JP6629048B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
画像形成装置の遠隔管理の一形態として、1つの保守サーバで複数の画像形成装置を管理する形態がある。この形態において、保守サーバは、保守対象の画像形成装置に代わり、画像形成装置を遠隔管理する管理サーバから管理情報を取得する。そして、保守サーバは、取得した管理情報を保守対象の画像形成装置に送信する。
この形態の場合、画像形成装置が保守サーバと通信不可能となると、画像形成装置は管理情報を取得できなくなる場合があった。
特開2012−160961号公報
本発明が解決しようとする課題は、保守性を向上することが可能な画像形成装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、判定部と、第1処理代理実行部と、第2処理実行部とを持つ。判定部は、管理装置から取得した情報を他の画像形成装置に送信可能な第1処理を実行している画像形成装置と通信可能か否かを判定する。第1処理代理実行部は、前記判定部によって、前記第1処理を実行している画像形成装置と通信不可能と判定された場合に、前記第1処理を代理して実行する。第2処理実行部は、前記第1処理代理実行部によって前記第1処理を代理して実行している場合に、前記判定部によって、前記第1処理を実行している画像形成装置と通信可能と判定されると、前記第1処理に代えて、当該画像形成装置から送信された前記情報を取得する第2処理を実行する
実施形態の画像形成装置100の全体構成例を示す外観図。 画像形成装置100の遠隔管理システム50のシステム構成例、及び画像形成装置100の機能構成を示す図。 スレーブが代理マスタとして動作する例を示す図。 画像形成装置100の起動処理の流れを示すフローチャート。 マスタメイン処理の流れを示すフローチャート。 代理マスタ・スレーブ処理の流れを示すフローチャート。 代理マスタ処理の流れを示すフローチャート。 スレーブ処理の流れを示すフローチャート。 MR送信処理の流れを示すフローチャート。 IR送信処理の流れを示すフローチャート。 無設定処理の流れを示すフローチャート。
実施形態の画像形成装置では、保守性を向上することが可能となる。以下、実施形態の画像形成装置について詳細に説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置100の全体構成例を示す外観図である。画像形成装置100は、例えば複合機である。画像形成装置100は、ディスプレイ110、コントロールパネル120、プリンタ部130、シート収容部140及び画像読取部200を備える。なお、画像形成装置100のプリンタ部130は、トナー像を定着させる装置であってもよいし、インクジェット式の装置であってもよい。
画像形成装置100は、トナー等の現像剤を用いてシート上に画像を形成する。シートは、例えば紙やラベル用紙である。シートは、その表面に画像形成装置100が画像を形成できる物であればどのような物であってもよい。
ディスプレイ110は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。ディスプレイ110は、画像形成装置100に関する種々の情報を表示する。
コントロールパネル120は、複数のボタンを有する。コントロールパネル120は、ユーザの操作を受け付ける。コントロールパネル120は、ユーザによって行われた操作に応じた信号を、画像形成装置100の制御部に出力する。なお、ディスプレイ110とコントロールパネル120とは一体のタッチパネルとして構成されてもよい。
プリンタ部130は、画像読取部200によって生成された画像情報又は通信路を介して受信された画像情報に基づいて、シート上に画像を形成する。プリンタ部130は、例えば以下のような処理によって画像を形成する。プリンタ部130の画像形成部は、画像情報に基づいて感光体ドラム上に静電潜像を形成する。プリンタ部130の画像形成部は、静電潜像に現像剤を付着させることによって可視像を形成する。現像剤の具体例として、トナーがある。プリンタ部130の転写部は、可視像をシート上に転写する。プリンタ部130の定着部は、シートに対して加熱及び加圧を行うことによって、可視像をシート上に定着させる。なお、画像が形成されるシートは、シート収容部140に収容されているシートであってもよいし、手差しされたシートであってもよい。
シート収容部140は、プリンタ部130における画像形成に用いられるシートを収容する。
画像読取部200は、読み取り対象の画像情報を光の明暗として読み取る。画像読取部200は、読み取られた画像情報を記録する。記録された画像情報は、ネットワークを介して他の情報処理装置に送信されてもよい。記録された画像情報は、プリンタ部130によってシート上に画像形成されてもよい。
図2は、画像形成装置100の遠隔管理システム50のシステム構成例を示す図である。遠隔管理システム50は、複数(4台)の画像形成装置100A、100B、100C、100D、及び管理装置51で構成される。各々の画像形成装置100A、100B、100C、100Dを区別しない場合は、各画像形成装置は、画像形成装置100と表現される。
画像形成装置100A、100B、100C、100Dは、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワーク53に接続されている。ネットワーク53は、インターネットなどのネットワーク52に接続されている。管理装置51は、ネットワーク52に接続されている。管理装置51は、情報を画像形成装置100に送信する。本実施形態では、この情報を管理情報としている。管理情報とは、画像形成装置100の更新プログラム、画像形成装置100への指示など、画像形成装置100に適用される各種情報である。
画像形成装置100は、マスタ(第1の画像形成装置)、またはスレーブとして動作可能である。さらに、画像形成装置100は、代理マスタとして動作可能である。代理マスタとしての画像形成装置100は、マスタとして動作する。
以下の説明では、マスタとして動作する画像形成装置は、単にマスタと表現されることがある。また、代理マスタとして動作する画像形成装置は、単に代理マスタと表現されることがある。さらに、スレーブとして動作する画像形成装置は、単にスレーブと表現されることがある。
図2において、画像形成装置100Aは、マスタとして動作し、画像形成装置100B、100C、100Dは、スレーブとして動作する。なお、サーバやPC(Personal Computer)などの情報処理装置がマスタとして動作してもよい。
マスタとして動作する画像形成装置100Aは、保守対象の画像形成装置100B、100C、100Dに代わり、管理装置51から管理情報を取得する。画像形成装置100Aは、取得した管理情報を保守対象の画像形成装置100B、100C、100Dに送信する。
スレーブとして動作する画像形成装置100B、100C、100Dは、画像形成装置100Aから管理情報を取得する。また、一部のスレーブは、マスタと通信不可能となった場合に、代理マスタとして動作できる。代理マスタは、マスタとの通信が復旧した場合には、再びスレーブとして動作する。なお、通信不可能以外に代理マスタが動作する例として、スレーブがマスタと通信可能であるが、マスタがマスタとして動作不能となるケースが挙げられる。
図2に示される画像形成装置100Aと、画像形成装置100B、100C、100Dとの違いはマスタとして動作するか否かであって機能構成は同じである。従って、画像形成装置100Aを用いて画像形成装置100の機能構成について説明する。
画像形成装置100は、制御部10、通信部20、画像処理部21、及び記憶部22を備える。
制御部10は、マスタ・代理マスタ実行部13、管理情報取得部14、管理情報保持部15、管理情報適用部16、管理情報送信部17、マスタ・代理マスタ検索部18、及びマスタ通信判定部19を備える。
マスタ・代理マスタ実行部13は、マスタとして動作する処理を実行する。また、マスタ・代理マスタ実行部13は、マスタと通信不可能と判定された場合にマスタとして動作する代理処理を実行する。管理情報取得部14は、画像形成装置100がスレーブの場合は、マスタから管理情報を取得する。すなわち、管理情報取得部14は、管理装置からマスタを介して管理情報を取得する。管理情報取得部14は、画像形成装置100がマスタの場合は、管理装置51から管理情報を取得する。
管理情報保持部15は、画像形成装置100がマスタの場合に、スレーブに送信する管理情報を記憶部22に保持する。管理情報適用部16は、管理情報を自らに適用する。管理情報送信部17は、画像形成装置100がマスタの場合に、管理情報保持部15によって保持されている管理情報をスレーブに送信する。マスタ・代理マスタ検索部18は、画像形成装置100がスレーブの場合に、マスタを検索する。また、マスタ・代理マスタ検索部18は、画像形成装置100がスレーブであって、マスタと通信不可能と判定された場合に、代理マスタを検索する。マスタ通信判定部19は、画像形成装置100がスレーブの場合に、マスタと自装置とが通信可能か否か判定する。
通信部20は、ネットワーク53などを介して、マスタ、スレーブ、管理装置51など他の機器と通信する。画像処理部21は、印刷機能、スキャナ機能など、画像処理全般に係る処理を実行する。記憶部22は、揮発性メモリや不揮発性メモリで構成される。また記憶部22は、画像データや、後述される設定フラグなど各種情報を記憶する。
図3は、スレーブがマスタと通信不可能となり、スレーブとして動作していた画像形成装置100Bが代理マスタとして動作する例を示す図である。マスタと通信不可能となると、代理マスタは、保守対象の画像形成装置100C、100Dに代わり、管理装置51から管理情報を取得する。代理マスタは、取得した管理情報を画像形成装置100Aとは異なる保守対象の画像形成装置100C、100D(第2の画像形成装置)に送信する。このように、本実施形態に係る画像形成装置100は、通信不可能と判定された場合に、管理情報の取得先を変更する変更する。具体的に、管理情報取得部14は、管理情報の取得先を、管理装置51、または代理マスタ(第3の画像形成装置)に変更する。
このように、本実施形態によれば、マスタと通信不可能となった場合でも、代理マスタが代理動作するため、保守性を向上させることができる。
図4は、画像形成装置100の起動処理の流れを示すフローチャートである。図4において、制御部10は、記憶部22に記憶された設定フラグを読み取る(ACT101)。設定フラグは、マスタ、代理マスタ、及びスレーブのいずれかを示す。また、設定フラグは、記憶部22の不揮発性メモリであるフラッシュメモリに記憶されている。
設定フラグがマスタを示す場合、画像形成装置はマスタとなる。設定フラグが代理マスタを示す場合、マスタと通信不可能となったときは、画像形成装置は代理マスタとなる。一方、マスタと通信可能なときは、画像形成装置はスレーブとなる。設定フラグがスレーブを示す場合、画像形成装置はスレーブとなる。なお、設定フラグは、マスタ、代理マスタ、及びスレーブのいずれも示していない場合がある。
制御部10は、設定フラグがマスタを示しているか否か判定する(ACT102)。制御部10は、設定フラグがマスタを示している場合(ACT102:YES)、MCタイマをセットする(ACT201)。このMCタイマは、定期的に管理装置51と通信し、管理情報を取得するためのタイマである。
次いで、制御部10は、イベントが発生したか否か判定する(ACT202)。本実施形態におけるイベントには、MCタイマのタイムアウトなどがある。以下の説明において、タイムアウトイベントは、「TE」と表現される。例えば、MCタイマのタイムアウトイベントは、MCタイマTEと表現される。
制御部10は、イベントが発生していない場合(ACT202:NO)、再びACT202を実行する。制御部10は、イベントが発生した場合(ACT202:YES)、マスタメイン処理を実行する(ACT203)。
ACT102において、制御部10は、設定フラグがマスタを示していない場合(ACT102:NO)、設定フラグが代理マスタまたはスレーブを示しているか否か判定する(ACT104)。
制御部10は、設定フラグが代理マスタまたはスレーブを示している場合(ACT104:YES)、代理マスタ・スレーブ処理を実行して(ACT105)、処理を終了する。制御部10は、設定フラグが代理マスタまたはスレーブを示していない場合(ACT104:NO)、無設定処理を実行して(ACT106)、処理を終了する。
図5は、マスタメイン処理の流れを示すフローチャートである。まず、このフローチャートで用いられるMR、及びIRについて説明する。MRは、スレーブがマスタを特定するためにブロードキャストで送信するリクエストである。MRは、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)のget-requestである。get-requestは、マスタであれば応答可能なOID(Object ID)が指定されたリクエストである。MRは、マスタ・代理マスタ検索部18によって送信される。IRは、スレーブがマスタに管理情報を要求するリクエストである。IRは、管理情報取得部14によって送信される。
図5において、制御部10は、イベントがMCタイマTEか否か判定する(ACT301)。制御部10は、イベントがMCタイマTEの場合(ACT301)、管理情報を取得するために管理装置51と通信する(ACT302)。
次いで、制御部10は、管理装置51から管理情報を取得できたか否か判定する(ACT303)。制御部10は、管理装置51から管理情報を取得できなかった場合(ACT303:NO)、処理を終了する。制御部10は、管理装置51から管理情報を取得できた場合(ACT303:YES)、管理情報適用部16によって管理情報を自らに適用する(ACT304)。管理情報の適用は、管理情報適用部16によって行われる。制御部10は、取得した管理情報をスレーブに送信するために、記憶部22に保持して(ACT305)、処理を終了する。管理情報の保持は、管理情報保持部15によって行われる。
ACT301において、制御部10は、イベントがMCタイマTEではない場合(ACT301:NO)、イベントがMR受信か否か判定する(ACT306)。
制御部10は、イベントがMR受信の場合(ACT306:YES)、スレーブに通信設定情報を送信して(ACT306)、処理を終了する。この通信設定情報とは、マスタのアドレス、管理装置51のアドレス、及びプロキシ設定などを示す情報である。通信設定情報を受信したスレーブは、マスタを特定でき、マスタと通信可能となる。
ACT306において、制御部10は、イベントがMR受信ではない場合(ACT306:NO)、イベントがIR受信か否か判定する(ACT308)。制御部10は、イベントがIR受信の場合(ACT308:YES)、管理情報が記憶部22に保持されているか否か判定する(ACT309)。
制御部10は、管理情報が保持されていない場合(ACT309:NO)、MRを送信したスレーブに、「管理情報無し」を送信して(ACT310)、処理を終了する。「管理情報無し」とは、管理情報が管理装置51から取得されていないことを示すものである。制御部10は、管理情報が保持されている場合(ACT309:YES)、MRを送信したスレーブに、管理情報を送信して(ACT311)、処理を終了する。管理情報は、管理情報送信部17によって送信される。
ACT308において、制御部10は、イベントがIR受信ではない場合(ACT308:NO)、イベントに対応した処理を実行し(ACT312)、処理を終了する。ACT312での処理として、例えばPCからの印刷要求に対応した処理などが挙げられる。
図6は、代理マスタ・スレーブ処理の流れを示すフローチャートである。図6のフローチャートは、図4のACT105の処理を示すフローチャートである。
図6において、制御部10は、MRを送信する(ACT401)。制御部10は、送信したMRに対して応答があったか否か判定する(ACT402)。すなわち、制御部10は、マスタ通信判定部19によってマスタと通信可能か否か判定する。制御部10は、MRに対して応答があった場合(ACT402:YES)、設定フラグを「スレーブ」にする(ACT403)。次いで、制御部10は、マスタから応答として受信した通信設定情報を設定する(ACT404)。そして制御部10は、IRタイマをセットし(ACT405)、スレーブ処理を実行する(ACT406)。IRタイマとは、スレーブがマスタに定期的にIRを送信するためのタイマである。
ACT402において、制御部10は、MRに対して応答がなかった場合(ACT402:NO)、設定フラグを「代理マスタ」にする(ACT407)。次いで、制御部10は、MRタイマをセットする(ACT408)。MRタイマとは、代理マスタまたはスレーブが定期的にMRを送信するためのタイマである。すなわち、MRタイマは、マスタと通信不可能となった場合に、マスタとの通信が復旧したか否かを定期的にチェックするためのタイマである。そして、制御部10は、代理処理である代理マスタ処理を実行し(ACT409)、ACT401に進む。
なお、マスタが応答できない場合にスレーブが一斉にMRを送信した場合、代理マスタが複数台になることが考えられる。そこで、上記ACT408においてセットするMRタイマのタイム値を、画像形成装置ごとに一定範囲内でランダムとなるようにしておく。このようにすることで、代理マスタが複数台となった場合でも、MRに対する応答によって、いずれ代理マスタは1台となる。
図7は、代理マスタ処理の流れを示すフローチャートである。図7のフローチャートは、図6のACT408の処理を示すフローチャートである。制御部10は、代理マスタとして動作するため、まずMCタイマをセットする(ACT501)。制御部10は、イベントが発生したか否か判定する(ACT502)。制御部10は、イベントが発生していない場合(ACT502:NO)、再度ACT502を実行する。
制御部10は、イベントが発生した場合(ACT502:YES)、イベントがMRタイマTEか否か判定する(ACT503)。制御部10は、イベントがMRタイマTEの場合(ACT503:YES)、処理を終了する。この場合、制御部10は、図6のACT401でMRを送信することとなる。図6に示されるように、MRに応答があった場合、制御部10は、スレーブとして動作することとなる。このように、制御部10は、代理処理の実行中に、マスタと再通信が可能と判定された場合に、代理処理の実行を停止する。そして制御部10は、マスタと再通信が可能と判定された場合に、管理情報の取得先をマスタに変更する。
制御部10は、イベントがMRタイマTEではない場合(ACT503:NO)、図5で説明されたマスタメイン処理を実行し(ACT504)、ACT502に進む。このように、代理マスタは、マスタの処理であるマスタメイン処理を実行するとともに、マスタの復旧を監視している。従って、本実施形態によれば、マスタと通信不可能となった場合でも、代理マスタが代理動作するため、保守性を向上させることができる。また、本実施形態によれば、マスタが復旧すると代理マスタはスレーブとなるため、マスタの重複を回避できる。マスタの重複が回避されることによって、管理装置51への通信トラヒックが抑制される。
図8は、スレーブ処理の流れを示すフローチャートである。図8のフローチャートは、図6のACT409の処理を示すフローチャートである。制御部10は、イベントが発生したか否か判定する(ACT601)。制御部10は、イベントが発生していない場合(ACT601:NO)、再度ACT601を実行する。
制御部10は、イベントが発生した場合(ACT601:YES)、イベントがIRタイマTEか否か判定する(ACT602)。制御部10は、イベントがIRタイマTEの場合(ACT602:YES)、IR送信処理を実行する(ACT603)。そして、制御部10は、無応答フラグがオンか否かを判定する(ACT604)。この無応答フラグとは、マスタからIRに対する応答があった場合にオフとなり、応答がなかった場合にオンとなるフラグである。
制御部10は、無応答フラグがオフの場合(ACT604:NO)、ACT601に進む。制御部10は、無応答フラグがオンの場合(ACT604:YES)、無応答フラグをオフにして(ACT605)、処理を終了する。
ACT602において、制御部10は、イベントがIRタイマTEではない場合(ACT604:NO)、イベントに対応した処理を実行し(ACT606)、ACT601に戻る。ACT606での処理として、マスタと同様に、ACT606での処理として、PCからの印刷要求に対応した処理などが挙げられる。さらに、スレーブでのACT606での処理として、IRを受信した場合に、IRを送信したスレーブに、自らがマスタではないことを示すメッセージを応答する処理がある。スレーブであれば、原則としてIRを受信することはない。しかし、先ほどまでは代理マスタであり、マスタの復旧によって、スレーブとして動作を開始したスレーブの場合は、IRを受信する可能性がある。
図9は、MR送信処理の流れを示すフローチャートである。図9において、制御部10は、MRを送信する(ACT701)。制御部10は、送信したMRに対して応答があったか否か判定する(ACT702)。すなわち、制御部10は、マスタと通信可能か否か判定する。制御部10は、MRに対して応答があった場合(ACT702:YES)、マスタから応答として受信した通信設定情報を設定する(ACT704)。そして制御部10は、IRタイマをセットし(ACT705)、処理を終了する。
ACT702において、制御部10は、MRに対して応答がなかった場合(ACT702:NO)、MRタイマをセットして(ACT706)、処理を終了する。このように、制御部10は、マスタと通信不可能と判定された場合に、代理処理を実行中の代理マスタを検索する。
図10は、IR送信処理の流れを示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図8のACT603の処理を示すフローチャートである。制御部10は、IRを送信する(ACT801)。制御部10は、IRの応答として、マスタから管理情報を受信したか否か判定する(ACT802)。制御部10は、マスタから管理情報を受信した場合(ACT802:YES)、管理情報を自らに適用して(ACT803)、処理を終了する。
ACT802において、制御部10は、マスタから管理情報を受信しなかった場合(ACT802:NO)、「管理情報無し」を受信したか否か判定する(ACT804)。制御部10は、「管理情報無し」を受信した場合(ACT804:YES)、処理を終了する。制御部10は、「管理情報無し」を受信しなかった場合(ACT804:NO)、無応答フラグをオンにして(ACT805)、処理を終了する。
図11は、無設定処理の流れを示すフローチャートである。図11のフローチャートは、図4のACT106の処理を示すフローチャートである。制御部10は、MR送信処理を実行し(ACT901)、スレーブ処理を実行し(ACT902)、処理を終了する。
以上述べた実施形態の画像形成装置によれば、保守性を向上できる。
上述した実施形態における画像形成装置の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…制御部、13…マスタ・代理マスタ実行部、14…管理情報取得部、15…管理情報保持部、16…管理情報適用部、17…管理情報送信部、18…マスタ・代理マスタ検索部、19…マスタ通信判定部、20…通信部、21…画像処理部、22…記憶部、100…画像形成装置

Claims (2)

  1. 管理装置から取得した情報を他の画像形成装置に送信可能な第1処理を実行している画像形成装置と通信可能か否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって、前記第1処理を実行している画像形成装置と通信不可能と判定された場合に、前記第1処理を代理して実行する第1処理代理実行部と、
    前記第1処理代理実行部によって前記第1処理を代理して実行している場合に、前記判定部によって、前記第1処理を実行している画像形成装置と通信可能と判定されると、前記第1処理に代えて、当該画像形成装置から送信された前記情報を取得する第2処理を実行する第2処理実行部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第2処理実行部によって前記第2処理を実行している場合に、前記判定部によって、前記第1処理を実行している画像形成装置と通信不可能と判定されると、前記第1処理を実行している他の画像形成装置と通信可能か否かを判定する請求項1に記載の画像形成装置。
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