JP6623956B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/44—Resonant antennas with a plurality of divergent straight elements, e.g. V-dipole, X-antenna; with a plurality of elements having mutually inclined substantially straight portions
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Description
アンテナ装置1は、図1及び図2に示すように、基板10、第1エレメント20、第2エレメント30、及びグランド部40を備える。
アンテナ装置1の概略的な作動は次の通りである。まず、第1エレメント20及び第2エレメント30は、前述の通り、略λ/4相当長に形成されているため、対象周波数においてエレメント上に電流が流れて励振する。ただし、各エレメントは、厳密にはλ/4相当長を基準として所定の位相調整量ずつ短縮/延長された長さに形成されているため、各エレメントに流れる電流の位相は90°ずれる。
以上で述べたように、アンテナ装置1全体としての放射電流の向きは、第1エレメント20に流れる放射電流のベクトルと第2エレメント30に流れる放射電流のベクトルの合成によって右回りに回転する。したがって、アンテナ装置1は、円偏波を送受信するアンテナとして機能する。
述した実施形態では、第1エレメント20、第2エレメント30の長さを、λ/4相当長を基準として決定する態様を開示したが、これに限らない。各エレメントの長さは、対象周波数において共振する長さ(以降、共振長)を基準として決定されればよい。共振長は、前述のλ/4相当長のほか、2分の1波長などが該当する。ただし、各エレメントの長さは、2つのエレメントの合計長が連結動作モードとしても動作する長さとなるように設計されるものとする。例えば一方のエレメント長を対象電波の半波長を基準として決定した場合には、他方のエレメント長も対象電波の半波長を基準として決定する。
上述した実施形態では、第1エレメント20、第2エレメント30を直線状に形成した態様を開示したが、これに限らない。第1エレメント20に分布する電流の合成ベクトル(つまり第1電流ベクトル)と、第2エレメント30に分布する電流の合成ベクトル(つまり第2電流ベクトル)とのなす角度が直角となるように、第1エレメント20と第2エレメント30とが配置されていればよい。なお、ここでの直角とは、前述のとおり、厳密な90°に限らず、90°±37程度の幅を付与した角度範囲を指すものとする。
以上では、物理的な素子長を短縮/延長することによって、各エレメントに流れる電流の位相を90°ずらす態様を開示したが、各エレメントに流れる電流の位相を90°ずらすための構造はこれに限らない。
以上では、グランド部40と同一平面に第1エレメント20及び第2エレメント30と設けた態様を開示したが、これに限らない。例えば、図20に示すように第1エレメント20と第2エレメント30は、グランド部40と所定の間隔をおいて対向する平面上に設けられていてもよい。
以上では1つの周波数f1を送受信の対象とするアンテナ装置1の構成について開示したが、アンテナ装置1は、複数種類の周波数の円偏波を送受信可能に構成されていても良い。便宜上、例えば図21及び図21に示す構成によって、第1周波数f1と第2周波数f2の、2つの周波数を送受信できるようにアンテナ装置1を構成してもよい。
Claims (5)
- 線状の導体素子である第1線状素子(20)と、
線状の導体素子であって、一端が前記第1線状素子の一端と接続しており、他端が開放端となっている第2線状素子(30)と、
平板状の導体部材であって、前記第1線状素子及び前記第2線状素子のそれぞれと所定の間隔をおいて対向する外縁部を有するグランド部(40)と、を備え、
前記第1線状素子と前記第2線状素子とが接続している点である素子接合部は、同軸ケーブルの内部導体と電気的に接続されており、
前記グランド部は前記同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続されており、
前記第1線状素子の長さは、電気的に、送受信の対象とする周波数である対象周波数の電波の4分の1波長よりも所定の位相調整量長く形成されており、
前記第2線状素子の長さは、電気的に、前記対象周波数の電波の4分の1波長よりも前記位相調整量、短く形成されており、
前記位相調整量は、前記対象周波数の電波の波長に対して十分に短く、前記対象周波数において前記第1線状素子と前記第2線状素子に流れる電流の位相差を90°とする長さに設定されており、
前記第1線状素子と前記第2線状素子は、前記第1線状素子に励起する電流のベクトルである第1電流ベクトルと、前記第2線状素子に励起する電流のベクトルである第2電流ベクトルとがなす角度が、90°を中心とする所定の角度範囲に収まるように配置されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1において、
前記第1線状素子の長さは、電気的に、前記対象周波数の電波の4分の1波長よりも長く、かつ、前記対象周波数で励振した場合に前記第1線状素子に流れる電流の振幅が、前記第1線状素子の長さに応じて定まる前記第1線状素子の共振周波数で励振した場合に前記第1線状素子に流れる電流の振幅の1/√2倍となるように形成されており、
前記第2線状素子の長さは、電気的に、前記対象周波数の電波の4分の1波長よりも短く、かつ、前記対象周波数で励振した場合に前記第2線状素子に流れる電流の振幅が、前記第2線状素子の長さに応じて定まる前記第2線状素子の共振周波数で励振した場合に前記第2線状素子に流れる電流の振幅の1/√2倍となる長さに形成されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は2において、
前記第1線状素子及び前記第2線状素子は、前記第1電流ベクトルと前記第2電流ベクトルがなす角度が90°となるように配置されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項3において、
前記グランド部は長方形状であり、
前記第1線状素子と前記第2線状素子はそれぞれ直線状に形成されており、
前記第1線状素子は、前記グランド部が備える或る1つの角部に連なる長辺に対向するように配置されており、
前記第2線状素子は、前記角部に連なる短辺に対向するように配置されており、
前記角部に給電点が設けられていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から3の何れか1項において、
前記グランド部は長方形状であり、
前記第1線状素子と前記第2線状素子はそれぞれL字型に形成されており、
前記第1線状素子は、前記グランド部が備える或る1つの辺である第1辺の中央部よりも当該第1辺に連なる第1角部が存在する側に、前記グランド部の外縁部に対して所定の間隔をおいて沿うように配置されており、
前記第2線状素子は、前記第1辺の中央部よりも前記第1辺に連なる第2角部が存在する側に、前記グランド部の外縁部に対して所定の間隔をおいて沿うように配置されており、
前記中央部に給電点が設けられていることを特徴とするアンテナ装置。
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