JP6619705B2 - レンズマイクユニットおよび電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズマイクユニットおよび電子機器に関する。
電子機器には、動作状態などを光で通知する標示灯や、音声を集音するマイクを配置することがある。標示灯については、電子機器の本体カバーの内側に配置されたLEDと、LEDからの光を本体カバーの外側に向かって案内するライトガイドとを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。マイクについては、弾性素材で構成され、マイクの集音面前面に開口部を有し、マイクを保持するマイク保持部材と、カメラのボディの内面に設けられて、開口部の内周面側に当接する成形部とを備えることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−206904号公報 特開2007−194708号公報
ところで、一つの電子機器に、標示灯とマイクとを近接して配置する場合、標示灯からの光が、マイク取付部からの漏れ光となるおそれがある。また、マイクは、集音性を高めるため、ノイズや音割れを抑制したいという要望がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、マイク取付部からの漏れ光を規制し、マイクの集音性を高めたレンズマイクユニットおよび電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るレンズマイクユニットは、発光部が搭載された基板の少なくとも一部を覆って配置される本体部と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に配置された突起部とを有するレンズ部材と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に、前記突起部と並んで配置され、弾性体で外周を覆われたマイクとを備え、前記突起部は、先端部が、前記本体部を間に挟んで前記基板と向かい合って配置されるパネル部材に形成された第一孔から露出し、前記マイクは、前記本体部と前記パネル部材とに挟まれて、前記弾性体が圧縮された状態で配置され、先端部が、前記パネル部材に前記第一孔と並んで形成された第二孔から露出することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、発光部が搭載された基板と、前記基板と向かい合って配置され、第一孔と、前記第一孔と並んで形成された第二孔とを有するパネル部材と、前記基板の少なくとも一部を覆って配置された本体部と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に配置された突起部とを有するレンズ部材と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に、前記突起部と並んで配置され、弾性体で外周を覆われたマイクとを備え、前記本体部は、前記基板と前記パネル部材との間に位置し、前記突起部は、先端部が、前記第一孔から露出し、前記マイクは、前記本体部と前記パネル部材とに挟まれて、前記弾性体が圧縮された状態で配置され、先端部が、前記第二孔から露出することを特徴とする。
本発明によれば、マイク取付部からの漏れ光を規制し、マイクの集音性を高めることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係るレンズマイクユニットを有する電子機器を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るレンズマイクユニットを有する電子機器を示す部分拡大断面図である。 図3は、実施形態に係るレンズマイクユニットを示す正面図である。 図4は、実施形態に係るレンズマイクユニットを示す斜視図である。 図5は、実施形態に係るレンズマイクユニットのレンズ部材を示す斜視図である。 図6は、実施形態に係るレンズマイクユニットのマイクを示す斜視図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るレンズマイクユニット10を備えた電子機器1の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係るレンズマイクユニットを有する電子機器を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るレンズマイクユニットを有する電子機器を示す部分拡大断面図である。電子機器1は、例えば、AV一体型のカーナビゲーションシステムまたはカーオーディオなどである。
図1、図2を用いて、電子機器1を説明する。電子機器1は、運転席に面した正面に配置されたディスプレイパネル2と、ディスプレイパネル2の外周を覆う箱形のパネル(パネル部材)3と、ディスプレイパネル2の側方に配置された操作部6と、パネル3内に収容された基板7と、パネル3と向かい合って配置されたサブパネル8と、レンズマイクユニット10とを有する。
図1を用いて、ディスプレイパネル2を説明する。ディスプレイパネル2は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)又は有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。ディスプレイパネル2は、基板7から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。ディスプレイパネル2は、正面が運転席と向かい合って配置される。ディスプレイパネル2は、表面にタッチパネルが配置されている。ディスプレイパネル2は、表示された操作画面を介して、操作を検出し基板7に出力する。
図2を用いて、パネル3を説明する。パネル3は、基板7と向かい合って配置される。パネル3は、運転席に面して露出する外側パネル4と、外側パネル4の内周面4dに配置された内側パネル5とを有する。パネル3は、図示しない駆動機構によって、サブパネル8に対してチルト動作し、開閉する。
図1に戻って、外側パネル4を説明する。外側パネル4は、板材で箱形に形成されている。外側パネル4は、ディスプレイパネル2を露出させるディスプレイ用孔4aと、操作部6を露出させる操作部用孔4bと、レンズマイクユニット10を露出させるレンズマイク用孔4cとを有する。ディスプレイ用孔4aは、ディスプレイパネル2に対応して矩形状に形成されている。ディスプレイ用孔4aは、運転席に面した正面に配置される。操作部用孔4bは、操作部6に対応して矩形状に形成されている。操作部用孔4bは、正面から見て、ディスプレイ用孔4aの右側に配置されている。レンズマイク用孔4cは、上下方向に長い楕円形状に形成されている。レンズマイク用孔4cは、操作部用孔4bの下方に配置されている。このように構成された外側パネル4は、内側パネル5を覆って配置されている。外側パネル4のレンズマイク用孔4cの外周は、内側パネル5と接着されている。
図1、図2に戻って、内側パネル5を説明する。内側パネル5は、板材で箱形に形成されている。内側パネル5は、外側パネル4の内周面4dに接着されている。内側パネル5には、ディスプレイパネル2を露出させるディスプレイ用孔5aと、操作部6を露出させる操作部用孔5bと、レンズマイクユニット10のレンズ部材20の突起部23を露出させるレンズ用孔(第一孔)5cと、レンズマイクユニット10のマイク50を露出させるマイク用孔(第二孔)5dと、レンズマイクユニット10を収容するユニット用リブ5eとを有する。
ディスプレイ用孔5aは、ディスプレイパネル2に対応して矩形状に形成されている。ディスプレイ用孔5aは、外側パネル4のディスプレイ用孔4aと重なって配置されている。操作部用孔5bは、操作部6に対応して矩形状に形成されている。操作部用孔5bは、外側パネル4の操作部用孔4bと重なって配置されている。
図3を用いて、レンズ用孔5cとマイク用孔5dとについて説明する。図3は、実施形態に係るレンズマイクユニットを示す正面図である。レンズ用孔5cは、レンズマイクユニット10のレンズ部材20の突起部23に対応して円形に形成されている。レンズ用孔5cは、外側パネル4のレンズマイク用孔4cの上側と重なって配置されている。マイク用孔5dは、レンズマイクユニット10のマイク50(図2参照)に対応して円形に形成されている。より詳しくは、マイク用孔5dは、レンズマイクユニット10のマイク50のブッシュ52の外径より小さい内径を有する。マイク用孔5dは、外側パネル4のレンズマイク用孔4cの下側と重なって配置されている。マイク用孔5dは、レンズ用孔5cと並んで配置されている。マイク用孔5dは、レンズ用孔5cの下方に配置されている。
ユニット用リブ5eは、レンズマイクユニット10を位置決めする。ユニット用リブ5eは、レンズマイクユニット10の外周より大きい直方体状の筒型に形成されている。ユニット用リブ5eは、内側パネル5の内周面5fから突設されている。
図1に戻って、操作部6を説明する。操作部6は、電子機器1に対する操作を入力する複数のボタンを含む。操作部6は、各ボタンに対する操作を検出し基板7に出力する。操作部6は、ディスプレイパネル2に表示された操作画面に画像として表示させるタッチパネルとしてもよい。
図2に戻って、基板7を説明する。基板7は、板状のプリント基板である。より詳しくは、基板7は、絶縁体で形成された板材上に配置した、例えば、集積回路、抵抗器、コンデンサ、トランジスタ、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)(発光部)7Lなどの電子部品を、電気的に接続し構成されている。基板7は、電子機器1の各部に制御信号を出力する。基板7は、パネル3と向かい合って配置される。基板7は、電子機器1の正面から見て右側、言い換えると、操作部6およびレンズマイクユニット10と向かい合う位置に配置される。
発光ダイオード7Lは、例えば、電子機器1の盗難防止装置が作動していることを報知するために、車両のエンジン停止時に点滅する。このため、発光ダイオード7Lは、車両の外側からでも視認可能な、輝度および視野角を有する。
図1に戻って、サブパネル8を説明する。サブパネル8は、直方体状の箱形に形成されている。サブパネル8は、パネル3と向かい合って配置される。サブパネル8は、車両直進時の進行方向と平行な前後方向と直交する平面に配置される。サブパネル8には、記憶媒体を読み取る、図示しないメディアスロットが配置されている。
図4ないし図6を用いて、レンズマイクユニット10について説明する。図4は、実施形態に係るレンズマイクユニットを示す斜視図である。図5は、実施形態に係るレンズマイクユニットのレンズ部材を示す斜視図である。図6は、実施形態に係るレンズマイクユニットのマイクを示す斜視図である。レンズマイクユニット10は、発光ダイオード7Lの輝度および視野角を、車両の外側からでも視認可能にするとともに、音声を集音する。レンズマイクユニット10は、レンズ部材20と、マイク保持部30と、電線保持部40と、マイク50とを有する。
図4、図5を用いて、レンズ部材20を説明する。レンズ部材20は、基板7に配置された発光ダイオード7Lの輝度および視野角を、車両の外側からでも視認可能にするレンズである。より詳しくは、レンズ部材20は、基板7の発光ダイオード7Lの発光の輝度を上げる。また、レンズ部材20は、基板7の発光ダイオード7Lの発光を拡散させることで視野角を広げる。レンズ部材20は、直方体状の箱形に形成されている。レンズ部材20は、透明なポリエチレンテレフタレート(Polyethylene Terephthalate:PET)樹脂などの樹脂材で構成されている。レンズ部材20は、矩形状の本体部21と、本体部21の端部から立設された4つの脚部22と、突起部23とを有する。
本体部21は、平板状に形成されている。4つの脚部22は、それぞれ平板状に形成されている。本体部21と4つの脚部22とで、本体部21と向かい合う面が開口した箱形に形成されている。
突起部23は、発光ダイオード7Lの発光を、パネル3の外側に導出する。突起部23の軸方向は、発光ダイオード7Lからパネル3の外側に進む光の光軸と一致する。突起部23は、本体部21のパネル3と向かい合う表面(基板7と向かい合う面と反対側の面)21aに突設されている。言い換えると、図2に示すように、突起部23は、組み付け状態で、パネル3に向かって突設されている。突起部23の本体部21からの高さは、マイク50のブッシュ52の本体部21からの高さより高い。突起部23の本体部21からの高さは、組み付け状態で、先端部がパネル3から突出しない高さである。より詳しくは、突起部23の本体部21からの高さは、組み付け状態で、先端部が内側パネル5のレンズ用孔5cから突出し、外側パネル4のレンズマイク用孔4cから突出しない高さである。
このように構成されたレンズ部材20は、組み付け状態で、基板7の発光ダイオード7Lの少なくとも一部を覆って配置される。
図4、図5に戻って、マイク保持部30を説明する。マイク保持部30は、マイク50の外周を保持する。マイク保持部30は、レンズ部材20と一体に、レンズ部材20の本体部21の表面21aに形成されている。マイク保持部30は、円柱状に形成されたリブ31と、マイク50の電線54を引き出す切欠部(電線引出部)32とを有する。
リブ31は、マイク50の外周を保持する。リブ31は、本体部21の表面21aに突設されている。リブ31は、マイク50のブッシュ(弾性体)52の外径より小さい内径を有する円柱状に形成されている。言い換えると、リブ31は、マイク50のブッシュ52と嵌合する。リブ31の軸方向は、レンズ部材20の突起部23の軸方向と平行である。リブ31の本体部21の表面21aからの高さは、マイク50のブッシュ52の本体部21の表面21aからの高さより低い。切欠部32は、マイク50の電線54が引き出し可能な大きさにリブ31の外周の一部を切り欠いて形成されている。本実施形態では、切欠部32は、図5において、リブ31の右上部に形成されている。
電線保持部40は、マイク50に接続された電線54を保持する。電線保持部40は、レンズ部材20と一体に、レンズ部材20の1つの脚部22に配置されている。電線保持部40は、略L字型のフック状に形成されている。電線保持部40は、脚部22との間に形成されたスペースSに電線54を保持する。本実施形態では、電線保持部40は、図5において、マイク保持部30の切欠部32より上方に配置されている。
図4、図6を用いて、マイク50を説明する。マイク50は、運転者などの音声を集音して、音声信号を基板7に出力する。マイク50は、マイク本体51と、ブッシュ52と、電線54と、コネクタ55とを有する。
マイク本体51は、円柱状に形成されている。マイク本体51は、一方の端面51aに集音部が配置されている。ブッシュ52は、マイク本体51の外周を覆って配置されている。ブッシュ52は、マイク本体51の外径より小さい内径を有する円柱状に形成されている。言い換えると、ブッシュ52は、マイク本体51と嵌合する。ブッシュ52は、例えば、ゴムなどの弾性部材で構成されている。ブッシュ52には、電線54を引き出す切欠部53が形成されている。切欠部53は、ブッシュ52の一方の端面52a側に形成されている。より詳しくは、切欠部53は、ブッシュ52の一方の端面52a側から、ブッシュ52の軸方向に沿って所定長さの矩形状に形成されている。切欠部53は、電線54が引き出し可能な大きさ、形状に形成されている。電線54は、マイク本体51の他方の端面51bに半田付けされている。コネクタ55は、電線54の先端部に配置されている。コネクタ55は、基板7上に配置された、図示しないマイク用コネクタ受部に接続される。
次に、このように構成されたレンズマイクユニット10の組み付け方法および作用について説明する。
まず、図4に示すように、作業者は、レンズ部材20にマイク50を組み付けて、レンズマイクユニット10とする。より詳しくは、作業者は、マイク50の電線54が、マイク保持部30のリブ31に形成された切欠部32から引き出されるように位置合わせした状態で、マイク保持部30のリブ31とマイク50のブッシュ52とを嵌合させる。そして、作業者は、マイク保持部30の切欠部32から引き出されたマイク50の電線54を、電線保持部40で保持させる。このようにして、レンズ部材20とマイク50とが、レンズマイクユニット10として組み付けられる。
本実施形態では、マイク保持部30の切欠部32がリブ31の右上部に形成され、電線保持部40がマイク保持部30の切欠部32より上方に配置されている。このため、マイク保持部30の切欠部32から引き出されたマイク50の電線54は、レンズ部材20の本体部21に沿って、右上に向かって斜めに配線される。そして、電線54は、レンズ部材20の本体部21と、電線保持部40が配置されたレンズ部材20の1つの脚部22との角部に当接して、角部に沿って曲げられる。そして、電線54は、電線保持部40で保持される。このように、マイク保持部30の切欠部32から引き出されたマイク50の電線54は、レンズ部材20の本体部21において斜めに配線される。このため、マイク50の電線54は、レンズ部材20の本体部21において右方に水平方向に沿って配線される場合に比べて、本体部21に沿う部分が長くなる。言い換えると、レンズ部材20の本体部21に沿って配線されたマイク50の電線54が曲げられる角部までの長さが長くなる。これにより、マイク50の電線54や半田接合部に作用する応力が低減されている。
つづいて、作業者は、組み付けられたレンズマイクユニット10を電子機器1へ組み付ける。より詳しくは、作業者は、レンズマイクユニット10を、パネル3の内側パネル5のユニット用リブ5eに収容する。そして、作業者は、パネル3を基板7に近づける。そして、作業者は、レンズマイクユニット10のマイク50のコネクタ55を、基板7のマイク用コネクタ受部に差し込む。
そして、作業者は、パネル3と基板7とを位置合わせする。パネル3と基板7とが位置合わせされた状態では、ユニット用リブ5eに収容されたレンズマイクユニット10が、基板7に搭載された発光ダイオード7Lを覆うように配置される。そして、作業者は、パネル3と基板7とを締結部材で固定する。これにより、レンズマイクユニット10は、パネル3と基板7とで挟持され、固定される。このようにして、レンズマイクユニット10が電子機器1へ組み付けられる。
図2に戻って、レンズマイクユニット10が電子機器1へ組み付けられた、組み付け状態における、レンズマイクユニット10について説明する。レンズマイクユニット10は、パネル3と基板7とで挟持されている。より詳しくは、マイク50のブッシュ52は、パネル3で基板7側に押圧されている。また、レンズ部材20は、脚部22の先端部22aが、基板7でパネル3側に押圧されている。これにより、マイク50のブッシュ52は、パネル3とレンズ部材20とで押圧され圧縮されている。圧縮されたマイク50のブッシュ52は、パネル3とレンズ部材20とに密着している。より詳しくは、マイク50のブッシュ52の一方の端面52aは、内側パネル5の内周面5fにおいて、マイク用孔5dの外周と密着している。マイク50のブッシュ52の他方の端面52bは、レンズ部材20の本体部21の表面21aと密着している。また、マイク50のブッシュ52は、圧縮されることで高密度になっている。これにより、マイク50のブッシュ52は、内側パネル5の内周面5fにおいて、マイク用孔5dの外周を隙間なく囲んでいる。このため、パネル3のマイク用孔5dにおいて、基板7の発光ダイオード7Lの漏れ光が遮断される。
上述したように、本実施形態によれば、マイク50のブッシュ52は、パネル3とレンズ部材20とで押圧され圧縮されて、パネル3とレンズ部材20とに密着している。より詳しくは、マイク50のブッシュ52の一方の端面52aは、内側パネル5の内周面5fにおいて、マイク用孔5dの外周と密着している。マイク50のブッシュ52の他方の端面52bは、レンズ部材20の本体部21の表面21aと密着している。また、マイク50のブッシュ52は、圧縮されることで高密度になっている。これにより、本実施形態によれば、マイク50のブッシュ52で、内側パネル5の内周面5fにおいて、マイク用孔5dの外周を隙間なく囲むことができる。このため、本実施形態は、レンズ用孔5cと並んで配設されているマイク用孔5dにおける、基板7の発光ダイオード7Lの漏れ光を遮断することができる。
本実施形態によれば、マイク50のブッシュ52は、パネル3とレンズ部材20とで押圧され圧縮されて、パネル3とレンズ部材20とに密着している。また、マイク50のブッシュ52は、圧縮されることで高密度になっている。さらにまた、外側パネル4のレンズマイク用孔4cの外周は、内側パネル5と接着されている。このため、本実施形態によれば、マイク50を、内側パネル5の内周面5fにおいて、マイク50のブッシュ52で周囲を覆われ、気密性の高い空間に配置することができる。このように、本実施形態によれば、マイク50の集音性を向上することができる。
本実施形態によれば、マイク保持部30の切欠部32から引き出されたマイク50の電線54は、レンズ部材20の本体部21に沿って右上に斜めに配線される。これにより、本実施形態によれば、マイク50の電線54は、レンズ部材20の本体部21において右方に水平方向に沿って配線される場合に比べて、本体部21に沿う部分を長くすることができる。言い換えると、本実施形態は、マイク50の電線54が曲げられる角部までの長さを長くすることができる。このため、本実施形態は、電線54とマイク本体51との半田付け部に作用する応力を低減することができる。
これに対して、例えば、電線54がレンズ部材20の本体部21において右方に水平方向に沿って配線されている場合、マイク50の電線54が曲げられる角部までの長さが短くなる。これにより、電線54のマイク50との半田付け部に作用する応力が増大する。このため、電線54は、断線するおそれが高くなる。
しかしながら、本実施形態は、電線54のマイク本体51との半田付け部に作用する応力が低減されている。このため、例えば、組み付け作業時に、作業者がマイク本体51や電線54に触れた場合でも、電線54の断線を抑制することができる。
本実施形態によれば、レンズマイクユニット10の電子機器1への組み付け時、マイク50の電線54は、電線保持部40で仮止めされている。言い換えると、レンズマイクユニット10は、レンズ部材20と、電線54を含むマイク50とがユニット化されている。このように、本実施形態は、レンズマイクユニット10がユニット化されているため、電子機器1への組み付け時の取り扱いを容易にすることができる。これにより、本実施形態によれば、組み付け作業に要する時間と手間とを削減し、組み付け作業を効率化することができる。さらに、例えば、組み付け時、作業者が電線54に触れた場合でも、電線54が仮固定されているため、電線54の振れによってマイク50のブッシュ52に応力が作用することを抑制することができる。
本実施形態によれば、レンズ部材20に形成されたマイク保持部30は、マイク50のブッシュ52と嵌合する。このため、レンズ部材20とマイク50とをレンズマイクユニット10として、簡単に組み付けることができる。このように、本実施形態は、組み付け時のマイク50のブッシュ52の脱落を規制することができる。
さて、これまで本発明に係る電子機器1について説明したが、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよいものである。上記で説明したレンズマイクユニット10の構成は、一例であり、これに限定されるものではない。
マイク保持部30は、本体部21から突起部23と同じ方向に突設されたリブ31であってもよいが、レンズ部材20の本体部21に円柱状に形成された溝であってもよい。この場合、マイク50をマイク保持部30の溝に嵌合させて組み付ける。
電線保持部40は、レンズ部材20の脚部22に、マイク50の電線54を配線したい方向に沿って形成された溝であってもよい。この場合、マイク50の電線54を電線保持部40の溝に嵌合させて組み付ける。
レンズ部材20とマイク保持部30とは一体的構成であってもよいが、マイク保持部30を、ゴムや軟質樹脂などの摩擦係数の大きい材料で形成してもよい。これにより、マイク保持部30とマイク50のブッシュ52との摩擦が増大する。このため、マイク保持部30からのマイク50の脱落をより確実に規制することができる。
レンズ部材20と電線保持部40とは一体的構成であってもよいが、電線保持部40を、ゴムや軟質樹脂などの摩擦係数の大きい材料で形成してもよい。これにより、電線保持部40とマイク50の電線54との摩擦が増大する。このため、電線保持部40で、マイク50の電線54をより確実に保持することができる。
1 電子機器
2 ディスプレイパネル
3 パネル(パネル部材)
4 外側パネル
5 内側パネル
5c レンズ用孔(第一孔)
5d マイク用孔(第二孔)
6 操作部
7 基板
7L 発光ダイオード(発光部)
8 サブパネル
10 レンズマイクユニット
20 レンズ部材
21 本体部
22 脚部
23 突起部
30 マイク保持部
31 リブ
32 切欠部(電線引出部)
40 電線保持部
50 マイク
51 マイク本体
52 ブッシュ(弾性体)
54 電線

Claims (6)

  1. 発光部が搭載された基板の少なくとも一部を覆って配置される本体部と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に配置された突起部とを有するレンズ部材と、
    前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に、前記突起部と並んで配置され、弾性体で外周を覆われたマイクと
    を備え、
    前記突起部は、先端部が、前記本体部を間に挟んで前記基板と向かい合って配置されるパネル部材に形成された第一孔から露出し、
    前記マイクは、前記本体部と前記パネル部材とに挟まれて、前記弾性体が圧縮された状態で配置され、先端部が、前記パネル部材に前記第一孔と並んで形成された第二孔から露出することを特徴とするレンズマイクユニット。
  2. 前記本体部に配置され、前記マイクの外周を保持するマイク保持部を備える請求項1に記載のレンズマイクユニット。
  3. 前記本体部から前記基板に向かって立設された脚部に配置され、前記マイクに接続された電線を保持する電線保持部を備え
    前記マイク保持部は、前記電線を引き出す電線引出部を有し、
    前記電線は、前記電線引出部から引き出され、前記本体部において、斜めに配線される請求項2に記載のレンズマイクユニット。
  4. 前記マイク保持部は、前記本体部から前記パネル部材に向かって突設されたリブである請求項2または3に記載のレンズマイクユニット。
  5. 前記電線保持部は、フック状に形成されている請求項3に記載のレンズマイクユニット。
  6. 発光部が搭載された基板と、
    前記基板と向かい合って配置され、第一孔と、前記第一孔と並んで形成された第二孔とを有するパネル部材と、
    前記基板の少なくとも一部を覆って配置された本体部と、前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に配置された突起部とを有するレンズ部材と、
    前記本体部における前記基板と向かい合う面と反対側の面に、前記突起部と並んで配置され、弾性体で外周を覆われたマイクと
    を備え、
    前記本体部は、前記基板と前記パネル部材との間に位置し、
    前記突起部は、先端部が、前記第一孔から露出し、
    前記マイクは、前記本体部と前記パネル部材とに挟まれて、前記弾性体が圧縮された状態で配置され、先端部が、前記第二孔から露出することを特徴とする電子機器。
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