JP6623894B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システムなどに関する。
近年、不特定多数のユーザが、センサ情報などの時系列データを逐次送信する通信機器をそれぞれ携帯し、それぞれ動き回る環境で、データを収集するシステムが検討されている。
例えば、多数の情報発信装置から情報を収集する情報収集装置の技術が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。かかる技術では、情報収集装置は、情報発信装置から発信される識別情報を受信した場合に、受信した識別情報を情報収集先としてあらかじめ登録する。情報収集装置は、情報収集先として登録している識別情報に基づいて、発信情報送信要求を各情報発信装置へ順番に送信し、情報発信装置から送信される発信情報を収集する。
また、別の技術では、複数のセンサに対して無線で検知条件を送信し、その送信した検知条件に合致するセンサから無線で応答信号を受信することによりデータ収集を行う分布測定装置の技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−340168号公報 特開2011−70596号公報 特開2003−60655号公報
しかしながら、通信機器が不特定多数存在する場合に、情報処理装置は、許容可能な受信数を超えた通信機器のデータを収集できないという問題がある。
一例として、従来技術の情報収集装置は、あらかじめ情報収集先として登録された識別情報に基づいて、発信情報送信要求を順番に送信し、情報発信装置から送信される発信情報を収集する。ところが、情報収集装置は、識別情報がわからない不特定多数の情報発信装置が存在する場合には、そもそも情報発信装置のデータを収集できない。
また、一例として、従来技術の分布測定装置は、検知条件に合致するセンサから応答信号を受信することによりデータ収集を行う。ところが、分布測定装置は、検知条件に合致するセンサが分布測定装置の許容可能な受信数を超えて存在する場合には、受信数を超えたセンサのデータを収集できない。
1つの側面では、情報処理装置は、不特定多数の通信機器が存在する場合であっても、情報処理装置の許容可能な受信数を超えた通信機器のデータを収集することを目的とする。
1つの態様では、情報処理システムは、不特定多数の通信機器と、前記不特定多数の通信機器のそれぞれの情報を収集する情報処理装置と、を有する。前記情報処理装置は、前記情報の送信依頼を所定範囲に位置する前記通信機器に送信する送信部と、前記所定範囲に位置する前記通信機器から前記情報の送信依頼に対する応答を受信する受信部と、前記受信部によって受信される応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数より大きい場合には、前記応答の数が許容範囲数以内となるように、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整し、前記応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数以内である場合には、現に送信された範囲と異なる範囲であって前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整する調整部と、を有する。
1つの態様によれば、情報処理装置は、不特定多数の通信機器が存在する場合であっても、情報処理装置の許容可能な受信数を超えた通信機器のデータを収集できる。
図1は、実施例1に係る情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る情報処理を説明する図である。 図3は、GWのアドバタイズ情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、携帯通信機器のアドバタイズ情報のデータ構造の一例を示す図である。 図5Aは、実施例1に係るGWのアドバタイズ送信処理の一例を示す図(1)である。 図5Bは、実施例1に係るGWのアドバタイズ送信処理の一例を示す図(2)である。 図6Aは、実施例1に係るGWのデータ収集制御処理の一例を示す図(1)である。 図6Bは、実施例1に係るGWのデータ収集制御処理の一例を示す図(2)である。 図7は、実施例1に係るデータの送信依頼に応答できない場合を示す図である。 図8は、実施例1に係る携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例を示す図である。 図9は、実施例1に係る情報処理システムのシーケンスの一例を示す図である。 図10は、実施例1に係るアドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器のフローチャートの一例を示す図である。 図11は、実施例2に係る携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例を示す図である。 図12は、実施例2に係るアドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器のフローチャートの一例を示す図である。 図13は、複数のGWを有する場合の一例を示す図である。 図14Aは、GWによる送信依頼範囲の調整方法の一例を示す図(1)である。 図14Bは、GWによる送信依頼範囲の調整方法の一例を示す図(2)である。 図14Cは、GWによる送信依頼範囲の調整方法の一例を示す図(3)である。 図15は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願の開示する情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラムおよび情報処理方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[実施例1に係る情報処理システムの構成]
図1は、実施例1に係る情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム9は、ゲートウェイ(GW)1、複数の携帯通信機器2およびサーバ3を有する。GW1は、データを中継する通信機器である。GW1は、不特定多数の携帯通信機器2と互いに宛先を指定しないで通信する。携帯通信機器2は、GW1および他の携帯通信機器2と互いに宛先を指定しないで通信する。このような宛先を指定しないで不特定多数と通信することを「アドバタイズ」というものとする。実施例1に係るGW1は、データの送信依頼を不特定多数の携帯通信機器2に発信し、発信に対する携帯通信機器2からの応答を受信する。GW1は、応答の数がGW1の許容数より大きい場合には、応答の数が許容数以内となるように、データの送信依頼を送信する範囲を調整する。GW1は、応答の数がGW1の許容数以内である場合には、現に送信された範囲と異なる範囲であってデータの送信依頼を送信する範囲を調整する。つまり、GW1は、許容数以上の携帯通信機器2のデータを収集できるように、送信依頼の範囲を調整する。
サーバ3は、GW1によって収集された、携帯通信機器2ごとの時系列データを記憶する。
ここで、図2を参照して、実施例1に係る情報処理を説明する。図2は、実施例1に係る情報処理を説明する図である。図2に示すように、GW1は、送信依頼に対する応答の数がGW1の許容数以下となるように送信依頼する範囲を調整して、データの送信依頼を不特定多数の携帯通信機器2に送信する。すなわち、GW1は、不特定多数の携帯通信機器2に対して、送信依頼する範囲でまだデータを送信していない携帯通信機器2を対象にデータの送信を依頼する。ここでは、GW1は、1回目のデータの送信依頼を第1の範囲に送信する。このデータの送信依頼は、例えば「この範囲のデバイスはデータを送信してください」という送信依頼を意味する。GW1は、2回目のデータの送信依頼を第1の範囲を含む第2の範囲に送信する。すなわち、GW1は、不特定多数の携帯通信機器2に対して、送信依頼する範囲でまだデータを送信していない携帯通信機器2を対象にデータの送信を依頼する。このデータの送信依頼は、例えば「この範囲のデバイスで、まだデータを送信していない人はデータを送信してください」という送信依頼を意味する。GW1は、3回目のデータの送信依頼を第2の範囲を含む第3の範囲に送信する。すなわち、GW1は、不特定多数の携帯通信機器2に対して、送信依頼する範囲でまだデータを送信していない携帯通信機器2を対象にデータの送信を依頼する。このデータの送信依頼は、例えば「この範囲のデバイスで、まだデータを送信していない人はデータを送信してください」という送信依頼を意味する。なお、GW1からの送信依頼する範囲は、例えば、アドバタイズの電波強度によって調整される。これにより、GW1は、不特定多数の携帯通信機器2が存在する場合であっても、GW1の許容可能な受信数を超えた携帯通信機器2のデータを収集できる。
図1に戻って、GW1は、アドバタイズ送信部11、アドバタイズ受信部12、データ収集制御部13、データ記憶部14およびデータ送信部15を有する。なお、アドバタイズ送信部11は、送信部の一例である。アドバタイズ受信部12は、受信部の一例である。データ収集制御部13は、調整部の一例である。
アドバタイズ送信部11は、複数のデータの送信依頼のアドバタイズを所定範囲に位置する携帯通信機器2に送信する。アドバタイズ送信部11は、後述するデータ収集制御部13によって限定された範囲に対してデータの送信依頼のアドバタイズを発信する。限定された範囲は、例えば、発信される電波強度で表わす。
ここで、アドバタイズ送信部11によって発信されるアドバタイズのアドバタイズ情報を、図3を参照して説明する。図3は、GWのアドバタイズ情報のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、GW1のアドバタイズ情報は、送信依頼ID(Identifier)を含む。送信依頼IDは、送信依頼する範囲に対応したIDであり、例えば初期値は1であり、送信依頼する範囲が広がるごとに数値がインクリメントされる。ここでは、初期値が1の送信依頼から範囲が1回広がり数値がインクリメントされた状態として、前回の送信依頼IDに1加算した送信依頼ID「2」が設定されている。
図1に戻って、アドバタイズ受信部12は、複数の携帯通信機器2からデータの送信依頼に対する応答のアドバタイズを受信する。アドバタイズ受信部12は、受信した携帯通信機器2のアドバタイズ情報をデータ収集制御部13に出力する。
ここで、携帯通信機器2によって発信されるアドバタイズのアドバタイズ情報を、図4を参照して説明する。図4は、携帯通信機器のアドバタイズ情報のデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、携帯通信機器2のアドバタイズ情報は、時系列データおよびデバイスIDを含む。時系列データは、一例として最新のデータである。データは、例えば、温度センサのデータであったり、加速度センサのデータであったりするが、携帯通信機器2で計測される時系列のデータであれば良い。デバイスIDは、携帯通信機器2の機器を識別する識別子である。
図1に戻って、データ収集制御部13は、不特定多数の携帯通信機器2のデータ収集を制御する。
例えば、データ収集制御部13は、応答の数がGW1の許容範囲数より大きい場合には、応答の数が許容範囲数以内となるように、データの送信依頼の範囲を調整する。一例として、データ収集制御部13は、応答の数があらかじめ定めた閾値より大きいか否かを判定する。閾値は、携帯通信機器2を安定してスキャン可能な数を意味する。データ収集制御部13は、応答の数が閾値より大きいと判定した場合には、データの送信依頼の範囲を狭めて、アドバタイズ送信部11に再送信を依頼する。すなわち、データ収集制御部13は、前回の送信依頼IDと同じIDをアドバタイズ送信部11に出力し、データの送信依頼の再送信を依頼する。
また、データ収集制御部13は、応答の数が閾値以下である場合には、データの送信依頼の範囲を広げて、送信依頼IDをインクリメントする。そして、データ収集制御部13は、アドバタイズ送信部11に送信を依頼する。すなわち、データ収集制御部13は、前回の送信依頼IDに1加算したIDをアドバタイズ送信部11に出力し、データの送信依頼の送信を依頼する。
また、データ収集制御部13は、データの送信依頼の範囲の限界に到達した場合には、通信履歴を初期化する旨(リセット)の通知をアドバタイズ送信部11に依頼する。データ収集制御部13は、リセットの送信がされた後は、データの送信依頼の範囲を再び最も狭い範囲に調整する。
また、データ収集制御部13は、アドバタイズ受信部12から携帯通信機器2のアドバタイズ情報を受け付けると、受け付けたアドバタイズ情報をデータ記憶部14に格納する。データ収集制御部13は、定期的または不定期に、データ記憶部14に記憶されたアドバタイズ情報を纏めてデータ送信部15に出力する。
データ記憶部14は、携帯通信機器2ごとのデータを記憶する。データ記憶部14は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性の半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
データ送信部15は、データ収集制御部13から出力されたアドバタイズ情報をサーバ3に送信する。
携帯通信機器2は、アドバタイズ受信部21、アドバタイズ送信制御部22、データ記憶部23、時系列データ取得部24およびアドバタイズ送信部25を有する。
アドバタイズ受信部21は、GW1からデータの送信依頼のアドバタイズを受信する。すなわち、アドバタイズ受信部21は、GW1から送信依頼IDを含むアドバタイズ情報を受信する。なお、アドバタイズ受信部21は、GW1からのアドバタイズ情報のみならず、他の携帯通信機器2などの通信機器からのデバイス情報も受信する。アドバタイズは、宛先が不明な不特定多数の通信機器と通信するからである。
アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼に応答するか否かを決定する。例えば、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ受信部21によって受信されたアドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが応答済みの送信依頼IDより大きいか否かを判定する。応答済みの送信依頼IDは、アドバタイズ送信制御部22によって後述するデータ記憶部23に記憶される。アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが応答済みの送信依頼IDより大きいと判定した場合には、応答しないと決定する。これは、自機器が既に応答しているからである。なお、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが応答済みの送信依頼IDと同じである場合には、アドバタイズ送信制御部22は、GW1からのデータの送信依頼の再送信であると判断し、応答すると決定する。
また、アドバタイズ送信制御部22は、応答すると決定した場合に、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDをデータ記憶部23に格納する。かかる送信依頼IDが応答済みの送信依頼IDとなる。なお、応答済みの送信依頼IDのことを、以降、「過去ID」というものとする。アドバタイズ送信制御部22は、データ記憶部23に記憶された現時点の時系列データおよび自機器のデバイスIDをアドバタイズ送信部25に出力し、応答のアドバタイズを依頼する。
また、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ受信部21が通信履歴を初期化する旨(リセット)の通知を受信する場合にはデータ記憶部23に記憶された過去IDを初期化する。初期化される過去IDは、一例として、999999であるが、これに限定されず、送信依頼IDとして適用される値より大きい値であれば良い。
データ記憶部23は、時系列データ、自機器のデバイスIDおよび過去IDを記憶する。データ記憶部23は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性の半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
時系列データ取得部24は、自機器に搭載されたセンサから時系列にデータを取得する。なお、時系列データは自機器に内蔵されたセンサのみではなく、一時的に外部接続されたセンサからも取得可能であるとする。時系列データ取得部24は、取得したデータをデータ記憶部23に格納する。
アドバタイズ送信部25は、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを送信する。送信されるアドバタイズ情報は、時系列データおよび携帯通信機器2のデバイスIDを含む。時系列データおよびデバイスIDは、アドバタイズ送信制御部22によって出力される。
サーバ3は、データ受信部31およびデータ記憶部32を有する。
データ受信部31は、GW1から送信されたアドバタイズ情報をデータ記憶部32に格納する。
データ記憶部32は、携帯通信機器2ごとの時系列データを記憶する。データ記憶部32は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)などの不揮発性の半導体メモリ素子などの記憶装置に対応する。
[GWのアドバタイズ送信処理の一例]
次に、GW1のアドバタイズ送信処理の一例を、図5Aおよび図5Bを参照して説明する。図5Aおよび図5Bは、GWのアドバタイズ送信処理の一例を示す図である。なお、図5Aでは、全ての携帯通信機器2は、通信履歴がリセットされた状態であるとする。
図5Aに示すように、GW1のアドバタイズ送信部11は、データ収集制御部13から依頼された送信依頼範囲r1に対応した発信電波強度を送信依頼アドバタイズするために設定する。そして、データの送信依頼のアドバタイズを携帯通信機器2に送信する。データの送信依頼には、送信依頼IDを「1」とするアドバタイズ情報が含まれる。
すると、r1の範囲内に位置するそれぞれの携帯通信機器2では、アドバタイズ受信部21が、GW1からのデータの送信依頼のアドバタイズを受信する。アドバタイズ送信制御部22が、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが過去IDより大きいか否かを判定する。ここでは、アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼に応答したことがないので、応答すると決定する。そして、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID「1」をデータ記憶部23に格納する。そして、アドバタイズ送信部25は、応答のアドバタイズをGW1に送信する。送信されるアドバタイズ情報には、時系列データおよび携帯通信機器2のデバイスIDが含まれる。
GW1では、アドバタイズ受信部12は、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを受信する。データ収集制御部13は、アドバタイズ受信部12によって受信された応答の数が閾値以下であるとする。
すると、図5Bに示すように、GW1では、データ収集制御部13は、データの送信依頼の範囲を広げて、送信依頼IDをインクリメントする。そして、範囲r2に送信依頼をアドバタイズするための発信電波強度を設定し、アドバタイズ送信部11に通知する。アドバタイズ送信部11は、データ収集制御部13から依頼された送信依頼範囲r2に対応した発信電波強度を送信依頼アドバタイズのために設定する。そして、データの送信依頼のアドバタイズを携帯通信機器2に送信する。データの送信依頼には、送信依頼IDを「2」とするアドバタイズ情報が含まれる。
すると、r2の範囲内に位置するそれぞれの携帯通信機器2では、アドバタイズ受信部21が、GW1からのデータの送信依頼のアドバタイズを受信する。アドバタイズ送信制御部22が、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが過去IDより大きいか否かを判定する。ここでは、r1の範囲内の携帯通信機器2では、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID「2」が過去ID「1」より大きいと判定するので、応答しないと決定する。したがって、アドバタイズ送信部25は、応答のアドバタイズをGW1に送信しない。
一方、r2の範囲内であってr1の範囲外の携帯通信機器2では、アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼に応答したことがないので、応答すると決定する。そして、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID「2」をデータ記憶部23に格納する。そして、アドバタイズ送信部25は、応答のアドバタイズをGW1に送信する。送信されるアドバタイズ情報には、時系列データおよび携帯通信機器2のデバイスIDが含まれる。
[GWのデータ収集制御処理の一例]
次に、GW1のデータ収集制御処理の一例を、図6Aおよび図6Bを参照して説明する。図6Aおよび図6Bは、実施例1に係るGWのデータ収集制御処理の一例を示す図である。なお、図6Aでは、r1の範囲内の携帯通信機器2は、送信依頼IDが「1」である場合の送信依頼のアドバタイズに応答したものとする。そして、r2の範囲内の10個の携帯通信機器2−1〜2−10が、送信依頼IDが「2」である場合の送信依頼のアドバタイズに応答したとする。
GW1では、アドバタイズ受信部12は、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを受信する。データ収集制御部13は、アドバタイズ受信部12によって受信された応答の数が閾値Nより大きいか否かを判定する。ここでは、閾値Nが8であるとする。すると、データ収集制御部13は、応答の数(10)が閾値N(8)より大きいと判定する。すなわち、データ収集制御部13は、許容範囲数を超えていると判定する。そこで、データ収集制御部13は、データの送信依頼の範囲を狭めて、アドバタイズ送信部11に再送信を依頼する。
アドバタイズ送信部11は、データ収集制御部13から依頼された、送信依頼の範囲をr2より狭めたr2´の範囲に対応する発信電波強度を送信依頼アドバタイズの発信電波強度として設定する。そして、アドバタイズ送信部11は、データの送信依頼のアドバタイズを携帯通信機器2に送信する。データの送信依頼には、送信依頼IDを前回の送信依頼IDと同じ「2」とするアドバタイズ情報が含まれる。
すると、r2´の範囲内に位置する8個の携帯通信機器2−1〜2−3,2−5〜2−9では、アドバタイズ受信部21が、GW1からのデータの送信依頼のアドバタイズを受信する。アドバタイズ送信制御部22が、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼IDが過去IDより大きいか否かを判定する。ここでは、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID「2」が過去ID「2」より大きくないので、応答すると決定する。そして、アドバタイズ送信制御部22は、アドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID「2」をデータ記憶部23に格納する。そして、アドバタイズ送信部25は、応答のアドバタイズをGW1に送信する。送信されるアドバタイズ情報には、時系列データおよび携帯通信機器2のデバイスIDが含まれる。
GW1では、アドバタイズ受信部12は、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを受信する。データ収集制御部13は、アドバタイズ受信部12によって受信された応答の数が閾値N(8)より大きいか否かを判定する。データ収集制御部13は、応答の数(8)が閾値N(8)以下であると判定する。すなわち、データ収集制御部13は、許容範囲数の範囲内と判定する。そこで、データ収集制御部13は、送信依頼IDが「2」に対する携帯通信機器2のデータ収集を実行する。そして、データ収集制御部13は、データの送信依頼の範囲を広げて、送信依頼IDをインクリメントして、新たな範囲に対するデータの送信依頼を送信させる。
このように、データ収集制御部13は、順次、データの送信依頼の範囲を広げて、送信依頼IDをインクリメントして、新たな範囲に対するデータの送信依頼を送信させる。そして、データ収集制御部13は、データの送信依頼の範囲の限界に到達した場合に、通信履歴を初期化する旨のリセットの通知をアドバタイズ送信部11に依頼する。
図6Bに示すように、GW1では、データ収集制御部13は、rnに示す送信範囲の限界に到達した場合に、通信履歴を初期化する旨のリセット通知をアドバタイズ送信部11に依頼する。アドバタイズ送信部11は、データ収集制御部13から依頼された送信範囲rnに対応する発信電波強度をリセット通知のアドバタイズの発信電波強度として設定する。そしてリセット通知のアドバタイズを携帯通信機器2に送信する。リセット通知には、送信依頼IDを、収集完了を意味する「END」とするアドバタイズ情報が含まれる。しかしながら、これに限定されず、「FINISH」などの文字列や送信依頼IDと混同しない数値(送信依頼IDの最小値を「1」とする場合は「0」が使用可能)などの収集完了を意味するアドバタイズ情報が含まれても良い。なお、GW1が調整可能な発信電波強度の分解能もとに、適用できる送信依頼IDの最大値を予め定義できる場合は、送信依頼IDの最大値より大きい値を、収集完了を意味するアドバタイズ情報として扱っても良い。
携帯通信機器2では、リセット通知を受け取ると、アドバタイズ送信制御部22は、データ記憶部23に記憶された送信依頼IDの履歴(過去ID)を初期化する。過去IDの初期化される値は、一例として10000であるが、これに限定されず、送信依頼IDとして取られる値より大きい値であれば良い。なお、アドバタイズ送信部25は、リセット通知に対して返信しない。
この後、GW1では、再度、最も狭い範囲から次の時系列データの収集を開始する。
[携帯通信機器がデータの送信依頼に応答できない場合]
ところで、GW1は、応答の数が閾値より大きい場合には、応答の数が閾値以内となるように、データの送信依頼の範囲を狭めるように調整する。すると、携帯通信機器2は、データの送信依頼に応答したが、範囲を狭められたことにより範囲外になった場合には、再送信されるデータの送信依頼に応答できない場合がある。かかる場合について説明する。
図7は、実施例1に係るデータの送信依頼に応答できない場合を示す図である。まず、GW1は自機器のアドバタイズ発信電波強度を10dBmと設定する。図7左に示すように、携帯通信機器2側では、GW1から送信依頼IDとして「2」のアドバタイズ情報を含むデータの送信依頼を受信する。すると、r2の範囲内の携帯通信機器2は、それぞれデータの送信依頼に対する応答を送信する。ところが、GW1は、応答数が閾値より大きいので、閾値より大きい数の携帯通信機器2の応答を発見できない。ここでは、携帯通信機器2−11〜2−13の応答が発見されていない。
そこで、図7中に示すように、GW1は、応答数が閾値より大きいので、範囲を狭めて(電波強度を8dBmに弱めて)データの送信依頼を再送信する。ここでは、再送信に含まれるアドバタイズ情報は、送信依頼IDとして「2」を含む。すると、r2より狭いr2´の範囲内の携帯通信機器2は、それぞれデータの送信依頼に対する応答を送信する。GW1は、応答数が閾値以下であるので、r2´の範囲内の携帯通信機器2の応答を発見できる。ここでは、携帯通信機器2−11は、再送信に対して応答し、GW1に発見されることになる。なお、携帯通信機器2−12、2−13は、r2´の範囲外にあるので、再送信に対して応答しない。
次に、図7右に示すように、GW1は、範囲を広げて(電波強度を20dBmに強めて)データの送信依頼を送信する。ここでは、送信に含まれるアドバタイズ情報は、送信依頼IDとして「3」を含む。すると、r3の範囲内の携帯通信機器2は、応答済みでなければ、それぞれデータの送信依頼に対する応答を送信する。ここで、r3の範囲内にある携帯通信機器2−12、2−13は、送信依頼ID「3」が応答済みの送信依頼ID(過去ID)「2」より大きいので、応答しない。携帯通信機器2−12、2−13は、既に応答済みであるからである。そうすると、携帯通信機器2−12、2−13のデータは、GW1に届かないこととなる。すなわち、携帯通信機器2−12、2−13は、データの送信依頼に応答したが、範囲を狭められたことにより範囲外になった場合には、再送信されるデータの送信依頼に応答できない。
そこで、携帯通信機器2では、データの送信依頼のアドバタイズが受信されたとき、アドバタイズ送信制御部22は、境界付近に位置する場合には、この送信依頼に応答しない。すなわち、範囲の境界付近に位置する携帯通信機器2は、この送信依頼には応答せず、次の送信依頼に応答するようにする。範囲内に位置する携帯通信機器2の応答がGW1に届かないことを防止するためである。例えば、アドバタイズ送信制御部22は、境界付近を判別するための受信電波強度の閾値を設定する。そして、データの送信依頼のアドバタイズ情報を受信した際の電波強度を測定し、所定値以下である場合に、自機器は範囲の境界付近に位置していると判断する。アドバタイズ送信制御部22は、受信電波強度が所定値以下である場合に、このデータの送信依頼に対する応答を送信しない。
[携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例]
図8は、実施例1に係る携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例を示す図である。図8に示すように、携帯通信機器では、アドバタイズ受信部21は、GW1から送信依頼IDとして「2」のアドバタイズ情報を含むデータの送信依頼を受信する。アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼のアドバタイズ情報を受信した際の電波強度(受信電波強度)が所定値以下である場合に、このデータの送信依頼に対する応答を送信しない。アドバタイズ送信制御部22は、境界付近に位置すると判断するからである。ここでは、受信電波強度は「−110dBm」であるとする。すると、所定値が−100dBmであるとすると、アドバタイズ送信制御部22は、受信電波強度が−100dBm以下であるので、このデータの送信依頼に対する応答を送信しない。
[情報処理システムのシーケンスの一例]
図9は、実施例1に係る情報処理システムのシーケンスの一例を示す図である。
図9に示すように、GW1は、アドバタイズの発信電波強度を初期化する(ステップS11)。GW1は、アドバタイズの発信電波強度を設定する(ステップS12)。GW1は、データの送信依頼のアドバタイズを発信する(ステップS13)。送信依頼に含まれるアドバタイズ情報には、送信依頼IDが設定される。
GW1は、返信(応答)されるアドバタイズを受信する(ステップS14)。すなわち、GW1は、携帯通信機器2からのアドバタイズ情報を受信する。受信されたアドバタイズ情報には、時系列データおよびデバイスIDが設定されている。GW1は、返信されるデバイスの数が閾値Nより大きいか否かを判定する(ステップS15)。デバイスの数が閾値Nより大きいと判定した場合には(ステップS15;Yes)、GW1は、発信電波強度を弱く変更する(ステップS16)。そして、GW1は、データの送信依頼を再送信すべく、ステップS12に移行する。
一方、デバイスの数が閾値N以下であると判定した場合には(ステップS15;No)、GW1は、受信したアドバタイズ情報を保存する(ステップS17)。そして、GW1は、保存したアドバタイズ情報をサーバ3へ送信する(ステップS18)。
続いて、GW1は、発信電波強度が最大であるか否かを判定する(ステップS19)。発信電波強度が最大でないと判定した場合には(ステップS19;No)、GW1は、発信電波強度を強く変更する(ステップS20)。GW1は、送信依頼IDを更新する(ステップS21)。例えば、GW1は、送信依頼IDをインクリメントする。そして、GW1は、データの送信依頼を送信すべく、ステップS12に移行する。
一方、発信電波強度が最大であると判定した場合には(ステップS19;Yes)、GW1は、返信履歴の初期化用のアドバタイズを発信する(ステップS22)。すなわち、GW1は、データの送信依頼の範囲の限界に到達した場合に、通信履歴を初期化する旨のリセットの通知を送信する。そして、GW1は、発信電波強度を初期化すべく、ステップS11に移行する。すなわち、GW1は、データの送信依頼の範囲を再び最も狭い範囲に調整して、データの送信依頼のアドバタイズを発信する。
携帯通信機器2は、アドバタイズを受信するまで待機する(ステップS31)。携帯通信機器2は、アドバタイズを受信する(ステップS32)。なお、携帯通信機器2は、GW1から発信されたアドバタイズ(ステップS13)、他の携帯通信機器2を含む周辺のデバイスから発信されたアドバタイズ(ステップS51)を受信する。
続いて、携帯通信機器2は、データの送信依頼に返信(応答)するかどうか判断処理を実行する(ステップS33)。なお、かかる判断処理のフローチャートは、後述する。携帯通信機器2は、データの送信依頼に返信する場合には、データの送信依頼に対する返信(応答)のアドバタイズを発信する(ステップS34)。返信に含まれるアドバタイズ情報には、時系列データおよびデバイスIDが設定される。そして、携帯通信機器2は、ステップS31に移行する。
サーバ3は、データを受信するまで待機する(ステップS41)。サーバ3は、データを受信する(ステップS42)。そして、サーバ3は、受信したデータを保存する(ステップS43)。例えば、サーバ3は、GW1から送信されたアドバタイズ情報を受信し、保存する。そして、サーバ3は、ステップS41に移行する。
[アドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器2のフローチャート]
図10は、実施例1に係るアドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器のフローチャートの一例を示す図である。なお、図10で示すフローチャートは、図9で示した携帯通信機器2の説明と同じ処理を同一符号とする。
図10に示すように、携帯通信機器2は、アドバタイズを受信するまで待機する(ステップS31)。携帯通信機器2は、アドバタイズを受信する(ステップS32)。
続いて、携帯通信機器2は、データの送信依頼であるか否かを判定する(ステップS331)。データの送信依頼でないと判定した場合には(ステップS331;No)、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、データの送信依頼であると判定した場合には(ステップS331;Yes)、携帯通信機器2は、送信依頼IDが収集完了IDであるか否かを判定する(ステップS332)。例えば、携帯通信機器2は、送信依頼IDが収集完了を意味する「END」であるか否かを判定する。
送信依頼IDが収集完了IDであると判定した場合には(ステップS332;Yes)、携帯通信機器2は、返信済みの送信依頼ID(過去ID)を初期化する(ステップS333)。そして、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、送信依頼IDが収集完了IDでないと判定した場合には(ステップS332;No)、携帯通信機器2は、範囲の境界付近であるか否かを判定する(ステップS334)。例えば、携帯通信機器2は、データの送信依頼を受信した際の電波強度が所定値以下であるか否かを判定する。
範囲の境界付近であると判定した場合には(ステップS334;Yes)、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。一方、範囲の境界付近でないと判定した場合には(ステップS334;No)、携帯通信機器2は、返信済みの送信依頼ID(過去ID)を参照する(ステップS335)。
携帯通信機器2は、受信されたアドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID(受信ID)が返信済みの送信依頼IDより大きいか否かを判定する(ステップS336)。受信IDが過去IDより大きいと判定した場合には(ステップS336;Yes)、携帯通信機器2は、既に返信(応答)したと判断し、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、受信IDが過去ID以下であると判定した場合には(ステップS336;No)、携帯通信機器2は、受信IDを過去IDとしてデータ記憶部23に保存する(ステップS337)。そして、携帯通信機器2は、返信(応答)のアドバタイズを発信する(ステップS34)。返信に含まれるアドバタイズ情報には、時系列データおよびデバイスIDが設定される。そして、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
[実施例1の効果]
このようにして、上記実施例1では、GW1は、データの送信依頼を所定範囲に位置する不特定多数の携帯通信機器2に送信する。GW1は、複数の携帯通信機器2からデータの送信依頼に対する応答を受信する。GW1は、受信される応答の数がGW1の許容範囲数より大きい場合には、応答の数が許容範囲数以内となるように、データの送信依頼の範囲を調整する。GW1は、受信される応答の数がGW1の許容範囲数以内である場合には、現に送信された範囲と異なる範囲であってデータの送信依頼を送信する範囲を調整する。かかる構成によれば、GW1は、データの送信依頼の範囲を段階的に調整することで、GW1の許容範囲以上の携帯通信機器2からのデータを収集できる。
また、上記実施例1では、GW1は、応答の数がGW1の許容範囲数より大きい場合には、データの送信依頼の範囲を限定する。そして、GW1は、データの送信依頼を限定した範囲に位置する不特定多数の携帯通信機器2に再送信する。かかる構成によれば、GW1は、送信依頼を限定した範囲に位置する通信機器からのデータを収集できる。
また、上記実施例1では、GW1は、応答の数がGW1の許容範囲数以内となった場合には、データの送信依頼の限定範囲の広さまたは方向を変更する。そして、GW1は、データの送信依頼を変更した限定範囲に位置する不特定多数の通信機器に送信する。かかる構成によれば、GW1は、送信依頼を変更した範囲に位置する新たな携帯通信機器からのデータを収集でき、許容範囲以上の携帯通信機器2からの情報を段階的に収集できる。
また、上記実施例1では、携帯通信機器2は、データの送信依頼の範囲の境界近傍に位置するか否かを判定する。そして、携帯通信機器2は、データの送信依頼の範囲の境界近傍に位置すると判定した場合には、データの送信依頼に対して応答せず、次回のデータの送信依頼に対して応答する。かかる構成によれば、携帯通信機器2は、応答がGW1に無事に届いたのか/失敗したのかを判断できないが、応答したつもり、すなわち応答が失敗する場合の携帯通信機器2の発生を防止することが可能となる。
ところで、実施例1では、携帯通信機器2では、データの送信依頼のアドバタイズが受信されたとき、アドバタイズ送信制御部22は、境界付近に位置する場合には、この送信依頼に応答せず、次の送信依頼に応答するようにした。しかしながら、アドバタイズ送信制御部22は、これに限定されず、データの送信依頼のアドバタイズが受信されたとき、境界付近に位置する場合には、この送信依頼に応答するが、次の送信依頼に強制的に応答するようにしても良い。
そこで、実施例2では、携帯通信機器2では、データの送信依頼のアドバタイズが受信されたとき、アドバタイズ送信制御部22は、境界付近に位置する場合には、この送信依頼に応答するが、次の送信依頼に強制的に応答する場合を説明する。
[携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例]
図11は、実施例2に係る携帯通信機器のアドバタイズ送信制御処理の一例を示す図である。図11に示すように、携帯通信機器では、アドバタイズ受信部21は、GW1から送信依頼IDとして「2」のアドバタイズ情報を含むデータの送信依頼を受信する。アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを発信する。そして、アドバタイズ送信制御部22は、データの送信依頼を受信した際の電波強度(受信電波強度)が所定値以下である場合に、強制返信モードをONに設定し、次の送信依頼に強制返信する。ここでは、受信電波強度は「−110dBm」であるとする。すると、所定値が−100dBmであるとすると、アドバタイズ送信制御部22は、受信電波強度が−100dBm以下であるので、データの送信依頼に対する応答のアドバタイズを発信するが、次の通信依頼にも強制返信する。
[アドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器2のフローチャート]
図12は、実施例2に係るアドバタイズ送信制御処理を含む携帯通信機器のフローチャートの一例を示す図である。なお、図12で示すフローチャートは、図10で示したアドバタイズ送信制御処理の説明と同じ処理を同一符号とする。
図12に示すように、携帯通信機器2は、アドバタイズを受信するまで待機する(ステップS31)。携帯通信機器2は、アドバタイズを受信する(ステップS32)。
続いて、携帯通信機器2は、データの送信依頼であるか否かを判定する(ステップS331)。データの送信依頼でないと判定した場合には(ステップS331;No)、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、データの送信依頼であると判定した場合には(ステップS331;Yes)、携帯通信機器2は、送信依頼IDが収集完了IDであるか否かを判定する(ステップS332)。例えば、携帯通信機器2は、送信依頼IDが収集完了を意味する「END」であるか否かを判定する。
送信依頼IDが収集完了IDであると判定した場合には(ステップS332;Yes)、携帯通信機器2は、返信済みの送信依頼ID(過去ID)を初期化する(ステップS333)。そして、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、送信依頼IDが収集完了IDでないと判定した場合には(ステップS332;No)、携帯通信機器2は、強制返信モードがONであるか否かを判定する(ステップS61)。強制返信モードがONであると判定した場合には(ステップS61;Yes)、携帯通信機器2は、強制的に返信(応答)のアドバタイズを発信すべく、ステップS337に移行する。
一方、強制返信モードがONでないと判定した場合には(ステップS61;No)、携帯通信機器2は、返信済みの送信依頼ID(過去ID)を参照する(ステップS335)。
携帯通信機器2は、受信されたアドバタイズ情報に含まれる送信依頼ID(受信ID)が返信済みの送信依頼IDより大きいか否かを判定する(ステップS336)。受信IDが過去IDより大きいと判定した場合には(ステップS336;Yes)、携帯通信機器2は、既に返信(応答)したと判断し、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、受信IDが過去ID以下であると判定した場合には(ステップS336;No)、携帯通信機器2は、受信IDを過去IDとしてデータ記憶部23に保存する(ステップS337)。そして、携帯通信機器2は、返信(応答)のアドバタイズを発信する(ステップS34)。返信に含まれるアドバタイズ情報には、時系列データおよびデバイスIDが設定される。
続いて、携帯通信機器2は、範囲の境界付近であるか否かを判定する(ステップS62)。例えば、携帯通信機器2は、データの送信依頼を受信した際の電波強度が所定値以下であるか否かを判定する。
範囲の境界付近であると判定した場合には(ステップS62;Yes)、携帯通信機器2は、強制返信モードをONに設定する(ステップS63)。そして、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
一方、範囲の境界付近でないと判定した場合には(ステップS62;No)、携帯通信機器2は、強制返信モードをOFFに設定する(ステップS64)。そして、携帯通信機器2は、次のアドバタイズを受信するまで待機すべく、ステップS31に移行する。
[実施例2の効果]
このようにして、上記実施例2では、携帯通信機器2は、データの送信依頼の範囲の境界近傍に位置するか否かを判定する。そして、携帯通信機器2は、データの送信依頼の範囲の境界近傍に位置すると判定した場合には、データの送信依頼に対して応答するとともに、次回のデータの送信依頼に対して強制的に応答する。かかる構成によれば、携帯通信機器2は、応答がGW1に無事に届いたのか/失敗したのかを判断できないが、応答したつもり、すなわち応答が失敗する場合の携帯通信機器2の発生を防止することが可能となる。
[その他]
なお、上記実施例1,2では、情報処理システム9では、1個のGW1を有する場合を説明した。しかしながら、情報処理システム9は、これに限定されず、複数のGW1を有する場合であっても良い。
ここで、複数のGW1を有する場合を、図13を参照して説明する。図13は、複数のGWを有する場合の一例を示す図である。図13に示すように、情報処理システム9には、GW1,GW1およびGW1が設置されている。各GW1は、データの送信依頼のアドバタイズを送信する。アドバタイズ情報には、送信依頼IDと、さらにGWのIDが含まれれば良い。GWのIDが含まれるのは、以下の理由による。すなわち、データの送信依頼のアドバタイズを受信する携帯通信機器2が、どのGW1からの送信依頼に返信(応答)したのかを判断できるようにするためである。これにより、携帯通信機器2が移動しても、移動箇所に応じたGW1が、移動した携帯通信機器2のデータを収集するので、GW1は、携帯通信機器2の広範囲にわたるデータを収集できる。
また、上記実施例1,2では、GW1は、応答の数がGW1の許容数より大きい場合には、応答する携帯通信機器2の数が減るように送信依頼する範囲を限定して、送信依頼の範囲を調整するようにする。上記実施例1,2では、GW1は、送信依頼する範囲の限定を、範囲を狭めることとして説明した。しかしながら、GW1は、送信依頼する範囲の限定を、送信依頼する範囲を狭めることに限定されず、送信依頼する方向を変更するようにしても良い。
ここで、GW1による送信依頼の範囲の調整方法を、図14A〜図14Cを参照して説明する。図14A〜図14Cは、GWによる送信依頼範囲の調整方法の一例を示す図である。
図14Aに示すように、送信依頼する範囲の限定を、狭めることとした場合の送信依頼の範囲の調整方法である。範囲を調整する際に用いられるパラメータは、例えば、発信電波強度である。すなわち、GW1は、GW1を中心にして、発信電波に応じて、同心円状に送信依頼の範囲を調整する。つまり、GW1は、発信電波強度を弱めることにより同心円状の範囲を狭め、発信電波強度を強めることにより同心円状の範囲を広げる。図14Aで示した調整方法は、実施例1、2で説明したものと同じである。
図14Bに示すように、送信依頼する範囲の限定を、狭めることとした場合の送信依頼の範囲の調整方法である。範囲を調整する際に用いられるパラメータは、例えば、発信する電波の角度である。すなわち、GW1は、発信する電波の角度に応じて、指向性を持った送信依頼の範囲を調整する。つまり、GW1は、発信する電波の角度を狭めることにより送信依頼の範囲を狭め、発信する電波の角度を広げることにより送信依頼の範囲を広げる。
図14Cに示すように、送信依頼する範囲の限定を、送信依頼する方向とした場合の送信依頼の範囲の調整方法である。範囲を調整する際に用いられるパラメータは、例えば、電波の方向である。すなわち、GW1は、発信する電波の方向に応じて、指向性を持った送信依頼の範囲を調整する。つまり、GW1は、発信する電波の方向を第1の方向とすることにより送信依頼の範囲を限定し、発信する電波の方向を第2の方向とすることにより送信依頼の範囲を限定する。
また、上記実施例1,2では、アドバタイズ送信部11は、データの送信依頼のアドバタイズを送信する。送信依頼のアドバタイズを送信する頻度は、例えば、携帯通信機器2を持つ対象に応じて変更されれば良い。かかる対象には、例えば、人、車および電車などがある。また、人であっても、例えば、徒歩であるのか、走るのかに応じて変更されれば良い。車および電車であっても、例えば、停止しているのか、徐行運転しているのか、通常運転しているのかに応じて変更されれば良い。すなわち、送信依頼のアドバタイズを送信する頻度は、対象の最大移動速度に応じて決定されれば良い。
また、図示した装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、データ収集制御部13を、応答の数に応じて制御する制御部と、リセット通知を制御する制御部とに分離しても良い。アドバタイズ送信制御部22を、データの送信依頼に応答するかを決定する制御部と、リセット通知を受信した場合にリセット制御する制御部とに分離しても良い。また、携帯通信機器2におけるアドバタイズ送信部25およびアドバタイズ受信部21を統合しても良い。GW1におけるアドバタイズ受信部12およびアドバタイズ送信部11を統合しても良い。また、データ記憶部14をGW1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示したGW1と同様の機能を実現する情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図15は、情報処理プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図15に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラムなどを読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD205とを有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。
CPU203は、情報処理プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開し、プロセスとして実行する。かかるプロセスは、GW1の各機能部に対応する。情報処理関連情報205bは、GW1では、アドバタイズ送信部11、アドバタイズ受信部12、データ収集制御部13、データ記憶部14およびデータ送信部15に対応する。そして、例えばリムーバブルディスク211が、情報処理プログラム205aなどの各情報を記憶する。
なお、情報処理プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから情報処理プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 GW
11 アドバタイズ送信部
12 アドバタイズ受信部
13 データ収集制御部
14 データ記憶部
15 データ送信部
2 携帯通信機器
21 アドバタイズ受信部
22 アドバタイズ送信制御部
23 データ記憶部
24 時系列データ取得部
25 アドバタイズ送信部
3 サーバ
31 データ受信部
32 データ記憶部
9 情報処理システム

Claims (8)

  1. 不特定多数の通信機器と、
    前記不特定多数の通信機器のそれぞれの情報を収集する情報処理装置と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記情報の送信依頼を所定範囲に位置する前記通信機器に送信する送信部と、
    前記所定範囲に位置する前記通信機器から前記情報の送信依頼に対する応答を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信される応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数より大きい場合には、前記応答の数が許容範囲数以内となるように、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信部に前記情報の送信依頼を送信させ、前記応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数以内である場合には、前記応答の数だけそれぞれの前記応答に含まれる前記情報を保存し、さらに現に送信された範囲と異なる範囲の前記通信機器の前記情報を収集すべく、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信部に前記情報の送信依頼を送信させる調整部と、を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記調整部は、
    前記応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数より大きい場合には、前記情報の送信依頼の範囲を限定し、
    前記送信部は、前記情報の送信依頼を限定した範囲に位置する不特定多数の通信機器に再送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記調整部は、
    前記応答の数が前記情報処理装置の許容範囲数以内となった場合には、前記情報の送信依頼の限定範囲の広さまたは方向を変更し、
    前記送信部は、前記情報の送信依頼を変更した限定範囲に位置する不特定多数の通信機器に送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記通信機器は、
    前記情報処理装置から前記情報の送信依頼を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記情報の送信依頼に基づいて、前記通信機器が前記情報の送信依頼の範囲の境界の近傍に位置するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記通信機器が前記情報の送信依頼の範囲の境界の近傍に位置すると判定した場合には、前記情報の送信依頼に対して応答せず、次回の前記情報の送信依頼に対して応答する応答部とを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記通信機器は、
    前記情報処理装置から前記情報の送信依頼を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記情報の送信依頼に基づいて、前記通信機器が前記情報の送信依頼の範囲の境界の近傍に位置するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記通信機器が前記情報の送信依頼の範囲の境界の近傍に位置すると判定した場合には、前記情報の送信依頼に対して応答するとともに、次回の前記情報の送信依頼に対して強制的に応答する応答部とを有する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  6. 情報の送信依頼を所定範囲に位置する不特定多数の通信機器に送信する送信部と、
    前記所定範囲に位置する前記通信機器から前記情報の送信依頼に対する応答を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信される応答の数が許容範囲数より大きい場合には、前記応答の数が許容範囲数以内となるように、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信部に前記情報の送信依頼を送信させ、前記応答の数が許容範囲数以内である場合には、前記応答の数だけそれぞれの前記応答に含まれる前記情報を保存し、さらに現に送信された範囲と異なる範囲の前記通信機器の前記情報を収集すべく、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信部に前記情報の送信依頼を送信させる調整部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    情報の送信依頼を所定範囲に位置する不特定多数の通信機器に送信し、
    前記所定範囲に位置する前記通信機器から前記情報の送信依頼に対する応答を受信し、
    受信される応答の数が許容範囲数より大きい場合には、前記応答の数が許容範囲数以内となるように、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して送信する処理に前記情報の送信依頼を送信させ、前記応答の数が許容範囲数以内である場合には、前記応答の数だけそれぞれの前記応答に含まれる前記情報を保存し、さらに現に送信された範囲と異なる範囲の前記通信機器の前記情報を収集すべく、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信する処理に前記情報の送信依頼を送信させる
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  8. コンピュータが、
    情報の送信依頼を所定範囲に位置する不特定多数の通信機器に送信し、
    前記所定範囲に位置する前記通信機器から前記情報の送信依頼に対する応答を受信し、
    受信される応答の数が許容範囲数より大きい場合には、前記応答の数が許容範囲数以内となるように、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して送信する処理に前記情報の送信依頼を送信させ、前記応答の数が許容範囲数以内である場合には、前記応答の数だけそれぞれの前記応答に含まれる前記情報を保存し、さらに現に送信された範囲と異なる範囲の前記通信機器の前記情報を収集すべく、前記情報の送信依頼を送信する範囲を調整して前記送信する処理に前記情報の送信依頼を送信させる
    各処理を実行させることを特徴とする情報処理方法。
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