JP6632747B2 - 光学装置 - Google Patents
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Description
ビームスプリッターを透過した光が入射する位置に配置されたミラー面を有するミラー部材と、
ミラー面で正反射されてビームスプリッターに入射され、ビームスプリッターで正反射された光が入射する位置に配置された再帰反射部材とを備えた光学装置である。
この場合、偏光選択反射材が反射型偏光子であってもよい。
この場合、偏光変換素子が1/4波長位相差板であることが好ましい。
この場合、偏光変換素子が1/4波長位相差板であることが好ましい。
本発明の光学装置により実現される空中画像表示装置は、画像表示部とミラー面が離れていることにより、その距離に応じて空中像をビームスプリッターから前方へと突出させることができる。このとき、画像表示部がビームスプリッターの面に対してミラー面および再帰反射部材とは反対側に設置されていることにより、装置の大型化を伴わない。さらに、観察者の視点から見て、前述の再帰反射部材が見通せる範囲内に加え、前述のミラー面が見通せる範囲内でも空中像を視認することができるため、空中像の視認範囲を従来の空中画像表示装置と比較して大幅に拡げることが可能である。
図1に、本発明の第1の実施形態の光学装置10の斜視図を示す。
本実施形態の光学装置10は、入射光の一部を透過し、一部を反射するビームスプリッター30と、ビームスプリッター30を透過した光が入射する位置に配置されたミラー面40aを有するミラー部材40と、ミラー面40aで正反射されてビームスプリッター30に入射され、ビームスプリッター30で正反射された光が入射する位置に配置された再帰反射部材50とを備えている。本実施形態においては、ミラー面40aと再帰反射部材50の光入射面50aが直交し、ビームスプリッター30の面(反射透過面)がミラー面40aおよび再帰反射部材の光入射面50aと45°の角度をなすように配置されている。
図23は、従来の空中画像表示装置110の概略構成を示す。空中画像表示装置110は、画像表示部20と、ビームスプリッター30と、再帰反射部材50とを備え、画像表示部20および再帰反射部材50はビームスプリッター30の反射透過面30aに対して同一の側に設置されている。画像表示部20から出射した光線の一部100は、ビームスプリッター30上の点301で正反射し、再帰反射部材50へ入射する。次に、再帰反射部材50によって入射方向と逆方向に再帰反射され、再びビームスプリッター30上の点301へ入射し、一部はビームスプリッター30を透過する。
図4は、本発明の光学装置の一実施形態である第1の空中画像表示装置11の概略構成を示す図である。空中画像表示装置11は、少なくとも画像表示部20と、ビームスプリッター30と、ミラー部材40と、再帰反射部材50とを備えている。ミラー部材40および再帰反射部材50は、ビームスプリッター30の反射透過面30aに対して同一の側に設置され、画像表示部20は、ビームスプリッター30の反射透過面30aに対してミラー部材40および再帰反射部材50とは反対側に設置される。
以上より、空中画像表示装置11は、空中像をビームスプリッター30から前方へと突出させることが可能になる。また、虚像Aは実体としては存在しないため、装置の大型化を伴わない。
図7には、空中画像表示装置11において、画像表示部20上の一点から出射した、図5に示したものとは異なる光線である光線102および光線202が図示されている。光線102および光線202の少なくとも一部はビームスプリッター30を透過し、ミラー面40aで正反射される。このとき、画像表示部20に対しミラー面40aに関して面対称の位置に、虚像Aが形成される。従って、ミラー面40aで正反射された光線の光路は、虚像Aから出射した光線の光路と同一であると見なすことができる。
本空中画像表示装置に用いるビームスプリッターは、入射光の一部を正反射し、他の一部の光を透過させる光学部材である。歪みのない空中像を得るために、ビームスプリッターの反射透過面は平面であることが好ましい。
ミラー部材は、ミラー面が入射光を正反射する平面であればよく、一般的な平面鏡を用いることができる。また、ミラー面は、ビームスプリッターの反射透過面に対して10°〜90°の角度で設置されることが好ましく、40°〜90°の角度で設置されることがより好ましく、40°〜50°の角度で設置されることがさらに好ましく、45°の角度で設置されることが最も好ましい。ビームスプリッターの反射透過面に対する角度が上記範囲であると、空中像の突出距離を大きくするとともに、空中像の視認範囲を広くすることができるため、好ましい。
再帰反射部材は、入射光を、入射してきた方向へと反転させる反射部材である。歪みのない空中像を得るために、再帰反射部材はシート状あるいは平板状の部材であることが好ましい。上記のような機能を発現する再帰反射部材としては、ガラスビーズのような透明球体を敷き詰めたシートや、コーナーキューブ構造を敷き詰めたシート等が知られている。正規反射部材としては、空中像の解像度を高める観点から、コーナーキューブリフレクタを多数並べたコーナーキューブアレイシートが好ましい。コーナーキューブアレイシートとしては、日本カーバイド工業株式会社製の再帰反射シート(商品名Nikkalite)等を好適に使用することができる。
画像表示部は、ビームスプリッターに対してミラー部材および再帰反射部材とは反対側に設置される。また、画像表示部はミラー面に対向するように設置されることが好ましい。
また、画像表示面が平面である場合、画像表示面とミラー面が平行になるように設置することが好ましい。この場合、空中像を歪みのないものにすることができる。
ミラー部材、および再帰反射部材の表面に偏光変換素子が設置されていることが好ましい。偏光変換素子としては、偏光解消素子や、位相差板を用いることができる。
本発明の光学装置の一実施形態である第2の空中画像表示装置について説明する。
また、これらの光線は光路の途中において不要な反射や透過が抑制されているため、輝度が高く、迷光や二重像が抑制された空中像を得ることができる。さらに、観察者の視点から見て、再帰反射部材50が見通せる範囲内に加え、ミラー面40aが見通せる範囲内でも空中像を視認することができるため、視認範囲が広い空中像となる。
黒色のアクリル板(厚み1mm)を加工し、図14に示す直方体形状の筐体70を作製した。筐体70は、底面cghdにおける長辺の長さが16cm、短辺の長さが9cmである。また、筐体70の高さは9cmである。筐体70の上面abfeはアクリル板が存在せず、開口部71である。また、側面aehdは、各辺より1cm内側が切り取られ、開口部72が設けられている。
(ビームスプリッター32)
透過率50%、反射率50%の誘電体多層膜ハーフミラー(商品名H216、株式会社渋谷光学より入手)310を、長辺が15.2cm、短辺が12cmになるように加工し、ビームスプリッター32として用意した(図15参照)。
長辺16cm、短辺12cm、厚み1mmのガラス基板313の片面に、反射型偏光子314としてワイヤグリッド偏光フィルム(商品名WGF、旭化成株式会社製)(以下において、ワイヤグリッド偏光フィルム314とする。)を、透過軸がガラス基板313の短辺方向と等しくなるように貼合し、図16に示す偏光ビームスプリッター33を作製した。
偏光ビームスプリッター33と同様にガラス基板313の片面にワイヤグリッド偏光フィルム314を貼合し、さらにガラス基板313のワイヤグリッド偏光フィルム314とは反対の面に、吸収型偏光子312として吸収型偏光フィルム(以下において吸収型偏光フィルム312とする。)を、透過軸の方向がワイヤグリッド偏光フィルム314の透過軸方向と等しくなるように貼合した。さらに、吸収型偏光フィルム312およびワイヤグリッド偏光フィルム314の表面に、特開2017−16065号公報の実施例2のフィルムNo.15に従って作製したモスアイフィルムからなる反射防止フィルム311および315(以下において、モスアイフィルム311、モスアイフィルム315という。)を貼合した。こうして、図17に示す反射防止偏光ビームスプリッター34を作製した。
前述の反射防止偏光ビームスプリッター34の作製において、ワイヤグリッド偏光フィルム314の表面にモスアイフィルム315を貼合する前に、偏光変換素子316として逆分散性のポリカーボネート1/4波長位相差フィルム(商品名ピュアエースWR W−142、帝人株式会社製)(以下において位相差フィルム316という。)を、遅相軸の方向がワイヤグリッド偏光フィルム314の透過軸方向と45°をなすように貼合した。その後、位相差フィルム316の表面にモスアイフィルム315を貼合した。こうして、図18に示す反射防止円偏光ビームスプリッター35を作製した。
図19に、実施例1〜8の空中画像表示装置81〜88における画像表示部22、筐体70および空中画像Bの位置関係を示す。
筐体70の側面bfgcの内側に、ビーズタイプの再帰反射シート(商品名スコッチライト、3M社製)を貼り合わせ、底面cghdの内側に平面鏡を貼り合わせた。また、平面bfhdの位置に、ビームスプリッター32を設置した。
さらに、画像表示部22として、Apple社製スマートフォンiPhone(登録商標)6sPlusを上面abfeに設置した。この筐体70の開口した上面abfeを囲む枠abfeが投影物を設置する設置部に相当する。なお、iPhone(登録商標)6sPlusは、出射光が楕円偏光であり、直線偏光ではなかった。
このようにして、実施例1の空中画像表示装置81を作製した。なお、図19において、画像表示部22と筐体70の枠abfeとは離隔されているように示しているが、実施例1〜実施例8においては、枠abfeに接して画像表示部22が載置されている。
実施例1の空中画像表示装置81において、筐体70の側面bfgcの内側に、前述のスコッチライトに換えてコーナーキューブアレイタイプの再帰反射シート(商品名Nikkalite、日本カーバイド工業株式会社製)を貼り合わせた。
このようにして、実施例2の空中画像表示装置82を作製した(図19参照)。
実施例2の空中画像表示装置82において、側面abcdの内側および側面efghの内側に、三角形bcdおよび三角形fghと重なるように、再帰反射シートNikkaliteを貼合した。
このようにして、実施例3の空中画像表示装置83を作製した(図19参照)。
実施例3の空中画像表示装置83において、側面bfgc、側面abcd、および側面efghの内側に貼合された再帰反射シートの表面に、逆分散性のポリカーボネート1/4波長位相差フィルム(商品名ピュアエースWR W−142、帝人株式会社製)を、遅相軸が筐体70の底面に対して45°の角度になるように貼合した。
また、底面cghdの内側に貼合された平面鏡の表面にも、逆分散性のポリカーボネート1/4波長位相差フィルムを、遅相軸が底面の辺に対して45°の角度になるように貼合した。
さらに、ビームスプリッター32に換えて、偏光ビームスプリッター33を設置した。このようにして、実施例4の空中画像表示装置84を作製した(図19参照)。
実施例4の空中画像表示装置84において、画像表示部22をAmazon社製タブレット端末Kindle fire HDXに換えた。Kindle fire HDXから出射する光は直線偏光であり、その偏光軸が偏光ビームスプリッター33に対してp偏光入射となるように設置した。
このようにして、実施例5の空中画像表示装置85を作製した(図19参照)。
実施例5の空中画像表示装置85において、偏光ビームスプリッター33に換えて、反射防止偏光ビームスプリッター34を、吸収型偏光フィルム312が画像表示部22の側、ワイヤグリッド偏光フィルム314が平面鏡の側になるように設置した。
このようにして、実施例6の空中画像表示装置86を作製した(図19参照)。
実施例3の空中画像表示装置83において、ビームスプリッター32に換えて、反射防止円偏光ビームスプリッター35を、吸収型偏光フィルム312が画像表示部22の側、ワイヤグリッド偏光フィルム314が平面鏡の側になるように設置した。
また、画像表示部22をAmazon社製タブレット端末Kindle fire HDXに換えた。なお、Kindle Fire HDXは、出射光が直線偏光であった。
このようにして、実施例7の空中画像表示装置87を作製した(図19参照)。
実施例6の空中画像表示装置86において、画像表示部22を、裸眼による画像の立体視が可能な立体画像表示装置、富士フイルム株式会社製デジタルフォトフレームFinePix REAL 3D V1に換えた。画像表示装置からの出射光は直線偏光であった。
このようにして、実施例8の空中画像表示装置88を作製した(図19参照)。
実施例6の空中画像表示装置86において、画像表示部22として、タブレット端末Kindle fire HDXを、筐体70の上面abfeより上方10cmの位置に設置した。
このようにして、実施例9の空中画像表示装置89を作製した(図20参照)。
図21に、比較例1の空中画像表示装置90における画像表示部22、筐体70および空中画像Bの位置関係を示す。
筐体70の側面bfgcの内側に、コーナーキューブアレイタイプの再帰反射シート(商品名Nikkalite、日本カーバイド工業株式会社製)を貼合した。また、側面abcdの内側および側面efghの内側に、三角形abcおよび三角形efgと重なるように、再帰反射シートNikkaliteを貼合した。
さらに、上記3枚の再帰反射シートNikkaliteの表面に、逆分散性のポリカーボネート1/4波長位相差フィルム(商品名ピュアエースWR W−142、帝人株式会社製)を、遅相軸が筐体70の底面に対して45°の角度になるように貼合した。
次に、平面aegcの位置に、反射防止偏光ビームスプリッター34を、吸収型偏光フィルム312が底面cghdの側、ワイヤグリッド偏光フィルム314が画像表示部22の側になるように設置した。
また、画像表示部22として、Amazon社製タブレット端末Kindle fire HDXを上面abfeに設置した。
このようにして、比較例1の空中画像表示装置90を作製した。
図22に、比較例2の空中画像表示装置91における画像表示部22、筐体70および空中画像Bの位置関係を示す。
比較例1の空中画像表示装置90において、画像表示部22として、タブレット端末Kindle fire HDXを、筐体70の上面abfeより上方19cmの位置に設置した。このようにして、比較例2の空中画像表示装置91を作製した。
作製した空中画像表示装置において、面aehdから空中像が結像している位置までの距離を測定した。
株式会社トプコンテクノハウス社製分光放射計「SR−3」を用い、作製した空中画像表示装置の面aehdに対し垂直な方向から空中像の中央に焦点を合わせ、輝度を測定した。
作製した空中画像表示装置において、画像表示部に5mm四方の大きさの文字列を表示し、目視により空中像における当該文字列が読み取れるかどうかを評価した。
<評価基準>
A:文字列が読み取れる。
C:文字列が読み取れない。
作製した空中画像表示装置において、観察者が筐体70の特定の面を見込む位置から観察した際に空中像を視認できたかどうかを評価した。特定の面が、面bfgcである場合、および面cghdである場合についてそれぞれ評価した。
<評価基準>
A:空中像を視認できた。
C:空中像を視認できなかった。
作製した空中画像表示装置において、二重像が視認されるかどうかを評価した。
<評価基準>
A:二重像が視認されない。
B:二重像がわずかに視認される。
C:二重像が視認される。
Claims (14)
- 入射光の一部を透過し、一部を反射するビームスプリッターと、
該ビームスプリッターを透過した光が入射する位置に配置されたミラー面を有するミラー部材と、
前記ミラー面で正反射されて前記ビームスプリッターに入射され、該ビームスプリッターで正反射された光が入射する位置に配置された再帰反射部材と、
を備えた光学装置。 - 前記ビームスプリッターに関して、前記ミラー部材とは反対の側に被投影物を設置する設置部を備え、
前記設置部に設置された被投影物の像を前記被投影物に対して光学的に共役な位置に結像する請求項1に記載の光学装置。 - 前記被投影物としての画像を表示する画像表示部を前記設置部に備えた請求項2に記載の光学装置。
- 前記画像表示部が、偏光を出射する画像表示装置である請求項3に記載の光学装置。
- 前記画像表示部が、液晶表示装置、または有機EL表示装置である請求項3に記載の光学装置。
- 前記ビームスプリッターが、偏光選択反射材を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記偏光選択反射材が、反射型偏光子である請求項6に記載の光学装置。
- 前記ビームスプリッターが、吸収型偏光子を有し、前記反射型偏光子および前記吸収型偏光子の透過軸の方向が同一であり、かつ、前記反射型偏光子が前記吸収型偏光子よりも前記ミラー部材側に設置されてなる請求項7に記載の光学装置。
- 前記ビームスプリッターの、光が入射する少なくとも一つの表面に反射防止処理が施されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記ミラー部材の前記ミラー面に偏光変換素子が設置されてなる請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記偏光変換素子が1/4波長位相差板である請求項10に記載の光学装置。
- 前記再帰反射部材が、コーナーキューブリフレクタを多数並べた再帰反射部材である請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記再帰反射部材の光入射面に偏光変換素子が設置されてなる請求項1〜12のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記偏光変換素子が1/4波長位相差板である請求項13に記載の光学装置。
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