JP6632405B2 - イベント用の発光装置及び該装置を用いた情報処理システム - Google Patents

イベント用の発光装置及び該装置を用いた情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、広くイベント等に使用される発光装置及び該装置を用いた情報処理システムに関し、より詳細には、通信機能を備えた発光装置及び当該発光装置を含む情報処理システムに関する。
従来、イベントやセレモニーにおいて、ロウソク(キャンドル)を使ったキャンドルリレー等の演出が行われてきた。かかるキャンドルリレー等の演出は、電子機器を用いて疑似的に実施されている(非特許文献1、2)。
非特許文献1、2には、電子機器用アプリケーションソフトウェアであって、当該ソフトウェアをインストールして特定の高周波音を出力する特定のサイトにアクセスして当該高周波音を受信すると疑似的に聖火を貰い受けることができ、その聖火はアクセスした電子機器の表示画面上にロウソクの炎(ないし、火、明かり)として表示され、同ソフトウェアがインストールされている他の電子機器に近接させると高周波音の伝達により炎を疑似的に伝搬させることができる演出技術が開示されている。なお、当該電子機器に表示されたロウソクの炎は、画面上のワイプ操作等によって消すことができる。
また、特許文献1には、電子装置内蔵型灯籠であって、灯部に配置される灯部電子表示装置と、情報表示板と、誘導無線用送受信装置と、監視用カメラと、テレビカメラと、スピーカと、マイクと、緊急用呼出ボタンと、各種センサと、無線も含めた各種通信制御装置と、情報コンセントと、監視制御装置と、放送装置と、照明装置と、電源装置とが実装され、灯部の他に、近傍を通る人に情報を報知する情報報知手段を備えたことを特徴とする電子灯籠が開示されている。
チームラボ株式会社,「つながるキャンドル」,2014年5月21日,インターネット<http://candle.team-lab.com/> Team Lab Inc.,アプリケーションソフトウェア「つながるキャンドル」,2013年11月15日、インターネット<https://play.google.com/store/apps/details?id=com.teamlab.connectingcandles>
特開2000−315404号公報
しかしながら、非特許文献1、2に開示された技術には、情報伝達可能な電子機器をさらに有効に活用したコミュニケーションツールとして改善の余地がある。また、特許文献1に開示された装置は種々の情報伝達が可能ではあるものの、情報を伝達する人同士を繋ぐといった多様なコミュニケーションを行うことはできない。
イベントやセレモニー等においてキャンドルやキャンドルリレーを模した電子機器を用いる場合には、従来行われてきた炎や火の伝達というモチーフの実現に加えて通信可能であるという長所を生かした新たな改善が期待される。特に、電子機器を用いて擬似的に行われるキャンドルリレー等により電子機器間で伝達された情報を用いたその後のアプリケーションを考慮した情報処理システムの改善が期待される。
本発明の一実施形態は、時刻付与装置及び複数の発光装置を含む情報処理システムであって、前記時刻付与装置は、前記発光装置に識別子(CID)及び時刻データを送信し、前記発光装置は、(i)前記識別子を受信すると点灯し、(ii)原始的には時刻情報を有さず、前記時刻付与装置からの前記時刻データを基に時刻情報を取得し、(iii)他の発光装置から受信した該他の発光装置に係るCIDと該CIDの受信時の時刻情報とを関連付けて記憶するよう構成されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態は、電子機器を用いて擬似的に行われるキャンドルリレー等により電子機器間で伝達された情報を用いたその後のアプリケーションを一層多様化する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略図である。 本発明の一実施形態に係る時刻付与装置の概略図である。 本発明の一実施形態に係る時刻付与装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る発光装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る発光装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る時刻付与装置の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発光装置の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発光装置の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る発光装置の動作フローチャートである。 本発明の一実施形態に係るツリーデータ構造の概略図である。 本発明の一実施形態に係るツリーデータ構造の概略図である。 本発明の一実施形態に係るツリーデータ構造の応用例の概略図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略図である。
本発明の一実施形態にかかるイベント用発光装置及び該装置を用いた情報処理システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる情報処理システム1の構成図である。情報処理システム1は、時刻付与装置11、複数の発光装置12(図中12a〜12e)、ネットワーク15、及び情報管理サーバ16を含む。また、情報処理システム1は、イベント提供者端末13及びユーザ端末14のうちの少なくとも1つを含む。イベント提供者端末13及びユーザ端末14は、発光装置12からデータを受信し、そのデータをネットワーク15を介して情報管理サーバ16へ送信する受信装置でもある。
時刻付与装置11は、擬似的に行われるキャンドルリレーの火種(ライター)に相当する。時刻付与装置11は、情報管理サーバ16により設定されたイベントを一意に識別する識別子であって発光装置12の点灯のトリガーでもある識別子(以後「イベントID」又は「EID」という。)とともに時刻データを送信する。時刻データには例えばYYYYMMDDhhmmss(年月日時分秒)形式の時刻情報が含まれる。なお、用語「点灯」には、点滅や光の色の変化等も含まれる。また、時刻付与装置11の形状は、ライターの形状の他に、松明やランタン、暖炉、聖火台等の火種を連想させる形状が好ましいが、どのような形状であってもよい。
発光装置12は、電源がオンになっただけでは点灯せず、時刻付与装置11又はすでに点灯している他の発光装置12からEIDを受信することにより点灯する。但し、実装の態様によるが、発光装置12が既に他の発光装置12や時刻付与装置11からEIDを受信し自身のメモリに記憶されており、発光装置12の電源がオフになってもその情報を維持することができる仕様にする場合には、発光装置12の電源オン及びオフに応じて発光装置12が点灯又は消灯するようにしてもよい。発光装置12の電源をオフするときにEIDを破棄する仕様にする場合には、最初の電源オン時には発光装置12は消灯したままである。
イベント提供者端末13は、イベントの提供者により提供されたパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、又はタブレット等の情報処理端末であり、ネットワーク15に接続されている。イベント提供者端末13は、発光装置12からデータを吸い出し(受信し)、ネットワーク15を介して情報管理サーバ16へデータを送信することができる。
ユーザ端末14は、発光装置12のユーザが所有するパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、又はタブレット等の情報処理端末であり、ネットワーク15に接続されている。ユーザ端末14は、発光装置12からデータを吸い出し(受信し)、ネットワーク15を介して情報管理サーバ16へ送信することができる。
なお、本願の出願時点でのユーザ端末14は、小型端末であってもPCに比肩する処理能力(通信処理速度や画像処理能力等)を備えているものも多く、小型のコンピュータとも言うべきものである。また、情報処理システム1の各装置の各種プログラムやソフトウェアは、情報処理端末におけるHDDやSSD等の記憶部にインストールないし記憶され、プログラムないしソフトウェアの実行時には、必要に応じて記憶部内のメモリにその全部又は一部のソフトウェアモジュールとして読み出され、CPUにより演算実行される。該演算実行は必ずしもCPUで行われる必要はなく、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)等の補助演算処理装置において行われてもよい。
ネットワーク15は、LAN等の専用回線やインターネット等の公衆回線であり、イベント提供者端末13、ユーザ端末14、及び情報管理サーバ16は、ネットワーク15を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク15の回線は有線であっても無線であってもよく、無線の場合、図示しない基地局や無線ルータ等を介してインターネットに乗り入れ、更に回線を介して情報管理サーバ16と相互に通信可能に接続される。また、WiFi(登録商標)やBluetooth(登録商標)規格の無線通信や、FeliCa(登録商標)、ISO/IEC14443(MIFAREの通信方式)、又はISO/IEC18092の通信方式等の近接場無線通信(NFC)を用いて、イベント提供者端末13及びユーザ端末14と情報管理サーバ16とが直接無線通信するようにしてもよい。
情報管理サーバ16は、ネットワーク15に接続されたサーバーコンピュータであり、必要に応じてそのハードウェアスペックを上げるにあたり複数のPCを並列的に作動させることによって大規模データの処理に適した構成を有するようにしてもよい。
図2Aは時刻付与装置11の外観構成図であり、図2Bは時刻付与装置11のハードウェアの機能ブロック図である。図2Aに示すように、時刻付与装置11は、本体1100、発光部1102、及び赤外線モジュール1103を備え、限定されないが模式的にライターの形状をしている。時刻付与装置11の大きさは、典型的には実際のライターと同様に人の手に収まる程度である。
なお、時刻付与装置11は、赤外線モジュール1103の代わりに、WiFiやBluetooth規格の無線通信用のモジュールを備えていてもよいし、NFC用のモジュールを備えていてもよい。そして、発光装置12にも対応するモジュールを設けることで、時刻付与装置11は、これらの規格を用いて発光装置12と通信するようにしてもよい。
図2Bに示すように、時刻付与装置11は、マイコンユニット1101、発光部1102、赤外線モジュール1103、メモリ1104、入出力I/O1105、クロック1106、電池1107、及びスイッチ1108を備える。各要素1102〜1108は、内部バスを介してマイコンユニット1101に接続されている。
入出力I/O1105は、製造上のコストに鑑みて省略してもよい。また、マイコンユニット1101、赤外線モジュール1103、メモリ1104、及び入出力I/O1105の全部又は一部を1つのユニットにまとめたモジュールを用いてもよい。
マイコンユニット1101は、CPU、各種プログラムないしソフトウェアを記憶するROM、及びRAM等を含むユニットであり、各種プログラムないしソフトウェアに基づき各要素1102〜1108を制御する。発光部1102は、炎の形状を模した透明又は半透明の筐体中に電球又はLEDを含み、発光部1102の点灯(オン)及び消灯(オフ)は、マイコンユニット1101からの信号に応じて制御される。
赤外線モジュール1103は、赤外線を発光及び受光するモジュールであり、主に発光装置12との近距離無線通信に用いる。時刻付与装置11は、赤外線モジュール1103を通じて、EID及び時刻データを発光装置12に送信する。なお、赤外線モジュール1103の代わりに高周波音を発生するモジュールを設け、発光装置12と高周波音を用いて通信するようにしてもよい。また、前記のとおり、赤外線モジュール1103の代わりに、WiFiやBluetooth規格の無線通信用のモジュールや、NFC用のモジュールを採用してもよい。
メモリ1104には、時刻付与装置11自身の識別子(CID)が原始的に記憶されている。ここで、用語「原始的に」とは、「時刻付与装置11が製造された時に」又は「時刻付与装置11が実際にイベント等で使用される前に」という意味である。入出力I/O1105は、イベント提供者端末13及びユーザ端末14等と通信可能なUSBポートや、ネットワーク通信モジュール等を備える。USBポートを含む場合、入出力I/O1105を通じて電池1107を充電するようにしてもよい。また、入出力I/O1105と赤外線モジュール1103(又はBluetoothやNFC等の代替モジュール)とを共通のモジュールとして構成してもよい。
クロック1106は、水晶振動子やCPU、電池を含むリアルタイムクロックICを備え、時刻付与装置11の電源がオフになっていても現在時刻を刻み続ける。マイコンユニット1101は、クロック1106により生成される時刻データ(年月日時分秒)を読み出し、該時刻データを赤外線モジュール1103を介して発光装置12に送信する。発光装置12は、原始的には時刻情報を有しておらず、時刻付与装置11又は他の発光装置12から時刻データを受信することによって、時刻情報(年月日時分秒)を取得することができる。ここで、用語「原始的に」とは、「発光装置12が製造された時に」又は「発光装置12が実際にイベント等で使用される前に」という意味である。
電池1107は、リチウムイオン電池等の充電可能な二次電池であり、各要素1101〜1106に電源を供給する。スイッチ1108には、時刻付与装置11の電源をオン/オフするための電源スイッチや、赤外線モジュール1103を介したデータ送信を実行する送信スイッチが含まれる。スイッチ1108が操作されると、それに応じた信号がマイコンユニット1101に出力され、それを基にマイコンユニット1101は、電源スイッチや送信スイッチが操作されたと判断することができる。
図3Aは発光装置12の外観構成図であり、図3Bは発光装置12のハードウェアの機能ブロック図である。図3Aに示すように、発光装置12は、円筒形状の本体1200、発光部1202、及び赤外線モジュール1203を備え、限定されないが模式的にキャンドルの形状をしている。なお、前記のとおり、時刻付与装置11及び発光装置12との通信には、赤外線モジュール1203の代わりに、WiFiやBluetooth規格の無線通信用のモジュールや、NFC用のモジュールを採用してもよい。
発光装置12の典型的な大きさは、円筒形状の本体1200の直径が35〜40mm程度、本体1200の底部から発光部1202の頂部までの高さが25〜35mm程度である。構造上は、本体1200と発光部1202とをABS樹脂やポリプロピレンプラスチック等で一体的に成型してもよいし、2つの部材を別々に成型し、ねじ込むことによって結合する構成としてもよい。
図3Bに示すように、発光装置12は、マイコンユニット1201、発光部1202、赤外線モジュール1203、メモリ1204、入出力I/O1205、カウンタ1206、電池1207、及びスイッチ1208を備える。
なお、入出力I/O1205は製造上のコストに鑑みて省略してもよい。この場合、イベント提供者端末13及びユーザ端末14と発光装置12との間の通信は、赤外線モジュール1203を介した赤外線通信により行う。また、発光装置12が入出力I/O1205を備え無い場合、電池1207は充電できない一次電池であってもよい。さらに、マイコンユニット1201、赤外線モジュール1203、メモリ1204、及び入出力I/O1205の全部又は一部を1つのユニットにまとめたモジュールを用いてもよい。そのようなモジュールの一例として、maxim社製赤外線モジュール内臓型16ビットマイクロコントローラ「MAXQ610」などがある。
マイコンユニット1201は、CPU、各種プログラムないしソフトウェアを記憶するROM、及びRAM等を含むユニットであり、各種プログラムないしソフトウェアに基づき各要素1202〜1207を制御する。発光部1202は、炎の形状を模した透明又は半透明の筐体中に電球又はLEDを含み、発光部1202の点灯(オン)及び消灯(オフ)は、マイコンユニット1201からの信号に応じて制御される。
赤外線モジュール1203は、赤外線を発光及び受光するモジュールであり、主に時刻付与装置11及び他の発光装置12との近距離無線通信に用いる。なお、赤外線モジュール1203の代わりに高周波音を発生及び検知するモジュールを設け、時刻付与装置11及び他の発光装置12と高周波音を用いて通信するようにしてもよい。また、前記のとおり、赤外線モジュール1203の代わりに、WiFiやBluetooth規格の無線通信用のモジュールや、NFC用のモジュールを採用してもよい。
発光装置12は、時刻付与装置11から時刻データ及びEIDデータを含む信号を、赤外線モジュール1203を介して受信し、時刻データと該時刻データの受信時におけるカウンタ1206のカウント値とを関連付けて、EIDとともにメモリ1204に記憶する。また、発光装置12は、赤外線モジュール1203を通じて自身のID(CID)、EID、及び時刻データを含む信号を、他の発光装置12へ送信する。該他の発光装置12は、時刻データを受信時におけるカウンタ1206のカウント値とともに関連付けて、受信したCID及びEIDとともに自身のメモリ1204に記憶する。
メモリ1204には、発光装置12自身の識別子(CID)が原始的に記憶されている。ここで、用語「原始的に」とは、「発光装置12が製造された時に」又は「発光装置12が実際にイベント等で使用される前に」という意味である。入出力I/O1205は、イベント提供者端末13及びユーザ端末14等と通信可能なPCI、USB、無線LAN等のポートを備える。USBポートを含む場合、入出力I/O1205を通じて電池1207を充電するようにしてもよい。また、入出力I/O1205と赤外線モジュール1203(又はBluetooth(登録商標)やNFC等の代替モジュール)とを共通のモジュールとして構成してもよい。
カウンタ1206は、所定の時間(例えば10ミリ秒)ごとにカウントアップ(カウンタ値=カウンタ値+1)し、マイコンユニット1201にカウント値を出力する。当該所定の時間は、情報処理システム1に使用する全ての発光装置12で統一させておく。
発光装置12は、前記のとおり原始的には時刻情報を有していないため、時刻付与装置11又は他の発光装置12から時刻データを受信することによって、時刻情報(年月日時分秒)を取得することができる。マイコンユニット1201は、時刻付与装置11又は他の発光装置12から受信した時刻データ(例えば年月日時分秒の時刻情報を含む。)と、該時刻データの受信時におけるカウンタ1206からのカウント値とを関連付けてメモリ1204に記憶しておく。これにより、発光装置12は、現在のカウント値と、時刻付与装置11又は他の発光装置12から受信した時刻データに関連付けられたカウント値との差を基に、現在の時刻の時刻情報を算出することができる。
ここで、カウンタ1206は、リアルタイムクロックICを含むクロック1106よりも製造コストの点で優れている(つまり製造コストが安い)。そのため、本実施形態における情報処理システム1において、発光装置12には、リアルタイムクロックIC等のクロックを設けずに、カウンタ1206を設けるようにしている。また、情報処理システム1を体験するユーザは、発光装置12が原始的には時刻情報を有しないため、他のユーザの発光装置12又は時刻付与装置11からCID及びEIDとともに、時刻情報を受け取る必要がある。
電池1207は、リチウムイオン電池等の充電可能な二次電池であり、各要素1201〜1206に給電する。スイッチ1208には、発光装置12の電源をオン/オフするための電源スイッチや、赤外線モジュール1203を介したデータ送信を実行する送信スイッチを含む。スイッチ1208が操作されると、それに応じた信号がマイコンユニット1201に出力され、それを基にマイコンユニット1201は、電源スイッチや送信スイッチが操作されたと判断することができる。
イベント提供者端末13は、発光装置12の入出力I/O1205又は赤外線モジュール1203を介して発光装置12のメモリ1204に記憶されたデータを読み出し、ネットワーク15を通じて情報管理サーバ16(又はユーザ端末14)に送信する。また、ユーザ端末14は、発光装置12の入出力I/O1205又は赤外線モジュール1203を介してメモリ1204に記憶されたデータを読み出し、ネットワーク15を通じて情報管理サーバ16(又はユーザ端末14)に送信する。
なお、時刻付与装置11及び発光装置12の代替的な装置として、図2B及び図3Bに示す各機能を実現するハードウェアを備えたカード型デバイス、又は該機能を実現するアプリケーションがインストールされたPC、携帯電話、スマートフォン若しくはタブレット端末を用いてもよい。
次に、図4〜7を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1に含まれる各装置の動作フローを説明する。
情報処理システム1は、上述した装置による連携動作によって、イベントやセレモニー等においてキャンドルやキャンドルリレーを模した電子機器を用いた炎(のモチーフ)の伝達に留まらず、電子機器が備える通信機能を活かした新たなコミュニケーションをユーザに提案し、ひいては新しい人間関係の構築及び醸成をもたらす。
情報処理システム1において、発光装置12は、ロウソクやキャンドルを模した形状を有し、発光部1202のLEDを点灯させることができるほかに、自身の識別子(CID)を持っており、かつ信号ないしデータ(主としてCID、EID及び時刻データ)の送受信を行う。EIDは、後述するように、時刻付与装置11や他の発光装置12から受信するものある。発光装置12は、EID等の信号ないしデータの受信完了の合図として自己の発光部1202の火を点灯(オン)することができる。詳細は後述するが、EIDとCIDは、他の発光装置12へ受け渡されると、送信元の発光装置12のCIDを含むリストとして伝達されていく。
図4は、時刻付与装置11が発光装置12を発光させる動作のフローチャートである。時刻付与装置11の動作フローは、メモリ1104又はマイコンユニット1101の内部メモリから読み出されたプログラムないしソフトウェアに応じて、主にマイコンユニット1101のCPUが各要素1102〜1108を制御することにより実行される。
まず、時刻付与装置11の電源スイッチ(1108)がオンされると時刻付与装置11の動作が開始され(S400)、時刻付与装置11の発光部1102が点灯する(S401)。時刻付与装置11が点灯しているのを見て、ユーザは、時刻付与装置11が起動しており、発光装置12を点灯させることができる状態にあると判断できる。
S402において、時刻付与装置11は電源スイッチ(1108)がオフにされたかどうかを判断する。電源スイッチがオフとなった場合(S402でYes)、時刻付与装置11は、発光部1102を消灯し(S406)、動作を終了する(S407)。
電源スイッチがオフになっていない場合(S402でNo)、S403において、時刻付与装置11は、送信スイッチ(1108)がオンにされたかどうか判断する。操作スイッチがオンにされていない場合(S403でNo)、フローはS402に戻る。S402及びS403の処理を所定の回数繰り返した場合、又は所定の時間経過してもS404へ進まない場合には、時刻付与装置11は、強制的に消灯(S406)及び電源オフ(S407)する仕様にしてもよい。
操作スイッチがオンとなった場合(S403でYes)、S404において、時刻付与装置11は、赤外線モジュール1103を通じて発光装置12と赤外線通信を行い、EIDと、クロック1106で生成された現在の時刻データ(年月日時分秒の時刻情報を含む)とを発光装置12に送信する。なお、このときに、時刻付与装置11のCIDも発光装置12に送信するようにしてもよい。
ここで、図5を用いて、発光装置12が時刻付与装置11からデータを受信したときの動作フローについて説明する。なお、発光装置12は電源がすでにオンの状態にあるとする。まず、S404で時刻付与装置11から送信されたデータを受信すると(S500)、S501において発光装置12のマイコンユニット1201は、カウンタ1206から受信時のカウンタ値を読みだす。発光装置12は、時刻付与装置11から受信した時刻データ(年月日時分秒の時刻情報を含む)と、S501で読みだしたカウンタ値とを関連づけ(S502)、受信したEIDとともにメモリ1204に記憶する(S503)。S504において発光装置12は、赤外線モジュール1203を通じて時刻付与装置11に受信成功を示すACK信号を送信する。そして、発光装置12は発光部1202を点灯させ(S505)、受信動作を終了する(S506)。なお、フローS501〜505の順序はこれに限定されず、仕様に応じて適宜変更されてよい。
図4の説明に戻り、S405において、時刻付与装置11は、ACK信号を受信したかどうか判断する。ACK信号を受信した場合(S405でYes)、フローはS402に戻る。ACK信号を受信しない場合(S405でNo)、時刻付与装置11は、データ送信処理S404を繰り返し行う。S404の処理を所定の回数繰り返した場合、又は所定の時間経過してもACK信号を受信できない場合には、時刻付与装置11は、強制的に消灯(S406)及び電源オフ(S407)するようにしてもよい。
なお、時刻付与装置11によるEIDの送信は、送信スイッチのオンによるものではなく、常時送信し続ける仕様にしてもよい。つまり、EIDを保持して発光部が点灯している時刻付与装置11に発光装置12を近づけると、所定距離内に入った時には必然的に赤外線通信が開始され、時刻付与装置11から発光装置12へEIDが送信される。また、時刻付与装置11は、動作開始S400時に、メモリ1104内にEIDを既に有しているかどうかチェックし、有していなければネットワーク15を介して情報管理サーバ16へアクセスしてEIDを取得するようにしてもよい。このとき、詳細説明は割愛するが、どの時刻付与装置11(CIDによって特定できる)に対して、どんなEIDを割り振るかは、情報管理サーバ16で管理されており、認証処理を含めて適宜処理される。例えば、情報管理サーバ16は、あるコンサートのイベントについては「EID_1001」というEIDが割り当てられ、ある展覧会のイベントに対しては「EID_1002」という別のEIDを割り当てるようにしてもよい。そして、情報管理サーバ16は、あるイベントの場所の地理的近くに位置する時刻付与装置11に向けて、そのイベントに該当するEIDを付与するようにしてもよい。
次に、図6を用いて発光装置12と他の発光装置12との間のデータ通信の動作フローについて説明する。ここでは説明上、着目している発光装置の符号を「12」とし、その他の発光装置の符号を「12x」とする。
電源スイッチが操作され起動した発光装置12は(S600)、S601で電源スイッチがオフにされたか判断する。電源スイッチがオフの場合(S601Yes)、S610へ進み、発光装置12は、メモリ1204に記憶されているEID、CID、及び時刻データ等のデータを消去(又は保持フラグを解除)し終了する(S611)。なお、S610の処理は省略してもよく、この場合、発光装置12の電源がオフになってもこれまでに取得したEID等のデータはメモリ1204に記憶されたままである。
電源スイッチがオフでは無い場合(S601でNo)、S602において発光装置12は、EID等を送信するための送信スイッチ(1208)がオンされたかどうか判断する。送信スイッチがオンされた場合(S602でYes)、S603において発光装置12は、EIDやCID等のデータを他の発光装置12xへ送信する送信処理を行う。送信処理S603の詳細については図7を参照して後述する。
送信スイッチがオンされていない場合(S602でNo)、発光装置12は、他の発光装置12xから送信されたEID、時刻データ、及び1以上のCIDを含むリスト(CIDリスト)を受信したかどうか判断する。CIDリストには、CIDと関連付けられた時刻情報も含まれる。EID等のデータの送受信は、装置同士が一定距離内に近づいている状態で送信元の発光装置の送信スイッチがオンされると、赤外線通信により実行される。なお、通信方式は、赤外線通信のほか、前記のように高周波音を使用した通信方式や、WiFi、Bluetooth、又はNFCを利用した通信方式であってもよい。
発光装置12は、他の発光装置12xから送信されたEIDを受信したと判断すると(S604でYes)と、ユーザからはあたかも他の発光装置12xから発光装置12へキャンドルリレーがなされたよう見えるように、発光部1202を点灯させ、S605へ処理を進める。情報処理システム1では、発光装置12と他の発光装置12xとの間で、キャンドルリレーを模した光の伝達と共にEID等のデータの受け渡しを行っている。EIDを受信していないと判断すると(S604でNo)、S601へ戻り、S601〜S604の処理は、イベントドリブンな割り込み処理としてサイクリックに巡回監視制御されている。
S605において発光装置12は、S604で受信したEIDと同じEIDをメモリ1204内に既に保持しているかどうかを判断する。まだ同じEIDを保持していない場合(S605でNo)、該EIDを新規にメモリ1204に登録し(S606)、S607へ処理を進める。
S607において、発光装置12は、S604で他の発光装置12xから時刻情報(年月日時分秒)を含む時刻データを受信すると、カウンタ1206から読み出された該受信時のカウント値と、受信した時刻データとを関連づけてメモリ1204に記憶する。これにより、発光装置12は、現在のカウント値と、該受信した時刻データに関連付けられたカウント値との差を基に、現在の時刻情報(年月日時分秒)を求めることができる。
S608において、発光装置12は、S604で他の発光装置12xからEID等のデータを受信した時の時刻の時刻情報と、CIDリスト中の他の発光装置12xに係るCIDとを関連付けた後、該CIDリストをメモリ1204に記憶する。CIDリスト中の他の発光装置12xに係るCIDは、通常、受信したCIDリストの最後尾にあるCIDである。
S609において発光装置12は、EIDを送信してきた他の発光装置12xに自身のCIDを返信し、処理をS608に進める。送信元の発光装置12xは、返信されてきたCIDを用いて、EIDの送信先(即ち発光装置12)を記録しておくことができる。
次に、図7を用いて、S603の送信処理の詳細について説明する。発光装置12の送信処理は、送信元の発光装置12の送信ボタンが押され、他の発光装置12xに対して一定の距離内に近づき、赤外線通信の処理が開始される。送信元の発光装置12は、EIDと1以上のCIDリストを送信する際に、限定されないがCIDリストの最後尾に、自身のCIDとそれに関連付けた送信時の時刻情報とを付加して送信先の他の発光装置12xへ送信する。
送信スイッチがオンされると(図6のS603でYes)、S701において発光装置12は、メモリ1204内に既に受信したEIDが有るかどうかをチェックする。EIDが無い場合(S701でNo)は送信処理ができないので、S604へ進む。見かけ上は何も起こらないことになるので、このとき、発光装置12は、発光部1202を一定時間点滅させる等何らかのメッセージを出すようにしてもよい。
EIDが有る場合(S701でYes)、発光装置12のメモリ1204からこのEIDを読み出し(S702)、既に受信したCIDリストが有るかどうか判断する(S703)。CIDリストが有れば(S703でYes)、発光装置12は、メモリ1204に記憶されているCIDリストを読み出す(S704)。そして、読み出したCIDリストの最後尾に自身のCIDを追加して、送信すべきCIDリストを生成する(S705)。他方、S703でNoの場合は、発光装置12は、EIDに自身のCIDとそれに関連付けた送信時の時刻情報とを追加して送信すべきCIDリストを生成する。
S706において発光装置12は、生成した送信リストを他の発光装置12xへ送信する。S707において、送信先の該他の発光装置12xから当該発光装置12xのCIDを受信し、メモリ1204に記憶する。これによって、発光装置12は、送信先の他の発光装置12xから返信されてきたCIDを用いて、EIDを送信した相手を記録しておくことができる。そして、送信処理S603は数量し、フローはS604へ戻る。
[キャンドルリレー時のEID等の送受信の具体例]
ここで、図6及び7の動作フローを踏まえた具体例を挙げる。いま、EIDを保持していない発光装置(キャンドル)A〜Eがあり、各発光装置A〜Eが保持するCIDの具体的な値をそれぞれCID_A、CID_B、CID_C、CID_D、及びCID_Eとする。また、時刻付与装置Pの識別子をCID_Pとする。発光装置Aが時刻付与装置Pから火(EID)を貰い受け、以下、発光装置A→発光装置B→発光装置C→発光装置D→発光装置Eの順にEID(及びCIDリスト)の伝達(キャンドルリレー)を行うとする。この場合、それぞれの発光装置A〜Eにおいて信号受信とともに保持されるEID及びCIDリストは下表のとおりとなる。ここで表中の「TIME_A」は、時刻付与装置Pから送信されたEIDを発光装置Aが受信した時刻Aの時刻情報であり時刻付与装置Pの識別子CID_Pと関連付けられている(時刻Aは、時刻付与装置Pから送信された時刻情報が採用される)。「TIME_B」は、発光装置Aから送信されたEIDを発光装置Bが受信した時刻Bの時刻情報であり発光装置Aの識別子CID_Aと関連付けられている(時刻Bは、発光装置Aが時刻Aと装置Aのカウンタとに基づいて計時及び送信したものである)。「TIME_C」は、発光装置Bから送信されたEIDを発光装置Cが受信した時刻Cの時刻情報であり発光装置Bの識別子CID_Bと関連付けられている(時刻Cは、発光装置Bが時刻Bと装置Bのカウンタとに基づいて計時及び送信したものである)。「TIME_D」は、発光装置Cから送信されたEIDを発光装置Dが受信した時刻Dの時刻情報であり発光装置Cの識別子CID_Cと関連付けられている(時刻Dは、発光装置Cが時刻Cと装置Cのカウンタとに基づいて計時及び送信したものである)。また、「TIME_E」は、発光装置Dから送信されたEIDを発光装置Eが受信した時刻Eの時刻情報であり発光装置Dの識別子CID_Dと関連付けられている(時刻Eは、発光装置Dが時刻Dと装置Dのカウンタとに基づいて計時及び送信したものである)。なお、キャンドルリレーの順番の最初の時刻付与装置Pは、ネットワーク15を介して情報管理サーバ16からEIDを受信することで、予めあるイベントに係るEIDを獲得している。
ここで、時刻付与装置11は、発光装置12にEIDを送信した後に、発光装置12からACKとともに発光装置12のCIDを受信するようにしてもよい。このとき、時刻付与装置11は、発光装置12から返信されてきたCIDをメモリに記憶するとともに、返信されてきたCIDと時刻付与装置11自身のCIDとを関連付けて、ネットワーク15を通じて情報管理サーバ16にアップロードするようにしてもよい。そして、情報管理サーバ16は、一意のEIDを割り当てたイベントごとに、そのイベントに関連する時刻付与装置11がどの発光装置12にEIDを付与したかを管理することができる。その管理テーブルを例示すると、下表のとおりである。
次に、図8A及び図8Bを参照して、情報処理システム1の情報管理サーバ16において構築されるCIDのツリー構造について説明する。上述したとおり、情報管理サーバ16には、イベント提供者端末13及びユーザ端末14を介して複数の発光装置12からEID及び1以上の要素を含むCIDリスト、並びに、各発光装置12がこれまでに送信した先の装置のCID群が集約される。
情報管理サーバ16は、EID(つまりこのIDが一意に割り当てられたイベントそれ自体)ごとに、CIDリストの樹形図ないし系統図となるべきツリーを構築することができる。このとき、該ツリーは、イベント提供者端末13及びユーザ端末14を介して都度送信されてくる発光装置12のEID及びCIDリストをEIDごとに整理し、そのCIDリストを前方一致検索等のアルゴリズムを使用して、共通するリスト前方部分を抽出しながら、異なるリスト後方部分については枝分かれさせるようにリスト前後のポインタを繋ぎかえるなどして構築される。そのツリー801の様子を図8Aに示す。
図8Aには、あるイベント(共通のEID)に関連付けられたCIDリストを上述したアルゴリズムにより整理し、系統図としてツリー化されたデータ構造が示されている。具体例を挙げると、このイベントが、あるアーティストによるコンサートイベントだとすると、図8Aに示されたCIDのツリーは、このアーティストのコンサートに参加しようと会場に集まってきたファンが各々の発光装置12を携行し、会場近辺等に設置された時刻付与装置11やファンが持参した時刻付与装置11から火(EID)を貰い受け、一方で、まだEIDを保持していない(消灯状態にある)発光装置12を携行する他のファンにも火(EID等)を分け与えながら会場に集まってきた場合の明かりの系譜ともいうべき系統図である。あるいは、図8Aに示されたツリーは、コンサート会場で、アーティストが手にした篝火(時刻付与装置11)の会場の最前列のファン達(各々、発光装置12を携行している)に火(EID等)を付与し、最前列のファン達が次々と後列のファン達にキャンドルリレーをする要領で、EID等をリレーしていった場合の明かりの系譜ともいうべき系統図を当てはめることができる。
そして、コンサートを楽しんだファン達は、各々家路に着く過程で、例えば道中に配置されたイベント提供者端末13やファン自身が所有するユーザ端末14に発光装置12を接続したりかざすなどして、自身が保持するEIDとCIDリストとを情報管理サーバ16へ送信する。あるいは、イベント提供者端末13は、道中ではなく喫茶店や軽食店のテーブル上にランタンのモチーフなどとして設置されていても良い。発光装置12からイベント提供者端末13へEID等のデータを送信した際には、これを検出したイベント提供者端末13からアーティストによる「今日はありがとう」とのボイスメッセージが返されたり、イベント提供者端末13の電飾装置が発光したり、ディスプレイ上に今後の予定などの付加情報が表示されたりするなどして、ファン達にイベント後の「余韻」ともいえる満足感を提供する。そうして、帰宅したファン達は、スマートフォンやPC等のユーザ端末14から情報管理サーバ16へアクセスし、今回のイベントで築かれた系統図を閲覧することができる。その場合の系統図が、例えば図8Aのように確認できるのである。なお、端末ディスプレイ上でのこのツリーの見せ方(表示の仕方)には、従来のビジュアライゼーション手法を使った様々な見せ方を実施することができる。
[ツリーの拡張例]
図8Bを用いて、あるユーザが自身の携行するEID等保持済みの発光装置12をイベント提供者端末13等にかざすなどして保持データを情報管理サーバ16にアップロードした場合のツリーの拡張処理例を説明する。このユーザの携行する発光装置12(IDは「CID_20」)には、以下のEIDや、時刻データ(TIME_)が関連付けられたCID等のデータが保持されているとする。
[EID_X, CID_0*TIME_0, CID_2*TIME_2, CID_5*TIME_5, CID_7*TIME_7]
ただし、「EID_X」に関するツリーは、図8Aに示されるとおりのツリーが既に形成されているものとする。
次に、発光装置12をイベント提供者端末13等にかざすなどして保持データをサーバにアップロードする際には、その最後尾に自身のCIDが追加され、例えば次のとおりのデータがアップロードされることになる。
[Event_X, CID_0*TIME_0, CID_2*TIME_2, CID_5*TIME_5, CID_7*TIME_7, CID_20*TIME_20]
また、この発光装置12が保持データをサーバにアップロードするまでに、他の複数の発光装置(それぞれ自身のCIDとして、CID_21、CID_22、CID_23を保持しているものとする)に対してキャンドルリレーを行っていたとすると、これら送信先の発光装置のCID群も送信元のCID(CID_20)と関連付けられて併せてサーバにアップロードされる。
[CID_21*TIME_21, CID_22*TIME_22, CID_23*TIME_23]
(→上記送信リストは、送信元CID(CID_20)に関連付けられてサーバへ送信される)
そうすると、「CID_20」を有する発光装置12からのアップロードデータは、情報管理サーバ16において整理され(例えば、サーバ上でEIDによって組み込まれるべきツリーが特定され、さらに、前方一致検索等により、そのツリーのどの部分に取り込まれるべきかが探索されるなど)、図8Bに示すように、組み込まれる。この図8Bに示される系統図の全部又は一部(アクセス制限等によりシステム側で調整できる)は、「CID_20」を保持する発光装置を携行するユーザが、帰宅後などに自身のユーザ端末から情報管理サーバ101へアクセスして確認することができる。
[確認できる系統範囲等の具体例]
識別子「CID_20」を有する発光装置12からアップロードしたユーザが、「EID_X」についての系統図で閲覧できる範囲の設定は、これらに限定されるものではないが、下表のとおり様々な趣旨に基づいて設定可能である。
[ツリーの子孫にあたるCIDがアップロードした場合の見え方の相違]
次に、本発明のさらなる特徴として、自身の子孫にあたるCIDがアップロードされてきたときの見え方の変化について説明する。上述の識別子「CID_20」を保持する発光装置12からデータがアップロードされ、ユーザが「EID_X」についての系統図で閲覧できる範囲としては、自身の子ノードについては「CID_21」と「CID_22」と「CID_23」である。次に、その子ノードにあたる”CID_21”〜”CID_23”や、更にその子孫ノードとなるCIDを有する発光装置12が各々のリレー履歴をアップロードすると、「CID_20」を保持する発光装置12を所持するユーザも、その閲覧許容範囲において、子孫についてのノードCIDを閲覧できるようにしてもよい。
視点を変えて説明すると、図8Bにおいて「CID_6」を保持する発光装置を所持するユーザが自身の保持データをアップロードした直後は、「CID_6」の次世代のノードである「CID_8」〜「CID_10」までしか閲覧できないが、その後、その子孫ノードにあたる「CID_13」や「CID_16」を保持する発光装置から保持データがアップロードされた後は、「CID_6」を保持する発光装置を所持するユーザからもその閲覧許可があればそれらの子孫ノードについても閲覧することができるようにしてもよい。
[系統図に基づいたコミュニケーションの広がり]
以上の説明により、本発明の一実施形態にかかる装置を使ったキャンドルリレーでは、単なる明かり(火)の伝達だけではなく、そのリレーの系譜情報をも情報管理サーバ16に集約することによって、図8Aや図8Bに示したようなイベントに関する系統図を参照できるようになる。さらに本発明では、この系統図(や系統図における閲覧可能範囲)に基づいたコミュニケーション手段を提供することもできる。
図9に、本発明の一実施形態にかかるシステムにおいて構築されるツリーのデータ構造に基づいたコミュニケーション例を示す。図9において、画面900は、ユーザ端末14としてのスマートフォン、タブレットないし自宅PCのディスプレイの表示画面である。画面900のサブウィンドウ901には、ユーザが情報管理サーバ16にアクセスし、そのユーザが許可されているツリーのダウンロードが行われて、許可された範囲でそのツリーが表示されている。許可された範囲でのツリーの表示には、完全なオン/オフ表示の他に、許可されてないノードや他のツリーについても一応その存在が確認できる程度に薄く表示されるが選択したりクリックしたりすることはできないように制御(非アクティブ制御)するなど様々な方法がある。
そして、ユーザは、サブウィンドウ901に表示され、選択が許可されたツリー上の任意のノード(他のユーザのCIDノードである)を選択することによって、チャットなどの個別のコミュニケーションをとることができる。あるいは、自身のノードを含むツリーの任意の部分もしくは全体内での掲示板形式のチャットやコミュニケーションを行うこともできる。これらのコミュニケーションの様子は、例示的に画面900の右側のサブウィンドウ902に表示される。その詳細は、従来の多様なインタフェースを採用可能であることは言うまでもない。なお、これらのコミュニケーションは、CIDさえ特定できれば足りるので、かかるコミュニケーションを通じて匿名のままコミュニティを形成することができる。
[チェックポイント装置の活用例]
イベント提供者端末13をチェックポイント装置として使用することもできる。例えば、
(1)会場内は会場付近に設置されたイベント提供者端末13(チェックポイント装置)にカメラが内蔵されており、ここを訪れたユーザが記念撮影をすることができる。この際、ユーザの所持する発光装置からCIDをチェックポイント装置に送信するようにすれば、撮影された画像とCID、時刻情報とが関連付けられてサーバにアップロードされる。ユーザはあとで自宅PCなどからこの画像を閲覧することができる。
(2)チェックポイント装置を訪れたユーザが付近の景色やサービスに満足した場合に、このチェックポイント装置を介して満足した旨のコード(「お気に入り」コード、あるいは「いいね!」コード)を入力ないし送信する。このコードが入力ないし送信された場所(チェックポイントの設置場所)は、サーバにアップロードされ、Web上で公開することができる。他のユーザは、この公開情報を閲覧することができる。
(3)チェックポイント装置に支払い機能を搭載すれば、クレジットカードやデポジットとユーザが携行する発光装置のCIDとを紐付けた決済処理が可能となる。
(4)チェックポイント装置に抽せん機能を搭載すれば、抽せんを行った人の発光装置のCIDを管理することで後日当せん者に付加サービス等を提供することができる。なお、発光装置が保持するEIDを管理し、特定のEIDを保持している者しか抽せんができないように制限をかけることもできる。
また、本発明では、時刻情報がCID及びEIDと関連づけて記憶される。そのため、ユーザは、時刻情報を頼りに何時ころに会った人だと記憶をたどることができ、CIDだけの場合に比べて、ユーザは、イベントにおける人間関係をより容易に思い出すことが可能となる。
また、図10の情報処理システム10に示すように、複数のチェックポイントを通過する遊び(ワンダーフォーゲルや迷路、脱出ゲーム等)のイベントにおいて、複数の地点A〜Cにチェックポイント装置としてのイベント提供者端末13(図中13A〜13C)とそれに接続された発光装置12A〜12Cとを配置し、発光端末12(又は時刻付与装置11でもよい。)を有するユーザが、地点A→地点B→地点Cに移動し、その都度置かれた発光装置12A〜12Cと赤外線通信し、EID、CID及び時刻データを送信する。なお、ユーザの有する発光装置12には時刻付与装置11から時刻情報を予め付与しておく。配置された発光装置12A〜12Cは、各端末13A〜13Cを通じて、EID及びCID並びにA〜C地点でチェックした時刻Ta〜Tcに関する情報を情報管理サーバ16へ送信する。このように、時刻情報を基に、ユーザがA〜C地点を何時の時点で通過したのかをイベント提供者は知ることができる。そのため、例えば、イベント提供者は、ある時刻までにA〜C地点を通過できなかったユーザを失格にしたり、正しい通過順序(A→C→Bの順は不正等)を守っているか否かといったこと知ることもできる。
[さらなる応用例]
本発明は、上述したとおり独自の構成を備え、特徴ある情報処理を伴うものであるが、これを適用可能な例は他にも数多くあり、その一部を効果も含めて例示すると、次のとおりである。
(A)コンサート、スポーツイベント、サーカス、コンベンション、学園祭等のイベント会場で盛り上がったあとの「余韻」を街中に持ち出すことができる。
(B)イベント会場での待ち時間やイベント会場への移動時間も楽しむことができる。
(C)受信装置の設置により、イベント会場や道中の店舗に立ち寄る理由を提供することができる。
[実装上の他の実施例]
また、本発明を実施するうえでの実装上の他の実施例として、次の事項を挙げることができる。
(1)発光装置12について
1−1)CIDそのもの、または、CIDとは異なるが一意に紐づく番号を装置の筐体等に印刷して外部または外部装置から識別することができるように構成できる。
1−2)発信ボタンは、自身がEIDを保持していないと機能しないように構成することができる。
1−3)スイッチを切るとEIDを破棄するように構成することもできるし、維持するように構成することもできる。
1−4)送信データは暗号化することができる。
(2)時刻付与装置11について
2−1)自身がサーバから取得するEIDには有効期限を設けることができる。
2−2)EIDはサーバからだけではなく、USB等のメモリから取得するように構成することもできる。
2−3)原則として、EIDはスイッチオフしても破棄されないが、破棄されるようにしても良く、その両方の(2種類の)EIDを設けることとしても良い。
(3)イベント提供者端末13について
3−1)発光装置12からの保持データ吸い上げ時のイベントとしては、店舗でのドリンクサービス等の「イベント主催者等からの感謝の気持ち」を表わすサービスを提供することもできる。
3−2)そのイベント提供者端末に到達しなかったことにより、保持データを提供できなかった発光装置Aがあったとしても、発光装置AがEIDを付与した他の発光装置Bがその受信装置に到達して保持データを提供していれば、サーバではこれを管理して、親ノードにあたる発光装置Aを所持するユーザにも、系統図の閲覧を許可するように制御することもできる。
(4)EIDの省略またはEIDのCIDへの組み込みについて
4−1)本実施例では、EIDを独立したIDとして必須であるかのごとく説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、イベントを区別する必要がない場合(本発明に係る発光装置及びシステムが特定のイベントにのみ使用されることが前提とされる場合)、EIDを省略することができる。
4−2)あるいは、EIDをCIDへ組み込み、イベントを識別する識別子と発光装置を識別する識別子とを連結させて1つのIDとして管理することもできる。
4−3)上記4−1)、4−2)の場合、例えば、図6を参照して説明したステップS604は「CIDを受信?」に、ステップS605は「CIDを既に受信?」に、ステップS606は「CIDを新規登録」に、それぞれ設計変更される。また、図7を参照して説明したステップS701及びステップS702はそれぞれ割愛される。
4−4)上記4−3)の場合、図6及び7の動作フローを踏まえた具体例[キャンドルリレー時のEID等の送受信の具体例]に示した表は、下表のように改められる。
<キャンドルリレー時のCID等の送受信の具体例>
以上、具体例に基づき、イベント用発光装置及び該装置を用いたシステム等の実施形態を説明したが、本発明の実施形態としては、システム又は装置を実施するための方法又はプログラムの他、プログラムが記録された記憶媒体(一例として、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、ハードディスク、メモリカード)等としての実施態様をとることも可能である。
また、プログラムの実装形態としては、コンパイラによってコンパイルされるオブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード等のアプリケーションプログラムに限定されることはなく、オペレーティングシステムに組み込まれるプログラムモジュール等の形態であっても良い。
さらに、プログラムは、必ずしも制御基板上のCPUにおいてのみ、全ての処理が実施される必要はなく、必要に応じて基板に付加された拡張ボードや拡張ユニットに実装された別の処理ユニット(DSP等)によってその一部又は全部が実施される構成とすることもできる。
本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された構成要件の全て及び/又は開示された全ての方法又は処理の全てのステップについては、これらの特徴が相互に排他的である組合せを除き、任意の組合せで組み合わせることができる。
また、本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された特徴の各々は、明示的に否定されない限り、同一の目的、同等の目的、または類似する目的のために働く代替の特徴に置換することができる。したがって、明示的に否定されない限り、開示された特徴の各々は、包括的な一連の同一又は均等となる特徴の一例にすぎない。
さらに、本発明は、上述した実施形態のいずれの具体的構成にも制限されるものではない。本発明は、本明細書(特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に記載された全ての新規な特徴又はそれらの組合せ、あるいは記載された全ての新規な方法又は処理のステップ、又はそれらの組合せに拡張することができる。
1 情報処理システム
11 時刻付与装置
12 発光装置
13 イベント提供者端末(受信装置)
14 ユーザ端末(受信装置)
15 ネットワーク
16 情報管理サーバ

Claims (8)

  1. 時刻付与装置及び複数の発光装置を含む情報処理システムであって、
    前記時刻付与装置は、前記発光装置に識別子(CID)及び時刻データを送信し、
    前記発光装置は、
    (i)前記識別子を受信すると点灯し、
    (ii)原始的には時刻情報を有さず、前記時刻付与装置からの時刻データを基に時刻情報を取得し、
    (iii)他の発光装置から受信した該他の発光装置に係るCIDと該CIDの受信時の時刻情報とを関連付けて記憶する
    よう構成されていることを特徴とする、情報処理システム。
  2. 時刻付与装置及び複数の発光装置を含む情報処理システムであって、
    前記時刻付与装置は、前記発光装置にイベントID(EID)及び時刻データを送信し、
    前記発光装置は、
    (i)前記EIDを受信すると点灯し、
    (ii)識別子(CID)を有し、
    (iii)原始的には時刻情報を有さず、前記時刻付与装置からの時刻データを基に時刻情報を取得し、
    (iv)他の発光装置から受信した該他の発光装置に係るCIDと該CIDの受信時の時刻情報とを関連付けて記憶する
    よう構成されていることを特徴とする、情報処理システム。
  3. 前記発光装置は、すでに時刻情報を有する他の発光装置から受信した時刻データを基に時刻情報を取得するようさらに構成されている、請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記時刻付与装置は、電源が切れても時刻情報を保持するクロックを有し、
    前記発光装置は、所定の時間毎にカウントアップを行うカウンタを備え、前記時刻データを受信した時の前記カウンタのカウンタ値と、現在時刻における前記カウンタのカウンタ値との差を基に、現在の時刻の時刻情報を取得し、
    前記所定の時間は、前記情報処理システムに含まれる全ての発光装置間で統一されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 情報管理サーバ及び受信装置をさらに含む請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報システムであって、
    前記発光装置は、他の発光装置に対して、前記EIDを送信すると共に、自身が受信した1以上のCIDを記載するCIDリストに自身のCIDを追加した前記CIDリストを送信し、
    前記受信装置は、前記発光装置から、前記EIDと時刻情報が関連づけられたCIDリストとを受信し、前記情報管理サーバに送信する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記情報管理サーバは、前記EID及び時刻情報が関連づけられたCIDリストに基づいて、前記EIDごとに前記CIDリストに関するツリー構造を構築する、請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 請求項1に記載のシステムにおける発光装置。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項のシステムにおける発光装置。

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