JP6628457B1

JP6628457B1 - タクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法

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Publication number: JP6628457B1
Application number: JP2019030229A
Authority: JP
Inventors: 茂智藤井
Original assignee: Quantum Bank
Current assignee: Quantum Bank
Priority date: 2019-02-22
Filing date: 2019-02-22
Publication date: 2020-01-08
Anticipated expiration: 2039-02-22
Also published as: JP2020135592A

Abstract

【課題】各種広告に係るコンテンツを視聴した場合に、視聴時間等に基づいてタクシー料金の割引を実行するタクシー料金割引システム等を提供する。【解決手段】サーバ装置は、ユーザの端末装置と、配車センタの管理装置と通信自在であって、端末装置からのコード情報、視聴時間情報を受け付ける受付部１１ａと、端末装置からの視聴時間情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部１１ｂと、配車センタの管理装置に、前記コード情報に基づくサービス利用確認、前記割引料金に基づく割引適用要求を行うと共に、前記端末装置に割引許可通知を送信する送信部１１ｄと、決済処理を行う決済部１１ｅとを有し、コード情報には、少なくともタクシーの識別情報、及びドライバの識別情報が含まれており、割引許可通知には、割引料金の情報が含まれている。【選択図】図２

Description

本発明は、例えば、各種広告に係るコンテンツを視聴した場合にタクシー料金の割引を実行するタクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法に関する。

従来、各種商品の購入、サービスの提供については、料金の割引が一般的に行われている。例えば、予め配布されたクーポン券や割引券を購入時に実店舗で提示したり、購入時に付与されるポイントを蓄積し当該ポイントを用いた商品の割引を申し出たりすれば、ユーザは簡易に料金の割引を受けることが可能である。そして、今日では、タクシーの料金についても、割引に関する各種サービスが提供されている。

例えば、特許文献１では、タクシーに設置され、サーバ装置と通信する割引情報表示装置であって、カード型記憶媒体から、ユーザが利用した交通機関の降車駅名及び降車時刻を含む降車データを取得する降車データ取得手段と、降車時刻が現在時刻から所定時間以内であるか否かを判定する判定手段と、降車時刻が現在時刻から所定時間以内である場合に、降車駅名を前記サーバ装置へ送信する降車駅名送信手段と、サーバ装置から降車駅名に対応する割引情報を受信する割引情報受信手段と、受信した割引情報を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする割引情報表示装置が開示されている。

特開２０１８−１０５８７号公報

しかしながら、特許文献１では、各種広告に係るコンテンツを視聴した場合に、その視聴時間等に基づいてタクシー料金の割引を実行することは開示されていない。

本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各種広告に係るコンテンツを視聴した場合に、視聴時間等に基づいて、タクシー料金の割引を実行することにある。

上記課題を解決するため、本発明の第１の態様に係るタクシー料金割引システムは、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、タクシーメータ装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、前記端末装置は、二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、少なくとも前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、を有し、前記サーバ装置は、前記端末装置からの前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受け付ける受付部と、前記端末装置からの視聴時間の情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を送信する送信部と、を有し、前記管理装置は、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、前記認証、承認の結果、及び割引許可通知を送信する送信部と、を有し、前記タクシーメータ装置は、前記管理装置からの割引許可通知を受信する受信部と、所定の表示を行う表示部と、前記管理装置からの前記割引許可通知を受信し、少なくとも割引料金を前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する。

本発明の第２の態様に係るタクシー料金割引システムは、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、前記端末装置は、二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、少なくとも前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、前記サーバ装置からの割引許可通知を受信する受信部と、前記表示部に、前記割引許可通知に含まれる割引料金を表示させる表示制御部と、を有し、前記サーバ装置は、前記端末装置からの前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果、及び割引適用に係る承認結果を受け付ける受付部と、前記端末装置からの前記視聴の時間情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を行うと共に、前記端末装置に割引許可通知を送信する送信部と、を有し、前記管理装置は、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、前記認証、及び承認の結果を送信する送信部と、を有する。

本発明の第３の態様に係るタクシー料金割引システムは、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、前記端末装置は、二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、位置情報を取得するＧＰＳ受信部と、前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、少なくとも前記位置情報、前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、前記サーバ装置からの割引許可通知を受信する受信部と、前記表示部に、前記割引許可通知に含まれる割引料金を表示させる表示制御部と、決済を行う決済部と、を有し、前記サーバ装置は、前記端末装置からの前記位置情報、前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果、及び割引適用に係る承認結果を受け付ける受付部と、前記端末装置からの前記視聴時間の情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、前記端末装置からの前記位置情報に基づいて運賃を演算する料金演算部と、前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を行うと共に、前記端末装置に前記割引許可通知を送信する送信部と、を有し、前記管理装置は、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、前記認証、及び承認の結果を送信する送信部と、を有する。

本発明の第４の態様に係るタクシー料金割引方法は、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、タクシーメータ装置と、からなるタクシー料金割引システムによる方法であって、前記端末装置が、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記管理装置が、前記タクシーメータ装置に割引許可通知を送信するステップと、前記タクシーメータ装置が、前記管理装置からの前記割引許可通知を受信し、割引料金を表示するステップと、を有する。

本発明の第５の態様に係るタクシー料金割引方法は、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置とからなるタクシー料金割引システムによる方法であって、前記端末装置が、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記承認結果を受付け、前記端末装置に割引許可通知を送信するステップと、前記端末装置が、前記割引許可通知を受信し、割引料金を表示するステップと、を有する。

本発明の第６の態様に係るタクシー料金割引方法は、ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置とからなるタクシー料金割引システムによる方法であって、前記端末装置が、現在地の位置情報を取得すると共に目的地の入力を受付け、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記位置情報、及び前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記位置情報、及び前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記位置情報に基づいて運賃を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、前記サーバ装置が、前記承認結果を受付け、前記端末装置に割引許可通知を送信するステップと、前記端末装置が、前記割引許可通知を受信し、割引を適用した運賃を表示するステップと、前記割引を適用した運賃について電子決済を実行するステップと、を有する。

本発明によれば、各種広告に係るコンテンツを視聴した場合に、視聴時間等に基づいてタクシー料金の割引を実行するタクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法を提供することができる。

本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムの構成図である。運営会社のサーバ装置の構成図である。配車センタの管理装置の構成図である。乗客の端末装置の構成図である。タクシーメータ装置の構成図である。本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を示すフローチャートである。タクシーメータ装置による割引料金表示の一例を示す図である。本発明の第２実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を示すフローチャートである。端末装置による割引料金表示の一例を示す図である。サーバ装置の制御部の構成を示す図である。端末装置の制御部の構成を示す図である。本発明の第３実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を示すフローチャートである。端末装置による割引料金表示の一例を示す図である。

以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。

＜第１実施形態＞

図１には、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムの構成を示し説明する。同図に示されるように、タクシー料金割引システムは、サービス提供者のサーバ装置１と、タクシーの配車センタの管理装置２と、ユーザ（乗客）の端末装置３と、タクシーに搭載されているタクシーメータ装置４とからなる。これらは、インターネット等の通信網５を介して、無線又は有線で接続されている。なお、ユーザの端末装置３としては、スマートフォン、タブレット端末、ＰＤＡ、ノート型パーソナルコンピュータ等、各種のものを採用することが可能である。

このような構成において、タクシーには、二次元コード（例えばＱＲコード（登録商標））を付したサービス利用案内がシート裏等に貼り付けられている。ユーザは、端末装置３で二次元コートを撮像することでコード情報を取得する。そして、このコード情報に基づいて、サービス利用要求をサーバ装置１に対して行う。サーバ装置１は、この利用要求を受けると配車センタの管理装置２にサービス利用確認を行う。配車センタの管理装置２が、サービス利用の認証を行い、許可されると、サービス提供者のサーバ装置１は、ユーザの端末装置３に許可通知を行う。これ以降、ユーザの端末装置３では、広告等のコンテンツの視聴による割引のサービスを受けられるようになる。

サーバ装置１は、端末装置３にコンテンツを配信し、端末装置３では広告等のコンテンツの視聴が行われる。そして、端末装置３では、視聴時間に基づいて割引適用要求をサーバ装置１に行う。サーバ装置１は、この要求を受けると、配車センタの管理装置２に割引適用要求を行う。配車センタの管理装置２により承認されると、サーバ装置１は決済を行う。そして、端末装置３に対して許可通知を行う。端末装置３では、この許可通知に基づいて割引適用画面を表示し、タクシーのドライバに当該画面を提示することで、タクシー料金の割引の適用を受けることになる。

尚、タクシーの配車センタの管理装置２から、タクシーメータ装置４に対して許可通知を送り、タクシーメータ装置４において、割引適用の旨、及び割引料金を表示してサービスの適用を受けるようにしてもよい。

図２には、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにおける運営会社のサーバ装置の構成を示し説明する。

同図に示されるように、サーバ装置１は、全体の制御を司る制御部１１を有し、制御部１１は、通信部１２、記憶部１３と接続されている。制御部１１は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）やＭＰＵ（Micro Processing Unit）等で構成される。通信部１２は、例えば、ネットワークインタフェースカード（NIC；Network Interface Card）等により実現されるもので、インターネット等の通信網５と有線又は無線で接続され、端末装置３等との間で通信を行う通信インタフェースである。

そして、記憶部１３は、例えば、ＲＡＭ（Random Access Memory）やフラッシュメモリ（Flash Memory）等の半導体メモリ素子、ハードディスクドライブ（HDD；Hard Disc Drive）、又は光ディスク装置等で実現されるもので、制御部１１で実行されるプログラムを予め記憶している。また、記憶部１３は、ユーザ情報記憶部１４と割引情報記憶部１５とコンテンツ記憶部１６とを有する。

ユーザ情報記憶部１４は、ユーザＩＤと紐づけてユーザの属性情報や嗜好情報等を記憶している。割引情報記憶部１５は、視聴時間と割引料金との関係を対応付けたテーブル等を記憶している。また、割引情報記憶部１５は、ユーザＩＤと紐づけて、割引の適用を受けた履歴情報等も記憶している。コンテンツ記憶部１６は、スポンサー企業等の公告に係る動画などのコンテンツを記憶している。

そして、制御部１１は、記憶部１３のプログラムを読み出し実行することで、受付部１１ａ、割引演算部１１ｂ、コンテンツ配信部１１ｃ、送信部１１ｄ、及び決済部１１ｅとして機能することになる。

受付部１１ａは、端末装置３からのコード情報、視聴時間情報等を受け付ける。割引演算部１１ｂは、割引情報記憶部１５のテーブルを参照して、端末装置３からの視聴時間情報に基づいて割引料金を演算する。コンテンツ配信部１１ｃは、コンテンツ記憶部１６に記憶されているコンテンツを端末装置３に向けて配信する。送信部１１ｄは、配車センタの管理装置２に、サービス利用確認、割引適用要求を行うと共に、タクシーメータ装置４に割引許可通知を送信する。そして、決済部１１ｅは、割引料金についてサービス提供者が負担すべく決済処理を行う。

図３には、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにおける配車センタの管理装置の構成を示し説明する。

同図に示されるように、管理装置２は、全体の制御を司る制御部２１を有し、制御部２１は、通信部２２、記憶部２３、操作部２７、及び表示部２８と接続されている。制御部２１は、ＣＰＵやＭＰＵ等で構成される。通信部２２は、例えば、ＮＩＣ等により実現されるもので、インターネット等の通信網５と有線又は無線で接続され、サーバ装置１等との間で通信を行う通信インタフェースである。操作部２７は、マウスやキーボード等の操作デバイスである。表示部２８は、液晶ディスプレイ等により実現される。操作部２７と表示部２８とをタッチパネルとして一体に構成してもよい。

そして、記憶部２３は、例えば、ＲＡＭやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ＨＤＤ、又は光ディスク装置等で実現されるもので、制御部２１で実行されるプログラムを予め記憶している。また、記憶部２３は、ドライバ情報記憶部２４、配車情報記憶部２５、及び割引情報記憶部２６を有する。

ドライバ情報記憶部２４には、ドライバＩＤと紐づけて、ドライバの属性情報や使用しているタクシー（車）のタクシーＩＤとが記憶されている。配車情報記憶部２５には、各ドライバのドライバＩＤ（又はタクシーＩＤ）と紐づけて配車情報が記憶されている。そして、割引情報記憶部２６には、割引履歴情報（例えば、サービスを利用した乗客のユーザＩＤ、割引金額、日時、使用したタクシーのタクシーＩＤ等）と決済のステータス等が対応付けられて記憶されている。

そして、制御部２１は、記憶部２３のプログラムを読み出し実行することで、受付部２１ａ、認証部２１ｂ、承認部２１ｃ、及び送信部２１ｄとして機能する。

受付部２１ａは、サーバ装置１からのサービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける。認証部２１ｂは、サービス利用確認の際にサーバ装置１から送られてきたコード情報に含まれるタクシーＩＤやドライバＩＤと、ドライバ情報記憶部２４とを比較して自社のドライバ（及びタクシー）であるか否かを認証する。承認部２１ｃは、サーバ装置１からの割引適用要求を承認する。承認については、表示部２８に承認画面を表示し、操作部２７の操作入力による許可を受ける等による。送信部２１ｄは、認証、承認の結果、及び許可通知を送信する。

図４には、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにおける乗客の端末装置の構成を示し説明する。

同図に示されるように、ユーザの端末装置３は、制御部３１と、通信部３２と、撮像部３３と、操作部３４と、表示部３５と、記憶部３６と、スピーカ３７と、ＧＰＳ受信部３８とを有する。

通信部３２は、例えば、ＮＩＣ等により実現されるもので、インターネット等の通信網５と有線又は無線で接続され、サーバ装置１等との間で通信を行う通信インタフェースである。撮像部３３は、ＱＲコード（登録商標）等の二次元コードを撮像する。操作部３４は、マウスやキーボード等で実現され、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。表示部３５は、液晶ディスプレイ等により実現され、各種表示を行う。尚、操作部３４と表示部３５とをタッチパネルとして一体に構成してもよい。記憶部３６は、例えば、ＲＡＭやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ＨＤＤ、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部３１で実行される表示プログラムを記憶している。ＧＰＳ受信部３８は、端末装置３の位置情報（例えば、現在位置）を取得し、制御部３１に送信する。

このような構成において、制御部３１は、ＣＰＵやＭＰＵ等で実現され、記憶部３６に記憶されているプログラムを実行することで、受信部３１ａ、コード処置部３１ｂ、送信部３１ｃ、視聴時間計測部３１ｄ、及び表示制御部３１ｄとして機能する。なお、制御部３１は、ＡＳＩＣやＦＰＧＡ等の集積回路で構成されてよい。

受信部３１ａは、サーバ装置１から配信される広告に係る動画等のコンテンツ等を受信する。コード処理部３１ｂは、例えば、タクシーのシート裏等に予め配置されたサービス利用案内に印刷されているＱＲコード（登録商標）等の二次元コードを撮像部３３で撮像し、コード情報を取得する。このコード情報には、タクシーを特定するタクシーＩＤやドライバを特定するドライバＩＤ等が含まれている。送信部３１ｃは、コード情報、及びコンテンツの視聴時間情報を、サーバ装置１に送信する。視聴時間計測部３１ｄは、サーバ装置１から配信されるコンテンツの視聴時間を計測し、視聴時間情報を出力する。そして、表示制御部１ｄは、表示部３５におけるコンテンツの表示等を制御する。

図５には、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにおけるタクシーメータ装置の構成を示し説明する。

同図に示されるように、タクシーメータ装置４は、全体の制御を司る制御部４１を有しており、制御部４１は、通信部４２、表示部４３、操作入力部４４、スピーカ４５、及び記憶部４６と接続されている。そして、このタクシーメータ装置４には、外付けで、走行センサ４７、ＧＰＳ受信部４８、マイクロフォン４９、及びカードリーダ５０も接続されている。記憶部４６には、制御部４１で実行されるプログラムや、料金算定テーブル等が予め記憶されている。

このような構成において、制御部４１は、記憶部４６のプログラムを読み出し実行することで、料金演算部４１ａ、割引処理部４１ｂ、表示制御部４１ｃ、決済部４１ｄ、及び受信部４１ｅとして機能することになる。

料金演算部４１ａは、走行センサ４７の出力信号と、計時している乗車開始から終了までの時間とに基づいて、記憶部４６の料金算定テーブルを参照して、タクシーの乗車料金を演算する。なお、料金演算部４１ａは、ＧＰＳ受信部４８により受信した位置情報に基づいて、乗車の起点と終点を特定し、その間の距離に基づいて料金を求めてもよい。

割引処理部４１ｂは、管理装置２からの許可通知を処理し、当該許可通知に含まれる割引適用の旨、及び割引料金を、表示制御部４１ｃの制御の下、表示部４３に通常に乗車料金と併記する形で表示するように制御する。表示制御部４１ｃは、表示部４３による表示を制御する。決済部４１ｄは、乗客がカード決済を希望する場合に、カードリーダ５０によりカード情報を読み取り、当該カード情報に基づく決済を行う。そして、受信部４１ｅは管理装置２からの割引に係る許可通知等を受信する。

以下、図６のフローチャートを参照して、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を説明する。

端末装置３では、撮像部３３により、タクシーのサービス利用案内に印刷されているＱＲコード（登録商標）等の二次元コードを撮像してコード情報を取得し、コード処理部３１ｂがコード情報を処理する（Ｓ１）。そして、端末装置３では、送信部３１ｃが、コード情報をサーバ装置１に送信する（Ｓ２）。端末装置３は、コード情報をサーバ装置１に送信することでタクシー料金割引サービスの利用をリクエストすることになる。

サーバ装置１では、受付部１１ａがコード情報を受付け（Ｓ３）、送信部１１ｄが、管理装置２にサービス利用確認のリクエストを行う（Ｓ４）。このサービス利用確認では、送信部１１ｄはコード情報に含まれるタクシーを特定するタクシーＩＤ、及びドライバを特定するドライバＩＤを送信することになる。

管理装置２では、受付部２１ａがサービス利用確認のリクエストを受付け（Ｓ５）、認証部２１ｂが、ドライバ情報記憶部２４を参照し、タクシーＩＤ、ドライバＩＤを認証する。そして、認証の結果、自社のタクシー、ドライバであることが確認できたときには、送信部２１ｄが、認証成立の旨をサーバ装置１に送信する（Ｓ６）。

サーバ装置１では、受付部１１ａが、認証成立の旨の情報を受付け（Ｓ７）、送信部１１ｄが、サービス利用の許可通知を端末装置３に送信する（Ｓ８）。端末装置３では、受信部３１ａが、この許可通知を受信し（Ｓ９）、これ以降、サービスの利用が可能となる。そして、端末装置３では、表示制御部３１ｄの制御の下、表示部３５にスポンサーの広告等に係る動画等のコンテンツが表示され、ユーザがそれを視聴する（Ｓ１０）。視聴時間計測部３１ｄは、ユーザがコンテンツを視聴した時間を計測し、視聴が完了すると、送信部１ｃが視聴時間情報を含む割引適用要求をサーバ装置１に送信する（Ｓ１１）。

サーバ装置１では、受付部１１ａが、視聴時間情報を含む割引適用要求を受付け、割引演算部１１ｂが、割引情報記憶部１５の割引料金算定テーブルを参照して、視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し（Ｓ１２）、送信部１１ｄが、割引料金での割引適用要求を管理装置２に送信する（Ｓ１３）。

管理装置２では、受付部２１ａが割引適用要求を受付け（Ｓ１４）、承認部２１ｃが割引適用要求を承認し、送信部２１ｄが承認結果をサーバ装置１に送信する（Ｓ１５）。サーバ装置１では、この承認結果を受付部１１ａが受信すると（Ｓ１６）、割引料金をサービス提供者が負担すべく、決済部１１ｅが、当該割引料金をタクシー会社に支払う電子決済を行う（Ｓ１７）。尚、割引料金の決済は、このタイミングに限定されるものではなく、タクシー会社単位で、所定期間分をとりまとめて決済するようにしてもよい。

管理装置２は、送信部２１ｄが、割引適用の許可通知をタクシーメータ４に送信する（Ｓ１８）。タクシーメータ４では、許可通知を受信部４１ｅが受信し（Ｓ１９）、割引処理部４１ｂが、許可通知に含まれる割引料金情報等を処理し、表示制御部４１ｃの制御の下、表示部４３に割引適用の旨、及び割引料金を、通常料金と併せて表示する（Ｓ２０）。タクシードライバは、料金精算時に、この表示を見ることで、割引適用である旨を把握して適正な料金徴収を行うことができるようになる。

タクシーメータ装置による割引料金表示の一例は、図７に示される通りである。同図に示されるように、表示画面１００内には、その上方の領域１００ａに割引適用である旨が表示され、領域１００ｂには通常の運賃が表示され、領域１００ｃには割引料金が表示され、領域１００ｄには割引適用後の支払い料金が表示される。但し、これらは一例であって、これには限定されない。

以上説明したように、本発明の第１実施形態に係るタクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法、サーバ装置によれば、ユーザは、タクシーの乗車中にコンテンツを視聴することで、その視聴時間に応じた料金の割引を受けることができるようになる。サービスの利用に際しては、タクシーの配車センタの管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を行い、適宜、認証、承認を受けているので、不正使用も防止された、安全性の高いサービスを提供することができる。

＜第２実施形態＞

本発明の第２実施形態に係るタクシー料金割引システムの構成は、先に説明した第１実施形態の図１乃至図５と同様であるので、ここでは重複した説明は省略し、同一構成については同一符号を用いて、特徴部分を中心に説明する。

以下、図８には、本発明の第２実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を示し説明する。

ステップＳ１〜Ｓ１７までは、図６と同様であるので、重複した説明は省略する。

この第２実施形態では、決済処理の後に（Ｓ１７）、サーバ装置１の送信部１１ｅが端末装置３に向けて割引適用に係る許可通知を送信する（Ｓ３０）。端末装置３では、この許可通知を受信部３１ａが受信し（Ｓ３１）、表示制御部３１ｄの制御の下、表示部３５に割引料金表示を行うことになる（Ｓ３２）。尚、割引料金の決済は、Ｓ１７のタイミングに限定されるものではなく、タクシー会社単位で、所定期間分をとりまとめて決済するようにしてもよい。

端末装置による割引料金表示の一例は、図９に示される通りである。同図に示されるように、表示画面２００では、領域２００ａにユーザ名が表示され、領域２００ｂにタクシーＩＤとドライバＩＤ、ドライバ名が表示され、領域２００ｃに日時、視聴時間、及び割引金額が表示される。ユーザは、この画面を、乗車したタクシーのドライバに提示することで、割引の適用を受けることができる。

以上説明したように、本発明の第２実施形態に係るタクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法、サーバ装置によれば、ユーザは、タクシーの乗車中にコンテンツを視聴することで、その視聴時間に応じた料金の割引を受けることができるようになる。サービスの利用に際しては、割引料金表示をドライバに見せるだけでよいので、手続が簡素化され、ユーザビリティも極めて高いといえる。

＜第３実施形態＞

本発明の第３実施形態に係るタクシー料金割引システムの構成は、先に説明した第１実施形態の図１乃至図５と略同様であるが、サーバ装置１の制御部の構成と、端末装置３の制御部の構成が異なる。以下では、同一構成については同一符号を用いて、特徴部分を中心に説明する。

図１０に示されるように、サーバ装置１の制御部６１は、図２の構成に加えて、料金演算部１１ｆとしても機能する。料金演算部１１ｆは、端末装置３から送られてきた現在位置情報及び目的地の情報に基づいて、現在位置と目的地との間の距離に基づいて運賃を演算するものである。

また、図１１に示されるように、端末装置３の制御部７１は、図４の構成に加えて、決済部３１ｅとしても機能する。決済部３１ｅは、広告等のコンテンツ視聴による割引後の運賃について、電子決済を実行するものである。

以下、図１２には、本発明の第３実施形態に係るタクシー料金割引システムにより処理手順を示し説明する。

端末装置３では、表示部３５の表示を参照して、操作部３４の操作入力により目的地の入力を受け（Ｓ５１）、撮像部３３により、タクシーのサービス利用案内に印刷されているＱＲコード（登録商標）等の二次元コードを撮像してコード情報を取得し、コード処理部３１ｂがコード情報を処理する（Ｓ５２）。そして、端末装置３では、送信部３１ｃが、現在位置及び目的地の情報とコード情報をサーバ装置１に送信する（Ｓ５３）。端末装置３は、コード情報をサーバ装置１に送信することでタクシー料金割引サービスの利用をリクエストする。

サーバ装置１では、受付部１１ａがコード情報を受付け（Ｓ５４）、送信部１１ｄが、管理装置２にサービス利用確認のリクエストを行う（Ｓ５５）。このサービス利用確認では、送信部１１ｄはコード情報に含まれるタクシーを特定するタクシーＩＤ、及びドライバを特定するドライバＩＤを送信することになる。

管理装置２では、受付部２１ａがサービス利用確認のリクエストを受付け（Ｓ５６）、認証部２１ｂが、ドライバ情報記憶部２４を参照し、タクシーＩＤ、ドライバＩＤを認証する。そして、認証の結果、自社のタクシー、ドライバであることが確認できたときには、送信部２１ｄが、認証成立の旨をサーバ装置１に送信する（Ｓ５７）。

サーバ装置１では、受付部１１ａが、認証成立の旨の情報を受付け（Ｓ５８）、送信部１１ｄが、サービス利用の許可通知を端末装置３に送信する（Ｓ５９）。端末装置３では、受信部３１ａが、この許可通知を受信し（Ｓ６０）、以降、サービスの利用が可能となる。そして、端末装置３では、表示制御部３１ｄの制御の下、表示部３５にスポンサーの広告等に係る動画等のコンテンツが表示され、ユーザがそれを視聴する（Ｓ６１）。視聴時間計測部３１ｄは、ユーザがコンテンツを視聴した時間を計測し、視聴が完了すると、送信部１ｃが視聴時間情報を含む割引適用要求をサーバ装置１に送信する（Ｓ６２）。

サーバ装置１では、受付部１１ａが、視聴時間情報を含む割引適用要求を受付け、割引演算部１１ｂが、割引情報記憶部１５の割引料金算定テーブルを参照して、視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、料金演算部１１ｆが、先に送られた現在位置及び目的地情報に基づいて、両者間の距離から運賃を演算し（Ｓ６３）、送信部１１ｄが、割引料金での割引適用要求を管理装置２に送信する（Ｓ６４）。

管理装置２では、受付部２１ａが割引適用要求を受付け（Ｓ６５）、承認部２１ｃが割引適用要求を承認し、送信部２１ｄが承認結果をサーバ装置１に送信する（Ｓ６６）。サーバ装置１では、この承認結果を受付部１１ａが受信すると（Ｓ６７）、送信部１１ｄが、許可通知を端末装置３に送信する（Ｓ６９）。この許可通知には、運賃の情報、割引金額の情報等が含まれている。

端末装置３では、この許可通知を受信部３１ａが受信し（Ｓ６９）、表示制御部３１ｄの制御の下、表示部３５に料金表示を行うことになる（Ｓ７０）。そして、ユーザの操作部３４の操作に基づいて、割引後の運賃について、電子決済を実行する（Ｓ７１）。

ここで、端末装置３による割引料金表示の一例は、図１３に示される通りである。同図に示されるように、表示画面３００では、領域３００ａにユーザ名が表示され、領域３００ｂに出発地点住所、目的地点住所が表示され、その下の領域３００ｃには、日時、視聴時間、割引金額、運賃、割引後金額（支払い金額）が表示され、最下段に決済ボタン３００ｄが設けられている。この決済ボタン３００ｄを押下することで、電子決済がサーバ装置１との間で実行される。

以上説明したように、本発明の第３実施形態に係るタクシー料金割引システム、タクシー料金割引方法、サーバ装置によれば、ユーザは、タクシーの乗車中にコンテンツを視聴することで、その視聴時間に応じた料金の割引を受けることができるようになる。しかも割引後の運賃について、端末装置による電子決済ができるので、簡便である。

以上、本発明の第１乃至第３実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。

例えば、コンテンツの視聴に際しては、タクシーのＧＰＳ受信部で受信した現在位置情報に基づいて、当該地域に関連のある広告のコンテンツをサーバ装置１側で特定し、選択可能に端末装置３に配信するようにしてもよい。

１…サーバ装置、２…サーバ装置、３…端末装置、４…タクシーメータ装置、１１…制御部、１１ａ…受付部、１１ｂ…割引演算部、１１ｃ…コンテンツ配信部、１１ｄ…送信部、１１ｅ…決済部、１２…通信部、１３…記憶部、１４…ユーザ情報記憶部、１５…割引情報記憶部、１６…コンテンツ記憶部、２１…制御部、２１ａ…受付部、２１ｂ…認証部、２１ｃ…承認部、２１ｄ…送信部、２２…通信部、２３…記憶部、２４…ドライバ情報記憶部、２５…配車情報記憶部、２６…割引情報記憶部、３１…制御部、３１ａ…受信部、３１ｂ…コード処理部、３１ｃ…送信部、３１ｄ…コンテンツ視聴部、３１ｅ…表示制御部、３２…通信部、３３…撮像部、３４…操作部、３５…表示部、３６…記憶部、４１…制御部、４１ａ…料金演算部、４１ｂ…割引処理部、４１ｃ…表示制御部、４１ｄ…決済部、４１ｅ…受信部、４２…通信部、４３…表示部、４４…操作入力部、４５…スピーカ、４６…記憶部、４７…走行センサ、４８…ＧＰＳ受信部、４９…マイクロフォン、５０…カードリーダ。

Claims

ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、タクシーメータ装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、
前記端末装置は、
二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、
前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、
少なくとも前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、
少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記端末装置からの前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受け付ける受付部と、
前記端末装置からの視聴時間の情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、
前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を送信する送信部と、を有し、
前記管理装置は、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、
前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、
前記認証、承認の結果、及び割引許可通知を送信する送信部と、を有し、
前記タクシーメータ装置は、
前記管理装置からの割引許可通知を受信する受信部と、
所定の表示を行う表示部と、
前記管理装置からの前記割引許可通知を受信し、少なくとも割引料金を前記表示部に表示させる表示制御部と、を有する
タクシー料金割引システム。
ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、
前記端末装置は、
二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、
前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、
少なくとも前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、
少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、
前記サーバ装置からの割引許可通知を受信する受信部と、
前記表示部に、前記割引許可通知に含まれる割引料金を表示させる表示制御部と、
を有し、
前記サーバ装置は、
前記端末装置からの前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果、及び割引適用に係る承認結果を受け付ける受付部と、
前記端末装置からの前記視聴の時間情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、
前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を行うと共に、前記端末装置に割引許可通知を送信する送信部と、を有し、
前記管理装置は、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、
前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、
前記認証、及び承認の結果を送信する送信部と、を有する
タクシー料金割引システム。
ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、からなるタクシー料金割引システムにおいて、
前記端末装置は、
二次元コードを撮像しコード情報を取得するコード処理部と、
位置情報を取得するＧＰＳ受信部と、
前記サーバ装置から配信されるコンテンツの視聴時間を測る視聴時間計測部と、
少なくとも前記位置情報、前記コード情報、及び前記視聴時間の情報を、前記サーバ装置に送信する送信部と、
少なくとも前記コンテンツを表示する表示部と、
前記サーバ装置からの割引許可通知を受信する受信部と、
前記表示部に、前記割引許可通知に含まれる割引料金を表示させる表示制御部と、
決済を行う決済部と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記端末装置からの前記位置情報、前記コード情報、前記視聴時間の情報、及び前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果、及び割引適用に係る承認結果を受け付ける受付部と、
前記端末装置からの前記視聴時間の情報に基づいて割引料金を演算する割引演算部と、
前記端末装置からの前記位置情報に基づいて運賃を演算する料金演算部と、
前記管理装置に、サービス利用確認、割引適用要求を行うと共に、前記端末装置に前記割引許可通知を送信する送信部と、を有し、
前記管理装置は、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認、及び割引適用要求を受け付ける受付部と、
前記サーバ装置からの前記サービス利用確認を認証する認証部と、
前記サーバ装置からの前記割引適用要求を承認する承認部と、
前記認証、及び承認の結果を送信する送信部と、を有する
タクシー料金割引システム。
前記二次元コードには、少なくともタクシーの識別情報、及びドライバの識別情報を含むコード情報が含まれている
請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載のタクシー料金割引システム。
ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置と、タクシーメータ装置と、からなるタクシー料金割引システムによる方法であって、
前記端末装置が、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、
前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、
前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、
前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記管理装置が、前記タクシーメータ装置に割引許可通知を送信するステップと、
前記タクシーメータ装置が、前記管理装置からの前記割引許可通知を受信し、割引料金を表示するステップと、を有する
タクシー料金割引方法。
ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置とからなるタクシー料金割引システムによる方法であって、
前記端末装置が、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、
前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、
前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、
前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記承認結果を受付け、前記端末装置に割引許可通知を送信するステップと、
前記端末装置が、前記割引許可通知を受信し、割引料金を表示するステップと、
を有する
タクシー料金割引方法。
ユーザの端末装置と、サービス提供者のサーバ装置と、配車センタの管理装置とからなるタクシー料金割引システムによる方法であって、
前記端末装置が、現在地の位置情報を取得すると共に目的地の入力を受付け、二次元コードを撮像しコード情報を取得し、前記位置情報、及び前記コード情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記位置情報、及び前記コード情報を受付け、前記管理装置にサービス利用確認を行うステップと、
前記管理装置が、前記サービス利用確認を受け、サービス利用確認を認証し、認証結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記管理装置からのサービス利用確認に係る認証結果を受付け、前記端末装置にコンテンツを配信するステップと、
前記端末装置で前記コンテンツを視聴し、視聴時間を計測し、視聴時間情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記視聴時間情報を受付け、前記視聴時間情報に基づいて割引料金を演算し、前記位置情報に基づいて運賃を演算し、前記割引料金での割引適用要求を前記管理装置に行うステップと、
前記管理装置が、前記割引適用要求を受付け、割引適用要求を承認し、承認結果を前記サーバ装置に送信するステップと、
前記サーバ装置が、前記承認結果を受付け、前記端末装置に割引許可通知を送信するステップと、
前記端末装置が、前記割引許可通知を受信し、割引を適用した運賃を表示するステップと、
前記割引を適用した運賃について電子決済を実行するステップと、
を有する
タクシー料金割引方法。
前記二次元コードには、少なくともタクシーの識別情報、及びドライバの識別情報を含むコード情報が含まれている
請求項５乃至請求項７のいずれか１項に記載のタクシー料金割引方法。