JP6627091B2 - 外国人旅行者のための電子マネーカード、電子マネーカード発行装置、電子マネーカード管理サーバ及び電子マネーカードの決済方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子マネーカード、電子マネーカードの発行装置、電子マネーカード管理サーバ及び電子マネーカードの決済方法に関する。
従来から、ポストペイ型の電子マネーが知られている。ポストペイ型電子マネーは、プリペイド型電子マネーとは異なり、あらかじめ金額をチャージしておく必要がなく、使った分だけが後から請求されるのでカードの残高を気にせず利用できるというメリットがある。ポストペイ型の電子マネーカードとしては、スルッとKANSAI協議会等が展開しているPiTaPa(登録商標)カード、エヌ・ティ・ティ・ドコモのiD(登録商標)カード、トヨタファイナンス系のQUICPayカード等が知られている。無記名式のプリペイド型電子マネーカードは、即時に発行が可能であるが、ポストペイ型電子マネーカードは審査が必要で即時には発行されないため、特に交通系カードについては、関西圏以外ではそれほど浸透していないのが現状である。
一方、日本を訪れる外国人にとっては、プリペイド型電子マネーカードは、帰国するときに、日本でしか使えない電子マネーが残高として残ってしまうという問題があった。ポストペイ型電子マネーカードではこのような問題はないものの、ポストペイ型電子マネーカードは、上記のように審査が必要なため発行までに時間がかかり、外国人観光客にとっては利用しづらかった。
そのため、外国人向けの決済方法や決済システムが提案されている。例えば、特許文献1には、外国人観光客のためのクレジット決済方法が開示されている。また、特許文献2には、外国人旅行者向け電子マネー決済システムが開示されている。
特開2014−10835号公報 特開2015−143986号公報
しかしながら、特許文献1に記載の決済方法によれば、外国人観光客がこの決済手段を利用して実際決済する段階と、外国人観光客が実際決済した金額分だけ、海外の金融機関から口座金額の一部を引き出して、海外の観光商品提供者に送金する段階を含むため、海外の金融機関と連携する必要があり、利用範囲が限られる。また、特許文献2に記載の決済システムは、総合型リゾートでのカジノサービスで発生したゲーム対価を電子マネーで決済するものであり、一般の街中での電子マネーの使用を前提としたものではない。
したがって、本発明では、上記のような観点から、外国人旅行者が審査を受けることなく手軽に利用することができるポストペイ型電子マネーのICカードとその仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明の第1の態様では、外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードであって、前記外国人旅行者のクレジットカードの利用可能額の範囲内で前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額として設定されたオーソリ予約枠を記憶するオーソリ予約枠記憶部を含むカード情報記憶部を備えることを特徴とする。
(2)また、本発明は、上記(1)に記載の電子マネーカードにおいて、前記カード情報記憶部は、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が不足する場合に、前記オーソリ予約枠残高を自動的に加算するため、前記不足の基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額を記憶する、自動オーソリ予約額記憶部を含むようにしてもよい。
(3)また、本発明は、上記(1)又は(2)に記載の電子マネーカードにおいて、前記カード情報記憶部は、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記使用した際の決済用端末から旅行中の買物に関する電子データを受信し、前記電子データを旅行電子データとして記憶する、旅行電子データ記憶部を含むようにしてもよい。
(4)また、本発明の第2の態様では、外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードを管理する電子マネーカード管理サーバであって、前記外国人旅行者のクレジットカードの利用可能額の範囲内で前記電子マネーカードの国内での利用限度額として設定されたオーソリ予約枠と、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が不足する場合に、前記オーソリ予約枠を残高自動的に加算するため、前記不足の基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額と、を記憶する電子マネーカード情報データベースを備えるようにしてもよい。
(5)また、本発明は、上記(4)に記載の電子マネーカード管理サーバにおいて、前記電子マネーカード情報データベースは、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記使用した際の決済用端末から旅行中の買物に関する電子データを受信し、前記電子データを旅行電子データとして記憶するようにしてもよい。
(6)また、本発明の第3の態様では、外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードを発行する電子マネーカード発行装置であって、前記外国人旅行者のクレジットカードを読み取るクレジットカード読取部と、前記読み取られたクレジットカードのオーソリ情報をクレジットカード会社のシステムに照会するオーソリ照会部と、前記照会の結果が正常であったことに応じて、前記クレジットカードの利用可能額の範囲内で、前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額としてオーソリ予約枠を設定するオーソリ情報設定部と、前記オーソリ情報設定部が設定した情報を電子マネーカードに関連付けて発行する、電子マネーカード発行部と、を備えることを特徴とする。
(7)また、本発明の第4の態様では、外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードの決済方法であって、前記外国人旅行者のクレジットカードを読み取る段階と、前記読み取られたクレジットカードのオーソリ情報をクレジットカード会社のシステムに照会する段階と、前記照会の結果が正常であったことに応じて、前記クレジットカードの利用可能額の範囲内で、前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額としてオーソリ予約枠を設定する段階と、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が、基準となる自動オーソリ予約額を下回った場合に、前記オーソリ予約枠残高に前記オーソリ予約枠の金額を自動的に加算する段階と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外国人旅行者が審査を受けることなく手軽に利用することができるポストペイ型の電子マネーのICカードとその仕組みを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子マネーカード(VICカード)の基本イメージを示す図である。 本発明の実施形態に係る電子マネーシステムにおけるVICカード、VICカード発行装置、VICカード管理サーバ及び決済用端末のシステム構成と機能構成を示す図である。 クレジットカード会社のシステムに格納される顧客情報データベース(DB)に格納されるデータの構成例を示す図である。 VICカード管理サーバのVICカード管理情報データベース(DB)に格納されるデータの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る旅先電子データに記録される電子データの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る決済処理フローを示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(VICカードの基本イメージ)
図1は、本発明の実施形態に係る電子マネーカードの基本イメージの概念を示す図である。本発明の実施形態に係る電子マネーカードは、外国人旅行者(Visitor)のためのポストペイ型の電子マネーICカードであり、以下、VICカード(Visitor IC Card)と呼ぶことにする。
外国人旅行者が入国する際、空港等で入国審査を済ませた後、VICカード発行装置でVICカードの発行を受ける。VICカードは、VICカード発行装置に自らのクレジットカードを読込ませ、そのクレジットカードの利用可能金額(オーソリ枠)から一定額を予約するオーソリ予約枠を設定することで発行される。ここで紐付されるクレジットカードは、海外(母国)で発行されたものでよい。すなわち、オーソリ予約枠とは、VICカードに設定された一時的な与信限度金額(国内利用限度額)であり、クレジットカードの現時点での利用可能金額(オーソリ枠)以内であれば自由に設定できる。
また、VICカードにはオーソリ予約枠とは別に「自動オーソリ予約額」が設定できる。自動オーソリ予約額とは、電子マネーカードが国内で使用されたときに、オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が不足する場合に、オーソリ予約枠残高を自動的に加算するため、不足の基準となる金額を定めたものである。なお、VICカードは一度発行すれば、何度でも利用可能であるが、入国のたびにオーソリ予約枠の設定が必要である。なお、自動オーソリ予約額を設定しない場合は、オーソリ予約枠残高が自動的に加算されることがないので、オーソリ予約枠を国内での利用予定限度額に最初に設定しておく必要がある。
オーソリ予約枠は、訪問国(日本)の国内で使う一時的な利用限度額を設定したものであるが、設定されたオーソリ予約枠の金額が紐付されたクレジットカードの現在の利用可能額から減額される。国内ではVICカードは、通常のポストペイ型の電子マネーカードと同様に使用することができ、各種交通機関の自動改札機、ホテル、レストラン、コンビニ、土産物店、観光地等の店舗端末で利用が可能である。
オーソリ予約枠をVICカードに設定することで、オーソリ予約枠の範囲内のVICカードの利用では、クレジットカードを持ちだす必要がなくなる。特に自動改札機での支払や小口の支払等、クレジットカードでは決済しづらい支払に便利である。
このように、VICカードは、他社が発行したクレジットカードで決済するため、他社であるクレジットカード発行会社にオーソリ処理して限度額の確認をする必要があるが、普通のオーソリ処理では時間を要し、駅の自動改札通過時等では処理が間に合わないため、あらかじめクレジットカードから一定額のオーソリ予約枠を確保しておくようにしたことが特徴である。
なお、オーソリ予約枠をクレジットカードの現時点の利用可能額一杯に設定することも可能であるが、その場合は、その後、母国において新たに発生する定期的な支払等がストップされてしまうので注意が必要である。したがって、オーソリ予約枠は利用可能額に対して十分余裕を持たせることが望ましい。
オーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額を下回った場合は、オーソリ予約枠と同じ金額が、オーソリ予約枠残高に加算される。これは、オートチャージ機能付のプリペイド型電子マネーのオートチャージに相当するが、実際にクレジットカードの売上データとして計上される訳ではなく利用限度額が減算されるだけである。またオーソリ予約枠残高に加算する場合は、その都度クレジットカード発行会社にオーソリ予約照会を行う。もし追加分のオーソリ予約照会時に利用可能額がオーソリ予約枠の金額を下回っていた場合は、当然オーソリ予約枠への加算は行われない。更に照会時にクレジットカードの盗難届が出ているなど、カードが使用不可の状態になっていると、VICカードもその後は使用不可状態にする。
例えば、オーソリ予約枠を5,000円とし、自動オーソリ予約額を1,000円と設定したとし、駅の自動改札を通過するときの乗車料金が1,000円であった場合は、オーソリ予約枠残高(初期値はオーソリ予約枠と一致)から減額される。したがって、乗車後のオーソリ予約枠残高は4,000円となる。一方、乗車料金が4,200円であった場合は、利用後のオーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額の1,000円を下回るので、オーソリ予約枠残高にオーソリ予約枠の5,000円分が自動的に加算される。したがって、乗車後のオーソリ予約枠残高は5,800円となる。
オーソリ予約枠とは別に、自動オーソリ予約額を設けたことで、利用金額がオーソリ予約枠残高を超過しても、オーソリ予約枠残高がクレジットカードの利用可能額の範囲で自動的に加算されるのでオーソリ予約枠残高が不足する事態を回避することができる。オーソリ予約枠、自動オーソリ予約額、オーソリ予約枠残高及び後述の累計国内利用額(以下、これらをまとめてオーソリ情報と呼ぶ)は、国内のVICカードの管理サーバに格納される他、VICカードの不揮発性メモリに格納されてもよい。VICカードの不揮発性メモリにオーソリ情報が格納されている場合は、利用額がオーソリ予約枠を超過していない限り、VICカードで駅のゲート通過するたびに、又は店舗のICカードリーダにVICカードを読ませるたびに、VICカード管理サーバと通信してオーソリ予約枠を照会することなく、スムーズな決済が可能である。
なお、外国人旅行者が、グループや家族で日本を訪れる場合、当該外国人旅行者が保有する1枚のクレジットカードに対して、同行者のそれぞれがVICカードを発行してもよい。同行者の属性をVICカードに登録しておくことで、その属性に応じた交通料金を算出できるようにしてもよい。
外国人旅行者が出国する際は、空港等での出国審査の前に、VIC発行装置にVICカードをかざし、設定したオーソリ予約枠をリセットする。このとき、VICカードに紐付されたクレジットカードの利用可能額から国内で実際に利用した金額(国内累積利用額)を減額する。すなわち、国内での実際の利用金額が、紐付されたクレジットカードに課金されることになるので、VICカードに残ったオーソリ予約枠残高が課金されることはない。
VICカードは、出国時に返却してもよいし、次回の入国時のために本国に持ち帰ってもよい。VICカードを母国に持ち帰る場合は、VICカードの自動オーソリ予約額はリセットしてもよいし、そのまま保存しておいてもよい。ただし、母国では、持ち帰ったVICカードは利用できないものとする。
(システム構成/機能構成)
図2は、本発明の実施形態に係る電子マネーシステムにおけるVICカード、VICカード発行装置、VICカード管理サーバ及び決済用端末のシステム構成とそれらの機能構成を示す図である。
図示するように本実施形態の電子マネーシステム(以下、本システム)は、典型的には、VICカード10と、電子マネーカード発行装置であるVICカード発行装置20と、ICカードリーダ/ライタ30と、決済用端末40と、電子マネーカード管理サーバであるVICカード管理サーバ50と、クレジットカード会社のシステムであるクレジットカード会社サーバ60とで構成される。もちろん、このような構成だけに限定されるものではない。
VICカード発行装置20は、クレジットカード会社サーバ60とネットワークで接続され、決済用端末40は、VICカード管理サーバ50とネットワークで接続され、ICカードリーダ/ライタ30は、決済用端末40に直接接続されている。ICカードリーダ/ライタ30のライタ機能(カードの記憶部にデータを直接書き込む機能)がない場合は、VICカード10内には利用したデータが残らないので、決済用端末40は、VICカード10が利用されるたびに、VICカード管理サーバ50にカード情報を問い合わせる必要がある。
VICカード10は、カード内に、CPU11と、カード情報記憶部12(不揮発性メモリ)と、プログラム格納部13(ROM又はフラッシュROM)と、外部I/F14と、電力供給部15とを備えたICカードである。ICカードのハードウェア構成は一般的なものなのでここでは説明を省略する。
カード情報記憶部12には、オーソリ予約枠記憶部12Aと、自動オーソリ予約額記憶部12Bと、オプション機能として、後述の旅行電子データを記憶する旅行電子データ記憶部12Cを備えている。なお、オーソリ予約枠記憶部12Aと自動オーソリ予約額記憶部12Bをまとめてオーソリ情報記憶部と呼ぶことにする。
VICカード発行装置20は、VICカード10を外国人旅行者に新規に発行するための装置であり、内部的には、クレジットカード読取部21と、オーソリ照会部22と、通信部23と、操作部24と、オーソリ情報設定部25と、VICカード発行部26(電子マネーカード発行部)と、VICカード読取部27とを備えている。
クレジットカード読取部21は、外国人旅行者が提示したクレジットカードを読み取り、オーソリ照会部22が、通信部23を介して、そのクレジットカードを発行した(主に海外の)クレジットカード会社サーバ60にオーソリ情報を照会し、そのクレジットカードのオーソリ予約処理を行う。ここで、VICカードを利用可能な交通事業者等は、そのクレジットカード会社と加盟店契約を結んでいるものとする。ここで、オーソリ予約処理とは、そのクレジットカード番号が有効に存在しているか、有効期限が過ぎていないか、利用可能額が残っているか等をチェックし、利用可能額に対してVICカードに設定するオーソリ予約枠の金額分を確保する処理のことである。
オーソリ照会部22の照会の結果が正常であったことに応じて、そのクレジットカードの現在の利用可能額が、オーソリ情報設定部25に引き渡される。オーソリ情報設定部25は、装置の操作部24(表示部及び入力部を含む)を介して、外国人旅行者に、オーソリ予約枠と自動オーソリ予約額を設定させる。
既に述べたように、オーソリ予約枠は、クレジットカードの利用可能額の範囲内であれば自由に設定できるが、既に述べたように、クレジットカードの利用可能額より十分低く、少額(例えば、5,000円〜30,000円程度)に設定することが望ましい。利用可能額一杯に設定すると、利用者が旅行中にクレジットカードでの買物ができなくなってしまうからである。また、利用可能額の範囲内であっても、オーソリ予約枠を大きく設定してしまうと、実際には使用していない与信枠を確保してしまい、利用者の買物の機会を制限してしまうことになる。本システムでは、自動オーソリ予約額を設定することで、オーソリ予約枠の残高が少なくなるたびにオーソリ予約枠分が自動的に加算されるので、オーソリ予約枠を少額に設定することができる。すなわち、自動オーソリ予約額を設定し、オーソリ予約枠を少額にし、細切れに確保し直すことで、クレジットカードによる買物への影響を最小限に抑えることができる。なお、自動オーソリ予約額は、オーソリ予約枠以下であれば自由に設定できるが、これも1,000円〜5,000円程度の少額の方が望ましい。
オーソリ情報設定部25がオーソリ予約枠と自動オーソリ予約額が適切であると判断すると、VICカード発行部26が、オーソリ情報設定部25が設定したオーソリ情報に関連付けて、新規のVICカードを発行する。このときVICカード10のオーソリ情報記憶部には、オーソリ予約枠、自動オーソリ予約額、オーソリ予約枠残高が書き込まれる。また、このとき発行されたVICカード10の情報がVICカード管理サーバ50に送信される。VICカード管理サーバ50は、送信されたカードの情報をVICカード情報DB51(電子マネーカード情報データベース)に格納する。以後、VICカード10は、VICカードをサポートする国内の様々な交通機関の自動改札機や様々な店舗の端末(以下では両者を合わせて決済用端末40と呼ぶ)に備えられたICカードリーダ/ライタ30にかざすことによってポストペイ型電子マネーカードとして利用可能となる。VICカード10が利用されるたびにVICカード管理サーバ50のVICカード情報DB51に、カードの利用状況(国内累積利用金額を含む)及び利用履歴が記録されるのは言うまでもない。なお、図示は省略しているが、VICカード管理サーバ50は、VICカード発行装置20のオーソリ照会部22、通信部23、オーソリ情報設定部25の機能を備え、クレジットカード会社サーバ60にアクセスすることができる。
外国人旅行者が出国する際には、VICカード発行装置20にVICカード10をかざす。このとき、VICカード読取部27がカード情報を読込み、オーソリ情報設定部25が、VICカード10のオーソリ予約枠をリセットし、クレジットカード会社サーバ60と交信してVICカード10と紐付されたクレジットカードの利用可能額を更新することで完了する。もちろん、VICカード10の発行及びオーソリ予約枠のリセットは、VICカード発行装置20だけでなく、空港等の所定の受付窓口でも申請できるものとする。
図3は、クレジットカード会社サーバ60の顧客情報DB61に格納されるデータの構成例を示す図である。顧客情報DB61自体は、図示するようなクレジットカード会社が管理する一般的な情報であるが、特に、利用限度額とは、顧客単位で設定されたクレジットカードの限度額(与信限度額)である。また、利用可能金額とは、現時点で、クレジットカードで支払可能な金額であり、利用限度額から支払の済んでいない金額を差し引いた金額である。
図4は、VICカード管理サーバ50のVICカード情報DB51に格納されるデータの構成例を示す図である。VICカード情報DB51には、VICカード10のNo.ごとに、VICカード10に紐付されたクレジットカード(以下、クレカと略す)の顧客情報61aが転記される(暗証番号を除く)。ただし、クレカ利用可能額には、現地通貨の所定の為替レートによる日本円の金額が格納される。例えば、図の例では、1USD=120円の為替レートで換算されている。
VICカード情報DB51には、紐付されたクレカの情報に加え、VICカード10のオーソリ予約枠、自動オーソリ予約額、オーソリ予約枠残高、累計オーソリ予約枠、国内累計利用額が格納される。オーソリ予約枠残高の初期値は、オーソリ予約枠と一致する。なお、累計オーソリ予約枠がクレジットカードの利用可能額を超えると、そのVICカード10は利用できなくなる。その場合は、VICカード発行装置20又は所定の窓口でクレジットカードの利用可能額を再設定する必要がある。
図5は、本発明の実施形態に係る旅行電子データに記録される電子データの一例を示す図である。旅行電子データとは、外国人旅行者が、国内での買物の際に旅行の記念となる品物や風景の画像を電子データとして、VICカード10内に記録したものである。例えば、乗車した区間の乗車券の画像や観光施設の利用券の画像を電子データとして購入時にICカードリーダから取得し、VICカード10に保管することができる。
また、単なる電子データでなく、土産物店等で、3Dプリンタ用の電子データを購入し、その電子データをVICカード10に格納してもよい。帰国後、その電子データを、サービス業者又は自己が所有する3Dプリンタで印刷すれば、土産物を持ち運ぶ手間がなく、税関もスムーズに通過できる。また、旅先電子データは、VICカード10内部でなく、VICカード管理サーバ50に送信して、一時的に保管することも可能である。このようにすることで、VICカード10を、簡易的な旅行記の記録手段や土産物運搬手段としても活用することが可能となる。
以上説明した本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラムを読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(決済処理フロー)
図6は、本発明の実施形態に係る決済処理フローを示す図である。この決済処理は、決済用端末40からVICカード10の利用情報を受信したVICカード管理サーバ50が行う処理である。以下では、オーソリ予約枠やオーソリ予約残高、国内累計利用額をVICカード10には記憶せず、VICカード管理サーバ50に記憶している場合について説明する。なお、この処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。
まずステップS10において、決済用端末40は、VICカード10がICカードリーダにタッチされた(かざされた)ことを検知すると、カードでの利用金額(支払金額)を取得する。さらに、ステップS11において、VICカード10が有効か否かをチェックする。VICカードが有効でないと判断された場合は、VICカードが使用不可であることを表示し、処理を終了する(ステップS12)。
次に、VICカード管理サーバ50は、ステップS13において、利用金額が確定したものであるかどうかを判定する。交通系ICカードで駅の自動改札機を入場する際、乗車駅では乗車料金が確定していないので、最低乗車料金分の残高がカードにあることを確認するのが一般的であるが、VICカード10の場合も同様に、利用金額が確定していない場合は(ステップS13:N)、ステップS14に移り、仮利用金額(確定していない利用金額)を引いた後のオーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額以上あるかどうかを確認する。
仮利用金額が自動オーソリ予約額未満の場合は(ステップS14:Y)、クレジットカード会社サーバ60にオーソリ予約処理(与信チェック)を行い、オーソリ予約枠の金額がその時点での利用可能額を越えていなければ、オーソリ予約枠残高にオーソリ予約枠の金額を自動的に加算する(ステップS15)。このとき利用可能額を越えている場合は、オーソリ予約枠への加算は行わない。またクレジットカードが盗難や悪用などで使用不可になっていた場合は、その時点からVICカードも使用不可(カード無効)にし、処理を終了する。仮利用金額を引いた後のオーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額以上の場合は(ステップS14:N)は、何もしないで処理を終了する。したがってこの段階では決済処理は行わない。なお、カードを最初にタッチした段階では利用額が確定しないケースは、ホテル等でのチェックインでも発生する。
降車駅の自動改札機でVICカード10がタッチされた場合等、利用金額が確定している場合は(ステップS13:Y)、ステップS16に移り、確定した利用金額を引いた後のオーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額未満かどうかを確認する。オーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額未満の場合は(ステップS16:Y)、ステップS17に進み、クレジットカード会社サーバ60にオーソリ予約処理を行い、オーソリ予約枠の金額がその時点での利用可能額を越えていなければ、オーソリ予約枠残高にオーソリ予約枠を自動的に加算する。オーソリ予約枠残高が自動オーソリ予約額以上の場合は(ステップS16:N)、オーソリ予約枠への加算は行わない(クレジットカードが盗難や悪用などで使用不可になっていた場合は、その時点からVICカードも使用不可にするのはステップS15の場合と同様である)。また、ステップS16:Nの場合は、ステップS17をスキップし(クレジットカード会社サーバ60に問い合わせることなく)、ステップS18に移る。
ステップS17の処理の後は、ステップS18に進み、利用金額に国内累計利用額を加えた合計が、紐付けられたクレジットカードの利用可能額以内かを確認する。合計が利用可能額を超えていれば(ステップS18:N)、ステップS19に移り、クレジットカード利用可能額超過を表示して処理を終わる。この場合、その後、当該VICカードは使用不可となり、またVICカード使用者は残額を現金などで精算する必要がある。クレジットカードの利用可能額以内であれば(ステップS18:Y)、決済用端末40は利用金額を売上報告としてVICカード管理サーバ50に送信する(ステップS20)。このとき、VICカード管理サーバ50は、オーソリ予約枠残高を更新し、決済する利用金額分を国内累積利用額に加算する(ステップS21)。
(実施形態の効果)
本システムによれば、第1に、外国人旅行者が審査を受けることなく手軽に利用することができるポストペイ型の電子マネーカード(VICカード)を提供することができる。VICカードは、ポストペイ型の電子マネーなので、外国人旅行者が出国する際に、国内でしか使えない電子マネーの残高がカードに残る心配がなくなる。また、VICカードは、外国人旅行者のクレジットカードから国内で利用可能な額をオーソリ予約枠として設定されるので、このオーソリ予約枠内の利用である限り、クレジットカードを持ちだす必要はなくなる。
第2に、VICカードが国内で使用されたときに、オーソリ予約枠残高に対してオーソリ予約枠を自動的に加算するための基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額を設定することができる。このようにすることで、オーソリ予約枠が不足しても、クレジットカードの利用可能額の範囲内で、オーソリ予約枠を自動的に増加させることができる。また、オーソリ予約枠を細切れに確保し直すことで、母国のクレジットカードによる買物への影響を最小限に抑えることができる。
第3に、VICカードが国内で使用されたときに、使用した際の決済用端末から旅行中の買物に関する電子データを受信し、旅行中の買物に関する電子データを旅行電子データとして記憶することができる。すなわち、その電子データを元に旅行記を作成したり、電子データを3Dプリンタ用の印刷データとすれば、土産物等を帰国後に3Dプリンタで印刷したりすることもできる。
また、外国人旅行者が入国時に空港等に設置されたVICカード発行装置で、クレジットカードを読込ませ、オーソリ予約枠等を設定するだけで即座にVICカードが発行可能である。一度発行されたVICカードは、本国に持ち帰ってもよく、再入国のときに再度オーソリ予約枠を設定すれば再び利用可能となる。
また、VICカードの累計オーソリ予約枠及び国内累積利用金額が、クレジットカードの利用可能額の範囲内であることを確認し、クレジットカードに対して通常の決済をするので、クレジットカード側のシステムには何ら変更を要しない。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、電子マネーカード、電子マネーカード発行装置、電子マネー管理サーバについて説明したが、本発明は、方法の発明(電子マネーカードの決済方法)又はコンピュータ・プログラムの発明としても捉えることもできる。
10 VICカード(外国人用電子マネーカード)
11 CPU
12 カード情報記憶部
12A オーソリ予約枠記憶部
12B 自動オーソリ予約額記憶部
12C 旅先電子データ記憶部
13 プログラム格納部
14 外部I/F
15 電力供給部
20 VICカード発行装置(電子マネーカード発行装置)
21 クレジットカード読取部
22 オーソリ照会部
23 通信部
24 操作部
25 オーソリ情報設定部
26 VICカード発行部
27 VICカード読取部
30 ICカードリーダ/ライタ
40 決済用端末(自動改札機、店舗端末)
50 VICカード管理サーバ
51 VICカード情報DB
60 クレジットカード会社サーバ
61 顧客情報DB

Claims (6)

  1. 外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードであって、
    前記外国人旅行者のクレジットカードの利用可能額の範囲内で前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額として設定されたオーソリ予約枠を記憶するオーソリ予約枠記憶部を含むカード情報記憶部を備え
    前記カード情報記憶部は、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が不足する場合に、前記オーソリ予約枠残高を自動的に加算するため、前記不足の基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額を記憶する自動オーソリ予約額記憶部を含むことを特徴とする電子マネーカード。
  2. 前記カード情報記憶部は、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記使用した際の決済用端末から旅行中の買物に関する電子データを受信し、前記電子データを旅行電子データとして記憶する旅行電子データ記憶部を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子マネーカード。
  3. 外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードを管理する電子マネーカード管理サーバであって、
    前記外国人旅行者のクレジットカードの利用可能額の範囲内で前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額として設定されたオーソリ予約枠と、
    前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が不足する場合に、前記オーソリ予約枠残高を自動的に加算するため、前記不足の基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額と、
    を記憶する電子マネーカード情報データベースを備えることを特徴とする電子マネーカード管理サーバ。
  4. 前記電子マネーカード情報データベースは、前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記使用した際の決済用端末から旅行中の買物に関する電子データを受信し、前記電子データを旅行電子データとして記憶することを特徴とする請求項に記載の電子マネーカード管理サーバ。
  5. 外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードを発行する電子マネーカード発行装置であって、
    前記外国人旅行者のクレジットカードを読み取るクレジットカード読取部と、
    前記読み取られたクレジットカードのオーソリ情報をクレジットカード会社のシステムに照会するオーソリ照会部と、
    前記照会の結果が正常であったことに応じて、
    前記クレジットカードの利用可能額の範囲内で、前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額としてオーソリ予約枠を設定するオーソリ情報設定部と、
    前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が、基準となる自動オーソリ予約額を不足する場合に、前記オーソリ予約枠残高に前記オーソリ予約枠の金額を自動的に加算するため、前記不足の基準となる金額を定めた自動オーソリ予約額を記憶する自動オーソリ予約額記憶部と、
    前記オーソリ情報設定部が設定した情報を電子マネーカードに関連付けて発行する、電子マネーカード発行部と、
    を備えることを特徴とする電子マネーカード発行装置。
  6. 外国人旅行者のためのポストペイ型の電子マネーカードの決済方法であって、
    前記外国人旅行者のクレジットカードを読み取る段階と、
    前記読み取られたクレジットカードのオーソリ情報をクレジットカード会社のシステムに照会する段階と、
    前記照会の結果が正常であったことに応じて、
    前記クレジットカードの利用可能額の範囲内で、前記電子マネーカードの国内での一時的な利用限度額としてオーソリ予約枠を設定する段階と、
    前記電子マネーカードが国内で使用されたときに、前記オーソリ予約枠と利用金額との差であるオーソリ予約枠残高が、基準となる自動オーソリ予約額を下回った場合に、前記オーソリ予約枠残高に前記オーソリ予約枠の金額を自動的に加算する段階と、
    を含むことを特徴とする電子マネーカードの決済方法。
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