JP6629610B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、企業の人事イベントに応じた複数のシステムの連携処理を実行可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、各企業においては、その業務において複数の社内コンピュータシステムを社員に使用させるにあたり、ユーザ(従業員)ID等のアカウント情報によりその使用を管理している。そして、何らかの人事イベント(従業員の入社・退職・休職等)が発生した場合には、上記アカウント情報に変更が生じることから、それらを複数のシステムに連携(同期)させるための処理が実行されている。
例えば、下記特許文献1には、ID管理サーバが、ID変更要求を受けた場合に、当該IDを利用している他の装置を特定し、当該他の装置に対してID変更情報を配信することが記載されている。
特開2011−198109号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ID管理サーバが、変更対象IDを利用している複数の装置・システムを特定し、その装置・システムの数だけID変更情報を配信する必要があり、変更後のIDを同期する装置・システムの数が多くなるほど、サーバの負荷が重くなるとともに変更処理に時間を要してしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、人事イベントに伴うアカウント情報の変更処理に要する時間及びサーバの負荷を軽減することが可能な情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、通信部と、リスト制御部と、複数の連携制御部とを有する。上記通信部は、組織の人事部システムから、上記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信する。上記リスト制御部は、上記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶する。上記複数の連携制御部は、上記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられ、上記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、上記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、上記対応するシステムへそれぞれ送信するように上記通信部を制御可能である。
これにより情報処理装置は、複数の連携制御部によりイベントリストを参照して必要に応じてアカウント情報の同期要求を送信するため、サーバと連携する複数のシステムに関する同期処理を同時並行的に実行することができ、人事イベントに伴うアカウント情報の同期処理に要する時間を削減できるとともにサーバの負荷を軽減することができる。人事イベント識別情報とは、例えば人事イベント名、人事イベントID等、人事イベントを識別できる情報であればどのような情報でも構わない。
上記通信部は、上記ユーザの上記組織内の部署間での異動に関する配属イベントを示す配属イベント情報を受信してもよい。この場合上記リスト制御部は、上記受信された配属イベント情報に基づいて、上記複数のシステムへの上記ユーザの上記部署単位でのアクセス権限を制御するアクセス制御リストを作成して上記各連携制御部へ即座に送信してもよい。またこの場合上記各連携制御部は、上記受信されたアクセス制御リストに基づいて、上記配属イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、上記対応するシステムへそれぞれ送信するように上記通信部を制御してもよい。
これにより情報処理装置は、入社・退職等の人事イベントと異なり異動前後でユーザの業務が継続して行われる配属イベントについては、アクセス制御リストを作成後、即座に各連携制御部へ送信することで、各システムに即座に配属イベントに対応するアカウント情報の同期処理を行わせ、業務の停滞を防ぐことができる。
本発明の他の形態に係る情報処理方法は、情報処理装置における情報処理方法であって、
組織の人事部システムから、上記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信し、
上記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶し、
上記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられた複数の連携制御部により、上記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、上記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、上記対応するシステムへそれぞれ送信する
ことを含む。
本発明のまた別の形態に係るプログラムは、情報処理装置に、
組織の人事部システムから、上記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信するステップと、
上記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶するステップと、
上記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられた複数の連携制御部により、上記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、上記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、上記対応するシステムへそれぞれ送信するステップと
を実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、人事イベントに伴うアカウント情報の変更処理に要する時間及びサーバの負荷を軽減することができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携システムの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバが有するデータベースの構成を示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバによる、人事イベントに伴うアカウント情報の連携処理に必要な機能ブロックを示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバが生成するToDoリストの例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバによる配属イベントに伴うアカウント情報の連携処理に必要な機能ブロックを示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバが生成するアクセス制御リストの例を示した図である。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバによる、人事イベントに伴うアカウント情報の連携処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るアカウント情報連携サーバによる、配属イベントに伴うアカウント情報の連携処理の流れを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係るアカウント情報連携システムの構成を示した図である。
同図に示すように、このシステムは、1つの企業内の例えばイントラネット内に設けられたシステムであり、アカウント情報連携サーバ100と、人事部システム200と、その他の複数の社内システム10(10A,10B,10C)を有する。
アカウント情報連携サーバ100は、人事部システム200及び複数の社内システム10と通信可能である。アカウント情報連携サーバ100は、人事部システム200から送信される、従業員の人事に関するイベント情報を基に、当該イベントに伴って発生する各社員のアカウント情報の変更を、複数の社内システム10において同期させることができる。
ここで、人事に関するイベントとしては、人事イベントと配属イベントとが挙げられる。
人事イベントとは、従業員の入社・退職・休職・復職・社員番号変更等の、アカウント情報の発生、消滅・利用停止または利用再開が生じるイベントであり、換言すると、イントラネット内の各システム10におけるユーザ認証に関わるイベントである。
後述するが、この人事イベントに関する情報は、人事部システム200から「発令情報」という形式でアカウント情報連携サーバ100へ送信される。
配属イベントとは、従業員の部署間の異動または部署への新規配属といったイベントであり、換言すると、イントラネット内の各システム10に対する従業員のアクセス権限の変更に関わるイベントである。
後述するが、この配属イベントに関する情報は、人事部システム200から「配属情報」という形式でアカウント情報連携サーバ100へ送信される。
また、複数の社内システム10は、例えば、社内ネットワーク管理システム、ID管理システム、グループウェア管理システム(メール等)、コンピュータ利用管理システム、入出管理システム、オフィス機器利用管理システム、ICカード発行システム、営業支援システム等、様々なものが想定される。
[アカウント情報連携サーバのハードウェア構成]
図2は、上記アカウント情報連携サーバ100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらアカウント情報連携サーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。操作受付部17がタッチパネルである場合、そのタッチパネルは表示部16と一体となり得る。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
後述するが、特に本実施形態において、記憶部18は、人事イベント情報データベース、配属イベント情報データベース、アカウント情報データベースを有している。
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記人事部システム200及び社内システム10との間の通信処理を担う。
[アカウント情報連携サーバのデータベース構成]
図3は、上記アカウント情報連携サーバ100が有するデータベースの構成を示した図である。
同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100は、記憶部18に、人事イベント情報データベース31、配属イベント情報データベース32、及びアカウント情報データベース33を有している。
人事イベント情報データベース31は、上記人事部システム200から受信した発令情報(人事イベント情報)を、イベント毎、従業員毎に記憶している。
配属イベント情報データベース32は、上記人事部システム200から受信した配属情報(配属イベント情報)を、イベント毎、従業員毎に記憶している。
アカウント情報データベース33は、上記人事イベント及び配属イベントの対象者である従業員のID、名前、部署等のアカウント情報を記憶している。
また、上記人事イベント情報データベース31に記憶された情報からは、上記発令情報に対応するアカウント情報の変更(発生や消滅等も含む)を複数の社内システム10に同期させるためのToDoリスト34が生成され記憶される。
また、上記配属イベント情報データベース32に記憶された情報からは、上記配属情報に対応するアカウント情報の変更を複数の社内システム10に同期させるためのアカウント制御リスト(ACL;Access Control List)が生成され記憶される。
これら各データベースは、後述するアカウント情報連携サーバ100によるアカウント情報連携処理において、必要に応じて相互に参照されて用いられる。
[アカウント情報連携サーバの機能ブロック構成]
次に、上記アカウント情報連携サーバ100が有する機能ブロックについて説明する。
(人事イベント(発令情報)に伴う連携処理)
図4は、上記アカウント情報連携サーバ100による、人事イベント(発令情報)に伴うアカウント情報の連携処理に必要な機能ブロックを示した図である。
同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100は、人事イベントに伴うアカウント情報の連携処理のために、発令情報取込部41及び複数のシステム連携制御部42(Aシステム連携制御部42A,Bシステム連携制御42B,Cシステム連携制御42C等)を有する。
人事部の担当者から人事部システム200を介して発令情報Pがアカウント情報連携サーバ100へ送信されると、上記発令情報取込部41が当該発令情報を受信し、当該発令情報を基にToDoリスト34が生成される。
このToDoリスト34の生成には、上記発令情報の送信に伴って社内の情報システム部の担当者から社員管理画面を介して入力された社員IDや、総務部の担当者からカード管理画面及び入室権限管理画面を介して入力された社員カード番号等も使用される。
生成されたToDoリスト34は、上記記憶部18に記憶され、各システム連携制御部42は、定期的に(1日に数回等の頻度で)当該ToDoリストを参照する。
図5は、上記ToDoリスト34の例を示した図である。
同図に示すように、ToDoリスト34は、各エントリを識別するリストID、連携対象システム名、対象イベント名、対象者ID、対象者名、実行予定日、実行日時、登録日時等の各種項目の情報の一覧である。上記対象イベント名に代えて、または加えて、対象イベントを識別するイベントIDが含まれていてもよい。
このうち実行予定日は各社内システム10との同期処理(連携処理)を実行する予定の日を示す。登録日時は当該ToDoリスト34に情報がエントリされた日時を示す。実行日時は実際に同期処理が実行された日時を示し、未実行の場合にはブランクとされる。
ここで、同図(リストID:0001〜0003等)に示すように、一人の従業員によって使用される社内システム10が複数存在する場合もあり、この場合には同一の対象者に対して複数の社内システム10の同期処理が実行されることから、同一の対象者について異なる社内システム10毎に別個のエントリが作成される。
そして、上記各システム連携制御部42は、ToDoリスト34を参照した日が、当該ToDoリスト34に含まれる実行予定日である場合に、上記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、上記対応する社内システム10へ(すなわち、例えばAシステム連携制御部42AはAシステム10Aへ、Bシステム連携制御部42BはBシステム10Bへ)それぞれ送信する。
これにより人事イベント(発令情報)によって生じたアカウント情報の変更が、各人事イベントの対象者にとって必要な全ての社内システム10に同期される。
(配属イベント(配属情報)に伴う連携処理)
図6は、アカウント情報連携サーバ100による配属イベントに伴うアカウント情報の連携処理に必要な機能ブロックを示した図である。
同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100は、人事イベントに伴うアカウント情報の連携処理のために、発令情報取込部41及び複数のシステム連携制御部42(Aシステム連携制御部42A,Bシステム連携制御42B,Cシステム連携制御42C等)を有する。
人事部の担当者から人事部システム200を介して配属情報Tがアカウント情報連携サーバ100へ送信されると、上記配属情報取込部51が当該配属情報を受信し、当該配属情報T及び部署情報Dを基にACL(アクセス制御リスト)35が生成される。
ここで部署情報Dは、部署間の異動に伴う引き継ぎ期間に関する情報を含む。これにより、配属情報Tによって従業員が旧部署から新部署へ異動した後も、その従業員は、引き継ぎ期間中は、新旧両方の部署の権限を有することになる。
図7は、当該ACL35の例を示した図である。
同図に示すように、ACL35は、対象従業員に付与するアクセス権限を識別する権限コード、権限名、権限付与対象の社員の番号、名前、部署、雇用区分、権限付与の適用開始日及び適用終了日等の各種項目の情報の一覧である。
上記ToDoリスト34と同様に、一人の従業員によって使用される社内システム10が複数存在する場合には、同一の対象者に対して複数の社内システム10の同期処理が実行されることから、同一の従業員について異なる社内システム10毎に別個のエントリが作成される。
また、引き継ぎ期間中は旧部署と新部署の両方の権限を付与する必要があることから、同図に示すように、例えば社員番号115234の従業員には、X部署(新部署)の権限が付与されるとともに、期限付き(適用終了日有)でY部署(旧部署)の権限も付与される。
生成されたACL35は、上記記憶部18に記憶されるとともに、即座に各システム連携制御部42へ送信され、各システム制御部42は当該ACL35を基に、上記配属イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、対応する社内システム10へ(すなわち、例えばAシステム連携制御部42AはAシステム10Aへ、Bシステム連携制御部42BはBシステム10Bへ)それぞれ送信する。
これにより配属イベント(配属情報)によって生じたアカウント情報の変更が、各配属イベントの対象者にとって必要な全ての社内システム10に同期される。
また、ToDoリスト34が各システム連携制御部42の参照によりプル型で取得されるのに対して、ACL35は各システム連携制御部42にプッシュ型で生成後即座に送信される。これは、入退社等の人事イベントと異なり、異動前後でユーザの業務が継続して行われる配属イベントについては、各社内システム10に即座に配属イベントに対応するアカウント情報の同期処理を行わせ、業務の停滞を防ぐためである。
[アカウント情報連携サーバの動作]
次に、以上のように構成されたアカウント情報連携サーバ100の動作について説明する。アカウント情報連携サーバ100の動作は、CPU11及び通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。以下の説明では、便宜上、CPU11を動作主体とする。
(人事イベントに伴うアカウント情報連携処理)
まず、人事イベントに伴うアカウント情報連携処理について説明する。図8は、アカウント情報連携サーバ100による、人事イベントに伴うアカウント情報の連携処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100のCPU11は、まず、人事部システム200から発令情報Pを受信したか否かを判断する(ステップ81)。
発令情報Pを受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上述したように、当該発令情報Pから、ToDoリスト34を生成する(ステップ82)。
続いてCPU11は、生成したToDoリスト34を記憶部18に記憶する(ステップ83)。
続いてCPU11は、各システム連携制御部42に上記ToDoリスト34を参照させる(ステップ84)。
続いてCPU11は、上記各システム連携制御部42に、参照したToDoリスト34に参照日をイベント予定日(実行予定日)として含む人事イベントが存在するか否かを判断させる(ステップ85)。
そしてCPU11は、上記参照日をイベント予定日として含む人事イベントが存在した場合には、各システム連携制御部42から対応する社内システム10へ、当該人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を送信するように、各システム連携制御部42を制御する(ステップ86)。
(配属イベントに伴うアカウント情報連携処理)
次に、配属イベントに伴うアカウント情報連携処理について説明する。図9は、アカウント情報連携サーバ100による、配属イベントに伴うアカウント情報の連携処理の流れを示したフローチャートである。
同図に示すように、アカウント情報連携サーバ100のCPU11はまず、人事部システム200から配属情報Tを受信したか否かを判断する(ステップ91)。
配属情報Tを受信したと判断した場合(Yes)、CPU11は、上述したように、当該配属情報Tから、ACL35を生成する(ステップ92)。
続いてCPU11は、上記生成したACL35を即座に各システム連携制御部42へ送信する(ステップ93)。
そしてCPU11は、各システム連携制御部42から対応する各社内システム10へ、上記配属情報に対応するアカウント情報の同期要求を送信するように各システム連携制御部42を制御する(ステップ94)。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態によれば、アカウント情報連携サーバ100は、複数のシステム連携制御部42により、ToDoリスト(人事イベントリスト)を参照して必要に応じてアカウント情報の同期要求を対応する社内システム10へ送信するため、アカウント情報連携サーバ100と連携する複数の社内システム10に関するアカウント情報の同期処理を、同時並行的に実行することができ、かつ、当該同期処理に要する時間を削減できるとともにアカウント情報連携サーバ100の負荷を軽減することができる。
またアカウント情報連携サーバ100は、入社・退職等の人事イベントと異なり異動前後で従業員の業務が継続して行われる配属イベントについては、ACL(アクセス制御リスト)35を作成後、即座に各システム連携制御部42へ送信することで、各社内システム10に即座に配属イベントに対応するアカウント情報の同期処理を行わせ、業務の停滞を防ぐことができる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
例えば、上述の実施形態におけるToDoリスト34及びACL35は、上記図5及び図7で示した構成に限られるものではなく、各項目のうちいずれかの項目を有していなくてもよいし、追加的な項目を有していてもよい。
10(10A,10B,10C)…社内システム
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
31…人事イベントデータベース
32…配属イベントデータベース
33…アカウント情報データベース
34…ToDoリスト
35…アクセス制御リスト
42(42A,42B,42C)…システム連携制御部
100…アカウント情報連携サーバ
200…人事部システム
P…発令情報
T…配属情報

Claims (4)

  1. 情報処理装置であって、
    組織の人事部システムから、前記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信する通信部と、
    前記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶するリスト制御部と、
    前記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられ、前記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、前記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、前記対応するシステムへそれぞれ送信するように前記通信部を制御可能な複数の連携制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記通信部は、前記ユーザの前記組織内の部署間での異動に関する配属イベントを示す配属イベント情報を受信し、
    前記リスト制御部は、前記受信された配属イベント情報に基づいて、前記複数のシステムへの前記ユーザの前記部署単位でのアクセス権限を制御するアクセス制御リストを作成して前記各連携制御部へ即座に送信し、
    前記各連携制御部は、前記受信されたアクセス制御リストに基づいて、前記配属イベントに対応するアカウント情報同期要求を、前記対応するシステムへそれぞれ送信するように前記通信部を制御する
    情報処理装置。
  3. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    組織の人事部システムから、前記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信し、
    前記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶し、
    前記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられた複数の連携制御部により、前記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、前記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、前記対応するシステムへそれぞれ送信する
    情報処理方法。
  4. 情報処理装置に、
    組織の人事部システムから、前記組織に属するユーザの、少なくとも当該組織への入退に関する人事イベントを示す人事イベント情報を受信するステップと、
    前記受信された人事イベント情報に基づいて、ユーザID、人事イベント識別情報及び人事イベント予定日を含むイベントリストを作成して記憶するステップと、
    前記組織内で当該情報処理装置と連携する複数のシステムにそれぞれ対応して設けられた複数の連携制御部により、前記イベントリストを参照して、当該参照した日が当該イベントリストに含まれる人事イベント予定日である場合に、前記人事イベントに対応するアカウント情報の同期要求を、前記対応するシステムへそれぞれ送信するステップと
    を実行させるプログラム。
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