JP6625965B2 - 端局装置及び帯域割当方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態におけるPONシステム100のシステム構成の具体例を示す図である。PONシステム100は、OLT1、ONU2、下位装置3及び上位装置4を備える。OLT1は、光アクセス網における端局装置(Optical Line terminal)である。ONU2は、光アクセス網における終端装置(Optical Network Unit)である。下位装置3はONU2に接続され、上位装置4はOLT1に接続される。以下では、下位装置3から上位装置4に向かう方向の通信を上り通信と称し、逆方向の通信を下り通信と称する。また、上り通信で送信されるデータを上りデータと称し、下り通信で送信されるデータを下りデータと称する。例えば、下位装置3はモバイル網における無線基地局の無線装置部であり、上位装置4はモバイル網における無線基地局の基地局装置部である。無線装置部は主に無線機能を備え、基地局装置部は基地局の制御機能を備える。この場合、下位装置3及び上位装置4は、連携して動作することにより無線基地局として機能する。下位装置3にはユーザ装置5が接続される場合、PONシステム100はユーザ装置5に対して光アクセス網を介した通信サービスを提供することができる。下位装置3又はユーザ装置5は、上位装置4から通知されるスケジューリング情報に基づいて上りデータの送信を開始する。なお、上記のモバイル網はPONシステム100の一適用例であり、下位装置3及び上位装置4は、OLT1及びONU2を介した通信に基づく他の装置又はシステムとして構成されてもよい。
本発明の第2実施形態は、OLTが残余帯域にアクティベーション・ウィンドウを展開しない場合、OLT−ONU間で終端される制御信号を送信するための期間(以下「制御信号送信期間」という。)を残余帯域に割り当てる点で第1実施形態と異なる。このような構成を備えることにより、第2実施形態のPONシステムでは、各ONUが下位装置による上りデータの送信に遅延を与えることなくOLTに制御信号を送信することが可能になる。この場合、第2実施形態におけるOLTは第1実施形態と同様の機能構成によって実現される。以下では、第2実施形態におけるOLTが備える各機能部のうち、第1実施形態と異なる機能を有するものについてのみ説明し、同様の機能を有する機能部についての説明を省略する。
本発明の第3実施形態は、OLTがアクティベーション・ウィンドウを展開した残りの残余帯域に制御信号送信期間を割り当てる点で第2実施形態と異なる。このような構成を備えることにより、第3実施形態のPONシステムでは、残余帯域で送信される制御信号の遅延を小さくすることが可能になる。この場合、第3実施形態におけるOLTは第2実施形態と同様の機能構成によって実現される。以下では、第3実施形態におけるOLTが備える各機能部のうち、第2実施形態と異なる機能を有するものについてのみ説明し、同様の機能を有する機能部についての説明を省略する。
図11は、第4実施形態におけるOLT1aのシステム構成の具体例を示す図である。第4実施形態のPONシステム100aは、OLT1に代えてOLT1aを備える点で第1〜第3実施形態のPONシステム100と異なる。さらにOLT1aは、情報加工部13に代えて情報加工部13aを備える点、帯域割当算出部17に代えて帯域割当算出部17aを備える点、残余帯域検出部15及び帯域割当方針決定部16に代えて許容遅延量記憶部18を備える点で第1〜第3実施形態におけるOLT1と異なる。
本発明の第5実施形態は、OLTが上りデータに設定された優先度に応じて各下位装置の送信帯域を割り当てる点で第4実施形態と異なる。上りデータに優先度が設定される例としては、下位装置−上位装置間で送受信される制御信号が低遅延性を要求される(例えば優先度が閾値以上である)高優先信号であり、データ信号がある程度の遅延を許容される低優先信号である(例えば優先度が閾値未満である)場合などが挙げられる。この場合、第5実施形態におけるOLTは第4実施形態と同様の機能構成によって実現される。以下では、第5実施形態におけるOLTが備える各機能部のうち、第4実施形態と異なる機能を有するものについてのみ説明し、同様の機能を有する機能部についての説明を省略する。
第4及び第5実施形態におけるOLT1aは、第1〜第3実施形態のOLT1の構成を備えることにより、より大きな帯域として確保されうる残余帯域に対して、アクティベーション期間又は制御信号送信期間を割り当てるように構成されてもよい。これにより、OLT1aは、アクティベーション・ウィンドウの展開、又は制御信号の送信に必要な帯域をより長い残余帯域に割り当てることが可能になり、アクティベーション処理及び制御信号の遅延をより低減することが可能になる。
Claims (6)
- 複数の終端装置を収容する端局装置であって、
前記終端装置に対する送信帯域の割り当てに必要な情報であるリソース情報を自装置の上位側に接続された上位装置から取得するリソース情報取得部と、
前記リソース情報に基づいて前記複数の終端装置に上りデータの送信帯域を割り当てる帯域割当算出部と、
前記リソース情報に基づいて、前記終端装置に接続された下位装置から前記終端装置に対して上りデータが送信されない残余帯域を検出する残余帯域検出部と、
を備え、
前記帯域割当算出部は、自装置に新たに接続された終端装置が自装置に対して自身の検出及び登録を促す上りデータの送信に必要なウィンドウ期間を前記残余帯域が上回る場合、前記ウィンドウ期間が前記残余帯域に展開されるように前記送信帯域を割り当てる、
端局装置。 - 前記帯域割当算出部は、前記残余帯域が前記ウィンドウ期間を上回らない場合、自装置と前記終端装置との間で終端される上りデータの送信帯域を前記残余帯域に割り当てる、
請求項1に記載の端局装置。 - 前記帯域割当算出部は、自装置と前記終端装置との間で終端される上りデータの送信帯域を、前記ウィンドウ期間を展開した残りの残余帯域に割り当てる、
請求項1又は2に記載の端局装置。 - 前記帯域割当算出部は、上りデータが許容される遅延量を超えない範囲で前記終端装置にバッファリングされるように前記送信帯域を割り当てる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。 - 前記帯域割当算出部は、優先度が所定の閾値以上である上りデータは前記終端装置にバッファリングされず、優先度が前記閾値未満である上りデータが前記終端装置にバッファリングされるように前記送信帯域を割り当てる、
請求項4に記載の端局装置。 - 複数の終端装置を収容する端局装置が行う帯域割当方法であって、
前記終端装置に対する送信帯域の割り当てに必要な情報であるリソース情報を自装置の上位側に接続された上位装置から取得するリソース情報取得ステップと、
前記リソース情報に基づいて前記複数の終端装置に上りデータの送信帯域を割り当てる帯域割当算出ステップと、
前記リソース情報に基づいて、前記終端装置に接続された下位装置から前記終端装置に対して上りデータが送信されない残余帯域を検出する残余帯域検出ステップと、
を有し、
前記帯域割当算出ステップにおいて、自装置に新たに接続された終端装置が自装置に対して自身の検出及び登録を促す上りデータの送信に必要なウィンドウ期間を前記残余帯域が上回る場合、前記ウィンドウ期間が前記残余帯域に展開されるように前記送信帯域を割り当てる、
帯域割当方法。
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