JP6627789B2 - 籾摺選別機 - Google Patents

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Description

この発明は、揺動選別板を備えた籾摺選別機に関する。
特許文献1においては、混合米タンクから揺動選別板に供給する混合米に混じるワラ屑等の大きな異物を選別する渡し樋(特許文献1の分配用受部12)が設けられ、この渡し樋は前段で混合米を均し弁側に漏下させる網形状の第1の選別体と、第1の選別体で選別されたワラ屑に混じる混合米を揺動選別板の最上段に漏下させる構成が開示されている。
特許第5776827号公報
前述の第1の選別体で多くの混合米は均し弁側に漏下するが、ワラ屑に付着しながらワラ屑の排出側に移送される混合米もある。
また、籾摺り選別作業中に運転スイッチをOFFにすると、混合米タンクの排出部と渡し樋にかけて混合米が溜まる。そして、その状態で運転スイッチONにして再起動すると、反動で混合米の一部がワラ屑の排出口に入り込む場合がある。
本発明は、前述の問題点を解消することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、籾摺装置(3)と揺動選別板(15)を備え、籾摺装置(3)で籾摺りされた混合米を貯留する混合米タンク(7)と、混合米タンク(7)から排出される混合米を受けて揺動選別板(15)に供給する渡し樋(16)を設け、該渡し樋(16)は、複数段の揺動選別板(15)に供給する混合米量を調節する均し弁(19)と、混合米タンク(7)から排出される混合米とワラ屑を分離し、混合米を均し弁(19)側に漏下する分離体(20)と、分離体(20)で選別されたワラ屑を渡し樋(16)外に排出するワラ屑排出口(21)とを備え、分離体(20)の移送途中部で、かつ、分離面から上方に離間する位置に、所定量以上の混合米が分離体(20)の移送終端側に移送されるのを規制する混合米規制体(22)を設けてあることを特徴とする。
混合米タンク(7)から排出される混合米は、多孔板からなる分離体(20)上に受けられ、揺動する分離体(20)によって下方の揺動選別板(15)上に均し弁(19)側へ漏下しつつ送られるが、その途中部からは混合米規制体(22)の作用を受けて規制されると共に、分離体(20)上に残留する混合米中のワラ屑は終端側に移送されて、ワラ屑排出口(21)から外部に排出される。
従って、混合米規制体(22)の作用により、混合米量がワラ屑の排出口側に移送されるのを低減することができる。
請求項2記載の本発明は、請求項1において、前記混合米規制体(22)は、渡し樋(16)の移送方向の左右壁部に取り付け、分離体(20)の分離面との距離を変更可能に調節する構成としてあることを特徴とする。
上記構成によると、分離体として漏下し難い品種や漏下し易い品種の混合米に対応することができる。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2において、前記分離体(20)の移送終端側には、分離面から起立姿勢に形成すると共に、ワラ屑を移送方向の左右両側に形成する開口部(24)に案内するワラ屑案内体(25)を設けてあることを特徴とする。
上記構成によると、ワラ屑を開口部(24)に案内しながら、混合米を分離体から漏下させ易くすることができる。
請求項4記載の本発明は、請求項1又は請求項2又は請求項3において、前記分離体(20)とワラ屑排出口(21)との間にはワラ屑流下面(27)を構成し、ワラ屑流下面から上方に離間した位置に、分離体(20)から飛散する混合米がワラ屑排出口(21)に流入するのを規制する飛散規制体(28)を設けてあることを特徴とする。
上記構成によると、飛散規制体(28)の作用によって、混合米がワラ屑排出口側へ飛散するのを防ぐことができる。
以上、請求項1記載の本発明によれば、所定量以上の混合米が分離体の移送終端側に移送されるのを規制する混合米規制体を設けることで、ワラ屑の排出口側に移送される混合米量を低減することができる。
請求項2記載の本発明によれば、請求項1記載の効果に加えて、混合米規制体は分離体の分離面に対する距離が変更調節できるように構成してあるので、分離体を漏下し難い品種や漏下し易い品種の混合米に対応することができる。
請求項3記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2記載の効果に加えて、分離体の移送終端側には、ワラ屑を移送方向の左右両側に形成する開口部に案内するワラ屑案内体を設けることで、ワラ屑を開口部に案内しながら、混合米を漏下させ易くすることができる。
請求項4記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2又は請求項3の効果に加えて、飛散規制体が混合米をワラ屑排出口に流入するのを規制するため、飛散する混合米をワラ屑排出口に流入し難くすることができる。
籾摺選別機の正面側斜視図 籾摺選別機の背面側斜視図 籾摺選別機の内部の正面図 同上要部の正面図 同上要部の斜視図
この発明の一実施例を図面に基づき説明する。
籾摺選別機1は、図1、図2及び図3に示すように、籾を収容する籾ホッパ2を籾摺装置3の上方に配置し、この籾摺部3から脱ぷされた穀粒を風選部4により風選処理して分離した籾殻を籾殻ダクト5から排出し、風選された籾と玄米の混合米を混合米昇降機6を介して混合米タンク7に貯留し、この混合米を供給調節可能な混合米タンク7から前後に長い揺動選別装置8の選別始端側に供給し、この揺動選別装置8の左右方向の揺動動作によって揺上げ側に玄米を比重選別し、この玄米の選別領域に合わせて選別終端側に可動玄米仕切板9aによって選別玄米を仕切り、排出経路10を経て仕上米昇降機11により仕上玄米として排出するようになっている。
一方、揺動選別装置8の揺下げ側に選別される籾は、その籾の領域に合わせて可動玄米仕切板9bを配置することにより、籾領域の選別籾を再籾摺経路12を経てスロワ13により再び籾摺部3に還元供給し、残余の混合米領域に選別される混合米は、再選別経路14を経て混合米昇降機6により再び揺動選別装置8に循環供給するようになっている。
そして、籾摺作業の進行と共に玄米を選別して玄米領域から仕上米昇降機11によって仕上玄米として排出することができる。
前述の揺動選別装置8において更に詳しく説明する。
両側板によって多段に固定された前後に長い揺動選別板15と、その揺動選別板の上部位置でこれと一体的に構成され、混合米を受けて各揺動選別板15に分配供給する渡し樋16とからなる。
なお、揺動選別板15の謡下側となる左側の側板には、籾領域の選別籾を再籾摺経路12に導く籾玄米分離樋17を備えている。
また、揺動選別装置8を構成する多段の揺動選別板15は、それぞれの選別用の凹部を多数形成し、全体を側方に傾斜すると共に選別始端側の後端部を高くして渡し樋16から混合米を受けつつ 側方に揺動することにより、それぞれの前端部を選別終端側として穀粒が比重選別されるようになっている。
そして、揺動選別板15の揺上げ側には玄米層の玄米領域、揺下げ側には籾層の籾領域、中間部には混合米層の混合米領域が形成されるようになる。
前記渡し樋16には、複数段の揺動選別板15に供給する混合米量を調節する均し弁19と、混合米タンク7から排出される混合米とワラ屑を分離し、混合米を均し弁19側に漏下する多孔板からなる分離体20と、分離体20で選別されたワラ屑を渡し樋16の外側に排出するワラ屑排出口21が備えられ、また、前記分離体20の移送途中部で、かつ、分離面から上方に離間する位置に、所定量以上の混合米が分離体20の移送終端側に移送されるのを規制する混合米規制体22が設けられている。
混合米タンク7から排出される混合米は、渡し樋1615上へ受けられる前に、先ず分離体20上に受けられが、この揺動する分離体20によって混合米とワラ屑とに分離され、混合米は下方の渡し樋16上に漏下し、分離体20上に残留するワラ屑は終端側に送られて、ワラ屑排出口21から外部に排出されるようになるが、この時、途中部からは混合米が混合米規制体22の作用を受けて規制されるので、混合米のワラ屑排出口21側への流れを軽減することができる。
なお、前記混合米規制体22は、作業位置においては混合米タンク7側に向かって上り傾斜に形成することで、混合米を渡し樋16に落し易くしている。
前記混合米規制体22は、渡し樋16の移送方向の左右壁部に長孔23及び取付用支持軸30を介して取り付けられ、分離体20の分離面との距離が変更できるように長孔方向に移動調節及び取付用支持軸30を中心に回動調節できるように構成されている。この実施例では、渡し樋16の外側からノブボルトで固定できるようにしている。
また、前記分離体20の移送終端側には、分離面から起立姿勢に形成すると共に、ワラ屑を移送方向の左右両側に形成する開口部24に案内するワラ屑案内体25が設けられている。従って、ワラ屑案内体25がワラ屑を左右開口部24に案内するので、混合米が分離体20から漏下し易くなる。
なお、混合米規制体22の上端は、作業位置においては、ワラ屑案内体25の上端位置よりも高い位置に設けることで、混合米がワラ屑案内体25を越えないようにしている。また、混合米規制体22の傾斜面を略垂直姿勢とする上方の非作業位置に回動すると、混合米規制体22の下端部がワラ屑案内体25の上端部よりも高い位置となるようにすることで、分離体20等のメンテナンスが行い易くなる。
前記分離体20とワラ屑排出口21との間にはワラ屑流下面27(ワラ屑流下体)を構成し、ワラ屑流下面27から上方に離間した位置に、分離体20から飛散する混合米がワラ屑排出口21に流入するのを規制する飛散規制体28が設けられている。
ワラ屑流下面27にはワラ屑に混じる少量の混合米を揺動選別板15の最上段に落下させる通過孔(図示せず)を形成している。
飛散規制体28とワラ屑案内体25を側面視でラップさせることで、ワラ屑案内体25を越えた混合米がワラ屑排出口21に流入するのを防止することができる。
本実施の形態の混合米規制体22及び飛散規制体28は、籾摺り作業を途中で中断した後に、籾摺選別機1を再起動させた際に、分離体20上に堆積する混合米が揺動されてワラ屑排出口21側に飛散するのを規制することもできる。
1 籾摺選別機
7 混合米タンク
15 揺動選別板
16 渡し樋
19 均し弁
20 分離体
21 ワラ屑排出口
22 混合米規制体
23 長孔
24 開口部
25 ワラ屑案内体
27 ワラ屑流下面
28 飛散規制体
30 取付用支持軸

Claims (4)

  1. 籾摺装置(3)と揺動選別板(15)を備え、前記籾摺装置(3)で籾摺りされた混合米を貯留する混合米タンク(7)と、前記混合米タンク(7)から排出される混合米を受けて揺動選別板(15)に供給する渡し樋(16)を設け、該渡し樋(16)は、複数段の前記揺動選別板(15)に供給する混合米量を調節する均し弁(19)と、前記混合米タンク(7)から排出される混合米とワラ屑を分離し、混合米を均し弁(19)側に漏下する分離体(20)と、前記分離体(20)で選別されたワラ屑を前記渡し樋(16)外に排出するワラ屑排出口(21)とを備え、前記分離体(20)の移送途中部で、かつ、分離面から上方に離間する位置に、所定量以上の混合米が前記分離体(20)の移送終端側に移送されるのを規制する混合米規制体(22)を設けたことを特徴とする籾摺選別機。
  2. 前記混合米規制体(22)は、前記渡し樋(16)の移送方向の左右壁部に取り付け、前記分離体(20)の分離面との距離を変更可能に調節する構成としたことを特徴とする請求項1記載の籾摺選別機。
  3. 前記分離体(20)の移送終端側には、分離面から起立姿勢に形成すると共に、ワラ屑を移送方向の左右両側に形成する開口部(24)に案内するワラ屑案内体(25)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の籾摺選別機。
  4. 前記分離体(20)と前記ワラ屑排出口(21)との間にはワラ屑流下面(27)を構成し、ワラ屑流下面から上方に離間した位置に、前記分離体(20)から飛散する混合米が前記ワラ屑排出口(21)に流入するのを規制する飛散規制体(28)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の籾摺選別機。
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