JP6615671B2 - 超音波モータの制御方法及びそのための測量機 - Google Patents

超音波モータの制御方法及びそのための測量機 Download PDF

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Description

本発明は、測量機の回転軸を駆動する超音波モータの制御方法及びそのための測量機に関する。
測量機、例えばトータルステーションは、測定点を視準する望遠鏡と、上記望遠鏡を鉛直方向に回転可能に支持する托架部と、上記托架部を水平方向に回転可能に支持する基盤部とを備えている。上記望遠鏡は鉛直回転モータによって鉛直回転軸回りに回転し、上記托架部は水平回転モータによって水平回転軸回りに回転する。特許文献1には、上記鉛直回転モータ及び水平回転モータに超音波モータを採用した測量機が開示されている。
図7は、特許文献1における、鉛直回転軸と鉛直回転モータの簡略構成図である。図7に示すように、鉛直回転軸11(以下、単に回転軸11とも言う)の一方の端部には、超音波モータ12のシャフト121が同軸で直接固定されている。超音波モータ12は、ベース部39から順に、振動を発生する圧電セラミック42、振動を増幅させるステータ43、ステータ43と干渉するロータ46をリング状に備える。ロータ46は、図示を略するウェーブワッシャによってステータ43側へ押圧されており、この間の摩擦によってステータ43とロータ46が相対回転する。ステータ43とシャフト121の間にはベアリング47が装入されており、ロータ46とステータ43を回転可能に連結している。回転軸11の他方の端部には、鉛直角検出用のロータリエンコーダ22(以下、単にエンコーダ22とも言う)が設けられている。
特開2014−137299号公報
図7のように超音波モータ12を回転軸11に直接固定すると、モータの回転トルクにより、回転軸11が直前に駆動していた回転方向に軸振れすることがある。しかも、超音波モータ12は、ステータ43とロータ46間の摩擦力により無通電時に高い保持力を有するので、モータ動作が止まると、回転軸11が軸振れした位置から元の位置に戻らないという不具合があった。鉛直回転軸11に軸振れがあると、モータを順方向に回転させた時と逆方向に回転させた時とで上記望遠鏡の視軸にずれが生じ、水平角の測定誤差が生じるおそれがある。
また、上記軸振れが起こると回転軸11にねじれが生じるおそれがある。ねじれが生じると回転軸11とエンコーダ22の相対位置関係が変化して、エンコーダ22で得られる鉛直角にも測定誤差が生じるおそれがある。
これらの問題は、鉛直側だけでなく、水平側の回転軸にも同様に生じるおそれがある。また、上記測量機に、ベアリング47にかかる負荷を低減するために、ステータ43の振れを吸収する弾性部材を配置してステータ43を保持した場合には、上記問題の影響がさらに大きく現れると予想される。
本発明は、前記問題を解決するため、測量機の回転軸の軸振れやねじれの影響を低減するための超音波モータの制御方法及びそのための測量機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の超音波モータの制御方法は、測量機の回転軸を駆動する超音波モータの制御方法であって、上記回転軸をターゲット位置の回転角まで第1の方向で回転させたのち、前記第1の方向を順方向として前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、又は、前記逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、ニュートラル処理が行われることを特徴とする。
上記態様において、前記順方向の回転と前記逆方向の回転のうち一方の回転が強かった場合は、強い回転を与えたほうの駆動信号の駆動周期が他方の駆動信号の駆動周期よりも短くなるように設定されるのも好ましい。
上記態様において、前記ニュートラル処理を行う前と後で前記回転軸の回転角を検出し、前記ニュートラル処理前の回転角と前記ニュートラル処理後の回転角のうち一方が他方より大きかった場合は、回転角の大きかった方向の駆動信号の駆動周期が他方の駆動信号の駆動周期よりも短く設定されるのも好ましい。
上記態様において、前記ニュートラル処理は複数回行われるのも好ましい。
上記態様において、前記順方向の駆動信号の出力期間と前記逆方向の駆動信号の出力期間の間にディレイ期間が設けられるのも好ましい。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の測量機は、回転軸と、前記回転軸の一方の端部に設けられた超音波モータと、前記回転軸の他方の端部に設けられ、前記回転軸の回転角を検出するエンコーダと、上記回転軸を第1の方向でターゲット位置の回転角まで回転させたのち、前記第1の方向を順方向として前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、又は、前記逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、ニュートラル処理を行う制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、測量機の回転軸の軸振れやねじれの影響を低減する超音波モータの制御方法及びそのための測量機を提供することができる。
本形態に係る測量機の概略縦断面図である。 本形態に係る測量機のブロック図である。 本形態の第1の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図である。 本形態の第2の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図である。 本形態の第3の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図である。 本形態の第4の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図である。 鉛直回転軸と鉛直回転モータの簡略構成図である。
次に、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本形態に係る測量機1の概略縦断面図である。測量機1は、整準部3の上に設けられた基盤部4と、基盤部4上を水平回転軸6(以下、単に回転軸6とも称する)周りに水平回転する托架部7と、托架部7に鉛直回転軸11周りに鉛直回転する望遠鏡9と、を有する。測量機1は、自動視準機能、自動追尾機能を備えており、望遠鏡9には、図示しない測距光学系、追尾光学系が収容されている。測距光学系、追尾光学系の構成は従来技術の構成と同等で良いため記載を省略する。測量機1では、托架部7の水平回転と望遠鏡9の鉛直回転の協働により測距光及び追尾光がターゲットに照射される。
水平回転軸6の下端部には水平回転用の超音波モータ5が設けられ、上端部には水平角検出用のエンコーダ21が設けられている。鉛直回転軸11の一方の端部には鉛直回転用の超音波モータ12が設けられ、他方の端部には鉛直角検出用のエンコーダ22が設けられている。エンコーダ21,22は、回転円盤、スリット、発光ダイオード、イメージセンサを有するアブソリュートエンコーダである。この他、インクリメンタルエンコーダが用いられてもよい。
超音波モータ5,12は、図7で前述したように、ベース部39から順に、圧電セラミック42、ステータ43、ロータ46をリング状に備える。本形態では、図1に示すように、超音波モータ5,12はそれぞれモータケース25に収容されている。水平側の超音波モータ5は、ロータ46がモータケース25に固定され、ステータ43が回転し、ベース部39と固定された水平回転軸6がステータ43と一体に回転する。鉛直側の超音波モータ12は、ステータ43がモータケース25に固定され、ロータ46が回転し、シャフト121と固定された鉛直回転軸11がロータ46と一体に回転する。
図2は本形態に係る測量機1のブロック図である。鉛直回転軸11と水平回転軸6を駆動させるブロック図は同等であるので、図2では鉛直側の超音波モータ12とエンコーダ22に関して示し、水平側の超音波モータ5とエンコーダ21は説明を省略する。測量機1は、制御部23と、エンコーダ22と、測距部61と、追尾部62と、クロック信号発振部63と、駆動回路73と、超音波モータ12を有する。
制御部23は、CPU,ROM,RAM等を集積回路に実装したマイクロコントローラによって構成されている。制御部23は、図示を略する外部パーソナルコンピュータからソフトウェアを変更可能である。制御部23は、後述するニュートラル処理を行うニュートラル処理部230を有する。
測距部61は、制御部23に制御されて、上記測距光学系を用いて測距光をターゲットに照射してその反射光を受光して測距を行う。追尾部62は、制御部23に制御されて、上記追尾光学系を用いて追尾光をターゲットに照射してその反射光を受光し、ターゲットが移動した場合は追尾を行う。
駆動回路73は、FPGA(Field Programmable Gate Array)731とアナログ回路732によって構成されている。FPGA731は、制御部23もしくは図示を略する外部機器によって内部論理回路を定義変更可能である。FPGA731は、可変の駆動周波数(駆動信号の周波数)及び可変の振幅で制御信号を発生させることができ、上記駆動周波数及び上記振幅を動的に変化させることができる。アナログ回路732は、トランス等で構成されており、上記制御信号を増幅させる。駆動回路73は、制御部23に制御されて、FPGA731から上記制御信号を出力し、アナログ回路732で増幅して二種類の位相の異なる駆動信号を生成し、超音波モータ12の圧電セラミック42に付されているSin電極とCos電極に対して出力する。なお、駆動回路73は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの他のPLD(Programmable Logic Device)が用いられてもよい。
クロック信号発振部63は、クロック信号を制御部23及び駆動回路73に出力する。FPGA731は、クロック信号に基づき、駆動信号の振幅,駆動周波数,駆動周期を制御する。制御部23は、クロック信号に基づき、エンコーダ22の発光を制御する。
制御部23は、測距部61または追尾部62を使用してターゲットを捕捉する。例えば、画像撮像部で点灯画像と消灯画像を取得し、制御部23でその差分からターゲット位置を検出し、望遠鏡9の視軸中心からの隔たりが一定値以内に収まる位置をターゲット位置とする。この手法は従来技術と同様でよいため記載を省略する。制御部23は、例えば回転軸11が時計回りする方向をモータの順方向として、超音波モータ12に順方向の回転を与える駆動信号VFを出力して、ターゲット位置に相当する回転角θpまで回転軸11を回転したとする。以降、回転角θpまで回転させた後の超音波モータの制御方法を説明する。なお、水平回転軸6と超音波モータ5に関する記載を省略するが、鉛直側と同様の制御が行われる。
(第1の実施形態)
図3は本形態の第1の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図である。図3の横軸は時間t、縦軸はそれぞれ、エンコーダ22で検出された回転角、駆動信号の振幅であり、回転角θpが検出された時をt=0として示している。なお、一点鎖線で示す回転角については後述する。
エンコーダ22で回転角θpが検出されると、制御部23のニュートラル処理部230が作動する。ニュートラル処理部230は一旦駆動信号VFの出力を止め、超音波モータ12の回転を停止する。回転を停止したのち、順方向の回転を与える駆動信号VFを駆動周期TFだけ出力し、その後駆動信号VFの出力を一旦止める。ディレイ期間TDの間出力を止めた後、今度は超音波モータ12に逆方向(反時計回り)の回転を与える駆動信号VRを駆動周期TRだけ出力し、ニュートラル処理を終了する。本形態では、順方向の回転を与える駆動信号VFと逆方向の回転を与える駆動信号VRは矩形状であり、駆動信号VFと駆動信号VRの振幅および駆動周波数は同一であり、駆動周期TF:駆動周期TR=1:1である。駆動信号VF,VRの振幅,駆動周波数,および駆動周期TF,TRの値は予め制御部23に設定されている。
本形態によれば、ターゲット位置に相当する回転角θpまで回転終了後、ニュートラル処理部230が、順方向の駆動信号VFと逆方向の駆動信号VRを、振幅,駆動周波数,および駆動周期を同一にして出力する。このため、回転角θpに向かう回転で順方向に軸触れが起こっていても、逆方向の駆動信号VRが出力されるので、回転軸11を中立位置(回転角θpまで回転させる前の回転軸11の位置)側に戻すことができる。また、同等の回転量を与える一組の順方向の駆動信号VFと逆方向の駆動信号VRが出力されるので、再び回転角θpの位置で回転軸11を停止させることができる。これにより、回転軸11の軸振れは低減され、かつ軸振れが起因して生じる軸のねじれも低減されるので、鉛直角および水平角を正確に測定することができる。
(第2の実施形態)
図4は本形態の第2の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図であり、回転角θpが検出された時をt=0として示している。第1の制御方法と同様の要素については符号を引用して説明を省略する。第2の実施形態では、ニュートラル処理部230は、順方向の回転を与える駆動信号VFおよび逆方向の回転を与える駆動信号VRのそれぞれに、信号の立ち上り時と立ち下り時に勾配を設定する。信号の立ち上り時の勾配kfと立ち下り時の勾配klの値は制御性や異音の大きさを考慮して予め制御部23に設定されている。このように、駆動信号VF,VRの立ち上り時と立ち下り時に勾配kf,klを付けることにより、駆動信号のON/OFF時(図4に示すC点)に、超音波モータ12に異音が生じるのを防ぐことができる。なお、上がり勾配kfと下がり勾配klの値は同一としても良いし、制御性や異音の大きさを考慮していずれか一方の勾配を他方の勾配よりも急勾配(または緩勾配)に設定してもよい。
(第3の実施形態)
図5は本形態の第3の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図であり、回転角θpが検出された時をt=0として示している。第1および第2の制御方法と同様の要素については符号を引用して説明を省略する。第3の実施形態では、ニュートラル処理部230は、第2の実施形態の駆動信号VFと駆動信号VRを1セットとして、これを複数回繰り返し行う。複数回行うことにより、より確実に中立位置に回転軸11を戻すことが可能となる。また、第3の実施形態は、回転角θpまで回転が大きかった場合により効果的である。
(第4の実施形態)
図6は本形態の第4の制御方法に係る駆動信号と回転角の関係を示す図であり、回転角θpが検出された時をt=0として示している。第1および第2の制御方法と同様の要素については符号を引用して説明を省略する。第4の実施形態では、ニュートラル処理部230は、回転角θpまで回転終了後、一旦回転を停止している間の時刻T1に、エンコーダ22から時刻T1時の回転角θ1を取得し記憶する。次に、1回目のニュートラル処理として、第2の制御方法と同様に、一組の駆動信号VFと駆動信号VRを、振幅、駆動周波数、駆動周期、および勾配同一で出力する。ニュートラル処理部230は、1回目のニュートラル処理後の時刻T2に、エンコーダ22から時刻T2時の回転角θ2を取得し記憶する。ニュートラル処理部230は、時刻T1時の回転角θ1と時刻T2時の回転角θ2の差θdを計算する。ニュートラル処理部230は、差θdがゼロでなかった場合は、2回目のニュートラル処理を行う。2回目のニュートラル処理では、順方向の駆動信号VFと逆方向の駆動信号VRの振幅および駆動周波数を同一とした上で、回転角の大きかった方の駆動信号の駆動周期を他方の駆動信号の駆動周期よりも短く設定する。図5の例では、1回目のニュートラル処理で順方向の回転角θ1>逆方向の回転角θ2であったため、2回目のニュートラル処理では、順方向の駆動周期TF<逆方向の駆動周期TRに変更されて出力されている。
本形態によれば、順方向の駆動信号VFと逆方向の駆動信号VRを、振幅,駆動周波数,および駆動周期同一で出力するニュートラル処理を行うとともに、ニュートラル処理前後で回転角を測定し、順方向と逆方向の回転に偏りがないか確認する。一方の回転が強かった場合は、2回目のニュートラル処理を行い、強い回転を与えた方の駆動周期を短くして回転量を調整する。これにより、超音波モータ12の回転に偏りがあった場合でも、制御部23で偏りを補正することができる。
なお、差θdがゼロとなるか否かの判定は、例えば0±1[″]とするなど、若干の誤差を許容してよい。また、図5の例では、差θdの値が大きいほど駆動周期TFは短くされるので、差θdと駆動周期TFの関数を設定するのも好ましい。
また、この他に、測量機1の出荷時に、望遠鏡9の視軸を見て回転軸11の軸振れを検査する、または回転軸11のねじれを直接測定することで回転の偏りを検出し、駆動周期TFと駆動周期TRの比を予め調整して制御部23に設定しておくのもよい。
(変形例)。
上述した実施の形態の好ましい変形例を述べる。
第1〜4の実施形態では、一例として図3に一点鎖線の回転角で示したように、逆方向の回転を与える駆動信号VRが先に出力され、その後順方向の回転を与える駆動信号VFが出力されても、同様の効果が得られる。
第1〜4の実施形態で行っているように、駆動信号VFと駆動信号VRの間にディレイ期間TDを設けるのも好ましい。ディレイ期間TDを設けることで、ディレイ期間TD後の駆動信号が良好に機能し回転のすべり出しが良いことが確認されたからである。ディレイ期間TDの長さは、ディレイ期間TD後の回転が良好に機能すれば任意に設定されてよいし、ゼロとされてもよい。
第4の実施形態では、順方向と逆方向の回転の偏りを駆動周期TFと駆動周期TRの比を調整することで補正したが、駆動信号VFと駆動信号VRの振幅および/または駆動周波数の比を調整してもよい。
以上、好ましい実施の形態および変形例について述べたが、各形態および各変形例を当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような改変は本発明の範囲に含まれる。
1 測量機
5,12 超音波モータ
6,11 回転軸
21,22 エンコーダ
23 制御部
230 ニュートラル処理部

Claims (6)

  1. 測量機の回転軸を駆動する超音波モータの制御方法であって、
    上記回転軸をターゲット位置の回転角まで第1の方向で回転させたのち、
    前記第1の方向を順方向として前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、又は、前記逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、ニュートラル処理が行われることを特徴とする超音波モータの制御方法。
  2. 前記順方向の回転と前記逆方向の回転のうち一方の回転が強かった場合は、強い回転を与えたほうの駆動信号の駆動周期が他方の駆動信号の駆動周期よりも短くなるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  3. 前記ニュートラル処理を行う前と後で前記回転軸の回転角を検出し、前記ニュートラル処理前の回転角と前記ニュートラル処理後の回転角のうち一方が他方より大きかった場合は、回転角の大きかった方向の駆動信号の駆動周期が他方の駆動信号の駆動周期よりも短く設定されることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  4. 前記ニュートラル処理は複数回行われることを特徴とする請求項1に記載の超音波モータの制御方法。
  5. 前記順方向の駆動信号の出力期間と前記逆方向の駆動信号の出力期間の間にディレイ期間が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の超音波モータの制御方法。
  6. 回転軸と、
    前記回転軸の一方の端部に設けられた超音波モータと、
    前記回転軸の他方の端部に設けられ、前記回転軸の回転角を検出するエンコーダと、
    上記回転軸を第1の方向でターゲット位置の回転角まで回転させたのち、前記第1の方向を順方向として前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、又は、前記逆方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力後前記順方向の回転を与える駆動信号を一定期間出力する、ニュートラル処理を行う制御部と、を有することを特徴とする測量機。
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