JP6624813B2 - インスツルメントホルダ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、歯科医師やそのアシスタント(以下、「歯科医師等」という。)をはじめとする各診療科の医師等又は、エステティシャン等の理美容施術者が使用する各種のインスツルメントを引出し可能に保持するインスツルメントホルダに関する。
例えば、歯科医師等は一般に、エアータービン、マイクロモーター、マルチシリンジ等の種々の歯科用インスツルメント(以下、「ハンドピース」という。)を使用して歯科治療を行う。各種のハンドピースは通常、エアー、水、電気等を供給するホースの先端に着脱自在に接続され、インスツルメントホルダに収納又は懸架されている。歯科医師等はインスツルメントホルダから引出して、治療に必要なハンドピースを使用することになる。
下記特許文献1では、複数本の歯科治療用ハンドピースが水平かつ並行に載置され、その先端位置が順次異なるように先端辺が斜めに形成され、その載置高さも順次異なるように形成されているインスツルメントホルダに係る発明が提案されている。この発明において、各ハンドピースはグリップ位置がインスツルメントホルダの先端位置から異なって載置される。このため所望のハンドピースを引出すときに施術者が、これを確認しなければならず、ハンドピースの刃物及び隣接するハンドピースに手指が触れることがなくなる。また、引出されたハンドピースが接続されているホースも、隣接するハンドピースの刃物に触れることがなくなって、その外被が損傷する恐れがなくなるといった効果が得られるとされる。
特開2007−130217号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ホースをインスツルメントホルダの所定の位置からスムーズに引出すための手段又は構造が記載されていない。所望のハンドピースを引出すときにスムーズさを欠いてしまい、特に引戻す際にスムーズさを欠いてしまうと、ハンドピースを載置位置に戻しにくくなってしまうことがある。
本発明は上記実情に鑑み提案され、ハンドピースを所定の位置から引出すこと及び、所定の位置へ引戻すことをスムーズに行えるインスツルメントホルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、医療施設又は理美容施設のいずれかで使用されるインスツルメントが載置されるインスツルメント載置部が設けられたインスツルメントホルダにおいて、前記インスツルメント載置部が、所定間隔をあけて並行に一対で設けられ、前記インスツルメントを載置状態に案内するガイドローラと、このガイドローラとで平面視略U字を形成して前記インスツルメントの頭部を支持し、前記所定間隔と同等若しくはそれ以上の軸方向長さを有する支持ローラと、を備え、前記支持ローラが、軸方向両端の最大径部から軸方向中央部へ向けて径が徐々に縮小する鼓状の鼓状ローラであり、この鼓状ローラの軸が、前記ガイドローラの軸の延長線よりも上方に位置していることを特徴とする。
また、鼓状ローラに、前記最大径部から前記軸方向中央部へ向けて径が縮小していく第1傾斜部と、この第1傾斜部に連続し、前記軸方向中央部へ向けて前記第1傾斜部よりも径が縮小していく傾斜がなだらか又は、前記軸方向中央部へ向けて径が縮小しないで平坦となる第2傾斜部とが形成されていることを特徴とする。さらに、上記インスツルメントホルダの一辺に対し斜め方向に前記インスツルメント載置部が設けられていることを特徴とする。インスツルメント載置部が複数設けられていることも特徴とする。
本発明は、鼓状ローラ(支持ローラ)の軸が、ガイドローラの軸の延長線よりも上方に位置している構成である。さらに、インスツルメント載置部における支持ローラが、ガイドローラが並行に一対で設けられている所定間隔と同等若しくはそれ以上の軸方向長さを有する構成を備える。また、支持ローラが軸方向両端の最大径部から軸方向中央部へ向けて径が徐々に縮小する鼓状の鼓状ローラである構成を備えている。
これらの構成により、まず、上述のような鼓状ローラの形状により、その軸方向中央部に、インスツルメントに接続されるホースが案内されやすく、インスツルメントの収まり及び取出しやすさが改善され、インスツルメント及びこれに接続されるホースのスムーズな引出し及び引戻しに寄与することができる。鼓状ローラの第1傾斜部及び第2傾斜部が形成されている構成によっても、インスツルメントの収まり及び取出しやすさが改善され、インスツルメント及びこれに接続されるホースのスムーズな引出し及び引戻しが実現される。また、支持ローラとガイドローラとの間に隙間が生じなくなって、インスツルメント及びこれに接続されるホースのスムーズな引出し及び引戻しを実現することができる。すなわち、インスツルメント及びこれに接続されるホースが、載置部に対して斜めに引き出されても、支持ローラに案内されることで周囲に引っ掛かることがない。
本発明は、上記インスツルメントホルダの一辺に対し斜め方向にインスツルメント載置部が設けられている構成を備える。すなわち、引き出される向きに予めインスルツメントが配置されているため、常に支持ローラでホースを受けることが可能であり、ホースのスムーズな引出し及び引戻しが実現される。また、施術者に対してインスツルメントがより近づく配置となるので、施術者が掴みやすくなり、効率の良い施術が実行できるようになる。インスツルメント載置部が複数設けられる構成により、多種多様なインスツルメントを一通りセッティングすることのできるインスツルメントユニットホルダが提供可能となり、便宜である。
本発明に係るインスツルメントユニットホルダを備えた歯科用テーブルにおいて、インスツルメントユニットホルダの全体の概略構成を上方からの斜視図で示す概略上方斜視図である。 図1で示したインスツルメントユニットホルダからホルダカバーを外して現れる構成部品を説明する概略上方斜視図である。 図2で示した概略上方斜視図から、ハンドピースを除いた様子を説明する概略上方斜視図である。 本発明におけるインスツルメント載置部を構成する構成部品について説明する説明斜視図である。
以下、本発明に係るインスツルメントユニットホルダに関し、これを備えた例示である歯科用テーブルについての一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。この実施形態は、本発明の構成を具現化した一例に過ぎず、本発明は、特許請求の範囲に記載した事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことができる。
本実施形態において歯科用テーブルTは、図1に示すように、移動のために歯科医師等が握るハンドルHが設けられている側において、本発明に係るインスツルメントユニットホルダAを備えて構成される。インスツルメントユニットホルダAは、例えば、歯科において使用される歯科用インスツルメントとしてのハンドピース1を収容するホルダ本体2の上面を、ホルダカバー3で覆って構成されている。
ホルダ本体2には、ハンドピース1を載置するインスツルメント載置部(以下、単に「載置部」という。)21が複数(図1において5つ)形成されている。したがって、本発明に係るインスツルメントユニットホルダAは、エアータービン、マイクロモーター、マルチシリンジ等の多種多様なハンドピース1を一通りセッティングすることができる。以下、インスツルメントユニットホルダAの具体的な構成について詳述していく。
図2に示すように、ホルダカバー3を外すと、本発明に係るインスツルメントユニットホルダAは、外されたホルダカバー3と、ホルダ本体2と、このホルダ本体2に設けられる載置部21と、ハンドピース1の脱落防止機能を担うプレート4とから構成されていることが理解される。また、ハンドピース1は、載置部21の一端部である後端部側で、コネクタ12を介してインスツルメント用ホース(以下、単に「ホース」という。)11に接続されることが理解される。
ホルダ本体2は、ホルダカバー3とで矩形の筐体を構成し、図2において上面が開放された箱体の形状を有している。ホルダ本体2には、上述のとおりハンドピース1を載置する載置部21が水平に複数(図2において5つ)形成されている。載置部21は、後端部側まで開口部が広く設けられてコネクタ12を露出させる大きさに形成され、ハンドピース1が取り外された状態でもコネクタ12を取出し易い構成である。また、載置部21は、図1及び図2に示すように、ホルダ本体2の矩形の収容部において、その長手方向の一辺2aに対して斜め方向に設けられている。
載置部21は、図2及び図3に示すように、載置されるハンドピース1を案内し、その胴体部を支持するガイドローラ211と、このガイドローラ211とで略U字を形成し、ハンドピース1の頭部付近を支持する支持ローラとしての鼓状ローラ212とを有する。さらに、鼓状ローラ212をその軸方向外側から軸支するとともに、載置部21の側壁2131を形成している軸支部材213を有している。
また、図4に示すように、載置部21において鼓状ローラ212と反対側となる後端部(一端部)でガイドローラ211に接続され、ホース11に接続されたハンドピース1をホース11側から挿入する挿入空間としての挿入孔を備えた被挿入部材214を有する。この被挿入部材214には、プレート4が回動自在に設けられている。
特に、載置部21において、ガイドローラ211は円柱形状で、その一対の円柱部外側同士の間の幅である第1の間隔D1をあけて並行、例えば、平行に設けられている。鼓状ローラ212は、第1の間隔D1以上であって、側壁2131間とほぼ同等又はやや短い幅である第2の間隔D2に相当する軸方向長さを有し、軸2121が側壁2131間で軸支されている。また、鼓状ローラ212の軸2121は、ガイドローラ211の軸の中心を延長した延長線よりも上方に位置している。載置部21では、第2の間隔D2≧第1の間隔D1の関係が成立している。
鼓状ローラ212は、軸方向両端の最大径部2122から軸方向中央部へ向けて径が徐々に縮小する形状である。具体的には、最大径部2122から軸方向中央部へ向けて径が縮小していく第1傾斜部2123と、この第1傾斜部2123に連続し、軸方向中央部へ向けて第1傾斜部2123よりも傾斜がなだらかな第2傾斜部2124とが形成されている。なお、第2傾斜部は、傾斜のない平坦部であってもよい。
本発明では、上述のように、鼓状ローラ212の軸2121が、ガイドローラ211の軸の中心を延長した延長線よりも上方に位置し、軸同士の高さが相違している。また、鼓状ローラ212は上述のように、軸方向両端の最大径部2122から軸方向中央部へ向けて径が徐々に縮小する形状である。これら構成に基づき、本発明では図4に示すように、ガイドローラ211の端部を鼓状ローラ212の下側へ潜り込ませるようにして配設することができる。そうすると、鼓状ローラ212とガイドローラ211との間の隙間が解消され、仮に、載置部21に対して斜めに引き出されても、隙間にハンドピース1及びこれに接続されるホース11が引っかかることがなくなって、ハンドピース1及びこれに接続されるホース11のスムーズな引出し及び引戻しを実現することができる。
さらに、ガイドローラ211の円柱部外側同士の間(第1の間隔D1)の幅以上に、鼓状ローラ212の軸方向長さ(第2の間隔D2の幅に相当)を長くすることで、鼓状ローラ212を大径化することができる。鼓状ローラ212の大径化により、軸方向中央部(第2傾斜部2124)へハンドピース1に接続されるホース11を容易に案内することができようになり、ハンドピース1の載置部21への収まり及び取出しやすさが改善される。そして、この改善はハンドピース1及びホース11のスムーズな引出し及び引戻しに寄与することとなる。また、鼓状ローラ212の第1傾斜部2123及び第2傾斜部2124を有する構成によっても、第2傾斜部2124へホース11を案内しやすくなるので、ハンドピース1の載置部21への収まり及び取出しやすさを改善することができる。略U字を形成しているガイドローラ211及び鼓状ローラ212は、ローラ(回転体)であるので、その場で回転可能であって施術者がハンドピース1を載置部21へ載置しやすいという利点もある。
このほか、載置部21は、ホルダ本体2の矩形の収容部において、その長手方向の一辺2aに対して斜め方向に形成されている。引き出される向きに予めハンドピース1が配置されているため、常に鼓状ローラ212でホース11を受けることができる。さらに、施術者に対してハンドピース1がより近づく配置となるので、施術者が掴みやすくなり、効率の良い施術が実行できるようになる。
プレート4は、図4に示すように、野球のホームベース様の形状をし、この形状の先端部である鋭角部分にホース11を通す切欠部4aが形成された構造を有している。切欠部4aは、ホース11を通す一方、ホース11の端部を構成しているコネクタ12を通さず、よってハンドピース1も通さないので、ハンドピース1の脱落防止機能を果たすことができる。また、ハンドピース1の脱落防止機能は、ガイドローラ211と鼓状ローラ212とで形成する略U字の形状によっても果たされる。このほか、プレート4には、載置部21の他端部である前端部へ向けて被挿入部材214側からプレート4を付勢する付勢部材としてのスプリング41が取り付けられている。スプリング41は、被挿入部材214に設けられた接触センサー(図示省略)が担うハンドピース1へ通電を開始したり、又は通電を解除したりするスイッチの役割を、プレート4を付勢することで補佐している。
接触センサーは、ホース11が接続されたハンドピース1が載置部21に載置されると、その自重によってプレート4が被挿入部材214に当接するので、この当接を検知してハンドピース1への通電を解除する。この当接が検知された状態では、フットコントローラ等を操作してもハンドピース1は動作しない。また、接触センサーは、ホース11が接続されたハンドピース1が載置部21から取り出されると、プレート4がスプリング41の付勢によって回動して被挿入部材214と接触しなくなるのでこれを検知し、ハンドピース1は動作可能状態となる。この状態で、フットコントローラ等によってハンドピース1を操作することにより、ハンドピース1にエアー、水、電気等が供給され、ハンドピース1はその動作を開始する。
ホルダカバー3は、図1に示すように、ホルダ本体2の上面を覆って、覆った状態でプレート4が、ハンドピース1を引出す際にホース11が引出されるのに連れて前端部方向へ回動することを規制する規制部31を備えている。具体的には、規制部31は、ホルダ本体2の上面を覆ったときに、ホルダ本体2に設けられた載置部21の後端部の被挿入部材214やプレート4を、覆い隠すようにして形成される。
そして、ホース11が接続されたハンドピース1が載置部21から取り出される場面では、ハンドピース1を引出す際に、プレート4がホース11との摩擦等により、ホース11が引出されるのに連れて前端部へ向けて回動しようとする。しかしながら、プレート4は、ホルダカバー3の規制部31が被挿入部材214を覆い隠すように形成されているので、この規制部31に当接し、それ以上の回動が規制される。したがって、歯科医師等がハンドピース1を使用した後、ハンドピース1を載置部21に載置する際に、プレート4が載置部21の前端部へ向けて回動していないので、プレート4を手指等で操作することなく、楽にハンドピース1を載置部21へ載置することができる。また、ハンドピース1の脱落防止機能を常に良好に維持することができる。
したがって、本発明では、鼓状ローラ212の軸2121がガイドローラ211の軸の中心を延長した延長線よりも上方に位置する等の構成により、ガイドローラ211の端部を鼓状ローラ212の下側へ潜り込ませるようにして配設することができる。そうすると、鼓状ローラ212とガイドローラ211との間の隙間が解消され、ハンドピース1及びこれに接続されるホース11が載置部21に対して斜めに引き出されても引っかからなくなって、ハンドピース1及びこれに接続されるホース11のスムーズな引出し及び引戻しが実現される。さらに、ガイドローラ211の円柱部外側同士の間の幅である第1の間隔D1以上に、第2の間隔D2の幅に相当する鼓状ローラ212の軸方向長さを長くし、鼓状ローラ212を大径化することができる。鼓状ローラ212の大径化により、軸方向中央部(第2傾斜部2124)へハンドピース1に接続されるホース11を容易に案内することができ、ハンドピース1の載置部21への収まり及び取出しやすさを改善し、ハンドピース1等のよりスムーズな引出し及び引戻しに寄与することができる。鼓状ローラ212の第1傾斜部2123及び第2傾斜部2124を有する構成によっても、第2傾斜部2124へホース11を容易に案内し、ハンドピース1の載置部21への収まり及び取出しやすさを改善することができる。
また、載置部21は、ホルダ本体2の矩形の収容部において、その長手方向の一辺2aに対して斜め方向に設けられていることから、引き出される向きに予めハンドピース1が配置されているため、常に鼓状ローラ212でホース11を受けることが可能であり、ホースのスムーズな引出し及び引戻しが実現される。
このほか、プレート4が回動することを規制する規制部31を備えるホルダカバー3を有するので、ホルダカバー3を装着した後において、プレート4が勝手に回動するようなことがなく、ハンドピース1の脱落防止機能を常に良好に維持することができる。また、ホルダ本体2に載置部21を複数形成した構成としたので、各種のハンドピース1を一通りセッティングすることができて、便宜である。また、載置部21は、後端部側まで開口部が広く設けられてコネクタ12を露出させる大きさに形成されているため、ハンドピース1が取り外された状態でも、ホース11の先端であるコネクタ12を掴み易く、取出し易い。
ここで、歯科治療や理美容施術に臨むに際し、歯科医師等や理美容施術者にとって、各種のインスツルメントが掴みやすい角度でインスツルメントホルダに載置されていることが好ましい。これに対応するため、本発明では、インスツルメントが載置されているインスツルメントホルダそのものの角度を、歯科医師等や理美容施術者が自身で調整可能とする角度調整機構を備えさせることができる。
例えば、テーブル下面に設けられ、円弧状に伸縮するアームの先端に、インスツルメントホルダが接続された構成とする。さらに、アームの円弧状の伸縮によって描かれる円弧状軌跡から形成される仮想円の中心が、インスツルメントホルダの載置部に載置されているインスツルメントの頭部となる構成とする。このような構成により、歯科医師等や理美容施術者がアームの伸縮によってインスツルメントホルダの角度を変え、例えば、インスツルメントを起こした状態又は倒した状態としても、その頭部が仮想円の中心となって不動とすることができる。これにより、どんな歯科医師等や理美容施術者が歯科治療や理美容施術に臨んだとしても、掴みやすい角度に載置されたインスツルメントを用意できるインスツルメントホルダを提供することができる。
以上、本発明の一実施形態を例示して説明したが、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係るインスツルメントホルダを、歯科用テーブルに適用した例を説明した。しかしながら、歯科に限らず、様々な診療科においてインスツルメントホルダを備えたテーブル等が知られるので、本発明は、歯科に限定されないで、他の診療科においても適用することができる。さらに、インスツルメントホルダを備えたテーブル等は、エステティック等の全身の美容術で利用されるので、このような技術分野においても本発明を活用し得る可能性がある。
本発明を構成する部材や部品の材質は問わない。また、ガイドローラ、鼓状ローラ及び軸支部材は、上述した形状に限定されず、本発明が課題とした事項を解決可能な形状である限り、用途に応じて各種の形状を採用することができる。プレート及びホルダ本体、ホルダカバーの材質や形状も同様に、用途に応じて各種の形状を採用することができる。
本発明では、インスツルメント載置部が、インスツルメントホルダの一辺に対して斜め方向に設けられているので、ホルダ(ホルダカバー)表面端部にスペースが発生する可能性がある。このスペースを有効活用し、例えば、汚物入れ等の凹部を設けたり、その他の脱脂綿等の医療用具、理美容用具を載置する載置部を設けたりすることができる。
A・・・・インスツルメントユニットホルダ(本発明)
1・・・・ハンドピース(インスツルメント)
11・・・ホース(インスツルメント用ホース)
12・・・コネクタ
2・・・・ホルダ本体
2a・・・一辺
21・・・載置部(インスツルメント載置部)
211・・ガイドローラ
212・・鼓状ローラ
2121・軸
2122・最大径部
2123・第1傾斜部
2124・第2傾斜部
213・・軸支部材
2131・側壁
214・・被挿入部材
3・・・・ホルダカバー
31・・・規制部
4・・・・プレート
4a・・・切欠部
41・・・スプリング
D1・・・第1の間隔
D2・・・第2の間隔

Claims (4)

  1. 医療施設又は理美容施設のいずれかで使用されるインスツルメントが載置されるインスツルメント載置部が設けられたインスツルメントホルダにおいて、
    前記インスツルメント載置部が、
    所定間隔をあけて並行に一対で設けられ、前記インスツルメントを載置状態に案内するガイドローラと、
    このガイドローラとで平面視略U字を形成して前記インスツルメントの頭部を支持し、前記所定間隔と同等若しくはそれ以上の軸方向長さを有する支持ローラと、を備え、
    前記支持ローラが、軸方向両端の最大径部から軸方向中央部へ向けて径が徐々に縮小する鼓状の鼓状ローラであり、
    この鼓状ローラの軸が、前記ガイドローラの軸の延長線よりも上方に位置し
    前記ガイドローラの端部が、前記鼓状ローラの下側に潜り込んでいる、
    ことを特徴とするインスツルメントホルダ。
  2. 請求項1に記載のインスツルメントホルダにおいて、
    前記鼓状ローラが、前記所定間隔以上の軸方向長さを有し、
    前記最大径部が、前記ガイドローラの外側にある、
    ことを特徴とするインスツルメントホルダ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のインスツルメントホルダにおいて、
    前記鼓状ローラに、前記最大径部から前記軸方向中央部へ向けて径が縮小していく第1傾斜部と、この第1傾斜部に連続し、前記軸方向中央部へ向けて前記第1傾斜部よりも径が縮小していく傾斜がなだらかとなる又は、前記軸方向中央部へ向けて径が縮小しないで平坦となる第2傾斜部と、が形成されている、
    ことを特徴とするインスツルメントホルダ。
  4. 請求項1から請求項3までの何れか1項に記載のインスツルメントホルダの一辺に対し斜め方向に前記インスツルメント載置部が設けられている、
    ことを特徴とするインスツルメントホルダ。
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