JP6631335B2 - 地絡検出装置およびその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態1について、図1〜図3に基づいて説明する。図1は、実施形態1の太陽光発電システム100の概略的な構成を示すブロック図である。はじめに、図1を参照して、太陽光発電システム100の構成について述べる。
図1に示されるように、太陽光発電システム100は、太陽電池ストリング10、地絡検出装置20、ブレーカ30、およびPCS40を備えている。そして、太陽電池ストリング10は、地絡検出装置20およびブレーカ30を介して、PCS40に接続されている。
図1に示されるように、太陽電池ストリング10に地絡が発生した場合には、太陽電池ストリング10と地絡抵抗90と地絡検出装置20とによって形成された閉回路に、地絡電流Iが流れる。従って、地絡抵抗90に所定の直流電圧(定電圧)Vを印加した状態で地絡電流Iを測定することにより、Rz=V/Iを測定することが可能となる。
I(t)=I0×{1+exp(−t/τ)}… (1)
によって表される。ここで、I0は定数である。また、tは測定時間である。具体的には、tは、地絡抵抗90に電圧Vを印加してからの経過時間(すなわち、地絡抵抗90の測定開始からの経過時間)である。
R(t)=V÷[I0×{1+exp(−t/τ)}]… (2)
によって表される。式(2)を参照すれば、測定値R(t)の過渡的な時間変化も、地絡電流I(t)と同様に、時定数τによって規定されていることが理解される。ここで、抵抗値Rzの定常値R0は、R0=V/I0である。このR0が、抵抗値Rzの真の値である。
上述のように、太陽光発電システム100において、真の値R0を測定するためには、比較的長い測定時間が必要となる。そこで、本願の発明者は、真の値R0そのものを測定するのではなく、基準の時定数τを推定することにより、地絡抵抗の測定時間を短縮化するという技術的思想を新たに想到した。
本実施形態の太陽光発電システム100によれば、比較的短時間における地絡抵抗90の過渡的な基準値を推定することができる。従って、上述の時定数τよりも十分に長い時間に亘って地絡抵抗90の測定を継続することが不要となるため、地絡抵抗90の測定時間を短縮することが可能となる。
なお、上記実施形態では、地絡検出装置20は、予め設定された所定の基準値Rstを用いて地絡の有無を判定しているが、上記所定の基準値Rstに、地絡検出装置20の内部抵抗を加算する補正を行い、補正された基準値Rstを用いて地絡の有無を判定してもよい。
本発明の実施形態2について、図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図4は、実施形態2の太陽光発電システム200の概略的な構成を示すブロック図である。太陽光発電システム200は、実施形態1の太陽光発電システム100において、地絡検出装置20を地絡検出装置20aに置き換えたものである。
Cges=Cgi×f(h)… (3)
によって推定値Cgesを算出する。式(3)によれば、湿度hの変化に応じて推定値Cgesを算出することが可能となる。
本実施形態の太陽光発電システム200によれば、太陽電池ストリング10の環境が変化しても、該変化に応じて環境情報が変化し、変化した環境情報に応じて静電容量Cgの値を補正するので、前記地絡の発生の有無を精度良く判定することができる。また、静電容量Cgの値を都度測定することが不要となるため、地絡抵抗90の過渡的な基準値Rst(T)をより簡便に推定することができる。それゆえ、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
太陽光発電システム100・200の制御ブロック(特に地絡検出装置20・20a)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
20,20a 地絡検出装置
21 寄生容量測定部(容量取得部)
22 抵抗測定部(測定部)
23 時定数推定部(抵抗基準値設定部、時定数推定部)
24 地絡判定部
25 寄生容量推定部(情報取得部、容量取得部)
90 地絡抵抗
95 寄生容量
100,200 太陽光発電システム
Claims (5)
- 発電または充放電する直流電源を備えた電源システムにおける地絡を検出する地絡検出装置であって、
前記電源システムの対地容量の値を取得する容量取得部と、
地絡が発生していない状態における前記電源システムの地絡抵抗の基準値を設定する抵抗基準値設定部と、
前記対地容量の値と前記地絡抵抗の基準値とを用いて、基準の時定数を推定する時定数推定部と、
前記地絡を検出するための抵抗値であって、前記電源システムの時定数により過渡的に変化する抵抗値、および前記地絡抵抗の測定開始から前記抵抗値を測定するまでの経過時間である測定時間を測定して取得する測定部と、
前記基準の時定数、前記抵抗値、および前記測定時間に基づき、前記地絡の有無を判定する地絡判定部とを備え、
前記地絡判定部は、前記基準の時定数、前記地絡抵抗の基準値、および前記測定時間から、過渡的な基準値を取得し、前記過渡的な基準値と前記抵抗値とを比較することにより、前記地絡の有無を判定することを特徴とする地絡検出装置。 - 前記容量取得部は、測定により前記対地容量の値を取得することを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
- 前記電源システムの環境の情報を取得する情報取得部をさらに備えており、
前記容量取得部は、前記対地容量の基準値を、前記情報取得部が取得した情報に基づいて補正することにより、前記対地容量の値を取得することを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。 - 請求項1から3までの何れか1項に記載の地絡検出装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記各部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 発電または充放電する直流電源を備えた電源システムにおける地絡を検出する地絡検出装置の制御方法であって、
前記電源システムの対地容量の値を取得する容量取得工程と、
地絡が発生していない状態における前記電源システムの地絡抵抗の基準値を設定する抵抗基準値設定工程と、
前記対地容量の値と前記地絡抵抗の基準値とを用いて、基準の時定数を推定する時定数推定工程と、
前記地絡を検出するための抵抗値であって、前記電源システムの時定数により過渡的に変化する抵抗値、および前記地絡抵抗の測定開始から前記抵抗値を測定するまでの経過時間である測定時間を測定して取得する測定工程と、
前記基準の時定数、前記抵抗値、および前記測定時間に基づき、前記地絡の有無を判定する地絡判定工程とを含み、
前記地絡判定工程では、前記基準の時定数、前記地絡抵抗の基準値、および前記測定時間から、過渡的な基準値を取得し、前記過渡的な基準値と前記抵抗値とを比較することにより、前記地絡の有無を判定することを特徴とする地絡検出装置の制御方法。
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