JP6618789B2 - 分析方法および分析装置 - Google Patents
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Description
本発明の一解決手段に係る分析方法は、血液を既知試料として前記既知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを既知スペクトルとして入手し、且つ、分量を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルを入手する第1ステップと、医療器具を洗浄し、洗浄した前記医療器具に汚れが付着している場合の前記汚れを未知試料として前記未知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを未知スペクトルとして入手する第2ステップと、前記第1ステップにて入手した複数の前記既知スペクトルによって構築された前記既知試料に属しないクラスを含む複数のクラスの中から、前記第2ステップにて入手した前記未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する第3ステップを有する分析方法であって、前記第3ステップにおいて前記未知試料が規定値以下の場合は終了し、また、前記第3ステップにおいて前記未知試料が規定値超過の場合は前記第2ステップに戻る第4ステップをさらに有し、前記第2ステップにおいて前記医療器具を洗浄したことで前記既知試料に属しないクラスが除かれたときに、前記帰属クラスに分類された前記未知スペクトルに対して、複数の前記既知スペクトルによって構築された検量線から前記未知試料の分量を予測することを特徴とする。
本発明の一解決手段に係る分析装置は、洗浄した医療器具に汚れが付着している場合の前記汚れを未知試料として前記未知試料が内部にセットされるセット部と、近赤外光の光源と、前記セット部内の前記未知試料に前記光源からの近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを未知スペクトルとして検出する分光器と、前記分光器と接続され、前記未知スペクトルを分析するコンピュータを備えた分析装置であって、前記コンピュータは、血液を既知試料として前記既知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルが既知スペクトルとして予め記憶されている構成、且つ、分量を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルが記憶されている構成のライブラリと、複数の前記既知スペクトルによって構築された前記既知試料に属しないクラスを含む複数のクラスの中から、前記未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する処理を行う第1処理部と、前記未知試料が前記医療器具を洗浄したことで前記既知試料に属しないクラスが除かれたときに、前記帰属クラスに分類された前記未知スペクトルに対して、複数の前記既知スペクトルによって構築された検量線から前記未知試料の分量を予測する処理を行う第2処理部を備えることを特徴とする。
16 光源; 18 分光器; 20 コンピュータ;
22、24 伝送部; 30 入力部; 32 制御部;
34 出力部; 36 ライブラリ;
38 分類処理部(第1処理部);
40 検量処理部(第2処理部);
42 前処理部(第3処理部)。
Claims (10)
- 血液を既知試料として前記既知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを既知スペクトルとして入手し、且つ、分量を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルを入手する第1ステップと、
医療器具を洗浄し、洗浄した前記医療器具に汚れが付着している場合の前記汚れを未知試料として前記未知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを未知スペクトルとして入手する第2ステップと、
前記第1ステップにて入手した複数の前記既知スペクトルによって構築された前記既知試料に属しないクラスを含む複数のクラスの中から、前記第2ステップにて入手した前記未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する第3ステップを有する分析方法であって、
前記第3ステップにおいて前記未知試料が規定値以下の場合は終了し、また、前記第3ステップにおいて前記未知試料が規定値超過の場合は前記第2ステップに戻る第4ステップをさらに有し、
前記第2ステップにおいて前記医療器具を洗浄したことで前記既知試料に属しないクラスが除かれたときに、前記帰属クラスに分類された前記未知スペクトルに対して、複数の前記既知スペクトルによって構築された検量線から前記未知試料の分量を予測すること
を特徴とする分析方法。 - 請求項1記載の分析方法において、前記第1ステップでは、入手した前記既知スペクトルに対して微分処理を行い、且つ、前記第2ステップでは、入手した前記未知スペクトルに対して微分処理を行うことを特徴とする分析方法。
- 請求項1または2記載の分析方法において、
前記第1ステップでは、分量および種類を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルを入手し、
前記第3ステップでは、分類された前記帰属クラスから前記未知試料の種類を予測することを特徴とする分析方法。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の分析方法において、
前記第3ステップでは、SIMCA法を用いて前記未知スペクトルを分類することを特徴とする分析方法。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の分析方法において、
前記第4ステップでは、PLSR法を用いて前記未知試料の分量を予測することを特徴とする分析方法。 - 洗浄した医療器具に汚れが付着している場合の前記汚れを未知試料として前記未知試料が内部にセットされるセット部と、近赤外光の光源と、前記セット部内の前記未知試料に前記光源からの近赤外光を当てた反射による反射スペクトルを未知スペクトルとして検出する分光器と、前記分光器と接続され、前記未知スペクトルを分析するコンピュータを備えた分析装置であって、
前記コンピュータは、
血液を既知試料として前記既知試料に近赤外光を当てた反射による反射スペクトルが既知スペクトルとして予め記憶されている構成、且つ、分量を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルが記憶されている構成のライブラリと、
複数の前記既知スペクトルによって構築された前記既知試料に属しないクラスを含む複数のクラスの中から、前記未知スペクトルを最も相関の高い帰属クラスに分類する処理を行う第1処理部と、
前記未知試料が前記医療器具を洗浄したことで前記既知試料に属しないクラスが除かれたときに、前記帰属クラスに分類された前記未知スペクトルに対して、複数の前記既知スペクトルによって構築された検量線から前記未知試料の分量を予測する処理を行う第2処理部を備えること
を特徴とする分析装置。 - 請求項6記載の分析装置において、
前記コンピュータは、前記既知スペクトルに対して微分処理を行い、且つ、前記未知スペクトルに対して微分処理を行う第3処理部を更に備えることを特徴とする分析装置。 - 請求項6または7記載の分析装置において、
前記ライブラリは、分量および種類を異ならせた複数の前記既知試料に対する複数の前記既知スペクトルが記憶されている構成であり、
前記第1処理部は、分類された前記帰属クラスから前記未知試料の種類を予測する処理を行う構成であること
を特徴とする分析装置。 - 請求項6〜8のいずれか一項に記載の分析装置において、
前記第1処理部は、SIMCA法がプログラミングされたプログラムが前記コンピュータにインストールされている構成であることを特徴とする分析装置。 - 請求項6〜9のいずれか一項に記載の分析装置において、
前記第2処理部は、PLSR法がプログラミングされたプログラムが前記コンピュータにインストールされている構成であることを特徴とする分析装置。
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