JP6631153B2 - 選択支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、電気料金プランの選択を支援する選択支援システムに関する。
電気料金プランの多様化に伴い、複数の電気料金プランから電力消費者にとって最適な電気料金プランを選定するシステムが提案されている。その一例として、下記特許文献1に記載の電気料金プラン選定システムは、一定期間における電力使用の推移である電力使用モデルを複数パターン記憶し、その一定期間よりも短期間である所定期間における実使用量を取得し、実使用量の推移と最も近い電力使用モデルに基づいた電力料金プランを選択するものである。
特許第5717113号公報
上記従来の技術では、電気料金プランが変わったとしても、電力消費者の電力消費傾向が変わらなければ有効である。しかしながら、Home Energy Management System(以下、HEMSと記載する)の普及に伴い、電気料金プランに応じて、HEMSが電気機器の運転を自動制御し、電力消費量を調整することができるようになってくる。
HEMSは、設定された電気料金プランに応じて、エアコンといった空調装置の空調温度調整や照明装置の照度調整を行うことで、電力消費を抑えることもできる。電力消費者の現在の電力消費状況に基づいた選択では選ばれないような電気料金プランであっても、実際にHEMSの制御を体験してみれば受容可能なものである場合も想定される。ある電気料金プランに基づくHEMSの制御が受容可能であるか否かは、実際に体験してみなければ分からない場合も多く、単に文言のみで制限事項を通知されても判断しかねる場合も多い。また、電気機器が自律的に節電運転を行うこともあり、シミュレーションのみでは実際の電気料金がどのようになるかを知ることは困難である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気料金プラン変更後の電気機器の制御を試行体験することで、電気料金プランの選択を支援する選択支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る選択支援システムは、電気料金プランの選択を支援する選択支援システムであって、選択された電気料金プランを仮料金プランとして受け付ける受付部(101a)と、前記仮料金プランに基づいて電気機器を運転制御する機器制御部(101c)と、設定された試行期間において、実際に使用された電力量に対し前記仮料金プランを適用した場合の電気料金を仮電気料金として算出する算出部(101b)と、前記仮電気料金を表示部に表示させる表示制御部(101f)と、を備える。
本発明によれば、仮料金プランを設定し、実際に使用された電力量に対して、設定した仮料金プランを適用した場合の電気料金を仮電気料金として算出且つ表示するので、単に料金プランを提案するだけでなく実際に電力消費者に使用してもらった感触を確かめてもらうことができる。従って、電気料金プラン変更後の電気機器の制御を試行体験することができ、より的確な電気料金プランの選択を支援することができる。
本発明によれば、電気料金プラン変更後の電気機器の制御を試行体験することで、電気料金プランの選択を支援する選択支援システムを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態であるHEMSが適用される装置構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示されるHEMSの機能的な構成を示すブロック図である。 図3は、図1及び図2に示されるHEMSによって提供されるサービスの流れを説明するためのフローチャードである。 図4は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図5は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図6は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図7は、図1及び図2に示されるHEMSの動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図9は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図10は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図11は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図12は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図13は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図14は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図15は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図16は、図1及び図2に示されるHEMSの動作を説明するためのフローチャートである。 図17は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図18は、図1に示される表示部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、本発明に係る選択支援システムの一実施形態であるHEMS101は、電力消費者が使用する家屋10に適用されるものである。家屋10には、HEMS101と、表示部102と、空調装置103と、照明装置104と、ヒートポンプ給湯器105と、EV充電器106と、蓄電池107と、太陽光発電装置108と、スマートメータ109と、分電盤110と、を備えている。HEMS101は、センタ20と相互に情報通信可能なように繋がっている。センタ20は、電力供給会社に設定されるサーバ群によって構成されている。スマートメータ109は、商用電源30に繋がっている。商用電源30は、電力供給会社が供給する電源である。
HEMS101は、空調装置103と、照明装置104と、ヒートポンプ給湯器105と、EV充電器106と、蓄電池107と、を制御する制御システムとして構成されている。HEMS101は、センタ20から受信した情報、予め記憶している情報、入力された情報といった種々の情報に基づいて、各装置への電力供給を制御するものである。
表示部102は、いわゆるタッチパネルを備える。表示部102は、HEMS101か出力される情報を表示すると共に、タッチパネルに入力された情報をHEMS101に出力する。
空調装置103は、家屋10の室内の温度や湿度を調整する装置である。空調装置103は、分電盤110を介して電力の供給を受ける。空調装置103は、自律的に節電運転を実行すると共に、HEMS101からの指示信号に基づいた節電運転も実行する。
照明装置104は、家屋10の室内を照らすための装置である。照明装置104は、分電盤110を介して電力の供給を受ける。照明装置104は、自律的に節電運転を実行すると共に、HEMS101からの指示信号に基づいた節電運転も実行する。
ヒートポンプ給湯器105は、ヒートポンプ機構によって湯を沸かし家屋10に供給する装置である。ヒートポンプ給湯器105は、分電盤110を介して電力の供給を受ける。ヒートポンプ給湯器105は、自律的に節電運転を実行すると共に、HEMS101からの指示信号に基づいた節電運転も実行する。
EV充電器106は、電気自動車といった蓄電池を備える自動車に電力を供給し、蓄電池を充電する装置である。EV充電器106は、分電盤110を介して電力の供給を受ける。EV充電器106は、自律的に節電運転を実行すると共に、HEMS101からの指示信号に基づいた節電運転も実行する。
蓄電池107は、家屋10に供給するための電力を蓄える装置である。蓄電池107は、分電盤110を介して電力の供給を受ける。蓄電池107は、分電盤110を介して電力を供給することもできる。蓄電池107は、自律的に節電を考慮した蓄電を実行すると共に、HEMS101からの指示信号に基づいた蓄電も実行する。
太陽光発電装置108は、太陽光を受けることによって発電し、電力を家屋10に供給するための装置である。太陽光発電装置108は、分電盤110を介して電力を供給することができる。
スマートメータ109は、商用電源30から供給される電力を分電盤110に供給する。スマートメータ109は、商用電源30経由で供給された電力が、家屋10内にてどれだけ使用されたかを計測し、HEMS101に出力することができる。
分電盤110は、商用電源30、太陽光発電装置108、及び蓄電池107のいずれかから供給される電力を、空調装置103、照明装置104、ヒートポンプ給湯器105、及びEV充電器106に供給する。
続いて、HEMS101の機能的な構成要素について図2を参照しながら説明する。図2に示されるように、HEMS101は、受付部101aと、算出部101bと、機器制御部101cと、目標受付部101dと、プラン提示部101eと、表示制御部101fと、情報格納部101gと、を備えている。尚、詳細に説明し図示することはないけれども、HEMS101は、CPU、RAMやROMといったメモリ、通信のためのインターフェイスを備えており、一般的なHEMSとしての機能を有している。
受付部101aは、選択された電気料金プランを仮料金プランとして受け付ける部分である。受付部101aは、受け付けた仮料金プランを算出部101bに出力する。
算出部101bは、設定された試行期間において、実際に使用された電力量に対し仮料金プランを適用した場合の電気料金を仮電気料金として算出する部分である。算出部101bは、受付部101aから出力された仮料金プランを機器制御部101cに出力する。算出部101bは、機器制御部101cからフィードバックされる電気機器の制御情報や、情報格納部101gに格納されている情報、スマートメータ109から供給される情報に基づいて、仮電気料金を算出する。算出部101bはまた、過去の電力使用量に基づいて、試行期間において実際に課金適用される電気料金を実課金料金として算出する。算出部101bが算出した仮電気料金及び実課金料金は、表示制御部101fに出力する。
機器制御部101cは、算出部101bから出力された仮料金プランに基づいて電気機器を運転制御する。機器制御部101cは、仮料金プランに最適化されるように、空調装置103と、照明装置104と、ヒートポンプ給湯器105と、EV充電器106と、蓄電池107と、を制御する。
目標受付部101dは、目標電気料金を受け付ける部分である。目標受付部101dは、受け付けた目標電気料金をプラン提示部101eに出力する。
プラン提示部101eは、目標電気料金を試行期間において達成するために最適な電気料金プランを提案料金プランとして提示する部分である。プラン提示部101eは、情報格納部101gに格納されている情報、スマートメータ109から供給される情報に基づいて、提案料金プランを決定する。プラン提示部101eは、提示するものとした提案料金プランを表示制御部101fに出力する。
表示制御部101fは、算出部101bから出力される仮電気料金及び実課金料金を表示部102に表示させる部分である。表示制御部101fは、プラン提示部101eから出力される提案料金プランを表示部102に表示させる部分でもある。
図3を参照しながら、本実施形態のHEMS101を利用したサービス概要について説明する。ステップS101では、電力消費者が電気料金プランの変更検討を行う。例えば、表示部102に、図4及び図5に示されるような推奨電気料金プランが表示される。図4に示されるようなプランの提示に対しては、例えば、「Aプラン 従量課金」の項目を選択し、「選択完了」を選択することでプランを選択することができる。図5に示されるようなプランの提示に対しては、例えば「50W」を選択し、「選択完了」を選択することで契約電力を選択することができる。表示部102において選択された試行用の電気料金プランの情報は、このタイミングで受付部101aに出力されてもよい。
ステップS101に続くステップS102では、ステップS101で選択された電気料金プランに基づいてHEMS101が電気料金をシミュレーションする。このシミュレーションは、過去の電気使用実績等に基づいて行われる。このシミュレーション結果は、例えば図6に示されるように表示部102に表示される。
ステップS102に続くステップS103では、試行する電気料金プランを電力消費者が決定する。図6に示されるような例であれば、選択したプランによると電気料金が安くなると見込まれるので、「YES」を選択することで試行する電気料金プランが決定される。尚、試行期間中の電気料金課金は、試行する電気料金プランではなく、従前の電気料金プランが適用されるので、試行期間中の電気料金が高くなることを告知することが好ましい。例えば、夜間の割引率が高い電気料金プランを試行する際に、その電気料金プランにあわせて夜間の電気利用料が相対的に増えるようにライフスタイルを変えたとしても、実際に適用されるのは従前の電気料金プランであるため、実際に課金される電気料金が高くなる可能性がある。試行の際の電気料金低下はあくまでもシミュレーションとしてなので、実課金料金を表示することで、その点をユーザーに告知することが好ましい。決定された試行用の電気料金プランの情報は、受付部101aに出力される。受付部101aは受け取った電気料金プランの情報を、仮料金プランとして受け付けて算出部101bに出力する。尚、シミュレーションの結果、電気料金が安くならない見込みであれば、「選択された電気料金プランでは、電気料金が安くならない見込みです」といった表示をして、電力消費者に別の料金プランの選択を促すようにすることも好ましい。
ステップS103に続くステップS104では、電力消費者がHEMS101を用いて電気料金プランを試行し、電気料金と生活の質を確認する。HEMS101の具体的な動作については、後述する。
ステップS104に続くステップS105では、電力消費者が試行結果に納得すれば電気料金プランを実際に変更することになる。
続いて、図7を参照しながら、HEMS101を用いた電気料金プランの試行方法について説明する。
ステップS201では、算出部101bが試行用の仮料金プランを取得する。算出部101bは、受付部101aから出力された情報に基づいて、センタ20から仮料金プランの詳細を受信する。
ステップS201に続くステップS202では、試行開始日及び試行終了日を決定する。具体的には、表示部102に図8に示されるような画面が表示され、電力消費者が「YES」を選択すると、図9に示されるような画面が表示される。図9に示されるような画面において、試行開始日及び試行終了日を電力消費者が入力し、「次へ」を選択すると、入力した情報が受付部101aに送信される。受付部101aは、受信した試行開始日及び試行終了日の情報を算出部101bに出力する。
ステップS202に続くステップS203では、算出部101bが試行開始日を経過したか否かを判断する。算出部101bは、試行開始日を経過していなければ、ステップS203の判断を継続する。算出部101bは、試行開始日を経過していればステップS204の処理に進む。
ステップS204では、算出部101bから機器制御部101cに仮料金プランの情報が出力される。機器制御部101cは、仮料金プランに基づいて、機器制御用の電気料金を試行用料金に変更する。
ステップS204に続くステップS205では、機器制御部101cが、仮料金プランに基づく電気機器制御を実行し、仮料金プランにおいて電気料金が最も安くなるように制御する。この場合において、例えば実際には契約電力が50Wであるところ、仮料金プランでは40W設定の場合に、使用電力が40Wを超えた場合にはその旨の通知を実行する。この通知は、表示部102における表示でもよく、音声等による報知でもよい。
ステップS205に続くステップS206では、算出部101bが試行終了日を経過したか否かを判断する。算出部101bは、試行終了日を経過していなければ、機器制御部101cがステップS205の制御を継続できるように特段の料金更新を実行しない。算出部101bは、試行終了日を経過していればステップS207の処理に進む。
ステップS207では、算出部101bから機器制御部101cに、仮料金プランに代えて通常の料金プランを適用するように情報が出力される。機器制御部101cは、通常の料金プランに基づいて電気機器を制御する。
ステップS207に続くステップS208では、算出部101bが、試行期間中の電気料金に関する情報を演算し、契約電力オーバー回数等の情報と共に表示制御部101fに出力する。表示制御部101fはこれらの情報を表示部102に表示させる。
例えば、図10に示されるような画面が表示部102に表示され、電力消費者が「YES」を選択すると、図11に示されるような画面が表示される。電力消費者は、このように契約電力をオーバーした回数や、その日時を知ることで、それらのオーバーが回避可能なものか生活上不可避なものなのかの判断材料とすることができる。
図12に示されるように、仮料金プランを適用した場合の電気料金を表示することもできる。電力消費者は、料金プランを変えた場合の電気料金の目安を知ることができるので、料金プラン変更の検討材料とすることができる。
図13に示されるように、現在の電気料金プランと、検討中の仮料金プランを適用した場合の比較を表示することもできる。試行期間がどの週にあり、どのような料金だったかを明示することで、電力消費者の料金プラン選択の参考とすることができる。
図14に示されるように、月ごとにどの仮料金プランで試行したかを表示することもできる。春はAプラン、夏はCプランといったように、季節ごとの特性に応じた料金プランの変更検討に用いることができる。
図15に示されるように、ある月に試行を実行した場合に、その料金プランで通年通した場合にどうなるかを表示することもできる。図15に示された例によれば、試行した5月では特段の問題が起きないけれども、8月には契約電力を超えてしまうことが判明するので、電力消費者の料金プラン選択の参考にすることができる。
上記したように本実施形態では、表示制御部101fは、図4に示されるように、表示部102に複数の電気料金プランを表示させ、受付部101aは、表示部102に表示された複数の電気料金プランの内、選択されたものを仮料金プランとして受け付けることができる。複数の電気料金プランを表示させて、電力消費者に選択させることで、多くの仮料金プランを試行することができる。
上記したように本実施形態では、受付部101aは、図9に示されるように、試行期間の設定を受け付けることができる。試行期間の設定を電力使用者が変えられることで、季節に応じた料金プランの試行が可能となる。
上記したように本実施形態では、算出部101bは、過去の電力使用量に基づいて、試行期間において仮料金プランを適用した場合の電気料金を参考電気料金として算出し、表示制御部101fは、図6に示されるように、参考電気料金を表示部102に表示させることができる。単にプランの表記のみではその優劣について電力使用者が判断し難いものの、参考データとして過去実績に基づく電気料金を表示することで試行する電気プランを選択する一助となる。
上記したように本実施形態では、算出部101bは、試行期間において仮料金プランを適用した場合に、仮料金プランに含まれる仮契約電力を超過する電力超過期間を算出し、表示制御部101fは、図11に示されるように、電力超過期間を表示部102に表示させることができる。電力消費者は、電力超過期間を知ることで、それら超過が回避可能なものか生活上不可避なものなのかの判断材料とすることができる。
上記したように本実施形態では、表示制御部101fは、図13及び図14に示されるように、仮電気料金と併せて仮料金プランを適用せず実際に契約中の実電気料金プランを適用した実電気料金を表示することもできる。仮料金プランを適用する方が安くなるのか、実際に契約中の実電気料金プランを適用する方が安くなるのか、電力使用者に一目で分かるように情報提供することができる。
上記したように本実施形態では、表示制御部101fは、図15に示されるように、仮電気料金と併せて仮料金プランを試行期間以外の期間に適用した場合の予測電気料金を表示することができる。電力使用量は季節によって変動するので、電力使用量が比較的少ない季節に試行期間を設定すると、電力使用量が比較的多い季節に不具合が生じる可能性がある。そこで、予測電気料金を表示することで、他の季節における電力使用量を推測することができ、電気プランを決定する参考材料とすることができる。
続いて、目標電気料金を設定してから試行する電気料金プランを設定する態様について、図16を参照しながら説明する。
ステップS301では、電気料金の目標値を決定する。具体的には、図17に示されるように、表示部102に目標とする電気料金を入力し、「次へ」を選択することで、その情報が目標受付部101dに送信される。目標受付部101dは、受信した目標電気料金をプラン提示部101eに出力する。
ステップS301に続くステップS302では、目標電気料金に対して、過去の使用状況から改善点を提案する。具体的には、プラン提示部101eは、情報格納部101gに蓄積されている過去の使用状況に基づいて、お勧めの電気料金プランと、その推奨する電気料金プランを選択した場合の節電行動を設定する。プラン提示部101eは、お勧めの電気料金プラン及び節電行動の情報を表示制御部101fに出力する。表示制御部101fは、図18に示されるような情報を表示部102に表示させる。
ステップS302に続くステップS303では、電力消費者が例えば図18の「YES」を選択することで試行する電気料金プランを決定する。
ステップS304及びステップS305は上記説明したステップS104及びステップS105と同様であるので説明を省略する。
このように本実施形態では、目標電気料金を受け付ける目標受付部101dと、目標電気料金を試行期間において達成するために最適な電気料金プランを提案料金プランとして提示するプラン提示部101eと、を備えており、表示制御部101fは、提案料金プランを表示部102に表示させることができる。目標電気料金の設定とそれを達成するための料金プランの提案というゲーム性をもたせることで、電力消費者の節電行動をより促進させることができる。
また本実施形態では、プラン提示部101eは、提案料金プランを試行期間において適用した場合に、目標電気料金を試行期間において達成するために必要となる節電行動を提示し、表示制御部101fは、節電行動を表示部102に表示させることができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
101:HEMS
101a:受付部
101b:算出部
101c:機器制御部
101d:目標受付部
101e:プラン提示部
101f:表示制御部

Claims (9)

  1. 電気料金プランの選択を支援する選択支援システムであって、
    選択された電気料金プランを仮料金プランとして受け付ける受付部(101a)と、
    前記仮料金プランに基づいて電気機器を運転制御する機器制御部(101c)と、
    設定された試行期間において、実際に使用された電力量に対し前記仮料金プランを適用した場合の電気料金を仮電気料金として算出する算出部(101b)と、
    前記仮電気料金を表示部に表示させる表示制御部(101f)と、
    を備える選択支援システム。
  2. 前記表示制御部は、前記表示部に複数の前記電気料金プランを表示させ、
    前記受付部は、前記表示部に表示された複数の電気料金プランの内、選択されたものを前記仮料金プランとして受け付ける、請求項1に記載の選択支援システム。
  3. 前記受付部は、前記試行期間の設定を受け付ける、請求項1又は2に記載の選択支援システム。
  4. 前記算出部は、過去の電力使用量に基づいて、前記試行期間において前記仮料金プランを適用した場合の電気料金を参考電気料金として算出し、
    前記表示制御部は、前記参考電気料金を前記表示部に表示させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の選択支援システム。
  5. 前記算出部は、過去の電力使用量に基づいて、前記試行期間において実際に課金適用される電気料金を実課金料金として算出し、
    前記表示制御部は、前記参考電気料金と共に前記実課金料金を前記表示部に表示させる、請求項4に記載の選択支援システム。
  6. 前記算出部は、前記試行期間において前記仮料金プランを適用した場合に、前記仮料金プランに含まれる仮契約電力を超過する電力超過期間を算出し、
    前記表示制御部は、前記電力超過期間を前記表示部に表示させる、請求項1から5のいずれか1項に記載の選択支援システム。
  7. 前記表示制御部は、前記試行期間において前記仮料金プランを適用した場合であって、
    前記仮料金プランに含まれる仮契約電力を超過した場合に、その旨の通知を実行する、請求項1から5のいずれか1項に記載の選択支援システム。
  8. 前記表示制御部は、前記仮電気料金と併せて前記仮料金プランを適用せず実際に契約中の実電気料金プランを適用した実電気料金を表示する、請求項1から7のいずれか1項に記載の選択支援システム。
  9. 前記表示制御部は、前記仮電気料金と併せて前記仮料金プランを前記試行期間以外の期間に適用した場合の予測電気料金を表示する、請求項1から7のいずれか1項に記載の選択支援システム。
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