JP6624142B2 - 真空バルブ - Google Patents
真空バルブ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6624142B2 JP6624142B2 JP2017063047A JP2017063047A JP6624142B2 JP 6624142 B2 JP6624142 B2 JP 6624142B2 JP 2017063047 A JP2017063047 A JP 2017063047A JP 2017063047 A JP2017063047 A JP 2017063047A JP 6624142 B2 JP6624142 B2 JP 6624142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- end plate
- fixed
- semiconductive layer
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 5
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 57
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 22
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 20
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 17
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 12
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000010408 film Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229910052715 tantalum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052720 vanadium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
Description
さらに、絶縁容器等の外周面に、エポキシ樹脂をモールドして形成した絶縁層を設けることにより、真空バルブと外部との絶縁破壊耐性の補強を図っている。(例えば、特許文献1)。
このような絶縁層の検査方法の代表的なものに部分放電試験がある。部分放電試験は、固定側電極と可動側電極との間に電圧を印加し、微小な電流を計測することで、ボイド欠陥起因あるいは剥離欠陥起因の電荷移動を検出することで、ボイド欠陥および剥離欠陥の有無を検査する方法である。
しかしながら、特許文献1のように絶縁容器の内面に固定側電極あるいは可動側電極に接続する抵抗層がある場合、抵抗層に電圧が印加されることにより、移動する電荷量が多くなり、絶縁層のボイド欠陥や剥離欠陥に起因した電荷移動を正確に検知できず、部分放電試験では、ボイド欠陥および剥離欠陥の有無を検査することは困難であるといった問題があった。
さらに、絶縁容器の内面は、可動側端板に近接する第1の内面部分と、アークシ−ルドに近接する第2の内面部分と、固定側端板に近接する第3の内面部分と、第1の内面部分と第2の内面部分との間に位置する第4の内面部分と、第3の内面部分と第2の内面部分との間に位置する第5の内面部分とを有し、第4の内面部分の表面に第1の半導電層と、第5の内面部分の表面に第2の半導電層とを有する。
また、第1の半導電層と可動側端板とは第1の内面部分の介在により電気的に絶縁され、第2の半導電層と前記固定側端板とは第3の内面部分の介在により電気的に絶縁される。
以下、この発明を実施の形態1について図を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1に係る真空バルブ100の断面図であり、図2は、真空バルブ100が備える絶縁容器1の内面1n上の電界強度分布を示す。
真空バルブ100は、絶縁容器1、可動側端板2、固定側端板3、可動側電極41、固定側電極51、アークシールド6、半導電層7b、半導電層7d、および樹脂層8を含む。なお、半導電層7bは、特許請求の範囲に記す第1の半導電層の例示であり、半導電層7dは、特許請求の範囲に記す第2の半導電層の例示である。さらに、樹脂層8は、特許請求の範囲に記す絶縁部の例示である。
筒状の絶縁容器1は、セラミックスなどの絶縁性の部材で構成される。絶縁容器1の一方の端部に、可動側端板2が配置され、絶縁容器1の端部12と可動側端板2の端部2eとが接続される。さらに、絶縁容器1の他方の端部に、固定側端板3が配置され、絶縁容器1の端部13と固定側端板3の端部3eとが接続される。
さらに、絶縁容器1の外側1uは、絶縁性の樹脂層8で覆われる。また、絶縁容器1の内部には、絶縁容器1の支持部11により支持され、アークシールド6を備える。アークシールド6は、金属などの導電性部材で形成され、後述する可動側電極41と固定側電極51とを覆うように設置される。
また、アークシールド6に覆われる可動側通電軸4の端部には、可動側電極41を有する。さらに、可動側端板2には、可動側シールド21が、可動側端板2の端部2eと可動側通電軸4との間に、可動側通電軸4を取り囲むように取り付けられる。
なお、可動側端板2、ベローズ22、ベローズシールド23、可動側通電軸4、可動側電極41、および可動側シールド21は、電気的に接続される。
なお、固定側端板3、固定側通電軸5、固定側電極51、および固定側シールド31は、電気的に接続される。
なお、点線6Rは、アークシールド6の可動側端板2の側の紙面横方向の最端部位置を示し、点線6Lは、アークシールド6の固定側端板3の側の紙面横方向の最端部位置を示す。前述したようにアークシールド6は導電性部材で構成されるので、点線6Lより紙面の右側かつ点線6Rより紙面の左側の絶縁容器1の内面1n上の部分の電界強度を緩和する効果を現す。
内面部10aは、絶縁容器1の端部12が接する内面1nから内面1nの中心方向への内面1nの範囲であり、内面部10eは、絶縁容器1の端部13が接する内面1nから内面1nの中心方向への内面1nの範囲である。
内面部10cは、アークシールド6に近接する内面1nの範囲である。内面部10bは、内面部10aと内面部10cとの間の内面1nの範囲であり、半導電層7bを有する。内面部10dは、内面部10eと内面部10cとの間の内面1nの範囲であり、半導電層7dを有する。
また、半導電層7bおよび半導電層7dの表面抵抗率は、1×108〜1×1014Ω/sqの範囲が望ましく、絶縁容器1の内面1nの表面抵抗率は、1×1014Ω/sq以上が望ましい。
真空バルブ100の内部は、高い絶縁状態を維持するために、1×10−3パスカル以下の真空状態に保たれる。また、可動側電極41と固定側電極51とを接続する閉状態と、可動側電極41と固定側電極51とを開放する開状態とを、切り替えることが可能である。
図1は、可動側電極41と固定側電極51とが接続していない開状態である。外部から可動側通電軸4に、紙面右から左へ押圧が印加されることにより、可動側通電軸4が移動し、可動側電極41と固定側電極51とが接続する閉状態となる。
すなわち、可動側通電軸4を移動することにより、開状態から閉状態への切り替え、あるいは閉状態から開状態への切り替えることが可能である。
開状態において、可動側通電軸4と固定側通電軸5との間に電圧が印加される場合、可動側シールド21の表面および固定側シールド31の表面の電界強度が高くなり、可動側シールド21の表面および固定側シールド31の表面から1次電子が真空バルブ100の内部に向かって放出される。この1次電子が、絶縁容器1の内面1n上に衝突すると、絶縁容器1の内面1nから2次電子が放出される。この2次電子の放出により、絶縁容器1の内面1nが正極性に帯電する。2次電子が放出され続け、内面1nの正極性の帯電が進行すれば、可動側通電軸4と固定側通電軸5との間の絶縁状態が維持できなくなることがある。すなわち、絶縁破壊現象に至ることがある。
なお、2次電子の放出量は、1次電子の運動エネルギーに依存する。すなわち、絶縁容器1の内面1n上の電界強度に依存し、電界強度が高くなると、2次電子の放出量が増えることになる。言い換えると、絶縁容器1の内面1n上の電界強度が高い場合、絶縁破壊現象に至る可能性が高くなる。
図2の縦軸は、絶縁容器1の内面1n上の電界強度を示し、横軸は、絶縁容器1の内面1nの位置を示す。図2に示す内面1n上の電界強度の分布は、可動側通電軸4を接地し、固定側通電軸5に正電位を印加した場合である。
図中の13pは、図1に示す絶縁容器1の端部13における絶縁容器1の内面1nの位置を示し、同様に、12pは、図1に示す絶縁容器1の端部12における絶縁容器1の内面1nの位置を示す。さらに、10a〜10eは、図1と同様な内面部10a〜10eを示す。
すなわち、半導電層7bおよび半導電層7dを設けることにより、電界強度の極大値P1aは極大値P2aまで低下し、電界強度の極大値P1bは極大値P2bまで低下する。よって、電界強度が緩和されるので、2次電子の放出を低減される。言い換えると、半導電層7bおよび半導電層7dを設けることにより、絶縁容器1の内面1nが正極性に帯電することを抑制し、絶縁破壊現象に至ることを防止することができる。
部分放電試験を実施するために、固定側通電軸5と可動側通電軸4との間に電圧を印加しても、可動側通電軸4と半導電層7bとは絶縁され、固定側通電軸5と半導電層7dとは絶縁されているので、半導電層7bおよび半導電層7dを通じて流れる電荷の量は大幅に低減される。すなわち、樹脂層8、および樹脂層8と絶縁容器1との界面に部分放電試験を実施することが可能である。
半導電層7bの一方の端部(内面部10aに接する部分)の電界強度は、この端部の形状に依存し高くなる場合がある。一方、前述したように可動側シールド21は、点線21Lより紙面の右側の絶縁容器1の内面1n上の部分および可動側端板2の部分の電界強度は緩和する効果を現す。すなわち、半導電層7bの一方の端部を点線21Lより紙面の右側に設置することにより、半導電層7bの端部(内面部10aに接する部分)に発生する電界強度を緩和することができる。
さらに、半導電層7dの固定側端板3の側の一方の端部(内面部10eに接する部分)を、固定側シールド31の真空バルブ100の内部における最端部より、固定側端板3の側に設定し、半導電層7dのアークシールド6の側の他方の端部(内面部10cに接する部分)を、アークシールド6の固定側端板3の側の最端部より、可動側端板2の側に設定する。なお、半導電層7dの固定側端板3の側の一方の端部は、固定側端板3と電気的に絶縁するものとする。
これらの半導電層7bの両端部の設定および半導電層7dの両端部の設定により、より電界強度が緩和され、さらに2次電子の放出を低減する効果を備える。
さらに、真空バルブ100に、部分放電試験を実施することが可能であるので、簡便に樹脂層8のボイド欠陥および剥離欠陥の有無を検査することができる。よって、信頼性の高い真空バルブを提供することができる。
実施の形態1では、内面部10bに半導電層7bを有し、内面部10dに半導電層7dを有する形態を説明した。
本実施の形態2では、半導電層7bおよび半導電層7dの導電率に分布を有することにより、実施の形態1に比べ絶縁容器1の内面1n上の電界強度の分布をより緩和する形態を説明する。
なお、図3および図4において、図1および図2と同一番号あるいは同一符号は、実施の形態1に示す構成要素と同一品あるいは同等品であるので、その詳細な説明は省略する。
さらに、後述する半導電層7bおよび半導電層7dに導電率の分布以外は、実施の形態1の真空バルブ100と同様であるので、本実施の形態2における真空バルブ100の図示を省略する。
図3(b)は、本実施の形態2の半導電層7bおよび半導電層7dに導電率の分布である。縦軸は、絶縁容器1の内面1n上の導電率を示し、横軸は、絶縁容器1の内面1nの位置を示す。
半導電層7bの内面部10a側に、半導電層7bの導電率の最大値C1aを有し、内面部10c側に向かい半導電層7bの導電率は減少する。半導電層7dの内面部10e側に、半導電層7dの導電率の最大値C1bを有し、内面部10c側に向かい半導電層7bの導電率は減少する。
実線L3は、図3(c)示す半導電層7bおよび半導電層7dの導電率が均一である場合の電界強度の分布を示し、極大値P3aとP3bとを有する。
一点鎖線L4は、図3(b)示す半導電層7bおよび半導電層7dの導電率が分布を有する場合の電界強度の分布を示し、極大値P4aとP4bとを有する。
なお、図3(b)に示す導電率の分布は、半導電層7bおよび半導電層7dの膜厚を変化させる方法あるいは導電率の異なる2種類以上の材質の混合比を変えることによっても得ることができる。
なお、内面部10a側の半導電層7bの部分に、半導電層7bの導電率の最大値を有し、内面部10c側に向かい半導電層7bの導電率は減少し、さらに内面部10e側の半導電層7dの部分に、半導電層7dの導電率の最大値を有し、内面部10c側に向かい半導電層7bの導電率は減少する導電率の分布であれば、傾斜状の導電率でなくても、電界強度を緩和する効果が得られる。
図4を参照して、縦軸は、絶縁容器1の内面1n上の導電率を示し、横軸は、絶縁容器1の内面1nの位置を示す。
図4(a)には、内面部10a側に、半導電層7bの導電率の最大値C1aを有し、内面部10c側に向かい一定値F1aまで低下し、さらに内面部10c側に向かい一定値F1aを維持する。内面部10e側に、半導電層7dの導電率の最大値C1bを有し、内面部10c側に向かい一定値F1bまで低下し、さらに内面部10c側に向かい一定値F1bを維持する。
すなわち、内面部10a側に、半導電層7bの導電率の最大値C1aを有し、内面部10e側に、半導電層7dの導電率の最大値C1bを有することにより、電界強度を緩和する効果が得られる。
実施の形態1および実施の形態2では、絶縁容器1を単一の部品で構成する形態について説明した。本実施の形態3では、絶縁容器1を複数の部品で構成する形態について説明する。
なお、図5において、図1と同一番号あるいは同一符号は、実施の形態1および実施の形態2に示す構成要素と同一品あるいは同等品であるので、その詳細な説明は省略する。
可動電極側絶縁部材1aおよび固定電極側絶縁部材1eは、セラミックスなどの絶縁性の部材で構成される。封着部材1cは可動電極側絶縁部材1aおよび固定電極側絶縁部材1eを封着し、さらに封着部材1cはアークシールド6の接続具61に接続し、アークシールド6を保持する。
すなわち、実施の形態1および実施の形態2では、絶縁容器1を単一の部品で構成するが、本実施の形態3では、絶縁容器1を、可動電極側絶縁部材1a、固定電極側絶縁部材1e、および封着部材1cで構成し、封着部材1cは、アークシールド6の接続具61に接続することにより、アークシールド6を保持し、アークシールド6の位置決め精度および耐振動性を向上する。
本実施の形態4では、絶縁容器1の内面1nに厚肉部14および厚肉部15を形成し、絶縁容器1の耐絶縁性を向上する形態を説明する。
なお、図6および図7において、図5と同一番号あるいは同一符号は、実施の形態3に示す構成要素と同一品あるいは同等品であるので、その詳細な説明は省略する。
図7を参照して、真空バルブ103では、厚肉部14は可動電極側絶縁部材1aの一方の端部(アークシールド6側)まで延長され、厚肉部15に関しても同様に、厚肉部15は、固定電極側絶縁部材1eの一方の端部(アークシールド6側)まで延長され形成される。
しかしながら、可動側端板2と半導電層7bとの間に電気的に絶縁および固定側端板3と半導電層7dとの間に電気的に絶縁さえ確保すれば、内面部10c上に形成しても良い。
り、各実施の形態を適宜変更、省略することが可能である。
Claims (10)
- 筒状の絶縁容器と、
前記絶縁容器の外側を覆うように配置された絶縁部と、
前記絶縁容器の一方側端部を閉塞する可動側端板と、
前記絶縁容器の他方側端部を閉塞する固定側端板と、
前記可動側端板を貫通して配設された可動側通電軸の先端部に設けられた可動側電極と、
前記固定側端板を貫通して配設された固定側通電軸の先端部に前記可動側電極と相対向して設けられた固定側電極と、
前記可動側電極と前記固定側電極との周囲を取り囲むように配置されたアークシ−ルドとを備え、
前記絶縁容器の内面は、
前記可動側端板に近接する第1の内面部分と、
前記アークシ−ルドに近接する第2の内面部分と、
前記固定側端板に近接する第3の内面部分と、
前記第1の内面部分と前記第2の内面部分との間に位置する第4の内面部分と、
前記第3の内面部分と前記第2の内面部分との間に位置する第5の内面部分とを有し、
前記第4の内面部分の表面に第1の半導電層と、
前記第5の内面部分の表面に第2の半導電層とを有し、
前記第1の半導電層と前記可動側端板とは第1の内面部分の介在により電気的に絶縁され、前記第2の半導電層と前記固定側端板とは第3の内面部分の介在により電気的に絶縁されることを特徴とする真空バルブ。 - 前記第1の半導電層は、導電率に分布を持つ層であって、前記可動側端板の側に導電率の最大値を有し、
前記第2の半導電層は、導電率に分布を持つ層であって、前記固定側端板の側に導電率の最大値を有することを特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。 - 前記可動側通電軸を取り囲み前記可動側端板に取り付けられる可動側シールドと、
前記固定側通電軸を取り囲み前記固定側端板に取り付けられる固定側シールドとを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の真空バルブ。 - 前記第1の半導電層は、前記可動側端板の側に一方の端部を有し、前記アークシ−ルドの側に他方の端部を有し、
前記第1の半導電層の前記一方の端部は、前記絶縁容器内の前記可動側シールドの端部に比べ前記可動側端板の側に有り、
前記第1の半導電層の前記他方の端部は、前記アークシ−ルドの前記可動側端板の側の端部に比べ前記固定側端板の側に有り、
前記第2の半導電層は、前記固定側端板に一方の端部を有し、前記アークシ−ルドの側に他方の端部を有し、
前記第2の半導電層の前記一方の端部は、前記絶縁容器内の前記固定側シールドの端部に比べ前記固定側端板の側に有り、
前記第2の半導電層の前記他方の端部は、前記アークシ−ルドの前記固定側端板の側の端部に比べ前記可動側端板の側に有ることを特徴とする請求項3に記載の真空バルブ。 - 前記第2の内面部分の表面に前記第1の半導電層を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の真空バルブ。
- 前記第2の内面部分の表面に前記第2の半導電層を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の真空バルブ。
- 前記絶縁容器は、可動電極側絶縁部材と固定電極側絶縁部材とを封着部材を介して接続されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の真空バルブ。
- 前記絶縁容器は、内面部に厚肉部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の真空バルブ。
- 前記第1の半導電層と前記第2の半導電層とは、1×108Ω/sqから1×1014Ω/sqまでの範囲の表面抵抗率を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の真空バルブ。
- 前記絶縁部は、絶縁性の樹脂であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の真空バルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017063047A JP6624142B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 真空バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017063047A JP6624142B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 真空バルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018166066A JP2018166066A (ja) | 2018-10-25 |
JP6624142B2 true JP6624142B2 (ja) | 2019-12-25 |
Family
ID=63922311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017063047A Active JP6624142B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-03-28 | 真空バルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6624142B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7403664B2 (ja) * | 2020-08-05 | 2023-12-22 | 三菱電機株式会社 | 真空バルブ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6075940U (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-28 | 株式会社東芝 | 真空しや断器 |
JPS60100324A (ja) * | 1983-11-05 | 1985-06-04 | 株式会社東芝 | 真空バルブ |
JP5139179B2 (ja) * | 2008-07-07 | 2013-02-06 | 株式会社東芝 | 真空バルブ |
JP5139214B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2013-02-06 | 株式会社東芝 | 真空バルブ |
-
2017
- 2017-03-28 JP JP2017063047A patent/JP6624142B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018166066A (ja) | 2018-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2021533540A (ja) | 真空遮断器および高電圧開閉装置 | |
JP6624142B2 (ja) | 真空バルブ | |
US10748723B2 (en) | Vacuum switch | |
US10685797B2 (en) | Insulator arrangement for a high-voltage or medium-voltage switchgear assembly | |
RU2634749C2 (ru) | Катушка аксиального магнитного поля для вакуумного прерывателя | |
JP2009016652A (ja) | 電力用電気機器 | |
JP5139179B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP5139214B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP7143195B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP6397700B2 (ja) | 真空バルブの圧力診断装置または真空バルブ装置 | |
JP4940018B2 (ja) | 固体絶縁スイッチギヤ | |
JP2015510228A (ja) | 絶縁材料により覆われた、金属ハウジング部分とセラミックハウジング部分との間の移行領域を備える真空インタラプタ | |
JP4481808B2 (ja) | 真空開閉装置 | |
CA2830764C (en) | Vacuum interrupter and switch pole | |
JP2007115599A (ja) | 真空バルブ | |
JP7403664B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP7077187B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP5537303B2 (ja) | 真空バルブ | |
JP2024527806A (ja) | 真空遮断器、及び、複数の真空遮断器を備えたアセンブリ、並びに、複数の真空遮断器の電圧配分方法 | |
JP2024531063A (ja) | 真空遮断ユニット及び真空遮断器 | |
JP2007134231A (ja) | 真空開閉装置 | |
JP6395642B2 (ja) | 真空バルブ | |
CN118648079A (zh) | 可控制的真空开关管和装置和用于控制真空开关管的方法 | |
JPH03205716A (ja) | 真空バルブ形開閉装置の真空度低下検出装置 | |
JP2021197262A (ja) | 真空開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190806 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191003 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191111 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6624142 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |