JP6621199B2 - 鑑賞用構造体 - Google Patents

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本発明は、鑑賞用構造体に関し、特に、画像の立体感を演出するとともに量産に適する技術に関する。
従来、水槽、池などの水中に何匹もの魚が泳いでいる様子をあしらうとともに、これらの魚が水中の浅いところ、深いところに、泳いでいるかのように立体的に見えるように演出した置物が知られている。この置物は、樹脂を枠に流し込んで固めては魚の画像を塗り、さらに樹脂を流し込んで固めて画像を塗る、という方法で製作されるものであった。しかし、この製作技術は、手間を要するとともに、一品製作的な技術であり、量産には適しないものとなっていた。なお、特許文献1は、前後2枚の平板状透明アクリル樹脂板の間に、装飾シートが介装されている置物を開示している。
特開2010-125717号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、画像の立体感を演出するとともに、量産に適する鑑賞用構造体を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様によるものは、鑑賞用構造体であって、単数又は積層された複数の透明板を備え、前記単数又は複数の透明板の表裏の主面のうち、鑑賞側からの深さの異なる2以上の主面に、それぞれ画像が印刷されている。
この構成によれば、単数又は積層された複数の透明板からなる透明体の中に、鑑賞側から見て、深さの異なる位置に画像が配置されることとなるので、画像に奥行き感が加わる。例えば、魚や亀などの画像が、鑑賞側から見て距離の異なる透明板の主面に印刷されることにより、それらが水中の浅いところ、深いところに泳いでいるかのように、鑑賞者に立体的に見せることができる。また、この構成は、画像を透明板の主面に印刷し、透明板が複数であれば、その後に透明板を重ね合わせることにより製造できるので、量産が容易である。すなわち、透明体の中に配置された奥行き感ある画像を鑑賞可能にするとともに、量産に適した鑑賞用構造体が実現する。なお、本発明において「鑑賞側からの深さ」とは、上から見下ろして鑑賞する観賞用構成体の場合のように上下方向の深さを意味するだけではなく、鑑賞側から見てどの程度奥の方に位置するか、を広く意味し、例えば正面から鑑賞する観賞用構成体の場合のように、水平方向の深さなども含む。
本発明のうち第2の態様によるものは、第1の態様による鑑賞用構造体であって、前記単数又は複数の透明板は複数の透明板であり、前記2以上の主面は、いずれも、前記鑑賞側から見て各透明板の裏側の主面である。
この構成によれば、透明板への印刷が、鑑賞側から見て裏側の主面になされているので、鑑賞側から見た画像の表面に微細な凹凸が無く、画像が美的に映る。
本発明のうち第3の態様によるものは、第1又は第2の態様による鑑賞用構造体であって、前記2以上の主面は、互いに重なる領域に同一物体の全体又は同一部分の画像が印刷された2つの主面を含んでおり、そのうち前記鑑賞側から浅い方の主面には、深い方の主面の画像に対し、段階的又は連続的に、画像が表現する対象物のうち前記鑑賞側に膨らみ出た部分が濃く、逆に後退した部分が薄くなる半透明の画像が印刷されている。
この構成によれば、同一物体の全体又は一部分である対象物の画像に膨らみのある奥行き感が加味される。特に、対象物の中央部が膨らみ出ている訳ではない場合、例えば、膨らみ出た部分が幾つもあるような対象物であっても、その画像に、立体感が演出される。
本発明のうち第4の態様によるものは、第1から第3のいずれかの態様による鑑賞用構造体であって、前記2以上の主面は、互いに重なる領域に同一物体の全体又は同一部分の画像が印刷された2つの主面を含んでおり、そのうち前記鑑賞側から浅い方の主面には、深い方の主面の画像に対し、段階的又は連続的に中央部が濃く周辺部が薄くなる半透明の画像が印刷されている。
この構成によれば、同一物体の全体又は一部分に膨らみのある奥行き感が加味される。例えば、魚の胴体の膨らみや、亀の甲羅の膨らみに、立体感を演出することができる。
本発明のうち第5の態様によるものは、第3又は第4の態様による鑑賞用構造体であって、前記深い方の主面の画像には、不透明の下地が重ねて印刷されている。
この構成によれば、本来半透明ではない物体の全体又はその一部について、その画像が半透明となることを防止できる。例えば、魚の胴体、亀の甲羅が半透明に見えることを防ぐことができる。
本発明のうち第6の態様によるものは、第1から第5のいずれかの態様による鑑賞用構造体であって、前記2以上の主面は、同一物体の異なる部分の画像が分けて印刷された、前記鑑賞側からの深さの異なる主面を含んでいる。
この構成によれば、同一物体に奥行き感が加味される。例えば、一匹の亀の甲羅と手足の画像が深さの異なる主面に印刷されることにより、手足は甲羅よりも水中の深い部位にあるかのように、立体感が演出される。
本発明のうち第7の態様によるものは、第1から第6のいずれかの態様による鑑賞用構造体であって、前記単数又は複数の透明板の各々よりも厚く、かつ画像が印刷されておらず、前記単数又は複数の透明板の前記鑑賞側又はその反対側又はそれら双方に積層されている別の透明板を、さらに備える。
この構成によれば、別の透明板により、透明体全体に奥行きが加わる。それにより、例えば、魚等が水面よりも沈んでいる感じ、又は水底よりも浮いている感じ、あるいはそれら双方の印象を、鑑賞者により強く与えることができる。
本発明のうち第8の態様によるものは、第1から第7のいずれかの態様による鑑賞用構造体であって、全ての透明板の周囲を囲む不透明の枠体を、さらに備える。
この構成によれば、積層されている全ての透明板の境界が、不透明の枠体により隠れるので、全ての透明板の一体感が、鑑賞者により強く印象づけられる。
本発明のうち第9の態様によるものは、第8の態様による鑑賞用構造体であって、前記鑑賞側から最も深い側に位置する透明板の、前記鑑賞側から見た裏側の主面を覆う不透明の覆いを、さらに備える。
この構成によれば、透明体には鑑賞者から見た浅い側からのみ、外光が入ることとなる。このため、透明体の中に配置された印刷画像が、より見易くなる。また、例えば、魚や亀などの画像が配置された場合には、立体感ある水槽あるいは池の様子を、あたかも水面上から覗き見るような印象を、鑑賞者により強く与えることができる。
以上のように、本発明によれば、画像の立体感を演出するとともに、量産に適する鑑賞用構造体が得られる。
本発明の一実施の形態による鑑賞用構造体の写真である。 図1の鑑賞用構造体の縦断面図である。 図1の鑑賞用構造体の一部の画像が印刷された積層透明板の平面図である。 図3の積層透明板のうち魚の画像が印刷された部分の構造を示す説明図である。 図3の積層透明板のうち亀の画像が印刷された部分の構造を示す説明図である。 図5の構造の変形形態を例示する断面図である。
図1は本発明の一実施の形態による鑑賞用構造体の写真であり、図2はその縦断面図である。この鑑賞用構造体101は置物であり、矩形の枠体1と、その底面に固着された底板3と、これらが成す枡状の容器の中に嵌め込むように収容された積層透明板10とを有している。積層透明板10は、積層された複数の透明板11〜16を有している。透明板11〜16は、例えばアクリル樹脂板である。透明板11〜16のうち、最上部の透明板11と最下部の透明板16には、他の透明板12〜15よりも厚い透明板が使用されている。透明板12〜15の各々の下面には、画像が印刷されている。図1の例では、水中に泳ぐ幾つかの魚と亀の画像が印刷されている。それにより、鑑賞用構造体101は、池あるいは水槽を上から覗き見るような感覚を鑑賞者に与える。魚と亀は、異なる深さに印刷されることにより、深さ方向に奥行き感が付与される。さらには、それぞれ一匹の魚及び亀自体も、複数の透明板に分けて印刷されることにより、奥行き感が付与される。このように、鑑賞用構造体101は、水面下で魚等が泳ぐ池あるいは水槽の様子を、立体感を持って再現する。
図3〜図5は、鑑賞用構造体101の積層透明板10の構造を説明する説明図である。積層透明板10には、図3の平面図に例示するように、一匹の魚20と一匹の亀30とがあしらわれているものとする。これらの魚20と亀30の画像は、互いに異なる深さに印刷されるとともに、魚20自体、亀30自体も、それらの各部が異なる深さに分けて印刷されている。以下に、その印刷の仕方について詳述する。
図4は、図3に例示した積層透明板10のうち、魚20の画像が印刷された部分の構造を示している。図4の例では、魚20は、透明板13〜15に分けて印刷されている。透明板13と14には、魚20の胴体が、互いに重なり合う位置に印刷されている。上層側の透明板13に印刷される魚20の胴体の画像22は、半透明である。これに対して、その下層にある透明板14に印刷される魚20の胴体の画像24には、例えば白色である下地25が、重ねて印刷されている。これにより、透明板14に印刷された画像24は不透明な画像となり、魚20の胴体が透けて見えるという不自然さが解消される。上層の半透明な画像22は、下層の画像24と同じ魚20の胴体を表現するものであるが、図4(d)に簡略化して円形の画像として表すように、段階的又は連続的に中央部が濃く、周辺部が薄くなるように印刷される。それにより、積層透明板10を上方から鑑賞したときに、画像22と画像24との重なりにより、魚20の胴体に、上方向への膨らみのある奥行き感が現れる。なお、図4(d)では、画像24は輪郭線のみを表している。また、図4(e)の断面図では、印刷された画像22,24,26及び下地25を明瞭に示すために、これらの画像22,24,26及び下地25を、便宜上厚みをもって表している。
透明板14よりも下層の透明板15には、胴体よりも下方にある魚20のひれの画像26が印刷される。それにより、ひれと胴体との間にも、奥行き感が生まれる。ひれの画像26には、下地が重ねて印刷されず、画像26は半透明となる。それにより、魚20の薄く、半透明であるひれの様子が、より写実的(リアル)に鑑賞者の目に映る。
画像22,24,26の印刷は、コンピュータにより処理可能な画像データを用いて行うことができる。魚20の画像のデータは、例えば、デジタル式カメラにより写真撮影して得ることができる。画像編集ソフトウェアを用いて、この画像データから、胴体の画像24とひれの画像26とを分離することができ、胴体の画像24にさらにグラデーション処理等の濃淡に変化を付与する処理を行うことにより、胴体の画像22を得ることができる。下地25の画像は、例えば胴体の画像24の輪郭のデータから得ることができる。かかる画像データを用いて樹脂等へ印刷する技術は周知であるため、その詳細な説明は略する。透明のアクリル樹脂への印刷には、UV印刷が適している。
透明板13〜15への印刷は、上記の通り、それらの下面に施される。これにより、上面から積層透明板10を覗いたときに、画像22,24,26の表面が平滑で微細な凹凸が現れず、画像の仕上がりが美的に映る。また、図2に例示するように、最上層に厚みのある透明板11が配置されることにより、魚20が水面から沈んだ感覚が強調される。また、最下層に厚みのある透明板16が配置されることにより、魚20が水底から浮いている感覚が強調される。印刷がなされ後に、透明板11〜16は、互いに接するように積み重ねることにより、一体的な透明体である積層透明板10となる。積層透明板10を上方から覗く鑑賞者には、透明板11〜16の間の界面は視認されない。すなわち、積層透明板10は、あたかも透明な水であるかのような印象を、鑑賞者に与える。
図2に例示するように、積層透明板10は、不透明な枠体1の中に収容される。それにより、積層透明板10の四周に現れる透明板11〜16の間のつなぎ目が隠れるので、積層透明板10の一体感が鑑賞者にさらに強く印象づけられる。枠体1には、積層透明板10の下面を覆う、不透明の底板3が固着されているので、積層透明板10には、上方からのみ外光が入ることとなる。このため、積層透明板10に印刷された画像が、より見易くなるとともに、鑑賞者は、池あるいは水槽を覗き見るような印象を、より強く受けることとなる。さらに、図1にも例示するように、上方から入射する外光による魚20、亀30等の影(かげ)が、底板3に映ることとなり、魚20、亀30等がより立体的に印象づけられる。
図5は、図3に例示した積層透明板10のうち、亀30の画像が印刷された部分の構造を示している。図5の例では、亀30は、透明板12〜15に分けて印刷されている。透明板12と13には、亀30の甲羅が、互いに重なり合う位置に印刷されている。上層側の透明板12に印刷される甲羅の画像32は、半透明である。これに対して、その下層にある透明板13に印刷される同じ甲羅の画像34には、例えば白色である下地35が、重ねて印刷されている。上層の半透明な画像32は、下層の画像34と同じ甲羅を表現するものであるが、図3の画像22と同様に、段階的又は連続的に中央部が濃く、周辺部が薄くなるように印刷される。それにより、積層透明板10を上方から鑑賞したときに、画像32と画像34との重なりにより、亀30の甲羅に、上方向への膨らみのある奥行き感が現れる。
透明板13よりも下層の透明板14及び15には、甲羅よりも下方にある亀30の手足、首、尾の画像36、38が、それぞれ印刷される。それにより、甲羅と、手足等との間にも、奥行き感が生まれる。透明板14と15には、亀30の手足等が、互いに重なり合う位置に印刷される。甲羅の画像32,34と同様に、上層側の透明板14に印刷される画像36は、濃淡を付した半透明の画像であり、下層側の透明板15に印刷される画像38は、白色等の下地39を重ねた不透明な画像である。それにより、亀30の手足等に膨らみのある奥行き感が付与される。
図4及び図5の例からも理解されるように、魚20の画像と亀30の画像は、互いに深さの異なる透明板に印刷されている。それにより、魚20と亀30とが、互いに水中の深さの異なる場所に泳いでいるかのような立体感が演出される。
図4の半透明の画像22、図5の半透明の画像32、36は、中央部から周辺へ至るのに伴い、薄くなるように印刷された。これに対して、一般に、画像が表現する対象物が、鑑賞者の方(図1〜図5の例では上方)へ膨らむのに伴い濃く、後退する(図1〜図5の例では下方へ向かう)のに伴い薄くなるように、印刷しても良い。例えば、対象物が、2つの頂点を有する山のような膨らみを有するものであれば、それぞれの頂点に至るほど濃く、低く下るほど薄く印刷することができる。すなわち、対象物の膨らみの度合い応じて、等高線のように段階的、あるいは連続的に濃淡を付してもよい。それにより、対象物の画像に奥行き感が演出される。
(変形形態)
図6は、図5の構造の変形形態を例示する断面図である。図6に例示するように、画像は透明板の下面、すなわち鑑賞側から見て深い方の主面に代えて、上面すなわち浅い方の主面に印刷されてもよい。図5において、画像34及び下地35は、透明板13の下面に印刷されていた。これに対し、図6の例では、透明板13の下面と同じ深さである透明板14の上面に、画像34及び下地35が印刷されている。この場合、先に下地35が印刷され、その後に、下地25の上に画像34が印刷される。
図1〜図5には、画像が印刷される透明板が、4枚の透明板12〜15である例を示した。これに対して、さらに多くの透明板を積層させて、深さの異なる様々な位置に、幾つもの魚などの鑑賞対象物の画像を配置しても良い。また、画像が印刷される透明板は、最小限度として1枚であっても良い。画像が印刷される透明板が1枚である場合には、画像はその表裏両主面に印刷される。
画像22、24、26、32、34、36、38及び下地25、35が印刷された透明板12〜15の主面には、その全面を覆うように、透明な画像がさらに印刷されても良い。それにより、積層透明板10を構成する透明板11〜16の間の密着性が向上する。
例示した鑑賞用構造体101は、透明板11〜16が、それらの主面が水平になるように、上下に積層され、上方から見下ろして鑑賞することが想定された置物であった。この場合、鑑賞用構造体101の鑑賞側は上方である。一般に本発明は、任意の方向から鑑賞することを想定した鑑賞用構造体として実施することが可能である。例えば本発明は、透明板11〜16が、それらの主面が直立するように、水平方向に積層された鑑賞用構造体として実施することも可能である。この場合、鑑賞用構造体の鑑賞側は、正面側となる。このように、一般に鑑賞用構造体の鑑賞側は、透明板の表裏いずれかの主面に向き合う側となる。
図1から図6に例示した透明板11〜16は、主面が平坦な平板であった。一般に、本発明の透明板は、平板に限らず主面が曲面をなすものであってもよい。例えば、透明板は雨樋のように円筒体の一部をなす形状であってもよい。
1 枠体、 3 底板、 10 積層透明板、 11〜16 透明板、 20 魚、 22,24 画像、 25 下地、 26 画像、 30 亀、 32,34 画像、 35 下地、 36,38 画像、 39 下地、 101 鑑賞用構造体。

Claims (7)

  1. 単数又は積層された複数の透明板を備え、
    前記単数又は複数の透明板の表裏の主面のうち、鑑賞側からの深さの異なる2以上の主面に、それぞれ画像が印刷されており、
    前記2以上の主面は、互いに重なる領域に同一物体の全体又は同一部分の画像が印刷された2つの主面を含んでおり、そのうち前記鑑賞側から浅い方の主面には、深い方の主面の画像に対し、段階的又は連続的に、画像が表現する対象物のうち前記鑑賞側に膨らみ出た部分が濃く、逆に後退した部分が薄くなる半透明の画像が印刷されており、
    前記深い方の主面の画像には、不透明の下地が重ねて印刷されている、鑑賞用構造体。
  2. 単数又は積層された複数の透明板を備え、
    前記単数又は複数の透明板の表裏の主面のうち、鑑賞側からの深さの異なる2以上の主面に、それぞれ画像が印刷されており、
    前記2以上の主面は、互いに重なる領域に同一物体の全体又は同一部分の画像が印刷された2つの主面を含んでおり、そのうち前記鑑賞側から浅い方の主面には、深い方の主面の画像に対し、段階的又は連続的に中央部が濃く周辺部が薄くなる半透明の画像が印刷されており、
    前記深い方の主面の画像には、不透明の下地が重ねて印刷されている、鑑賞用構造体。
  3. 前記単数又は複数の透明板は複数の透明板であり、前記2以上の主面は、いずれも、前記鑑賞側から見て各透明板の裏側の主面である、請求項1又は2に記載の鑑賞用構造体。
  4. 前記2以上の主面は、同一物体の異なる部分の画像が分けて印刷された、前記鑑賞側からの深さの異なる主面を含んでいる、請求項1からのいずれかに記載の鑑賞用構造体。
  5. 前記単数又は複数の透明板の各々よりも厚く、かつ画像が印刷されておらず、前記単数又は複数の透明板の前記鑑賞側又はその反対側又はそれら双方に積層されている別の透明板を、さらに備える請求項1からのいずれかに記載の鑑賞用構造体。
  6. 全ての透明板の周囲を囲む不透明の枠体を、さらに備える請求項1からのいずれかに記載の鑑賞用構造体。
  7. 前記鑑賞側から最も深い側に位置する透明板の、前記鑑賞側から見た裏側の主面を覆う不透明の覆いを、さらに備える請求項に記載の鑑賞用構造体。
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