JP6614801B2 - 棒材収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、棒材収容容器に関する。
金属棒等の棒材をまとめて収容したり、搬送したりするには、収容容器内に棒材を収容して、収容容器ごと搬送するのが便利である。
棒材の収容容器としては、下記特許文献1に記載のものが知られている。
特開2008−110448号公報
収容容器内に収容した棒材を作業現場で作業者が人手により取り出して、所定の作業を行うには、特許文献1に記載のように、上部が開放した収容容器に棒材を収容しておくことが好ましい。
しかし、長尺の金属製棒材を収容容器の上から取り出す構成の場合、棒材は重いので取り出しにくいという問題がある。
また、特許文献1のように、収容容器内に棒材を積層状態で収容した場合、底部にある棒材は、その上に積層された多数の棒材の重量で変形するおそれがある。また、棒材どうしが接触状態で収容されるので、棒材を収容容器内に積層する時、又は棒材を収容した収容容器を移送中に、棒材の表面が傷つくおそれがある。
例えば、電気的接続に用いられるアルミニウム製の棒材の場合、特許文献1のような構成では、棒材が変形したり、棒材の表面が傷付いたりすると、電気的性能に影響を及ぼしてしまうので、好ましくない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消することに係り、棒材を容易に取り出すことができるとともに棒材の損傷を防止する棒材収容容器を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1) 1本の棒材を横向きに収容する1つ以上の棒材収容室が形成され、前記棒材収容室の長手方向の一方の端部が開放した容器本体と、
前記棒材収容室内に長手方向に沿って設けられて前記棒材を支持する複数のアイドルローラと、
前記棒材収容室の開放された側の前記一方の端部に設けられて棒材取り出し経路を横切って突出可能なストッパと、
前記棒材収容室の長手方向の他方の端部に設けられた緩衝部材と、
を備え
前記ストッパは、前記棒材収容室の前記一方の端部の開口縁から長手方向外側に延出する延出板における前記開口縁より長手方向外側の位置に、前記棒材取り出し経路を横切る突出状態と前記棒材取り出し経路を横切らない没入状態とに切り替え可能に設けられたことを特徴とする棒材収容容器。
(2) 前記容器本体は、隔壁により仕切られた複数の前記棒材収容室が併設されたことを特徴とする上記(1)に記載の棒材収容容器。
(3) 前記容器本体は、別の前記容器本体を積層したときの積層状態を保持するための位置規制機構を備えたことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の棒材収容容器。
上記(1)の構成によれば、棒材は、棒材収容室内でアイドルローラにより支持されるので、アイドルローラ上で容易に移動可能である。したがって、ストッパを解除して、ストッパを棒材収容室内に突出しないように待避させることで、棒材を持ち上げることなく、手動で棒材を容器本体から容易に取り出すことができる。
また、容器本体を、ストッパが設けられた一側を反対側よりも低くなるように設置しておくことで、ストッパを解除するだけで、棒材は自重でアイドルローラ上を滑落するので、棒材に触れることなく容器本体から容易に取り出すことができる。
また、各棒材収容室には1本の棒材が収容されるだけなので、棒材が他の棒材に接することによる損傷を防止することができる。
上記(2)の構成によれば、容器本体が多数の棒材を収容可能でありながらも、棒材どうしは接触しない。したがって、棒材を効率良く収容するとともに、棒材どうしの接触による損傷を防止することができる。
上記(3)の構成によれば、複数の棒材収容容器を積層状態に整列して保持することができるので、棒材収容容器の保管、搬送時の取り扱いに便利である。
本発明による棒材収容容器によれば、棒材を容易に取り出すことができるとともに棒材の損傷を防止することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。さらに、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は本発明の一実施形態である棒材収容容器の斜視図である。 図2は図1の棒材収容容器を積層した状態の斜視図である。 図3は図2のA矢視図である。 図4は図3のB−B断面図である。
以下、本発明に係る棒材収容容器の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4は本発明に係る棒材収容容器の一実施形態を示したもので、図1は一実施形態である棒材収容容器の斜視図、図2は図1の棒材収容容器を積層した状態の斜視図、図3は図2のA矢視図、図4は図2のB−B断面図である。
この第1実施形態の棒材収容容器10は、車両における電気接続に用いられるアルミニウム製の棒材(直径15mm)12を収容するものであり、棒材12の保管、配索作業現場への搬送、配索作業現場での作業に用いられる。
第1実施形態の棒材収容容器10は、1本の棒材12を横向きに収容する、複数(本実施形態では5つ)の棒材収容室14が形成された容器本体16を備えている。棒材収容室14は、長手方向(図1の矢印X方向)の一方の端部(図4において左側)が開放している。複数の棒材収容室14は、隔壁18により仕切られている。棒材収容容器10は、各棒材収容室14内に、長手方向に沿って棒材12を支持する複数のアイドルローラ20(図4参照)を備えている。棒材収容室14内において、棒材12は複数のアイドルローラ20により支持されて収容され、アイドルローラ20の共通接線方向に沿って移動されて取り出される。アイドルローラ20は、棒材12との接触によっても棒材12を傷付けないように、ゴム又は軟質樹脂で形成されている。アイドルローラ20は、棒材収容室14ごとに独立に回転可能になっている。
また、棒材収容容器10は、棒材収容室14の開放された側の長手方向の一方の端部14aに、棒材取り出し経路X(図4参照)を横切って矢印Z方向に突出可能なストッパ22を備えている。
ストッパ22は、公知の出没機構により突出状態及び没入状態が保持され、棒材取り出し経路Xに突出したり後退したりできるようになっている。ストッパ22が棒材取り出し経路Xを横切って突出した状態では、収容されている棒材12の端面の位置がストッパ22により規制されるので、棒材12がアイドルローラ20上を滑動して棒材収容室14から外に出ることがない。棒材12を保管及び搬送中は、ストッパ22は棒材取り出し経路Xを横切って突出した状態に保持される。
また、棒材収容容器10は、棒材収容室14の長手方向の他方の端部14bに、緩衝部材24を備えている。緩衝部材24は、棒材12を棒材収容室14内に開放側の端部14aから挿入した際に、棒材12が容器本体16の奥壁16aに直接突き当たることを防止するものである。緩衝部材24は、棒材12との接触によっても棒材12を傷付けないように、ゴム又は軟質樹脂で形成されている。
容器本体16の底面には一対の脚部26が設けられている。容器本体16の両側壁16bの上面には、別の棒材収容容器10の脚部26が遊嵌することができる溝28が形成されている。本発明における位置規制機構は、脚部26と溝28とで構成されている。
複数の棒材収容容器10を積層する場合、下に位置する棒材収容容器10の両側壁16bの溝に、上に位置する棒材収容容器10の脚部26を入れることで、積層した棒材収容容器10を整列して保持することができる。
作業現場において、棒材収容容器10から棒材12を取り出して棒材12に加工を施すには、ストッパ22を押し下げた状態に維持して棒材12を引き出し可能にする。作業者は、棒材12を手動でアイドルローラ20上を滑動させることで、棒材12を容易に引き出すことができる。
また、棒材収容容器10をあらかじめ前傾状態に設置しておくと、ストッパ22を押し下げただけで、棒材12が自重により滑落するので、棒材12を容易に取り出すことができる。
以上に説明した本実施形態の棒材収容容器10の構成によれば、棒材12は、棒材収容室14内でアイドルローラ20により支持されるので、アイドルローラ20上で容易に移動可能である。したがって、ストッパ22を押し下げて、ストッパ22を棒材取り出し経路Xに突出しないように待避させることで、棒材12を持ち上げることなく、手動で棒材12を容器本体16から容易に取り出すことができる。
また、容器本体16を、ストッパ22が設けられた一側を反対側よりも低くなるように設置しておくことで、ストッパ22を押し下げるだけで、棒材12は自重でアイドルローラ20上を滑落する。これにより、棒材12に触れることなく容器本体16から容易に取り出すことができる。
また、各棒材収容室14には1本の棒材12が収容されるだけなので、棒材12が他の棒材12に接することによる損傷を防止することができる。
本実施形態のように、電気接続用に用いられるアルミニウム製の棒材12では、棒材12が変形したり、棒材12の表面が傷付いたりすると、電気的性能に影響を及ぼしてしまう。しかし、本実施形態の棒材収容容器10によれば、棒材12の損傷を防止することができるので、棒材12の電気的性能が変化することがない。
また、本実施形態の棒材収容容器10の構成によれば、容器本体16が多数の棒材12を収容可能でありながらも、棒材12どうしは接触しない。したがって、棒材12を効率良く収容するとともに、棒材12どうしの接触による損傷を防止することができる。
また、本実施形態の棒材収容容器10の構成によれば、複数の棒材収容容器10を積層状態に整列して保持することができるので、棒材収容容器10の保管、搬送時の取り扱いに便利である。
また、最上段の棒材収容容器10から棒材12を取り出した後、空になった棒材収容容器10を最下段にして積み替えることで、常に最上段の棒材収容容器10から棒材12を取り出すことができる。これにより、取り出し作業のし難い下位に積層された棒材収容容器10から棒材12を取り出す作業をなくすことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、棒材12は、上記実施形態のアルミニウム製の棒材12でなくてもよく、どのような材料の棒材12であってもよい。
また、容器本体16を、ストッパ22が設けられた一側を反対側よりも低くなるように前傾姿勢に設置するための構成を付加してもよい。
ここで、上述した本発明に係る棒材収容容器の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 1本の棒材(12)を横向きに収容する1つ以上の棒材収容室(14)が形成され、前記棒材収容室(14)の長手方向の一方の端部(14a)が開放した容器本体(16)と、
前記棒材収容室(14)内に長手方向に沿って設けられて前記棒材(12)を支持する複数のアイドルローラ(20)と、
前記棒材収容室(14)の開放された側の前記一方の端部(14a)に設けられて棒材取り出し経路(X)を横切って突出可能なストッパ(22)と、
前記棒材収容室(14)の長手方向の他方の端部(14b)に設けられた緩衝部材(24)と、
を備えたことを特徴とする棒材収容容器(10)。
[2] 前記容器本体(16)は、隔壁(18)により仕切られた複数の前記棒材収容室(14)が併設されたことを特徴とする上記[1]に記載の棒材収容容器(10)。
[3] 前記容器本体(16)は、別の前記容器本体(16)を積層したときの積層状態を保持するための位置規制機構(脚部26,溝28)を備えたことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の棒材収容容器(10)。
10 棒材収容容器
12 棒材
14 棒材収容室
16 容器本体
18 隔壁
20 アイドルローラ
22 ストッパ
24 緩衝部材
26 脚部
28 溝

Claims (3)

  1. 1本の棒材を横向きに収容する1つ以上の棒材収容室が形成され、前記棒材収容室の長手方向の一方の端部が開放した容器本体と、
    前記棒材収容室内に長手方向に沿って設けられて前記棒材を支持する複数のアイドルローラと、
    前記棒材収容室の開放された側の前記一方の端部に設けられて棒材取り出し経路を横切って突出可能なストッパと、
    前記棒材収容室の長手方向の他方の端部に設けられた緩衝部材と、
    を備え
    前記ストッパは、前記棒材収容室の前記一方の端部の開口縁から長手方向外側に延出する延出板における前記開口縁より長手方向外側の位置に、前記棒材取り出し経路を横切る突出状態と前記棒材取り出し経路を横切らない没入状態とに切り替え可能に設けられたことを特徴とする棒材収容容器。
  2. 前記容器本体は、隔壁により仕切られた複数の前記棒材収容室が併設されたことを特徴とする請求項1に記載の棒材収容容器。
  3. 前記容器本体は、別の前記容器本体を積層したときの積層状態を保持するための位置規制機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の棒材収容容器。
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