JP6318941B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、円偏波を送受信するアンテナ装置に関する。
円偏波を送受信するアンテナ装置として、例えば特許文献1には、正方形状の導体地板に接続する2つのL型のモノポール素子を、それぞれの開放端が近接し、かつ、長手部分が直交するように配置したアンテナ装置が開示されている。
各モノポール素子の電気的な長さは、送受信の対象とする電波(対象電波とする)の4分の1波長となっており、また、2つのモノポール素子と導体地板からなる部分は、各開放端の中間点と、導体地板の中心とを通る直線に対して、線対称となるように構成されている。
以上のような構成によれば、開放端の間に存在する浮遊容量によって、片方のモノポール素子に流れる電流と、当該電流によって他方のモノポール素子に誘起される電流とが、それぞれの位相が90度ずれた状態で共振し、円偏波を生じさせる。
特許第4224081号公報
特許文献1の構成では、2つのモノポール素子に流れる電流によって円偏波を生じさせるため、各モノポール素子に流れる電流を安定させる必要があり、これに伴って、導体地板も、1辺が対象電波の4分の1波長以上の長さとなっている。
しかしながら、車両などの移動体への搭載性の観点から、円偏波を送受信するアンテナ装置のさらなる小型化が望まれている。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、円偏波を送受信するアンテナ装置であって、より小型化が可能なアンテナ装置を提供することにある。
その目的を達成するための第1の発明は、導体地板(2)と、線状であって、一方の端が給電部(4)を介して導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1)と、線状であって、一方の端が導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3)と、を備えるアンテナ装置であって、第1線状導体素子は、導体地板の外周と対向している第1平行部(11)を備え、第2線状導体素子は、導体地板と外周と対向し、かつ、第1平行部と略直交する第2平行部(31)を備え、第2線状導体素子と導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)、給電部と近接するように配置されており、第1線状導体素子及び第2線状導体素子はそれぞれ、導体地板と同一平面上の導体地板の外部に設けられており、第2素子接続部は、給電部から第1線状導体素子に電流を流すことによって導体地板の外周に流れる第1イメージ電流の位相が、当該第1イメージ電流の始点から90度の整数倍ずれる位置となっていることを特徴とする。
上記目的を達成するための第2の発明は、導体地板(2、220)と、線状であって、一方の端が給電部(4)を介して導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、線状であって、一方の端が導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、第1線状導体素子は、導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、第2線状導体素子は、導体地板と外周と対向し、かつ、第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、第2線状導体素子と導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)は、給電部と近接するように配置されており、導体地板は、1辺の電気的長さが、送受信の対象とする電波の4分の1波長よりも短い正方形状であって、第1平行部は、導体地板が備える複数の辺のうち、給電部が設けられている辺に平行であって、第2素子接続部は、給電部が設けられている辺に直交する辺であって、給電部が設けられている辺の両端に相当する2つの頂点のうち、給電部が設けられている側の頂点を共有する辺に設けられており、第2平行部は、第2素子接続部が設けられている辺に平行であることを特徴とする。
上記目的を達成するための第3の発明は、導体地板(2、220)と、線状であって、一方の端が給電部(4)を介して導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、線状であって、一方の端が導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、第1線状導体素子は、導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、第2線状導体素子は、導体地板と外周と対向し、かつ、第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、第2線状導体素子と導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)は、給電部と近接するように配置されており、導体地板、第1線状導体素子、及び第2線状導体素子は何れも、誘電体を材料とする基板(10)の片面に設けられてあって、基板のうち、第1線状導体素子及び導体地板の外周部分で囲まれる領域の一部と、第2線状導体素子及び導体地板の外周部分で囲まれる領域の一部を取り除いた形状となっていることを特徴とする。
上記目的を達成するための第4の発明は、導体地板(2、220)と、線状であって、一方の端が給電部(4)を介して導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、線状であって、一方の端が導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、第1線状導体素子は、導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、第2線状導体素子は、導体地板と外周と対向し、かつ、第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、第2線状導体素子と導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)は、給電部と近接するように配置されており、導体地板、第1線状導体素子、及び第2線状導体素子は何れも、誘電体を材料とする基板(10)の片面(表面とする)に設けられてあって、基板の裏面には、導体地板、第1線状導体素子、及び第2線状導体素子と同様の導体パターンが設けられていることを特徴とする。
以下、このアンテナ装置の作用及び効果について述べる。アンテナ装置は送受信の可逆性があるため、ここでは電波を送信する場合を例にとって以上の構成について説明する。
以上の構成では、給電部から第1線状導体素子に電流を流すと、導体地板の外周の、第1平行部に対向する部分を中心としてイメージ電流(第1イメージ電流とする)が発生する。ここで、給電部と、第2線状導体素子と導体地板との接続部である第2素子接続部とは近接している為、第1イメージ電流は、第2線状導体素子に流入する。
そして、第2線状導体素子が第1イメージ電流によって励振することによって、導体地板の外周の、第2平行部に対向する部分を中心としてイメージ電流(第2イメージ電流とする)が発生する。第1平行部と第2平行部とは略直交な位置関係であるため、第1イメージ電流と第2イメージ電流もまた、互いに直交する方向に流れる。
また、第1イメージ電流と第2イメージ電流との位相差は、第1イメージ電流が流れる範囲における第2素子接続部の位置によって決まる。例えば、第1イメージ電流の位相が、その始端から90度ずれる位置に第2素子接続部を設けた場合には、第1イメージ電流と第2イメージ電流の位相差は90度となる。
したがって、仮に第1イメージ電流の位相がその始点から90度ずれる位置に第2素子接続部を設けた場合には、第1イメージ電流と第2イメージ電流とが互いに直交する方向に、かつ、位相が90度ずれて流れる。これらのイメージ電流によって、円偏波を送信することができる。もちろん、第2素子接続部の取付位置は、第1イメージ電流の位相が90度となる位置に限らず、270度などの、90度の整数倍となる位置であってもよい。
そして、以上の構成では、導体地板に流れるイメージ電流によって円偏波を送信するため、第1線状導体素子及び第2線状導体素子は、電気的に対象電波の4分の1波長に相当する長さとなっている必要はなく、さらに短くすることができる。
また、第1イメージ電流と第2イメージ電流の定常波が形成される区間は、部分的に重なっていてもよい。したがって、導体地板の形状を、例えば特許文献1と同様に正方形状とする場合であっても、1辺の電気的な長さを4分の1波長以下に抑制することができる。
したがって、以上の構成によれば、円偏波を送受信するアンテナ装置を、より小型化することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態に係るアンテナ装置100の概略的な構成の一例を示す平面図である。 地板2の外周部分において被給電素子1と無給電素子3とが設けられている部分における構成を説明するための模式図である。 本アンテナ装置100の作動を説明するための概念図である。 本アンテナ装置100の作動を説明するための概念図である。 本アンテナ装置100の作動を説明するための概念図である。 本アンテナ装置100の放射特性を示す図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。 図13の構成の14−14線における断面図である。 本発明の変形例の一例を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るアンテナ装置100の概略的な構成の一例を示す平面図である。このアンテナ装置100は、円偏波の受信と送信の少なくとも何れか一方を実施する。アンテナ装置100は、例えば車両のフロントガラス上部などに取り付けられ、GPS電波の受信や、ETC(Electronic Toll Collection:登録商標)システムで用いられる路側機との通信に用いられる。
アンテナ装置100は、後述する給電部4において例えば同軸ケーブルを介して無線機(何れも図示略)と接続されており、アンテナ装置100が受信した信号は逐次無線機に出力される。無線機は、アンテナ装置100が受信した信号を利用するとともに、当該アンテナ装置100に対して送信信号に応じた高周波電力を供給するものである。
なお、本実施形態ではアンテナ装置100への給電線として同軸ケーブルを採用する場合を想定して説明するが、フィーダ線など、その他の周知の給電線を用いても良い。
図1に示すようにアンテナ装置100は、基板10、被給電素子1、地板2、無給電素子3、及び給電部4を備えている。
基板10は、樹脂などの電気絶縁材料からなる板状の部材である。当該基板10の片面(表面とする)に、被給電素子1、地板2、及び無給電素子3が設けられる。基板10の形状は、被給電素子1、地板2、及び無給電素子3を配置するために十分な大きさ及び形状となっていればよい。本実施形態では、一例として正方形とするが、その他、長方形や楕円であってもよいし、正方形において部分的に切れ込みなどがなされた形状であっても良い。基板10の材料は、所望の比誘電率を有する材料を適宜選定して用いれば良い。ここでは一例として基板10の比誘電率を4.3とする。
地板2は、銅などの導体を素材とする板状(箔を含む)の部材である。この地板2が請求項に記載の導体地板に相当する。当該地板2の形状は、1辺の電気的な長さが、送受信の対象とする電波(以降、対象電波とする)の波長の4分の1未満の所定の長さ(例えば16分の3波長)とする正方形とする。電気的な長さとは、フリンジング電界や誘電体の比誘電率などの影響を考慮して定まる値であって、実効的な長さとも称される。本実施形態では、地板2の形状を正方形とするが、その他、長方形であってもよいし、円形(楕円を含む)であってもよい。
この地板2は、その外周部分に相当する4つの辺のうちの、或る辺AC上の点Bにおいて無給電素子3と電気的に接続される。また、地板2は、無給電素子3が接続されている辺ACと直交する辺CE上の点Dにおいて、被給電素子1と給電部4を介して接続される。便宜上、地板2において無給電素子3と接続する点Bを無給電側接続点と称し、地板2において給電部4と接続する点Dを被給電側接続点と称する。無給電側接続点Bが請求項に記載の第2素子接続部に相当する。
給電部4は、アンテナ装置100と同軸ケーブルとが電気的に接続される部分であって、地板2の被給電側接続点Dは、同軸ケーブルの外部導体(マイナス側の導体)との電気的な接続点を指す。同軸ケーブルの内部導体(プラス側の導体)は、被給電素子1と電気的に接続される。アンテナ装置100と同軸ケーブルとは整合回路やフィルタ回路などの種々の回路を介して接続されてあっても良い。被給電素子1は、地板2と交流信号的に接続された構成となる。
便宜上、図1に示すように地板2の外周部において、無給電側接続点Bが設けられる辺ACの両端、すなわち、地板2にとっての頂点をそれぞれA、Cとし、被給電側接続点Dが設けられる辺の両端をC、Eとする。辺ACと辺CEは、頂点Cを共有する。頂点Cを便宜上、共有頂点と称する。
被給電素子1は、略直線形状のモノポール導体素子を、その途中(直角部とする)において直角(略直角を含む)で曲げた、いわゆるL型のモノポール導体素子である。以降では、被給電素子1の片方の端部から直角部までの部分と、他端から直角部までの部分の、2つの部分のうち、相対的に長い方の部分を長手部11と称し、相対的に短い方の部分を短手部と称する。この被給電素子1が請求項に記載の第1線状導体素子に相当する。
被給電素子1が備える2つの端部のうち、短手部側の端部は、同軸ケーブルの内部導体と電気的に接続される。すなわち、被給電素子1は、短手部側の端部において給電部4を介して地板2の被給電側接続点Dと接続される。ここでの被給電素子1と地板2との給電部4を介した接続とは、被給電素子1の一端を同軸ケーブルの内部導体と電気的に接続し、地板2の被給電側接続点Dを同軸ケーブルの外部導体と電気的に接続することを指す。すなわち、被給電素子1と地板2とは、直流的には浮いた状態となっている。
もちろん、被給電素子1の一端と同軸ケーブルの内部導体との間には、インピーダンス整合回路やスイッチ回路、フィルタ回路などの種々の回路が介在していてもよい。地板2の被給電側接続点Dと同軸ケーブルの外部導体との接続部分も同様である。
被給電素子1が備える2つの端部のうち、地板2と給電部4を介して接続していない方の端部、すなわち、長手部11側の端部は、開放端となる。
また、被給電素子1は、長手部11が地板の外周に対して対向するように基板10上に配置される。より具体的には、被給電素子1は長手部11が地板2の辺CEに対して略平行であって、かつ、開放端が被給電側接続点Dよりも頂点E側に位置するように配置される。ここでの略平行とは、後述するように、長手部11に流れる電流によって、地板2の辺CE上にイメージ電流が誘起される範囲とする。この長手部11が請求項に記載の第1平行部に相当する。
被給電素子1の電気的な長さは、この被給電素子1に電流を流した場合に地板2にイメージ電流を誘起する長さとなっていればよく、本実施形態では一例として、対象電波の8分の1波長とする。
無給電素子3は、被給電素子1と同様に、L型のモノポール導体素子である。無給電素子3が備える2つの端部のうち、短手部側の端部が無給電側接続点Bで地板2と接続される。地板2と接続していない方の端部、すなわち、長手部31側の端部は、開放端となる。この無給電素子3が請求項に記載の第2線状導体素子に相当する。
無給電素子3は、長手部31が地板の外周に対して対向するように基板10上に配置される。より具体的には、無給電素子3は、長手部31が地板2の辺ACに対して略平行であって、かつ、開放端が無給電側接続点Bよりも頂点A側に位置するように配置される。ここでの略平行とは、後述するように、長手部31に流れる電流によって、地板2の辺ACにイメージ電流が誘起される範囲とする。無給電素子3の電気的な長さは、被給電素子1と同様に、対象電波の波長の8分の1の長さとする。長手部31が請求項に記載の第2平行部に相当する。
以上で述べたように、被給電素子1と無給電素子3は、開放端ではなく地板2との接続部分が、共有頂点C付近において近接するように地板2の外周に沿って配置される。言い換えれば、被給電素子1と無給電素子3は、それぞれの長手方向が直交し、かつ、各開放端が離れるように配置される。
各開放端が離れるような配置とは、被給電素子1の直角部から開放端に向かって伸びる半直線が無給電素子3の長手部31を通る直線と交差せず、かつ、無給電素子3の直角部から開放端に向かって伸びる半直線が被給電素子1の長手部11を通る直線と交差しない配置を指す。
また、長手部11と長手部31との為す角度は、厳密な直角に限らず、後述するイメージ電流C2とイメージ電流C4とによって円偏波が形成される範囲において、略直角となっていてもよい。
図2は、地板2の辺AC及び辺CE上における、無給電側接続点B及び被給電側接続点Dの位置関係を説明するための概念図である。なお、図1及び図2を比較すれば分かるように、図2における頂点Aから頂点Eまでの線分のうち、頂点Aから共有頂点Cまでの区間が辺ACを表し、共有頂点Cから頂点Eまでの区間が辺CEを表す。辺ACを表す区間と、辺CEを表す区間は、実際には直角である。
そのような地板2において、無給電側接続点Bは、共有頂点Cを通って頂点Eからの距離が電気的に4分の1波長となる位置に設ける。すなわち、無給電側接続点Bの位置は、辺CEの長さと共有頂点Cから無給電側接続点Bまでの長さの和が電気的に4分の1波長となる位置に設ける。なお、地板2の1辺の電気的長さは、前述の通り、対象電波の4分の1波長以下である。
また、被給電側接続点Dは、共有頂点Cを通って頂点Aからの距離が電気的に4分の1波長となる位置に設ける。すなわち、辺ACの長さ(=辺CEの長さ)と共有頂点Cから被給電側接続点Dまでの長さの和が電気的に4分の1波長となる位置に設ける。
なお、本実施形態では、頂点Aから被給電側接続点Dまでの電気的長さと、頂点Eから無給電側接続点Bまでの電気的長さのそれぞれを、対象電波の4分の1波長となるように配置する構成としたが、これに限らない。他の態様として、頂点Aから被給電側接続点Dまでの電気的長さ、及び頂点Eから無給電側接続点Bまでの電気的長さは、対象電波の4分の1波長の整数倍の長さとなっていればよく、例えば2分の1波長や、4分の3波長であってもよい。
次に、以上で述べた構成となっているアンテナ装置100の作動について説明する。アンテナ装置100の送信時の作動と受信時の作動は対称性を有するため、以降では、対象電波を送信する場合を例にとって説明する。
対象電波の送信時には、図3に示すように給電部4からその対象電波の周波数に応じた高周波電流が被給電素子1に供給され、被給電素子1上を開放端に向かって電流C1が流れる。この被給電素子1を流れる電流C1によって、地板2の外周付近にはイメージ電流C2が誘起される。より具体的には、イメージ電流C2は、辺CE、及び共有頂点Cから無給電側接続点Bまでの間に誘起される。電流C2の進行方向は、電流C1とは逆方向、すなわち頂点Eから無給電側接続点Bに向かう方向である。このイメージ電流C2が請求項に記載の第1イメージ電流に相当する。
なお、イメージ電流C2は、実際には、辺CE及び辺AC以外の部分、例えば地板2の辺ACの対辺にも電流が誘起されうる。しかし、頂点Eから無給電側接続点Bまでの電気的な長さが、対象電波の4分の1波長分の長さとなっていることから、イメージ電流C2は、無給電側接続点B及び頂点Eのそれぞれを節(又は腹)とする定常波を形成しやすい。したがって、電流C1によって誘起されるイメージ電流C2は主として頂点Eから無給電側接続点Bの間に発生する。また、上記理由によって、頂点Eをイメージ電流C2の始点と見なすことができる。
頂点Eから無給電側接続点Bに向かって流れるイメージ電流C2は、無給電側接続点Bから無給電素子3に流入する。その成分を便宜上、電流C3とする。なお、無給電素子3に流れる電流C3の位相は、頂点Eから無給電側接続点Bまでの長さが電気的に誘起される電流の4分の1波長分の長さとなっているため、イメージ電流C2に対して90度遅れたものとなる。
そして、無給電素子3上に電流C3が発生することによって、図4に示すように辺ACを中心に、イメージ電流C4が誘起される。より具体的には、イメージ電流C4は、主として頂点Aから被給電側接続点Dまでの間に誘起される。イメージ電流C4の向きは頂点Aから被給電側接続点Dに向かう向きである。また、イメージ電流C4の位相は、イメージ電流C2に対して90度遅れている。
イメージ電流C4が、主として頂点Aから被給電側接続点Dまでの間に発生する理由は、頂点Aから被給電側接続点Dまでの電気的な長さが、対象電波の4分の1波長分の長さとなっているためである。すなわち、共振状態における安定性からイメージ電流C4は、頂点Aから被給電側接続点Dの間に発生する。ここでの共振状態の安定性とは、定常波の節の形成のしやすさを指す。
ここで、無給電側接続点Bから被給電側接続点Dまで区間においては、イメージ電流C2とイメージ電流C4とが重なりあう。イメージ電流C2とイメージ電流C4とは、互いに逆方向の電流であるため、互いに打ち消し合うように振る舞う。ただし、イメージ電流C2とイメージ電流C4とは位相がずれているため、完全に打ち消し合うのではなく、無給電側接続点Bから被給電側接続点Dまで区間には若干の電流が残留する。
図5は、以上で述べたアンテナ装置100の作動をまとめたものである。地板2の頂点Eから被給電側接続点Dの間には、被給電素子1に流れる電流C1に起因するイメージ電流C2aが流れる。また、地板2の頂点Aから無給電側接続点Bの間には、イメージ電流C2aに対して位相が90度遅れたイメージ電流C4aが流れる。さらに、イメージ電流C2a、C4aが生じる辺ACと辺CEは図1に示すように直角である。
すなわち、イメージ電流C2a、C4aは互いに直交し、かつ、位相が90度ずれたものとなる。また、電流の振幅も同程度となるため、これらのイメージ電流C2a、C4aによって円偏波が送信される。なお、円偏波は、地板2に垂直な方向に放射される。
図6は、本アンテナ装置100の円偏波の放射特性を示す図である。図6の0度は、基板10から地板2へと向かう方向、すなわち基板10の裏面から表面へと向かう垂直方向を表している。本実施形態の構成によれば、地板2の0度の方向に広角に左旋円偏波を送信及び受信することができる。
さらに、本アンテナ装置100は、例えば車両のフロントガラス上部などに取り付けられた場合には、180度方向に放射する電波を反射する要素が存在しないため、180方向にも放射特性を備える。なお、0度方向に放射する円偏波が左旋円偏波(図中実線)である場合には、180度の方向に放射する円偏波は右旋円偏波(図中破線)となる。
本実施形態では、0度方向に左旋円偏波を放射する構成となっているが、他の構成として給電部4を無給電素子3側に設けた場合には、0度方向に右旋円偏波を放射するアンテナ装置となる。
以上で述べた本アンテナ装置100における形状は適宜されればよい。対象電波の周波数を1.575GHz、対象電波の導波波長を117mmと想定した場合には、地板2の1辺の長さを25mmとすればよい。すなわち、地板2の1辺の長さを導波波長の4分の1に相当する長さ(117÷4≒29mm)よりも短い値とすることができる。なお、共有頂点Cから被給電側接続点Dまでの距離は4〜5mmとすればよい。すなわち、1辺の長さと共有頂点Cから被給電側接続点Dまでの距離の和が、導波波長の4分の1とすればよい。共有頂点Cから無給電側接続点Bまでの距離もまた4〜5mmとすればよい。
(実施形態のまとめ)
地板2に対して、被給電素子1と無給電素子3を、それぞれの長手方向が直交し、かつ、各開放端が離れるように配置することによって、地板2に、互いに直交し、かつ、位相が90度ずれたイメージ電流C2a、C4aを発生させることができる。そして、当該イメージ電流にC2a、C4aによって円偏波を放射することができる。
ここで、イメージ電流C2aを発生させるために、地板2の1辺(例えば辺CE)の電気的長さが4分の1波長の整数倍となっている必要はなく、辺CEと共有頂点Cから無給電側接続点Bまで部分の長さの和が、電気的に対象電波の4分の1波長の整数倍となっていればよい。
したがって、地板2の1辺の電気的長さを4分の1波長よりも小さくすることができる。イメージ電流C4a、及び、イメージ電流C4aが誘起される辺ACについても同様である。
すなわち、特許文献1の構成よりも地板2を小さくすることができる。さらに、被給電素子1及び無給電素子3の電気的な長さは、対象電波の4分の1波長よりも短い、8分の1としても動作させることができる。したがって、本実施形態の構成によれば、円偏波を送受信するアンテナ装置を、より小型化することができる。
なお、辺CEと共有頂点Cから無給電側接続点Bまでの長さの和が、電気的に対象電波の4分の1波長の整数倍から多少ずれていても、イメージ電流C2a、C4aを発生させることができ、円偏波を放射することができる。ただし、その場合、軸比が劣化してしまったり、利得が低下してしまったりする恐れがある。したがって、辺CEと共有頂点Cから無給電側接続点Bまでの長さの和は、電気的に対象電波の4分の1波長の整数倍となっていることが好ましい。
また、本アンテナ装置100は、特許文献1のアンテナ装置に対して著しく小型が実現できることに加えて、対称構造である必要はない。例えば地板2は、辺ACに対して辺CEが長い長方形状であっても良い。その場合もイメージ電流C2は、無給電側接続点Bを節とするように励振するため、円偏波を放射することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
例えば、アンテナ装置100は、小型化に伴って放射抵抗が低下しているため、基板10における誘電体損失の影響を受けやすい。すなわち、基板10における誘電体損失によって放射利得が大きく低下する場合がある。
そこで、図7から図9に示すように、相対的に強い電流が流れる被給電素子1と地板2の間、及び無給電素子3と地板2との間に存在する基板10を部分的に除去(いわゆる肉抜き)してもよい。基板10のうち、線状導体素子と地板2との間に存在する領域を肉抜きすることによって、基板10による誘電体損失による影響を低減することができる。
なお、被給電素子1と無給電素子3とを区別しない場合には、単に線状導体素子と称する。また、基板10のうち、線状導体素子と地板2との間に存在する領域を肉抜きした構成を変形例1とする。図7〜9は、変形例1の一例である。
図7に示す基板10Aは、基板10において線状導体素子と地板2との間に存在する部分を切り取ったものである。また、図8に示す基板10B、及び図9に示す基板10Cは、基板10において線状導体素子と地板2との間に存在する部分に複数の貫通孔を設けたものである。
また、図10に示すように、基板10の裏面に、表面に設けられる被給電素子1、地板2、無給電素子3のそれぞれと同様の導体パターン5,6,7を設けた構成としてもよい。すなわち、導体パターン5は、被給電素子1に対応し、導体パターン6は地板2に対応し、導体パターン7は無給電素子3に対応するものである(これを変形例2とする)。
このような構成とすることで、周知の折り返しアンテナと同様の効果が得られ、実施形態で述べた構成に比べて放射抵抗を増大させることができる。したがって、この変形例2の構成によっても、基板10による誘電体損失の影響を低減することができる。
また、線状導体素子の形状は、L字側に限らず、適宜変更されても良い。特に、長手部分に関しては、直線形状に限らず、所望のインダクタンス成分を得られるように種々の変形を施してもよい。そのような構成を変形例3とする。
例えば、図11に示す被給電素子1A及び無給電素子3Aは、実施形態における被給電素子1及び無給電素子3の長手部分を、Z字状に何度も折り曲げた、いわゆるジグザグ形状としたものである。このような構成によれば、地板2の形状を変更せずに、線状導体素子が備えるインダクタンス成分を調整することで、被給電素子1Aに流れる電流を共振させ、地板2に流れるイメージ電流C2を増大させることができる。
図12に示す被給電素子1B及び無給電素子3Bは、図11と同様の思想に基づいて、実施形態における被給電素子1及び無給電素子3の長手部分の一部をコイル状にした例である。さらに、図13及び図14に示すように、被給電素子1C及び無給電素子3Cは、基板10を縫うように基板10に延設してもよい。なお、図14は、図13に示すアンテナ装置100の14−14線における断面図である。
以上では、地板2の形状として長方形(実施形態では正方形)を採用した構成について述べたが、地板2の形状はこれに限らない。例えばアンテナ装置が備える地板の形状を打楕円形にした構成(これを変形例4とする)を図15に示す。
図15に示すように、変形例4におけるアンテナ装置200は、楕円形の地板220、
被給電素子210、及び無給電素子230を備える。被給電素子210及び無給電素子230は、実施形態で述べた被給電素子1及び無給電素子3のそれぞれに相当するものである。被給電素子210及び無給電素子230は、地板220の外周に略平行な長手部211、231を備える。
この変形例4においては、地板220の外周を長軸X及び短軸Yによって4等分して生じる各区間が、実施形態における地板2の1辺に相当する。すなわち、図15中の、地板220の短軸Y方向の一端Nから長軸X方向の一端Lまでの区間が、実施形態における辺CEに相当し、端部Lから短軸Y方向の他端Mまでの区間が、実施形態における辺ACに相当する。端部Lが、共有頂点に相当する。
なお、長軸X及び短軸Yが請求項に記載の対称な軸に相当し、長軸Xと短軸Yとの交点が地板220の中心に相当する。
上記構成において被給電素子210が備える長手部211の一部と、無給電素子230が備える長手部231の一部とは、互いに直交する構成となっている。したがって、実施形態と同様に、地板220には、互いに直交し、かつ位相が90°ずれたイメージ電流を誘起させることができる。そして、変形例4の構成においても実施形態と同様の効果を奏することができる。
以上の変形例4では、地板220の形状を楕円形状とした場合の構成について例示したが、これに限らない。地板220の形状は真円であってもよい。その場合、円の中心を通って互いに直交する直線が、請求項に記載の2つの対称の軸に相当する。
100・200 アンテナ装置、10、10A〜C 基板、1・1A〜C・210 被給電素子(第1線状導体素子)、2・220 地板(導体地板)、3・3A〜C・230 無給電素子(第2線状導体素子)、4 給電部、11・211 長手部(第1平行部)、31・231 長手部(第2平行部)

Claims (8)

  1. 導体地板(2、220)と、
    線状であって、一方の端が給電部(4)を介して前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、
    線状であって、一方の端が前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、
    前記第1線状導体素子は、前記導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、
    前記第2線状導体素子は、前記導体地板と外周と対向し、かつ、前記第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、
    前記第2線状導体素子と前記導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)、前記給電部と近接するように配置されており、
    前記第1線状導体素子及び前記第2線状導体素子はそれぞれ、前記導体地板と同一平面上の前記導体地板の外部に設けられており、
    前記第2素子接続部は、前記給電部から前記第1線状導体素子に電流を流すことによって前記導体地板の外周に流れる第1イメージ電流の位相が、当該第1イメージ電流の始点から90度の整数倍ずれる位置となっていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 導体地板(2、220)と、
    線状であって、一方の端が給電部(4)を介して前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、
    線状であって、一方の端が前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、
    前記第1線状導体素子は、前記導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、
    前記第2線状導体素子は、前記導体地板と外周と対向し、かつ、前記第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、
    前記第2線状導体素子と前記導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)、前記給電部と近接するように配置されており、
    前記導体地板は、1辺の電気的長さが、送受信の対象とする電波の4分の1波長よりも短い正方形状であって、
    前記第1平行部は、前記導体地板が備える複数の辺のうち、前記給電部が設けられている辺に平行であって、
    前記第2素子接続部は、前記給電部が設けられている辺に直交する辺であって、前記給電部が設けられている辺の両端に相当する2つの頂点のうち、前記給電部が設けられている側の頂点を共有する辺に設けられており、
    前記第2平行部は、前記第2素子接続部が設けられている辺に平行であることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項において、
    前記給電部が設けられている辺と前記第2素子接続部が設けられている辺とが共有する頂点から前記第2素子接続部までの電気的長さと、前記給電部が設けられている辺の電気的長さの和が、送受信の対象とする電波の4分の1波長の整数倍に相当する長さとなっていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項又はにおいて、
    前記給電部が設けられている辺と前記第2素子接続部が設けられている辺とが共有する頂点から前記給電部までの電気的長さと、前記第2素子接続部が設けられている辺の電気的長さの和が、送受信の対象とする電波の4分の1波長の整数倍に相当する長さとなっていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 導体地板(2、220)と、
    線状であって、一方の端が給電部(4)を介して前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、
    線状であって、一方の端が前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、
    前記第1線状導体素子は、前記導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、
    前記第2線状導体素子は、前記導体地板と外周と対向し、かつ、前記第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、
    前記第2線状導体素子と前記導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)、前記給電部と近接するように配置されており、
    前記導体地板、前記第1線状導体素子、及び前記第2線状導体素子は何れも、誘電体を材料とする基板(10)の片面に設けられてあって、
    前記基板のうち、前記第1線状導体素子及び前記導体地板の外周部分で囲まれる領域の一部と、前記第2線状導体素子及び前記導体地板の外周部分で囲まれる領域の一部を取り除いた形状となっていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 導体地板(2、220)と、
    線状であって、一方の端が給電部(4)を介して前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第1線状導体素子(1、210)と、
    線状であって、一方の端が前記導体地板と接続され、他方の端が開放端となっている第2線状導体素子(3、230)と、を備えるアンテナ装置であって、
    前記第1線状導体素子は、前記導体地板の外周と対向している第1平行部(11、211)を備え、
    前記第2線状導体素子は、前記導体地板と外周と対向し、かつ、前記第1平行部と略直交する第2平行部(31、231)を備え、
    前記第2線状導体素子と前記導体地板との接続部(以降、第2素子接続部)、前記給電部と近接するように配置されており、
    前記導体地板、前記第1線状導体素子、及び前記第2線状導体素子は何れも、誘電体を材料とする基板(10)の片面(表面とする)に設けられてあって、
    前記基板の裏面には、前記導体地板、前記第1線状導体素子、及び前記第2線状導体素子と同様の導体パターンが設けられていることを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項1からの何れか1項において、
    前記第1線状導体素子は、当該素子が備えるインダクタンス成分を増大させるための構造を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項において、
    前記導体地板は、円形又は楕円形であって、
    前記第1線状導体素子及び前記第2線状導体素子は、前記導体地板の中心を通って互いに直交する対称の軸(X、Y)によって区分される前記導体地板の外周の4つの区間のうち、前記対称の軸のうち何れか一方の軸において前記導体地板を折り返した場合に重なりあう2つの区間のそれぞれに設けられていることを特徴とするアンテナ装置。
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