JP6625875B2 - 保冷箱 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を収容して保冷する保冷箱に関し、特に、折り畳み可能な保冷箱に関する。
物流システムにおいては、物品を一定温度、例えば低温で輸送するサービスが、陸送、空輸を問わず提供されている。物品を低温で輸送する場合は、例えば、断熱性を有する保冷箱に物品とともに保冷材を収容し、この保冷材の冷気によって物品を保冷しながら輸送することが考えられる。また、倉庫内にて物品を低温で保管する場合も同様に、断熱性を有する保冷箱に物品とともに保冷材を収容し、保冷材の冷気によって物品を保冷しながら保管することが考えられる。
このような保冷箱としては、外箱内に、板状の断熱材を外箱の内壁に重ね合わせるように配置したものが考えられている(例えば、特許文献1参照)。このように外箱となる収納容器内に板状の断熱板を配置した構成の保冷箱を用いることで、断熱性を有する箱体を用いることなく、物品を保冷することができる。
特開2003−182777号公報
近年、上述したように、保冷箱を用いて物品を低温で輸送することが多く行われており、そのため、低温で物品を輸送する場合も、常温で物品を輸送する場合に近い取り扱いやすさが求められている。その1つとして、常温で物品を輸送する際に利用されるコンテナと同様に保冷箱を素早く容易に折り畳んだり組み立てたりすることが求められる。
しかしながら、上述したように収納容器内に板状の断熱材を配置した保冷箱を折り畳む場合、例えば、収納容器から断熱材を取り出して収納容器を折り畳むこととなり、素早く容易に折り畳んだり組み立てたりすることができない。そこで、可撓性を有するシートから収納容器を構成し、収納容器内に板状の断熱材が配置された状態で収納容器を折り畳むことが考えられる。
ところが、可撓性を有するシートから収納容器を構成する場合、保冷箱を組み立てる際、シートに自立性がないことから、収納容器内に配置された板状の断熱材を組み立てにくくなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、収納容器内に断熱板が配置された構成において、収納容器の側面が可撓性部材からなるものであっても素早く容易に組み立てることができる保冷箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
天面が開閉自在に構成され、少なくとも側面が可撓性部材からなり、互いに対向する2つの第1の側面の幅が高さと同等以上である直方体の収納容器と、
前記収納容器の4つの側面の内側にそれぞれ重ね合わされるように配置され、前記収納容器の底面側の端辺を中心として前記側面の内側に重ね合わされた状態から前記底面に対向する状態まで回動自在に構成された4つの断熱板とを有し、
前記収納容器は、前記4つの側面のうち互いに対向する2つの第2の側面にそれぞれ連接し、当該連接部を中心として回動することで前記天面を開閉する2つの蓋部を有し、
前記2つの蓋部のそれぞれは、略全面に断熱板が取り付けられ、該2つの蓋部のうち少なくとも一方は、前記側面との連接方向の長さが当該側面の高さと同等である。
上記のように構成された本発明においては、4つの断熱板が、収納容器の側面に重ね合わされた状態から底面に対向する状態にそれぞれ回動した状態においては、収納容器の側面が可撓性部材からなるものであることから、側面は断熱板が重ね合わされていないことで自立性がなくなってしまうが、収納容器の天面を開閉自在とする2つの蓋部が、その略全面に断熱板が取り付けられ、収納容器の側面にそれぞれ連接してこの連接部を中心として回動し、2つの蓋部のうち少なくとも一方が、側面との連接方向の長さが側面の高さと同等であるので、この蓋部を、連接する側面に重ね合わせるように開いた状態とすることで、その側面が、蓋部が支えとなって起立した状態となり、それにより、収納容器内に配置された4つの断熱板を、底面に対向した状態から側面に重ね合わされた状態に回動しやすくなる。
また、天面が開閉自在に構成され、少なくとも側面が可撓性部材からなり、互いに対向する2つの第1の側面の幅が高さと同等である直方体の収納容器と、
前記収納容器の4つの側面の内側にそれぞれ重ね合わされるように配置され、前記収納容器の底面側の端辺を中心として前記側面の内側に重ね合わされた状態から前記底面に対向する状態まで回動自在に構成された4つの断熱板とを有し、
前記収納容器は、前記4つの側面のうち互いに対向する2つの第2の側面の一方に連接し、当該連接部を中心として回動することで前記天面を開閉する蓋部を有し、
前記蓋部は、略全面に断熱板が取り付けられ、前記側面との連接方向の長さが当該側面の高さと同等である。
上記のように構成された本発明においては、4つの断熱板が、収納容器の側面に重ね合わされた状態から底面に対向する状態にそれぞれ回動した状態においては、収納容器の側面が可撓性部材からなるものであることから、側面は断熱板が重ね合わされていないことで自立性がなくなってしまうが、収納容器の天面を開閉自在とする蓋部が、その略全面に断熱板が取り付けられ、収納容器の側面に連接してこの連接部を中心として回動し、側面との連接方向の長さが側面の高さと同等であるので、この蓋部を、連接する側面に重ね合わせるように開いた状態とすることで、その側面が、蓋部が支えとなって起立した状態となり、それにより、収納容器内に配置された4つの断熱板を、底面に対向した状態から側面に重ね合わされた状態に回動しやすくなる。
本発明によれば、収納容器の天面を開閉自在とする2つの蓋部が、その略全面に断熱板が取り付けられ、収納容器の側面にそれぞれ連接してこの連接部を中心として回動し、2つの蓋部のうち少なくとも一方が、側面との連接方向の長さが側面の高さと同等であるため、この蓋部に連接する側面においては、重ね合わされた断熱板が底面に対向する状態に回動した状態となることで自立性がなくなった場合でも、連接する蓋部を支えとして起立した状態とすることができ、それにより、収納容器内にて断熱板が折り畳み及び組み立て可能に配置された構成において、収納容器の側面が可撓性部材からなるものであっても素早く容易に組み立てることができる。
また、蓋部が1つであるものにおいても、この蓋部が、その略全面に断熱板が取り付けられ、収納容器の側面に連接してこの連接部を中心として回動し、側面との連接方向の長さが側面の高さと同等であるため、この蓋部に連接する側面においては、重ね合わされた断熱板が底面に対向する状態に回動した状態となることで自立性がなくなった場合でも、連接する蓋部を支えとして起立した状態とすることができ、それにより、収納容器内にて断熱板が折り畳み及び組み立て可能に配置された構成において、収納容器の側面が可撓性部材からなるものであっても素早く容易に組み立てることができる。
本発明の保冷箱の実施の一形態を示す外観斜視図であり、(a)は天面が開かれた状態を示す図、(b)は天面が閉じられた状態を示す図、(c)は折り畳まれた状態を示す図である。 図1に示した保冷箱における1組の側面の構成を示す断面図であり、(a)は保冷箱が折り畳まれていない状態を示す図、(b)は保冷箱が折り畳まれる際の状態を示す図である。 図1に示した保冷箱における他の組の側面の構成を示す断面図であり、(a)は保冷箱が折り畳まれていない状態を示す図、(b)は保冷箱が折り畳まれる際の状態を示す図である。 図1〜図3に示した保冷箱の折り畳み方法を説明するための外観斜視図である。 図1〜図3に示した保冷箱において断熱板を倒していく際の作用を説明するための断面図である。 図1〜図3に示した保冷箱において断熱板を倒していく際の作用を説明するための断面図である。 図1〜図3に示した保冷箱の組み立て方法を説明するための外観斜視図である。 図1〜図3に示した保冷箱において、開いた蓋部を側面の外側に重ね合わせるようにした際の作用を説明するための断面図である。 本発明の保冷箱の他の実施の形態を示す外観斜視図であり、(a)は天面が開かれた状態を示す図、(b)は天面が閉じられた状態を示す図、(c)は折り畳まれた状態を示す図である。 図9に示した保冷箱において収納容器を折り畳む際の側面の作用を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の保冷箱の実施の一形態を示す外観斜視図であり、(a)は天面が開かれた状態を示す図、(b)は天面が閉じられた状態を示す図、(c)は折り畳まれた状態を示す図である。図2は、図1に示した保冷箱における1組の側面の構成を示す断面図であり、(a)は保冷箱が折り畳まれていない状態を示す図、(b)は保冷箱が折り畳まれる際の状態を示す図である。図3は、図1に示した保冷箱における他の組の側面の構成を示す断面図であり、(a)は保冷箱が折り畳まれていない状態を示す図、(b)は保冷箱が折り畳まれる際の状態を示す図である。
本形態は図1〜図3に示すように、蓋部11a,11b、側面12a〜12d及び底面13からなる直方体の収納容器の内側に、断熱板21a,21b,22a〜22d,23が配置されて構成されている。
蓋部11a,11bは、可撓性を有する2枚のアルミシートが重ね合わされて構成されており、蓋部11aは側面12cの天面側の端辺と連接し、また、蓋部11bは、側面12cに対向する側面12dの天面側の端辺と連接し、蓋部11a,11bが、側面12c,12dとの連接部となる連接辺を中心としてそれぞれ回動することで、収納容器の天面が開閉自在に構成されている。蓋部11aは、側面12cとの連接方向の長さが、側面12cの高さと同等となっており、蓋部11bは、側面12dとの連接方向の長さが、蓋部11a,11bが閉じられた場合にその一部が蓋部11aと重なる長さとなっている。
蓋部11a,11bは、収納容器の内側となる面に断熱板21a,21bがそれぞれ取り付けられている。断熱板21aは、蓋部11aに対向しない面の全面がアルミシートで覆われており、蓋部11a,11bが閉じられた場合に、側面12a〜12cに重ね合わされた断熱板22a〜22c及び蓋部11bと干渉しないように蓋部11aの周縁部から断熱板22a〜22cの厚み分だけ内側の蓋部11aの略全面に取り付けられている。断熱板21bは、蓋部11bに対向しない面の全面がアルミシートで覆われており、蓋部11bが閉じられた場合に、側面12a,12b,12dに重ね合わされた断熱板22a,22b,22dと干渉しないように蓋部11bの周縁部から断熱板22a,22b,22dの厚み分だけ内側の蓋部11bの略全面に取り付けられている。
蓋部11aには、収納容器の内側となる面のうち、蓋部11a,11bが閉じられた場合に蓋部11bに重なる領域に面ファスナー31が取り付けられている。また、蓋部11bには、収納容器の外側となる面のうち、蓋部11a,11bが閉じられた場合に蓋部11aに重なる領域に面ファスナー(不図示)が取り付けられている。また、蓋部11a,11bには、収納容器の外側となる面のうち、側面12c,12dとの連接辺に繋がる辺に沿う領域に、それぞれ面ファスナー(不図示)が取り付けられている。なお、蓋部11a,11bはそれぞれ、断熱板21a,21bが取り付けられていない領域において、一定の強度を保持するために2枚のアルミシート間に、ポリプロピレンからなる1mm厚の樹脂シート(不図示)が介在している。また、蓋部11aと面ファスナー31との間には、蓋部11aを開けやすくするための、取っ手29が取り付けられている。
底面13は、可撓性を有するシートで構成されており、収納容器の内側となる面に、底面13に対向しない面の全面がアルミシートで覆われた断熱板23が取り付けられている。また、底面13の収納容器の外側となる面には、側面12a,12bとの連接辺の近傍にベルト28が取り付けられている。このベルト28は、一端が底面13に取り付けられ、他端の一方の面に面ファスナー33が取り付けられている。
側面12a,12bはそれぞれ、互いに対向して配置されて本願発明における第1の側面となるものであって、可撓性を有する2枚のアルミシートが重ね合わされて構成されている。側面12a,12bの収納容器の外側となる面には、面ファスナー32が取り付けられている。側面12a,12bには、収納容器の内側となる面に重ね合わされるように断熱板22a,22bが配置されている。また、側面12a,12bのうち、収納容器の天面側の端辺には、フラップ部51a,51bがそれぞれ連接している。
フラップ部51a,51bには、フラップ部51a,51bが折り畳まれた場合に収納容器の内側となる面に、側面12a,12bとの連接辺に沿って面ファスナー36が取り付けられており、また、フラップ部51a,51bが折り畳まれた場合に収納容器の外側となる面のうちフラップ部51a,51bの長手方向中央部に面ファスナー35が取り付けられている。
断熱板22a,22bは、その全面がアルミシートで覆われており、側面12a,12bの幅と同等の幅を有している。断熱板22a,22bは、側面12a,12bの高さから断熱板23及び後述する断熱板22c,22dを重ね合わせた厚さを減じた高さを有しており、断熱板23の端辺に取り付けられた非折り曲げ部25上に起立した状態で側面12a,12bに重ね合わされ、非折り曲げ部25との当接面のうち重ね合わされた側面12a,12bとは反対側の辺が非折り曲げ部25に縫合等によって接合されている。それにより、断熱板22a,22bはそれぞれ、底面13側の端辺を中心として側面12a,12bに重ね合わされた状態から底面13に対向する状態まで回動自在に構成されている。
非折り曲げ部25は、その高さが、断熱板22c,22dを重ね合わせた厚さと同等のものとなっており、それにより、断熱板22c,22dが底面13に対向する状態とされた後に断熱板22a,22bが底面13と対向する状態とされると、図2(b)に示すように、断熱板22a,22bの上面が底面13と略平行な状態となる。なお、非折り曲げ部25は、断熱板22a,22bと同等の材料から構成することが考えられるが、本願発明における断熱板を構成するものではない。
側面12c,12dは、互いに対向して配置されて本願発明における第2の側面となるものであって、可撓性を有する2枚のアルミシートが重ね合わされて構成されている。側面12c,12dには、収納容器の内側となる面に重ね合わされるように断熱板22c,22dが配置されている。
断熱板22c,22dは、その全面がアルミシートで覆われており、側面12c,12dの幅から断熱板22a,22bの厚さを減じた幅を有している。断熱板22cは、側面12cの高さから断熱板23の厚さを減じた高さを有しており、断熱板23の端辺に起立した状態で側面12cに重ね合わされ、断熱板23との当接面のうち側面12cとは反対側の辺が断熱板23に縫合等によって接合されている。それにより、断熱板22cは、底面13側の端辺を中心として側面12cに重ね合わされた状態から底面13に対向する状態まで回動自在に構成されている。断熱板22dは、側面12dの高さから断熱板22c及び断熱板23の厚さを減じた高さを有しており、断熱板23の端辺に取り付けられた非折り曲げ部24上に起立した状態で側面12dに重ね合わされ、非折り曲げ部24との当接面のうち側面12dとは反対側の辺が非折り曲げ部24に縫合等によって接合されている。それにより、断熱板22dは、底面13側の端辺を中心として側面12dに重ね合わされた状態から底面13に対向する状態まで回動自在に構成されている。なお、非折り曲げ部24は、断熱板22dと同等の材料から構成することが考えられるが、本願発明における断熱板を構成するものではない。
断熱板22c,22dは、それぞれが底面13に対向する状態とされると、一部が互いに重なり合う高さを有している。そのため、非折り曲げ部24の高さが、断熱板22cの厚さと同等のものとなっており、それにより、断熱板22cが底面13に対向する状態とされた後に断熱板22dが底面13と対向する状態とされると、図3(b)に示すように、断熱板22dの上面が底面13と略平行な状態となる。
以下に、上記のように構成された保冷箱1の使用方法について説明する。
まず、保冷箱1の折り畳み方法について説明する。
図4は、図1〜図3に示した保冷箱1の折り畳み方法を説明するための外観斜視図である。
図1〜図3に示した保冷箱1を折り畳む場合はまず、図4(a)に示すように、蓋部11a,11b及びフラップ部51a,51bが開いた状態で、断熱板22c,22dを倒していく。
図5は、図1〜図3に示した保冷箱1において断熱板22c,22dを倒していく際の作用を説明するための断面図である。
図1〜図3に示した保冷箱1において断熱板22c,22dを倒していく場合はまず、図5(a)に示すように、断熱板22cを、底面13側の端辺の断熱板23との接合部分を中心として、側面12cに重ね合わされた状態から回動させ、断熱板23に当接させて断熱板23上に載置された状態とする。これにより、断熱板22cは、底面13に対向した状態となる。
次に、図5(b)に示すように、断熱板22dを、底面13側の端辺の非折り曲げ部24との接合部分を中心として、側面12dに重ね合わされた状態から回動させていく。すると、上述したように、断熱板22c,22dは、それぞれが底面13に対向する状態とされた場合に、一部が互いに重なり合う高さを有していることから、図5(c)に示すように、断熱板22dの非折り曲げ部24との接合部分とは反対側の辺側の領域が、断熱板22cに当接し、底面13に対向した状態となる。この際、非折り曲げ部24の高さが、断熱板22cの厚さと同等のものとなっているため、断熱板22dの上面が底面13と略平行な状態となる。
このようにして断熱板22c,22dを倒して底面13と対向する状態とした後、図4(b)に示すように、断熱板22a,22bを倒していく。
図6は、図1〜図3に示した保冷箱1において断熱板22a,22bを倒していく際の作用を説明するための断面図である。
図1〜図3に示した保冷箱1において、断熱板22c,22dを上記のようにして倒して底面13と対向する状態とした後、断熱板22a,22bを倒していく場合は、断熱板22a,22bがそれぞれ、底面13に対向する状態とされた場合に互いに重なり合わない高さを有していることから、図6(a)に示すように、断熱板22a,22bを同時に倒していくことができる。
そして、上述したように、底面13に取り付けられた断熱板23上には、その一部が重なり合った状態で倒された断熱板22c,22dが載置された状態となっているため、図6(b)に示すように、断熱板22c,22dのうち上側となった断熱板22d上に断熱板22a,22bが載置された状態となる。その際、上述したように、非折り曲げ部25の高さが、断熱板22c,22dを重ね合わせた厚さと同等のものとなっているため、断熱板22a,22bが倒されて底面13に対向した状態においては、断熱板22a,22bの上面が底面13と略平行な状態となる。
このようにして断熱板22a〜22dが全て倒されて底面13に対向する状態とされると、側面12a〜12dがアルミシートから構成されていることで側面12a〜12dの自立性がなくなり、収納容器の上端部を下方に押し付けるようにすると、図4(c)に示すように、収納容器を折り畳むことができる。
このようにして側面12a〜12dが折り畳まれた後、図4(d)に示すように、蓋部11bを閉じた後に蓋部11aを閉じて、蓋部11aの面ファスナー31と蓋部11bの面ファスナーとを接合させ、また、フラップ部51a,51bを折り畳んで蓋部11a,11bの面ファスナーにフラップ部51a,51bの面ファスナー36を接合させ、さらに、底面13に取り付けられたベルト28を保冷箱1の側面12a,12bにかけてベルト28の面ファスナー33とフラップ部51a,51bの面ファスナー35とを接合させ、保冷箱1を折り畳み状態とする。
上述したようにして折り畳まれた保冷箱1は、側面12dが上側となるように抱えた状態で取っ手29を掴めば、蓋部11a,11bが開くことなく簡単に持ち運ぶことができる。
次に、上記のようにして折り畳まれた保冷箱1の組み立て方法について説明する。
図7は、図1〜図3に示した保冷箱1の組み立て方法を説明するための外観斜視図である。
上記のようにして折り畳まれた保冷箱1を組み立てる場合はまず、図7(a)に示すように、フラップ部51a,51bの面ファスナー35からベルト28の面ファスナー33を剥離し、蓋部11a,11bの面ファスナーからフラップ部51a,51bの面ファスナー36を剥離してフラップ部51a,51bを開き、さらに、蓋部11aの面ファスナー31から蓋部11bの面ファスナーを剥離して蓋部11a,11bを開く。
次に、図7(b)に示すように、開いた蓋部11aを側面12cの外側に重ね合わせるようにする。
図8は、図1〜図3に示した保冷箱1において、開いた蓋部11aを側面12cの外側に重ね合わせるようにした際の作用を説明するための断面図である。
開いた蓋部11aを側面12cの外側に重ね合わせるようにすると、側面12cが、断熱板22cが重ね合わされた状態となっていないことから自立性がないものの、蓋部11aが、側面12cとの連接方向の長さが側面12cの高さと同等であるとともに、蓋部11aには、蓋部11a,11bが閉じられた場合に、側面12a〜12cに重ね合わされた断熱板22a〜22c及び蓋部11bと干渉しないように蓋部11aの周縁部を避けて略全面に断熱板21aが取り付けられているので、側面12cが蓋部11aを支えとして起立した状態となる。この際、蓋部11aの断熱板21aが取り付けられていない領域においては、一定の強度を保持するために2枚のアルミシート間に、ポリプロピレンからなる1mm厚の樹脂シートが介在しているため、この樹脂シートによっても側面12cが支えられることとなるが、断熱板21aが蓋部11aの略全面に取り付けられていることにより、蓋部11aの断熱板21aが取り付けられていない領域に樹脂シートが介在していなくても、側面12cが起立した状態が保持される。なお、蓋部11aの周縁部にステッチ(不図示)を形成することによっても、蓋部11aの断熱板21aが取り付けられていない領域の強度を高めることができる。
そして、図7(c)に示すように、断熱板22a,22bをそれぞれ、底面13側の端辺の非折り曲げ部25との接合部分を中心として、底面13に対向した状態から回動させ、側面12a,12bに重ね合わされた状態とするが、その際、側面12cが蓋部11aを支えとして起立した状態となっているため、底面13に対向した状態となっている断熱板22a,22bの非折り曲げ部25との接合部分とは反対側の端部を持ち上げやすくなっている。
断熱板22a,22bを側面12a,12bに重ね合わされた状態とした後、断熱板22dを、底面13側の端辺の非折り曲げ部24との接合部分を中心として、底面13に対向した状態から回動させ、側面12dに重ね合わされた状態とし、また、断熱板22cを、底面13側の端辺の断熱板23との接合部分を中心として、底面13に対向した状態から回動させ、側面12cに重ね合わされた状態とする。
断熱板22c,22dがそれぞれ側面12c,12dに重ね合わされた状態となると、断熱板22c,22dの幅がそれぞれ、側面12c,12dの幅から断熱板22a,22bの厚さを減じた幅となっているため、図7(d)に示すように、断熱板22c,22dの両端部が断熱板22a,22bと当接した状態となり、それにより、断熱板22a〜22dが側面12a〜12dに重ね合わされた状態に保持されることとなる。
このようにして保冷箱1が組み立てられることになるが、断熱板22a〜22dを、底面13と対向した状態から側面12a〜12dに重ね合わされた状態とし始める際に、側面12cが蓋部11aによって支えられて起立した状態となっているため、収納容器内に配置された断熱板22a〜22dを、底面13と対向した状態から側面12a〜12dに重ね合わされた状態に回動させやすくなり、それにより、保冷箱1を素早く容易に組み立てることができる。
なお、本形態においては、蓋部11a,11b、側面12a〜12d及び底面13のそれぞれが、可撓性を有するシートから構成されているが、蓋部11a,11b及び底面13は、可撓性を有さないシートから構成されていてもよい。
また、収納容器の形状は、直方体ではなく立方体であってもよい。ただし、収納容器の形状が立方体である場合は、上述した断熱板22a,22bについても、底面13に対向する状態とされた場合にその一部が重なり合うものとなるため、非折り曲げ部25の高さを互いに異ならせる必要がある。
(他の実施の形態)
図9は、本発明の保冷箱の他の実施の形態を示す外観斜視図であり、(a)は天面が開かれた状態を示す図、(b)は天面が閉じられた状態を示す図、(c)は折り畳まれた状態を示す図である。
本形態は図9に示すように、図1〜図3に示したものに対して、側面112a,112bの形状が異なるものである。
本形態においては、側面112a,112bの天面側の端辺に沿う領域を第1の辺とした等脚台形領域114aと、側面112a,112bの底面113側の端辺から所定の幅を有する領域と、その領域の底面113とは反対側の辺を第1の辺とする等脚台形領域114bとが、2枚のアルミシートが重ね合わされて構成されている。なお、等脚台形領域114a,114bは、第1の辺間に第2の辺を共通に有し、第1の辺が第2の辺よりも長くなっている。また、等脚台形領域114a,114bの脚と側面112a,112bの側面112c,112dとの連接辺とで囲まれた三角領域116a,116bが、1枚のアルミシートから構成されている。2枚のアルミシートが重ね合わされた等脚台形領域114a,114bは、その周囲にステッチ115が形成されており、それにより、三角領域116a,116bとの境界部分及び等脚台形領域114a,114bの境界部分が折り畳まれやすくなっている。これにより、互いに対向する1組の側面112a,112bはそれぞれ、側面112a,112bの上下の端辺に沿う領域をそれぞれ第1の辺とし、第1の辺間に第2の辺を共通に有し、第1の辺が第2の辺よりも長い2つの等脚台形領域114a,114bからなる領域が、等脚台形領域114a,114bの外側のうち、等脚台形領域114a,114bの脚と側面112a,112bの側面112c,112dとの連接辺とで囲まれた領域よりも硬く、かつ、第2の辺にて折り畳み可能に構成されている。また、面ファスナー132は、等脚台形領域114aのうち収納容器の外側となる面に取り付けられている。
上記のように構成された保冷箱101においても、図1〜図3に示したものと同様にして折り畳まれたり、組み立てられたりすることとなる。
以下に、上記のように構成された保冷箱101による特有の効果について説明する。
図10は、図9に示した保冷箱101において収納容器を折り畳む際の側面112a〜112dの作用を説明するための図であり、保冷箱101を天面側から見た図である。
図9に示した保冷箱101においては、上述したように、収納容器の4つの側面のうち互いに対向する1組の側面112a,112bがそれぞれ、その側面112a,112bの上下の端辺に沿う領域をそれぞれ第1の辺とし、第1の辺間に第2の辺を共通に有し、第1の辺が第2の辺よりも長い2つの等脚台形領域114a,114bから構成される領域が、等脚台形領域114a,114bの外側のうち、2つの等脚台形の脚と側面112a,112bの側面112c,112dとの連接辺とで囲まれた三角領域116a,116bよりも硬く、かつ、第2の辺にて折り畳み可能に構成されているので、側面112a,112bにおいては、図10(a)に示すように折り畳まれていない状態から、収納容器の上端部を下方に押し付けるようにすると、図10(b)に示すように、2つの等脚台形領域114a,114bが、第2の辺となる部分が頂点となって収納容器の内側に向かって凸となるように折り畳まれていくとともに、側面112a,112bが2つの等脚台形領域114a,114bの外形に沿って折り畳まれ、2つの略等脚台形の脚と、側面112a,112bの側面112c,112dとの連接辺とで囲まれた三角領域116a,116bが、等脚台形領域114a,114bに挟まれるように折り畳まれていく。
そして、側面112a,112bがこのように折り畳まれていくことで、図10(c)に示すように、側面112c,112dにおいては、側面112a,112bとの連接部分の近傍が、等脚台形領域114a,114bに挟まれるように横方向に二つ折りに折り畳まれていく。
このように本形態の保冷箱101においては、側面112a,112bが上記のような構成を有しているため、4つの断熱板122a〜122dを、収納容器の側面112a〜112dに重ね合わされた状態から底面113に対向する状態にそれぞれ回動させた後、収納容器の上端部を下方に押し付けるようにすることで、収納容器がくしゃくしゃとならずに決められた形状に折り畳まれていき、それにより、断熱板を有する構成においても素早く容易に折り畳むことができる。
また、側面112a,112bが、等脚台形領域114a,114bが硬いことで略伸張状態となりやすいため、保冷箱101を組み立てる際、断熱板122a,122bを、底面113に対向した状態から側面112a,112bに重ね合わされた状態まで回動させやすくなる。
なお、上述した実施の形態においては、収納容器の天面を開閉する2つの蓋部11a,11b,111a,111bのうち、一方の蓋部11a,111aのみが、側面12c,112cとの連接方向の長さが側面12c,112cの高さと同等となっているが、収納容器の形状によっては、他方の蓋部11b,111bにおいても、側面12d,112dとの連接方向の長さが側面12d,112dの高さと同等となっていてもよい。このような場合は、蓋部11a,11b,111a,111bにそれぞれ取り付けられている断熱板21a,21b,121a,121bの厚みを、他の側面12a〜12d,112a〜112dに重ね合わされる断熱板22a〜22d,122a〜122dの半分にする等、蓋部11a,11b,111a,111bの重なる部分において厚みを調整することで嵩張りにくくしてもよい。
また、側面12a,12b,112a,112bが、その幅と高さとが同等の正方形である場合は、側面12c,12d,112c,112dの一方に連接した1つの蓋部のみで収納容器の天面を開閉する構成としてもよい。なお、1つの蓋部のみで収納容器の天面を開閉する構成とした場合、収納容器が立方体であると、必然的に蓋部の側面との連接方向の長さが側面の高さと同等のものとなるが、本願発明のように、組み立て及び折り畳み可能な構成において、蓋部に取り付けられた断熱板によって、可撓性部材からなる側面を起立した状態に支え、また、断熱板が取り付けられていない領域においては樹脂シート等によって強度を高めることで、上記効果を得ることができる。
また、上述した実施の形態においては、蓋部11a,111aにおいて、その周縁部から断熱板22a〜22c,122a〜122cの厚み分だけ内側の蓋部11a,111aの略全面に断熱板21a,121aが取り付けられるとともに、蓋部11b,111bにおいて、その周縁部から断熱板22a,22b,22d,122a,122b,122dの厚み分だけ内側の蓋部11b,111bの略全面に断熱板21b,121bが取り付けられているが、断熱板22a〜22d,122a〜122dの高さが側面12a〜12d,112a〜112dの高さよりも蓋部11a,11b,111a,111bに取り付けられた断熱板21a,21b,121a,121bの厚みの分だけ低くなっていれば、蓋部11a,11b,111a,111bの略全面に断熱板21a,21b,121a,121bを取り付けてもよい。
1,101 保冷箱
11a,11b,111a,111b 蓋部
12a〜12d,112a〜112d 側面
13,113 底面
21a,21b,22a〜22d,23,121a,121b,122a〜122d,123 断熱板
24,25,125 非折り曲げ部
28,128 ベルト
29,129 取っ手
31〜33,35,36,131〜133,135,136 面ファスナー
51a,51b,151a,151b フラップ部
114a,114b 等脚台形領域
115 ステッチ
116a,116b 三角領域

Claims (1)

  1. 天面が開閉自在に構成され、少なくとも側面が可撓性部材からなり、互いに対向する2つの第1の側面の幅が高さと同等以上である直方体の収納容器と、
    前記収納容器の4つの側面の内側にそれぞれ重ね合わされるように配置され、前記収納容器の底面側の端辺を中心として前記側面の内側に重ね合わされた状態から前記底面に対向する状態まで回動自在に構成された4つの断熱板とを有し、
    前記収納容器は、前記4つの側面のうち互いに対向する2つの第2の側面にそれぞれ連接し、当該連接部を中心として回動することで前記天面を開閉する2つの蓋部を有し、
    前記2つの蓋部のそれぞれは、略全面に断熱板が取り付けられ、該2つの蓋部のうち少なくとも一方は、前記側面との連接方向の長さが当該側面の高さと同等である、保冷箱。
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