぞれ迂回するバイパス流路の開口面積を調整する圧側減衰力調整弁および伸側減衰力調整弁を備えている。これら圧側減衰力調整弁および伸側減衰力調整弁によって、圧側減衰力および伸側減衰力を独立して調整することができる。
特開2014−122710号公報(2014年7月3日公開)
特許文献1に記載されている減衰力発生装置においては、初期設定として圧側減衰力および伸側減衰力のそれぞれについて、全体の調整をすることはできる。しかしながら、上記の調整によれば、ピストンの速度に対する減衰力特性のカーブ全体が変化することとなる。すなわち、上記の調整の影響は、ピストンの速度が高速である場合と、中速である場合との両方に影響を及ぼす。
このため、ピストンの速度が高速である場合における減衰力が適切であるように減衰力を調整した場合、ピストンの速度が中速である場合における減衰力が不足することがある。逆に、ピストンの速度が中速である場合における減衰力が適切であるように減衰力を調整した場合、ピストンの速度が高速である場合における減衰力が過大になることがある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、バランスフリー構造を有する油圧緩衝器について、減衰力のセッティングの自由度を高めることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る緩衝器は、
油が封入されたシリンダと、
該シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンと、
該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、
前記シリンダ内に前記ピストンロッドが進入する場合に前記ピストンロッドの進入体積分の油量を補償する油溜室と、
前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる流体の流れに応じて減衰力を発生する減衰力発生装置とを備えた緩衝器であって、
前記減衰力発生装置は、
圧側行程時に減衰力を発生させる圧側減衰バルブと、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの下流側に設けられた圧側チェックバルブと、
伸側行程時に減衰力を発生させる伸側減衰バルブと、
伸側行程時に前記伸側減衰バルブの下流側に設けられた伸側チェックバルブと、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通すると共に、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通するバイパス流路と、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧を調整する圧側減衰力調整部と、
伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧を調整する伸側減衰力調整部とを備え、
前記圧側減衰バルブと前記圧側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
前記伸側減衰バルブと前記伸側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記圧側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記伸側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ
前記バイパス流路は、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入する開口部を有し、
前記圧側減衰力調整部は、圧側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記圧側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる圧側調整弁を有し、
前記伸側減衰力調整部は、伸側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記伸側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる伸側調整弁を有し、
前記圧側減衰力調整部は、エアが充填され、前記圧側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された圧側エア室をさらに有し、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が、前記圧側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
前記伸側減衰力調整部は、エアが充填され、前記伸側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された伸側エア室をさらに有し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が、前記伸側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させる。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る緩衝器は、
油が封入されたシリンダと、
該シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンと、
該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、
前記シリンダ内に前記ピストンロッドが進入する場合に前記ピストンロッドの進入体積分の油量を補償する油溜室と、
前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる流体の流れに応じて減衰力を発生する減衰力発生装置とを備えた緩衝器であって、
前記減衰力発生装置は、
圧側行程時に減衰力を発生させる圧側減衰バルブと、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの下流側に設けられた圧側チェックバルブと、
伸側行程時に減衰力を発生させる伸側減衰バルブと、
伸側行程時に前記伸側減衰バルブの下流側に設けられた伸側チェックバルブと、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通すると共に、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通するバイパス流路と、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧を調整する圧側減衰力調整部と、
伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧を調整する伸側減衰力調整部とを備え、
前記圧側減衰バルブと前記圧側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
前記伸側減衰バルブと前記伸側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記圧側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記伸側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
前記バイパス流路は、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入する開口部を有し、
前記圧側減衰力調整部は、圧側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記圧側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる圧側調整弁を有し、
前記伸側減衰力調整部は、伸側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記伸側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる伸側調整弁を有し、
前記バイパス流路の開口部は、圧側行程時に圧側調整弁が着座可能な圧側開口部と、伸側行程時に伸側調整弁が着座可能な伸側開口部とを有し、
前記バイパス流路は、管状体に形成され、
前記圧側開口部と前記伸側開口部とが、それぞれ前記バイパス流路の両端に設けられる。
本発明に係る緩衝器によれば、バランスフリー構造を有する油圧緩衝器について、減衰力のセッティングの自由度を高めることができる。
実施形態に係る緩衝器の圧側行程における油の流れを示す図である。 実施形態に係る緩衝器の伸側行程における油の流れを示す図である。 実施形態に係る緩衝器の具体的な構成の例を示す図である。 圧側行程においてピストンの移動速度が中高速である場合の油の流れを示す図である。 伸側行程においてピストンの移動速度が中高速である場合の油の流れを示す図である。 圧側調整弁および圧側アジャスタの構造を示す分解斜視図である。 実施形態に係る緩衝器の、ピストンの速度に対する減衰力特性を示すグラフである。 減衰力発生装置の別の実施形態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
(緩衝器1の概要)
図1は、本実施形態に係る緩衝器1の圧側行程における油の流れを示す図である。図2は、本実施形態に係る緩衝器1の伸側行程における油の流れを示す図である。図1および図2に示すように、緩衝器1は、シリンダ10、ピストン11、ピストンロッド14、油溜室25、および減衰力発生装置20を備える。
シリンダ10には、作動油が封入されている。ピストン11は、シリンダ10内に摺動自在に嵌装されている。シリンダ10の内部は、ピストン11により、ピストン側油室12とロッド側油室13とに仕切られている。ピストンロッド14の一端はピストン11に連結され、ピストンロッド14の他端はシリンダ10の外部へ延出されている。油溜室25は、シリンダ10内に出入りするピストンロッド14の体積分および作動油の温度膨張分の油量を補償するための油を蓄えるタンクである。
(減衰力発生装置20)
減衰力発生装置20は、シリンダ10内のピストン11の摺動によって生じる流体の流れに応じて減衰力を発生する。図1および図2に示すように、減衰力発生装置20は、圧側減衰バルブ21、圧側チェックバルブ22、伸側減衰バルブ23、伸側チェックバルブ24、圧側調整弁26、および伸側調整弁27を備える。
圧側減衰バルブ21は、圧側行程時、特にピストンロッド14が中高速度で作動するときに減衰力を発生させるバルブである。
圧側チェックバルブ22は、圧側行程時に圧側減衰バルブ21の下流側に設けられるチェックバルブである。
圧側調整弁26は、圧側行程における減衰力を調整するための弁である。圧側調整弁26が配されている開口部の開口度を調節することにより、前記開口部を油が通過するときに発生する減衰力を調整することができる。
伸側減衰バルブ23は、伸側行程時、特にピストンロッド14が中高速度で作動するときに減衰力を発生させるバルブである。
伸側チェックバルブ24は、伸側行程時に伸側減衰バルブ23の下流側に設けられるチェックバルブである。
伸側調整弁27は、伸側行程における減衰力を調整するための弁である。伸側調整弁27が配されている開口部の開口度を調節することにより、前記開口部を油が通過するときに発生する減衰力を調整することができる。
油溜室25は、高圧化されたガスが充填されたブラダ(図示せず)を備えており、前記ブラダの収縮によって、ピストンロッド14の進入体積分および作動油の温度膨張分の油量が補償される。この油溜室25は、圧側減衰バルブ21および伸側減衰バルブ23の下流側に設けられている。すなわち、緩衝器1はバランスフリー構造を有する。このため、圧側行程から伸側行程への反転時における、減衰力のさぼりを回避できる。
(圧側行程における油の流れ)
図1を用いて圧側行程における油の流れを説明する。図1において、油の流れを実線の矢印で示す。矢印の太さは、油の流量に対応している。
圧側行程において、ピストンロッド14がシリンダ10に進入すると、ピストン側油室12内の油はピストン11によって押し出されて減衰力発生装置20へ供給される。
ピストン側油室12から減衰力発生装置20へ供給された油は、主に圧側減衰バルブ21および圧側チェックバルブ22を経由する圧側流路を通ってロッド側油室13へ流れ込む。油が圧側減衰バルブ21を通過するときの流路抵抗により、圧側減衰力が発生する。
また、ピストン側油室12から減衰力発生装置20へ供給された油の一部は、圧側減衰バルブ21を迂回して、圧側調整弁26および圧側チェックバルブ22を経由する圧側迂回流路を通ってロッド側油室13へ流れ込む。このとき、油が圧側調整弁26を通過するときの流路抵抗によっても圧側減衰力が発生する。
さらに、圧側減衰バルブ21または圧側調整弁26のいずれかを通過した油の一部は、油溜室25へ流れ込む。これにより、ロッド側油室13へ進入したピストンロッド14の進入体積分の油が補償される。
(伸側行程における油の流れ)
図2を用いて伸側行程における油の流れを説明する。図2において、油の流れを破線の矢印で示す。矢印の太さは、油の流量に対応している。
ピストンロッド14がシリンダ10から退出する伸側行程においては、ロッド側油室13内の油はピストン11によって押し出されて減衰力発生装置20へ供給される。
ロッド側油室13から減衰力発生装置20へ供給された油は、主に伸側減衰バルブ23および伸側チェックバルブ24を経由する伸側流路を通ってピストン側油室12へ流れ込む。油が伸側減衰バルブ23を通過するときの流路抵抗により、伸側減衰力が発生する。
また、ロッド側油室13から減衰力発生装置20へ供給された油の一部は、伸側減衰バルブ23を迂回して、伸側調整弁27および伸側チェックバルブ24を経由する伸側迂回流路を通ってピストン側油室12へ流れ込む。このとき、油が伸側調整弁27を通過するときの流路抵抗によっても伸側減衰力が発生する。
さらに、伸側減衰バルブ23または伸側調整弁27のいずれかを通過した油に、油溜室25からの油が合流し、ピストン側油室12に流入する。これにより、ロッド側油室13から退出したピストンロッド14の退出体積分の油が補償される。
(減衰力発生装置20の具体的構成)
図3は、減衰力発生装置20の具体的な構成の例を示す図である。図3に示すように、減衰力発生装置20は、筒状のバルブケース30と、バルブケース30の一端側に嵌着されたキャップ35とを備える。そして、バルブケース30は、一端側から他端側へ向かって、伸側減衰力調整部50、バルブ部60、および圧側減衰力調整部40を軸方向に順次収容する。
(バルブ部60)
バルブ部60は、バルブケース30の軸方向において、一端側から他端側へ向かって順に、圧側チェックバルブ22、第2流路形成部材62、伸側減衰バルブ23、中間部材63、圧側減衰バルブ21、第1流路形成部材61、および伸側チェックバルブ24を備える。本実施形態において、圧側チェックバルブ22、伸側減衰バルブ23、圧側減衰バルブ21、および伸側チェックバルブ24は、ディスクバルブである。油は、圧側行程においては他端側から一端側へ流れ、伸側行程においては一端側から他端側へ流れる。
第1流路形成部材61は、バルブケース30の内周面に接する円盤状の部材である。バルブケース30と第1流路形成部材61との隙間は、シール部材61a(図4参照)によってシールされている。第1流路形成部材61は、圧側行程において油が流れる第1圧側流路61bと、伸側行程において油が流れる第1伸側流路61cとを備える。第1圧側流路61bの下流側には、圧側減衰バルブ21が設けられている。第1伸側流路61cの下流側には、伸側チェックバルブ24が設けられている。
第2流路形成部材62は、バルブケース30の内周面に接する円盤状の部材である。バルブケース30と第2流路形成部材62との隙間は、シール部材62a(図4参照)によってシールされている。第2流路形成部材62は、圧側行程において油が流れる第2圧側流路62bと、伸側行程において油が流れる第2伸側流路62cとを備える。第2圧側流路62bの下流側には、圧側チェックバルブ22が設けられている。第2伸側流路62cの下流側には、伸側減衰バルブ23が設けられている。
中間部材63は、伸側減衰バルブ23と圧側減衰バルブ21との間に設けられ、バルブケース30の内径よりも小さい径を有する円盤状の部材である。中間部材63には、径方向に延びる複数の中間連絡路63aが設けられている。
バルブケース30内において、第1流路形成部材61より他端側の空間が、圧側油室S1となる。第2流路形成部材62より一端側の空間が、伸側油室S3となる。第1流路形成部材61と第2流路形成部材62との間の空間が、中間油室S2となる。
すなわち、圧側油室S1は、圧側行程における圧側減衰バルブ21の上流側の油室である。伸側油室S3は、伸側行程における伸側減衰バルブ23の上流側の油室である。中間油室S2は、圧側減衰バルブ21と圧側チェックバルブ22との間の油室である。また、中間油室S2は、伸側減衰バルブ23と伸側チェックバルブ24との間の油室でもある。
バルブケース30には、圧側流入口31と、伸側流入口32と、油溜室連通口33とが設けられている。圧側流入口31は、ピストン側油室12と圧側油室S1とを連通させる。伸側流入口32は、ロッド側油室13と伸側油室S3とを連通させる。油溜室連通口33は、中間油室S2と油溜室25とを連通させる。
また、バルブ部60は、管状体34をさらに備える。管状体34は筒状の部材であり、内部にバイパス流路34aが形成されている。バイパス流路34aは、圧側行程時に圧側減衰バルブ21の上流側から分岐した油が流入する圧側開口部34bを他端側に有すると共に、伸側行程時に伸側減衰バルブ23の上流側から分岐した油が流入する伸側開口部34cを一端側に有する。圧側開口部34bには圧側調整弁26が着座可能であり、伸側開口部34cには伸側調整弁27が着座可能である。
管状体34は、中間連絡路63aと連通する中間開口部34dをさらに備える。中間油室S2とバイパス流路34aとは、中間連絡路63aおよび中間開口部34dを介して連通する。このため、バイパス流路34aは、圧側行程および伸側行程において中間油室S2と連通し、中間油室S2は油溜室25と連通する。
管状体34は、一端側から圧側チェックバルブ22、第2流路形成部材62、伸側減衰バルブ23、中間部材63、圧側減衰バルブ21、第1流路形成部材61、伸側チェックバルブ24の順番にそれぞれを貫通している。すなわちバイパス流路34aは、これらのバルブを順番にそれぞれ貫通して設けられている。また、伸側調整弁27、伸側開口部34c、圧側チェックバルブ22、第2流路形成部材62、伸側減衰バルブ23、中間部材63、圧側減衰バルブ21、第1流路形成部材61、伸側チェックバルブ24、圧側開口部34b、および圧側調整弁26は、一端側からこの順番に同軸上に設けられている。
また、管状体34は、一端側に径が拡大された収容部34eを有する。収容部34eは、後述する伸側減衰力調整部50を収容する部分である。収容部34eは、キャップ35に嵌入されている。また、収容部34eには孔部34fが設けられている。このため、油は収容部34eの内部に入り込むことができ、伸側油室S3と収容部34eの内部とは連通している。
(圧側減衰力調整部40)
圧側減衰力調整部40は、圧側行程において圧側油室S1の油圧が所定値よりも高まったときに、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる機能を有している。この圧側減衰力調整部40は、圧側キャップ41と、圧側支持体42と、圧側アジャスタ43と、圧側調整弁26とを備える。
圧側調整弁26は、先端部26aが圧側開口部34bに離隔又は着座することにより、圧側油室S1とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させるニードルバルブである。圧側調整弁26は、軸方向において一部に、径方向に突出している部分を有し、当該部分に雄ねじ26bが形成されている。
圧側支持体42は、圧側調整弁26を支持する略円筒形状のピストンであり、バルブケース30と同軸上に配されている。圧側支持体42の内周面には、圧側調整弁26の雄ねじ26bと螺合する雌ねじ42bが形成されている。また、圧側支持体42の外周部に、止め輪42aが設けられている。
圧側キャップ41は、バルブケース30の他端側に嵌入される部材であり、圧側支持体42が嵌入される圧側環状溝41dを備える。
圧側環状溝41dには段差41bが形成されている。段差41bに圧側支持体42の止め輪42aが接触した状態が、圧側支持体42が圧側キャップ41に対して最も深く嵌入された状態となる。この状態において、圧側開口部34bの開口面積が最大となる。
また、圧側キャップ41の内周面における、段差41bと対向する位置に、止め輪41aが設けられている。止め輪41aに圧側支持体42の止め輪42aが接触した状態が、圧側支持体42が圧側キャップ41に対して最も浅く嵌入された状態となる。
圧側環状溝41dは、内周および外周にそれぞれ設けられたシール部材41eおよび41f(図4参照)によりシールされている。圧側環状溝41dおよび圧側支持体42により囲まれた閉鎖空間である圧側エア室44が、圧側調整弁26の開弁側に設けられる。圧側エア室44には、圧側調整弁26を閉弁方向(圧側調整弁26を圧側開口部34bに着座させる方向)に付勢する所定値のエア圧(高圧)に設定されたエアが充填されている。圧側環状溝41dの底部には、圧側エア室44内のエア圧を調整するための、圧側エア調整部41cが設けられている。圧側エア調整部41cにより圧側エア室44内のエア圧を調整できる。
通常時には、圧側エア室44内のエア圧は圧側油室S1内の油圧より高いため、圧側支持体42は、止め輪42aが止め輪41aに接触した状態で固定される。圧側油室S1内の油圧が圧側エア室44内のエア圧よりも高くなると、止め輪42aは止め輪41aから離れ、圧側開口部34bの開口面積が圧側油室S1内の油圧に応じて拡大する。すなわち、圧側支持体42が後退することで、圧側調整弁26の開度が増大する。この動作によりバイパス流路34aへ流入する油量が増加し、圧側減衰バルブ21を通過する油量は減少する。その結果、圧側減衰バルブ21において発生する減衰力の増大が抑制される。
圧側開口部34bの開口面積(開度)は、先端部26aの位置によって決まる。圧側開口部34bの開口面積を調整することにより、圧側減衰力調整部40は、圧側減衰力を調整することができる。
圧側アジャスタ43は、圧側開口部34bの開口面積をユーザが調整するための部材である。圧側アジャスタ43は、圧側キャップ41の、バルブケース30の中心軸上に位置し、圧側キャップ41の外部へ露出するように設けられる。圧側アジャスタ43は、外周部にシール部材43b(図4参照)を備え、圧側キャップ41との間にシール面を形成している。圧側アジャスタ43による圧側開口部34bの開口面積の調整機構については後述する。
(伸側減衰力調整部50)
伸側減衰力調整部50は、伸側行程において伸側油室S3の油圧が所定値よりも高まったときに、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる機能を有している。この伸側減衰力調整部50は、伸側キャップ51と、伸側支持体52と、伸側アジャスタ53と、伸側調整弁27とを備える。
伸側調整弁27は、伸側行程時に先端部27aが伸側開口部34cに離隔又は着座することにより、伸側油室S3とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させるニードルバルブである。伸側調整弁27は、軸方向において一部に、径方向に突出している部分を有し、当該部分に雄ねじ27bが形成されている。
伸側支持体52は、伸側調整弁27を支持する略円筒形状のピストンであり、バルブケース30と同軸上に配されている。伸側支持体52の内周面には、伸側調整弁27の雄ねじ27bと螺合する雌ねじ52bが形成されている。また、伸側支持体52の外周部に、止め輪52aが設けられている。
伸側キャップ51は、収容部34eに嵌入される部材であり、伸側支持体52が嵌入される伸側環状溝51dを備える。
伸側環状溝51dには段差51bが形成されている。段差51bに伸側支持体52の止め輪52aが接触した状態が、伸側支持体52が伸側キャップ51に対して最も深く嵌入された状態となる。この状態において、伸側開口部34cの開口面積が最大となる。
また、伸側キャップ51の内周面における、段差51bと対向する位置に、止め輪51aが設けられている。止め輪51aに伸側支持体52の止め輪52aが接触した状態が、伸側支持体52が伸側キャップ51に対して最も浅く嵌入された状態となる。
伸側環状溝51dは、内周および外周にそれぞれ設けられたシール部材51eおよび51f(図4参照)によりシールされている。伸側環状溝51dおよび伸側支持体52により囲まれた閉鎖空間である伸側エア室54が、伸側調整弁27の開弁側に設けられる。伸側エア室54には、伸側調整弁27を閉弁方向(伸側調整弁27を伸側開口部34cに着座させる方向)に付勢する所定値のエア圧に設定されたエアが充填されている。ここでいう所定値のエア圧は、圧側エア室44における所定値のエア圧と同じであっても異なっていてもよい。伸側環状溝51dの底部には、伸側エア室54内のエア圧を調整するための、伸側エア調整部51cが設けられている。伸側エア調整部51cにより伸側エア室54内のエア圧を調整できる。
通常時には、伸側エア室54内のエア圧は伸側油室S3内の油圧より高いため、伸側支持体52は、止め輪52aが止め輪51aに接触した状態で固定される。伸側油室S3内の油圧が伸側エア室54内のエア圧よりも高くなると、止め輪52aは止め輪51aから離れ、伸側開口部34cの開口面積が伸側油室S3内の油圧に応じて拡大する。すなわち、伸側支持体52が後退することで、伸側調整弁27の開度が増大する。この動作によりバイパス流路34aへ流入する油量が増加し、伸側減衰バルブ23を通過する油量は減少する。その結果、伸側減衰バルブ23において発生する減衰力の増大が抑制される。
伸側開口部34cの開口面積(開度)は、先端部27aの位置によって決まる。伸側開口部34cの開口面積を調整することにより、伸側減衰力調整部50は、伸側減衰力を調整することができる。
伸側アジャスタ53は、伸側開口部34cの開口面積をユーザが調整するための部材である。伸側アジャスタ53は、伸側キャップ51の、バルブケース30の中心軸上に位置し、伸側キャップ51の外部へ露出するように設けられる。伸側アジャスタ53は、外周部にシール部材53b(図4参照)を備え、伸側キャップ51との間にシール面を形成している。伸側アジャスタ53による伸側開口部34cの開口面積の調整機構については後述する。
(ピストン速度が設定値より小さい場合における油の流れ)
ピストン11の移動速度が設定値よりも小さく、圧側油室S1および伸側油室S3の油圧がそれぞれ圧側エア室44および伸側エア室54のエア圧以下である場合における、減衰力発生装置20内での油の流れを、図3を参照して説明する。ここで、ピストン11の移動速度について「設定値」とは、圧側行程においては、圧側油室S1内の油圧が圧側エア室44内のエア圧よりも大きくなり、圧側支持体42の止め輪42aが止め輪41aから離れ、圧側開口部34bの開口面積が拡大を開始する速度のことである。また、伸側行程においては、伸側油室S3内の油圧が伸側エア室54内のエア圧よりも大きくなり、伸側支持体52の止め輪52aが止め輪51aから離れ、伸側開口部34cの開口面積が拡大を開始する速度のことである。図3において、圧側行程における油の流れは実線の矢印で示され、伸側行程における油の流れは破線の矢印で示されている。また、矢印の太さは油の流量に対応している。
(圧側行程)
圧側行程においては、ピストン側油室12内の油が圧側流入口31から圧側油室S1へ流れ込む。圧側油室S1へ流れ込んだ油は、第1圧側流路61bを通り、圧側減衰バルブ21を押し開いて中間油室S2へ流れ込む。このときに、圧側減衰バルブ21における流路抵抗により減衰力が発生する。また、一部の油は圧側油室S1から圧側開口部34bを通り、バイパス流路34aを介して中間油室S2に流れる。圧側開口部34bと圧側調整弁26との間の隙間を油が通過するときに減衰力が発生する。この圧側行程において、圧側支持体42は、止め輪42aが止め輪41aに接触した状態で固定されている。
中間油室S2からは、シリンダ10に進入したピストンロッド14の体積分の油が、油溜室連通口33を通って油溜室25へ流れる。その他の油は、第2圧側流路62bから圧側チェックバルブ22を通って伸側油室S3へ流れ、さらに伸側流入口32を通ってロッド側油室13へ流れる。
(伸側行程)
伸側行程においては、ロッド側油室13内の油が伸側流入口32から伸側油室S3へ流れ込む。伸側油室S3へ流れ込んだ油は、第2伸側流路62cを通り、伸側減衰バルブ23を押し開いて中間油室S2へ流れ込む。このときに、伸側減衰バルブ23における流路抵抗により減衰力が発生する。また、一部の油は伸側油室S3から伸側開口部34cを通り、バイパス流路34aを介して中間油室S2に流れる。伸側開口部34cと伸側調整弁27との間の隙間を油が通過するときに減衰力が発生する。この伸側行程において、伸側支持体52は、止め輪52aが止め輪51aに接触した状態で固定されている。
このとき、シリンダ10から退出したピストンロッド14の体積分の油が、油溜室25から油溜室連通口33を通って中間油室S2へ流れる。中間油室S2の油は、第1伸側流路61cから伸側チェックバルブ24を通って圧側油室S1へ流れ、さらに圧側流入口31を通ってピストン側油室12へ流れる。
(ピストン速度が設定値以上である場合における油の流れ)
ピストン11の移動速度が設定値(中高速)以上である場合の、減衰力発生装置20内での油の流れを、図4、5を参照して説明する。
図4は、圧側行程においてピストン11の移動速度が設定値以上である場合の油の流れを示す図である。この場合、図4に示すように、圧側調整弁26が圧側開口部34bから離隔する側(開弁側)へ移動し、バイパス流路34aを流れる油の量が増加する。これにより、圧側減衰バルブ21を流れる油の量が減少するため、圧側減衰バルブ21にて発生する減衰力が小さくなる。また、圧側減衰バルブ21にかかる油圧が小さくなることで、圧側減衰バルブ21が破損する虞が低減される。すなわち圧側減衰バルブ21の耐久性が向上する。
また、図5は、伸側行程におけるピストン11の移動速度が設定値以上である場合の油の流れを示す図である。この場合、図5に示すように、伸側調整弁27が伸側開口部34cから離隔する側(開弁側)へ移動し、バイパス流路34aを流れる油の量が増加する。これにより、伸側減衰バルブ23を流れる油の量が減少するため、伸側減衰バルブ23にて発生する減衰力が小さくなる。また、伸側減衰バルブ23にかかる油圧が小さくなることで、伸側減衰バルブ23が破損する虞が低減される。すなわち伸側減衰バルブ23の耐久性が向上する。
(圧側調整弁26および伸側調整弁27の開口面積の調整)
図6は、圧側調整弁26および圧側アジャスタ43の構造を示す分解斜視図である。図6を用いて、圧側アジャスタ43による圧側開口部34bの開口面積の調整機構について説明する。
図6に示すように、圧側調整弁26は、圧側アジャスタ43に嵌入される嵌入部26cを有する。嵌入部26cは、略平板状の形状を有する。一方、圧側アジャスタ43は、嵌入部26cが嵌入される溝部43aを備える。嵌入部26cを溝部43aに嵌入された圧側調整弁26は、軸方向には自由に移動可能であり、軸周りにおける圧側アジャスタ43に対する回転は規制される。換言すれば、圧側アジャスタ43を圧側調整弁26の軸周りにおいて回転させた場合、圧側調整弁26も同様に回転する。
上述した通り、圧側調整弁26は、圧側支持体42に螺合している。このため、ユーザが圧側アジャスタ43を回転させると、圧側調整弁26は回転に伴って軸方向に移動する。これにより、圧側支持体42に対する圧側調整弁26の相対的な位置が調整され、止め輪42aが止め輪41aと接触している場合における圧側開口部34bの開口面積が調整される。圧側調整弁26の先端部26aが圧側開口部34bに着座した場合に圧側開口部34bが閉塞し、圧側減衰バルブ21にて発生する圧側減衰力が最大となる。
また、伸側調整弁27および伸側アジャスタ53も同様の構造を有しており、ユーザが伸側アジャスタ53を回転させると、伸側調整弁27は回転に伴って軸方向に移動する。これにより、伸側支持体52に対する伸側調整弁27の相対的な位置が調整され、止め輪52aが止め輪51aと接触している場合における伸側開口部34cの開口面積が調整される。伸側調整弁27の先端部27aが伸側開口部34cに着座した場合に伸側開口部34cが閉塞し、伸側減衰バルブ23にて発生する伸側減衰力が最大となる。
(減衰力発生装置20の減衰力特性)
図7は、減衰力発生装置20の減衰力特性を示すグラフである。図7において、横軸はピストン11のピストン速度、縦軸は減衰力である。なお、ピストン11の移動速度は、圧側油室S1または伸側油室S3における油圧に対応する。
ピストン11について、圧側油室S1または伸側油室S3における油圧が圧側エア室44または伸側エア室54のエア圧と等しくなる移動速度をVthとする。ピストン11の移動速度が低速域である場合には、減衰力の大きさは、主に圧側開口部34bまたは伸側開口部34cの開度により決定される。ピストン11の移動速度が中高速域である場合には、減衰力の大きさは、主に圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23により決定される。すなわち、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23により発生する減衰力の値は、ピストン11の移動速度が中高速域である場合に大きくなる。このとき、圧側開口部34bまたは伸側開口部34cの開度による減衰力への影響は小さい。
またこのとき、圧側油室S1または伸側油室S3における油圧は増加する。しかし、ピストン11の移動速度がVthより小さい場合、圧側支持体42および伸側支持体52は移動せず、圧側開口部34bおよび伸側開口部34cの開口面積は増加しない。
自動二輪車などが高速で走行している場合に、路面のギャップ(突起)等を乗り越えると、ピストン11の移動速度が通常より大きくなる。このような場合において、従来の減衰力発生装置によれば、図7において(B)で示すように、過大な減衰力が発生し、乗り心地が悪くなる。また、この時、圧側油室S1または伸側油室S3の圧力が高くなることにより、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23のたわみが大きくなり、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23にかかる負荷が過大になる。そのため、圧側減衰バルブ21および伸側減衰バルブ23の耐久性が悪くなる。
一方、本実施形態に係る減衰力発生装置20によれば、ピストン11の移動速度がVth以上になった場合、圧側支持体42または伸側支持体52が移動することにより圧側開口部34bまたは伸側開口部34cの開口面積が増加し、作動油を圧側油室S1または伸側油室S3から、より多くバイパス流路に流す。これに伴い、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23を通過する油の量が減少し、図7において(A)に示すように、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23において発生する減衰力の増大が、図7における(B)の場合と比較して抑制される。
(減衰力発生装置20の効果)
以上のように、減衰力発生装置20によれば、ピストン11の速度が所定の値に達した場合、すなわち圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23の上流側の油圧が所定の油圧に達した場合にのみ、当該圧力の一部を逃がす(ブローする)ことができる。このため、ピストン11の速度が中速である場合における減衰力が適切であるように圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23において発生する減衰力を設定しても、ピストン11の速度が高速である場合における減衰力が過大になることを防ぐことができる。したがって、ピストン11の速度が中速である場合に発生する減衰力が好ましい大きさとなるよう、圧側減衰バルブ21または伸側減衰バルブ23の設定を行えばよい。すなわち、上記速度が高速である場合における減衰力については考慮する必要がない。
このように、減衰力発生装置20では、ピストン11の速度が中速である場合に適した減衰力の設定と、前記速度が高速である場合に適した減衰力の設定とを両立させることができ、減衰力のセッティングの自由度を高めることができる。
例えば、路面の凹凸により緩衝器1に入力された荷重が小さい場合、すなわちピストン11の移動速度が所定の値より小さい場合には十分な減衰力を得ることができる。一方、路面から緩衝器1に入力された荷重が大きい場合、すなわちピストン11の移動速度が所定の値以上である場合には、圧側減衰バルブ21および伸側減衰バルブ23において生じる減衰力が抑制される。このため、緩衝器1を備える二輪車等の乗り心地(凹凸の吸収性)が改善される。
また、減衰力発生装置20によれば、緩衝器1に入力された荷重が大きい場合に圧側減衰バルブ21および伸側減衰バルブ23にかかる負荷が抑制される。これにより、圧側減衰バルブ21および伸側減衰バルブ23の耐久性を高めることができる。
また、緩衝器1において、バイパス流路34aは、圧側減衰バルブ21の上流側および伸側減衰バルブ23の上流側から分岐して油が流入する開口部(圧側開口部34b、伸側開口部34c)を有する。圧側減衰力調整部40は、圧側行程時にバイパス流路34aの圧側開口部34bに離隔又は着座することにより、圧側減衰バルブ21の上流側とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させる圧側調整弁26を有する。伸側減衰力調整部50は、伸側行程時にバイパス流路34aの伸側開口部34cに離隔又は着座することにより、伸側減衰バルブ23の上流側とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させる伸側調整弁27を有する。
このため、圧側調整弁26により圧側減衰バルブ21の上流側とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させることができる。また、伸側調整弁27により伸側減衰バルブ23の上流側とバイパス流路34aとを開閉自在に連通させることができる。
また、緩衝器1において、バイパス流路34aの開口部は、圧側行程時に圧側調整弁26が着座可能な圧側開口部34bと、伸側行程時に伸側調整弁27が着座可能な伸側開口部34cとを有する。
このため、圧側減衰力調整部40または伸側減衰力調整部50により、圧側開口部34bと伸側開口部34cとをそれぞれ独立して調整することができる。
また、緩衝器1において、バイパス流路34aは、管状体34に形成され、圧側開口部34bと伸側開口部34cとが、それぞれバイパス流路34aの両端に設けられる。このため、緩衝器1を簡易な構造とすることができる。
また、緩衝器1においては、バイパス流路34aにおける、圧側開口部34bと伸側開口部34cとが同軸上に設けられている。このため、緩衝器1を簡易な構造とすることができる。
また、緩衝器1において、バイパス流路34aは、圧側チェックバルブ22、伸側減衰バルブ23、圧側減衰バルブ21、伸側チェックバルブ24の順番にそれぞれを貫通して設けられる。また、伸側調整弁27、伸側開口部34c、圧側チェックバルブ22、伸側減衰バルブ23、圧側減衰バルブ21、伸側チェックバルブ24、圧側開口部34b、圧側調整弁26の順番に同軸上に設けられている。このため、緩衝器1を簡易な構造とすることができる。
また、緩衝器1において、圧側減衰力調整部40は、エアが充填され、圧側調整弁26の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された圧側エア室44をさらに有し、圧側行程時に圧側減衰バルブ21の上流側の油圧が、圧側エア室44のエア圧よりも大きくなった場合に、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる。また、伸側減衰力調整部50は、エアが充填され、伸側調整弁27の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された伸側エア室54をさらに有し、伸側行程時に伸側減衰バルブ23の上流側の油圧が、伸側エア室54のエア圧よりも大きくなった場合に、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる。
このため、減衰力発生装置20によれば、圧側エア室44のエア圧を調整することにより、圧側調整弁26が開弁する圧側油室S1の油圧の所定値を容易に調整することができる。また、伸側エア室54のエア圧を調整することにより、伸側調整弁27が開弁する伸側油室S3の油圧の所定値を容易に調整することができる。
〔実施の形態2〕
上述した減衰力発生装置20においては、バイパス流路34aは、圧側開口部34bおよび伸側開口部34cという2つの開口部を有する。しかし、本発明に係る緩衝器が備える減衰力発生装置においては、バイパス流路は単一の開口部のみを有していてもよい。
また、上述した減衰力発生装置20においては、バイパス流路34aは管状体34内に形成されていた。しかし、本発明に係る緩衝器が備える減衰力発生装置においては、バイパス流路は管状体以外に形成されていてもよい。
〔実施の形態3〕
また、上述した緩衝器1は、単独のシリンダ10を備える。しかし、本発明に係る緩衝器は、内側シリンダおよび外側シリンダを備える緩衝器であってもよい。その場合には、上述した説明におけるシリンダ10は内側シリンダに対応する。また、緩衝器1が内側シリンダおよび外側シリンダを備える場合には、内側シリンダが車軸側に設けられ、外側シリンダが車体側に設けられてもよいし、その逆であってもよい。このような緩衝器1は、例えば二輪車のフロントフォーク、またはリアクッションなどに用いられる。
〔実施の形態4〕
図8は、本発明に係る緩衝器が備える減衰力発生装置の別実施形態を示す図である。図8に示す減衰力発生装置20Aは、圧側エア室44に代えて、圧側調整弁26の開弁側に設けられると共に圧側調整弁26を閉弁方向(圧側調整弁26を圧側開口部34bに着座させる方向)に付勢する圧側金属ばね44A(圧側弾性体)を有している。また、減衰力発生装置20Aは、伸側エア室54に代えて、伸側調整弁27の開弁側に設けられると共に伸側調整弁27を閉弁方向(伸側調整弁27を伸側開口部34cに着座させる方向)に付勢する伸側金属ばね54A(伸側弾性体)を有している。
圧側行程時に圧側減衰バルブ21の上流側の油圧による圧側調整弁26の開弁側に作用する荷重が、圧側金属ばね44Aの弾性力による閉弁側に作用する荷重(付勢力)よりも大きくなった場合に、圧側調整弁26の開度が増大し、バイパス流路34aに流れる油量が増加する。また、伸側行程時に伸側減衰バルブ23の上流側の油圧による伸側調整弁27の開弁側に作用する荷重が、伸側金属ばね54Aの弾性力による閉弁側に作用する荷重(付勢力)よりも大きくなった場合に、伸側調整弁27の開度が増大し、バイパス流路34aに流れる油量が増加する。
減衰力発生装置20Aにおいて、圧側減衰力調整部40は、圧側調整弁26を閉弁方向に付勢する圧側金属ばね44Aを有する。圧側減衰力調整部40は、圧側行程時に圧側減衰バルブ21の上流側の油圧による圧側調整弁26の開弁側に作用する荷重が、圧側金属ばね44Aの弾性力による閉弁側に作用する荷重よりも大きくなった場合に、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる。
また、減衰力発生装置20Aにおいて、伸側減衰力調整部50は、伸側調整弁27を閉弁方向に付勢する伸側金属ばね54Aを有する。伸側行程時に伸側減衰バルブ23の上流側の油圧による伸側調整弁27の開弁側に作用する荷重が、伸側金属ばね54Aの弾性力による閉弁側に作用する荷重よりも大きくなった場合に、バイパス流路34aに流れる油量を増加させる。
減衰力発生装置20Aを備える緩衝器においては、圧側金属ばね44Aおよび伸側金属ばね54Aとして、適切な弾性力を有する金属ばねを選択することで、圧側調整弁26および伸側調整弁27の開度が増大を開始する圧側油室S1および伸側油室S3の油圧の、それぞれの所定値を調整することができる。なお、本実施形態に係る緩衝器が備える減衰力発生装置は、金属ばねとは異なる材質の弾性体によって圧側調整弁26および伸側調整弁27を閉弁方向に付勢する構成であってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 緩衝器
10 シリンダ
11 ピストン
14 ピストンロッド
20 減衰力発生装置
21 圧側減衰バルブ
22 圧側チェックバルブ
23 伸側減衰バルブ
24 伸側チェックバルブ
25 油溜室
26 圧側調整弁
27 伸側調整弁
34 管状体
34a バイパス流路
34b 圧側開口部(開口部)
34c 伸側開口部(開口部)
40 圧側減衰力調整部
44 圧側エア室
44A 圧側金属ばね(圧側弾性体)
50 伸側減衰力調整部
54 伸側エア室
54A 伸側金属ばね(伸側弾性体)

Claims (7)

  1. 油が封入されたシリンダと、
    該シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンと、
    該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、
    前記シリンダ内に前記ピストンロッドが進入する場合に前記ピストンロッドの進入体積分の油量を補償する油溜室と、
    前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる流体の流れに応じて減衰力を発生する減衰力発生装置とを備えた緩衝器であって、
    前記減衰力発生装置は、
    圧側行程時に減衰力を発生させる圧側減衰バルブと、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの下流側に設けられた圧側チェックバルブと、
    伸側行程時に減衰力を発生させる伸側減衰バルブと、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの下流側に設けられた伸側チェックバルブと、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通すると共に、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通するバイパス流路と、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧を調整する圧側減衰力調整部と、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧を調整する伸側減衰力調整部とを備え、
    前記圧側減衰バルブと前記圧側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
    前記伸側減衰バルブと前記伸側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記圧側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記伸側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ
    前記バイパス流路は、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入する開口部を有し、
    前記圧側減衰力調整部は、圧側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記圧側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる圧側調整弁を有し、
    前記伸側減衰力調整部は、伸側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記伸側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる伸側調整弁を有し、
    前記圧側減衰力調整部は、エアが充填され、前記圧側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された圧側エア室をさらに有し、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が、前記圧側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    前記伸側減衰力調整部は、エアが充填され、前記伸側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された伸側エア室をさらに有し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が、前記伸側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させることを特徴とする緩衝器。
  2. 前記バイパス流路の開口部は、圧側行程時に圧側調整弁が着座可能な圧側開口部と、伸側行程時に伸側調整弁が着座可能な伸側開口部とを有することを特徴とする請求項に記載の緩衝器。
  3. 油が封入されたシリンダと、
    該シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンと、
    該ピストンに連結されて前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、
    前記シリンダ内に前記ピストンロッドが進入する場合に前記ピストンロッドの進入体積分の油量を補償する油溜室と、
    前記シリンダ内の前記ピストンの摺動によって生じる流体の流れに応じて減衰力を発生する減衰力発生装置とを備えた緩衝器であって、
    前記減衰力発生装置は、
    圧側行程時に減衰力を発生させる圧側減衰バルブと、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの下流側に設けられた圧側チェックバルブと、
    伸側行程時に減衰力を発生させる伸側減衰バルブと、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの下流側に設けられた伸側チェックバルブと、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通すると共に、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して前記油溜室と連通するバイパス流路と、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧を調整する圧側減衰力調整部と、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧を調整する伸側減衰力調整部とを備え、
    前記圧側減衰バルブと前記圧側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
    前記伸側減衰バルブと前記伸側チェックバルブとの間が前記油溜室と連通され、
    圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記圧側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が所定値に達した場合に、前記伸側減衰力調整部は、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    前記バイパス流路は、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側から分岐して油が流入する開口部を有し、
    前記圧側減衰力調整部は、圧側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記圧側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる圧側調整弁を有し、
    前記伸側減衰力調整部は、伸側行程時に前記バイパス流路の前記開口部に離隔又は着座することにより、前記伸側減衰バルブの上流側と開閉自在に連通させる伸側調整弁を有し、
    前記バイパス流路の開口部は、圧側行程時に圧側調整弁が着座可能な圧側開口部と、伸側行程時に伸側調整弁が着座可能な伸側開口部とを有し、
    前記バイパス流路は、管状体に形成され、
    前記圧側開口部と前記伸側開口部とが、それぞれ前記バイパス流路の両端に設けられることを特徴とする緩衝器。
  4. 前記バイパス流路における、前記圧側開口部と前記伸側開口部とが同軸上に設けられていることを特徴とする請求項に記載の緩衝器。
  5. 前記バイパス流路は、前記圧側チェックバルブ、前記伸側減衰バルブ、前記圧側減衰バルブ、前記伸側チェックバルブの順番にそれぞれを貫通して設けられ、
    前記伸側調整弁、前記伸側開口部、前記圧側チェックバルブ、前記伸側減衰バルブ、前記圧側減衰バルブ、前記伸側チェックバルブ、前記圧側開口部、前記圧側調整弁の順番に同軸上に設けられていることを特徴とする請求項に記載の緩衝器。
  6. 前記圧側減衰力調整部は、前記圧側調整弁を閉弁方向に付勢する圧側弾性体を有し、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧による前記圧側調整弁の開弁側に作用する荷重が、前記圧側弾性体の弾性力による閉弁側に作用する荷重よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    前記伸側減衰力調整部は、前記伸側調整弁を閉弁方向に付勢する伸側弾性体を有し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧による前記伸側調整弁の開弁側に作用する荷重が、前記伸側弾性体の弾性力による閉弁側に作用する荷重よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の緩衝器。
  7. 前記圧側減衰力調整部は、エアが充填され、前記圧側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された圧側エア室をさらに有し、圧側行程時に前記圧側減衰バルブの上流側の油圧が、前記圧側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させ、
    前記伸側減衰力調整部は、エアが充填され、前記伸側調整弁の閉弁方向に付勢する所定値のエア圧に設定された伸側エア室をさらに有し、伸側行程時に前記伸側減衰バルブの上流側の油圧が、前記伸側エア室のエア圧よりも大きくなった場合に、前記バイパス流路に流れる油量を増加させることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の緩衝器。
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