JP6628653B2 - トラップ装置及びこれを用いた排気系、並びに基板処理装置 - Google Patents

トラップ装置及びこれを用いた排気系、並びに基板処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、トラップ装置及びこれを用いた排気系、並びに基板処理装置に関する。
従来から、基板に成膜を施す成膜装置の排気ガス系に設けられて、排気ガス中に含まれる反応副生成物を捕獲するトラップ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1に記載のトラップ装置は、ガス導入口とガス排出口を有して筐体が排気ガス系に介設され、筐体内を複数の部屋に仕切る仕切板が設けられるとともに、排気ガスが複数の部屋内を順に流れるように仕切板にガス流通口が形成され、反応副生成物を捕獲するために各部屋内に収容されたトラップ機構を備えるように構成されている。そして排気ガスを各部屋に渡って順に流すことにより、反応副生成物を効率的に除去する。
特開平10−140357号公報
しかしながら、特許文献1に記載したトラップ装置では、トラップした反応副生成物を除去するため、プロセス装置を停止してトラップ装置を取り外し、トラップ装置から反応副生成物を除去するとともにトラップ装置を洗浄し、トラップ装置を再度設置するという脱着作業が必要となる。かかる脱着作業により、装置稼働率が低下し、生成性が低下するので、トラップ装置を設けずに、定期的に排気系の配管に定期的な分解洗浄又はクリーニング用ガス(フッ素系ガス、以下「F系ガス」という。)を排気系配管に通気させ、装置分解をしない副生成物の除去を行うことで、装置稼働環境を維持することが行われている。
例えば、TEOS(テトラエトキシン)等を使用するCVD(Chemical Vapor Deposition)装置では、反応炉の排気系の真空配管に大量の副生成物が付着するが、そのような方法で装置稼働環境を維持している。
しかしながら、F系ガス通気による生成物除去は、分解洗浄に比べて装置停止期間が短い特徴があるが、生成物の表面にしかF系ガスは到達しないため、生成物堆積が厚いと、除去しきれない。また、真空配管の上面に付着した生成物が重力により剥離して真空配管の下面に堆積すると、配管閉塞を発生する場合があった。そのため、生成物が配管の下面に落下しない程度の頻度でF系ガス通気による生成物除去が必要であり、かかる除去作業が装置稼働率の向上を阻害し、生産性を低下させてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、排気系からの脱着を必要とせず、かつ装置稼働環境を適切に保つためのクリーニング周期を長くすることができるトラップ装置及びこれを用いた排気系、並びに基板処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るトラップ装置は、配管内の流路に設けられるトラップ部と、該トラップ部を支持する支持部とを有するトラップ装置であって、
前記トラップ部は、前記配管内の流路に対して傾斜面を有し、該傾斜面に複数の開口が設けられ
前記傾斜面は、錐台形状の側面をなし、
前記支持部は、隣り合う配管同士が接続されるフランジ面同士の間に設けられた固定部材に固定支持されており、
前記配管の内周面に取り付け固定され、前記錐台形状の上底付近の前記傾斜面の外周面を支持する第2の支持部を更に有する。
本発明の他の態様に係る排気系は、フランジを介して接続された複数の排気系配管と、
該フランジに固定されて設けられた前記トラップ装置と、を有する。
本発明の他の態様に係る基板処理装置は、処理室と、
該処理室に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
該処理室を排気するための排気ポンプと、
前記処理室と前記排気ポンプとの間に接続されて設けられた前記排気系と、を有する。
本発明によれば、装置稼働環境を維持するのに必要な配管のクリーニング周期を延ばすことができる。
本発明の実施形態に係るトラップ装置の一例を示した断面図である。 本実施形態に係るトラップ装置を配管に設置した場合のトラップ状態の一例を示した図である。 トラップ装置を設けない従来のクリーニング方法を示した図である。図3(a)は、クリーニングを行う前の配管内の状態を示した図である。図3(b)は、クリーニングを行った後、又はクリーニング最中の配管内の状態を示した図である。 本発明の実施形態に係るトラップ装置の一例の構成をより詳細に示した図である。図4(a)は、本発明の実施形態に係るトラップ装置の下底側からの正面図である。図4(b)は、本発明の実施形態に係るトラップ装置の底面図である。図4(c)は、発明の実施形態に係るトラップ装置の上底側からの正面図である。図4(d)は図4(b)のA−A断面図と側面図を組み合わせた図である。図4(e)は、図4(d)の部分Bの拡大図である。 本発明の実施形態に係る排気系の一例を示した図である。 図5とは異なる排気系の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例を示した図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施形態に係るトラップ装置の一例を示した断面図である。トラップ装置50は、トラップ部10と、支持部20と、固定部材30とを有する。トラップ装置50のうち、トラップ部10及び支持部20は、配管60の流路61内に設けられ、固定部材30は、フランジ63のフランジ面64に挟まれるようにして設けられる。なお、図1においては、配管60が1個のみ示されているが、配管60が複数用いられて長手方向に連結される場合、隣り合う配管60のフランジ面64同士が締結されて結合し、長い配管60を構成する。よって、そのような場合、固定部材30は、隣り合う配管60のフランジ面64同士の間に挟み込まれるようにして固定される。
トラップ部10は、配管60内に生成した副生成物を捕集又は捕獲するための部分であり、配管60の流路61に対して傾斜面をなすように構成される。なお、流路61は配管60の内周面62に沿っているので、トラップ部10は、配管60の内周面62に対しても傾斜面をなす。
図1においては示されていないが、トラップ部10には複数の開口が設けられている。そして、複数の開口の合計の開口面積は、開口が形成されていない非開口面積よりも大きい。よって、トラップ部10は、開口部分の方が非開口部分よりも広い多孔板として構成される。また、トラップ部10は、好ましくはメッシュ状に構成される。トラップ部10をメッシュ状に構成することにより、配管60を流れる気体の流れを妨げるおそれが非常に少なくなり、通気性能を低下させることなくトラップ部10を配管60内に配置することが可能となる。なお、配管60は、種々の用途に用いられる配管60であってよいが、例えば、排気用の配管60であってもよい。一般に、基板処理装置等の排気系配管には、処理ガスの反応による副反応生成物が多く生成され、かかる副反応生成物の捕集が必要とされる場合が多い。よって、配管60は、排気系配管として構成されてもよい。この場合、通気性能は排気性能のことを意味する。
トラップ部10に複数の開口を設け、例えばトラップ部10をメッシュ状に構成することにより、配管60の流路61内を流れるガスは、トラップ部10の実体部分(非開口部分)に長く接触することができる。即ち、トラップ部10が開口の無い板状であると、図1において左から右に向かうガスの流れが存在する場合、トラップ部10の内側の面にのみガスが当たり、トラップ部10の外側の面(配管60の内周面62と対向する面)は内側の面の影に隠れてしまい、トラップ部10のガスとの接触面積は片面分の面積となる。しかしながら、トラップ部10に開口を設けると、ガスはトラップ部10の両面を、開口を経由して行き来することができ、トラップ部10の両面にガスを接触させることができる。そうすると、トラップ部10の実体部分にガスが多く当たるようになり、捕集される反応生成物を増加させることができる。
また、トラップ部10が傾斜面を形成していることにより、ガスは、トラップ部10の左端でトラップ部10に当たってから、トラップ部10の右端に右側に移動するまでに常にトラップ部10に接触し続けることになり、長手方向におけるトラップ部10との接触面積を増加させることができる。つまり、トラップ部10が流路61に平行に設けられていると、ガスはトラップ部10の左端としか接触せず、接触面積は極めて小さい。一方、トラップ部10を流路61に垂直に設けると、トラップ部10とガスが接触する面積は、トラップ部10が存在する箇所では最大面積を得ることができるが、トラップ部10は長手方向における点の存在になってしまうので、トラップ部10を通過したガスは、もうトラップ部10と接触することは無くなる。つまり、一瞬にしてガスとトラップ部10との接触が終了してしまう。
一方、トラップ部10を配管60の流路61に対して傾斜させて設けると、トラップ部10の左端でトラップ部10の傾斜面に当たったガスは、配管60の長手方向に沿ってガスが接触可能な面が長く存在し、かつ、ガスは開口を通じてトラップ部10の両面に接触可能であるので、ガスがトラップ部10による進路の阻害を長く受け続け、効率良く副生成物をトラップ部10の両面に堆積させることができる。
また、トラップ部10は、錐台形状を有することが好ましく、円錐台の形状を有することが更に好ましい。トラップ部10の傾斜面を錐台形状に構成することにより、円筒形又は円柱形の流路61に対し、360°に亘って周回する傾斜面を構成することができ、トラップ部10のガスとの接触面積を増加させることができる。なお、三角錐台、四角錐台、五画錐台、六角錐台といった形状も、各側面の全面に亘り傾斜面を構成できるので、ガスとの接触効率の高い形状であるが、円錐台は、総ての側面が連続的に360°に亘り流路61に対して傾斜面を構成するので、最もガスとの接触効率の高い形状である。よって、トラップ部10は、円錐台の形状を有して構成されることが最も好ましい。
なお、円錐、角錐等の頂点を有する錐形ではなく、錐台形状の方が好ましいのは、錐台形状の上底12に開口を形成することが好ましいからである。トラップ部10は、例えばメッシュ状に構成した場合には、最初は配管60の流路61のガスの流れを妨げることは殆ど無いが、副反応生成物をトラップ部10に捕捉するにつれて、傾斜面に設けられた開口が塞がってゆき、ガスの流れを妨げるおそれが出てくる。円錐や角錐の形状だと、トラップ部10の先端まで生成物が捕集されると、流路61の中心を大きく塞いでしまい、ガスの流れを妨げるおそれがある。一方、錐台形状であれば、上底12に大きな開口を設けておくことができ、トラップ部10が生成物を捕集しても、ガスは上底12の開口を通過できるので、ガスの流れを大きく妨げることは無い。
同様に、トラップ部10の錐台形状の下底13の部分にも開口を設けておくことにより、ガスの流れを妨げることなく副反応生成物をトラップすることができる。下底13の開口から、上底12の開口までのトラップ部10の傾斜面は、ガスが左側から右側に向かって流れる場合には、最初にガスが接触する面となるので、その傾斜面の傾斜角度が適切となるように設定することが好ましい。傾斜角度は、配管60内の流路61の寸法、流れるガスの種類にも影響を受けるので、用途に応じて適切に設定することが好ましい。
また、トラップ部10に形成された開口の大きさ等についても、上述の流路61とガスの種類等を考慮して適切に設定することが好ましい。
トラップ部10の下低12の部分は、配管60の内周面62と間隔を有するように設けられることが好ましい。上述のように、トラップ部10に副反応生成物が堆積すると、流路61を塞ぎ、ガスの流れを妨げるおそれがある。トラップ部10の傾斜面の外側にも間隔が設けられていれば、ガスは外側の環状の間隔を通過することができ、ガスの流れを大きく妨げることが無くなる。
トラップ部10が錐台形状に構成され、配管60が直線的な配管の場合、錐台形状の頂点は、配管60の流路61の中心と一致することが好ましい。これにより、トラップ部10に副反応生成物が堆積した場合でも、配管60の流路61の中心に関して対称なガスの流れを形成することができる。なお、錐台形状には頂点は存在しないが、錐台形状の形成は円錐、角錐等の錐形から先端を除去した形状であるので、元々の錐形の頂点を通る位置が錐台形状の頂点と考えてよい。この頂点の位置は、上底12及び下底13が円又は正多角形であれば、それらの重心の位置と一致するので、上底12及び下底13の重心と捉えてもよい。なお、配管60が直線形状でない場合については、後述する。
また、トラップ部10の下底13の部分と配管60の内周面62との間隔についても、流路61の寸法、流すガスの種類等を考慮して、適宜適切な値に設定することが好ましい。
トラップ部10は、種々の材料から構成されてよいが、例えば、ステンレス鋼等の金属材料から構成されてもよい。トラップ部10を構成する材料についても、用途等を考慮して適切な材料を用いるようにしてよい。
支持部20は、トラップ部10を配管60の流路61内の所定位置に固定支持するための支持部材である。図1に示されるように、支持部20は、例えば、トラップ部10の下底13付近の内周面に接合されてトラップ部10を支持するように構成されてもよい。支持部20は、例えば、トラップ部10を支持可能な強度を有して棒状に構成され、複数点においてトラップ部10を支持するように構成される。図1においては、フランジ面64に固定して設けられた固定部材30から、支持部20が配管60の流路61内に延び、トラップ部10の内周面の2点と接合され、トラップ部10全体を支持している。支持部20は、トラップ部10を流路61内の所定位置に支持できる限り、種々の構成とされてよいが、ガスの流れを妨げない観点から、トラップ部10とは逆に、ガスとの接触面積が小さい形状の方が好ましい。よって、ガスの流れに対して垂直面を広い面積で有するよりも、図1に示すように棒状の形状を有するか、板状であっても面がガスの流れに平行となるように配置される形状に構成されることが好ましい。
また、支持部20は、トラップ部10を適切に支持できれば、その個数は問わず、1個であってもよいし、複数であってもよい。また、支持部20を構成する材料についても特に限定は無いが、例えば、ステンレス等の金属材料で構成されてもよい。
固定部材30は、支持部20を固定支持するための部材である。固定部材30は、支持部20を固定支持するために専用の固定部材30を設けてもよいが、本実施形態においては、O−リング70を保持するためのインナーリングと呼ばれる部材を兼用している。即ち、固定部材30は、元々、支持部20を固定するために設けられている部材ではなく、O−リング70をフランジ面64同士の間で保持するために設けられている既存の部材である。この元々存在する固定部材30に支持部20を固定すれば、何ら新しい部品を追加することなく、また配管60に改造を加えることなく、支持部20を固定支持し、支持部20を介してトラップ部10を固定支持することができる。
なお、O−リング70は、フランジ面64同士の間に設けられるシール部材の一例であり、他のシール部材が用いられてもよいが、その場合であっても、シール部材を保持する部材を、支持部20を固定支持するための固定部材30として用いるようにすれば、新たな部品を追加することなく、支持部20を固定することができる。
このように、従来からフランジ面64同士の間に設けられる部材を支持部20の固定部材30として用いることにより、コスト増加を防ぐことができるとともに、設置スペースを新たに設ける必要が無くなり、トラップ装置50を容易に組み込んで設置することができる。
なお、インナーリング等から構成される固定部材30も、例えば、ステンレス等の金属材料で構成されてもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るトラップ装置50は、配管60のフランジ面64に固定部材30を固定し、固定部材30の固定された支持部20を介してガスとの接触面積の大きいトラップ部10を配管10内の流路61に設けることができ、容易にトラップ効果の大きいトラップ部10を配管10の流路61内に配置することができる。
図2は、本実施形態に係るトラップ装置50を配管60に設置した場合のトラップ状態の一例を示した図である。図2に示されるように、トラップ部10の両面に副反応生成物90が捕集される。配管60の内周面62にも副反応生成物90は付着してしまうが、流路61内に設けられたトラップ部10の両面に副反応生成物90が捕集されるため、副反応生成物90の多くをトラップ部10で捕集することができ、配管60の内周面62に付着する副反応生成物90の量を低減させることができる。これにより、配管60の内周面62及びトラップ部10の総ての面に副反応生成物90の付着を分散させることができ、各副反応生成物90の厚さを薄くすることができる。よって、F系ガスを流して副反応生成物90を除去するクリーニングを行う際、殆ど総ての副反応生成物90を除去することができ、副反応生成物90の奥底にF系ガスが到達しないという事態の発生を防ぐことができる。
図3は、トラップ装置50を設けない従来のクリーニング方法を示した図である。図3(a)は、クリーニングを行う前の配管60内の状態を示した図である。トラップ部10が存在しないため、配管60の内周面62上に厚く副反応生成物90が付着する。
図3(b)は、クリーニングを行った後、又はクリーニング最中の配管60内の状態を示した図である。クリーニングを行うと、F系ガスが配管60の内周面62と副反応生成物90との間に入り込むことにより、配管60の内周面62の上面に付着した副反応生成物90が下面に落下してしまう現象が発生する。つまり、F系ガスの供給により、副反応生成物90がエッチングさせて緩んでいく結果、上面の副反応生成物90の一部が重力により落下してしまう。
このような状態となると、配管60の内周面62の下面上に厚い副反応生成物90が堆積した状態となり、この厚さが厚すぎると、F系ガスの供給では除去できなくなってしまう。そうすると、クリーニングを行っても配管60内に副反応生成物90の一部が残留し、十分なクリーニング効果を得ることができない。また、このような上面からの副反応生成物90の落下を防ぐためには、副反応生成物90の厚さがあまり厚くならない段階でクリーニングを行う必要が生じ、クリーニングの頻度を高くせざるを得なくなり、生産性が低下してしまう。
この点、図1、2において説明したように、本実施形態に係るトラップ装置50によれば、トラップ部10の両面で副反応生成物90をトラップできるので、配管60の内周面62に付着する副反応生成物90の厚さを薄くできる。よって、F系ガスを流路61に流せば副反応生成物90の除去が容易に可能となるため、クリーニング周期を長くすることが可能となる。
図4は、本発明の実施形態に係るトラップ装置の一例の構成をより詳細に示した図である。図4(a)は本発明の実施形態に係るトラップ装置の下底側(左側)からの正面図であり、図4(b)は本発明の実施形態に係るトラップ装置の底面図である。図4(c)は発明の実施形態に係るトラップ装置の上底側からの正面図であり、図4(d)は図4(b)のA−A断面図と側面図を組み合わせた図である。図4(e)は、図4(d)の部分Bの拡大図である。
図4(b)に示されるように、トラップ部10は全体として円錐台形状を有するとともに、その面はメッシュ状に構成されている。よって、トラップ部10は、格子状の実体部分と、格子状の実体部分に込まれた略正方形の開口11を多数有する。全体として細長い長手方向に延びた円錐台形状を有し、円錐台の上底12の部分と下底13の部分に各々円形の開口が形成される。
下底13よりも更に左側に支持部20が長手方向に沿って延在する。図4においては、3本の支持部20が設けられた例が示されている。また、3本の支持部20は、固定部材30に接合されている。更に、トラップ部10の下底13の幅(直径)は、固定部材30よりも小さく、配管60の内周面62と下底13との間に隙間が形成される構成となっている。
図4(a)に示される通り、支持部20は、120°の間隔で3本設けられている。このように、等間隔で3本以上の支持部20を設けるようにしてもよい。これにより、バランス良く複数の支持部20に荷重を分配させてトラップ部10を支持することができる。
図4(b)に示される通り、上底12よりもやや根元寄りの底面には、底面支持部21が設けられている。底面支持部21は、上底12付近の先端部分を底面から支持するための設けられる第2の支持部である。図4(b)に示されるように、トラップ部10が細長く構成された場合には、根元側の支持部20のみでは、先端部の支持が不十分となるおそれもあるので、必要に応じて、底面支持部21を上底12付近に設けるようにしてもよい。なお、図4(b)、(d)に示される通り、底面支持部21は板状の形状を有する。上底12は、下底13と比較して径が小さい(幅が狭い)ので、流路61に垂直な板状に底面支持部21を構成しても、流路61を妨げることは無い。
図4(c)に示される通り、上底12の底面の下方に突出して底面支持部21が設けられている。底面支持部21の上端21aは上底12の底面に沿うように円弧状に形成される。また、底面支持部21の下端21bも、配管60の内周面62に沿うように円弧状に形成される。
図4(d)は、図4(b)のA−A断面でトラップ装置50を切断するとともに、側面から視認可能な部分をそのまま示した図である。なお、図4(b)は底面図であるので、図4(d)は、トラップ装置50の配管60内への設置時と上下が逆転している。
図4(d)に示されるように、トラップ部10の根元側の内周面に支持部20が接合され、支持部20が円環状の固定部材30の内周面に接合固定されている。また、トラップ部10の先端側には、底面支持部21が設けられ、トラップ部10の底面を支持している。トラップ部10は、円錐台形状を有するので、図4(b)の底面図と同じ形状を有している。
図4(e)は、図4(d)の部分Bの拡大図である。図4(e)に示されるように、支持部20は、先端がトラップ部10の内周面と接触し、根元端が固定部材30の内周面に接触するように設けられている。これらは、例えば、溶接により接合され、支持部20とトラップ部10の内周面、及び支持部20と固定部材30の内周面とが、各々溶接で接合され、固定される。このように、例えば、各部品を溶接により接合してもよい。その他、接合の方法は、用途に応じて種々の方法及び手段が選択されてよい。
図5は、本発明の実施形態に係る排気系の一例を示した図である。図5において、配管60は断面で示され、トラップ装置50は側面で示されている。図5に示されるように、トラップ装置50は、隣り合う配管60のフランジ面64同士の間にO−リング70が配置され、これを保持するインナーリング(固定部材30)に支持部20が接合固定される。なお、対向するフランジ面64同士を固定するため、クランプ80が設けられ、フランジ63を外側から挟み込んで固定している。つまり、インナーリングとクランプ80で協働して、O−リング70を介してフランジ面64同士を固定する。そして、インナーリングを固定部材30として支持部20を固定するための部材として用いることにより、フランジ63付近に1個のトラップ装置50を設置することができる。配管60同士は、フランジ面64同士で接合して長い配管60を形成してゆくので、かかる構成により、1個の配管60に1個のトラップ装置50を設置することができ、配管60の全体の長さに応じてトラップ装置50を設置することができる。このようにして構成した長い配管60は、排気系の配管に用いることができ、排気系100として構成することができる。
このように、本実施形態に係る排気系100は、接続する配管60の個数に応じてトラップ装置50を設けることができ、配管60が長くなっても、高い排気性能を実現することができる。
図6は、図5とは異なる排気系の一例を示した図である。図6に示す排気系101は、配管60aが直線状ではなく曲線状に構成されている。このような場合は、トラップ部10の円錐台形状の頂点(上底12及び下低13の重心)と配管60aの中心軸を一致させることは必ずしもできないが、配管60aの曲率に可能な限り適合させ、トラップ部10が配管60aの内周面62aに接触しないように配置することにより、配管60aの形状に適合した高効率の副反応生成物90の捕集が可能なトラップ装置51を実現することができる。なお、このような曲率に合わせたトラップ部10の配置は、支持部20の配置、接合位置、長さ等を調整することによって構成可能である。
また、図6においては、トラップ装置50、51の上底12、12a同士が互いに対向する配置となっている。このように、トラップ装置50、51は同じ向きに配置する必要は無く、用途に応じて種々の向きの配置とすることができる。図1において、下底13から上底12の向きにガスが流れる例を挙げて説明したが、ガスの流れが反対向きであっても、最初にガスが当たる面がトラップ部10の外周面となるだけで、その後のガスの挙動は同様である。つまり、適宜開口11を通過しつつ、トラップ部10の傾斜面に接触しながら両面を行き来してトラップ部10の長手方向に沿って流れてゆく。トラップ部10の両面をガスが流れるので、傾斜の向きとガスの流れの関係は、トラップの挙動及びトラップ効率に何ら影響を与えない。よって、同一の配管60、60a内に互いに対向するようにトラップ装置50、51を配置することも可能である。なお、図6においては、配管60aの曲率が大きいため、正確には3本の配管が接続されているが、長い配管であれば、1つの配管60、60a内にトラップ部10を対向配置させることは可能である。
このように、排気系100、101は、配管60、60aの形状に合わせて効率良くトラップ装置50、51を構成及び配置することができる。
図7は、本発明の実施形態に係る基板処理装置の一例を示した図である。本実施形態に係る基板処理装置200は、排気系102と、処理室110と、基板載置台120と、処理ガス供給手段130と、処理ガス供給源140と、真空ポンプ150と、圧力制御器160とを備える。
基板処理装置200は、処理室110内でウエハW等の基板を基板載置台120上に載置し、処理ガス供給源140から供給される処理ガスを処理ガス供給手段130により処理室110内に供給し、ウエハWに基板処理を施す。そして、処理室110内は、排気系102を介して接続された真空ポンプ150により真空排気される。なお、排気量は、必要に応じて流量制御器160で調整される。なお、排気系102は、図5、6で説明した排気系100、101等を用いて構成される。即ち、配管60、60a内にトラップ装置50、51を備える排気系100、101である。
このような基板処理装置において、ウエハW上に処理ガスを供給して成膜、エッチング等の基板処理を行った場合、排気系102の配管60、60a内に副反応生成物90が生成されるが、本実施形態に係るトラップ装置50、51を設けることにより、副反応生成物90をトラップすることができる。そして、副反応生成物90の量が多くなったら、排気系102の配管60、60aを、F系ガスを用いてクリーニングするが、図1、2で説明したように、クリーニングの周期を長期化することができ、生産性を高めることができる。
なお、基板処理室200の構成は、基板処理の内容に応じて、種々の構成とすることができる。例えば、基板処理装置200は、成膜を行う縦型熱処理装置でもよいし、ALD(Atomic Layer Deposition)法を用いたALD成膜を行う成膜装置でもよい。また、CVD成膜装置であってもよいし、エッチング装置等であってもよい。排気系102の配管60、60a内に副反応生成物90が発生し得る装置全般に適用することができる。これに伴い、処理室、基板載置台120、処理ガス供給手段130の構成も、用途に応じて種々の構成としてよい。例えば、基板載置台120は、複数のウエハを縦方向に間隔を空けて複数枚保持するウエハボートであってもよいし、回転テーブル上に複数のウエハを周方向に沿って配置する構成であってもよい。更に、処理ガス供給手段も、ノズル状のインジェクタであってもよいし、シャワーヘッド等であってもよい。また、必要に応じてプラズマ発生器を設けてもよい。
このように、本実施形態に係る基板処理装置200は、種々の用途に用いることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 トラップ部
11 開口
12、12a 上底
13 下底
20 支持部
21 底面支持部
30 固定部材
50、51 トラップ装置
60、60a 配管
61 流路
62、62a 内周面
63 フランジ
64 フランジ面
70 O−リング
80 クランプ
90 副反応生成物
100、101、102 排気系
110 処理室
130 処理ガス供給手段
150 真空ポンプ
200 基板処理装置

Claims (17)

  1. 配管内の流路に設けられるトラップ部と、該トラップ部を支持する支持部とを有するトラップ装置であって、
    前記トラップ部は、前記配管内の流路に対して傾斜面を有し、該傾斜面に複数の開口が設けられ
    前記傾斜面は、錐台形状の側面をなし、
    前記支持部は、隣り合う配管同士が接続されるフランジ面同士の間に設けられた固定部材に固定支持されており、
    前記配管の内周面に取り付け固定され、前記錐台形状の上底付近の前記傾斜面の外周面を支持する第2の支持部を更に有するトラップ装置。
  2. 前記錐台形状の上底及び下底の部分には開口が形成されている請求項に記載のトラップ装置。
  3. 前記錐台形状は、円錐台である請求項又はに記載のトラップ装置。
  4. 前記錐台形状の下底の部分は、前記配管の内周面から離間して設けられる請求項乃至のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  5. 前記複数の開口は、前記傾斜面の開口面積の方が非開口面積よりも大きくなるように設けられている請求項乃至のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  6. 前記複数の開口は、前記傾斜面にメッシュ状に設けられている請求項に記載のトラップ装置。
  7. 前記トラップ部は金属材料からなる請求項乃至のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  8. 配管内の流路に設けられるトラップ部と、該トラップ部を支持する支持部とを有するトラップ装置であって、
    前記トラップ部は、前記配管内の流路に対して傾斜面を有し、該傾斜面に複数の開口が設けられ
    前記傾斜面は、錐台形状の側面をなし、
    前記支持部は、隣り合う配管同士が接続されるフランジ面同士の間に設けられた固定部材に固定支持されており、
    前記支持部は、前記錐台形状の下底付近の前記傾斜面の内周面に取り付けられているトラップ装置。
  9. 前記支持部は、複数設けられている請求項に記載のトラップ装置。
  10. 前記固定部材は、前記フランジ面同士の間に設けられるシール部材を保持するための部材である請求項乃至のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  11. 前記シール部材はO−リングであり、
    前記固定部材は該O−リングの内周面を保持する円環状の部材である請求項10に記載のトラップ装置。
  12. 前記錐台形状の頂点が、前記配管の流路の中心と略一致するように前記傾斜面が前記支持部により支持された請求項乃至11のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  13. 前記配管が曲がっているときに、前記傾斜面が前記配管の曲率に適合して前記配管の内周面に非接触となるように前記支持部により支持された請求項乃至12のいずれか一項に記載のトラップ装置。
  14. フランジを介して接続された複数の排気系配管と、
    該フランジに固定されて設けられた請求項乃至13のいずれか一項に記載のトラップ装置と、を有する排気系。
  15. 前記トラップ装置は、前記複数の排気系配管に各々1個ずつ設けられた請求項14に記載の排気系。
  16. 前記トラップ装置は、前記複数の排気系配管のうちの1本の配管内に前記錐台形状の上底が互いに対向するように設けられた請求項14に記載の排気系。
  17. 処理室と、
    該処理室に処理ガスを供給する処理ガス供給手段と、
    該処理室を排気するための排気ポンプと、
    前記処理室と前記排気ポンプとの間に接続されて設けられた請求項14乃至16のいずれか一項に記載の排気系と、を有する基板処理装置。
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