JP6616469B1 - 熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントの提供。【解決手段】本発明の熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントは、該熱破壊式電力切断スイッチが、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、該可動導電部材が該第1導電部材と第2導電部材を導通させ、該操作ユニットが操作部材と、第1弾性部材を有し、該第2弾性部材が該操作部材に作用し、該過熱破壊部材が規制部材に一体成型され、第1ばねが接触部材と該過熱破壊部材の間で圧縮されて第1弾性力を有し、該第2弾性部材が第2弾性力を有し、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該第1弾性力が該第2弾性力より小さくなり、該可動導電部材が第1導電部材と第2導電部材の導通を切断し、過熱保護の効果を達する。該コンセントは該熱破壊式電力切断スイッチを含む。【選択図】図1

Description

本発明は熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントに関し、特に、ヒューズ及びバイメタルの切断構造とは異なり、電流の通過に依存することなく破壊を実行できる過熱破壊部材であって、熱エネルギーの伝達を通じて破壊を実行し、スイッチに導通を切断させる、熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントに関する。
従来のロッカースイッチは、制御スイッチを一定の角度範囲内で往復枢動させることで、スイッチの接続または切断を制御しており、例えば、中華民国特許第560690号「切替スイッチの火花遮蔽構造」は、スイッチの枢動時に位置決め部材を利用して第1位置または第2位置にスイッチを位置決めすることで、接続または切断を形成している。
従来の押しボタンスイッチは、毎回の押圧操作でスイッチの接続と切断を反復制御することができ、ボタンには従来の自動ボールペンの往復ボタンに似た構造を利用し、該スイッチのボタンを押すたびに下方位置または上方位置に位置決めしており、一例として中国特許第CN103441019号の「ボタンスイッチ」がある。
中華民国特許第321352号の「ワイヤ上スイッチ構造の改良」はヒューズを備えたスイッチ構造を開示しているが、該ヒューズが電源活線の経路中に配置されているため、保護作用が電流の通過に依存しており、特に過負荷の電流でやっと該ヒューズを切断させることができるもので、ヒューズの動作時に電流を通過させる必要があり、一方で電流が過大のときのみヒューズの切断が可能であるため、往々にして低融点の鉛錫合金、亜鉛を使用してヒューズとするが、その導電性は銅にはるかに及ばない。延長コンセントを例とすると、延長コンセントは主に銅を導電体として使用するが、延長コンセントに中華民国特許第321352号のスイッチを組み合わせて電源を制御する場合、ヒューズの導電率が優れず、エネルギー消費の問題が生じやすい。
中華民国特許第M382568号の「双極自動切断式安全スイッチ」は、バイメタル型の過負荷保護スイッチを開示しているが、バイメタルは同様に電流が通過する経路中に配置する必要があり、電流の通過によって変形を生じ、特に過負荷の電流でやっと該バイメタルを変形させて電気回路を中断させることができる。
中華民国特許第M250403号の「グループ式コンセントに用いる過負荷保護スイッチの構造」は、延長コンセントに応用した過負荷保護スイッチを開示しており、該特許の過負荷保護スイッチにはバイメタルが設置され、延長コンセント全体の総仕事率が超過したとき、該バイメタルが熱で変形して自動的にトリップし、電気を遮断して保護の作用を達成する。しかしながら、該バイメタルの過負荷保護作用は電流の通過に依存する必要があり、バイメタルの導電率は銅にはるかに及ばないため、エネルギー消費の問題が生じやすい。
また、電流の過負荷で過熱が引き起こされるほか、延長コンセントを例とすると、次の状況でいずれも任意のコンセントの過熱が発生する可能性がある。
1.プラグの金属刃が重度に酸化し、金属刃が酸化物に覆われると、プラグをコンセントに差し込んだとき、導電性が悪い酸化物によって抵抗が大きくなり、コンセントが過熱する。
2.プラグの金属刃をコンセントに差し込んだとき、差込みが不十分で、局部のみの接触となり、過小な接触面積がコンセントの過熱につながる。
3.プラグの金属刃が変形または摩損し、コンセントに差し込んだときの接触が不完全となり、過小な接触面積によってコンセントの過熱が引き起こされる。
4.プラグの金属刃またはコンセントの金属片に異物(埃や汚れなど)が付着し、導電性が悪くなり、抵抗が大きくなって過熱する。
上述の状況下では、コンセントの動作温度と過負荷保護スイッチの動作温度に大きな落差が生じる。
発明者は、米国特許出願第US9698542号の「Assembly and method of plural conductive slots sharing an overheating destructive fixing element」において、銅片の距離と温度の差異の実験を開示しており、US9698542号特許出願のTABLE 2の試験では、上述の過熱したコンセントがTABLE 2の実験の位置10に位置し、上述の過負荷保護スイッチがTABLE 2の実験の位置1に位置する場合、両者間の距離は9センチであり、コンセントの動作温度が202.9℃に達し、25分経過後、過負荷保護スイッチの動作温度はわずか110.7℃であったことが分かった。つまり、コンセントと過負荷保護スイッチ間の距離が9センチのとき、コンセントの動作温度がすでに過熱して202.9℃に達し、燃焼事故が起こる可能性があるとき、過負荷保護スイッチのバイメタルはまだ110.7℃で、変形の温度に達しておらず、過負荷保護スイッチは自動的にトリップして電気を遮断しない。
コンセントに過熱を生じる状況はさまざまであり、かつコンセントと過負荷保護スイッチのバイメタルの距離によって極めて大きな温度差が生じるため、効果的に過熱保護を達成するには、延長コンセントの各コンセント上に過負荷保護スイッチのバイメタルを設置すべきであるが、バイメタル型の過負荷保護スイッチは価格が比較的高く、延長コンセントの各コンセントすべてに設置する場合、価格の大幅な上昇を免れず、逆に普及使用に不利となる。
中華民国特許第560690号明細書 中国特許第CN103441019号明細書 中華民国特許第321352号明細書 中華民国特許第M382568号明細書 中華民国特許第M250403号明細書 米国特許出願第US9698542号明細書
現在使用されている延長コンセントとそのスイッチを鑑みると、それぞれ上述のような欠点があるため、本発明の目的は、それらの欠点を改善できる、熱破壊式電力切断スイッチ及び該スイッチを備えたコンセントを提供することにある。
本発明の熱破壊式電力切断スイッチは、座体と、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、該座体が収納空間を備え、該第1導電部材が該座体に穿置され、該第2導電部材が該座体に穿置され、該可動導電部材が該収納空間内に設置され、該第1導電部材に電気的に接続され、かつ該第2導電部材に選択的に接続され、該過熱破壊部材が、破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該操作ユニットが該座体に組み込まれ、操作部材と、第1弾性部材を含み、該操作部材が接触部材と、規制部材を含み、該接触部材が該可動導電部材に接触し、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、該第1弾性部材が該接触部材と該過熱破壊部材の間で圧縮されて規制され、第1弾性力を有し、該第2弾性部材が第2弾性力を有し、該第2弾性力が該操作部材に作用し、該操作部材が第1位置にあるとき、該第1弾性力が該接触部材に該可動導電部材を押圧させ、該可動導電部材を該第2導電部材に接触させて通電状態を形成し、該通電状態下で、電流が該第1導電部材、該可動導電部材、該第2導電部材を通過して熱エネルギーを生成し、該熱エネルギーが該接触部材、該第1弾性部材を介して該過熱破壊部材に伝達され、該過熱破壊部材が該熱エネルギーを吸収して、該破壊温度下で破壊され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われ、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなり、該第2弾性力が該操作部材を第2位置まで移動させ、それにより該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断状態が形成される。
前記第2弾性部材はばねである。
前記第1導電部材と該第2導電部材の排列方向を縦方向と定義し、該操作部材が該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材が該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材の該長さにおける設置位置と、該中央位置の間には一定の距離がある。
前記可動導電部材はロッキング導電部材であり、該ロッキング導電部材が該第1導電部材に跨設され、該接触部材が該ロッキング導電部材上で摺動し、該ロッキング導電部材をシーソーのような運動形態で該第2導電部材と接触または分離させる。
前記操作部材に枢着点が設けられ、該枢着点が該座体に枢着され、該操作部材が該枢着点を軸心として一定限度内で往復枢動する。
前記操作部材がさらに中心筒と、内筒を含み、該中心筒の該可動導電部材から遠い一端に該規制部材と貫通孔が設けられ、該中心筒が該内筒に緊密に被着され、該内筒が貫通状の収容空間を備え、該第1弾性部材が該収容空間内に設置され、該収容空間の二端にそれぞれ第1開口と第2開口が設けられ、該接触部材の一部が該収容空間に挿入され、該接触部材の一部が該第1開口から突出され、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、かつ該貫通孔の周縁に配置され、該貫通孔の径幅が該第1弾性部材の径幅より大きく、該過熱破壊部材の規制により、該過熱破壊部材が破壊されていないとき、該第1弾性部材が該接触部材と該過熱破壊部材の間で圧縮されて規制される。
前記接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジングであり、該熱伝導ハウジングが開口端と弧形の接触端を含み、該接触端が該可動導電部材に接触し、かつ該第1弾性部材の一端が該開口端内に挿入される。
前記可動導電部材がカンチレバー導電部材であり、該第2弾性部材はばね片であり、該第1導電部材、該ばね片、該カンチレバー導電部材の三者が一体成形される。
前記座体に突出部が設けられ、該操作部材が該突出部に被せて設置され、該操作部材が該突出部で一定限度内の往復移動をする。
前記接触部材が支持熱伝導部材であり、該支持熱伝導部材が位置規制柱と支持座部を備え、該位置規制柱が該第1弾性部材の一端に挿入され、該支持座部が該カンチレバー導電部材に接触する。
前記操作部材がさらに中心筒と、内筒を含み、該中心筒の該カンチレバー導電部材から遠い一端に該規制部材と貫通孔が設けられ、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、かつ該貫通孔の周縁に配置され、該中心筒が該内筒に緊密に被着され、該内筒が貫通状の収容空間を備え、該第1弾性部材が該収容空間内に設置され、該貫通孔の径幅が該第1弾性部材の径幅より大きい。
本発明のスイッチを備えたコンセントは、上述の熱破壊式電力切断スイッチ、活線差込片、活線導電部材、中性線導電部材、ハウジングを含み、そのうち、該ハウジングが活線差込口と、中性線差込口を含み、該活線差込片が該第2導電部材に電気的に接続され、該活線差込片が該活線差込口に対応する活線差込部を含み、該活線導電部材が活線連接端を含み、該活線連接端が該第1導電部材に電気的に接続され、該中性線導電部材が該中性線差込口に対応する中性線差込部を含む。
前記熱破壊式電力切断スイッチが複数であり、該活線差込口が複数であり、該活線差込片が複数であり、各活線差込片が各該第2導電部材にそれぞれ電気的に接続され、該活線導電部材が複数の活線連接端を含み、各活線連接端が各該第1導電部材に電気的に接続され、該中性線差込口が複数であり、該中性線差込部が複数であり、すべての該中性線差込部が該中性線導電部材に接続される。
上述の技術的特徴には次のような利点がある。
1.過熱破壊部材が電流伝達経路上になく、電流の伝達を担わないため、本発明を電器製品や延長コンセントに使用したとき、過熱破壊部材の導電性が銅に及ばなくても、電器や延長コンセントの電力性能に直接影響しない。
2.全体構造が簡単で製造しやすく、スイッチの体積が明らかに増加することもなく、かつ製造コストが比較的低く、既知のロッカースイッチ、押しボタンスイッチ、その他スイッチに実施しやすい。
3.体積が小さくコストが低いため、延長コードのスイッチでの応用に適しており、延長コードの各コンセントにそれぞれ1つ熱破壊式電力切断スイッチを配置すれば、各スイッチに対応する各コンセント差込口の使用時における安全性が確約される。これにより従来のバイメタルの価格が高く、複数のコンセント差込口で1つの過負荷保護スイッチを共用しなければならない欠点を改善することができる。かつ、過負荷保護スイッチから距離が比較的遠いコンセント差込口がすでに過熱していて温度上昇が起こっていても、過負荷保護スイッチがトリップ温度に達していないためトリップしない現象が発生しない。
本発明の実施例1を示す断面図であり、ロッカースイッチの構造及び該ロッカースイッチがオフの位置にあることを示す。 本発明の図1に示す実施例1の貫通孔部位の部分拡大図である。 本発明の実施例1を示す断面図であり、該ロッカースイッチがオンの位置にあることを示す。 本発明の実施例1を示す断面図であり、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該可動導電部材が該第2導電部材を離脱し、該ロッカースイッチがオンの位置からオフの位置に戻り、電力切断を形成することを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、押しボタンスイッチの構造及び該押しボタンスイッチがオフの位置にあることを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、該押しボタンスイッチがオンの位置にあることを示す。 本発明の実施例2を示す断面図であり、該過熱破壊部材が過熱により破壊されると、該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断を形成することを示す。 本発明の実施例3の熱破壊式電力切断スイッチを延長コンセントに用いた立体分解図である。 本発明の実施例3の熱破壊式電力切断スイッチを延長コンセントに用いた構造透視図である。
上述の技術的特徴を総合し、本発明のコンセントとその熱破壊式電力切断スイッチの主な効果について、以下で実施例を挙げて詳しく説明する。
本発明の実施例1を図1と図1Aに示す。本実施例は熱破壊式電力切断スイッチであり、かつ本実施例においてはロッカースイッチであり、図1に該ロッカースイッチがオフの状態を示す。該ロッカースイッチは、座体1Cと、第1導電部材2C及び第2導電部材3Cと、可動導電部材と、過熱破壊部材5Cを含む。
該座体1Cは収納空間11Cを備えている。
該第1導電部材2C及び第2導電部材3Cはいずれも該座体1Cに穿置される。
該可動導電部材は該収納空間11C内に設置され、該可動導電部材がロッキング導電部材4Cであり、該ロッキング導電部材4Cが該第1導電部材2Cに跨設され、該第1導電部材2Cに電気的に接続される。
該過熱破壊部材5Cは、破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該該過熱破壊部材5Cは電流の持続的供給を維持するために用いるものではないため、例えばプラスチックなどの絶縁材料を選択して用いることができ、または非絶縁材料の低融点の合金を選択して用いることもできる。そのうち低融点の合金は、例えばビスマスとカドミウム、インジウム、銀、錫、鉛、アンチモン、銅のうちのいずれかまたは複数を組み合わせた合金とすることができ、またはその他融点が100℃〜250℃の間の低融点金属または合金としてもよく、例えば錫ビスマス合金の融点は約138℃である。
動作温度が異常に上昇した場合、活線回路を切断することが最善であるため、該第1導電部材2Cが使用上活線第1端、該第2導電部材3Cが使用上活線第2端となっており、該ロッキング導電部材4Cにより該第1導電部材2Cと第2導電部材3Cを導通させて、活線回路を形成する。
本実施例の該ロッカースイッチはさらに、操作ユニット6Cを備え、該ロッキング導電部材4Cを操作して該第1導電部材2Cと該第2導電部材3Cを連通させ、活線回路を形成するか、或いは該第1導電部材2Cと該第2導電部材3Cの回路を切断し、活線に切断を形成する。該操作ユニット6Cは該座体1C上に組み込まれ、操作部材61Cと第1弾性部材62Cを含み、該操作部材61Cの押圧に供する表面が絶縁体であり、該操作部材61Cに枢着点611Cが設けられ、該枢着点611Cが該座体1Cに枢着され、該枢着点611Cを軸心として該操作部材61Cに一定限度内で往復枢動させることができる。該操作部材61Cはさらに、接触部材と、中心筒610Cと、内筒614Cと、規制部材612Cを含み、該接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジング613Cであり、該熱伝導ハウジング613Cが開口端6131Cと弧形の接触端6132Cを含み、該熱伝導ハウジング613Cの該接触端6132Cが該ロッキング導電部材4Cに接触し、該中心筒610Cの該ロッキング導電部材4Cから遠い一端に該規制部材612Cと貫通孔615Cが設けられる。該中心筒610Cが該内筒614Cに緊密に被着され、該内筒614Cが貫通状の収容空間6141Cを備え、該第1弾性部材62Cが該収容空間6141C内に設置され、該収容空間6141Cの二端にそれぞれ第1開口6142Cと第2開口6143Cが設けられ、該熱伝導ハウジング613Cの一部が該収容空間6141Cに挿入され、また該熱伝導ハウジング613Cの一部が該第1開口6142Cから突出される。該過熱破壊部材5Cは該規制部材612Cに一体成型され、かつ該貫通孔615Cの周縁に配置される。該貫通孔615Cの径幅は該第1弾性部材62Cの径幅より大きい。該第1弾性部材62Cの一端が該熱伝導ハウジング613Cの該開口端6131C内に挿入され、該過熱破壊部材5Cの規制により、該過熱破壊部材5Cが破壊されていないとき、該第1弾性部材62Cが該熱伝導ハウジング613Cと該過熱破壊部材5Cの間で圧縮されて規制され、第1弾性力を具備する。
本実施例のロッカースイッチはさらに第2弾性部材7Cを備え、該第2弾性部材7Cは本実施例においてばねであり、該第2弾性部材7Cは第2弾性力を備え、該第2弾性力が該操作部材61Cに作用する。
図2に示すように、使用者が該操作部材61Cを操作して該枢着点611Cの周りを枢動させ、該熱伝導ハウジング613Cを該ロッキング導電部材4C上で摺動させると、該ロッキング導電部材4Cにシーソーのような運動形態で該第2導電部材3Cと選択的に接触または分離させることができる。該熱伝導ハウジング613Cが該ロッキング導電部材4C上で該ロッキング導電部材4C上の銀接点41Cの方向に摺動すると、該第1弾性力が該銀接点41Cを該第2導電部材3Cに接触させて、通電状態を形成する。
図3に示すように、第1導電部材2Cまたは第2導電部材3Cに接続された外部導電設備に異常な状態が発生したとき、例えば外部導電設備がコンセントである場合、プラグの金属刃とコンセントの間に酸化物や埃がある、金属刃の挿入が不完全である、金属刃が変形している等の現象があると、コンセントの導電部位に比較的大きな熱エネルギーが発生し、該熱エネルギーが第1導電部材2Cまたは第2導電部材3Cを介してロッキング導電部材4Cに伝達され、さらに該熱伝導ハウジング613C、該第1弾性部材62Cを介して該過熱破壊部材5Cに伝達され、該過熱破壊部材5Cが該熱エネルギーを吸収して徐々にその材料の融点に達し、このとき該過熱破壊部材5Cが徐々に剛性を失い始める。例えば該過熱破壊部材5Cの材質が錫ビスマス合金である場合、その融点は138℃であるが、融点に近づくときに剛性が失われ始め、同時に該第1弾性力の作用下で、該過熱破壊部材5Cが該第1弾性部材62Cの圧迫を受けて変形し、さらには破壊され、該第1弾性部材62Cが該過熱破壊部材5Cを破壊して該貫通孔615Cから突出され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われて、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなる。本実施例において、前記第1導電部材2Cと該第2導電部材3Cの排列方向を縦方向と定義し、該操作部材61Cが該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材62Cが該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材7Cの該長さにおける設置位置と、該中央位置の間には一定の距離がある。このため、該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなると、該操作部材61Cがトルクの作用で、該枢着点611Cを軸心として枢動され、該熱伝導ハウジング613Cを動かして該ロッキング導電部材4C上で摺動させ、該操作部材61Cがオフの位置に移動されるため、該ロッキング導電部材4Cの銀接点41Cが該第2導電部材3Cを離脱し、電力の切断状態が形成され、これにより過熱保護作用が達成される。
本発明の実施例2を図4に示す。本実施例は熱破壊式電力切断スイッチであり、かつ本実施例においては押しボタンスイッチであり、図4に該押しボタンスイッチがオフの状態を示す。該押しボタンスイッチは、座体1Dと、第1導電部材2D及び第2導電部材3Dと、可動導電部材と、過熱破壊部材5Dを含む。
該座体1Dが収納空間11Dと、突出部12Dを備えている。
該第1導電部材2D及び第2導電部材3Dがいずれも該座体1Dに穿置される。
該可動導電部材が該収納空間11D内に設置され、該可動導電部材がカンチレバー導電部材4Dである。
該過熱破壊部材5Dは、破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、該熱破壊部材5Dは電流の持続的供給を維持するために用いるものではないため、例えばプラスチックなどの絶縁材料を選択して用いることができ、または非絶縁材料の低融点の合金を選択して用いることもできる。低融点の合金は、ビスマスとカドミウム、インジウム、銀、錫、鉛、アンチモン、銅のうちのいずれかまたは複数を組み合わせた合金とすることができ、またはその他融点が100℃〜250℃の間の低融点金属または合金としてもよく、例えば錫ビスマス合金の融点は約138℃である。
動作温度が異常に上昇した場合、活線回路を切断することが最善であるため、該第1導電部材2Dが使用上活線第1端、該第2導電部材3Dが使用上活線第2端となっており、該カンチレバー導電部材4Dにより該第1導電部材2Dと第2導電部材3Dを導通させて、活線回路を形成する。
本実施例の該押しボタンスイッチはさらに操作ユニット6Dを備え、該カンチレバー導電部材4Dを操作して、該第1導電部材2Dと該第2導電部材3Dを連通させ、活線回路を形成するか、或いは該第1導電部材2Dと該第2導電部材3Dの導通を切断し、活線に切断を形成する。該操作ユニット6Dは該座体該座体1Dに組み込まれ、操作部材61Dと、第1弾性部材62Dを含み、該操作部材61Dの押圧に供する表面が絶縁体であり、該操作部材61Dが該突出部12Dに被せて設置され、該操作部材61Dは該突出部12Dで一定限度内の往復移動をすることができる。操作ユニット6D全体の往復移動と位置決め構造は従来の自動ボールペンの押しボタン構造または先行技術で述べた中国特許第CN103441019号の「ボタンスイッチ」の構造と同じであるため、本実施例の図面では従来の位置決め構造を一部省略し、表示していない。該操作部材61Dはさらに接触部材と、中心筒610Dと、内筒614Dと、規制部材612Dを含む。該中心筒610Dの該カンチレバー導電部材4Dから遠い一端に規制部材612Dと貫通孔615Dが設けられ、該中心筒610Dが該内筒614Dに緊密に被着され、該内筒614Dが貫通状の収容空間6141Dを備え、該第1弾性部材62Dが該収容空間内6141Dに設置され、該収容空間6141Dの二端にそれぞれ第1開口6142Dと第2開口6143Dが設けられる。該接触部材は支持熱伝導部材613Dであり、該支持熱伝導部材613Dは該第1開口6142Dに設置され、該過熱破壊部材5Dは該規制部材612Dに一体成型され、かつ該貫通孔615Dの周縁に配置される。該貫通孔615Dの径幅は該第1弾性部材62Dの径幅より大きい。該支持熱伝導部材613Dは位置規制柱6131Dと、支持座部6132Dを備え、該位置規制柱6131Dが該第1弾性部材62Dの一端に挿入され、該第1弾性部材62Dを該支持座部6132D上に当接させ、該支持座部6132Dが該カンチレバー導電部材4Dに接触する。また、該過熱破壊部材5Dの規制により、該過熱破壊部材5Dが破壊されていないとき、該第1弾性部材62Dが該支持熱伝導部材613Dと該過熱破壊部材5Dの間で圧縮されて規制され、第1弾性力を具備する。
本実施例の押しボタンスイッチはさらに第2弾性部材を備え、該第2弾性部材はばね片7Dであり、かつ該第1導電部材2D、該ばね片7D、該カンチレバー導電部材4Dの三者が一体成形されており、該ばね片7Dが第2弾性力を有し、該第2弾性力は該操作部材61Dに作用する。
図5に示すように、使用者は自動ボールペンのボタンのように、該操作部材61Dを操作して該突出部12Dに相対して移動させることで、該カンチレバー導電部材4Dと該第2導電部材3Dを選択的に接触または分離させる。該操作部材61Dがカンチレバー導電部材4Dに向かって移動され、位置決めされると、該支持熱伝導部材613Dの支持座部6131Dによって該カンチレバー導電部材4Dが押圧されて銀接点41Dの位置が近づき、該カンチレバー導電部材4Dが該第2導電部材3Dに接触して通電状態が形成される。同時に、該第1弾性部材62Dがさらに圧縮され、該第1弾性力が大きくなり、このとき該第1弾性力が該第2弾性力より大きくなる。
図6に示すように、第1導電部材2Dまたは第2導電部材3Dに接続された外部導電設備に異常な状態が発生したとき、例えば外部導電設備がコンセントである場合、プラグの金属刃とコンセントの間に酸化物や埃がある、金属刃の挿入が不完全である、金属刃が変形している等があると、コンセントの導電部位に比較的大きな熱エネルギーが発生し、該熱エネルギーが第1導電部材2Dまたは第2導電部材3Dを介してカンチレバー導電部材4Dに伝達され、さらに該支持熱伝導部材613Dの支持座部6132D、位置規制柱6131Dと該第1弾性部材62Dを介して該過熱破壊部材5Dに伝達され、該過熱破壊部材5Dが該熱エネルギーを吸収して徐々にその材料の融点に達し、このとき該過熱破壊部材5Dが徐々に剛性を失い始める。例えば該過熱破壊部材5Dの材質が錫ビスマス合金である場合、その融点は138℃であるが、融点に近づくときに剛性が失われ始め、同時に該第1弾性力の作用下で、該過熱破壊部材5Dが該第1弾性部材62Dの圧迫を受けて変形し、さらには破壊されて、該第1弾性部材62Dを規制できなくなり、該第1弾性部材62Dが該過熱破壊部材5Dを破壊して該貫通孔615Dから突出され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われて、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなるため、該カンチレバー導電部材4Dが元の位置を回復し、該カンチレバー導電部材4Dの銀接点41Dが該第2導電部材3Dを離脱して電力切断状態が形成され、これにより過熱保護作用が達成される。
図7と図8に本発明の実施例3を示す。本実施例は前述の実施例の熱破壊式電力切断ロッカースイッチを3組のコンセント差込口81を含む延長コンセントに応用したもので、該延長コンセントが、ハウジング8と、活線導電部材9と、中性線導電部材10と、3つの過熱破壊スイッチ20を含む。
該ハウジング8が、上ハウジング8Aと、下ハウジング8Bを有し、該上ハウジング8Aが3組のコンセント差込口81を含み、各コンセント差込口81が活線差込口811と、中性線差込口812を含む。
該活線導電部材9は該ハウジング8に設置され、該活線導電部材9に、独立した3つの活線差込片91に対応する3つの活線連接端92が間隔をあけて設けられ、各活線差込片91が活線差込部911を含み、かつ該活線差込部911が該活線差込口811に対応している。
該中性線導電部材10は該ハウジング8に設置され、該中性線導電部材10に、3つの中性線差込部101が間隔をあけて設けられ、かつ各中性線差込部101が該中性線差込口812に対応している。
該3つの熱破壊式電力切断スイッチ20は、前述の実施例1から実施例2で述べたとおりであり、そのうち、該熱破壊式電力切断スイッチ20の第1導電部材201が該活線導電部材9の活線連接端92または該活線差込片91に連接され、該第2導電部材202が該活線差込片91または該活線導電部材9の活線連接端92に連接される。本実施例は該第1導電部材201が該活線差込片91に連接され、該第2導電部材202が該活線導電部材9の活線連接端92に連接された例である(この部分の連接の特徴はすでに実施例1から実施例2で説明済みであるため、ここでは説明を省略する)。これにより、該延長コンセントのいずれかの活線差込片91の動作温度が異常に高くなったとき、熱エネルギーが第1導電部材201または第2導電部材202から所属する熱破壊式電力切断スイッチ20に伝達され、該熱破壊式電力切断スイッチ20が過熱によって電気回路を切断し、電源供給が停止され、このとき温度異常が発生した活線差込片91はすぐに電源を終止し、動作温度の上昇が継続されず、動作温度を下げることができる。各熱破壊式電力切断スイッチ20が独立して1組の活線差込口811と中性線差込口812を制御するため、いずれか1組の熱破壊式電力切断スイッチ20が過熱で電気回路を切断しても、その他の活線差込口811中性線差込口812は正常な使用を継続することができる。
上述の実施例の説明を総合すると、本発明の操作、使用及び本発明の効果について充分に理解することができる。以上の実施例は、本発明の最良の実施例に基づくものであり、これらを以って本発明の実施の範囲を限定することはできず、本発明の特許請求の範囲及び明細書の内容に基づいた同等効果の簡単な変化や修飾はすべて本発明の範囲内に含まれる。
1C 座体
11C 収納空間
2C 第1導電部材
3C 第2導電部材
4C ロッキング導電部材
41C 銀接点
5C 過熱破壊部材
6C 操作ユニット
61C 操作部材
610C 中心筒
611C 枢着点
612C 規制部材
613C 熱伝導ハウジング
6131C 開口端
6132C 接触端
614C 内筒
6141C 収容空間
6142C 第1開口
6143C 第2開口
615C 貫通孔
62C 第1弾性部材
7C 第2弾性部材
1D 座体
11D 収納空間
12D 突出部
2D 第1導電部材
3D 第2導電部材
4D カンチレバー導電部材
41D 銀接点
5D 過熱破壊部材
6D 操作ユニット
61D 操作部材
610D 中心筒
612D 規制部材
613D 支持熱伝導部材
6131D 位置規制柱
6132D 支持座部
614D 内筒
6141D 収容空間
6142D 第1開口
6143D 第2開口
615D 貫通孔
62D 第1弾性部材
7D ばね片
8 ハウジング
8A 上ハウジング
8B 下ハウジング
81 コンセント差込口
811 活線差込口
812 中性線差込口
9 活線導電部材
91 活線差込片
911 活線差込部
92 活線連接端
10 中性線導電部材
101 中性線差込部
20 熱破壊式電力切断スイッチ
201 第1導電部材
202 第2導電部材

Claims (13)

  1. 熱破壊式電力切断スイッチであって、座体と、第1導電部材と、第2導電部材と、可動導電部材と、過熱破壊部材と、操作ユニットと、第2弾性部材を含み、
    該座体が収納空間を備え、
    該第1導電部材が該座体に穿置され、
    該第2導電部材が該座体に穿置され、
    該可動導電部材が該収納空間内に設置され、該第1導電部材に電気的に接続され、かつ該第2導電部材に選択的に接続され、
    該過熱破壊部材が、破壊温度下で破壊され、該破壊温度が100℃〜250℃であり、
    該操作ユニットが該座体に組み込まれ、操作部材と、第1弾性部材を含み、該操作部材が接触部材と、規制部材を含み、該接触部材が該可動導電部材に接触し、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、該第1弾性部材が該接触部材と該過熱破壊部材の間で圧縮されて規制され、第1弾性力を有し、
    該第2弾性部材が第2弾性力を有し、該第2弾性力が該操作部材に作用し、該操作部材が第1位置にあるとき、該第1弾性力が該接触部材に該可動導電部材を押圧させ、該可動導電部材を該第2導電部材に接触させて通電状態を形成し、該通電状態下で、電流が該第1導電部材、該可動導電部材、該第2導電部材を通過して熱エネルギーを生成し、該熱エネルギーが該接触部材、該第1弾性部材を介して該過熱破壊部材に伝達され、該過熱破壊部材が該熱エネルギーを吸収して、該破壊温度下で破壊され、それにより該第1弾性力が小さくなるか失われ、このとき該第2弾性力が該第1弾性力より大きくなり、該第2弾性力が該操作部材を第2位置まで移動させ、それにより該可動導電部材が該第2導電部材を離脱して電力切断状態が形成される、ことを特徴とする、熱破壊式電力切断スイッチ。
  2. 前記第2弾性部材がばねであることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  3. 前記第1導電部材と該第2導電部材の排列方向を縦方向と定義し、該操作部材が該縦方向上に一定長さを備え、該第1弾性部材が該長さの中央位置に設置され、該第2弾性部材の該長さにおける設置位置と、該中央位置の間には一定の距離があることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  4. 前記可動導電部材がロッキング導電部材であり、該ロッキング導電部材が該第1導電部材に跨設され、該接触部材が該ロッキング導電部材上で摺動し、シーソーのような運動形態で該ロッキング導電部材と該第2導電部材が接触または分離されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  5. 前記操作部材に枢着点が設けられ、該枢着点が該座体に枢着され、該操作部材が該枢着点を軸心として一定限度内で往復枢動することを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  6. 前記操作部材がさらに中心筒と、内筒を含み、該中心筒の該可動導電部材から遠い一端に該規制部材と貫通孔が設けられ、該中心筒が該内筒に緊密に被着され、該内筒が貫通状の収容空間を備え、該第1弾性部材が該収容空間内に設置され、該収容空間の二端にそれぞれ第1開口と第2開口が設けられ、該接触部材の一部が該収容空間に挿入され、該接触部材の一部が該第1開口から突出され、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、かつ該貫通孔の周縁に配置され、該貫通孔の径幅が該第1弾性部材の径幅より大きく、該過熱破壊部材の規制により、該過熱破壊部材が破壊されていないとき、該第1弾性部材が該接触部材と該過熱破壊部材の間で圧縮されて規制されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  7. 前記接触部材が空心状を呈する熱伝導ハウジングであり、該熱伝導ハウジングが開口端と弧形の接触端を含み、該接触端が該可動導電部材に接触し、かつ該第1弾性部材の一端が該開口端内に挿入されることを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  8. 前記可動導電部材がカンチレバー導電部材であり、該第2弾性部材がばね片であり、該第1導電部材、該ばね片、該カンチレバー導電部材の三者が一体成形されたことを特徴とする、請求項1に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  9. 前記座体に突出部が設けられ、該操作部材が該突出部に被せて設置され、該操作部材が該突出部で一定限度内の往復移動をすることを特徴とする、請求項8に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  10. 前記接触部材が支持熱伝導部材であり、該支持熱伝導部材が位置規制柱と支持座部を備え、該位置規制柱が該第1弾性部材の一端に挿入され、該支持座部が該カンチレバー導電部材に接触することを特徴とする、請求項8に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  11. 前記操作部材がさらに中心筒と、内筒を含み、該中心筒の該カンチレバー導電部材から遠い一端に該規制部材と貫通孔が設けられ、該過熱破壊部材が該規制部材に一体成型され、かつ該貫通孔の周縁に配置され、該中心筒が該内筒に緊密に被着され、該内筒が貫通状の収容空間を備え、該第1弾性部材が該収容空間内に設置され、該貫通孔の径幅が該第1弾性部材の径幅より大きいことを特徴とする、請求項8に記載の熱破壊式電力切断スイッチ。
  12. スイッチを備えたコンセントであって、請求項1乃至11のいずれかに記載された熱破壊式電力切断スイッチと、活線差込片と、活線導電部材と、中性線導電部材と、ハウジングを含み、そのうち、
    該ハウジングが活線差込口と、中性線差込口を含み、
    該活線差込片が該第2導電部材に電気的に接続され、該活線差込片が該活線差込口に対応する活線差込部を含み、
    該活線導電部材が活線連接端を含み、該活線連接端が該第1導電部材に電気的に接続され、
    該中性線導電部材が該中性線差込口に対応する中性線差込部を含む、
    ことを特徴とする、スイッチを備えたコンセント。
  13. 前記熱破壊式電力切断スイッチが複数であり、該活線差込口が複数であり、該活線差込片が複数であり、各活線差込片が各該第2導電部材にそれぞれ単独で電気的に接続され、該活線導電部材が複数の活線連接端を含み、各活線連接端が各該第1導電部材に電気的に接続され、該中性線差込口が複数であり、該中性線差込部が複数であり、すべての該中性線差込部が該中性線導電部材に接続されたことを特徴とする、請求項12に記載のスイッチを備えたコンセント。
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