JP6632520B2 - ピストンの姿勢制御構造 - Google Patents

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Description

本発明は、往復作動するピストンに係り、更に詳しくは、ピストンの姿勢制御構造に関する。
従来から図3(A)に示すように、自動車等車両の自動変速機に用いられるクラッチ断続切り替え用のピストン装置11が知られており、このピストン装置11は、ハウジング12に設けた環状のシリンダ室13に往復動可能に挿入される環状のピストン14を備えている。
図3(A)は、多板式のクラッチ20がOFFの状態を示しており、この状態で作動油の供給ポート16からシリンダ室13へ作動油を供給すると図3(B)に示すように、ピストン14がリターンスプリング19の弾性に抗して図上の下方へ移動し、クラッチ20を押圧してONとする。
ピストン14は金属環よりなり、この金属環の内周部および外周部にそれぞれゴム状弾性体よりなるリップ状のシール15を加硫接着したものであって、その構造からして「ボンデットピストン」または「ボンデッドピストンシール(BPS)」と称されることもある。
上記従来技術に対しては、以下の問題が指摘される。
すなわち、上記したようにシリンダ室13およびこれに挿入されるピストン14は共に環状であるところ、作動油の供給ポート16が円周上複数等配状に設置されている場合には油圧がピストン14に対し円周上均等に作用するので、ピストン14は傾斜することなく図3(B)に示すように正常に作動する。
しかしながら、図4に示すように、作動油の供給ポート16が円周上1箇所のみに設置されている場合には油圧がピストン14に対し円周上均等に作用しないので、ピストン14がシリンダ室13の中心軸線0に対し傾斜作動してしまう。したがってピストン14が円周上一部のみでクラッチ20を押圧することになる等、正常な作動に支障を来たす虞がある。
特開2007−303493号公報(図6)
本発明は以上の点に鑑みて、作動油の供給ポートが円周上1箇所のみに設置されている場合であってもピストンが傾斜作動するのを抑制することができるピストンの姿勢制御構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるピストンの姿勢制御構造は、環状のシリンダ室に環状のピストンが挿入されるとともに前記シリンダ室の円周上1箇所に前記ピストンを作動させる作動油を供給する供給ポートが設けられている構造であって、前記ピストンと前記供給ポートとの間に環状の仕切り部材が設置され、前記仕切り部材に、前記作動油を通過させる透孔が設けられ、前記透孔は、前記仕切り部材の円周上に複数が設けられ、前記供給ポートから遠くに設けられるほど開口断面積が大きく設定されていることを特徴とする。
上記構成によれば、供給ポートから供給される作動油が仕切り部材によって一旦堰き止められ、仕切り部材に設けた透孔を経由してピストンのほうへ供給される。透孔は、仕切り部材の円周上に複数が設けられ、供給ポートから遠くに設けられるほど開口断面積が大きく設定されているため、油圧がピストンに対し円周上均等に作用しやすくなる。これにより、作動油の供給ポートが円周上1箇所のみに設置されている場合であっても、ピストンが傾斜作動するのを抑制することができる。
また、本発明の請求項2によるピストンの姿勢制御構造は、上記した請求項1記載のピストン姿勢制御構造において、前記透孔は、前記供給ポートに対し最も近い位置に配置される第1透孔と、前記供給ポートに対し最も遠い位置に配置される第2透孔と、前記第1透孔および第2透孔間に配置される中間の透孔とを前記仕切り部材の円周上に備え、前記第1透孔、中間の透孔および第2透孔の順に開口断面積が大きく設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1透孔、中間の透孔および第2透孔に亙って多段式(3段以上)構造の作動油供給ルートが設定される。したがってピストンの姿勢を多数の箇所において制御するため、ピストンの姿勢を一層安定化することが可能とされる。
また、本発明の請求項3によるピストンの姿勢制御構造は、上記した請求項2記載のピストン姿勢制御構造において、前記第1透孔および第2透孔は前記仕切り部材の円周上180度対称位置に配置され、前記中間の透孔は、前記第1透孔および第2透孔を結ぶ前記仕切り部材の直径線を線対称の中心線として線対称に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1透孔および第2透孔を結ぶ直径線を中心線とする線対称構造の作動油供給ルートが設定される。したがってピストンが中心線と交差する方向に傾斜しようとするのを抑制するため、ピストンの姿勢を一層安定化することが可能とされる。
また、本発明の請求項4によるピストンの姿勢制御構造は、上記した請求項1ないし3の何れかに記載したピストン姿勢制御構造において、前記仕切り部材は、シールワッシャーをもって前記シリンダ室の内周壁面に取り付けられることを特徴とする。
この構成によれば、仕切り部材をシールワッシャーをもってシリンダ室の内周壁面に容易に取り付けることが可能とされ、また、シールワッシャーおよび仕切り部材を取り付けるスペースがあれば既存のピストン装置に対しても本発明の構造を組み込むことが可能とされる。
また、本発明の請求項5によるピストンの姿勢制御構造は、上記した請求項1ないし4の何れかに記載したピストン姿勢制御構造において、前記ピストンは、自動変速機に組み込まれてクラッチの断続を切り替えるために用いられる自動変速機用ピストンであることを特徴とする。
この構成によれば、自動変速機に組み込まれてクラッチの断続を切り替えるために用いられる自動変速機用ピストンの分野において、本発明の作用効果を実現することが可能とされる。
本発明によれば、作動油の供給ポートが円周上1箇所のみに設置されている場合であっても、ピストンが傾斜作動するのを抑制することができる。
本発明の実施例に係るピストン姿勢制御構造を備えるピストン装置の要部断面図であって、図1(A)は作動油供給前(クラッチOFF)の状態を示す断面図、図1(B)は作動油供給後(クラッチON)の状態を示す断面図 同構造に備えられる仕切り部材を示す図であって、図2(A)は仕切り部材の断面図、図2(B)は仕切り部材の平面図 従来例に係るピストン装置の要部断面図であって、図3(A)は作動油供給前(クラッチOFF)の状態を示す断面図、図3(B)は作動油供給後(クラッチON)の状態を示す断面図 同ピストン装置における不具合(ピストン傾斜作動)発生状態を示す断面図
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)ボンデッドピストンシール(BPS)は自動車ATなどの自動変速機に使われており、油圧負荷時にBPSはクラッチ側へ移動する。ここで、油圧入口が円周上複数(等配)に設置されている場合は作動上問題ないが、油圧入口が1箇所、且つ低温で油粘度が高くなった状態では油圧がBPSに均等に付加されず、傾斜作動してしまう。
(2)そこで、本発明では、油圧入口とBPSの間に大きさ違いの穴を加工したプレート(仕切り部材)を設置する。プレートの穴は油圧入口に近いほど小さく、円周上対向側方向へ次第に大きくなるように設定する。
(3)本発明によれば、プレートに大きさ違いの穴加工(オリフィス効果)を設けることにより、油圧入口の円周上対向側に油が廻りやすくなり、BPS全体に均等な油圧が負荷され、傾斜作動が抑制される。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係るピストン姿勢制御構造を備えるピストン装置11の要部断面を示している。ピストン装置11は、自動車等車両のATやCVT等の自動変速機に組み込まれ、油圧によりピストン14が軸方向に変位してクラッチ20の断続を切り替えるために用いられるものであって、以下のように構成されている。尚、図1では図上上下方向が軸方向である。
すなわち図1(A)に示すように、一部を図示したハウジング(クラッチハウジング)12に環状のシリンダ室13が設けられ、このシリンダ室13に環状のシール15付きピストン14が軸方向に往復動可能に挿入されるとともに、シリンダ室13の軸方向一方(図では上方)の端面であってその円周上1箇所に、ピストン14を作動させる作動油を供給するための供給ポート(油圧入口)16が設けられている。符号17は、ワッシャー18によってシリンダ室13の内周壁面に取り付けられたピストン受け部材を示し、このピストン受け部材17とピストン14との間にピストン14を復帰動させるリターンスプリング19が介装されている。
ピストン14は金属環よりなり、環状の平面部14aの内周端部に軸方向他方(図では下方)へ向けて内周筒部14bを一体成形するとともに平面部14aの外周端部に同じく軸方向他方へ向けて外周筒部14cを一体成形したもので、外周筒部14cの軸方向他方の端部が多板式のクラッチ20を押圧するための押圧部14dとされる。また、内周筒部14bの内周面であって軸方向他方の端部にゴム状弾性体よりなるリップ状のシール15が接着されるとともに外周筒部14cの外周面であって軸方向一方の端部にも同じくゴム状弾性体よりなるリップ状のシール15が接着され、これらのシール15は、供給ポート16から供給ポート16およびピストン14間の加圧室13aへ供給される作動油(油圧)をシールするために設けられている。
ピストン14はこのように金属環にゴム状弾性体よりなるシール15を加硫接着したものであるので、その構造ないし機能からして「ボンデットピストン」または「ボンデッドピストンシール(BPS)」とも称される。
一方、ピストン受け部材17はこれも金属環にゴム状弾性体よりなるシール21を加硫接着したもので、またピストン受け部材17およびピストン14間の背圧室13bにおいて圧力をキャンセルする作用を奏するので、その構造ないし機能からして「ボンデットキャンセラー」または「ボンデッドキャンセラーシール(BCS)」とも称される。
上記供給ポート16およびピストン14間の加圧室13aに環状の仕切り部材22が設置され、この仕切り部材22によって加圧室13aが供給ポート16および仕切り部材22間の第1室13cと、仕切り部材22およびピストン14間の第2室13dとに仕切られている。このため仕切り部材22は図2(A)に示すように、環状の平面部22aの外周端部に軸方向一方へ向けて環状の凸部22bを設けた形状とされ、平面部22aの内周面をもって加圧室13aの内周壁面に密接するとともに凸部22bの先端面をもって加圧室13aの軸方向一方の端面に密接する。また、この仕切り部材22はシールワッシャー23をもってシリンダ室13の内周壁面に取り付けられるもので、このためシリンダ室13の内周壁面にはシールワッシャー23を係合するための溝部24が設けられている。仕切り部材22は金属や硬質樹脂などの剛材によって成形されている。
また、図2(B)に示すように仕切り部材22には、作動油を第1室13cから第2室13dへ通過させるための透孔25が設けられ、透孔25は、仕切り部材22の円周上に複数が設けられ、装着状態において供給ポート16から遠くに設けられるほど開口断面積が大きく設定されている。
また、透孔25は、供給ポート16に対して最も近い位置に配置される第1透孔25Aと、供給ポート16に対して最も遠い位置に配置される第2透孔25Bと、第1透孔25Aおよび第2透孔25B間に配置される中間の透孔25C〜25Hとを仕切り部材22の円周上に備え、第1透孔25A、中間の透孔25C〜25hおよび第2透孔25Bの順に開口断面積が大きく設定されている。
また、透孔25は、供給ポート16に対して最も近い位置に配置される第1透孔25Aと、供給ポート16に対して最も遠い位置に配置される第2透孔25Bと、第1透孔25Aおよび第2透孔25B間に配置される中間の透孔25C〜25Hとを仕切り部材22の円周上に備え、これらのうち第1透孔25Aおよび第2透孔25Bは仕切り部材22の円周上180度対称位置に配置され、中間の透孔25C〜25hはその配置および開口断面積の大きさが第1透孔25Aおよび第2透孔25Bを結ぶ仕切り部材22の直径線dを線対称の中心線として線対称に設定されている。
更にまた、透孔25は、図では8つの透孔が円周上等間隔で等配状に設けられ、その内訳は、第1透孔25Aから右回りに第3透孔25C、第4透孔25D、第5透孔25Eを経て第2透孔25Bとされるとともに第1透孔25Aから左回りに第6透孔25F、第7透孔25Gおよび第8透孔25Hを経て第2透孔25Bとされ、これらのうち、第3透孔25Cおよび第6透孔25Fの開口断面積は互いに同じ大きさに設定されるとともに第1透孔25Aよりも大きく設定され、第4透孔25Dおよび第7透孔25Gの開口断面積は互いに同じ大きさに設定されるとともに第3透孔25Cおよび第6透孔25Fよりも大きく設定され、第5透孔25Eおよび第8透孔25Hの開口断面積は互いに同じ大きさに設定されるとともに第4透孔25Dおよび第7透孔25Gよりも大きく設定され、第2透孔25Bの開口断面積は第5透孔25Eおよび第8透孔25Hよりも大きく設定されている。したがって8つの透孔は、第1透孔25A、第3透孔25Cおよび第6透孔25F、第4透孔25Dおよび第7透孔25G、第5透孔25Eおよび第8透孔25H、ならびに第2透孔25Bの順に5段階に亙って開口断面積が徐々に大きく設定されている。
上記構成を備えるピストン装置11は、図1(A)に示したクラッチOFFの状態を初動位置とされ、この状態で、供給ポート16から高圧の作動油が供給されると、供給された作動油は仕切り部材22によって一旦、第1室13cに蓄えられ、仕切り部材22に設けた透孔25A〜25Hを経由して第2室13dのほうへ供給される。透孔25A〜25Hは、仕切り部材22の円周上に複数が設けられ、供給ポート16から遠くに設けられるほど開口断面積が大きく設定されているため、油圧が環状のピストン14に対しその円周上均等に作用しやすくなる。したがって供給ポート16がシリンダ室13の円周上1箇所のみに設置されている場合であっても、ピストン14が図4に示したように傾斜作動するのを抑制することができる。
また、上記構成では、8つの透孔25A〜25Hによって多段式(5段階)構造の作動油供給ルートが設定されるため、ピストン14の姿勢を多数の箇所において制御することが可能とされ、8つの透孔25A〜25Hによって線対称構造の作動油供給ルートが設定されるため、ピストン14が線対称の中心線(仕切り部材22の直径線d)と交差する方向に傾斜しようとするのを抑制することが可能とされる。したがってピストン14の姿勢を一層安定化することができる。
また、上記構成では、仕切り部材22がシールワッシャー23をもってシリンダ室13の内周壁面に取り付けられるため、仕切り部材22をシールワッシャー23をもってシリンダ室13の内周壁面に容易に取り付けることが可能とされ、また、シールワッシャー23および仕切り部材22を取り付けるスペースがあれば既存のピストン装置に対しても本発明の構造を組み込むことが可能とされている。
尚、上記実施例では、透孔25の数を8つとしたが、これは単なる例示であって、透孔25の数は7つ以下または9つ以上であっても良い。
また、上記実施例では、仕切り部材22を加圧室13aの内周壁面や端面に直接接触させることにしたが、両者の間にゴム状弾性体よりなるシール(図示せず)を介在させることによりシール性を高めるようにしても良い。この場合、シールはこれを仕切り部材22に対し予め接着するのが好ましい。
11 ピストン装置
12 ハウジング
13 シリンダ室
13a 加圧室
13b 背圧室
13c 第1室
13d 第2室
14 ピストン
14a,22a 平面部
14b 内周筒部
14c 外周筒部
14d 押圧部
15,21 シール
16 供給ポート
17 ピストン受け部材
18 ワッシャー
19 リターンスプリング
20 クラッチ
22 仕切り部材
22b 凸部
23 シールワッシャー
24 溝部
25,25A〜25G 透孔
d 仕切り部材の直径線

Claims (5)

  1. 環状のシリンダ室に環状のピストンが挿入されるとともに前記シリンダ室の円周上1箇所に前記ピストンを作動させる作動油を供給する供給ポートが設けられている構造であって、
    前記ピストンと前記供給ポートとの間に環状の仕切り部材が設置され、
    前記仕切り部材に、前記作動油を通過させる透孔が設けられ、
    前記透孔は、前記仕切り部材の円周上に複数が設けられ、前記供給ポートから遠くに設けられるほど開口断面積が大きく設定されていることを特徴とするピストンの姿勢制御構造。
  2. 請求項1記載のピストン姿勢制御構造において、
    前記透孔は、前記供給ポートに対し最も近い位置に配置される第1透孔と、前記供給ポートに対し最も遠い位置に配置される第2透孔と、前記第1透孔および第2透孔間に配置される中間の透孔とを前記仕切り部材の円周上に備え、
    前記第1透孔、中間の透孔および第2透孔の順に開口断面積が大きく設定されていることを特徴とするピストンの姿勢制御構造。
  3. 請求項2記載のピストン姿勢制御構造において、
    前記第1透孔および第2透孔は前記仕切り部材の円周上180度対称位置に配置され、
    前記中間の透孔は、前記第1透孔および第2透孔を結ぶ前記仕切り部材の直径線を線対称の中心線として線対称に設定されていることを特徴とするピストンの姿勢制御構造。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載したピストン姿勢制御構造において、
    前記仕切り部材は、シールワッシャーをもって前記シリンダ室の内周壁面に取り付けられることを特徴とするピストンの姿勢制御構造。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載したピストン姿勢制御構造において、
    前記ピストンは、自動変速機に組み込まれてクラッチの断続を切り替えるために用いられる自動変速機用ピストンであることを特徴とするピストンの姿勢制御構造。
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