JP6625883B2 - アミノピラリドおよびクロピラリドの施用による相乗的雑草防除 - Google Patents

アミノピラリドおよびクロピラリドの施用による相乗的雑草防除 Download PDF

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

Description

本開示は、相乗的除草有効量の(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを含む除草用組成物に関する。本開示はさらに、望ましくない植生を防除する方法にも関する。
農業において頻繁に見られる問題の多くは、例えば作物の生長を阻害し得るような望ましくない植生の生長の抑制に関連する。望ましくない植生の防除に役立てるために、研究者らは、そのような望ましくない生長の抑制に有効な、様々な化学物質および化学製剤を作り出してきた。しかしながら、望ましくない植生の生長を抑制するための新たな組成物および方法が、依然として求められている。
多くのタイプの除草剤が文献において開示されており、そのいくつかが商業的に使用されている。いくつかの場合において、除草有効成分は、個別に施用される場合よりも組み合わせにおいてより効果的であることが見出されており、これは、「相乗効果」または「相乗作用」と呼ばれる。本開示は、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとが、組み合わせて施用される場合に相乗的除草効果を示すという発見に基づいている。
したがって、本開示は、相乗的除草有効量の(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを含む除草用組成物に関する。いくつかの実施形態において、(a)はアミノピラリドのカリウム塩を含む。いくつかの実施形態において、(b)はクロピラリド−オラミンを含む。いくつかの実施形態において、除草用組成物は、作物用である。(a)と(b)の酸当重量比は、1:2未満であり得る。いくつかの実施形態において、(a)と(b)の酸当重量比は、1:600から1:6まで(例えば、1:150から1:30まで)である。いくつかの実施形態において、組成物は、追加の殺虫剤(例えば、アミノシクロピラクロル(aminocyclopyrachlor)、アミカルバゾン(amicarbazone)、4−アミノピコリン酸、ブロモキシニル(bromoxynil)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、2,4−D、ジカンバ(dicamba)、ジクロルプロップ−P(dichlorprop-P)、ジクロスラム(diclosulam)、ジウロン(diuron)、フロラスラム(florasulam)、フルカルバゾン−ナトリウム(flucarbazone-sodium)、フルメツラム(flumetsulam)、フルロキシピル(fluroxypyr)、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、イマザモックス(imazamox)、イマザピル(imazapyr)、イマザピック(imazapic)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、インダジフラム(indaziflam)、イオキシニル(ioxynil)、MCPA、メコプロップ−P(mecoprop-P)、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピクロラム(picloram)、ピノキサデン(pinoxaden)、ピロクススラム(pyroxsulam)、リムスルフロン(rimsulfuron)、スルホメツロン(sulfometuron)、チフェンスルフロン−メチル(thifensulfuron-methyl)、テブチウロン(tebuthiuron)、トリベヌロン−メチル(tribenuron-methyl)、トリクロピル(triclopyr)、またはそれらの農学的に許容される塩もしくはエステルもしくは混合物)をさらに含む。追加の殺虫剤は、2,4−Dコリン塩、トリクロピルコリン塩、またはそれらの混合物を含み得る。いくつかの実施形態において、組成物は、ナプタラム(naptalam)ならびにそれらの塩およびエステルを含まない。いくつかの実施形態において、組成物は、除草剤毒性緩和剤、農学的に許容されるアジュバントもしくは担体、またはそれらの組み合わせをさらに含む。
本開示はさらに、望ましくない植生を防除する方法であって、植生の出芽もしくは生長を防ぐために、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを、植生または植生に隣接する領域に施用するステップまたは土壌もしくは水に施用するステップを含み、(a)および(b)を、それぞれ、相乗的除草効果を生じるのに十分な量で加える、方法に関する。いくつかの実施形態において、(a)および(b)は同時に施用される。いくつかの実施形態において、(a)および(b)は、望ましくない植生に対して、出芽後に施用される。望ましくない植生は、例えば、大麦、カノーラ、シリアル、トウモロコシ、ミント、からし種子、燕麦、ホウレンソウ、シュガービート、カブ、または小麦において防除され得る。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、広葉雑草(broadleaf weed)(例えば、イヌホオズキなど)である。望ましくない植生は、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ジカンバ(dicamba)、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、アリールオキシフェノキシプロピオネート(aryloxyphenoxypropionate)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)阻害剤、イミダゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、トリアジン(triazine)、ブロモキシニル(bromoxynil)、またはそれらの組み合わせに対する作物耐性において防除することができる。例えば、望ましくない植生は、フェノキシ酸耐性作物において防除することができ、フェノキシ酸許容性作物は、AAD12遺伝子によって付与された耐性を有する。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、オーキシン除草剤に対して耐性を有する。いくつかの実施形態において、(a)は、1ヘクタールあたり0.1〜10グラム酸当量(g ae/ha)の量で施用される(例えば、0.5〜3g ae/ha)。いくつかの実施形態において、(b)は、20〜300g ae/haの量(例えば、60〜90g ae/ha)において施用される。
下記の説明は、本開示の1つまたは複数の実施形態の詳細について述べている。他の特徴、目的、および利点は、明細書および特許請求の範囲から明らかであろう。
本開示は、相乗的除草有効量の(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと、(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを含む除草用組成物に関する。本開示はさらに、望ましくない植生を防除する方法にも関する。
本明細書において使用される場合、「除草剤」なる用語は、植生を殺すか、防除するか、さもなければ植生の生長を損なうように変更する有効成分を意味する。「除草有効量」は、「除草効果」、すなわち、例えば、自然な発生からの逸脱、殺草、調節、乾燥、および減速を含む、不利に変更する効果を生じるような有効成分の量である。「植物」および「植生」なる用語は、例えば、発芽する種、発芽した苗、および定着した植生を包含し得る。
アミノピラリド
本開示の組成物および方法は、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルを含み得る。下記に示されるアミノピラリド(すなわち、4−アミノ−3,6−ジクロロ−2−ピリジンカルボン酸)は、例えば、産業植生、牧草地、および放牧地などにおいて、広葉雑草を防除するために使用することができる除草剤である。その除草活性は、THE PESTICIDE MANUAL, Fifteenth Edition, 2009に記載されている。
アミノピラリドは、(上記に示されるような)その酸形態において、またはその農学的に許容される塩もしくはエステルとして提供され得る。アミノピラリドの例示的な農学的に許容される塩もしくはエステルとしては、これらに限定されるわけではないが、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、または置換アンモニウム塩、特に、モノ−、ジ−、およびトリ−C〜C−アルキルアンモニウム塩、例えば、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、およびイソプロピルアンモニウム(例えば、トリイソプロパノールアンモニウム)など、モノ−、ジ−、およびトリ−ヒドロキシ−C〜C−アルキルアンモニウム塩、例えば、ヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、トリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、ヒドロキシプロピルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、およびトリ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩など、それらのジグリコールアミン塩およびそれらのエステル、特に、そのC〜C−アルキルエステルおよびC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルエステル、例えば、メチルエステル、エチルエステル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、およびブトキシエチルエステルなど、が挙げられる。アミノピラリドの例示的な農学的に許容される塩もしくはエステルは、アミノピラリド−カリウム、アミノピラリド−オラミン、アミノピラリド−トリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、アミノピラリド−メチル、アミノピラリドコリン塩、およびそれらの混合物を含み得る。いくつかの実施形態において、アミノピラリドは、アミン塩、例えば、アミノピラリド−オラミン塩、ジメチルアミン(DMA)塩、モノエタノールアミン(MEA)塩、トリイソプロパノールアミン(TIPA)塩、またはそれらの混合物など、として提供される。アミノピラリドおよびその農学的に許容される塩もしくはエステルは、例えば、MILESTONE(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)などの商標において市販されているかまたは市販されていた。
本明細書において説明されるアミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、除草効果を誘起するのに十分な量で使用され得る。いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、1ヘクタールあたり0.1グラムの酸当量(g ae/ha)以上(例えば、0.2g ae/ha以上、0.3g ae/ha以上、0.4g ae/ha以上、0.5g ae/ha以上、0.6g ae/ha以上、0.7g ae/ha以上、0.8g ae/ha以上、0.9g ae/ha以上、1g ae/ha以上、1.2g ae/ha以上、1.4g ae/ha以上、1.6g ae/ha以上、1.8g ae/ha以上、2g ae/ha以上、2.2g ae/ha以上、2.4g ae/ha以上、2.6g ae/ha以上、2.8g ae/ha以上、3g ae/ha以上、3.5g ae/ha以上、4g ae/ha以上、4.5g ae/ha以上、5g ae/ha以上、5.5g ae/ha以上、6g ae/ha以上、6.5g ae/ha以上、7g ae/ha以上、7.5g ae/ha以上、8g ae/ha以上、8.5g ae/ha以上、9g ae/ha以上、または9.5g ae/ha以上)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、10g ae/ha以下(例えば、9.5g ae/ha以下、9g ae/ha以下、8.5g ae/ha以下、8g ae/ha以下、7.5g ae/ha以下、7g ae/ha以下、6.5g ae/ha以下、6g ae/ha以下、5.5g ae/ha以下、5g ae/ha以下、4.5g ae/ha以下、4g ae/ha以下、3.5g ae/ha以下、3.3g ae/ha以下、3.1g ae/ha以下、2.9g ae/ha以下、2.7g ae/ha以下、2.5g ae/ha以下、2.3g ae/ha以下、2.1g ae/ha以下、1.9g ae/ha以下、1.7g ae/ha以下、1.5g ae/ha以下、1.3g ae/ha以下、1.1g ae/ha以下、0.9g ae/ha以下、0.7g ae/ha以下。0.5g ae/ha以下、または0.3g ae/ha以下)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、0.1〜10g ae/ha(例えば、0.2〜8g ae/ha、0.25〜7g ae/ha、0.3〜6g ae/ha、0.35〜5g ae/ha、0.4〜4g ae/ha、0.5〜3g ae/ha、0.6〜2.5g ae/ha、0.7〜2.0g ae/ha、0.8〜1.5g ae/ha、0.9〜1.1g ae/haなど)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。
クロピラリド
本開示の組成物および方法は、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルを含み得る。下記に示されるクロピラリド(すなわち、3,6−ジクロロピコリン酸;3,6−ジクロロ−2−ピリジンカルボン酸)は、例えば、禾穀類、観賞植生、牧草、休耕地、芝生、放牧地、森林、および産業用途など、において広葉雑草を防除するために使用することができる除草剤である。その除草活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009に記載されている。
クロピラリドは、(上記に示されるような)その酸形態において、またはその農学的に許容される塩もしくはエステルとして、提供され得る。クロピラリドの例示的な農学的に許容される塩もしくはエステルとしては、これらに限定されるわけではないが、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、または置換アンモニウム塩、特に、モノ−、ジ−、およびトリ−C〜C−アルキルアンモニウム塩、例えば、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、およびイソプロピルアンモニウムなど、モノ−、ジ−、およびトリ−ヒドロキシ−C〜C−アルキルアンモニウム塩、例えば、ヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、トリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム塩、ヒドロキシプロピルアンモニウム塩、ジ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、およびトリ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩など、それらのジグリコールアミン塩およびそれらのエステル、特に、そのC〜C−アルキルエステルおよびC〜C−アルコキシ−C〜C−アルキルエステル、例えば、メチルエステル、エチルエステル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、イソオクチル、2−エチルヘキシル、およびブトキシエチルエステルなど;ならびにアリールエステル、例えば、ベンジルなど、が挙げられる。クロピラリドの例示的な農学的に許容される塩もしくはエステルは、クロピラリド−カリウム、クロピラリド−オラミン、クロピラリド−トリス(2−ヒドロキシプロピル)アンモニウム、クロピラリド−メチル、およびそれらの混合物を含み得る。いくつかの実施形態において、クロピラリドは、アミン塩、例えば、クロピラリド−オラミン塩、ジメチルアミン(DMA)塩、モノエタノールアミン(MEA)塩、トリイソプロパノールアミン(TIPA)塩、またはそれらの混合物など、として提供される。クロピラリドおよびその農学的に許容される塩もしくはエステルは、例えば、LONTREL(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)、RECLAIM(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)、DOW SHIELD(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)、STINGER(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)、TRANSLINE(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製)、FETREL(登録商標)(FERTIAGRO PTE. LTD.製)、CLEAN SLATE(登録商標)(NUFARM AMERICAS INC.製)、GARRISON(登録商標)(NUFARM AMERICAS INC.製)、PHAETON(登録商標)(HEKTAS TICARET T.A.S.製)、CLOPYR(登録商標)(UNITED PHOSPHORUS LTD.製)、CLEO(登録商標)(PARIJAT製)、WOPRO−CLOPYRALID(登録商標)(B.V. INDUSTRIE−&HANDELSONDERNEMING SIMONIS製)、BOSS(登録商標)(STOCKTON AGRIMOR AG製)、PIRATE(登録商標)(WILLOWOOD LTD.製)、TRELAN(登録商標)(WILLOWOOD LTD.製)、およびTANGO(登録商標)(ZELAM LTD.製)などの商標において市販されているかまたは市販されていた。
本明細書において説明されるクロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、除草効果を誘起するのに十分な量で使用され得る。いくつかの実施形態において、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、1ヘクタールあたり20グラムの酸当量(g ae/ha)以上(例えば、30g ae/ha以上、40g ae/ha以上、50g ae/ha以上、60g ae/ha以上、70g ae/ha以上、80g ae/ha以上、90g ae/ha以上、100g ae/ha以上、110g ae/ha以上、120g ae/ha以上、130g ae/ha以上、140g ae/ha以上、160g ae/ha以上、180g ae/ha以上、200g ae/ha以上、または250g ae/ha以上)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。いくつかの実施形態において、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、300g ae/ha以下(例えば、290g ae/ha以下、280g ae/ha以下、270g ae/ha以下、260g ae/ha以下、250g ae/ha以下、240g ae/ha以下、230g ae/ha以下、220g ae/ha以下、210g ae/ha以下、200g ae/ha以下、190g ae/ha以下、180g ae/ha以下、170g ae/ha以下、160g ae/ha以下、150g ae/ha以下、140g ae/ha以下、130g ae/ha以下、120g ae/ha以下、110g ae/ha以下、100g ae/ha以下、90g ae/ha以下、80g ae/ha以下、70g ae/ha以下、60g ae/ha以下、50g ae/ha以下、40g ae/ha以下、または30g ae/ha以下)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。いくつかの実施形態において、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、植生の発生もしくは生長を防ぐために、20〜300g ae/ha(例えば、25〜250g ae/ha、30〜200g ae/ha、35〜180g ae/ha、40〜150g ae/ha、50〜120g ae/ha、55〜100g ae/ha、または60〜90g ae/ha)の量で、植生もしくは植生に隣接する領域に施用されるか、または土壌もしくは水に施用される。
除草用混合物または組み合わせ
(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、相乗的除草効果を誘起するのに十分な量で、(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと、混合されるかまたはそれらとの組み合わせにおいて施用される。いくつかの実施形態において、(a)および(b)は、依然として良好な作物適合性を示しつつ(すなわち、作物に対するそれらの使用が、除草用化合物(a)または(b)の個別施用と比べても、作物への損傷の増加を生じない)、相乗的除草効果を誘起するのに十分な量で使用される。アメリカ雑草学会(Weed Science Society of America)のHerbicide Handbook ,Ninth Edition, 2007, p. 429に記載されているように、「『相乗作用』は、2つ以上の因子が組み合わされた場合に、その効果が、各因子が別々に施用された場合の反応に基づいて予想される効果を上回るような、2つ以上の因子の相互作用である」。除草剤との関連においての相乗的とは、上記において定義されるような(a)および(b)の使用が、結果として、(a)または(b)単独の使用により可能である雑草防除効果と比較して、雑草防除効果の増加を生じることを意味し得る。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法によって引き起こされる、望ましくない植生に対する損傷または傷害は、未処理の対照植生と比較した0%から100%までのスケールを使用して評価され、この場合、0%は、望ましくない植生に対して損傷の無いことを示しており、100%は、望ましくない植生の完全な殺草を示している。いくつかの実施形態において、(a)および(b)の組み合わせにおける使用が相乗効果を示すか否かを決定するために、Colbyの式:
[式中、
X=施用量aにおいて(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルを使用する効果(パーセント);
Y=施用量bにおいて(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルを使用する効果(パーセント);
E=施用量aおよびbでの(a)+(b)の予測される効果(パーセント(%))]
が施用される(S. R. Colby, Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations, WEEDS 15, p. 22 (1967))。
Colbyの式において、値Eは、個々の化合物の活性が加法的である場合に期待される効果(植物の損傷または傷害)に相当する。観察された効果がColbyの式により算出された値Eより高い場合、Colbyの式により、相乗効果が存在する。
いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、Colbyの式によって定義する場合に相乗的である。いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとクロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとの連合作用は、結果として、それ自体が除草効果を有するように殺虫剤に対して典型的に使用される施用量より少ない施用量でさえ、(相乗作用により)望ましくない植生に対する増強された活性を生じる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、標準的な施用量での個々の構成成分によって生じる効果に匹敵する除草効果を達成するために、個々の構成成分に基づき、より少ない施用量で使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、望ましくない植生に対して、加速作用を提供する(すなわち、それらは、個々の除草剤の施用と比較してより速く望ましくない植生の損傷を生じる)。
いくつかの実施形態において、相乗的除草効果を誘起するのに十分な、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルの酸当重量比は、少なくとも1:600(例えば、少なくとも1:550、少なくとも1:500、少なくとも1:450、少なくとも1:400、少なくとも1:350、少なくとも1:300、少なくとも1:250、少なくとも1:200、少なくとも1:150、少なくとも1:140、少なくとも1:130、少なくとも1:120、少なくとも1:110、少なくとも1:100、少なくとも1:90、少なくとも1:80、少なくとも1:70、少なくとも1:60、少なくとも1:50、少なくとも1:40、少なくとも1:30、少なくとも1:25、少なくとも1:20、少なくとも1:15、少なくとも1:12、少なくとも1:10、少なくとも1:9、少なくとも1:8、または少なくとも1:7)である。いくつかの実施形態において、相乗的除草効果を誘起するのに十分な、(a)と(b)の酸当重量比は、1:2以下より小さい(例えば、1:3以下、1:4以下、1:5以下、1:6以下、1:7以下、1:8以下、1:9以下、1:10以下、1:12以下、1:15以下、1:20以下、1:25以下、1:30以下、1:35以下、1:40以下、1:45以下、1:50以下、1:60以下、1:70以下、1:80以下、1:90以下、1:100以下、1:125以下、1:150以下、1:175以下、1:200以下、1:250以下、1:300以下、1:350以下、1:400以下、1:450以下、1:500以下、または1:550以下)である。いくつかの実施形態において、(a)と(b)の酸当重量比は、1:600から1:6まで(例えば、1:425から1:10まで、1:350から1:15まで、1:275から1:20まで、1:200から1:25まで、1:150から1:30まで、1:125から1:35まで、1:100から1:40まで、または1:80から1:50までなど)である。
製剤
本開示はさらに、本明細書において開示される組成物および方法の製剤にも関する。いくつかの実施形態において、製剤は、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルの両方を含む、単一パッケージ製剤の形態であり得る。いくつかの実施形態において、製剤は、(a)および(b)の両方を含みかつさらに少なくとも1種の添加剤も含む、単一パッケージ製剤の形態であり得る。いくつかの実施形態において、製剤は、二パッケージ製剤の形態であり得、この場合、一方のパッケージは、(a)と任意選択で少なくとも1種の添加剤とを含有し、その一方で、他方のパッケージは、(b)と任意選択で少なくとも1種の添加剤とを含有する。二パッケージ製剤のいくつかの実施形態において、(a)および任意選択で少なくとも1種の添加剤を含む製剤と、(b)および任意選択で少なくとも1種の添加剤を含む製剤は、施用前に混合されて、同時に施用される。いくつかの実施形態において、混合ステップは、タンクミックスとして実施される(すなわち、製剤は、水によって希釈する直前または希釈の際に混合される)。いくつかの実施形態において、(a)を含む製剤および(b)を含む製剤は、混合はされないが、逐次的に(連続して)例えば、互いにすぐ引き続いて、または互いに1時間以内、2時間以内、4時間以内、8時間以内、16時間以内、24時間以内、2日以内、もしくは3日以内に施用される。
いくつかの実施形態において、(a)および(b)の製剤は、懸濁形態、乳化形態、または溶解形態において存在する。例示的な製剤としては、これらに限定されるわけではないが、水性液剤、粉剤、懸濁剤、さらに高濃縮水性液剤、油性もしくは他の懸濁剤または分散剤、水性エマルション製剤、水性マイクロエマルション製剤、水性サスポ−エマルション製剤、油分散剤、ペースト剤、粉剤、および展着のための材料もしくは粒剤、が挙げられる。
いくつかの実施形態において、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルおよび/または(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、使用前に希釈することができる水性液剤である。いくつかの実施形態において、(a)および/または(b)は、濃縮物などの高濃度製剤として提供される。いくつかの実施形態において、濃縮物は、安定であり、貯蔵および出荷の際にも効力を維持する。いくつかの実施形態において、濃縮物は、54℃以上の温度において安定な透明で均一な液体である。いくつかの実施形態において、濃縮物は、−10℃以上の温度においていかなる固形分の沈殿も示さない。いくつかの実施形態において、濃縮物は、低温においていずれの構成成分の分離、沈殿、または結晶化も示さない。例えば、濃縮物は、0℃未満(例えば、−5℃未満、−10℃未満、−15℃未満など)の温度において、透明な溶液のままである。いくつかの実施形態において、濃縮物は、5℃の低温においてさえ、50センチポアズ(50メガパスカル)未満の粘度を示す。
本明細書において開示される組成物および方法はさらに、添加剤と混合することも、または添加剤と一緒に施用することもできる。いくつかの実施形態において、添加剤は、水で希釈することができ、または濃縮することができる。いくつかの実施形態において、添加剤は逐次的に加えられる。いくつかの実施形態において、添加剤は同時に加えられる。いくつかの実施形態において、添加剤は、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと予混合される。いくつかの実施形態において、添加剤は、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと予混合される。いくつかの実施形態において、添加剤は、アミノピラリドまたは農学的に許容される塩もしくはエステルならびにクロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと予混合される。
いくつかの実施形態において、添加剤は、追加の殺虫剤である。例示的な追加の殺虫剤としては、これらに限定されるわけではないが、2,4−D、アミノシクロピラクロル(aminocyclopyrachlor)、アセトクロル(acetochlor)、アクロニフェン(aclonifen)、アミカルバゾン(amicarbazone)、4−アミノピコリン酸ベースの除草剤、例えば、ハロウキシフェン(halauxifen)、ハロウキシフェン−メチル(halauxifen-methyl)、および米国特許第7,314,849号(B2)および同第7,432,227号(B2)に記載されているものなど、アミドスルフロン(amidosulfuron)、アミノピラリド(aminopyralid)、アミノトリアゾール(aminotriazole)、アンモニウムチオシアネート(ammonium thiocyanate)、アシュラム(asulam)、アトラジン(atrazine)、ベフルブタミド(beflubutamid)、ベナゾリン(benazolin)、ベンタゾン(bentazone)、ビフェノックス(bifenox)、ブロマシル(bromacil)、ブロモキシニル(bromoxynil)、ブタクロール(butachlor)、ブタフェナシル(butafenacil)、ブトラリン(butralin)、ブトロキシジム(butroxydim)、カルベタミド(carbetamide)、カルフェントラゾン(carfentrazone)、カルフェントラゾン−エチル(carfentrazone-ethyl)、クロロメクワット(chlormequat)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、クロルトルロン(chlortoluron)、シニドン−エチル(cinidon-ethyl)、クレトジム(clethodim)、クロジナホップ−プロパルギル(clodinafop-propargyl)、クロマゾン(clomazone)、シアナジン(cyanazine)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、シクロキシジム(cycloxydim)、ジカンバ(dicamba)、ジクロベニル(dichlobenil)、ジクロルプロップ−P(dichlorprop-P)、ジクロホップ−メチル(diclofop-methyl)、ジクロスラム(diclosulam)、ジフルフェニカン(diflufenican)、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)、ジメフロン(dimefuron)、ジメタクロール(dimethachlor)、ジコート(diquat)、ジウロン(diuron)、EPTC、ET−751、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、フェノキサプロップ(fenoxaprop)、フェノキサプロップ−エチル(fenoxaprop-ethyl)、フェノキサプロップ−エチル+イソキサジフェン−エチル(fenoxaprop-ethyl+isoxadifen-ethyl)、フェノキサプロップ−P−エチル(fenoxaprop-P-ethyl)、フェノキサスルホン(fenoxasulfone)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、フロラスラム(florasulam)、フルアジホップ(fluazifop)、フルアジホップ−P−ブチル(fluazifop-P-butyl)、フルカルバゾン(flucarbazone)、フルカルバゾン−ナトリウム(flucarbazone-sodium)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)(LGC−42153)、フルフェナセット(flufenacet)、フルメツラム(flumetsulam)、フルミオキサジン(flumioxazin)、フルピルスルフロン(flupyrsulfuron)、フルロキシピル(fluroxypyr)、フルロキシピル−メプチル(fluroxypyr-meptyl)、フルルタモン(flurtamone)、グルホシネート(glufosinate)、グルホシネート−アンモニウム(glufosinate-ammonium)、グリホサート(glyphosate)、ハロキシホップ−メチル(haloxyfop-methyl)、ハロキシホップ−R(haloxyfop-R)、ヘキサジノン(hexazinone)、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、インダノファン(indanofan)、インダジフラム(indaziflam)、ヨードスルフロン(iodosulfuron)、ヨードスルフロン−エチル−ナトリウム(iodosulfuron-ethyl-sodium)、イオキシニル(ioxynil)、イソプロツロン(isoproturon)、イソキサベン(isoxaben)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、ラクトフェン(lactofen)、リニュロン(linuron)、MCPA、MCPB、メコプロップ−P(mecoprop-P)、メソスルフロン(mesosulfuron)、メソスルフロン−エチルナトリウム(mesosulfuron-ethyl sodium)、メタザクロル(metazochlor)、メトスラム(metosulam)、メトリブジン(metribuzin)、メトスルフロン(metsulfuron)、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)、MSMA、ナプロパミド(napropamide)、ノルフルラゾン(norfurazon)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、オリザリン(oryzalin)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オキサジアゾン(oxadiazon)、オキシフルオルフェン(oxyfluorfen)、パラコート(paraquat)、ペンジメタリン(pendimethalin)、ペノキススラム(penoxsulam)、ピクロラム(picloram)、ピコリナフェン(picolinafen)、ピノキサデン(pinoxaden)、プリミスルフロン(primisulfuron)、プロフルアゾール(profluazol)、プロパキザホップ(propaquizafop)、プロポキシカルバゾン(propoxycarbazone)、プロピザミド(propyzamide)、プロスルホカルブ(prosulfocarb)、プロスルフロン(prosulfuron)、ピラフルフェン−エチル(pyraflufen-ethyl)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)(LGC−40863)、ピロクススラム(pyroxsulam)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、キンメラック(quinmerac)、キザロホップ−エチル−D(quizalofop-ethyl-D)、キザロホップ−P−エチル(quizalofop-P-ethyl)、キザロホップ−P−テフリル(quizalofop-P-tefuryl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、セトキシジム(sethoxydim)、シマジン(simazine)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、スルホメツロン(sulfometuron)、スルホサート(sulfosate)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、テブチウロン(tebuthiuron)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、ターバシル(terbacil)、テルブトリン(terbutryn)、チアゾピル(thiazopyr)、チフェンスルフロン(thifensulfuron)、チフェンスルフロン−メチル(thifensulfuron-methyl)、トプラメゾン(topramezone)、トラルコキシジム(tralkoxydim)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリベヌロン(tribenuron)、トリベニュロン−メチル(tribenuron-methyl)、トリアファモン(triafamone)、トリクロピル(triclopyr)、およびトリフルラリン(trifluralin)、ならびにそれらの農学的に許容される塩、エステル、および混合物が挙げられる。いくつかの実施形態において、追加の殺虫剤としては、2,4−Dコリン塩、トリクロピルコリン塩、アミノシクロピラクロルコリン塩、またはそれらの混合物が挙げられる。
いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、ナプタラム(naptalam)(すなわち、N−1−ナフチルフタルアミド酸またはNPA)またはその塩もしくはエステルを組み入れない。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、ナプタラム(naptalam)またはその塩もしくはエステルを含まない。いくつかの実施形態において、ナプタラム(naptalam)またはその塩もしくはエステルは、本明細書において開示される方法において、植生、植物に隣接する領域、土壌、または水に施用されない。
いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、追加の殺虫剤と予混合された製剤において提供される。いくつかの実施形態において、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、クロピラリド、フルロキシピル(fluroxypyr)、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)、2,4−D、またはそれらの混合物と予混合される。市販されているかまたは市販されていた、アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと添加剤との例示的プレミックスとしては、これらに限定されるわけではないが、SENDERO(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、クロピラリドを組み入れたプレミックス)、CAPSTONE(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、トリクロピル(triclopyr)を組み入れたプレミックス)、CLEANWAVE(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、フルロキシピル(fluroxypyr)を組み入れたプレミックス)、CHAPARRAL(登録商標)およびOPENSIGHT(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)を組み入れたプレミックス)、CLEARVIEW(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、メトスルフロン−メチル(metsulfuron-methyl)を組み入れたプレミックス)、FOREFRONT(登録商標)R&PおよびFOREFRONT(登録商標)HL(DOW AGROSCIENCES LLC製、2,4−Dを組み入れた共パック製品)、GRAZONNEXT(登録商標)およびGRAZONNEXT(登録商標)HL(DOW AGROSCIENCES LLC製、2,4−Dを組み入れた共パック製品)、PASTURALL(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、2,4−Dを組み入れた共パック製品)、ならびにRESTORE(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、2,4−Dを組み入れた共パック製品)、が挙げられる。
いくつかの実施形態において、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、追加の殺虫剤と予混合された製剤において提供される。いくつかの実施形態において、クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルは、アセトクロル(acetochlor)、ベナゾリン(benazolin)、ベンスルフロン−メチル(bensulfuron-methyl)、2,4−D、ジカンバ(dicamba)、フルメツラム(flumetsulam)、フルロキシピル(fluroxypyr)、グルホシネート(glufosinate)、グリホサート(glyphosate)、イマザメタベンズ(imazamethabenz)、イマザモックス(imazamox)、イマザピック(imazapic)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマゼタピル(imazethapyr)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、MCPA、トリクロピル(triclopy)、またはそれらの混合物と予混合される。クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと添加剤との市販されているまたは市販されていた例示的プレミックスとしては、これらに限定されるわけではないが、CURTAIL(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、2,4−Dを組み入れたプレミックス)、MILLENIUM ULTRA 2(登録商標)(NUFARM AMERICAS INC.製、2,4−Dおよびジカンバ(dicamba)を組み入れたプレミックス)、SURESTART(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、アセトクロル(acetochlor)およびフルメツラム(flumetsulam)を組み入れたプレミックス)、BENAZALOX(登録商標)(BAYER CROPSCIENCE製、ベナゾリン(benazolin)を組み入れたプレミックス)、KE CAOTE(登録商標)(NANJING RED SUN CO.,LTD.製、ベンスルフロン−メチル(bensulfuron-methyl)を組み入れたプレミックス)、HORNET(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、フルメツラム(flumetsulam)を組み入れたプレミックス)、WIDEMATCH(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、フルロキシピル(fluroxypyr)を組み入れたプレミックス)、HAT TRICK(登録商標)(MCPA by LOVELAND PRODS.,INC.製、フルロキシピル(fluroxypyr)を組み入れたプレミックス)、CURTAIL M(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、MCPAを組み入れたプレミックス)、CONFRONT(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、トリクロピル(triclopy)を組み入れたプレミックス)、ならびにREDEEM(登録商標)(DOW AGROSCIENCES LLC製、トリクロピル(triclopy)を組み入れたプレミックス)、が挙げられる。
いくつかの実施形態において、添加剤は、農学的に許容されるアジュバントを含む。例示的な農学的に許容されるアジュバントとしては、これらに限定されるわけではないが、不凍剤、消泡剤、相溶化剤、金属イオン封鎖剤、中和剤および緩衝剤、腐食防止剤、着色剤、付臭剤、浸透助剤、湿潤剤、展着剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗微生物剤、作物油、毒性緩和剤、接着剤(例えば、種配合物での使用のため)、界面活性剤、保護コロイド、乳化剤、粘着性付与剤、およびそれらの混合物が挙げられる。例示的な農学的に許容されるアジュバントとしては、これらに限定されるわけではないが、作物油濃縮物(鉱油(85%)+乳化剤(15%))、ノニルフェノールエトキシレート(nonylphenol ethoxylate)、ベンジルココアルキルジメチル第四級アンモニウム塩、石油炭化水素とアルキルエステルと有機酸とアニオン性界面活性剤のブレンド、C〜C11アルキルポリグリコシド、リン酸アルコールエトキシレート(ethoxylate)、天然第一級アルコール(C12〜C16)エトキシレート(ethoxylate)、ジ−sec−ブチルフェノールEO−POブロックコポリマー、ポリシロキサン−メチルキャップ、ノニルフェノールエトキシレート(nonylphenol ethoxylate)+尿素硝酸アンモニウム、乳化されたメチル化種油、トリデシルアルコール(合成)エトキシレート(8EO)、タローアミンエトキシレート(tallow amine ethoxylate)(15EO)、およびPEG(400)ジオレエート−99(dioleate-99)が挙げられる。
いくつかの実施形態において、添加剤は、除草剤と共に施用される場合に、より良好な作物植物適合性を生じる有機化合物である毒性緩和剤である。いくつかの実施形態において、毒性緩和剤自体が、除草活性である。いくつかの実施形態において、毒性緩和剤は、作物植物において解毒剤または拮抗薬として機能し、ならびに作物植物への損傷を減じるかまたは防ぐことができる。例示的な毒性緩和剤としては、これらに限定されるわけではないが、AD−67(MON4660)、ベノキサコル(benoxacor)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ブラシノリド(brassinolide)、クロキントセット(cloquintocet)(メキシル)、シオメトリニル(cyometrinil)、シプロスルファミド(cyprosulfamide)、ダイムロン(daimuron)、ジクロルミド(dichlormid)、ジシクロノン(dicyclonon)、ジエトレート(dietholate)、ジメピペレート(dimepiperate)、ジスルホトン(disulfoton)、フェンクロラゾール(fenchlorazole)、フェンクロラゾール−エチル(fenchlorazole-ethyl)、フェンクロリム(fenclorim)、フルラゾール(flurazole)、フルキソフェニム(fluxofenim)、フリラゾール(furilazole)、ハーピンタンパク質(harpin protein)、イソキサジフェン−エチル(isoxadifen-ethyl)、ジエカオワン(jiecaowan)、ジエカオクシ(jiecaoxi)、メフェンピル(mefenpyr)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr-diethyl)、メフェネート(mephenate)、ナフタル酸無水物、2,2,5−トリメチル−3−(ジクロロアセチル)−1,3−オキサゾリジン、4−(ジクロロアセチル)−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン、オキサベトリニル(oxabetrinil)、R29148、およびN−フェニル−スルホニル安息香酸アミド、ならびにそれらの農学的に許容される塩および、それらの農学的に許容される誘導体(ただし、それらは、カルボキシル基を有する)が挙げられる。いくつかの実施形態において、毒性緩和剤は、クロキントセットまたはそのエステルもしくは塩、例えば、クロキントセット(メキシル)など、であり得る。例えば、クロキントセットは、コメおよびシリアルに対する組成物の悪影響に拮抗するために使用することができる。
例示的な界面活性剤(例えば、湿潤剤、粘着性付与剤、分散剤、乳化剤)としては、これらに限定されるわけではないが、芳香族スルホン酸、例えば、リグノスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、およびジブチルナフタレンスルホン酸、ならびに脂肪酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、およびアンモニウム塩、アルキル−およびアルキルアリールスルホネート(alkylarylsulfonate)、アルキルスルフェート(alkyl sulfate)、ラウリルエーテルスルフェート(lauryl ether sulfate)、および脂肪アルコールスルフェート(fatty alcohol sulfate)、ならびに硫酸化ヘキサ−、ヘプタ−、およびオクタデカノールの塩、ならびに脂肪アルコールグリコールエーテルの塩、スルホン化ナフタレンおよびその誘導体とホルムアルデヒドとの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル、エトキシル化イソオクチル−、オクチル−、またはノニルフェノール、アルキルフェニルまたはトリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルまたはポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセテート、ソルビトールエステル、リグノサルファイト廃液およびタンパク質、変性タンパク質、多糖(例えば、メチルセルロース)、疎水的変性デンプン、ポリビニルアルコール、ポリカルボキシレート、ポリアルコキシレート、ポリビニルアミン、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、およびそれらのコポリマーが挙げられる。
例示的な粘度付与剤としては、これらに限定されるわけではないが、多糖類、例えば、キサンタンゴムなど、ならびに有機および無機シート鉱物、ならびにそれらの混合物が挙げられる。
例示的な消泡剤としては、これらに限定されるわけではないが、シリコーンエマルション、長鎖アルコール、脂肪酸、脂肪酸の塩、有機フッ素化合物、およびそれらの混合物が挙げられる。
例示的な抗微生物剤としては、これらに限定されるわけではないが、ジクロロフェン(dichlorophen)およびベンジルアルコールヘミホルマール(benzyl alcohol hemiformal)、ならびにイソチアゾリノン誘導体、例えば、アルキルイソチアゾリノン(alkylisothiazolinone)およびベンズイソチアゾリノン(benzisothiazolinone)など、ならびにそれらの混合物、をベースとする殺菌剤が挙げられる。
例示的な不凍剤としては、これらに限定されるわけではないが、エチレングリコール、プロピレングリコール、尿素、グリセロール、およびそれらの混合物が挙げられる。
例示的な着色剤としては、これらに限定されるわけではないが、ローダミンB、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:2、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー80、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー13、ピグメントレッド112、ピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:1、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド53:1、ピグメントオレンジ43、ピグメントオレンジ34、ピグメントオレンジ5、ピグメントグリーン36、ピグメントグリーン7、ピグメントホワイト6、ピグメントブラウン25、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット49、アシッドレッド51、アシッドレッド52、アシッドレッド14、アシッドブルー9、アシッドイエロー23、ベーシックレッド10、ベーシックレッド108の商標において知られる染料およびそれらの混合物が挙げられる。
例示的な接着剤としては、これらに限定されるわけではないが、ポリビニルピロリドン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、チロース、およびそれらの混合物が挙げられる。
いくつかの実施形態において、添加剤は担体を含む。いくつかの実施形態において、添加剤は、液体もしくは固体担体を含む。いくつかの実施形態において、添加剤は、有機もしくは無機担体を含む。例示的な液体担体としては、これらに限定されるわけではないが、石油留分または炭化水素、例えば、鉱油、芳香族溶媒、パラフィン系オイルなど、植物油、例えば、大豆油、なたね油、オリブ油、ひまし油、ひまわり種子油、ココナツ油、とうもろこし油、綿実油、亜麻仁油、パーム油、落花生油、サフラワー油、胡麻油、桐油など、上記の植物油のエステル、モノアルコールまたは二価アルコール、三価アルコール、もしくは他の低級ポリアルコール(4−6ヒドロキシ含有)のエステル、例えば、ステアリン酸2−エチルヘキシル、オレイン酸n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオレイン酸プロピレングリコール、コハク酸ジ−オクチル、アジピン酸ジ−ブチル、フタル酸ジ−オクチルなど、モノ、ジ、およびポリカルボン酸などのエステル、トルエン、キシレン、石油ナフサ、作物油、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、ペルクロロエチレン、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよびジエチレングリコールモノメチルエーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、N−メチル−2−ピロリジノン、N,N−ジメチルアルキルアミド、ジメチルスルホキシド、液体肥料など、および水、ならびにそれらの混合物が挙げられる。例示的な固体担体としては、これらに限定されるわけではないが、珪石、シリカゲル、ケイ酸塩、タルク、カオリン、石灰石、石灰、チョーク、赤土、黄土、クレー、苦灰石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、グラウンド合成物質、パイロフィライトクレー、アタプルガスクレー、キーゼルグール、炭酸カルシウム、ベントナイトクレー、フーラー土、綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニン、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、シリアルミール、樹皮ミール、ウッドミール、およびナッツ殻ミール、セルロース粉末、ならびにそれらの混合物が挙げられる。
いくつかの実施形態において、エマルション製剤、ペースト剤、または油分散剤は、湿潤剤、粘着性付与剤、分散剤、または乳化剤を用いて、水中において(a)および(b)をホモジナイズすることにより調製され得る。いくつかの実施形態において、(a)、(b)、湿潤剤、粘着性付与剤、および分散剤もしくは乳化剤を含む、水による希釈に好適な濃縮物が調製される。
いくつかの実施形態において、展着のための粉末または材料および粉剤は、(a)および(b)ならびに任意選択で毒性緩和剤を固体担体と混合もしくは同時粉砕することによって調製することができる。
いくつかの実施形態において、(a)および(b)を固体担体に結合させることにより、粒剤(例えば、コーティングされた粒剤、含浸させた粒剤、および均一な粒剤)を調製することができる。
本明細書において開示される製剤は、相乗的除草有効量の(a)および(b)を含む。いくつかの実施形態において、製剤中における(a)および(b)の濃度は変えることができる。いくつかの実施形態において、製剤は、総重量に対して1%から95%まで(例えば、5%から95%まで、10%から80%まで、20%から70%まで、30%から50%まで)の(a)および(b)を含む。いくつかの実施形態において、(a)および(b)は、独立して、核磁気共鳴(NMR)分光法により90%から100%まで(例えば、95%から100%まで)の純度において用いることができる。いくつかの実施形態において、製剤中における(a)、(b)、および追加の殺虫剤の濃度は、変えることができる。いくつかの実施形態において、製剤は、総重量に対して1%から95%まで(例えば、5%から95%まで、10%から80%まで、20%から70%まで、30%から50%まで)の(a)、(b)、および追加の殺虫剤を含む。いくつかの実施形態において、(a)、(b)、および追加の殺虫剤は、独立して、NMR分光法により90%から100%まで(例えば、95%から100%まで)の純度において用いることができる。
施用方法
本明細書において開示される組成物は、除草剤を施用するための任意の既知の技術において施用することができる。例示的な施用技術としては、これらに限定されるわけではないが、噴霧、霧化、散粉、展着、または水への直接施用(水中)が挙げられる。組成物は、直接的に(例えば、少量葉面施用、大量葉面施用、切り株、根本、土壌濃縮)、または全面施用によって施用することができる。施用方法は、意図される目的に応じて変えることができる。いくつかの実施形態において、施用方法は、本明細書において開示される組成物の可能な限り良好な分配が確保されるように選択することができる。
本明細書において開示される組成物は、出芽前(望ましくない植生の出芽の前)または出芽後(すなわち、望ましくない植生の出芽の際および/または後)に施用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、望ましくない植生が葉の発育を開始する出芽後から開花時までに施用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、雑草の最大防除を達成するために、比較的未熟な望ましくない植生に対して、出芽後に施用される。いくつかの実施形態において、組成物が作物において使用される場合、組成物は、種蒔き後および作物植物の出芽前もしくは出芽後に施用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、作物が既に発芽している場合でさえ、良好な作物耐性を示し、作物植物の出芽の際または出芽後に施用することができる。いくつかの実施形態において、組成物が作物において使用される場合、組成物は、作物植物の種蒔き前に施用することができる。
いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、植生の出芽もしくは生長を防ぐために、噴霧(例えば、葉面噴霧)によって植生もしくは植生に隣接する領域または土壌もしくは水に施用される。例えば、組成物は、空中施用することができる。いくつかの実施形態において、噴霧技術は、例えば、担体として水を使用し、1ヘクタールあたり10リットル(L/ha)から2000L/haまで(例えば、50L/haから1000L/haまでまたは100から500L/haまで)の噴霧量で噴霧される。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、少量法もしくは超少量法によって施用され、この場合、施用は微粒剤の形態である。本明細書において開示される組成物がある特定の作物植物によってあまり耐性でないいくつかの実施形態において、組成物は、敏感な作物植物の葉とは、接触があったとしてもほとんどないが、土壌下もしくは露出土壌において生長する望ましくない植生の葉に達するような方法で噴霧器具によって施用することができる(例えば、後指向性噴霧またはレイバイ噴霧)。
いくつかの実施形態において、望ましくない植生を出芽後に処理する場合、本明細書において開示される組成物は、葉面施用によって施用される。いくつかの実施形態において、相乗的混合物の化合物が、生長の任意の段階または植え付けもしくは出芽前に、植物もしくは植物の場所に直接施用される場合、相乗的混合物の化合物によって除草活性が示される。観察される効果は、防除される望ましくない植生のタイプ、望ましくない植生の生長の段階、希釈の施用パラメータおよび噴霧液滴サイズ、固体構成成分の粒子サイズ、使用時の環境状態、採用した特定の化合物、採用した特定のアジュバントおよび担体、土壌タイプなど、ならびに施用される化学物質の量、に応じて変わり得る。いくつかの実施形態において、これらおよび他の因子は、非選択的もしくは選択的除草作用を促進するように調整することができる。
本明細書において開示される組成物および方法は、様々な作物および非作物用途において、望ましくない植生を防除するために使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、作物において望ましくない植生を防除するために使用することができる。例示的な作物としては、これらに限定されるわけではないが、大麦、カノーラ(例えば、冬菜種および春菜種)、シリアル、トウモロコシ(メーズ)、ミント、からし菜、ライ麦、トリティカーレ、オート麦、ホウレンソウ、シュガービート、カブ、小麦、牧草、放牧地、およびアブラナ科の野菜が挙げられる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、非作物領域において望ましくない植生を防除するために使用することができる。例示的な非作物領域としては、これらに限定されるわけではないが、芝生、牧草地、休閑地、野生生物管理地域、または放牧地が挙げられる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、産業植生管理(IVM)において、あるいは公共施設、輸送管路、道路端、または鉄道用地の用途において使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、(例えば、敷地造成のため、または植林地森林において望ましくない植生を排除するために)森林においても使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、保全回復プログラム(CRP)地、木、蔓性植物、草原、および種用に生長させた草において、望ましくない植生を防除するために使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、芝生(例えば、住宅用、産業用、および施設用)、ゴルフ場、公園、墓地、陸上競技場、および芝生農場において使用することができる。
本明細書において開示される組成物および方法はさらに、例えば、除草剤、病原体、および/または昆虫などに対して耐性を有する作物植物においても使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、遺伝子工学または遺伝育種により1種または複数種の除草剤に対して耐性を有する作物植物において使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、遺伝子工学または遺伝育種により植物病原菌などの1種または複数種の病原体に対して耐性を有する作物植物において使用することができる。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物および方法は、遺伝子工学または遺伝育種により昆虫からの攻撃に対して耐性を有する作物植物において使用することができる。例示的な耐性作物としては、これらに限定されるわけではないが、トウモロコシ(メーズ)、ソルガム、小麦、ヒマワリ、コメ、カノーラ(アブラナ)、大豆、綿、アルファルファ、クローバー、ライ麦、大麦、トリティカーレ、および合成オーキシンに対して耐性を有するサトウキビ、あるいは、遺伝子組み換えによるバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)(またはBt)毒素のための遺伝子の導入によってある特定の昆虫による攻撃に対して耐性を有する作物植物が挙げられる。いくつかの実施形態おいて、本明細書において記載される組成物および方法は、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ジカンバ(dicamba)、フェノキシオーキシン(phenoxy auxin)、ピリジルオキシオーキシン(pyridyloxy auxin)、アリールオキシフェノキシプロピオネート(aryloxyphenoxypropionate)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)阻害剤、イミダゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、トリアジン(triazine)、ブロモキシニル(bromoxynil)、またはそれらの組み合わせに対して耐性のある作物の植生を防除するために、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ジカンバ(dicamba)、フェノキシオーキシン(phenoxy auxin)、ピリジルオキシオーキシン(pyridyloxy auxin)、アリールオキシフェノキシプロピオネート(aryloxyphenoxypropionate)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)阻害剤、イミダゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、トリアジン(triazine)、ブロモキシニル(bromoxynil)との併用においても使用することができる。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、複数の化学的性質および/または複数の作用様式に対する耐性を付与する複数のもしくは積み重ねられた性質を有する、グリホサート(glyphosate)、グルホシネート(glufosinate)、ジカンバ(dicamba)、フェノキシオーキシン(phenoxy auxin)、ピリジルオキシオーキシン(pyridyloxy auxin)、アリールオキシフェノキシプロピオネート(aryloxyphenoxypropionate)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCase)阻害剤、イミダゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、トリアジン(triazine)、ブロモキシニル(bromoxynil)の耐性作物において防除される。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、フェノキシ酸耐性作物において防除され、フェノキシ酸耐性作物は、AAD12遺伝子によって付与された耐性を有する。(a)、(b)、および補助的除草剤またはそれらの塩もしくはエステルの組み合わせは、処理される作物に対して選択的でありかつ採用された施用量でこれらの化合物によって防除される雑草の範囲を補うような除草剤との組み合わせにおいて使用することができる。
本明細書において開示される、調製された除草用組成物は、様々なタイプの望ましくない植生に対して有効である。いくつかの実施形態において、本明細書において開示される組成物は、広葉雑草の防除に使用することができる。例示的な広葉雑草としては、これらに限定されるわけではないが、タデ属(Polygonum)種、例えば、ソバカズラ(Polygonum convolvolus)など、ヒユ属(Amaranthus)種、例えば、アオゲイトウ(Amaranthus retroflexus)など、アカザ属(Chenopodium)種、例えば、シロザ(Chenopodium album L.)など、キンゴジカ属(Sida)種、例えば、アメリカキンゴジカ(Sida spinosa L.)など、ブタクサ属(Ambrosia)種、例えば、ブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)など、アメリカトゲミギク属(Acanthospermum)種、ローマカミツレ属(Anthemis)種、ハマアカザ属(Atriplex)種、アザミ属(Cirsium)種、セイヨウヒルガオ属(Convolvulus)種、イズハハコ属(Conyza)種、例えば、ヒメムカシヨモギ(Conyza canadensis)など、ナンバンサイカチ属(Cassia)種、ツユクサ属(Commelina)種、チョウセンアサガオ属(Datura)種、トウダイグサ属(Euphorbia)種、フウロソウ属(Geranium)種、コゴメギク属(Galinsoga)種、サツマイモ属(Ipomoea)種(アサガオ)、オドリコソウ属(Lamium)種、ゼニアオイ属(Malva)種、シカギク属(Matricaria)種、プロソピス属(Prosopis)種、ギシギシ属(Rumex)種、キバナハタザオ属(Sysimbrium)種、ナス属(Solanum)種、シャジクソウ属(Trifolium)種、オナモミ属(Xanthium)種、クワガタソウ属(Veronica)種、スミレ属(Viola)種、ハコベ(Stella ria media)、イチビ(Abutilon theophrasti)、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata Cory)、ニシキアオイ(Anoda cristata)、コセンダングサ(Bidens pilosa)、ノハラガラシ(Brassica kaber)、ナズナ(Capsella bursa-pastoris)、ヤグルマギク(Centaurea cyanus)、タヌキジソ(Galeopsis tetrahit)、シラホシムグラ(Galium aparine)、ヒマワリ(Helianthus annuus)、ムラサキヌスビトハギ(Desmodium tortuosum)、ホウキギ(Kochia scoparia)、モンツキウマゴヤシ(Medicago Arabica)、アニュアルマーキュリー(Mercurialis annua)、ノハラムラサキ(Myosotis arvensis)、ヒナゲシ(Papaver rhoeas)、セイヨウノダイコン(Raphanus raphanistrum)、ノハラヒジキ(Salsola kali)、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、タイワンハチジョウナ(Sonchus arvensis)、グンバイナズナ(Thlaspi arvense)、シオザキソウ(Tagetes minuta)、ブラジルハシカグサモドキ(Richardia brasiliensis)、セイヨウオオバコ(Plantago major)、ならびにヘラオオバコ(Plantago lanceolata)が挙げられる。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、ナス科(Solanaceae)ファミリーを含む。いくつかの実施形態において、望ましくない植生は、イヌホオズキ(Solanum nigram)を含む。
非限定的な例示として、本開示のある特定の実施形態の実施例を以下に示す。
出芽後相乗的雑草防除のためのアミノピラリドカリウム塩およびクロピラリド−オラミンの評価
自然発生雑草固体群が確立した草原に対して施用を行うことにより、フィールド試験を実施した。標的植物が3インチから5インチの高さに達したとき、それらを出芽後葉面施用によって処理した。全ての処理は、無作為化完備型区画試験計画法(randomized complete block trial design)を用いて、1処理あたり4回の繰り返しにより施用した。
単独でもしくは組み合わせにおいて施用される、それぞれ水中においてのアミノピラリドカリウム塩およびクロピラリド−オラミンからなる処理。アミノピラリドカリウム塩またはクロピラリド−オラミンを個別に施用する場合、処理に、植物材料に対して1ヘクタールあたり0.5リットル(L/ha)のACTIROB(登録商標)(BAYER CROPSCIENCEから入手可能)の施用も含ませた。アミノピラリドカリウム塩またはクロピラリド−オラミンを一緒に施用する場合には、処理に、植物材料に対して1L/ha(1g ae/ha)のACTIROB(登録商標)(BAYER CROPSCIENCEから入手可能)の施用も含ませた。噴霧溶液は、有効成分を含む2リットル(L)の水性噴霧溶液を形成するために、1成分および2成分組み合わせにおいて、適切な量の希釈率を使用して調製した。製剤化された化合物を、平均的な植物被度に対して、18インチ(43センチメートル(cm))の噴霧高さの上方から、187L/haを送達するように較正された8003ノズルを備えるバックパック噴霧器により植物材料に施用した。処理した植物はイヌホオズキ(Solanam nigram)であった。処理したプロットおよび対照プロットは、施用後に様々な間隔において盲検によって等級付けした。等級付けは、上記において説明したように、0〜100%のスケールに基づいて行い、この場合、0%は望ましくない植物に対して損傷のないことを示し、100%は、望ましくない植物の完全な殺草を示す。
上記において説明したように、混合物から予測される除草効果を決定するためにColbyの式を使用した。その結果を、組成物の最初の施用の56日後に測定した。試験は、予想していなかった相乗効果を示し、これらの結果は、p値検定において統計的に有意であることが見出された。試験された除草剤タンクミックスの組み合わせ、採用された施用量、試験された植物種、および結果を下記に示す。
上記において示されるように、試料により、Colbyの式によって予想されるよりも高い雑草防除の測定結果によって、相乗的雑草防除が実証された。
添付の特許請求の範囲の組成物および方法は、特許請求の範囲のいくつかの態様の例示であることが意図される本明細書において説明される特定の組成物および方法の範囲に限定されず、機能的に均等なあらゆる組成物および方法が、特許請求の範囲内に含まれることが意図される。本明細書において示され説明されるものに加えて、組成物および方法の様々な変更例も、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。さらに、本明細書において開示されるある特定の代表的な組成物および方法ステップのみが具体的に説明されるが、その一方で、組成物および方法ステップの他の組み合わせも、具体的に列挙されていなくても、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。したがって、ステップ、要素、構成成分、または構成要素の組み合わせについて、本明細書において明白に言及され得るが、ただし、ステップ、要素、構成成分、および構成要素の他の組み合わせも、明白に述べられていなくても、含まれる。本明細書において使用される場合、用語「含む(comprising)」およびその変形は、用語「含む(including)」およびその変形と同じ意味で使用され、ならびにそれらは、オープンエンド形式の非限定的用語である。用語「含む(comprising)」および「含む(including)」は、様々な実施形態を説明するために本明細書において使用されているが、用語「から実質的になる(consisting essentially of)」および「からなる(consisting of)」は、開示されるより特定の実施形態を提供するために、「含む(comprising)」および「含む(including)」の代わりに使用することができる。実施例を除いて、または特に明記されている場合には、本明細書および特許請求の範囲において使用される成分、反応条件などの量を表す全ての数値は、少なくとも、特許請求の範囲に対する均等論の適用を限定する目的ではないことは理解されるべきであり、有効数字の数および通常の丸めアプローチを踏まえて解釈されるべきである。

Claims (21)

  1. 相乗的除草有効量の(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを含む除草用組成物であって、
    前記組成物において、(a)および(b)のみが除草剤であり、
    (a)と(b)の酸当重量比が1:100から1:60までである、除草用組成物。
  2. (a)がアミノピラリドのカリウム塩を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. (b)がクロピラリド−オラミンを含む、請求項1に記載の組成物。
  4. (a)と(b)の酸当重量比が1:100から1:70までである、請求項1に記載の組成物。
  5. (a)と(b)の酸当重量比が1:100から1:80までである、請求項1に記載の組成物。
  6. 少なくとも1種の農学的に許容されるアジュバントをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
  7. 望ましくない植生を防除する方法であって、植生の出芽もしくは生長を防除するために、(a)アミノピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルと(b)クロピラリドまたはその農学的に許容される塩もしくはエステルとを含む組成物を、植生または植生に隣接する領域に施用するステップまたは土壌もしくは水に施用するステップを含み、
    前記組成物において、(a)および(b)のみが除草剤であり、
    (a)および(b)が、1:100から1:60までの酸当重量比で施用される、方法。
  8. (a)がアミノピラリドのカリウム塩を含む、請求項7に記載の方法。
  9. (b)がクロピラリド−オラミンを含む、請求項7に記載の方法。
  10. (a)および(b)の酸当重量比が、1:100から1:70までである、請求項7に記載の方法。
  11. (a)および(b)の酸当重量比が、1:100から1:80までである、請求項7に記載の方法。
  12. (a)が、0.1〜10g ae/haの量で施用される、請求項7に記載の方法。
  13. 望ましくない植生が、大麦、カノーラ、シリアル、トウモロコシ、ミント、からし種子、燕麦、ホウレンソウ、シュガービート、カブ、または小麦において防除される、請求項7に記載の方法。
  14. (a)が、0.5〜3g ae/haの量で施用され、(b)が、60〜90g ae/haの量で施用される、請求項7に記載の方法。
  15. 望ましくない植生が、ナス科ファミリーを含む、請求項7に記載の方法。
  16. (a)と(b)の酸当重量比が1:100から1:90までである、請求項1に記載の組成物。
  17. (a)と(b)の酸当重量比が1:90から1:80までである、請求項1に記載の組成物。
  18. (a)と(b)の酸当重量比が1:90である、請求項1に記載の組成物。
  19. (a)および(b)の酸当重量比が、1:100から1:90までである、請求項7に記載の方法。
  20. (a)および(b)の酸当重量比が、1:90から1:80までである、請求項7に記載の方法。
  21. (a)および(b)の酸当重量比が、1:90である、請求項7に記載の方法。
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