JP6631281B2 - インタラクティブプロジェクター、及び、そのオートキャリブレーション実行方法 - Google Patents
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本発明の第1形態は、投写面に対するユーザーの指示体による指示を受け取ることが可能なインタラクティブプロジェクターであって、投写画像メモリーに格納された画像データに従って前記投写面に画像を投写する投写部と、前記投写面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、前記投写部から複数のキャリブレーションマークを含むオートキャリブレーション画像を投写させている状態で前記撮像部に前記投写面を撮像させ、撮像されたオートキャリブレーション画像内の前記複数のキャリブレーションマークの位置に基づいて、前記撮像部で撮像される撮像画像上の位置と前記投写画像メモリー内の画像データ上の位置との対応関係を決定するオートキャリブレーションを実行可能なキャリブレーション実行部と、前記オートキャリブレーションで決定された位置の対応関係を用い、前記撮像部で撮像された指示体を含む撮像画像に基づいて、前記指示体により指示された指示位置を検出する検出部と、を備える。前記キャリブレーション実行部は、前記オートキャリブレーションの実行時において、前記撮像部により撮像されたオートキャリブレーション画像の周縁に存在する一部の領域を除外し、除外した領域以外の中央領域における最も高い明度を調べ、前記最も高い明度が予め定めた許容範囲内に収まるように、前記撮像部の露出を調整し、前記撮像部の露出の調整を、前記オートキャリブレーション画像から前記キャリブレーションマークの検出を行う前に実行する。
本発明の第2形態は、投写面に対するユーザーの指示体による指示を受け取ることが可能なインタラクティブプロジェクターのオートキャリブレーション実行方法であって、(a)投写画像メモリーに格納されたオートキャリブレーション画像データに従って、複数のキャリブレーションマークを含むオートキャリブレーション画像を前記投写面に投写する工程と、(b)前記投写面を撮像部で撮像することによって、撮像されたオートキャリブレーション画像を生成する工程と、(c)前記撮像されたオートキャリブレーション画像内の前記複数のキャリブレーションマークの位置に基づいて、前記撮像部で撮像される撮像画像上の位置と前記投写画像メモリー内の画像データ上の位置との対応関係を決定する工程と、を備える。前記工程(b)は、前記撮像部により撮像されたオートキャリブレーション画像の周縁に存在する一部の領域を除外する工程と、除外した領域以外の中央領域における最も高い明度を調べる工程と、前記最も高い明度が予め定めた許容範囲内に収まるように、前記撮像部の露出を調整する工程と、を含み、前記撮像部の露出の調整は、前記オートキャリブレーション画像から前記キャリブレーションマークの検出を行う前に実行される。
このインタラクティブプロジェクターによれば、撮像部の露出を調整することによって、撮像されたオートキャリブレーション画像の明度を画像解析のための好ましい範囲に納めることができ、投写画像上の位置と撮影画像上の位置の対応付けを精度良く行うことが可能である。
この構成によれば、撮像されたオートキャリブレーション画像内の最高明度が許容範囲内に収まるので、キャリブレーションマークの位置を精度良く検出することができ、投写画像上の位置と撮影画像上の位置の対応付けを精度良く行うことが可能である。
この構成によれば、環境光の影響が少ない中央領域の明度が許容範囲内に収まるように露出の調整を行うので、適切な露出調整を行うことが可能である。
(1)投写画像光IML:投写面SSに投写画面PSを投写するために、投写レンズ210によって投写面SS上に投写される画像光(可視光)である。
(2)層状検出光LL: 非発光指示体80の指示位置を検出するために、投写画面PSの全面にわたって照射されるカーテン状の近赤外光である。
(3)反射検出光RDL:層状検出光LLとして照射された近赤外光のうち、指示体(自発光指示体70及び非発光指示体80)によって反射され、カメラ310によって受光される近赤外光である。
(4)装置信号光ASL:プロジェクター100と自発光指示体70との同期をとるために、プロジェクター100の信号光送信部430から定期的に発せられる近赤外光である。
(5)指示体信号光PSL:装置信号光ASLに同期したタイミングで、自発光指示体70の先端発光部77から発せられる近赤外光である。指示体信号光PSLの発光パターンは、自発光指示体70のスイッチ73,76のオン/オフ状態に応じて変更される。また、複数の自発光指示体70を識別する固有の発光パターンを有する。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、撮像されたオートキャリブレーション画像ACPの最高明度Lmaxがその許容範囲内に収まるように撮像部300の露出を調整していたが、最高明度Lmax以外の他の明度値を利用して露出の調整を行っても良い。例えば、撮像されたオートキャリブレーション画像ACPの調査対象領域における平均明度がその許容範囲内に収まるように撮像部300の露出を調整しても良く、或いは、調査対象領域内にある明領域LAの平均明度がその許容範囲内に収まるように撮像部300の露出を調整しても良い。後者の場合には、個々の画素が明領域LAに属しているか否かは、例えば、その画素値が中央値(10ビットの画素値では十進数で512)以上か否かによって判定することができる。
上記実施形態では、明領域LA(白領域)と暗領域DA(黒領域)の2種類の矩形形状が組み合わされたキャリブレーションマークCMを有するオートキャリブレーション画像ACPを利用していたが、オートキャリブレーション画像としてはこれ以外の種々の形状を有するキャリブレーションマークを含む画像を利用可能である。また、キャリブレーションマークの個数も任意に設定可能である。
上記実施形態では、層状検出光LLを利用したインタラクティブプロジェクターを説明したが、本発明は、層状検出光LLを利用しないタイプのインタラクティブプロジェクターにも適用可能である。例えば、複数のカメラで撮像した複数の撮像画像を用い、ステレオカメラ方式(三角測量)で指示体の指示位置を検出するインタラクティブプロジェクターにも本発明を適用可能である。この場合には、各カメラに関して図6で説明した露出調整を行うことが好ましい。
Claims (2)
- 投写面に対するユーザーの指示体による指示を受け取ることが可能なインタラクティブプロジェクターであって、
投写画像メモリーに格納された画像データに従って前記投写面に画像を投写する投写部と、
前記投写面を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
前記投写部から複数のキャリブレーションマークを含むオートキャリブレーション画像を投写させている状態で前記撮像部に前記投写面を撮像させ、撮像されたオートキャリブレーション画像内の前記複数のキャリブレーションマークの位置に基づいて、前記撮像部で撮像される撮像画像上の位置と前記投写画像メモリー内の画像データ上の位置との対応関係を決定するオートキャリブレーションを実行可能なキャリブレーション実行部と、
前記オートキャリブレーションで決定された位置の対応関係を用い、前記撮像部で撮像された指示体を含む撮像画像に基づいて、前記指示体により指示された指示位置を検出する検出部と、
を備え、
前記キャリブレーション実行部は、前記オートキャリブレーションの実行時において、前記撮像部により撮像されたオートキャリブレーション画像の周縁に存在する一部の領域を除外し、除外した領域以外の中央領域における最も高い明度を調べ、前記最も高い明度が予め定めた許容範囲内に収まるように、前記撮像部の露出を調整し、前記撮像部の露出の調整を、前記オートキャリブレーション画像から前記キャリブレーションマークの検出を行う前に実行する、インタラクティブプロジェクター。 - 投写面に対するユーザーの指示体による指示を受け取ることが可能なインタラクティブプロジェクターのオートキャリブレーション実行方法であって、
(a)投写画像メモリーに格納されたオートキャリブレーション画像データに従って、複数のキャリブレーションマークを含むオートキャリブレーション画像を前記投写面に投写する工程と、
(b)前記投写面を撮像部で撮像することによって、撮像されたオートキャリブレーション画像を生成する工程と、
(c)前記撮像されたオートキャリブレーション画像内の前記複数のキャリブレーションマークの位置に基づいて、前記撮像部で撮像される撮像画像上の位置と前記投写画像メモリー内の画像データ上の位置との対応関係を決定する工程と、
を備え、
前記工程(b)は、
前記撮像部により撮像されたオートキャリブレーション画像の周縁に存在する一部の領域を除外する工程と、
除外した領域以外の中央領域における最も高い明度を調べる工程と、
前記最も高い明度が予め定めた許容範囲内に収まるように、前記撮像部の露出を調整する工程と、
を含み、
前記撮像部の露出の調整は、前記オートキャリブレーション画像から前記キャリブレーションマークの検出を行う前に実行される、インタラクティブプロジェクターのオートキャリブレーション実行方法。
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