JP6623940B2 - 熱試験方法および熱試験プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、熱試験方法および熱試験プログラムに関する。
計算機システムに搭載されるLarge Scale Integration(LSI)に例示される電子部
品の発熱密度は年々高くなっている。LSIを含む電子部品には、温度によって動作パラメータが変更されるものがある。例えば、ダイナミックメモリでは、温度が高くなるとリフレッシュレートが高く設定される。ダイナミックメモリの動作中の温度が、設計上の許容範囲を超えると、ダイナミックメモリが誤作動を起こす虞がある。そのため、空冷よりも効率的に電子部品を冷却できる液冷が採用されるケースが増加している。また、電子部品の温度に対するマージンを試験する温度マージン試験の重要性が高まっている。温度マージン試験は、例えば、温度を制御可能な恒温槽内に試験対象となる電子部品が入れられて行われる(例えば、特許文献1、2参照)。
実開昭59−42940号公報 特開2003−014805号公報
液冷による電子部品の冷却では、冷媒が流れる冷媒流路に沿って直列に電子部品が配置される場合がある。しかしながら、複数の電子部品が冷媒流路に沿って直列に配置された電子部品を被試験部品として熱試験が行われると、冷媒流路の上流側に配置された被試験部品によって冷媒の温度が変動する。そのため、冷媒流路の下流側に配置された被試験部品には試験で想定した温度の冷媒が供給されない虞がある。そのため、冷媒流路に沿って直列に配置された被試験部品の熱試験では、個々の被試験部品毎に熱試験が行われることが多かった。
そこで、開示の技術の1つの側面は、冷媒流路に沿って直列に配置された被試験部品から、熱試験を並行して実施可能な被試験部品を試験対象として選択できる熱試験方法を提供することを課題とする。
開示の技術の1つの側面は、次のような熱試験方法によって例示される。冷媒流路に沿って直列に配置される複数の被試験部品と、被試験部品間に配置され、冷媒流路を流れる冷媒の温度を調節する温度調節手段とを有する熱試験装置が、被試験部品の動作負荷と被試験部品に流れる冷媒の温度とを複数の被試験部品の各々と対応付けた対応関係にしたがって、複数の被試験部品のうちの第1被試験部品から受熱した冷媒の温度を算出し、第1被試験部品よりも下流に配置された被試験部品である下流部品に流れる冷媒の温度を算出された温度から下流部品と対応関係で対応付けられた冷媒の温度に温度調節手段によって調節可能な場合、下流部品を熱試験の対象とする、処理を実行する。
本熱試験方法は、冷媒流路に沿って直列に配置された被試験部品から、熱試験を並行して実施可能な被試験部品を試験対象として選択できる。
図1は、実施形態に係る試験装置の一例を示す図である。 図2は、試験テーブルの一例を示す図である。 図3は、流路位置テーブルの一例を示す図である。 図4は、システム管理ユニットのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、システム管理ユニットの処理ブロックの一例を示す図である。 図6は、実施形態における温度マージン試験の流れの一例を示す図である。 図7は、比較例に係る試験装置の一例を示す図である。 図8は、変形例に係る試験装置の一例を示す図である。 図9は、システム管理ユニットによる処理の流れの一例を示す図である。 図10は、発熱制御素子による処理の流れの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る試験装置について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。
<実施形態>
実施形態では、複数の電子部品の温度マージン試験を並行して実施する試験装置が例示される。図1は、実施形態に係る試験装置10の一例を示す図である。本明細書において、Central Processing Unit(CPU)14a、14cおよびメモリ14b、14dを総
称して電子部品14と称する。温度計13a、13b、13c、13dを総称して、温度計13と称する。熱電素子15a、15b、15cを総称して、熱電素子15と称する。以下、図1を参照して、試験装置10について説明する。
試験装置10は、例えば、サーバ等の情報処理装置に備えられる。サーバ等の情報処理装置の運用中では、試験装置10は、電子部品14を冷却する冷却装置として稼働する。試験装置10による温度マージン試験は、例えば、サーバ等の情報処理装置の製造時またはサーバ等の修理時に行われる。
試験装置10では、温度マージン試験の対象となる電子部品14が、冷却液循環装置12によって冷却された冷却液の流れる液管12aに沿って配置される。冷却液循環装置12、温度計13、電子部品14、熱電素子15の各々は、制御ネットワークNを介してシステム管理ユニット11と通信可能に接続される。制御ネットワークNは、冷却液循環装置12、温度計13、電子部品14、熱電素子15の各々を通信可能に接続できるものであれば特に限定はない。制御ネットワークNは、例えば、Inter-Integrated Circuit(I2C)バスである。
冷却液循環装置12は、冷却液の流路となる液管12aに冷却した冷却液を循環させる。冷却液循環装置12は、冷却した冷却液を供給口12bから液管12aに供給し、液管12aからの冷却液を受入口12cを介して受け入れる。液管12aは、分岐を有さない一筋の流路である。以下、本明細書において、冷却液が供給される供給口12b側を上流、冷却液が受入口12cに戻る側を下流と称する。冷却液循環装置12は、電子部品14を冷却して暖められた冷却液を受け入れ、受け入れた冷却液を冷却した上で、液管12aに供給する。冷却液循環装置12は、制御ネットワークNを介してシステム管理ユニット11と接続される。冷却液循環装置12は、システム管理ユニット11によって指示される温度に冷却した冷却液を液管12aに供給する。すなわち、冷却液循環装置12は、CPU14aに供給される冷却液の温度を制御するという事もできる。冷却液循環装置12は、「温度調節手段」の一例である。液管12aは、「冷媒流路」の一例である。
温度計13は、自身の下流側に位置する電子部品14に供給される冷却液の温度を測定
する。温度計13aは、CPU14aに供給される冷却液の温度を測定する。温度計13bは、メモリ14bに供給される冷却液の温度を測定する。温度計13cは、CPU14cに供給される冷却液の温度を測定する。温度計13dは、メモリ14dに供給される冷却液の温度を測定する。測定された温度は、制御ネットワークNを通じてシステム管理ユニット11に通知される。
電子部品14は、試験装置10の試験対象となるCPU14a、14cおよびメモリ14b、14dを含む電子部品である。電子部品14は、液管12aに沿って直列に配置される。電子部品14は、電力が供給されると発熱する。電子部品14は、液管12aを流れる冷却液によって冷却される。液管12aを流れる冷却液は、発熱した電子部品14を冷却するとともに、電子部品14の発熱を受熱して加熱される。電子部品14は、「被試験部品」の一例である。
熱電素子15は、液管12aを流れる冷却液の加熱または冷却を行う。液管12aを流れる冷却液の温度は、熱電素子15によって加熱または冷却されることで、電子部品14各々の温度マージン試験に適した温度に調整される。熱電素子15は、電子部品14各々の間に配置され、自身の下流に位置する電子部品14に供給される冷却液の温度を制御する。例えば、熱電素子15aはメモリ14bに供給される冷却液の温度を制御する。熱電素子15bはCPU14cに供給される冷却液の温度を制御する。熱電素子15cは、メモリ14dに供給される冷却液の温度を制御する。すなわち、熱電素子15aはメモリ14bと対応付けられ、熱電素子15bはCPU14aと対応付けられ、熱電素子15cはメモリ14dと対応付けられているという事ができる。熱電素子15は、「温度調節手段」の一例である。
システム管理ユニット11は、制御ネットワークNを介して各種制御を行う。システム管理ユニット11は、温度計13が測定した冷却液の温度を制御ネットワークNを介して受信する。システム管理ユニット11は、制御ネットワークNを介して電子部品14が消費している電力を受信する。電子部品14の消費電力は、例えば、電子部品14のレジスタから取得可能である。また、電子部品14の消費電力は、システム管理ユニット11と電源ユニットとを制御ネットワークNで接続することで、電源ユニットから取得する事も可能である。システム管理ユニット11は、液管12aを流れる冷却液の加熱または冷却を制御ネットワークNを介して冷却液循環装置12および熱電素子15に指示する。システム管理ユニット11は、不揮発性の補助記憶部103を有する。補助記憶部103には、試験内容を保持する試験テーブル11aおよび電子部品14の位置を示す情報を保持する流路位置テーブル11bが記憶される。システム管理ユニット11は、「熱試験装置」の一例である。液管12aを流れる冷却液の加熱または冷却を制御ネットワークNを介して冷却液循環装置12および熱電素子15に指示するシステム管理ユニット11は、「温度調節手段」の一例である。
図2は、試験テーブル11aの一例を示す図である。試験テーブル11aでは、試験項目、被試験物、ターゲット温度および試験電力の各種情報が保持される。試験項目には、試験1、試験2・・・といった各々の試験を識別する試験の名称が保持される。被試験物の項目には、試験対象となる電子部品14を特定する情報が保持される。例えば、試験1の被試験物はCPU14aである。ターゲット温度は、被試験物を冷却する冷却液の温度を示す情報が保持される。例えば、試験1では、被試験物であるCPU14aが15℃の冷却液で冷却される。試験電力は、試験実施時に被試験物に供給される電力を示す情報が保持される。例えば、試験1では、被試験物であるCPU14aに30Wの電力が供給される。システム管理ユニット11は、試験テーブル11aに記載された試験電力を基に、被試験物による液管12aを流れる冷却液の温度変化を下記の式1によって算出可能である。試験電力は、「動作負荷」の一例である。試験テーブル11aは、「前記被試験部品
の動作負荷と前記被試験部品に流れる冷媒の温度とを前記複数の被試験部品の各々と対応付けた対応関係」の一例である。
Figure 0006623940
上記の式1では、ΔTは液管12aを流れる冷却液の温度上昇(℃)、Pは被試験物の試験電力(W)、uは液管12aを単位時間あたりに流れる冷却液の流量(g)、cは液管12aを流れる冷却液の比熱(Jg-1K-1)である。
図3は、流路位置テーブル11bの一例を示す図である。流路位置テーブル11bでは、流路位置、名称、試験対象、発熱量最小、発熱量最大の各種情報が保持される。流路位置には、電子部品14が液管12a上のどの位置に配置されているかが数字で示される。例えば、流路位置が“1”になっている冷却液循環装置12は、液管12aの最も上流に位置し、流路位置が“8”になっているメモリ14dは、液管12aの最も下流に位置する事が示される。名称には、電子部品14の名称が保持される。例えば、流路位置“2”の名称の項目には“CPU14a”が保持されている。試験対象には、名称に記載された電子部品14が試験対象であるか否かを示す情報が保持される。図3では、試験対象の電子部品14には“○(まるじるし)”が付されているが、試験対象の電子部品14に対して“1”、試験非対象の電子部品14に対しては“0”が保持されてもよい。発熱量最小および発熱量最大は、それぞれ電子部品14の発熱量の最小値および最大値が保持される。例えば、流路位置”3”の電子部品14である“熱電素子0(すなわち熱電素子15a)”では、−50Wが最小の発熱量として保持され、50Wが最大の発熱量として保持される。
図4は、システム管理ユニット11のハードウェア構成の一例を示す図である。システム管理ユニット11は、プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104および接続バスB1を含む。プロセッサ101、主記憶部102、補助記憶部103および通信部104は、接続バスB1によって相互に接続されている。
システム管理ユニット11では、プロセッサ101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、情報処理装置100は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部102および補助記憶部103は、システム管理ユニット11が読み取り可能な記録媒体である。
主記憶部102は、プロセッサ101から直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部102は、Random Access Memory(RAM)およびRead Only Memory(ROM)を含む。
補助記憶部103は、各種のプログラムおよび各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、試験テーブル11aおよび流路位置テーブル11b等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、冷却液循環装置12、温度計13、電子部品14および熱電素子15が含まれる。
補助記憶部103は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッド
ステートドライブ(Solid State Drive、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk
Drive、HDD)等である。システム管理ユニット11が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、システム管理ユニット11から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちシステム管理ユニット11から取り外し可能なものとしては、例えば、フラッシュメモリなどのメモリカードがある。また、システム管理ユニット11に固定された記録媒体としてハードディスク、SSDあるいはROM等がある。
通信部104は、例えば、制御ネットワークNとのインターフェースである。通信部104は、制御ネットワークNを介して外部の装置と通信を行う。
<システム管理ユニット11の処理ブロック>
図5は、システム管理ユニット11の処理ブロックの一例を示す図である。図5では、制御部201、温度情報取得部202および電力情報取得部203の各処理ブロックと試験テーブル11aおよび流路位置テーブル11bの各テーブルが例示されている。例えば、図4のプロセッサ101が図5の各処理ブロックとして主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行する。ただし、図5のいずれかの処理ブロックの少なくとも一部はハードウェア回路、専用のプロセッサまたはデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)を含んでもよい。
プロセッサ101は、制御部201として、冷却液循環装置12および熱電素子15の制御を行う。制御部201は、冷却液循環装置12および熱電素子15を制御することで、液管12aを流れる冷却液の加熱または冷却を行う。また、制御部201は、試験テーブル11aおよび流路位置テーブル11bを参照して、温度マージン試験の制御を行う。
プロセッサ101は、温度情報取得部202として、温度計13によって測定された温度情報を取得する。温度情報取得部202は、取得した温度情報を制御部201に通知する。
プロセッサ101は、電力情報取得部203として、電子部品14の電力情報を取得する。電力情報取得部203は、取得した電力情報を制御部201に通知する。
図6は、実施形態における温度マージン試験の流れの一例を示す図である。図6に例示される温度マージン試験では、+10Wの電力で冷却液の温度が+1℃され、−10Wの電力で冷却液の温度が−1℃されるものとする。以下、図6を参照して、温度マージン試験の流れについて説明する。
T1では、制御部201は、試験テーブル11aを参照する。T2では、制御部201は、流路位置テーブル11bを参照し、流路位置テーブル11bにおいて最も上流に位置する試験対象の電子部品14を確認する。図3の流路テーブル11bを参照すると、最も上流に位置する試験対象の電子部品14は、CPU14aである。制御部201は、試験テーブル11aを参照して、CPU14aを被試験物とする試験を選択する。図2を参照すると、CPU14aを被試験物とする試験は、試験1から試験4である。そこで、制御部201は、CPU14aを被試験物とする最初の試験である試験1を選択する。
T3では、制御部201は、被試験物として選択したCPU14aの試験1におけるターゲット温度および試験電力を試験テーブル11aから取得する。図2を参照すると、ターゲット温度は15℃、試験電力は30Wである。T4では、制御部201は、ターゲット温度および試験電力の情報を取得したCPU14aを試験対象として決定する。
T5では、制御部201は、試験対象として選択した電子部品14の下流に試験対象となる電子部品14が存在するか否かを判定する。試験対象として選択した電子部品14の下流に試験対象となる電子部品14が存在する場合(T5で「はい」)、処理はT6に進められる。試験対象として選択した電子部品14の下流に試験対象となる電子部品14が存在しない場合(T5で「いいえ」)、処理はT11に進められる。流路位置テーブル11bを参照すると、T3で試験対象として選択されたCPU14aには、その下流にメモリ14bが試験対象として存在する。そのため、制御部201は、処理をT6に進める。
T6では、制御部201は、試験テーブル11aを参照して、試験対象として選択したCPU14aの下流に存在するメモリ14bを試験対象候補として、そのターゲット温度を取得する。メモリ14bを被試験物とする最初の試験は試験9であるため、制御部201は、試験9におけるターゲット温度を取得する。
T7では、制御部201は、上流の試験対象であるCPU14aと下流の試験対象候補であるメモリ14bとの間に位置する熱電素子15を流路位置テーブル11bを参照して特定する。流路位置テーブル11bを参照すると、CPU14aとメモリ14bとの間に位置する熱電素子15は、熱電素子15aである。そこで、制御部201は、CPU14aとメモリ14bとの間に位置する熱電素子15として、熱電素子15aを特定する。続いて、制御部201は、特定した熱電素子15aの発熱量の最大および最小を確認する。熱電素子15aは、−50Wから+50Wまで制御可能である。本実施形態では、上述の通り、液管12aを流れる冷却液の温度が+10Wで+1℃され、−10Wで−1℃される。そのため、熱電素子15aは、液管12aを流れる冷却液の温度を5℃冷却または5度加熱する事ができる。
T8では、制御部201は、試験1終了後の冷却液の温度をT6で試験対象候補としたメモリ14bのターゲット温度に制御可能か判定する。制御可能な場合(T8で「はい」)、処理はT9に進められる。制御できない場合(T8で「いいえ」)、処理はT5に進められ、T5ではさらに下流の被試験物が試験対象候補として選択される。T3で試験対象として選択されたCPU14aの試験1におけるターゲット温度は15℃であり、試験1におけるCPU14aの電力は30Wである。そのため、試験1終了後の液管12aを流れる冷却液の温度は、3℃上昇して18℃となる。また、T6で試験対象候補とされたメモリ14bの試験9におけるターゲット温度は15℃である。試験1終了後の冷却液の温度と試験9のターゲット温度の差は−3℃であり、T7で確認された熱電素子15aに−30Wの電力を供給することで制御可能である。そのため、この段階では、T8は「はい」の方に分岐し、処理はT9に進められる。T8の処理は、「前記被試験部品の動作負荷と前記被試験部品に流れる冷媒の温度とを前記複数の被試験部品の各々と対応付けた対応関係にしたがって、前記複数の被試験部品のうちの第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出」する処理の一例である。
T9では、制御部201は、メモリ14bに対する試験9を試験対象とする。T9の処理は、「前記第1被試験部品よりも下流に配置された前記被試験部品である下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記算出された温度から前記下流部品と前記対応関係で対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段によって調節可能な場合、前記下流部品を熱試験の対象とする」処理の一例である。
T10では、制御部201は、T8で決定された熱電素子15aの電力を主記憶部102または補助記憶部103に記憶させ、試験対象をメモリ14bに設定した上で処理はT5に戻される。
T5〜T10の処理が繰り返されることで、液管12aに沿って配置された電子装置14のうち、並行して試験を実行可能な試験が選択される。ここでは、例えば、CPU14aを被試験物とする試験1、CPU14cを被試験物とする試験5、メモリ14bを被試験物とする試験9およびメモリ14dを被試験物とする試験11が選択されたものとする。
T11では、制御部201は、試験対象となる電子部品14および熱電素子15を試験テーブル11aに登録された情報にしたがって制御する。制御部201は、例えば、試験1を実施するために、CPU14aに供給される電力を30Wに制御する。また、制御部201は、冷却液循環装置11を制御することで、CPU14aに供給される冷却液を15℃に制御する。試験1では、上述の通り、CPU14aに30Wの電力が供給される。そのため、試験1終了後の冷却液の温度は、3℃上昇して18℃となる。
さらに、制御部201は、CPU14aの下流に位置するメモリ14bの試験9を実施するため、熱電素子15aに供給される電力を制御する。試験9のターゲット温度は、15℃である。試験1終了後の冷却液の温度が18℃であるため、制御部201は、熱電素子15aに−30Wの電力が供給されるように制御する。試験9では、メモリ14bに10Wの電力が供給されるため、試験9終了後の冷却液の温度は1℃上昇して16℃となる。
さらに、制御部201は、メモリ14bの下流に位置するCPU14cの試験5を実施するため、熱電素子15bに供給される電力を制御する。試験5のターゲット温度は、15℃である。試験9終了後の冷却液の温度が16℃であるため、制御部201は、熱電素子15bに−10Wの電力が供給されるように制御する。試験5では、CPU14cに30Wの電力が供給されるため、試験5終了後の冷却液の温度は3℃上昇して18℃となる。
さらに、制御部201は、CPU14cの下流に位置するメモリ14dの試験11を実施するため、熱電素子15cに供給される電力を制御する。試験11のターゲット温度は、15℃である。試験5終了後の冷却液の温度が18℃であるため、制御部201は、熱電素子15cに−30Wの電力が供給されるように制御する。試験11では、メモリ14dに10Wの電力が供給されるため、試験11終了後の冷却液の温度は1℃上昇して16℃となる。
T12では、温度情報取得部202は、冷却液循環装置12から供給される冷却液の温度を温度計13aから取得する。制御部201は、温度情報取得部202が取得した温度が、最初に実施される試験1のターゲット温度である15℃になっているか確認する。冷却液の温度が試験1のターゲット温度になっていない場合、制御部201は試験を開始せずに冷却液の温度が試験1のターゲット温度になるまで待つ。
T13では、制御部201は、温度マージン試験を開始する。T14では、電力情報取得部203は、電子部品14に供給されている電力を示す電力情報を取得する。制御部201は、電力情報取得部203が取得した各電子部品14に供給されている電力と試験テーブル11aに保持された試験電力とを比較し、一致するか否かを判定する。一致する場合(T14で「はい」)、処理はT18に進められる。一致しない場合(T14で「いいえ」)、処理はT15に進められる。T14の処理は、「熱試験を実施中の前記第1被試験部品の動作負荷を示す情報を取得」する処理の一例である。
T15では、制御部201は、試験電力と電子部品14に供給されている電力との差によって変動する冷却液の温度を次の試験のターゲット温度に制御可能か判定する。すなわ
ち、制御部201は、実際に電子部品14に供給された電力によって加熱された冷却液の温度を算出する。制御部201は、算出した冷却液の温度を試験電力とは異なった電力が供給された電子部品14の下流に位置する電子部品14の試験温度に制御可能か判定する。制御可能な場合(T15で「はい」)、処理はT16に進められる。制御できない場合(T15で「いいえ」)、処理はT17に進められる。T15は、「前記取得した情報によって示される前記第1被試験部品の動作負荷と前記対応関係で前記第1被試験部品と対応付けられた動作負荷とが異なっている場合、前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出」する処理の一例である。
ここで、T15の判定処理を、試験1において試験電力とCPU14aに供給されている電力とに差があった場合を例にとって説明する。試験1の場合、CPU14aの試験電力は30Wである。ここで、電力情報取得部203によって取得されたCPU14aの電力情報が40Wを示していたとする。この場合、試験電力とCPU14aに供給されていた電力との差は、10Wである。そのため、試験1実施後の冷却液の温度は、試験電力通りに試験1が行われた場合よりも1℃高くなり19℃となる。CPU14aの下流にある試験対象の電子部品14は、メモリ14bである。メモリ14bを被試験物とする試験として試験9が行われる予定となっている。試験9のターゲット温度は15℃であるため、冷却液の温度が試験1終了後の19℃から4℃下げられればよい。熱電素子15aの発熱量の範囲は、流路位置テーブル11bを参照すると、+50Wから−50Wである。実施形態の場合、4℃下げるには熱電素子15aに−40Wの電力を供給すればよく、−40Wの電力は熱電素子15aの発熱量の範囲に収まっている。そのため、制御部201は、この例の場合、制御可能と判定して処理をT16に進める。
T16では、制御部201は、液管12aを流れる冷却液の温度が各試験のターゲット温度になるように熱電素子15の発熱量を制御する。
T17では、制御部201は、T15で冷却液の温度を制御できないと判定された電子部品14の試験を停止するとともに、停止した試験の試験項目を試験未実施として主記憶部102または補助記憶部103に記憶させる。T17は、「前記下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度から前記下流部品と対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段で調節できない場合、前記下流部品の熱試験を中断する」処理の一例である。
T18では、制御部201は、試験が終了した被試験物がある場合、当該被試験物について試験実施時と同じ電力を供給する。
T19では、制御部201は、選択した試験が全て終了したか否かを判定する。全て終了した場合(T19で「はい」)、処理はT20に進められる。実施する試験が残っている場合(T19で「いいえ」)、処理はT14に進められる。
T20では、制御部201は、T17で主記憶部102または補助記憶部103に試験未実施として記憶させた試験項目を含むエラーログを出力する。エラーログは、例えば、試験装置10を搭載したサーバ等の情報処理装置に接続されたディスプレイに出力される。また、エラーログは、例えば、主記憶部102または補助記憶部103に保持されてもよい。T21では、制御部201は、残りの試験があるか否かを判定する。制御部201は、例えば、試験未実施とされた試験項目がある場合に、残りの試験があると判定する。また、例えば、制御部201は、試験テーブル11aに保持された試験項目に未実施の試験項目がある場合、残りの試験があると判定する。残りの試験がある場合(T21で「はい」)、処理はT3に進められる。残りの試験が無い場合(T21で「いいえ」)、温度マージン試験は終了する。
実施形態との比較のため、比較例について説明する。図7は、比較例に係る試験装置50の一例を示す図である。図7では、電子部品14と液管112aの配置を例示するため、熱電素子15等は図示を省略している。試験装置50では、冷却液循環装置12から供給された冷却液は、分岐を有する液管112aに供給される。液管112aは、液管112b、112c、112d、112eと4本に分岐する。分岐した液管112bに沿ってCPU14aが、分岐した液管112cに沿ってメモリ14bが、分岐した液管112dに沿ってCPU14cが、分岐した液管112eに沿ってメモリ14dが配置される。試験装置50によっても複数の電子部品14の温度マージン試験を並行して行う事ができる。しかしながら、試験装置50では、液管112aが分岐する分だけ液管112aに供給する冷却液の量が実施形態の試験装置10よりも多くなる。そのため、比較例の冷却液循環装置112は、実施形態の冷却液循環装置12よりも冷却液の送出能力が高いものを採用することになる。換言すれば、実施形態の試験装置10は、分岐を有する液管112aを備える比較例の試験装置10よりも、送出能力の低い冷却液循環装置を採用できる。そのため、実施形態の冷却液循環装置12は、比較例の冷却液循環装置112よりも小型のものを採用可能である。
実施形態では、上流側の電子部品14に対する温度マージン試験によって変動した冷却液の温度を熱電素子15によって加熱または冷却することで、下流側の電子部品14に対する温度マージン試験を実施できるようにした。実施形態によれば、複数の電子部品14に対する温度マージン試験を並行して行う事ができる。また、実施形態によれば、電子部品14毎に異なるターゲット温度が設定された温度マージン試験が並行して実施可能となる。
実施形態では、ある電子部品14の上流側の電子部品14に対する温度マージン試験によって変動した冷却液の温度を熱電素子15によってある電子部品14のターゲット温度に制御できるか否かを、流路位置テーブル11bに保持される熱電素子15の発熱量を基に判定する。そのため、実施形態では、ターゲット温度に制御できない場合、ある電子部品14の温度マージン試験を中止できる。
実施形態では、電力情報取得部203は、温度マージン試験中に電子部品14に供給される電力を取得する。取得した電子部品14に供給される電力が試験テーブル11aに保持される電力とに差がある場合、制御部201は、当該差によって生じる冷却液の温度のずれを熱電素子15によって吸収可能か否かを判定する。すなわち、制御部201は、試験電力と異なる電力が供給された電子部品14の下流に位置する電子部品14のターゲット温度に冷却液の温度を熱電素子15によって制御可能か否かを判定する。制御部201は、可能と判定した場合、熱電素子15によって冷却液の温度を下流の電子部品14のターゲット温度に調整される。実施形態では、電子部品14に供給される電力が試験電力とずれている場合でも、下流に位置する電子部品14の試験への影響が低減される。
実施形態では、電子部品14に供給される冷却液の温度は、当該電子部品14と当該電子部品14のひとつ上流に位置する電子部品14との間にある熱電素子15によって制御された。例えば、メモリ14bに供給される冷却液の温度は、メモリ14bとメモリ14bのひとつ上流に位置する電子部品14であるCPU14aの間に位置する熱電素子15aによって制御された。しかしながら、電子部品14に供給される冷却液の温度を制御する熱電素子15は、ひとつに限定されない。例えば、メモリ14bが試験対象から外され、CPU14aとCPU14cが試験対象となる場合、CPU14cに供給される冷却液の温度は、CPU14aとCPU14cの間にある熱電素子15aおよび熱電素子15bの協働によって制御されてもよい。
<変形例>
実施形態では、システム管理ユニット11が熱電素子15を制御して温度マージン試験が実施された。変形例では、発熱制御素子が熱電素子15を制御する。実施形態と共通の構成要素については同一の符号を付し、その説明は省略される。以下、図面を参照して、第2実施形態について説明する。
図8は、変形例に係る試験装置10aの一例を示す図である。変形例の試験装置10aは、発熱制御素子16a、16b、16c、16dを備える点で、実施形態の試験装置10と異なる。発熱制御素子16a、16b、16c、16dを総称して、発熱制御素子16と称する。
発熱制御素子16は、温度計13、電子部品14、熱電素子15およびシステム管理ユニット11と制御ネットワークNで相互に接続される。発熱制御素子16は、液管12aを流れる冷却液の温度を温度計13から取得し、電子部品14の電力情報を電子部品14から取得する。さらに、発熱制御素子16は、システム管理ユニット11からの指示に応じて、熱電素子15を制御する。発熱制御素子16は、例えば、図4に例示されるハードウェア構成を有する情報処理装置である。発熱制御素子16は、「温度調節手段」の一例である。
図9および図10は、変形例における温度マージン試験の流れの一例を示す図である。図9は、システム管理ユニット11による処理の流れの一例を示す図である。図10は、発熱制御素子16による処理の流れの一例を示す図である。以下、図9および図10を参照して、変形例の温度マージン試験の流れについて説明する。
図9のH1では、システム管理ユニット11の制御部201は、試験対象のターゲット温度、試験電力および熱電素子に供給する電力を発熱制御素子16に通知する。制御部201は、例えば、CPU14aに供給する電力は発熱制御素子16aに通知し、熱電素子15bに供給する電力は発熱制御素子16bに通知する。
図9のH2では、システム管理ユニット11の制御部201は、発熱制御素子16から温度設定完了通知を受信する。図9のH3では、システム管理ユニット11の制御部201は、発熱量制御不可通知を発熱制御素子16から受信する。図9のH4では、システム管理ユニット11の制御部201は、選択した試験の完了を待つ。
図10の処理は、図9のH1の処理によってシステム管理ユニット11からターゲット温度、試験電力、熱電素子15に供給する電力が発熱制御素子16に通知されることで開始される。図10のK1では、発熱制御素子16は、システム管理ユニット11から通知されたターゲット温度、試験電力、熱電素子15に供給する電力を受信する。K2では、発熱制御素子16は、熱電素子15に指定された電力を供給して発電素子15の発熱量を制御する。K3では、発熱制御素子16は、熱電素子15がターゲット温度になるのを待つ。K4では、発熱制御素子16は、温度設定の完了をシステム管理ユニット11に通知する。
K5およびK6の処理は、処理主体が発熱制御素子16になることを除いて、図6のT14およびT15と同様である。そのため、その説明は省略される。K7では、発熱制御素子16は、発熱量の制御が不可能であることをシステム管理ユニット11に通知する。K8、K9およびK11の処理は、処理主体が発熱制御素子16になることを除いて、図6のT18、T19およびT16の処理と同様である。そのため、その説明は省略される。K10では、発熱制御素子16は、被試験物への電力供給と熱電素子15への電力供給の制御を解除する。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
10、10a・・・試験装置
11・・・システム管理ユニット
11a・・・試験テーブル
11b・・・流路位置テーブル
12・・・冷却液循環装置
12a・・・液管
13a、13b、13c、13d・・・温度計
14a、14c・・・CPU
14b、14d・・・メモリ
15、15a、15b、15c・・・熱電素子
16・・・発熱制御素子
101・・・プロセッサ
102・・・主記憶部
103・・・補助記憶部
104・・・通信部
201・・・制御部
202・・・温度情報取得部
203・・・電力情報取得部
B1・・・バス
N・・・制御ネットワーク

Claims (4)

  1. 冷媒流路に沿って直列に配置される複数の被試験部品と、前記被試験部品間に配置され、前記冷媒流路を流れる冷媒の温度を調節する温度調節手段とを有する熱試験装置が、
    前記被試験部品の動作負荷と前記被試験部品に流れる冷媒の温度とを前記複数の被試験部品の各々と対応付けた対応関係にしたがって、前記複数の被試験部品のうちの第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出し、
    前記第1被試験部品よりも下流に配置された前記被試験部品である下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記算出された温度から前記下流部品と前記対応関係で対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段によって調節可能な場合、前記下流部品を熱試験の対象とする、処理を実行する、
    熱試験方法。
  2. 前記熱試験装置が、
    熱試験を実施中の前記第1被試験部品の動作負荷を示す情報を取得し、
    前記取得した情報によって示される前記第1被試験部品の動作負荷と前記対応関係で前記第1被試験部品と対応付けられた動作負荷とが異なっている場合、前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出し、
    前記下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度から前記下流部品と対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段で調節できない場合、前記下流部品の熱試験を中断する、処理をさらに実行する、
    請求項1に記載の熱試験方法。
  3. 冷媒流路に沿って直列に配置される複数の被試験部品と、前記被試験部品間に配置され、前記冷媒流路を流れる冷媒の温度を調節する温度調節手段とを有する熱試験装置に、
    前記被試験部品の動作負荷と前記被試験部品に流れる冷媒の温度とを前記複数の被試験部品の各々と対応付けた対応関係にしたがって、前記複数の被試験部品のうちの第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出させ、
    前記第1被試験部品よりも下流に配置された前記被試験部品である下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記算出された温度から前記下流部品と前記対応関係で対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段によって調節可能な場合、前記下流部品を熱試験の対象とさせる、処理を実行させる、
    熱試験プログラム。
  4. 前記熱試験装置に、
    前記熱試験を実施中の前記第1被試験部品の動作負荷を示す情報を取得させ、
    前記取得した情報によって示される前記第1被試験部品の動作負荷と前記対応関係で前記第1被試験部品と対応付けられた動作負荷とが異なっている場合、前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度を算出させ、
    前記下流部品に流れる前記冷媒の温度を前記第1被試験部品から受熱した前記冷媒の温度から前記下流部品と対応付けられた前記冷媒の温度に前記温度調節手段で調節できない場合、前記下流部品の熱試験を中断させる、処理をさらに実行させる、
    請求項3に記載の熱試験プログラム。
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