JP6622737B2 - 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法 - Google Patents

連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6622737B2
JP6622737B2 JP2017026587A JP2017026587A JP6622737B2 JP 6622737 B2 JP6622737 B2 JP 6622737B2 JP 2017026587 A JP2017026587 A JP 2017026587A JP 2017026587 A JP2017026587 A JP 2017026587A JP 6622737 B2 JP6622737 B2 JP 6622737B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
product
requirement
cooperative
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017026587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018133717A (ja
Inventor
愛 角田
愛 角田
三郎 瀬戸
三郎 瀬戸
直規 立石
直規 立石
直幸 丹治
直幸 丹治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017026587A priority Critical patent/JP6622737B2/ja
Publication of JP2018133717A publication Critical patent/JP2018133717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6622737B2 publication Critical patent/JP6622737B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、連携NWサービス構築支援装置および連携NWサービス構築支援方法に関する。なお、「NW」は、ネットワーク(Network)の略称である。
ネットワークの卸サービスが普及しており、それに伴い複数のNW事業者が提供するネットワークサービスやクラウドサービスを連携させたサービス(連携NWサービス)を構築する技術が検討されている。連携NWサービスは、さまざまな業界のサービス事業者が構築し、エンドユーザに利用してもらうサービスとなる。
非特許文献1には、連携NWサービスを構築する技術について開示されている。具体的には、連携NWサービスの構築を望む顧客から、連携NWサービスの機能および品質に求められる条件をオーダとして受け取り、それを基に連携させるサービスを選択し、オーダに連携サービス構成を自動的にレコメンドすることが開示されている。非特許文献1によれば、選択されたサービス(が提供される拠点)をそれぞれ、リンクやノードで表し、経路選択の問題としてサービスの組合せを決める解析手法が検討されている。
角田愛、他3名、"B2B2Xにおける連携NWサービス構成レコメンド"、電子情報通信学会大会講演論文集 CD-ROM、日本、2016年03月01日、巻:2016 号、総合大会 ページ:ROMBUNNO.B‐14‐18
非特許文献1などの従来技術によれば、サービス事業者などの顧客がオーダを提示する際、少なくともネットワークの帯域、クラウドの容量、ネットワークやクラウドに対する故障率(サービスの品質の指標の1例)に関する技術要件を指定する必要がある。しかし、NWの構築を専業としない顧客にとって、これらの技術要件そのものを指定することは困難である。現状では、NW知識のある専門家(例:SIer)が顧客からヒアリングを行い、技術要件を満たす帯域、容量、故障率を決定して、ネットワークを設計するという手順をとっている。しかし、このような手順は、多大な時間と労力を要してしまい、ネットワークの卸サービスのさらなる普及を妨げる一因となっている。
このような背景を鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、NWに詳しくない顧客による連携NWサービスの構築を容易にすることを課題とする。
前記した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、連携NWサービスの構築を支援する連携NWサービス構築支援装置であって、前記連携NWサービスを実現するためのサービス要件の項目ごとに、前記連携NWサービスに利用される製品に求める製品要求条件を規定したユーザ投入要件情報と、前記製品ごとに、当該製品の使用時の費用、および、当該製品の制約を規定した製品情報と、を保存する情報保存部と、前記サービス要件が投入されると、前記ユーザ投入要件情報を参照して、前記連携NWサービスに利用される製品の製品要求値を、所定の製品要求値計算式を用いて算出し、前記製品情報を参照して、前記算出した製品要求値を満たす製品を、所定の製品検索式を用いて特定し、前記製品情報を参照して、前記特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を、所定の合計金額計算式を用いて算出し、前記特定した製品の組合せを前記連携NWサービスのNW構成候補として提案する、演算部と、を備える、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、連携NWサービスの構築を支援する連携NWサービス構築支援装置における連携NWサービス構築支援方法であって、前記連携NWサービス構築支援装置は、前記連携NWサービスを実現するためのサービス要件の項目ごとに、前記連携NWサービスに利用される製品に求める製品要求条件を規定したユーザ投入要件情報と、前記製品ごとに、当該製品の使用時の費用、および、当該製品の制約を規定した製品情報と、を保存する情報保存部を備えており、前記連携NWサービス構築支援装置の演算部が、前記サービス要件が投入されると、前記ユーザ投入要件情報を参照して、前記連携NWサービスに利用される製品の製品要求値を、所定の製品要求値計算式を用いて算出するステップと、前記製品情報を参照して、前記算出した製品要求値を満たす製品を、所定の製品検索式を用いて特定するステップと、前記製品情報を参照して、前記特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を、所定の合計金額計算式を用いて算出するステップと、前記特定した製品の組合せを前記連携NWサービスのNW構成候補として提案するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
請求項1,4に記載の発明によれば、NWに詳しくない顧客が指定可能なサービス要件からNWの知識を必要とする技術要件を指定することができる。よって、SIerなどのNW知識のある専門家によるヒアリングなしで、連携NWサービスを構築することができる。
したがって、NWに詳しくない顧客による連携NWサービスの構築を容易にすることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の連携NWサービス構築支援装置において、前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、前記演算部は、前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を超える場合、前記投入されたサービス要件を引き下げ、前記製品要求値計算式を用いて、前記引き下げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出し、前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定し、前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出し、前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の連携NWサービス構築支援方法において、前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、
前記演算部が、前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を超える場合、前記投入されたサービス要件を引き下げるステップと、前記製品要求値計算式を用いて、前記引き下げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出するステップと、前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定するステップと、前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出するステップと、前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
請求項2,5に記載の発明によれば、算出した合計金額が予算を超えても、顧客が提示した予算に収まるようにサービス要件を引き下げた代替案を顧客に提示することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の連携NWサービス構築支援装置において、前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、前記演算部は、前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記投入されたサービス要件を引き上げ、前記製品要求値計算式を用いて、前記引き上げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出し、前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定し、前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出し、前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案する、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の連携NWサービス構築支援方法において、前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、前記演算部が、前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記投入されたサービス要件を引き上げるステップと、前記製品要求値計算式を用いて、前記引き上げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出するステップと、前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定するステップと、前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出するステップと、前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案するステップと、を実行する、ことを特徴とする。
請求項3,6に記載の発明によれば、算出した合計金額が予算を下回る場合には、顧客が提示した予算を超えないようにサービス要件を引き上げた代替案を顧客に提示することができる。
本発明によれば、NWに詳しくない顧客による連携NWサービスの構築を容易にすることができる。
本実施形態における連携NWサービス構築支援装置の機能構成図である。 サービス概要情報のデータ構造を示す図である。 ユーザ投入要件情報のデータ構造を示す図である。 製品情報のデータ構造を示す図である。 サービス要件を入力する際の入力画面の例である。 提案結果を出力する際の提案画面の例である。 本実施形態における連携NWサービス構築支援処理を示すフローチャートである。 NW構成候補生成処理の詳細を示すフローチャートである。 条件引き下げ処理の詳細を示すフローチャートである。 条件引き上げ処理の詳細を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について説明する。本実施形態では、連携NWサービスとして、監視カメラを用いた映像配信を行う監視カメラサービスを例にして説明するが、本発明は他の種類のサービスにも適用可能である。
監視カメラサービスでは、監視カメラの映像をクラウド上に保存する。NWに詳しくないサービス事業者(以下、本実施形態では「ユーザ」と呼ぶ場合がある)は、監視カメラサービスを実現するための要件をサービス要件として指定することが可能である。例えば、ユーザは、監視カメラを設置する拠点、および、拠点ごとの監視カメラの設置台数を指定することが可能である。また、ユーザは、監視カメラで撮影する映像の画質について、例えば、「最高画質」、「高画質」、「通常画質」のいずれかを指定することが可能である。また、ユーザは、撮影のタイミングについて、例えば、「常時」、「動体検出」(被写体が動いたときのみ撮影)を指定することが可能である。また、ユーザは、映像の保存期間について、例えば、「1日」、「3日」、「1週間」、「2週間」、「1ヶ月」を指定することが可能である。映像は、拠点ごとのNW(有線、無線のを問わない)を通じてクラウド上に保存される。したがって、クラウドには全拠点の映像が保存される。NWを提供する事業者およびクラウドを提供する事業者は同じでもよいし別でもよい。
NWに詳しくないユーザは、監視カメラサービス構築に必要なリソースそのものに対する要件、つまり技術要件を直接指定することはできない。例えば、ユーザは、NWについては帯域を指定することができない。また、ユーザは、クラウドについて、仮想マシンのクラウドフレーバや、クラウドブロックストレージの容量を指定することができない。本実施形態では、ユーザが指定できない上記の技術要件を、ユーザが提示したサービス要件から決定する。具体的には、監視の拠点ごとのNW帯域と、1つのクラウドフレーバと、1つのクラウドブロックストレージと、1つの保守サービス有無について、ユーザの予算の範囲内で検索することになる。
図1に示す、本実施形態の連携NWサービス構築支援装置1は、連携NWサービスの技術要件を決定するために用いる計算機である。図1に示すように、連携NWサービス構築支援装置1は、情報保存部10と、演算部20と、入出力部30とを備える。
(情報保存部10)
情報保存部10は、連携NWサービス構築支援装置1の記憶部として機能する。記憶部は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)である。情報保存部10は、サービス概要情報保存部11と、ユーザ投入要件情報保存部12と、製品情報保存部13と、計算要件情報保存部14と、構成候補保存部15と、代替案保存部16とを備える。
サービス概要情報保存部11は、サービス概要情報11a(図2)を保存する。サービス概要情報11aは、構築しようとするサービスがいずれのサービスカテゴリに属するかを規定する情報である。
図2に示すように、サービス概要情報11aは、「サービス名」、「カテゴリ名」、「利用製品情報名」といった欄を有し、サービスごとにレコードが作成されるテーブルとして表現することができる。
「サービス名」の欄には、サービスの名称が格納される。
「カテゴリ名」の欄には、対応するサービスが属するサービスカテゴリの名称が格納される。1つの「カテゴリ名」の欄に、複数のサービスカテゴリの名称を複数格納することができる。図2に示すように、監視カメラサービスは、動画サービスというサービスカテゴリに属するとする。
「利用製品情報名」の欄には、対応するサービスを構築する際に利用される製品の種類が登録される。図2に示すように、監視カメラサービスを構築する際に利用される製品は、提供拠点毎に用意されるネットワークと、1つのクラウドフレーバと、1つのクラウドブロックストレージである。
図1に戻って、ユーザ投入要件情報保存部12は、ユーザ投入要件情報12a(図3)を保存する。ユーザ投入要件情報12aは、ユーザに投入(画面入力)を求める要件の種類(項目)を規定するとともに、各種の要件を満たす製品に求める条件を規定する情報である。
図3に示すように、ユーザ投入要件情報12aは、複数(1つでもよい)の要件名(符号12a−1〜12a−4)を用意した情報とすることができる。本実施形態では、要件名として、画質要件(符号12a−1)、録画タイプ要件(符号12a−2)、保存期間要件(符号12a−3)、保守要件(符号12a−4)を用意することができるが、用意するものはこれらに限られない。ユーザ投入要件情報12aは、各要件名について、「要件種別名」、k個の「製品要求条件k」(kは自然数)といった欄を有し、要件種別ごとにレコードが作成されるテーブルとして表現することができる。
「要件種別名」の欄には、対応する要件名の具体的な種類の名称が登録される。例えば、画質要件(符号12a−1)については、「最高画質」、「高画質」、「通常画質」の3つを用意することができる。
「製品要求条件k」の欄には、対応する要件名で示される要件を満たす製品に求める条件となる、所定の単位を持つ数値が登録される。例えば、画質要件(符号12a−1)については、「最高画質」、「高画質」、「通常画質」のそれぞれに、必要録画容量(GB/1日)と、必要帯域ビットレート(kbps)を用意することができる。
ユーザは、ユーザ投入要件情報12aに規定されている要件の種類ごとにサービス要件を投入することになる。
図1に戻って、製品情報保存部13は、製品情報13a(図4)を保存する。製品情報13aは、対応するサービスを実現する際に利用される製品の使用時の費用、および、製品の制約を規定する情報である。
図4に示すように、製品情報13aは、複数(1つでもよい)の製品名(符号13a−1〜13a−4)を用意した情報とすることができる。本実施形態では、製品名として、ネットワーク(符号13a−1)、クラウドブロックストレージ(符号13a−2)、クラウドフレーバ(符号13a−3)、保守サービス(符号13a−4)を用意することができるが、用意するものはこれらに限られない。製品情報13aは、各製品名について、「製品種別名」、「単位料金」、「課金単位」、「製品制約」といった欄を有し、製品種別ごとに、レコードが作成されるテーブルとして表現することができる。
「製品種別名」の欄には、対応する製品名の具体的な種類の名称が登録される。例えば、ネットワーク(符号13a−1)については、「n.minimum」、「n.slow」、「n.standard」、「n.fast」の4つを用意することができる。
「単位料金」の欄には、サービス提供の際、製品を使用するときに課金するときの単位料金の値が登録される。例えば、「n.minimum」については、0.2円単位で課金を行う。
「課金単位」の欄には、サービス提供の際、課金を実行する製品使用の使用量の最小単位を示す値が登録される。例えば、「n.minimum」については、1MB使用されるたびに(0.2円の)課金を行う。
「製品制約」の欄には、サービス提供の際、製品の使用に関する制限を示す値が登録される。例えば、ネットワーク(符号13a−1)については、ビットレートの上限値となる上限ビットレート(kbps)の値を登録することができる。「製品制約」の欄には、ビットレートの下限値となる下限ビットレート(kbps)の値を登録してもよい。また、「製品制約」を設けない製品名が存在してもよい(製品制約:なし)。
また、図4の製品情報13aに、対応する製品のスペックを示す値を格納する欄を備えてもよい。
図1に戻って、計算要件情報保存部14は、サービス要件を満たすNW構成を決定するための計算式を計算要件として保存する。計算式には、例えば、製品要求値計算式と、製品検索式と、合計金額算出式がある。
製品要求値計算式は、製品情報13a(図4)に登録された各製品に求める製品要求値を計算するための式である。製品要求値とは、サービス要件を満たすことが可能な、製品に求めるスペックであり、技術要件でもある。
製品検索式は、製品情報13a(図4)を参照して、製品要求値計算式が算出した製品要求値を満たす製品を検索するための条件式である。
合計金額算出式は、製品検索式が検索した製品を利用したサービスを使用したときの合計金額を算出する式である。
構成候補保存部15は、後記する製品検索部23が検索した製品の組合せを、NW構成候補として保存する。
代替案保存部16は、後記する代替案生成部25が生成した代替案(予算に鑑みたNW構成候補の代替案)を保存する。
(演算部20)
演算部20は、連携NWサービス構築支援装置1の制御部として機能する。制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。演算部20は、入力画面生成部21と、製品要求値算出部22と、製品検索部23と、条件変更部24と、代替案生成部25と、提案画面生成部26と、オーダ生成部27とを備える。
入力画面生成部21は、連携NWサービス構築支援装置1を操作するユーザがサービス要件を入力するための入力画面を生成する。
製品要求値算出部22は、計算要件情報保存部14が保存する計算要件としての製品要求値計算式を用いて、サービス要件から製品要求値を算出する。
製品検索部23は、計算要件情報保存部14が保存する計算要件としての製品検索式を用いて、製品要求値計算式が算出した製品要求値を満たす製品を検索する。製品検索部23は、検索した製品の組合せをNW構成候補として構成候補保存部15に保存する。
条件変更部24は、ユーザが投入したサービス要件の内容を変更する。条件変更部24による変更は、例えば、ユーザが投入したサービス要件に含まれる予算、つまり、ユーザが所望する連携NWサービスを構築したときの予算に基づいて行われる。
代替案生成部25は、条件変更部24が変更したサービス要件に基づく代替案を生成する。代替案は、変更したサービス要件から製品要求値を、製品要求値算出部22と同等の機能で算出し、この算出した製品要求値を満たす製品を、製品検索部23と同等の機能で検索したときのNW構成候補である。代替案生成部25は、検索した代替案を代替案保存部16に保存する。
提案画面生成部26は、構成候補保存部15が保存するNW構成候補を表示するための提案画面を生成する。また、提案画面生成部26は、代替案保存部16が保存するNW構成候補を表示するための提案画面を生成することができる。
オーダ生成部27は、提案画面を介してユーザに表示したNW構成候補のうちユーザが選択したものを、ユーザが所望する連携NWサービスの構築のオーダとして生成する。
(入出力部30)
入出力部30は、連携NWサービス構築支援装置1の入力部および出力部として機能する。入力部は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルである。出力部は、例えば、ディスプレイ、タッチパネルである。入出力部30は、データモデル入力部31と、計算要件入力部32と、入力画面出力部33と、サービス要件入力部34と、提案画面出力部35と、提案選択入力部36と、オーダ出力部37と、を備える。
データモデル入力部31は、サービス概要情報保存部11が保存するサービス概要情報11a(図2)と、ユーザ投入要件情報保存部12が保存するユーザ投入要件情報12a(図3)と、製品情報保存部13が保存する製品情報13a(図4)の入力を受け付ける。データモデル入力部31による入力は、例えば、ユーザに連携NWサービスを提案するNW事業者が事前に行う。
計算要件入力部32は、計算要件情報保存部14が保存する計算要件の入力を受け付ける。計算要件入力部32による入力は、例えば、ユーザに連携NWサービスを提案するNW事業者が事前に行う。
入力画面出力部33は、入力画面生成部21が生成した入力画面を表示する。
図5に示すように、入力画面出力部33が表示する入力画面には、サービス要件の入力項目として、「利用サービスカテゴリ」入力欄33aと、「利用サービス」入力欄33bと、「拠点名」入力欄33cと、拠点ごとの「カメラ台数」入力欄33dと、拠点ごとの「画質」入力欄33e−1〜33e−3と、拠点ごとの「動画提供パターン」入力欄33f−1〜33f−3と、各拠点共通の「データ保存期間」入力欄33gと、各拠点共通の「保守」入力欄33hと、「ご予算(月額)」入力欄33iとが表示される。
「利用サービスカテゴリ」入力欄33aには、サービス概要情報11a(図2)が規定するサービスカテゴリのうちユーザが選択したサービスカテゴリの名称が入力される。
「利用サービス」入力欄33bには、サービス概要情報11aが規定するサービスのうち、入力されたサービスカテゴリに属するサービスの名称が入力される。例えば、「利用サービスカテゴリ」入力欄33aにサービスカテゴリの名称が入力されることで、入力されたサービスカテゴリに属するサービスの候補が「利用サービス」入力欄33bに選択可能に表示することができる。
「拠点名」入力欄33cには、監視カメラが設置される拠点名が入力される。拠点名の入力は、地図データから指定して入力してもよいし、緯度・経度の数値を入力してもよい。
「カメラ台数」入力欄33dには、対応する拠点に設置される監視カメラの台数が数値入力される。
「画質」入力欄33e1〜33e3には、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する画質要件(符号12a−1)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が入力される。
「動画提供パターン」入力欄33f1〜33f3には、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する録画タイプ要件(符号12a−2)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が入力される。
「データ保存期間」入力欄33gには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する保存期間要件(符号12a−3)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が入力される。
「保守」入力欄33hには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する保守要件(符号12a−4)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が入力される。
「ご予算(月額)」入力欄33iには、ユーザが連携NWサービスを使用するときの予算の上限額(月額)が入力される。
例えば、「利用サービス」入力欄33bにサービスの名称が入力されることで、対応する入力欄33c〜33iが表示される表示形式にすることができる。
図1に戻って、サービス要件入力部34は、ユーザによるサービス要件の投入(画面入力)を受け付ける。具体的には、入力画面出力部33が表示する入力画面(図5)の各入力欄33a〜33iの入力を受け付ける。
提案画面出力部35は、提案画面生成部26が生成した提案画面を表示する。
図6に示すように、提案画面生成部26が表示する提案画面には、製品検索部23が検索したNW構成候補(プラン1)として、「月額」表示欄35aと、「カメラ」表示欄35bと、「画質」表示欄35cと、「動画提供パターン」表示欄35dと、「データ保存期間」表示欄35eと、「保守」表示欄35fとが表示される。
「月額」表示欄35aには、提案されたNW構成候補による連携NWサービスを(1ヶ月間)運用したときの費用が表示される。
「カメラ」表示欄35bには、入力された拠点ごとに設置される監視カメラの台数が表示される。
「画質」表示欄35cには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する画質要件(符号12a−1)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が示す画質が、拠点ごとに表示される。
「動画提供パターン」表示欄35dには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する録画タイプ要件(符号12a−2)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が示す動画提供パターンが、拠点ごとに表示される。
「データ保存期間」表示欄35eには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する保存期間要件(符号12a−3)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が示す期間が表示される。
「保守」表示欄35fには、ユーザ投入要件情報12a(図3)が規定する保守要件(符号12a−4)の要件種別名のうち、ユーザが選択した要件種別名が示す内容が表示される。
提案画面出力部35は、製品検索部23が検索し、構成候補保存部15が保存するNW構成候補(プラン1)を表示することもできる。また、提案画面出力部35は、代替案生成部25が生成し、代替案保存部16が保存するNW構成候補を表示することもできる(図6のプラン2(符号351),プラン3(符号352)参照)。
提案選択入力部36は、提案画面出力部35が提案したNW構成候補のうち、ユーザが所望するものを選択するための入力を受け付ける。提案選択入力部36は、選択されたNW構成候補をオーダ生成部27に送信する。
オーダ出力部37は、オーダ生成部27が生成したオーダを画面表示する。画面表示されるオーダの表示形式は、提案画面出力部35による表示内容と略同等とすることができる。
(監視カメラサービスの構築の具体例[製品要求値計算式])
監視カメラサービスの場合、計算要件情報保存部14が保存する製品要求値計算式は、各ネットワーク(拠点)のビットレートへの製品要求値を求める計算式、クラウドフレーバのビットレートへの製品要求値を求める計算式、クラウドブロックストレージの録画容量への製品要求値を求める計算式、および、保守サービスの有無への製品要求値を求める計算式、の4つとなる。
拠点Xのビットレートへの製品要求値を求める計算式は、「拠点Xの画質要件の必要帯域ビットレート × 拠点Xのカメラ台数」として表現することができる。
図5の入力画面に示す入力がなされた場合、拠点ごとのビットレートへの製品要求値は、
拠点A:通常画質の必要帯域ビットレート ×カメラ台数
=21.2kbps × 3台 = 62.6kbps
拠点B:高画質の必要帯域ビットレート ×カメラ台数
=155.4kbps × 2台 = 310.8kbps
拠点C:最高画質の必要帯域ビットレート ×カメラ台数
=460.8kbps × 2台 = 921.6kbps
となる。
クラウドフレーバのビットレートへの製品要求値を求める計算式は、「全拠点のネットワークの製品要求値の総和」として表現することができる。
図5の入力画面に示す入力がなされた場合、クラウドフレーバのビットレートへの製品要求値は、
62.6kbps + 310.8kbps + 921.6kbps = 1295kbps
となる。
クラウドブロックストレージの録画容量への製品要求値を求める計算式は、「(拠点ごとの(画質要件の録画容量 × カメラ台数 × 録画タイプ要件の係数)の和) × データ保存期間」として表現することができる。
図5の入力画面に示す入力がなされた場合、クラウドブロックストレージの録画容量への製品要求値は、ユーザ投入要件情報12a(図3)を参照すると、
(4.75GB×3台×1 + 1.6GB×2台×1 + 0.22GB×2台×0.5)×1 = 8.17GB
となる。
保守サービスの有無への製品要求値を求める計算式は、「保守要件の保守要件有無」として表現することができる。
図5の入力画面に示す入力がなされた場合、保守サービスの有無への製品要求値は、ユーザ投入要件情報12a(図3)を参照すると“1”となる。
(監視カメラサービスの構築の具体例[製品検索式])
また、製品要求値計算式を用いて各製品要求値を算出した後、製品情報13a(図4)を参照して、算出した製品要求値を満たす製品を割り出す。この割り出しの条件式を製品検索式とする。監視カメラサービスの場合、計算要件情報保存部14が保存する製品検索式は、「各製品のビットレートまたは録画容量が製品要求値と同じ、または、上回る最低限のサービスの製品種別を1つ選択する」として表現することができる。
拠点Aについては、必要帯域ビットレート、つまり、製品要求値は、62.6kbpsであった。このため、製品検索式の検索により、製品情報13a(図4)のネットワーク(符号13a−1)の「製品制約」の欄(上限ビットレート(kbps))を参照すると、この必要帯域ビットレートを上回る最低限のサービスの製品種別名として「n.slow」が選択される。
拠点Bについては、必要帯域ビットレートは、310.8kbpsであった。このため、製品検索式の検索により、同様にして「製品制約」の欄(上限ビットレート(kbps))を参照すると、この必要帯域ビットレートを上回る最低限のサービスの製品種別名として「n.standard」が選択される。
拠点Cについては、必要帯域ビットレートは、921.6kbpsであった。このため、製品検索式の検索により、同様にして「製品制約」の欄(上限ビットレート(kbps))を参照すると、この必要帯域ビットレートを上回る最低限のサービスの製品種別名として「n.fast」が選択される。
クラウドフレーバの必要帯域ビットレート、つまり、製品要求値は、1295kbpsであった。このため、製品検索式の検索により、製品情報13a(図4)のクラウドフレーバ(符号13a−3)の「製品制約」の欄(上限ビットレート(kbps))を参照すると、この必要帯域ビットレートを上回る最低限のサービスの製品種別名として「c.medium」が選択される。
クラウドブロックストレージの必要録画容量、つまり、製品要求値は、8.17GBであった。このため、製品検索式の検索により、製品情報13a(図4)のクラウドブロックストレージ(符号13a−2)を参照すると、この必要録画容量を上回る、最低限の録画容量は10GBとなり、10GBが選択される。
保守サービスの有無への製品要求値は、“1”であった。このため、製品検索式の検索により、製品情報13a(図4)の保守サービス(符号12a−4)を参照すると、「1サービス」が選択される。
(監視カメラサービスの構築の具体例[合計金額算出式])
また、計算要件情報保存部14が保存する合計金額算出式を用いて、製品検索式が割り出した製品種別および製品要求値に対して、サービス使用時の合計金額を算出する。監視カメラサービスの場合、月額を計算する。
拠点Aについては、必要帯域ビットレート62.6kbpsをn.slowで1ヶ月使用することになる。このため、合計金額算出式の算出により、製品情報13a(図4)のネットワーク(符号13a−1)の「単位料金」の欄を参照すると、月額は、
「0.22円×62.6kbps×2592000秒÷1024 = 3486円」
となる。
拠点Bについては、必要帯域ビットレート310.8kbpsをn.standardで1ヶ月使用することになる。このため、合計金額算出式の算出により、同様にして「単位料金」の欄を参照すると、月額は、
「0.24円×310.8kbps×2592000秒÷1024 = 188811円」
となる。
拠点Cについては、必要帯域ビットレート921.6kbpsをn.fastで1ヶ月使用することになる。このため、合計金額算出式の算出により、同様にして「単位料金」の欄を参照すると、月額は、
「0.3円×921.6kbps×2592000秒÷1024 = 699840円」
となる。
クラウドフレーバについては、必要帯域ビットレート1295kbpsをc.mediumで1ヶ月使用することになる。このため、合計金額算出式の算出により、製品情報13a(図4)のクラウドフレーバ(符号13a−3)の「単位料金」の欄を参照すると、月額は、
「8円×720時間 = 5760円」
となる。
クラウドブロックストレージについては、必要録画容量8.17GBを10GBストレージ上に1ヶ月保存することになる。このため、合計金額算出式の算出により、製品情報13a(図4)のクラウドフレーバ(符号13a−3)の「単位料金」の欄を参照すると、月額は、
「10円×1ヶ月 = 10円」
となる。
保守サービスについては、1ヶ月の間、保守を受けることになる。このため、合計金額算出式の算出により、製品情報13a(図4)の保守サービス(符号13a−4)の「単位料金」の欄を参照すると、月額は、10円となる。
したがって、監視カメラサービスを使用するときの月額(総額)は、「3486円+188811円+699840円+5760円+10円+10円 = 897917円」となる。図6の提案画面に示すように、提案したNW構成候補(プラン1)を使用したときの月額が表示される。
(予算が不足した場合)
合計金額算出式の算出額が、サービス要件として投入した予算、つまり、図5に示す入力画面の「ご予算(月額)」入力欄33iに入力された月額を超え、予算不足になった場合、条件変更部24は、予算不足にならないように、ユーザが投入したサービス要件の内容を変更することができる。具体的には、ユーザ投入要件情報12a(図3)の各種項目のうち、順序が定められている(複数種類のランクが用意されている)項目について、1つずつ条件を下げることができる。
図5の入力画面によれば、拠点Aの「画質」入力欄33e−1に入力されている「通常品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、これ以上品質を下げることができない。
拠点Aの「動画提供パターン」入力欄33f−1に入力されている「常時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、「動体検知時録画」に下げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Aの動画提供パターンを「動体検知時録画」に変更する。
また、拠点Bの「画質」入力欄33e−2に入力されている「高品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、「通常品質」に下げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Bの画質を「通常品質」に変更する。
拠点Bの「動画提供パターン」入力欄33f−2に入力されている「常時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、「動体検知時録画」に下げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Bの動画提供パターンを「動体検知時録画」に変更する。
また、拠点Cの「画質」入力欄33e−3に入力されている「最高品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、「高品質」に下げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Cの画質を「高品質」に変更して計算する。「高品質」でも予算を超える場合は、条件変更部24は、拠点Cの画質を「通常品質」に変更することができる。
拠点Cの「動画提供パターン」入力欄33f−3に入力されている「動体検知時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、これ以上要件を下げることができない。
「データ保存期間」入力欄33gに入力されている「1日」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の保存期間要件(符号12a−3)を参照すると、これ以上要件を下げることができない。
「保守」入力欄33hに入力されている「有」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の保守要件(符号12a−4)を参照すると、「保守無」に下げることができる。よって、条件変更部24は、保守を「無」に変更する。
上記のように、条件変更部24が条件を1つずつ下げた後、代替案生成部25が、条件を下げたサービス要件について合計金額(月額)を再度算出する。算出した月額が、「ご予算(月額)」入力欄33i(図5)に入力された月額を超えない場合(予算の範囲に収まる場合)、代替案生成部25は、条件を下げたサービス要件を代替案として代替案保存部16(図1)に保存する。また、提案画面出力部35は、代替案を提案画面として出力することができる。ユーザが提案選択入力部36によってその代替案を選択すれば、オーダ生成部27がその代替案のオーダを生成し、オーダ出力部37が当該オーダを出力する。
条件変更部24は、サービス要件の条件引き下げを、予算の範囲に収まるまで繰り返し行うことができる。条件引き下げは、1つずつ行うこともできるし、まとめて行うこともできる。
(予算が過剰である場合)
合計金額算出式の算出額が、サービス要件として投入した予算、つまり、図5に示す入力画面の「ご予算(月額)」入力欄33iに入力された月額を超えず、予算過剰になった場合、条件変更部24は、予算不足にならないように、ユーザが投入したサービス要件の内容を変更することができる。具体的には、ユーザ投入要件情報12a(図3)の各種項目のうち、順序が定められている(複数種類のランクが用意されている)項目について、1つずつ条件を上げることができる。
図5の入力画面によれば、拠点Aの「画質」入力欄33e−1に入力されている「通常品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、「高品質」に上げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Aの画質を「高品質」に変更する。「高品質」でも予算過剰となる場合は、条件変更部24は、拠点Cの画質を「最高品質」に変更することができる。
拠点Aの「動画提供パターン」入力欄33f−1に入力されている「常時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、これ以上要件を上げることができない。
また、拠点Bの「画質」入力欄33e−2に入力されている「高品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、「最高品質」に上げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Bの画質を「最高品質」に変更する。
拠点Bの「動画提供パターン」入力欄33f−2に入力されている「常時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、これ以上要件を上げることができない。
また、拠点Cの「画質」入力欄33e−3に入力されている「最高品質」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の画質要件(符号12a−1)を参照すると、これ以上要件を上げることができない。
拠点Cの「動画提供パターン」入力欄33f−3に入力されている「動体検知時録画」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の録画タイプ要件(符号12a−2)を参照すると、「常時録画」に上げることができる。よって、条件変更部24は、拠点Cの動画提供パターンを「常時録画」に変更する。
「データ保存期間」入力欄33gに入力されている「1日」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の保存期間要件(符号12a−3)を参照すると、「3日」、「1週間」、「2週間」、「1ヶ月」といった具合に要件を順次上げることができる。よって、条件変更部24は、予算を超えないように、データ保存期間を変更する。
「保守」入力欄33hに入力されている「有」は、ユーザ投入要件情報12a(図3)の保守要件(符号12a−4)を参照すると、これ以上要件を上げることができない。
上記のように、条件変更部24が条件を1つずつ上げた後、代替案生成部25が、条件を上げたサービス要件について合計金額(月額)を再度算出する。算出した月額が、「ご予算(月額)」入力欄33i(図5)に入力された月額を超えない場合(予算の範囲に収まる場合)、代替案生成部25は、条件を上げたサービス要件を代替案として代替案保存部16(図1)に保存する。また、提案画面出力部35は、代替案を提案画面として出力することができる。ユーザが提案選択入力部36によってその代替案を選択すれば、オーダ生成部27がその代替案のオーダを生成し、オーダ出力部37が当該オーダを出力する。
条件変更部24は、サービス要件の条件引き上げを、予算の範囲に収まるまで繰り返し行うことができる。条件引き上げは、1つずつ行うこともできるし、まとめて行うこともできる。
(処理)
本実施形態における連携NWサービス構築支援装置1が行う処理である連携NWサービス構築支援処理について説明する。
[連携NWサービス構築支援処理の全体]
図7に示すように、まず、連携NWサービス構築支援装置1の演算部20は、ユーザによって選択されたサービスカテゴリを取得する(ステップA1)。具体的には、演算部20は、入力画面出力部33が表示した入力画面(図5)の「利用サービスカテゴリ」入力欄33aにサービスカテゴリの名称が入力されることでサービスカテゴリを取得する。
次に、演算部20は、ユーザによって選択されたサービスを取得する(ステップA2)。具体的には、演算部20は、入力画面(図5)の「利用サービス」入力欄33bにサービス名が入力されることで、取得したサービスカテゴリに属するサービスを取得する。
次に、演算部20は、ユーザによって投入されたサービス要件を取得する(ステップA3)。具体的には、演算部20は、サービス要件入力部34によって、入力画面(図5)の各入力欄33a〜33iに入力された各種のサービス要件を取得する。
次に、演算部20は、NW構成候補生成処理を実行する(ステップA4)。NW構成候補生成処理の詳細は、後記する。結果的には、サービス要件を満たすことができる製品の組合せをNW構成候補として出力するとともに、当該NW構成候補を利用してサービスを使用したときの合計金額、および、入力画面(図5)の「ご予算(月額)」入力欄33iに入力された予算が出力される。ステップA4では、出力されるNW構成候補は、予算を考慮しないNW構成候補となる。
次に、演算部20は、NW構成候補生成処理の出力がエラーであったか否かを判定する(ステップA5)。例えば、NW構成候補生成処理(ステップA4)にて、サービスに利用される製品が存在しない場合は、エラーとなる。エラーであった場合(ステップA5/Yes)、演算部20は、入出力部30によって、エラー内容を出力し(ステップA6)、ステップA3に戻る。一方、エラーでなかった場合(ステップA5/No)、演算部20は、出力した(予算考慮外の)NW構成候補を、構成候補保存部15に保存する(ステップA7)。
次に、演算部20は、構成候補保存部15に保存したNW構成候補について、ステップA4で出力した合計金額および予算を比較する(ステップA8)。合計金額が予算を超える場合(ステップA8/予算<合計金額)、演算部20は、条件変更部24および代替案生成部25によって、条件引き下げ処理を実行する(ステップA9)。条件引き下げ処理の詳細は、後記する。条件引き下げ処理の実行後、ステップA11に進む。また、合計金額が予算を下回る場合(ステップA8/予算>合計金額)、演算部20は、条件変更部24および代替案生成部25によって、条件引き上げ処理を実行する(ステップA10)。条件引き上げ処理の詳細は、後記する。条件引き上げ処理の実行後、ステップA11に進む。また、合計金額が予算に一致する場合(ステップA8/予算=合計金額)、ステップA11に進む。
次に、演算部20は、提案画面生成部26が生成し、提案画面出力部35が出力した提案画面によって提案結果を出力する(ステップA11)。具体的には、演算部20は、合計金額が予算に一致するときのNW構成候補、条件引き下げ処理(ステップA9)を実行して出力された代替案となるNW構成候補、条件引き上げ処理(ステップA10)を実行して出力された代替案となるNW構成候補のすべてまたは一部を提案画面に出力して、ユーザに提示する。なお、NW構成候補が存在しないは、演算部20は、提案結果を出力しない。
以上で、連携NWサービス構築支援処理が終了する。なお、連携NWサービス構築支援処理の終了後は、提案選択入力部36によってユーザが選択したNW構成候補に基づいてオーダが生成され、出力される。
[NW構成候補生成処理]
図8を参照して、NW構成候補生成処理(ステップA4)の詳細を説明する。
まず、演算部20は、製品要求値算出部22によって、予め取得したサービス要件に対して、製品要求値を算出する(ステップB1)。具体的には、演算部20は、ユーザ投入要件情報12a(図3)を参照して、計算要件情報保存部14が保存する製品要求値計算式を用いて、製品に求める要求値、つまり、製品要求値を算出する。
次に、演算部20は、製品検索部23による製品の検索をし、ユーザが所望するサービスに利用する製品を特定する(ステップB2)。具体的には、演算部20は、製品検索部23が用いる製品検索式を用いて製品情報13a(図4)を参照し、ステップB1で算出した製品要求値を満たす製品を特定する。
次に、演算部20は、ユーザが所望するサービスに利用する製品が全部揃ったか否かを判定する(ステップB3)。具体的には、演算部20は、ステップB2での製品の特定によって、ユーザが所望するサービスに利用する製品の種別ごとに製品を特定することができたか否かを判定する。
製品が全部揃った場合(ステップB3/Yes)、演算部20は、ユーザが所望するサービスを使用したときの合計金額を算出する(ステップB4)。具体的には、演算部20は、ステップB2で特定した製品に係る製品情報13aを参照し、計算要件情報保存部14が保存する合計金額算出式を用いて合計金額を算出し、出力する。なお、NW構成候補生成処理にて、ユーザから入力された予算も出力する。
一方、製品が1つでも揃わなかった場合(ステップB3/No)、演算部20は、ユーザから入力された予算とは無関係に該当製品無しを意味するエラーを返す(ステップB5)。
以上で、NW構成候補生成処理(ステップA4)が終了してステップA5(図7)に進む。
[条件引き下げ処理]
図9を参照して、条件引き下げ処理(ステップA9)の詳細を説明する。演算部20が、条件引き下げ処理を実行する際、ユーザが利用するサービスのサービス要件セットが入力される。サービス要件セットとは、ユーザ投入要件情報12a(図3)にて規定されている要件名(符号12a−1〜12a−4)で示されている各種要件の集合をいう。監視カメラサービスのサービス要件セットは、(画質要件、録画タイプ要件、保存期間要件、保守要件)である。
まず、演算部20は、サービス要件セットの要件数だけ、以下に説明する処理を繰り返すループ処理を行う(ステップC1a,C1b)。監視カメラサービスの場合、サービス要件セットの要件数は4である。本ループ処理にて、1要件が任意に選ばれる。
次に、演算部20は、任意に選ばれた該当の1要件について順序を下げられるか否か判定する(ステップC2)。具体的には、演算部20は、条件変更部24によって、上記のループ処理で任意に選んだ1要件について、ユーザによって当初投入されたサービス要件(図7のステップA3参照)から順序を1つ下げる(例:高画質→通常画質)ことができるか否か判定する。下げられる場合(ステップC2/Yes)、ステップC3に進む。一方、下げられない場合(ステップC2/No)、該当の1要件についてはすでに順序が最下位となっていることを意味しており(例えば、通常画質からさらに画質を下げることは不可)、ステップC1bに進み、別のループ処理を実行し、残りの要件のうち1つが選ばれる。
次に、演算部20は、条件引き下げサービス要件を作成する(ステップC3)。具体的には、演算部20は、条件変更部24によって、該当の1要件について、ユーザによって当初投入されたサービス要件(図7のステップA3参照)から順序を1つ下げ、残りの要件と併せたサービス要件を条件引き下げサービス要件として作成する。
次に、演算部20は、代替案生成処理を実行する(ステップC4)。具体的には、演算部20は、代替案生成部25によって、条件引き下げサービス要件に基づく代替案を生成する。代替案生成処理の手順は、NW構成候補生成処理(図8)の手順と同じであり詳細な説明は省略する。結果的には、条件引き下げサービス要件を満たすことができる製品の組合せを代替案として出力するとともに、当該代替案を利用してサービスを使用したときの合計金額、および、入力画面(図5)の「ご予算(月額)」入力欄33iに入力された予算が出力される。また、出力された代替案は、代替案保存部16に保存される。
次に、演算部20は、代替案保存部16に保存した代替案について、ステップC4で出力した合計金額および予算を比較する(ステップC5)。合計金額が予算を超える場合(ステップC5/予算<合計金額)、当該代替案は採用せず、ステップC2に戻り、該当の1要件について順序をさらに下げられるか否か判定する。
一方、合計金額が予算以下となる場合(ステップC5/予算≧合計金額)、演算部20は、生成した代替案を代替案保存部16に保存する(ステップC6)。その後、残りの要件についてループ処理(ステップC1a,C1b)が行われる。
すべての要件についてループ処理(ステップC1a,C1b)が完了した場合、条件引き下げ処理(ステップA9)が終了し、代替案保存部16に保存されている代替案が出力され(nullの場合含む)、ステップA11(図7)が実行される。
[条件引き上げ処理]
図10を参照して、条件引き上げ処理(ステップA10)の詳細を説明する。演算部20が、条件引き上げ処理を実行する際、条件引き下げ処理(図9)と同様、ユーザが利用するサービスのサービス要件セットが入力される。
まず、演算部20は、サービス要件セットの要件数だけ、以下に説明する処理を繰り返すループ処理を行う(ステップD1a,D1b)。監視カメラサービスの場合、サービス要件セットの要件数は4である。本ループ処理にて、1要件が任意に選ばれる。
次に、演算部20は、任意に選ばれた該当の1要件について順序を上げられるか否か判定する(ステップD2)。具体的には、演算部20は、条件変更部24によって、上記のループ処理で任意に選んだ1要件について、ユーザによって当初投入されたサービス要件(図7のステップA3参照)から順序を1つ上げる(例:高画質→最高画質)ことができるか否か判定する。上げられる場合(ステップD2/Yes)、ステップD3に進む。一方、上げられない場合(ステップD2/No)、該当の1要件についてはすでに順序が最高位となっていることを意味しており(例えば、最高画質からさらに画質を上げることは不可)、ステップD1bに進み、別のループ処理を実行し、残りの要件のうち1つが選ばれる。
次に、演算部20は、条件引き上げサービス要件を作成する(ステップD3)。具体的には、演算部20は、条件変更部24によって、該当の1要件について、ユーザによって当初投入されたサービス要件(図7のステップA3参照)から順序を1つ上げ、残りの要件と併せたサービス要件を条件引き上げサービス要件として作成する。
次に、演算部20は、代替案生成処理を実行する(ステップD4)。具体的には、演算部20は、代替案生成部25によって、条件引き上げサービス要件に基づく代替案を生成する。代替案生成処理の手順は、NW構成候補生成処理(図8)の手順と同じであり詳細な説明は省略する。結果的には、条件引き上げサービス要件を満たすことができる製品の組合せを代替案として出力するとともに、当該代替案を利用してサービスを使用したときの合計金額、および、入力画面(図5)の「ご予算(月額)」入力欄33iに入力された予算が出力される。また、出力された代替案は、代替案保存部16に保存される。
次に、演算部20は、代替案保存部16に保存した代替案について、ステップD4で出力した合計金額および予算を比較する(ステップD5)。合計金額が予算を超える場合(ステップD5/予算<合計金額)、当該代替案は採用せず、残りの要件についてループ処理(ステップD1a,D1b)が行われる。
一方、合計金額が予算以下となる場合(ステップD5/予算≧合計金額)、演算部20は、生成した代替案を代替案保存部16に保存する(ステップD6)。その後、ステップD2に戻り、該当の1要件について順序をさらに上げられるか否か判定する。
すべての要件についてループ処理(ステップD1a,D1b)が完了した場合、条件引き上げ処理(ステップA9)が終了し、代替案保存部16に保存されている代替案が出力され(nullの場合含む)、ステップA11(図7)が実行される。
(まとめ)
本実施形態によれば、NWに詳しくない顧客が指定可能なサービス要件からNWの知識を必要とする技術要件を指定することができる。よって、SIerなどのNW知識のある専門家によるヒアリングなしで、連携NWサービスを構築することができる。
したがって、NWに詳しくない顧客による連携NWサービスの構築を容易にすることができる。
また、算出した合計金額が予算を超えても、顧客が提示した予算に収まるようにサービス要件を引き下げた代替案を顧客に提示することができる。
また、算出した合計金額が予算を下回る場合には、顧客が提示した予算を超えないようにサービス要件を引き上げた代替案を顧客に提示することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
例えば、本実施形態では、連携NWサービス構築支援処理のNW構成候補生成処理(図7のステップA4)では、生成するNW構成候補は、予算を考慮しないNW構成候補であった。このとき、予算を考慮しないのであれば、ユーザは、サービス要件に予算を投入しなくてもよい。
1 連携NWサービス構築支援装置
10 情報保存部
20 演算部
30 入出力部
11 サービス概要情報保存部
11a サービス概要情報
12 ユーザ投入要件情報保存部
12a ユーザ投入要件情報
13 製品情報保存部
13a 製品情報
14 計算要件情報保存部
15 構成候補保存部
16 代替案保存部
21 入力画面生成部
22 製品要求値算出部
23 製品検索部
24 条件変更部
25 代替案生成部
26 提案画面生成部
27 オーダ生成部
31 データモデル入力部
32 計算要件入力部
33 入力画面出力部
34 サービス要件入力部
35 提案画面出力部
36 提案選択入力部
37 オーダ出力部

Claims (6)

  1. 連携NWサービスの構築を支援する連携NWサービス構築支援装置であって、
    前記連携NWサービスを実現するためのサービス要件の項目ごとに、前記連携NWサービスに利用される製品に求める製品要求条件を規定したユーザ投入要件情報と、
    前記製品ごとに、当該製品の使用時の費用、および、当該製品の制約を規定した製品情報と、を保存する情報保存部と、
    前記サービス要件が投入されると、前記ユーザ投入要件情報を参照して、前記連携NWサービスに利用される製品の製品要求値を、所定の製品要求値計算式を用いて算出し、
    前記製品情報を参照して、前記算出した製品要求値を満たす製品を、所定の製品検索式を用いて特定し、
    前記製品情報を参照して、前記特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を、所定の合計金額計算式を用いて算出し、
    前記特定した製品の組合せを前記連携NWサービスのNW構成候補として提案する、演算部と、を備える、
    ことを特徴とする連携NWサービス構築支援装置。
  2. 前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、
    前記演算部は、
    前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を超える場合、前記投入されたサービス要件を引き下げ、
    前記製品要求値計算式を用いて、前記引き下げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出し、
    前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定し、
    前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出し、
    前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の連携NWサービス構築支援装置。
  3. 前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、
    前記演算部は、
    前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記投入されたサービス要件を引き上げ、
    前記製品要求値計算式を用いて、前記引き上げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出し、
    前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定し、
    前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出し、
    前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の連携NWサービス構築支援装置。
  4. 連携NWサービスの構築を支援する連携NWサービス構築支援装置における連携NWサービス構築支援方法であって、
    前記連携NWサービス構築支援装置は、
    前記連携NWサービスを実現するためのサービス要件の項目ごとに、前記連携NWサービスに利用される製品に求める製品要求条件を規定したユーザ投入要件情報と、
    前記製品ごとに、当該製品の使用時の費用、および、当該製品の制約を規定した製品情報と、を保存する情報保存部を備えており、
    前記連携NWサービス構築支援装置の演算部が、
    前記サービス要件が投入されると、前記ユーザ投入要件情報を参照して、前記連携NWサービスに利用される製品の製品要求値を、所定の製品要求値計算式を用いて算出するステップと、
    前記製品情報を参照して、前記算出した製品要求値を満たす製品を、所定の製品検索式を用いて特定するステップと、
    前記製品情報を参照して、前記特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を、所定の合計金額計算式を用いて算出するステップと、
    前記特定した製品の組合せを前記連携NWサービスのNW構成候補として提案するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする連携NWサービス構築支援方法。
  5. 前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、
    前記演算部が、
    前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を超える場合、前記投入されたサービス要件を引き下げるステップと、
    前記製品要求値計算式を用いて、前記引き下げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出するステップと、
    前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定するステップと、
    前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出するステップと、
    前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の連携NWサービス構築支援方法。
  6. 前記投入されたサービス要件は、前記連携NWサービスの使用に関する予算を含み、
    前記演算部が、
    前記合計金額計算式を用いて算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記投入されたサービス要件を引き上げるステップと、
    前記製品要求値計算式を用いて、前記引き上げたサービス要件を満たす製品要求値を再度算出するステップと、
    前記製品検索式を用いて、前記再度算出した製品要求値を満たす製品を再度特定するステップと、
    前記合計金額計算式を用いて前記再度特定した製品の組合せで前記連携NWサービスを使用したときの合計金額を再度算出するステップと、
    前記再度算出した合計金額が前記予算を下回る場合、前記再度特定した製品の組合せを前記連携NWサービスの代替案として提案するステップと、を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の連携NWサービス構築支援方法。
JP2017026587A 2017-02-16 2017-02-16 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法 Active JP6622737B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026587A JP6622737B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017026587A JP6622737B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018133717A JP2018133717A (ja) 2018-08-23
JP6622737B2 true JP6622737B2 (ja) 2019-12-18

Family

ID=63249918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017026587A Active JP6622737B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6622737B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000312226A (ja) * 1999-02-25 2000-11-07 Hitachi Ltd 通信品質を保証する方法
JP3938141B2 (ja) * 2004-01-23 2007-06-27 日本電気株式会社 ネットワーク情報管理システム、ネットワーク情報管理サーバおよびネットワーク情報管理方法
JP2005227905A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Tec Engineering Kk ソリューション契約支援システム及びソリューション契約支援方法
JP2011146788A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Osaka Univ ネットワークサービス提供システム
JP6390957B2 (ja) * 2014-10-21 2018-09-19 Necフィールディング株式会社 提案システム、提案方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018133717A (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5884515B2 (ja) 図表生成プログラム、図表生成方法及び図表生成装置
US11663661B2 (en) Apparatus and method for training a similarity model used to predict similarity between items
JP2020504409A (ja) チケット検索に基づいて情報を提供するための方法及びデバイス
CN102804222A (zh) 用于提供用户定制内容的方法和系统
CN110399563A (zh) 一种基于用户行为分析的偏好模型及个性化信息主动推荐方法
CN109242592A (zh) 一种应用的推荐方法和装置
Chen A fuzzy ubiquitous traveler clustering and hotel recommendation system by differentiating travelers’ decision-making behaviors
CN107730284A (zh) 一种信息推送方法及装置
KR20130120909A (ko) 여행 정보 관리 및 제공 방법, 서버, 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP6622737B2 (ja) 連携nwサービス構築支援装置および連携nwサービス構築支援方法
JP7044931B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR20200119950A (ko) 여행 상품을 제공하는 서버 및 방법
CN108540302B (zh) 一种大数据处理的方法及设备
US20170031918A1 (en) Techniques for graph-based recommendations
JP2011227920A (ja) マーケティング支援システム
Biswas et al. Development of product recommendation engine by collaborative filtering and association rule mining using machine learning algorithms
CN104123307A (zh) 数据加载方法及系统
JP6832255B2 (ja) 連携nwサービス構築支援装置、連携nwサービス構築支援方法、および、連携nwサービス構築支援プログラム
US20130346147A1 (en) Methods and systems for determining a relative importance of a user within a network environment
JP2017161963A (ja) 動画検索装置およびプログラム
CN108009727A (zh) 一种结合用户评论的事物评价方法
CN108009726A (zh) 一种结合用户评论的事物评价系统
Huang et al. Large-scale price interval prediction at OTA sites
WO2021130900A1 (ja) 旅程提案システム、旅程提案方法、及びコンピュータプログラム
JP4129127B2 (ja) 推奨情報送信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6622737

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150