JP6624147B2 - 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法 - Google Patents

端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6624147B2
JP6624147B2 JP2017069830A JP2017069830A JP6624147B2 JP 6624147 B2 JP6624147 B2 JP 6624147B2 JP 2017069830 A JP2017069830 A JP 2017069830A JP 2017069830 A JP2017069830 A JP 2017069830A JP 6624147 B2 JP6624147 B2 JP 6624147B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
transaction medium
guide member
terminal device
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017069830A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018174006A (ja
Inventor
哲 ▲瀬▼川
哲 ▲瀬▼川
比呂美 江川
比呂美 江川
大井 聡
聡 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2017069830A priority Critical patent/JP6624147B2/ja
Publication of JP2018174006A publication Critical patent/JP2018174006A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6624147B2 publication Critical patent/JP6624147B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Description

本発明は、銀行等の金融機関で使用される端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法に関する。
金融機関で使用される通帳や引き出しカードには、固有情報が記憶された磁気ストライプ(MS)が付されている。
この磁気ストライプからデータの読取りをするには、一般的にATMコーナと、カウンターコーナといった2つのエリアが利用される。
引き出しカードは、無人のATM装置で扱われることが多いが、一部、大口の取引やカードに不具合がある場合には、有人カウンタータイプの窓口で扱われる。通帳においても、その割合は少ないものの無人のATMコーナと、有人のカウンターコーナとで取り扱われている。
また、近年では、窓口の有人カウンターではなく、各種商談が可能な応接テーブルの設置が多くなっており、このような応接テーブルにて使用可能な端末機器の開発が進められている。
例えば、有人カウンターで使用される通帳や引き出しカードの端末機器として特許文献1に示される携帯型端末機器が知られている。
特許文献1の携帯型端末機器は、断面がコ字状に形成された搬送路を有する筐体部と、該筐体部のコ字状搬送路内に設けられて通帳等の記録保持片内の情報を読取る読取ヘッドと、を有する構成である。
特開平5−314295号公報
ところが、特許文献1に示される携帯型端末機器は、テーブル上に筐体部を載置した上で、該筐体部に形成されたコ字状の搬送路内に沿って通帳を通過させる構成であるので、筐体部が大型化し、持ち運びに不便であるという問題がある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、通帳や引き出しカードに付された磁気ストライプ(MS:Magnetic Stripe)に対して、磁気ヘッド側をスライドさせる構造を採用することにより、筐体部の最小化を図ることが可能な端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様に示される端末機器によれば、操作者により把持される筐体部と、該筐体部の外面に設置されかつ磁気領域がある取引媒体の一縁部に沿って摺動させる直線部を有するガイド部材と、前記筐体部に設置されかつ前記取引媒体の一縁部に沿って前記ガイド部材の直線部が摺動された際に、該取引媒体の磁気領域に対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッドを有する磁気装置と、を具備することを特徴とする。
本発明の第2態様に示されるデータ入出力方法によれば、操作者により把持される筐体部にガイド部材の直線部を設けた上で、取引媒体の一縁部に沿って該ガイド部材の直線部を摺動させることで、前記筐体部に内蔵された磁気ヘッドに対して、該取引媒体の磁気領域からのデータの読取り/該取引媒体の磁気領域へのデータ書込みをすることを特徴とする。
本発明によれば、操作者に把持される筐体上のガイド部材を、取引媒体となる通帳又はカードの一縁部に沿って摺動させるだけで、該取引媒体内の磁気領域に対してデータの読取り/書込みをすることができるので、これまでのようなテーブル上に載置する形態の筐体構造が不要となり、全体を小型化することが可能となる。
本発明の端末機器を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る端末機器を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る端末機器を示す斜視図である。
本発明の最小構成を示す端末機器100について図1を参照して説明する。
この端末機器100は、操作者により把持される筐体部1と、該筐体部1の底部に一体に固定されたガイド部材2と、ガイド部材2内に設置された磁気装置3とから構成される。
筐体部1は、操作者により把持及び携帯可能な小型形状を有している。
ガイド部材2は、筐体部1の外面に設置されたものであって、磁気領域Mを有する取引媒体Sの一縁部SAに沿い摺動可能な直線部4を具備している。
磁気装置3は、筐体部1内に設置されるものであって、取引媒体Sの一縁部SAに沿ってガイド部材2の直線部4が摺動された際に、該取引媒体Sの磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッド5を有する。
以上のような端末機器100の動作について説明する。
まず、デスクD上に、磁気領域Mが表面に位置するように取引媒体Sを載置する。その後、操作者が端末機器100の筐体部1を把持した状態で、取引媒体Sの一縁部SAと同一直線状となるように、ガイド部材2の直線部4を位置させる。
その後、操作者が把持した端末機器100を矢印a方向にスライドさせることで、ガイド部材2に取引媒体Sの一縁部SAを引っ掛けつつ、該取引媒体Sの一縁部SAに沿ってガイド部材2の直線部4を摺動させ、かつ磁気ヘッド5を取引媒体Sの磁気領域Mに沿って移動させることができる。
その結果、磁気ヘッド5に対して、取引媒体Sの磁気領域Mからのデータ読取り/磁気領域Mへのデータの書込みを行わせることができる。
以上詳細に説明したように本発明に示される端末機器100によれば、操作者により把持される筐体部1の外面に直線部4を有するガイド部材2を設ける構成とした。さらに、この筐体部1内に、取引媒体Sの一縁部SAに沿って矢印a方向にガイド部材2の直線部4が摺動された際に、取引媒体Sの磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッド5を設ける構成とした。
すなわち、本発明の端末機器100は、操作者に把持される筐体部1上のガイド部材2を、取引媒体Sとなる通帳又はカードの一縁部SAに沿って摺動させるだけで、該取引媒体S内の磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをすることができるので、これまでのようなテーブル上に載置する形態の筐体構造が不要となり、全体を小型化することが可能となる。
なお、本発明に係る端末機器100では、「操作者により把持される筐体部1にガイド部材2の直線部4を設けた上で、取引媒体Sの一縁部SAに沿って該ガイド部材2の直線部4を摺動させることで、筐体部1に内蔵された磁気ヘッド5に対して、該取引媒体Sの磁気領域Mからのデータの読取り/該取引媒体Sの磁気領域Mへのデータ書込みをすることを特徴とするデータ入出力方法」が適用されている。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を示す端末機器101について図2を参照して説明する。
この端末機器101は、操作者により把持される筐体部11と、該筐体部11の外面底部に一体に固定されたガイド部材12と、ガイド部材12内に設置された磁気装置13とを基本構成としている。
なお、この端末機器101は、通帳又はカードといった取引媒体S上に付された磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをするためのものである。
この磁気領域Mは、磁気ストライプにより形成されるものであって、取引媒体Sの一縁部SAに平行となるように配置されている。
筐体部11は、操作者により把持及び携帯可能な小型形状、すなわち、操作者が手に保持して移動させられるコンパクトな大きさである。
ガイド部材12は、筐体部11の外面底部に設置されたものであって、磁気領域Mがある取引媒体Sの一縁部SAに沿って摺動可能な直線部14を有する。
具体的には、ガイド部材12は、取引媒体Sの表面に接する板状部材20と、該板状部材20の端部にて該板状部材20とは垂直となる位置関係に設けられたガイド板21と、を具備し、ガイド板21は、取引媒体Sの一縁部SAを摺動させる直線部14を形成した角部21Aを有してしている。
磁気装置13は、筐体部11内に設置されるものであって、取引媒体Sの一縁部SAに沿ってガイド部材12の直線部14が摺動された際に、該取引媒体Sの磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッド15を有する。
また、この磁気装置13の磁気ヘッド15と、ガイド部材12の直線部14とは、取引媒体Sの一縁部SAと該取引媒体S内に付されている磁気領域Mとの位置関係に基づき間隔(符号bで示す)が設定されている。
さらに、磁気装置13には磁気ヘッド15で読み取った読取信号を増幅する増幅器16が設けられている。
この増幅器16で増幅された読取信号は信号ケーブル17を通じて外部のデータ処理装置(図示略)に供給される。また、このデータ処理装置からは、信号ケーブル17を経由して磁気ヘッド15に対して取引媒体S内の磁気領域Mにデータ書込みを行わせるためのデータ出力がなされる。
そして、本発明の第1実施形態に示される端末機器101と外部のデータ処理装置(図示略)とにより、データ入出力システムが構成される。
以上のような端末機器101の動作について説明する。
まず、デスクD上に、磁気領域Mが表面に位置するように一定の厚みを有する取引媒体Sを載置する。その後、操作者が端末機器101の筐体部11を把持した状態で、取引媒体Sの一縁部SAと同一直線状となるように、ガイド部材12の直線部14を位置させる。
ここで、ガイド部材12の直線部14と、磁気装置13の磁気ヘッド15とは、取引媒体Sの一縁部SAと該取引媒体S内に付されている磁気領域Mとの位置関係に基づき間隔(符号bで示す)が設定されている。このため、取引媒体Sの一縁部SAと同一直線状となるように、ガイド部材12の直線部14を位置させるだけで、磁気装置13の磁気ヘッド15の先に(矢印a方向上に)取引媒体Sの磁気領域Mが位置することになる。
その後、操作者が把持した端末機器101を矢印a方向にスライドさせることで、ガイド部材12のガイド板21に、一定の厚みを有している取引媒体Sの一縁部SAを引っ掛けつつ、取引媒体Sの一縁部SAに沿ってガイド部材12の直線部14を摺動させることができ、これにより筐体部11内の磁気ヘッド15を取引媒体Sの磁気領域Mに沿って移動させることができる。
その結果、磁気ヘッド15に対して、取引媒体Sの磁気領域Mからのデータ読取り/磁気領域Mへのデータの書込みを行わせることができる。
以上詳細に説明したように本発明の第1実施形態に示される端末機器101によれば、操作者により把持される筐体部11の外面に直線部14を有するガイド部材12を設ける構成とした。さらに、この筐体部11内に、取引媒体Sの一縁部SAに沿って矢印a方向にガイド部材12の直線部14が摺動された際に、該取引媒体Sの磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッド15を設ける構成とした。
すなわち、第1実施形態の端末機器101は、操作者に把持される筐体部11上のガイド部材12を、取引媒体Sとなる通帳又はカードの一縁部SAに沿って摺動させるだけで、該取引媒体S内の磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをすることができるので、これまでのようなテーブル上に載置する形態の筐体構造が不要となり、全体を小型化することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を示す端末機器102について図3を参照して説明する。
第2実施形態に示される端末機器102が、第1実施形態と構成を異にする点は、磁気装置30に関する構成である。
この磁気装置30は、第1実施形態と同様に筐体部11内に設置されるものであって、取引媒体Sの一縁部SAに沿ってガイド部材12の直線部14が摺動された際に、該取引媒体Sの磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッド15を有する。
また、第2実施形態の磁気装置30では、取引媒体Sの表面に接して回転するローラ31と、該ローラ31の回転速度に基づく信号を出力するエンコーダ32と、該エンコーダ32での検出信号に基づき磁気ヘッド15が磁気領域Mを読み取った際の磁気データを補正する補正手段33とをさらに具備する。
ローラ31は、磁気ヘッド15に隣接配置されたものであって、取引媒体Sの一縁部SAに沿って矢印a方向にガイド部材12の直線部14が摺動された際に、磁気ヘッド15と同様に、取引媒体Sの磁気領域Mが通過する位置にある。
また、このローラ31は、取引媒体Sの磁気領域Mが通過時に、該磁気領域Mに接触しながら回転するものであって、そのローラ面には周方向に沿うように白黒のストライプ(図示略)が付されている。
エンコーダ32はローラ31に付されたストライプを光学的に検出するものであって、そのストライプはパルス信号として出力される。
補正手段33は、エンコーダ32からのパルス信号が入力されるものであって、単位時間当たりのパルス信号数に基づき、ローラ31の回転速度を検出するとともに、その検出結果に基づき、磁気ヘッド15を通過した取引媒体Sの磁気領域Mの通過速度を算出する。
この補正手段33は、例えば増幅器16内に設けられたものであって、取引媒体Sの磁気領域Mの通過速度に基づき、磁気ヘッド15で読み取った磁気領域Mからの磁気データを補正して適正化する。
なお、本実施形態では、ローラ31に付されたストライプを光学的に検出することでローラ31の回転速度を検出したが、これに限定されず、ローラ31の周方向に沿って一定間隔で磁性体を設置しておき、この磁性体を、エンコーダ32となる専用の磁気ヘッドで読み取ることで、ローラ31の回転速度を磁気的に検出しても良い。このとき、専用のエンコーダ32を設けることなく、取引媒体Sの磁気領域Mに対して読取り/書込みをする磁気ヘッド15にて、ローラ31の周方向に沿って一定間隔で磁性体を同時に読み取るようにしても良い。
以上詳細に説明したように本発明の第2実施形態に示される端末機器102によれば、第1実施形態と同様、操作者に把持される筐体部11上のガイド部材12を、取引媒体Sとなる通帳又はカードの一縁部SAに沿って摺動させるだけで、該取引媒体S内の磁気領域Mに対してデータの読取り/書込みをすることができるので、これまでのようなテーブル上に載置する形態の筐体構造が不要となり、全体を小型化することが可能となる。
また、第2実施形態の端末機器102では、磁気装置30に、取引媒体Sの表面に接して回転するローラ31と、該ローラ31の回転速度に基づく信号を出力するエンコーダ32と、該エンコーダ32での検出信号に基づき磁気ヘッド15が磁気領域Mを読み取った際の磁気データを補正する補正手段33とを設けている。
これにより、第2実施形態の端末機器102では、操作者に把持される筐体部11上のガイド部材12の矢印a方向へのスライド速度が、操作者毎に異なったとしても、追加で設置したローラ31、エンコーダ32及び補正手段33によって、磁気ヘッド15が磁気領域Mを読み取った際の磁気データを補正することができ、これにより磁気データの適正化が可能となる。
(変形実施例)
〔1〕第2実施形態の端末機器102では、ローラ31、エンコーダ32及び補正手段33によって、磁気ヘッド15が磁気領域Mを読み取った際の磁気データを補正した。これに加えて、取引媒体Sの磁気領域Mに対する磁気ヘッド15の移動速度が基準値よりも速い又は遅い場合には、補正手段33を通じて操作者に作業やり直しのための警告信号を発しても良い。
〔2〕上記実施形態の端末機器101,102では、既知となっている、取引媒体Sの一縁部SAと該取引媒体S内に付されている磁気領域Mとの位置関係に基づき、ガイド部材12の直線部14と、磁気装置13の磁気ヘッド15との間隔(符号bで示す)を固定的に設けるようにした。
しかし、これに限定されず、磁気ヘッド15とガイド部材12の直線部14との間に、これらの間隔を調整する間隔調整手段を設けるようにしても良い。
このとき、間隔調整手段にて、筐体部11内の磁気ヘッド15を、ガイド部材12の直線部14に対して近接又は離間する方向に移動させるようにしても良い。これに限定されず、間隔調整手段にて、ガイド部材12の直線部14を、取引媒体Sの摺動方向(矢印a方向)と交差する方向に移動自在に支持しても良い。
〔3〕上記実施形態の端末機器102にて、図3に示されるような、筐体部11の上面に磁気ヘッド15による取引媒体Sの磁気領域Mの読取り/書込みを行わせるためのスイッチ40を設けても良い。
このスイッチ40は機器のON/OFFのためのものであっても良いし、取引媒体Sの一縁部SAに沿って筐体部11を摺動させる間のみ、操作者に対して指での押圧によりスイッチONとし、このときに、磁気ヘッド15に対して磁気領域Mからのデータ読取り/磁気領域Mへのデータ書込みを行わせるようにしても良い。
〔4〕上記実施形態の端末機器101,102では、信号ケーブル17を通じて磁気領域Mからのデータ読取り/磁気領域Mへのデータ書込みを行わせるようにしたが、信号ケーブル17を廃止して光線、電波など介してを通じて無線でデータ送受信を行うようにしても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、銀行等の金融機関で使用される端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法に関する。
1 筐体部
2 ガイド部材
3 磁気装置
4 直線部
5 磁気ヘッド
11 筐体部
12 ガイド部材
13 磁気装置
14 直線部
15 磁気ヘッド
30 磁気装置
31 ローラ
32 エンコーダ
100 端末機器
101 端末機器
102 端末機器
S 取引媒体
SA 一縁部
M 磁気領域

Claims (11)

  1. 操作者により把持される筐体部と、
    該筐体部の外面底部に設置されかつ、平面状の表面の一縁部に沿って磁気領域が形成された取引媒体の前記一縁部に沿って摺動させる直線部を有するガイド部材と、
    前記筐体部に設置されかつ前記取引媒体の一縁部に沿って前記ガイド部材の直線部が摺動された際に、該取引媒体の磁気領域に対してデータの読取り/書込みをする磁気ヘッドを有する磁気装置と、を具備し、
    前記ガイド部材は、前記直線部を一縁部として、前記取引媒体の表面と平行に配置される板状部材と、前記板状部材から前記筐体部と反対方向へ突出するガイド部とを有することを特徴とする端末機器。
  2. 前記ガイド部材の直線部と前記磁気ヘッドとは、前記取引媒体の一縁部と該取引媒体内に付されている磁気領域との位置関係に基づき間隔が設定されていることを特徴とする請求項1に記載の端末機器。
  3. 前記ガイド部材は、前記取引媒体の表面に接する板状部材と、該板状部材の端部にて該板状部材とは垂直となる位置関係に設けられたガイド板と、を具備し、
    前記ガイド板は、前記取引媒体の一縁部を摺動させる直線部を形成した角部を有してしていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の端末機器。
  4. 前記磁気装置は、前記取引媒体の表面に接して回転するローラと、該ローラの回転速度に基づく信号を出力するエンコーダと、該エンコーダでの検出信号に基づき前記磁気ヘッドが磁気領域を読み取った際の磁気データを補正する補正手段とをさらに具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末機器。
  5. 前記エンコーダは、前記ローラの回転速度に応じたパルスを出力し、
    前記補正手段は、前記エンコーダから出力されたパルス信号に基づき前記磁気ヘッドが磁気領域を読み取った際の磁気データを補正することを特徴とする請求項4に記載の端末機器。
  6. 前記磁気ヘッドとガイド部材の直線部との間には、これらの間隔を調整する間隔調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の端末機器。
  7. 前記間隔調整手段は、前記磁気ヘッドを、前記ガイド部材の直線部に対して近接又は離間する方向に移動自在に支持することを特徴とする請求項6に記載の端末機器。
  8. 前記間隔調整手段は、前記ガイド部材の直線部を、前記取引媒体の摺動方向と交差する方向に移動自在に支持することを特徴とする請求項6に記載の端末機器。
  9. 前記筐体部には前記磁気ヘッドによる取引媒体の磁気領域に対してデータの読取り/書込みを行わせるためのスイッチが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の端末機器。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の端末機器と、該端末機器の磁気ヘッドに対してデータの読取り/書込みをさせるデータ処理装置とを有することを特徴とするデータ入出力システム。
  11. 操作者により取引媒体の上方位置で把持される筐体部に、直線部を一縁部とし、取引媒体の表面と平行に配置される平面部を有し、前記筐体部が前記平面部から突出して設けられたガイド部材の直線部を設けた上で、平面状の表面の一縁部に沿って磁気領域が形成された前記取引媒体の一縁部に沿って該ガイド部材の直線部を摺動させることで、前記筐体部に内蔵された磁気ヘッドに対して、該取引媒体の磁気領域からのデータの読取り/該取引媒体の磁気領域へのデータ書込みをする方法であって、
    前記ガイド部材の平面部から前記筐体部と反対方向へ突出するガイド部に前記直線部が設けられた、ことを特徴とするデータ入出力方法。
JP2017069830A 2017-03-31 2017-03-31 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法 Active JP6624147B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017069830A JP6624147B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017069830A JP6624147B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018174006A JP2018174006A (ja) 2018-11-08
JP6624147B2 true JP6624147B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=64107413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017069830A Active JP6624147B2 (ja) 2017-03-31 2017-03-31 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6624147B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018174006A (ja) 2018-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1204096A3 (en) Alignment of tape head
US10247535B2 (en) Hall detection device for thickness of sheet medium
US8340391B2 (en) Document input module
JPH05189120A (ja) 手書き情報捕捉装置
JP4448463B2 (ja) 原稿読み取りユニット、スキャナ装置および画像形成装置
JP6624147B2 (ja) 端末機器、データ入出力システム及びデータ入出力方法
JP2012226633A (ja) 記録媒体処理装置、記録媒体処理装置の制御方法、及びプログラム
JP3716876B2 (ja) 磁気パターンの認識方法、磁気パターン認識装置および複合処理装置
JP2010231439A (ja) 磁気カードリーダ装置
US20150347063A1 (en) Printer apparatus
JP5564786B2 (ja) 磁気媒体処理装置
JP5061723B2 (ja) 磁気記録装置
JP2016007740A (ja) ページめくり装置
JP6212415B2 (ja) 磁気情報読み取り装置及び磁気情報読み取り方法並びに自動取引装置
JP2013145535A (ja) 媒体搬送装置
JP3135574U (ja) 磁気ストライプ読取装置
JP2018032228A (ja) 厚さ検出装置、媒体鑑別装置、及び、媒体取扱装置
JP5967466B2 (ja) プリンタ付き端末装置
JP2019175304A (ja) 冊子プリンタ
US8141779B1 (en) Sensor and markers for speed feedback in a hand-operated document reader/imager
JPH03125290A (ja) 磁気カードリーダ/ライタ
JPH06318363A (ja) 磁気カード読取り書込み装置
JP2004118490A (ja) 冊子類取扱い装置
JP5056699B2 (ja) 媒体幅寄せ機構
JPH02300040A (ja) 媒体搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6624147

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150