JP6622953B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、接続対象物と導通接続するコネクタに関する。
FPCやプラグコネクタ等の接続対象物と接触するフロント端子と、フロント端子の次に接続対象物と接触するリア端子とを有するコネクタ端子が知られている。このコネクタ端子では、フロント端子とリア端子がそれぞれ接続対象物と押圧接触する接触縁が形成された接触部を有しており、コネクタのハウジングに固定されている。このハウジングには接続対象物の挿入口と挿入された接続対象物との嵌合室とが設けられており、前記各接触部はその嵌合室を形成する内壁に設けられたスリットから嵌合室の内部に突出して挿入される接続対象物と接触することができる(一例として特許文献1参照)。
このようなコネクタ端子では、製造上、形状にわずかなばらつきが生じたり、組立位置にずれが生じたりして、リア端子の接触部の先端がスリットから突出し、接続対象物が嵌合時に突き当たって嵌合室内に座屈したり、折れたりする場合がある。このような不具合については、フロント端子の接触部にリア端子における接触部の先端側を収容する間隙を設ける端子構造とすることで解決することができる(類似構造を開示するものとして特許文献1の第2実施形態参照)。このコネクタ端子を用いれば、リア端子の接触部の先端位置はフロント端子の間隙の内側に限定される。よって、接続対象物が突き当たるといった事態が生じにくく上記不具合をより確実に解消することができる。
特開2010−40309号公報
ところで、フロント端子の接触部とリア端子の接触部が、接続対象物に対して確実に接触するためには、それらの接圧が十分に高く設定される必要がある。しかし、前記特許文献1の第2実施形態のコネクタ端子では、フロント端子の接触部が変位する際に、リア端子の接触部の先端を引っ掛けて同じ方向に変位させることで意図的にリア端子の接圧が小さくなるようにしているが、これでは接続対象物に対する確実な接触が得られにくくなるおそれがある。
上記目的を達成すべく、本発明は以下のように構成される。
すなわち、本発明は、接続対象物と押圧接触して変位する接触縁が形成された接触部と、接触部を変位可能に支持する弾性腕とを有するフロント端子と、フロント端子の次に接続対象物と押圧接触する接触縁が形成された接触部を有するリア端子とを有するコネクタ端子をハウジングに備えるコネクタについて、フロント端子は弾性腕と接触部との間にリア端子の接触部の先端側が入り込む収容部を有しており、フロント端子の接触部とリア端子の接触部は、接続対象物と押圧接触することで互いに非接触のまま変位することを特徴とするコネクタを提供する。
本発明では、前記フロント端子に弾性腕と接触部との間にリア端子の接触部の先端側が入り込む収容部を設ける。こうすることで、リア端子における接触部の先端位置を前記収容部としての隙間の範囲に限定することができる。よってリア端子の接触部の先端はフロント端子よりも接続対象物の側に突出しないため、接続対象物が嵌合時に突き当たり、リア端子が折れ曲がったり座屈したりするといった不具合が生じない。
また、本発明では、フロント端子の接触部とリア端子の接触部を、接続対象物と押圧接触することで互いに非接触のまま変位する。これにより、リア端子は接圧を維持したまま変位することができる。よって、リア端子は接続対象物に確実に接触することができる。
前記本発明について、接続対象物との接触時にフロント端子の接触部が変位する距離(L2)を、接続対象物との非接触時におけるフロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の距離(L1)よりも短くし、前記接触時におけるフロント端子の弾性腕と前記非接触時におけるリア端子の接触部との間の距離(L3)を、前記接触時にリア端子の接触部が変位する距離(L4)よりも長くすることができる。
接続対象物との接触時にフロント端子の接触部が変位する距離(L2)を、接続対象物との非接触時におけるフロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の距離(L1)よりも短くすることで、フロント端子の接触部が変位してもリア端子の接触部に接しにくくなる。
また、接触時におけるフロント端子の弾性腕と前記非接触時におけるリア端子の接触部との間の距離(L3)を、前記接触時にリア端子の接触部が変位する距離(L4)よりも長くすることができる。これにより、リア端子が変位しても、フロント端子の弾性腕に接触しにくくすることができる。よってフロント端子とリア端子とを相互に非接触のまま変位させることができ、リア端子の接圧を維持することができるため、リア端子を接続対象物に確実に接触させることができる。
前記本発明について、ハウジングは、接続対象物の挿入口と、挿入口と連通する嵌合室とを有し、嵌合室は内壁を有しており、フロント端子の接触縁とリア端子の接触縁は前記内壁から嵌合室の内側に突出しており、前記非接触時におけるフロント端子の接触部の内壁からの突出量(L2)を、フロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の間隔(L1)よりも短くし、前記接触時のフロント端子の弾性腕と前記非接触時のリア端子の接触部との間の距離(L3)を、前記非接触時におけるリア端子の接触部の内壁からの突出量(L4)よりも長くすることができる。
フロント端子の接触部とリア端子の接触部は接続対象物から押圧された際に、内壁からの突出量の分だけ変位するため、フロント端子の接触部とリア端子の接触部が接続対象物に押圧されて変位しても、フロント端子とリア端子とが相互に接触しにくくすることができる。
本発明のコネクタによれば、コネクタ端子が接続対象物に押圧されて折れ曲がったり、座屈したりするといった事態を生じにくくすることができる。また、接点部で接続対象物と確実に接触することができる。そのため、接続信頼性の高いコネクタを提供することができる。
実施形態のコネクタの斜視図。 図1のコネクタの正面図。 図1のコネクタの右側面図。 図1のコネクタの平面図。 図1のコネクタの断面図。 実施形態のコネクタ端子の正面図。 図6のコネクタ端子のA部の部分拡大図。 図1のコネクタに接続対象物を嵌合させる状態を示す説明図。 図8のコネクタに接続対象物をさらに嵌合させる状態を示す説明図。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態ではプラグコネクタ2と接続する基板対基板用のコネクタ1の例を説明する。以下の各実施形態で共通する構成については同一の符号を付して重複説明を省略する。
また本明細書、特許請求の範囲、図面では図1〜図4で示すようにコネクタ1の長手方向をX方向(左右方向)、短手方向をY方向(前後方向)、「接続対象物」としてのプラグコネクタ2とコネクタ1との挿抜方向をZ方向(上下方向)として
説明する。なお、上下、左右、前後の方向の説明は本発明のコネクタの実装方向、使用方向を限定するものではない。
実施形態〔図1〜図9〕:
本実施形態のコネクタ1は、図1〜図4で示すようにコネクタ端子3と、ハウジング4とを備える。図5、図8、図9で示すように、コネクタ1は基板Pに実装されており、プラグコネクタ2は図示しない基板に実装される。コネクタ1とプラグコネクタ2とが嵌合することで基板Pとプラグコネクタ2を実装した基板とが導通接続される。
〔ハウジング〕
ハウジング4は絶縁性樹脂でなり、略直方体形状に設けられる。またハウジング4は、コネクタ端子3を収容する収容部4aと、コネクタ端子3を固定する固定孔4bとを有する。収容部4aはコネクタ1の長手方向Xに沿って複数並列に設けられ、各収容部4aにはコネクタ端子3が1本ずつ収容されている。
また、ハウジング4にはプラグコネクタ2の挿入口4cと、挿入口4cに連通する嵌合室4dが形成されている。嵌合室4dは前記コネクタ端子3の収容部4aと連通し、その内壁4eのスリット4e1からはコネクタ端子3の接触部8b、9bが部分的に突出する。そしてコネクタ端子3は、嵌合室4dでプラグコネクタ2のプラグ端子5と導通接続する。
〔コネクタ端子〕
本実施形態のコネクタ端子3は、平板の導電性金属をプレス加工で打ち抜いた抜き端子として形成したものである。このコネクタ端子3はハウジング4の収容部4aに収容されており、コネクタ1の長手方向Xに沿って等間隔に複数並列に設けられる。
コネクタ端子3は図5〜図9で示すように、基板Pに接続する基板接続部6と、基端部7と、フロント端子8と、リア端子9とを有する。
〔基板接続部〕
基板接続部6は、コネクタ端子3の末端に設けられて基板Pに接続する。また、コネクタ端子3は板面がハウジング4の短手方向Yに対して平行になるように取り付けられ、ハウジング4の収容部4aの内部で、対向した状態で対をなして取り付けられている。また、後述の固定片部10がハウジング4に固定された状態で、基板接続部6は下側に向けて突出しており、ハウジング4を基板Pから浮かせた状態で支持する。
〔基端部〕
コネクタ端子3の基端部7は、図6、図7で示すように基板接続部6に隣接して設けられる。その上端には、フロント端子8が上側に向けて片持ち梁状に設けられている。また、基板接続部6が設けられる側とは反対側の縁には、リア端子9がフロント端子8と略平行して上側に向けて片持ち梁状に設けられている。
また基端部7には、ハウジング4に固定される固定片部10が上側に向けて設けられている。この固定片部10には係止部10aが設けられており、ハウジング4の固定孔4bに圧入されて噛み込ませることで固定されている。
〔フロント端子〕
フロント端子8は、図6、図7で示すように弾性腕8aと、接触部8bとを有する。弾性腕8aは基端部7から延出し、接触部8bを変位可能に支持する。そして接触部8bは弾性腕8aの先端側に設けられている。
接触部8bは、接触縁8b1と、フロント接点部8b2と、後縁8b3とを有する。接触縁8b1は、ハウジング4の内壁4eのスリット4e1から突出し、嵌合室4dの内側でプラグ端子5と押圧接触する。その際、接触縁8b1はプラグ端子5の端子面2aに付着する異物の除去機能を発揮する。フロント接点部8b2は、接触縁8b1と同様にハウジング4の内壁4eのスリット4e1から突出し、嵌合室4dの内側でプラグ端子5の端子面2aと接触する。また、後縁8b3は接触縁8b1と鋭角をなすように形成されており、弾性腕8aとの間に「収容部」としての隙間11を形成する。
〔リア端子〕
リア端子9はフロント端子8と隣接して設けられ、基端部7から上側に向けて延出して形成される。リア端子9は、図6、図7で示すように弾性腕9aと、接触部9bとを有する。この弾性腕9aは基端部7から延出し、接触部9bを変位可能に支持する。また接触部9bは基端部7の先端側に設けられている。このリア端子9の接圧はフロント端子8の接圧よりも高く設定されている。そしてバネ定数についてもまた、リア端子9ではフロント端子8よりも高く設定されている。これらにより、プラグコネクタ2と確実に接触することができるため、リア端子9の接続信頼性をより高めることができる。
リア端子9の接触部9bはフロント端子8の接触部8bよりも下側に設けられる。接触部9bはプラグ端子5と押圧接触する接触縁9b1を有しており、ハウジング4の内壁4eのスリット4e1から突出し、嵌合室4dの内側でプラグ端子5と押圧接触する。この接触縁9b1にはプラグ端子5と押圧接触するリア接点部9b2が形成される。リア接点部9b2は、接触縁9b1と同様にハウジング4の内壁4eのスリット4e1から突出し、嵌合室4dの内側でプラグ端子5の端子面2aと接触する。
また、接触部9bの先端部9b3を上側に向けて山形に突出して形成し、先端部9b3の高さ位置をフロント端子8の接触部8bの下端よりも高く設けて前記隙間11に収容する。こうすることで先端部9b3の位置は隙間11の範囲内に限定される。したがって、リア端子9の前記先端部9b3がハウジング4の嵌合室4dから突出してしまい、嵌合時にプラグコネクタ2が突き当たって折れ曲がったり、嵌合室4d内に向けて座屈したりするといった事態が生じない。
なお、コネクタ端子3はハウジング4への組立て時等に外力を受けることで、例えばリア端子9の弾性腕9aが基端部7との連続部分から嵌合室4d側に向けて曲がる場合がある。しかしながら、仮にこうした不具合が発生した場合であっても、本実施形態のコネクタ端子3ではリア端子9の接触部9bにおける先端部9b3がフロント端子8の接触部8bと接触する。したがって接触部9bが嵌合室4dへ飛び出てしまい、嵌合時にプラグコネクタ2が突き当たって嵌合室4d内に座屈したり折れたりすることで、プラグコネクタ2との嵌合不良が生じることがないようにしている。なお、この場合に、リア端子9がプラグコネクタ2と接触して変位する際には、フロント端子8と接触するという不都合が生じる場合があるが、リア端子9の前記先端部9b3が嵌合室4d内に入り込み、プラグコネクタ2が嵌合時に突き当たって嵌合室内に座屈したり、折れたりするといった大きな問題は回避することができ、リア端子9の接触部9bによる接触も確保することは可能である。
〔フロント端子による異物除去機能〕
プラグコネクタ2をコネクタ1に嵌合させることで、プラグ端子5とコネクタ端子3とが接触し導通接続する。しかし、このプラグ端子5の端子面2aには、例えば基板かすやほこりなどの異物が付着している場合がある。この状態でリア接点部9b2がプラグ端子5の端子面2aに対して接触すると、リア接点部9b2とプラグ端子5の端子面2aとの間に異物が挟まり、リア接点部9b2とプラグ端子5との導通接続が不安定になるおそれがある。
これに対し、本実施形態のコネクタ1では、図5〜図9で示すようにリア接点部9b2よりも上側にフロント接点部8b2を設ける。こうすることで、プラグコネクタ2をコネクタ1に挿入した際に、プラグ端子5の端子面2aに対してフロント接点部8b2とリア接点部9b2を順次摺動接触させて、フロント接点部8b2とその接触縁8b1によりプラグ端子5の端子面2aに付着している異物をワイピングすることができる。その後、リア接点部9b2が、プラグ端子5の端子面2aにおける異物がワイピングされた部分に接触することで、リア接点部9b2とプラグ端子5の間に異物が挟まることなく両者が安定して導通接続することができる。
〔リア端子とフロント端子との接触防止構造〕
本実施形態では、図7で示すように、プラグコネクタ2との非接触時におけるフロント端子8の接触部8bの内壁4eからの突出量(L2)を、フロント端子8の接触部8bとリア端子9の接触部9bとの間の間隔(L1)よりも短く設定している。こうすることで、フロント端子8の接触部8bがプラグコネクタ2から押圧されて変位しても、隙間11に収容されているリア端子9の接触部9bにフロント端子8の接触部8bが接触しにくくなる。また、プラグコネクタ2との接触時のフロント端子8の弾性腕8aと前記非接触時のリア端子9の接触部9bとの間の距離(L3)が、前記非接触時におけるリア端子9の接触部9bの内壁4eからの突出量(L4)よりも長く設けられている。
上記、本実施形態のコネクタ1によれば、リア端子9がプラグコネクタ2から押圧されて変位しても、フロント端子8の弾性腕8aに接触しにくくすることができる。よって、コネクタ端子3がプラグコネクタ2に押圧されて折れ曲がったり、座屈したりするといった事態を生じにくくすることができる。また、リア端子9の接圧を容易に維持することができるため、接続信頼性の高いコネクタ1とすることができる。
変形例:
前記本実施形態では、リア端子9の接触縁9b1の角度をフロント端子8の接触縁8b1の角度と同程度としている。これに対し、リア端子9の接触縁9b1の角度をフロント端子8の接触縁8b1の角度よりも小さく設定することができる。こうすることでリア端子9の接圧を大きくして確実な接触力を実現しつつプラグコネクタ2を挿入する際の挿入力を低くすることができ嵌合時の作業性を改善することができる。
前記本実施形態では、リア端子9が製造上の問題等で変形しても、先端部9b3がフロント端子8に接触して嵌合室4dに飛び出ることがない例を示した。これに対し、そのような問題に対処する必要が無ければ、リア端子9がフロント端子8に接触しないようにしても良い。
1 コネクタ(第1実施形態)
2 プラグコネクタ
2a 端子面
3 コネクタ端子
4 ハウジング
4a 収容部
4b 固定孔
4c 挿入口
4d 嵌合室
4e 内壁
4e1 スリット
5 プラグ端子
5a 端子面
6 基板接続部
7 基端部
8 フロント端子
8a 弾性腕
8b 接触部
8b1 接触縁
8b2 フロント接点部
8b3 後縁
9 リア端子
9a 弾性腕
9b 接触部
9b1 接触縁
9b2 リア接点部
9b3 先端部
10 固定片部
10a 係止部
11 隙間
X 長手方向、幅方向
Y 短手方向、前後方向
Z 挿抜方向、高さ方向
P 基板

Claims (4)

  1. 接続対象物と押圧接触して変位する接触縁が形成された接触部と、接触部を変位可能に支持する弾性腕とを有する平板形状のフロント端子と、フロント端子の次に接続対象物と押圧接触する接触縁が形成された接触部を有する平板形状のリア端子とを有する複数のコネクタ端子を、フロント端子とリア端子の板面が平行となるようにハウジングに備えるコネクタにおいて、
    フロント端子は、フロント端子の接触縁と鋭角をなすように形成された後縁と、前記後縁と弾性腕とによって導電性金属平板の打抜き形状の隙間として形成される収容部とを有しており、
    リア端子の接触部は、前記収容部の内部に突出してフロント端子の接触部の前記後縁の下端よりも高く位置する先端部を有しており、
    フロント端子の接触部とリア端子の接触部は、接続対象物と押圧接触することで互いに非接触のまま変位することを特徴とするコネクタ。
  2. 接続対象物との接触時にフロント端子の接触部が変位する距離(L2)が、接続対象物との非接触時におけるフロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の距離(L1)よりも短く、
    前記接触時におけるフロント端子の弾性腕と前記非接触時におけるリア端子の接触部との間の距離(L3)が、前記接触時にリア端子の接触部が変位する距離(L4)よりも長い請求項1記載のコネクタ。
  3. ハウジングは、接続対象物の挿入口と、挿入口と連通する嵌合室とを有し、
    嵌合室は内壁を有しており、フロント端子の接触縁とリア端子の接触縁は前記内壁から嵌合室の内側に突出しており、
    前記非接触時におけるフロント端子の接触部の内壁からの突出量(L2)が、フロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の間隔(L1)よりも短く、
    前記接触時のフロント端子の弾性腕と前記非接触時のリア端子の接触部との間の距離(L3)が、前記非接触時におけるリア端子の接触部の内壁からの突出量(L4)よりも長い請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 接続対象物と押圧接触して変位する接触縁が形成された接触部と、接触部を変位可能に支持する弾性腕とを有する平板形状のフロント端子と、
    フロント端子の次に接続対象物と押圧接触する接触縁が形成された接触部を有する平板形状のリア端子とを有する複数のコネクタ端子を、フロント端子とリア端子の板面が平行となるようにハウジングに備えるコネクタにおいて、
    フロント端子は、弾性腕と接触部との間に導電性金属平板の打抜き形状の隙間として形成されておりリア端子の接触部の先端側が入り込む収容部を有しており、
    接続対象物との接触時にフロント端子の接触部が変位する距離(L2)が、接続対象物との非接触時におけるフロント端子の接触部とリア端子の接触部との間の距離(L1)よりも短く、
    前記接触時におけるフロント端子の弾性腕と前記非接触時におけるリア端子の接触部との間の距離(L3)が、前記接触時にリア端子の接触部が変位する距離(L4)よりも長く、
    フロント端子の接触部とリア端子の接触部は、接続対象物と押圧接触することで互いに非接触のまま変位することを特徴とするコネクタ。
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