JP6621155B1 - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】アース端子をコネクタの保持部材に容易に固定可能であり、且つ、コネクタ全体のサイズを小さくすると共に対象物からの突出量を抑制可能なコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタ10は、アース接続部72を有する対象物70に取り付けられた被取付状態において、相手側アース端子84を有する相手側コネクタ80と嵌合方向(Z方向)に沿って嵌合可能である。コネクタ10は、保持部材20と、アース端子40とを備えている。保持部材20は、保持部37を有しており、アース端子40は、嵌合状態において相手側アース端子84と接触する接触部42と、被取付状態においてアース接続部72に接続される接続部48とを有している。接続部48は、嵌合方向と直交する直交方向(X方向)において、接触部42と異なる位置にある。接続部48は、保持部37に圧入されており、これにより、アース端子40は、保持部材20に保持されている。【選択図】図4

Description

本発明は、筐体等の対象物に接続されると共に相手側コネクタの相手側アース端子と接触するアース端子を備えたコネクタに関する。
このタイプのコネクタは、例えば、特許文献1に開示されている。
図14を参照すると、特許文献1の第3の実施例の電源端子装置(コネクタ)90は、電子機器(図示せず)の金属ケース(対象物)98に取り付けられた被取付状態において、交流電源(図示せず)に接続された電源コネクタ(相手側コネクタ:図示せず)と嵌合可能である。コネクタ90は、アース用端子(アース端子)92を備えている。アース端子92は、被取付状態において、ネジ94によって対象物98に接続され固定される。また、アース端子92は、コネクタ90と相手側コネクタとが互いに嵌合した嵌合状態において、相手側コネクタの相手側アース端子(図示せず)に接続される。
特開平6−203890号公報
特許文献1のようなコネクタについては、コネクタ全体のサイズを小さくすると共に対象物からの突出量を抑制したいという要望がある。加えて、コネクタを対象物に取付けるまで、アース端子をコネクタの保持部材に容易に固定しておきたいという要望がある。
そこで、本発明は、アース端子をコネクタの保持部材に容易に固定可能であり、且つ、コネクタ全体のサイズを小さくすると共に対象物からの突出量を抑制可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、アース端子をコネクタの保持部材に圧入することによって保持部材に容易に固定可能なコネクタを提供する。また、本発明は、アース端子の圧入による保持部材への固定を前提として、対象物の内部におけるコネクタの占有空間を減らしつつ、コネクタの対象物からの突出量を抑制可能なコネクタを提供する。より具体的には、本発明は、下記のコネクタを提供する。
本発明は、第1のコネクタとして、
アース接続部を有する対象物に取り付けられた被取付状態において、相手側アース端子を有する相手側コネクタと嵌合方向に沿って嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、保持部材と、アース端子とを備えており、
前記保持部材は、保持部を有しており、
前記アース端子は、接触部と、被保持部とを有しており、
前記接触部は、前記コネクタと前記相手側コネクタとが互いに嵌合した嵌合状態において、前記相手側アース端子と接触し、
前記被保持部は、接続部と、圧入突起とを有しており、
前記接続部は、前記嵌合方向と直交する直交方向において、前記接触部と異なる位置にあり、
前記接続部は、前記被取付状態において、前記アース接続部に接続され、
前記圧入突起は、前記接続部から突出して前記保持部に押し付けられており、これにより、前記被保持部は、前記保持部に保持されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記アース端子は、曲げ部を有しており、
前記接触部は、前記曲げ部から前記嵌合方向に沿って延びており、
前記被保持部は、前記曲げ部から前記直交方向に沿って延びている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第1又は第2のコネクタであって、
前記曲げ部は、前記嵌合方向及び前記直交方向によって規定される直交平面において曲がっており、
前記直交平面における前記曲げ部の内側は、部分的に切り欠かれている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1から第3までのいずれかのコネクタであって、
前記接続部には、2つの凹部が形成されており、
2つの前記凹部は、前記嵌合方向における前記接続部の両側から、前記嵌合方向において互いに向かって夫々凹んでおり、前記嵌合方向において前記圧入突起を挟んでいる
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第1から第4までのいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、前記アース端子と異なる複数の付加的端子を備えており、
前記アース端子及び前記付加的端子は、前記嵌合方向及び前記直交方向の双方と直交するピッチ方向に並んでおり、
前記付加的端子の夫々は、付加的接触部と、付加的圧入部とを有しており、
前記付加的端子の夫々において、前記付加的接触部及び前記付加的圧入部は、前記嵌合方向に並んでおり、
前記保持部材は、板状部を有しており、
前記板状部には、通過孔と、開口部と、前記付加的端子に夫々対応する複数の付加的通過孔とが形成されており、
前記通過孔は、前記板状部を前記嵌合方向に貫通しており、
前記開口部は、前記嵌合方向における両方向に開口した空間であり、前記直交方向において前記通過孔と異なる位置にあり、
前記接触部は、前記通過孔を通過しており、
前記接続部は、前記開口部に受容されており、
前記付加的通過孔の夫々は、前記板状部を前記嵌合方向に貫通しており、
前記付加的圧入部の夫々は、対応する前記付加的通過孔に圧入されている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記付加的圧入部の夫々は、付加的圧入突起を有しており、
前記付加的圧入突起の夫々は、前記直交方向に突出して対応する前記付加的通過孔の内壁に押し付けられており、
前記被保持部の前記圧入突起は、前記ピッチ方向に突出して前記開口部の内壁に押し付けられている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第5又は第6のコネクタであって、
前記被保持部は、2つの前記圧入突起を有しており、
2つの前記圧入突起は、前記ピッチ方向における両方向に夫々突出しており、
2つの前記圧入突起の前記ピッチ方向における先端の間の距離寸法は、前記ピッチ方向における前記接続部のサイズよりも大きい
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第5から第7までのいずれかのコネクタであって、
前記付加的端子の夫々は、延長部を有しており、
前記付加的端子の夫々において、前記付加的圧入部は、前記付加的接触部と前記延長部との間に位置しており、
前記延長部の夫々は、前記被取付状態において、前記対象物の内部に位置する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第1から第8までのいずれかのコネクタであって、
前記対象物の前記アース接続部には、アース接続孔が形成されており、
前記接続部には、接続孔が形成されており、
前記接続孔は、前記接続部を前記嵌合方向に貫通しており、
前記被取付状態において、前記接続部は、前記接続孔を通過させて前記アース接続孔に挿入したねじによって、前記アース接続部に接続され固定される
コネクタを提供する。
本発明のアース端子は、圧入突起が設けられた被保持部を有しており、被保持部を保持部材の保持部に圧入することにより、保持部材に容易に固定できる。また、本発明によれば、圧入突起は、被保持部の接続部から突出しており、接続部は、直交方向において接触部と異なる位置にある。この構造によれば、被保持部を嵌合方向に長く延ばす必要がなく、これにより、保持部の嵌合方向におけるサイズを小さくできる。この結果、対象物の内部におけるコネクタの占有空間を減らしつつ、コネクタの対象物からの突出量を抑制できる。即ち、本発明によれば、アース端子をコネクタの保持部材に容易に固定可能であり、且つ、コネクタ全体のサイズを小さくすると共に対象物からの突出量を抑制可能なコネクタを提供できる。
本発明の実施の形態によるコネクタを対象物と共に示す斜視図である。コネクタは、対象物に取り付けられた被取付状態にある。 図1のコネクタ及び対象物を示す正面図である。付加的端子の隠れた輪郭を破線で描画している。相手側コネクタの一部の輪郭を1点鎖線で模式的に描画している。対象物の内部に配置された回路基板の輪郭を2点鎖線で模式的に描画している。 図1のコネクタ及び対象物を示す上面図である。 図3のコネクタ及び対象物をIV−IV線に沿って示す断面図である。コネクタの一部(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。嵌合状態における相手側コネクタの一部の輪郭を1点鎖線で模式的に描画している。 図3のコネクタ及び対象物をV−V線に沿って示す断面図である。コネクタの一部(1点鎖線で囲んだ部分)を拡大して描画している。拡大図においてアース端子の圧入突起の輪郭を破線で描画している。 図1のコネクタ及び対象物をねじと共に示す斜視図である。コネクタは、対象物から離れている。 図6のコネクタを示す斜視図である。アース端子の隠れた輪郭を破線で描画している。 図6のコネクタの保持部材を示す斜視図である。 図8の保持部材を示す上面図である。アース端子の接続部の輪郭を破線で描画している。保持部材の通過孔及び付加的通過孔のうちの1つを拡大して描画している。拡大図においてアース端子の接触部の輪郭及び付加的端子の付加的圧入部の輪郭を破線で描画している。 図8の保持部材を示す底面図である。アース端子の被保持部の輪郭及び付加的端子の延長部の輪郭を破線で描画している。 図6のコネクタのアース端子及び付加的端子を示す斜視図である。アース端子の接触部と曲げ部との間の境界部の位置を破線で描画している。 図11のアース端子を示す斜視図である。境界部の位置を破線で描画している。 図11のアース端子を示す上面図である。 特許文献1のコネクタを示す側面図である。
図1から図3までを参照すると、本発明の実施の形態によるコネクタ10は、対象物70に取り付けて使用される。本実施の形態における対象物70は、所定機器(図示せず)の金属製の筐体である。図2を参照すると、コネクタ10は、対象物70に取り付けられた被取付状態において、相手側コネクタ80と嵌合方向(上下方向:Z方向)に沿って嵌合可能である。
本実施の形態において、相手側コネクタ80は、電源(図示せず)に接続されており、コネクタ10と相手側コネクタ80とが互いに嵌合した嵌合状態において、コネクタ10を介して所定機器(図示せず)に電力を供給する。即ち、本実施の形態のコネクタ10は、電力供給用のコネクタである。但し、本発明は、これに限られず、様々な用途のコネクタに適用可能である。また、コネクタ10が取り付けられる対象物70は、特に限定されない。
図1から図3までを参照すると、対象物70は、コネクタ10を接地するためのアース接続部72を有している。本実施の形態による対象物70のアース接続部72は、上下方向(Z方向)と直交する水平面(XY平面)に沿って延びており、コネクタ10が取り付けられる取付面72Uを有している。本実施の形態における取付面72Uは、アース接続部72の上面(+Z側の面)であり、XY平面と平行な平面である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、取付面72Uは、Z方向と斜交する平面であってもよいし、凹凸のある面であってもよい。
図2を参照すると、本実施の形態の相手側コネクタ80は、絶縁体からなる相手側保持部材82と、導電体からなる相手側アース端子84と、導電体からなる3つの相手側付加的端子86とを備えている。相手側保持部材82は、相手側アース端子84及び相手側付加的端子86を保持している。相手側付加的端子86は、電力を供給するための電源端子であり、相手側アース端子84は、接地用のグランド端子である。但し、本発明は、これに限られず、相手側コネクタ80が相手側アース端子84を備えている限り、相手側コネクタ80の構造及び機能は、特に限定されない。例えば、相手側付加的端子86は、信号端子であってもよい。
図1から図3までを参照すると、本実施の形態のコネクタ10は、絶縁体からなる保持部材20と、導電体からなるアース端子40と、導電体からなる3つの付加的端子50とを備えている。保持部材20は、アース端子40及び付加的端子50を保持している。図2を参照すると、付加的端子50は、所定機器(図示せず)に電力を供給するための電源端子であり、相手側付加的端子86に夫々対応している。アース端子40は、接地用のグランド端子であり、相手側アース端子84に対応している。
本実施の形態のコネクタ10は、単一のアース端子40に加えて、アース端子40と異なる複数の付加的端子50を備えている。特に、本実施の形態における付加的端子50の数は3である。但し、本発明は、これに限定されず、コネクタ10が保持部材20とアース端子40とを備えている限り、コネクタ10の構造は様々に変形可能である。例えば、付加的端子50の数は、特に限定されない。付加的端子50は、信号端子であってもよい。また、コネクタ10は、上述した部材に加えて、更に別の部材を備えていてもよい。
図6から図8までに示されるように、本実施の形態の保持部材20は、板状部22を有している。板状部22は、被取付面22Lと、反対面22Uとを有している。被取付面22L及び反対面22Uは、Z方向において互いに反対側に位置している。被取付面22Lは、板状部22の下面(−Z側の面)であり、反対面22Uは、板状部22の上面である。
図6を参照すると、板状部22は、コネクタ10の使用時に、ねじ60によって対象物70の取付面72Uに取り付けられる。この結果、コネクタ10は、被取付状態になり、対象物70の外側に位置する。被取付面22Lは、被取付状態において、取付面72Uと接触するか、又は、Z方向において僅かな距離だけ離れて取付面72Uと対向する。本実施の形態において、被取付面22L及び反対面22Uの夫々は、XY平面と平行に延びている。但し、本発明は、これに限定されない。例えば、取付面72UがZ方向と斜交する平面である場合、被取付面22L及び反対面22Uの夫々は、Z方向と斜交する平面であってもよい。
図9及び図10を参照すると、本実施の形態の板状部22には、アース端子40に対応する通過孔32と、付加的端子50に夫々対応する複数の付加的通過孔38とが形成されている。通過孔32及び付加的通過孔38の夫々は、板状部22をZ方向に貫通している。通過孔32及び付加的通過孔38は、板状部22のXY平面における中間部に位置しており、上下方向(Z方向)と直交するピッチ方向(Y方向)に並んでいる。
アース端子40は、Z方向において被取付面22Lから反対面22Uに向かう所定方向(+Z方向)に沿って通過孔32に挿入されており、通過孔32を通過しつつ+Z方向に沿って延びている。付加的端子50の夫々は、対応する付加的通過孔38に+Z方向に沿って挿入されており、付加的通過孔38を通過しつつ+Z方向に沿って延びている。上述したように、本実施の形態によれば、アース端子40及び付加的端子50は、板状部22に形成された孔に夫々挿入されて、Y方向に並べられている。但し、アース端子40及び付加的端子50の配置は、本実施の形態に限られず、様々に変形可能である。また、板状部22の構造は、アース端子40及び付加的端子50の配置に応じて、様々に変形可能である。
図7及び図10に示されるように、本実施の形態の保持部材20は、被挿入部24を有している。被挿入部24は、XY平面において3つの付加的端子50を囲むようにして、Z方向において板状部22の被取付面22Lから突出している。図6を参照すると、対象物70のアース接続部72には、被挿入部24に対応する挿入孔74が形成されている。挿入孔74は、アース接続部72をZ方向に貫通している。図2を図6と併せて参照すると、被挿入部24は、被取付状態において、挿入孔74に挿入されており、挿入孔74を通過して部分的に対象物70の内部に位置している。本実施の形態によれば、被挿入部24を挿入孔74に挿入することで、コネクタ10を対象物70に対して容易に位置決めできる。但し、本発明は、これに限られず、被挿入部24は、必要に応じて設ければよい。
図6から図8までに示されるように、本実施の形態の保持部材20は、外壁部26を有している。外壁部26は、XY平面においてアース端子40及び付加的端子50を囲むようにして、Z方向において板状部22の反対面22Uから突出している。外壁部26は、正面部26Fと、裏面部26Rとを有している。正面部26F及び裏面部26Rは、Y方向(ピッチ方向)及びZ方向(上下方向)の双方と直交する直交方向(前後方向:X方向)において互いに反対側に位置している。正面部26Fは、部分的に切り欠かれており、これにより、開放部262が形成されている。X方向に沿って正面部26Fを見たとき、開放部262を通してアース端子40の一部を視認可能である。
図2及び図4を参照すると、コネクタ10と相手側コネクタ80とが互いに嵌合する際、外壁部26は、相手側コネクタ80をXY平面において位置決めする。また、図6を参照すると、外壁部26は、アース端子40及び付加的端子50を保護している。但し、本発明は、これに限られず、外壁部26は、必要に応じて設ければよい。
図11を参照すると、本実施の形態の付加的端子50は、互いに同じ形状及びサイズを有している。詳しくは、付加的端子50の夫々は、曲げを有する単一の金属部材であり、付加的接触部52と、付加的圧入部56と、延長部58とを有している。付加的端子50の夫々において、付加的接触部52、付加的圧入部56及び延長部58は、Z方向に並んでおり、付加的圧入部56は、付加的接触部52と延長部58との間に位置している。付加的接触部52及び延長部58は、付加的圧入部56からZ方向において互いに反対側に延びている。付加的接触部52は、Z方向に沿って直線状に延びている。延長部58は、クランク形状を有している。詳しくは、延長部58は、付加的圧入部56からX方向に沿って延びた後、Z方向に沿って付加的接触部52から離れるように延び、その後、X方向に沿って付加的圧入部56に向かって延びている。
付加的圧入部56の夫々は、2つの付加的圧入突起564を有している。2つの付加的圧入突起564は、X方向における両方向に夫々突出している。付加的圧入部56の夫々には、2つの付加的圧入突起564に夫々対応する2対の付加的凹部562が形成されている。各対における2つの付加的凹部562は、付加的圧入部56のY方向における両側から、Y方向において互いに向かって夫々凹んでおり、Y方向において、対応する付加的圧入突起564を挟んでいる。換言すれば、付加的圧入突起564の夫々は、Y方向において、対応する2つの付加的凹部562の間に位置している。また、付加的圧入突起564の夫々は、X方向において、付加的接触部52の側面を越えて突出している。
図9を参照すると、本実施の形態によれば、付加的圧入部56の夫々は、対応する付加的通過孔38に圧入されており、これにより、付加的端子50の夫々は、保持部材20に保持され固定されている。詳しくは、付加的圧入突起564の夫々は、X方向に突出して、対応する付加的通過孔38の内壁386に押し付けられており、これにより、付加的端子50の保持部材20からの抜け落ちが防止されている。
本実施の形態によれば、付加的端子50の夫々における2つの付加的圧入突起564は、X方向において互いに反対側に突出して内壁386に部分的に食い込んでおり、これにより、付加的端子50の夫々は、保持部材20に確実に保持され固定されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、付加的圧入突起564の夫々は、内壁386に殆ど食い込むことなく、内壁386に押し付けられていてもよい。また、付加的圧入突起564の数及び配置は、本実施の形態に限られない。例えば、付加的端子50の夫々は、付加的圧入突起564を1つのみ有していてもよい。
図11を参照すると、本実施の形態によれば、付加的圧入突起564の夫々は、四角柱形状を有しており、付加的圧入部56のY方向における中間部に位置している。但し、付加的圧入突起564の構造は、本実施の形態に限られず、様々に変形可能である。例えば、付加的圧入突起564の夫々の形状は、四角柱形状に限定されない。また、付加的圧入突起564の夫々は、付加的圧入部56のY方向における一方側に偏っていてもよい。換言すれば、付加的圧入部56には、付加的圧入突起564の夫々について、1つの付加的凹部562のみが形成されていてもよい。また、付加的圧入部56には、付加的凹部562が形成されていなくてもよい。換言すれば、付加的圧入突起564の夫々のY方向におけるサイズは、付加的圧入部56のY方向におけるサイズと同じであってもよい。但し、図9を参照すると、付加的圧入部56を付加的通過孔38に容易に圧入し、且つ、付加的通過孔38によって確実に保持し固定するという観点から、本実施の形態が好ましい。
本実施の形態によれば、付加的圧入突起564の夫々は、付加的端子50が並べられたY方向ではなく、X方向に突出している。仮に、付加的圧入突起564の夫々がY方向に突出している場合、Y方向において互いに隣り合う2つの付加的端子50の間の距離(ピッチ)を小さくすると、板状部22のうち2つの付加的端子50の間に位置する部位は、付加的圧入突起564から加わる力によって破損するおそれがある。一方、本実施の形態によれば、板状部22の破損を防止しつつ、ピッチを小さくできる。但し、本発明はこれに限られず、付加的圧入突起564の夫々が突出する方向は、板状部22の構造に応じて変形可能である。
図2を参照すると、本実施の形態によれば、付加的端子50の延長部58の夫々は、被取付状態において、対象物70の内部に位置する。対象物70の内部には、所定機器(図示せず)の回路基板78が配置されている。延長部58の夫々は、被取付状態において、回路基板78に半田付け等によって接続され固定される。この結果、電源(図示せず)が生成する電力は、嵌合状態において、相手側コネクタ80及びコネクタ10を経由して所定機器に供給される。
図11を参照すると、本実施の形態の付加的端子50は、上述のように形成された付加的接触部52、付加的圧入部56及び延長部58を有している。但し、本発明は、これに限られず、付加的端子50の構造は、様々に変形可能である。
図11及び図12を参照すると、本実施の形態のアース端子40は、曲げを有する単一の金属部材であり、接触部42と、曲げ部44と、被保持部46とを有している。曲げ部44は、接触部42と被保持部46との間に位置している。より具体的には、曲げ部44は、X方向及びZ方向によって規定される直交平面(XZ平面)においてL字状に曲がっている。接触部42は、曲げ部44からZ方向に沿って延びており、被保持部46は、曲げ部44からX方向に沿って延びている。即ち、本実施の形態によれば、接触部42と被保持部46とは、互いに直交するように直線状に延びている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、接触部42と被保持部46とは、互いに斜交するように延びていてもよい。即ち、接触部42と被保持部46とは、互いに交差するように延びていればよい。
接触部42は、接触端422と、境界部428とを有している。境界部428は、接触部42と曲げ部44との間の境界に位置している。接触端422は、接触部42のZ方向における先端であり、Z方向において境界部428の反対側に位置している。即ち、接触部42は、境界部428から接触端422までZ方向に沿って延びている。図4を参照すると、接触部42は、嵌合状態において、相手側コネクタ80の相手側アース端子84と接触する。
図12及び図13を参照すると、本実施の形態の被保持部46は、連結部47と、接続部48と、2つの圧入突起49とを有している。接続部48は、XY平面において閉じた環形状を有している。接続部48には、接続孔486が形成されている。接続孔486は、XY平面において円形状を有する孔であり、接続部48をZ方向に貫通している。連結部47は、X方向において曲げ部44と接続部48とを互いに連結している。2つの圧入突起49は、接続部48に設けられており、接続部48からY方向における両方向に夫々突出している。本実施の形態の被保持部46は、上述の構造を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、接続部48の形状は、環形状に限定されない。また、被保持部46は、連結部47を有していなくてもよい。即ち、接続部48は、連結部47を介さずに曲げ部44に直接的に繋がっていてもよい。
図8から図10までを参照すると、本実施の形態の板状部22には、受容部34が形成されている。受容部34は、連結溝35と、開口部36とを有している。即ち、板状部22には、連結溝35と、開口部36とが形成されている。開口部36は、Z方向における両方向に開口した空間である。開口部36は、XY平面において円形状を有しており、X方向において通過孔32と異なる位置にある。連結溝35は、板状部22の被取付面22Lに形成された凹みであり、X方向において通過孔32と開口部36とを互いに連結している。即ち、通過孔32と開口部36とは、連結溝35を間に挟んでX方向に並んでいる。図10を参照すると、受容部34には、隔壁部352が設けられている。隔壁部352は、連結溝35の底部である。
図7を参照すると、受容部34は、アース端子40の被保持部46に対応している。詳しくは、受容部34の開口部36のXY平面における形状は、被保持部46の接続部48のXY平面における形状に対応しており、且つ、開口部36のXY平面におけるサイズは、接続部48のXY平面におけるサイズよりも大きい。加えて、受容部34の連結溝35のXY平面における形状は、被保持部46の連結部47のXY平面における形状に対応しており、且つ、連結溝35のXY平面におけるサイズは、連結部47のXY平面におけるサイズよりも大きい。
アース端子40の被保持部46は、保持部材20の受容部34に受容されている。詳しくは、被保持部46の連結部47及び接続部48は、受容部34の連結溝35及び開口部36に夫々受容されている。図4を参照すると、連結部47は、隔壁部352と接触するか、又は、Z方向において僅かな距離をあけて隔壁部352と対向している。
図6を参照すると、本実施の形態によれば、対象物70のアース接続部72には、アース接続孔76が形成されている。アース接続孔76は、XY平面において円形状を有する孔である。アース接続孔76は、Z方向に沿って延びており、取付面72Uにおいて開口している。アース接続孔76は、アース端子40の接続孔486と対応している。より具体的には、保持部材20の被挿入部24を対象物70の挿入孔74に挿入すると、アース端子40の接続孔486のXY平面における中心は、アース接続孔76のXY平面における中心と一致する。
図4及び図5を参照すると、被取付状態において、アース端子40の接続部48は、接続孔486を通過させてアース接続孔76に挿入したねじ60によって、アース接続部72に接続され固定される。この結果、被取付状態において、アース端子40は、アース接続部72に接地される。図4を参照すると、嵌合状態において、相手側コネクタ80の相手側アース端子84は、アース端子40を介してアース接続部72に接地される。
図11から図13までを参照すると、アース端子40の接続部48には、2つの圧入突起49に夫々対応する2対の凹部482が形成されている。各対における2つの凹部482は、Z方向における接続部48の両側から、Z方向において互いに向かって夫々凹んでおり、Z方向において、対応する圧入突起49を挟んでいる。換言すれば、圧入突起49の夫々は、Z方向において、対応する2つの凹部482の間に位置している。また、圧入突起49の夫々は、Y方向において、接続部48の側面を越えて突出している。
図5及び図9を参照すると、接続部48は、開口部36に圧入されており、これにより、アース端子40は、保持部材20に保持され固定されている。詳しくは、圧入突起49の夫々は、接続部48からY方向に突出して開口部36の内壁(保持部)37に押し付けられており、これにより、アース端子40の保持部材20からの抜け落ちが防止されている。即ち、保持部材20は、アース端子40を保持し固定する保持部37を有している。本実施の形態によれば、開口部36の内壁37が保持部37として機能する。但し、本発明は、これに限られず、アース端子40の保持部は、開口部36の内壁37以外の部位であってもよい。
上述したように、本実施の形態のアース端子40は、圧入突起49が設けられた被保持部46を有しており、被保持部46を保持部材20の保持部37に圧入することにより、保持部材20に容易に保持及び固定できる。換言すれば、本実施の形態の保持部材20は、アース端子40を容易に保持及び固定できる。加えて、本実施の形態のアース端子40は、金属部材をL字形状に曲げて圧入突起49を形成するという比較的簡単な工程によって形成可能である。
図11を参照すると、アース端子40に、本実施の形態の被保持部46と異なる被保持部を設けることも可能である。例えば、アース端子40の接触部42と曲げ部44との間に、Z方向に延びる被保持部を設けることも可能である。この場合、被保持部に、付加的端子50の付加的圧入突起564と同様な圧入突起を設ければよい。しかしながら、図4を参照すると、この構造によれば、板状部22に受容される被保持部及び曲げ部44のZ方向におけるサイズが大きくなる。即ち、板状部22のZ方向におけるサイズが大きくなり、これにより、コネクタ10のZ方向におけるサイズが大きくなる。
一方、図5及び図9を参照すると、本実施の形態によれば、圧入突起49は、被保持部46の接続部48から突出しており、接続部48は、X方向において接触部42と異なる位置にある。この構造によれば、被保持部46をZ方向に長く延ばす必要がなく、これにより、保持部37のZ方向におけるサイズを小さくできる。図4を参照すると、この結果、対象物70の内部におけるコネクタ10の占有空間を減らしつつ、コネクタ10の対象物70からの突出量を抑制できる。即ち、本実施の形態によれば、アース端子40をコネクタ10の保持部材20に容易に固定可能であり、且つ、コネクタ10全体のサイズを小さくすると共に対象物70からの突出量を抑制可能なコネクタ10を提供できる。
図13を参照すると、本実施の形態によれば、2つの圧入突起49のY方向における先端の間の距離寸法DPは、Y方向における接続部48のサイズWHよりも大きい。図5を参照すると、この構造により、2つの圧入突起49は、Y方向において互いに反対側に突出して内壁37に部分的に食い込んでおり、これにより、アース端子40は、保持部材20に確実に保持され固定されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、圧入突起49の夫々は、内壁37に殆ど食い込むことなく、内壁37に押し付けられていてもよい。また、圧入突起49の数及び配置は、本実施の形態に限られない。例えば、アース端子40は、圧入突起49を1つのみ有していてもよい。
図9を参照すると、圧入突起49が設けられた接続部48は、X方向において、接触部42と異なる位置にある。この配置により、圧入突起49の夫々は、Y方向に突出しているにも関わらず、付加的端子50に向かって突出していない。
図9を図4と併せて参照すると、例えば、Y方向に突出する2つの圧入突起49を通過孔32の内部に位置する部位(接触部42又は曲げ部44)に設けた場合、Y方向において互いに隣り合うアース端子40と付加的端子50との間の距離(ピッチ)を小さくすると、板状部22のうちアース端子40と付加的端子50との間に位置する部位は、圧入突起49から加わる力によって破損するおそれがある。一方、本実施の形態によれば、接触部42及び曲げ部44のいずれにも圧入突起が設けられておらず、圧入突起49は、接続部48のみに設けられている。この構造によれば、板状部22の破損を防止しつつ、ピッチを小さくできる。
図7を図11及び図12と併せて参照すると、本実施の形態によれば、圧入突起49の夫々は、四角柱形状を有しており、これにより鋭利な下端(−Z側の端)を有している。この構造により、保持部材20に圧入されたアース端子40は、保持部材20から抜け難い。但し、圧入突起49の夫々の形状は、鋭利な下端を有する四角柱形状に限定されず、様々に変形可能である。
図11を参照すると、本実施の形態によれば、圧入突起49の夫々は、接続部48のZ方向における中間部に位置している。但し、圧入突起49の構造は、本実施の形態に限られず、様々に変形可能である。例えば、圧入突起49の夫々は、接続部48のZ方向における一方側に偏っていてもよい。換言すれば、接続部48には、圧入突起49の夫々について、1つの凹部482のみが形成されていてもよい。また、接続部48には、凹部482が形成されていなくてもよい。換言すれば、圧入突起49の夫々のZ方向におけるサイズは、接続部48のZ方向におけるサイズと同じであってもよい。但し、図7を参照すると、接続部48を開口部36に容易に圧入し、且つ、保持部37によって確実に保持し固定するという観点から、本実施の形態が好ましい。
図11及び図12を参照すると、本実施の形態によれば、XZ平面における曲げ部44の内側は、部分的に切り欠かれており、これにより、薄板部442が形成されている。即ち、曲げ部44は、薄板部442を有している。薄板部442は、接触部42及び被保持部46に比べて薄く形成されている。詳しくは、接触部42、曲げ部44及び被保持部46をX方向に沿って直線状に延ばすと、薄板部442のZ方向におけるサイズ(厚さ)は、接触部42の厚さ及び被保持部46の厚さよりも薄い。
図4を参照すると、本実施の形態によれば、薄板部442が設けられているため、アース端子40は、接触部42及び被保持部46を厚くした場合でも、破損することなく容易に曲げることができる。加えて、隔壁部352のX方向におけるサイズを小さくすることなく連結溝35を形成でき、これにより、板状部22の破損を防止できる。但し、本発明は、これに限られず、薄板部442は、必要に応じて設ければよい。
図4から図6までを参照すると、本実施の形態のねじ60は、頭部62と、軸部66とを有している。頭部62は、XY平面において、開口部36よりも大きな円形状を有しており、軸部66は、XY平面において、開口部36よりも小さな円形状を有している。軸部66には、ネジが切られており、対象物70のアース接続孔76には、軸部66のネジに対応するネジが切られている。図4及び図5を参照すると、この構造により、ねじ60は、頭部62とアース接続部72との間に接続部48を強固に挟み込むようにして、アース接続孔76にネジ込むことができる。この結果、被取付状態において、接続部48は、アース接続部72に確実に接続され固定される。
図4及び図5を参照すると、本実施の形態によれば、接続部48は、板状部22の被取付面22Lから開口部36の外部に僅かに突出している。この構造によれば、コネクタ10を取付面72Uの上に安定的に位置させつつ、ねじ60を使用して接続部48を取付面72Uに密着させることができ、これにより、アース端子40をアース接続部72に確実に接地できる。但し、本発明は、これに限られず、接続部48は、開口部36に完全に受容されていてもよい。
本実施の形態によれば、アース接続孔76は、アース接続部72をZ方向に貫通している。また、被取付状態において、ねじ60の軸部66は、アース接続孔76を通過して、対象物70の内部に部分的に突出する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、被取付状態において、軸部66全体が接続孔486及びアース接続孔76の内部に位置していてもよい。この場合、アース接続孔76は、底のある穴であってもよい。また、接続部48は、ねじ60を使用することなく、半田付け等によってアース接続部72に接続してもよい。ねじ60を使用せずに接続部48をアース接続部72に接続する場合、接続孔486及びアース接続孔76は、設けなくてもよい。
図3を参照すると、本実施の形態によれば、外壁部26の正面部26Fに開放部262が形成されている。この構造により、板状部22の開口部36(図4参照)を、X方向においてアース端子40の接触部42に近づけつつ、コネクタ10を対象物70にネジ止めできる。従って、板状部22のX方向におけるサイズを小さくできる。但し、本発明は、これに限られず、開放部262は、必要に応じて設ければよい。
図2を参照すると、コネクタ10は、既に説明した変形例に加えて、更に様々に変形可能である。例えば、板状部22に、対象物70に固定される被固定部を設けてもよい。また、相手側コネクタ80は、対象物70に固定される相手側被固定部を有していてもよい。嵌合状態において、相手側被固定部は、相手側コネクタ80を対象物70に固定すると共に、コネクタ10の板状部22を対象物70に押し付けて固定してもよい。
10 コネクタ
20 保持部材
22 板状部
22L 被取付面
22U 反対面
24 被挿入部
26 外壁部
26F 正面部
26R 裏面部
262 開放部
32 通過孔
34 受容部
35 連結溝
352 隔壁部
36 開口部
37 内壁(保持部)
38 付加的通過孔
386 内壁
40 アース端子
42 接触部
422 接触端
428 境界部
44 曲げ部
442 薄板部
46 被保持部
47 連結部
48 接続部
482 凹部
486 接続孔
49 圧入突起
50 付加的端子
52 付加的接触部
56 付加的圧入部
562 付加的凹部
564 付加的圧入突起
58 延長部
60 ねじ
62 頭部
66 軸部
70 対象物
72 アース接続部
72U 取付面
74 挿入孔
76 アース接続孔
78 回路基板
80 相手側コネクタ
82 相手側保持部材
84 相手側アース端子
86 相手側付加的端子

Claims (9)

  1. アース接続部を有する対象物に取り付けられた被取付状態において、相手側アース端子を有する相手側コネクタと嵌合方向に沿って嵌合可能なコネクタであって、
    前記コネクタは、保持部材と、アース端子とを備えており、
    前記保持部材は、保持部を有しており、
    前記アース端子は、接触部と、被保持部とを有しており、
    前記接触部は、前記コネクタと前記相手側コネクタとが互いに嵌合した嵌合状態において、前記相手側アース端子と接触し、
    前記被保持部は、接続部と、圧入突起とを有しており、
    前記接続部は、前記嵌合方向と直交する直交方向において、前記接触部と異なる位置にあり、
    前記接続部は、前記被取付状態において、前記アース接続部に接続され、
    前記圧入突起は、前記接続部から突出して前記保持部に押し付けられており、これにより、前記被保持部は、前記保持部に保持されている
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記アース端子は、曲げ部を有しており、
    前記接触部は、前記曲げ部から前記嵌合方向に沿って延びており、
    前記被保持部は、前記曲げ部から前記直交方向に沿って延びている
    コネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタであって、
    前記曲げ部は、前記嵌合方向及び前記直交方向によって規定される直交平面において曲がっており、
    前記直交平面における前記曲げ部の内側は、部分的に切り欠かれている
    コネクタ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記接続部には、2つの凹部が形成されており、
    2つの前記凹部は、前記嵌合方向における前記接続部の両側から、前記嵌合方向において互いに向かって夫々凹んでおり、前記嵌合方向において前記圧入突起を挟んでいる
    コネクタ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、前記アース端子と異なる複数の付加的端子を備えており、
    前記アース端子及び前記付加的端子は、前記嵌合方向及び前記直交方向の双方と直交するピッチ方向に並んでおり、
    前記付加的端子の夫々は、付加的接触部と、付加的圧入部とを有しており、
    前記付加的端子の夫々において、前記付加的接触部及び前記付加的圧入部は、前記嵌合方向に並んでおり、
    前記保持部材は、板状部を有しており、
    前記板状部には、通過孔と、開口部と、前記付加的端子に夫々対応する複数の付加的通過孔とが形成されており、
    前記通過孔は、前記板状部を前記嵌合方向に貫通しており、
    前記開口部は、前記嵌合方向における両方向に開口した空間であり、前記直交方向において前記通過孔と異なる位置にあり、
    前記接触部は、前記通過孔を通過しており、
    前記接続部は、前記開口部に受容されており、
    前記付加的通過孔の夫々は、前記板状部を前記嵌合方向に貫通しており、
    前記付加的圧入部の夫々は、対応する前記付加的通過孔に圧入されている
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタであって、
    前記付加的圧入部の夫々は、付加的圧入突起を有しており、
    前記付加的圧入突起の夫々は、前記直交方向に突出して対応する前記付加的通過孔の内壁に押し付けられており、
    前記被保持部の前記圧入突起は、前記ピッチ方向に突出して前記開口部の内壁に押し付けられている
    コネクタ。
  7. 請求項5又は請求項6記載のコネクタであって、
    前記被保持部は、2つの前記圧入突起を有しており、
    2つの前記圧入突起は、前記ピッチ方向における両方向に夫々突出しており、
    2つの前記圧入突起の前記ピッチ方向における先端の間の距離寸法は、前記ピッチ方向における前記接続部のサイズよりも大きい
    コネクタ。
  8. 請求項5から請求項7までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記付加的端子の夫々は、延長部を有しており、
    前記付加的端子の夫々において、前記付加的圧入部は、前記付加的接触部と前記延長部との間に位置しており、
    前記延長部の夫々は、前記被取付状態において、前記対象物の内部に位置する
    コネクタ。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載のコネクタであって、
    前記対象物の前記アース接続部には、アース接続孔が形成されており、
    前記接続部には、接続孔が形成されており、
    前記接続孔は、前記接続部を前記嵌合方向に貫通しており、
    前記被取付状態において、前記接続部は、前記接続孔を通過させて前記アース接続孔に挿入したねじによって、前記アース接続部に接続され固定される
    コネクタ。
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