JP6614480B2 - 錠剤管理容器 - Google Patents

錠剤管理容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6614480B2
JP6614480B2 JP2015169688A JP2015169688A JP6614480B2 JP 6614480 B2 JP6614480 B2 JP 6614480B2 JP 2015169688 A JP2015169688 A JP 2015169688A JP 2015169688 A JP2015169688 A JP 2015169688A JP 6614480 B2 JP6614480 B2 JP 6614480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
branch wiring
cut
cover sheet
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015169688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017042555A (ja
Inventor
橋 寛 子 高
村 直 人 中
前 毅 彦 備
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2015169688A priority Critical patent/JP6614480B2/ja
Publication of JP2017042555A publication Critical patent/JP2017042555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6614480B2 publication Critical patent/JP6614480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、収容した錠剤を管理可能な錠剤管理容器に関する。
複数の錠剤を収容し、収容した錠剤の利用状況を管理する錠剤管理装置が利用に供されている(特許文献1参照)。例えば、特許文献1に示す錠剤管理装置では、複数の錠剤を収容するブリスター容器を有し、このブリスター容器が、電子部品を収容したモジュール機器に装着されている。
このブリスター容器は、錠剤を収容するための複数の膨出部を含む成形シートに、カバーシートを貼り付けて構成される。とりわけ、カバーシートの膨出部を覆う領域には、膨出部の輪郭に沿って切込みとつなぎとが交互に並べられていて、このつなぎを通過するように配線が引かれている。ブリスター容器の膨出部から錠剤が取り出されると、配線がつなぎの辺りから切断され、取り出しの情報として検出されるようになっている。錠剤の取り出しの情報を管理することにより、服用による治療効果を期待された通りに得ることに大きく貢献する。
米国特許第8151990号
しかしながら、特許文献1に記載の錠剤管理装置では、膨出部から錠剤を取り出した際に、つなぎを通過するように引かれた配線が切断されない場合がある。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能な錠剤管理容器を提供することを目的とする。
本発明による第1の錠剤管理装置は、錠剤を収容するための複数の膨出部を含む成形シートと、前記成形シートに積層されたカバーシートと、を備え、前記カバーシートは、各々に対応する膨出部と重なる位置に配置された複数の押込領域を含み、各押込領域には、当該押込領域の輪郭に沿って切込みと繋ぎとが交互に並べられ、複数の前記切り込みは、長切込みと、当該長切込みよりも短い短切込みと、を含み、前記カバーシートには、各々に対応する押込領域を横切るように複数の枝配線が設けられ、前記枝配線は、前記短切込みと、当該短切込みと隣り合うつなぎと、の両方に跨がって延び拡がっており、前記枝配線が跨がった短切込みの長さと、前記枝配線が跨がったつなぎの長さと、の比が、1:1から5:1の間の範囲にある。
本発明による第1の錠剤管理装置において、複数の前記切込みが、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列されており、
複数の前記つなぎが、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列されていてもよい。
本発明による第1の錠剤管理装置において、前記枝配線は、当該枝配線が跨がった短切込み及び当該枝配線が跨がったつなぎの両方の全域を覆っていてもよい。
本発明による第1の錠剤管理装置において、前記枝配線は、前記全域を覆ったつなぎと、当該枝配線が跨がった短切込みとは反対側で隣り合う別の切り込みにも跨がって延び拡がっていてもよい。
本発明による第1の錠剤管理装置において、前記枝配線が跨がったつなぎから2mm以内の距離となる前記カバーシート上の領域の全域が、前記枝配線によって覆われていてもよい。
本発明による第1の錠剤管理装置において、前記切込みと前記つなぎとは、閉じた経路上で一列に並べられていてもよい。
本発明による第2の錠剤管理装置は、複数の膨出部を含む成形シートと、前記成形シートに積層されたカバーシートと、を備え、前記カバーシートは、各々に膨出部を覆うと共に当該膨出部との間で錠剤を収容するための収容空間を形成する複数の押込領域を含み、各押込領域には、当該押込領域の輪郭に沿った閉じた経路に沿って一対の切込みと一対のつなぎとが並べられており、前記カバーシートには、各々に対応する押込領域を横切るように複数の枝配線が設けられ、前記枝配線は、前記つなぎと、当該つなぎの両側に位置する切込みと、の両方に跨がって延び拡がっており、前記一対の切込みは、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列されており、前記一対のつなぎは、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列されている。
本発明による第1または第2の錠剤管理装置において、前記カバーシートには、前記押込領域に隣り合って位置する空洞部が設けられており、前記閉じた経路は、前記空洞部の一部を横切っていてもよい。
本発明による第1の錠剤管理装置によれば、枝配線が、短切込みと、当該短切込みと隣り合うつなぎと、の両方に跨がって延び拡がり、且つ、この短切込みとつなぎとの長さの比が1:1から5:1の間の範囲にあるため、つなぎが適度に切断され易い状態に維持される。このため、錠剤を取り出すべく押込領域を押圧すると、つなぎの部分が切断されて確実に押込領域が繰り抜かれる。このため、押込領域を横切るように配置された枝配線が確実に破断され、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能となる。
本発明による第2の錠剤管理装置によれば、枝配線が、つなぎと、当該つなぎの両側に位置する切込みと、の両方に跨がって延び拡がり、且つ、一対の切込み及び一対のつなぎの両方とも、前記押込領域の長手軸及び短手軸のいずれに対しても非対称となるように配列されている。このような形態によれば、つなぎの配置が閉じた経路に沿って適度に分散されるため、押込領域を突き破る前の状態において、押込領域が当該押込領域の周りに位置するカバーシートの部分に安定した姿勢で保持される。このため、薬剤管理装置の製造工程の途中で押込領域がカバーシートの他の部分に対して動いてしまうおそれが低減され、押込領域がカバーシートから意図せず切り離されてしまうことを防止することができる。結果として、押込領域の切り離しに伴い押込領域を横切る枝配線が意図せず破断されてしまうことを低減できる。
一実施形態に係る錠剤管理装置を示す斜視図。 図1に示す錠剤管理装置を構成する錠剤管理容器を示す平面図。 図1に示す錠剤管理装置において、錠剤管理容器をモジュール体に装着する様子を示す斜視図。 図2に示す錠剤管理容器を構成するカバーシートを広げた状態で表側から示す平面図。 図4に示すカバーシートを裏側から示す底面図。 図5に示すカバーシートに設けられた押込領域を拡大して示す平面図。 図6の一部を拡大して示す平面図。 図5に示す押込領域の一変形例を示す平面図。 図8の一部を拡大して示す平面図。 図5に示す押込領域の別の変形例を示す平面図。 図10の一部を拡大して示す平面図。 図5に示す押込領域のさらに別の変形例を示す平面図。 図12の一部を拡大して示す平面図。
以下、図面を参照して一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。図1乃至図13は、一実施の形態及びその変形例を説明するための図である。このうち、図1は、一実施形態に係る錠剤管理装置1を示す斜視図である。
図1に示す錠剤管理装置1は、錠剤の利用に関する情報を管理するモジュール付パッケージである。錠剤管理装置1は、複数の錠剤を収容する錠剤管理容器2を有し、この錠剤管理容器2は、電子部品を収容したモジュール体5に装着されている。錠剤管理容器2から錠剤が取り出されると、この取り出しの情報が錠剤管理容器2に配置された導電回路パターン15(図2参照)にて検出され、導電回路パターン15からモジュール体5に送られるようになっている。
図2は、錠剤管理容器2を示す平面図である。図2に示す錠剤管理容器2は、錠剤を収容するための複数の膨出部4aを含んだ成形シート4に、カバーシート3(図1参照)を積層することにより形成されている。膨出部4aによって規定される開口を、アルミ製の中間シートを介してカバーシート3で覆うことにより、錠剤を収容する収容空間2aが規定される。なお、カバーシート3は、折り畳まれた単一のシートにて構成されているが、この点については図4乃至図7を参照して後述する。
成形シート4に設けられた複数の膨出部4aは、錠剤管理容器2内で二次元配列されている。図2に示す例では、図2中横方向に並んだ7つの膨出部4aが、図2中縦方向に2列並べられ、合計で14個の膨出部4aが設けられている。
この膨出部4aに収容される錠剤としては、医薬品として用いられるものや健康食品として用いられるものが挙げられる。本実施の形態では、錠剤として、医薬品としての錠剤が収容されている。なお、錠剤とは、カプセルやタブレットとも呼ばれ得るものを含む概念である。
カバーシート3には、導電回路パターン15が配置されている。導電回路パターン15は、膨出部4aから錠剤が取り出された情報を検出するための回路である。導電回路パターン15をなす複数の枝配線16が、各膨出部4aを覆うカバーシート3の部分に掛け渡されている。各枝配線16は、複数の膨出部4aが配置された領域とは異なる領域に配置された導電端子群17に電気的に接続されている。
錠剤を取り出すべくカバーシート3が突き破られると、膨出部4aを覆うカバーシート3の部分に掛け渡された枝配線16が断線する。この断線した情報が、当該枝配線16から導電端子群17に電気信号として伝わることにより、膨出部4aから錠剤が取り出された情報を検出するようになっている。
このような錠剤管理容器2は、モジュール体5に取り外し可能に装着される。図3にモジュール体5に錠剤管理容器2を装着する様子を示す。図3に示すように、モジュール体5は、旋回可能に接続された本体部品80及びカバー部品85を有している。図3に示すモジュール体5は、本体部品80とカバー部品85との間で錠剤管理容器2を挟んで当該錠剤管理容器2を保持する(図1参照)。本実施の形態では、本体部品80とカバー部品85との間で錠剤管理容器2を挟んだ状態で、本体部品80に設けられたロック部材81を作動させることにより、錠剤管理容器2を挟持するようになっている。
本体部品80は、カバー部品85に覆われる内面80aを含んでいる。本体部品80の内面80aに、一方向に延びる溝80bが形成されていて、この溝80b内にモジュール端子群(不図示)が配置されている。モジュール端子群は、カバー部品85との間で錠剤管理容器2を挟んだ状態において導電端子群17と接続される。
次に、このような構成からなる錠剤管理装置1の利用方法の一例について説明する。
錠剤管理装置1は、例えば通院中の患者によって利用される。利用者は、食後や決まった時間帯に錠剤管理容器2に収容された錠剤を取り出して服用する。錠剤を取り出すべくカバーシート3が突き破られると、導電回路パターン15の枝配線16が断線し、この断線した情報が、膨出部4aから錠剤が取り出された情報を示す電気信号として導電端子群17からモジュール端子群に伝わる。モジュール端子群に伝わった信号は、モジュール体5内の電子機器で処理される。
次に、錠剤管理容器2を成形シート4と共に構成するカバーシート3について図4及び図5を参照して説明する。図4は、カバーシート3を拡げた状態で表面3a側から示す平面図であり、図5は、カバーシート3を拡げた状態で裏面3b側から示す底面図である。図4及び図5に示すカバーシート3は、可撓性をもつ紙またはプラスチックからなる単一のシートを、長手方向に三等分して折り畳んだ構造になっている。
図4及び図5に示すように、カバーシート3は、その長手方向d1にこの順で並べられた中基板40、下基板10及び上基板50を含んでいる。中基板40と下基板10とは、折曲補助手段61を介して接続され、下基板10と上基板50とは、別の折曲補助手段61を介して接続されている。図4及び図5に示す展開状態から、中基板40と下基板10とを折曲補助手段61を利用して折り畳んだ後に、下基板10と上基板50とを折曲補助手段61を利用して折り畳むと、カバーシート3は、図2に示す大きさとなる。
上基板50は、図2に示す折畳状態C1において最も表側に重ねられた層をなす。図4に示すように、上基板50の表側となる面には、錠剤管理容器2の表紙としての印刷情報52が印刷されている。また、上基板50には、成形シート4の膨出部4aを通過させるための複数の繰抜孔51が設けられている。繰抜孔51は、膨出部4aの配列に対応して、合計で14個設けられている。
中基板40は、図2に示す折畳状態C1において下基板10と上基板50との間に位置する。中基板40は、下基板10に形成された導電回路パターン15を保護する機能をもつ。中基板40には、膨出部4aの形状に対応した複数の切れ目41が設けられている。複数の切れ目41は、膨出部4aの配列に対応して、合計で14個設けられている。
下基板10は、図2に示す折畳状態C1において、最も裏側に重ねられた層をなす。図5に示すように、下基板10には、各々に対応する膨出部4a(図1参照)と重なるように配置された複数の押込領域14が設けられている。各押込領域14は、対応する膨出部4aを覆い、当該膨出部4aとの間で錠剤を収容するための収容空間2a(図1参照)を形成している。
中基板40に覆われるようになる下基板10の内面には、膨出部4aから錠剤が取り出された情報を検出するための導電回路パターン15が配置されている。導電回路パターン15は、各々に対応する押込領域14を横切る複数の枝配線16を含んでいる。
各枝配線16は、下基板10のうちの、折畳状態C1で中基板40から露出する領域に配置された導電端子群17に電気的に接続されている。図5に示す例では、導電端子群17は、カバーシート3の長手方向d1に並べられた複数の導電端子17aを含み、各導電端子17aに、押込領域14を横切る枝配線16が1つずつ接続されている。
図6に、押込領域14を横切る枝配線16を拡大して示す。図6に示すように、各押込領域14には、当該押込領域14の輪郭に沿って切込み21とつなぎ31とが交互に並べられている。このことにより、収容空間2aに収容された錠剤を取り出すべく、切込み21に沿って押込領域14が繰り抜かれると、枝配線16が破断するようになっている。
図6に示す複数の切込み21と複数のつなぎ31とは、押込領域14の輪郭に沿った閉じた経路Cp上で一列に並べられている。本実施の形態では、閉じた経路Cpは、一対の半円m、mと、一対の半円m、mの端部間に掛け渡される互いに平行な一対の直線n、nと、で形成されるスロット形状の輪郭に沿う。
本実施の形態において、複数の切込み21は、長切込み22と、当該長切込み22よりも短い短切込み23と、を含んでいる。図6に示す例では、長切込み22と短切込み23とが交互に並べられ、合計で2つの長切込み22と2つの短切込み23とが閉じた経路Cp上で一列に並べられている。一例として、短切込み23の長さは、長切込み22の長さの1/5未満、例えば1/10未満程度に設定され得る。
また複数の切込み21が、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されており、複数のつなぎ31も、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されている。図6に示す例では、押込領域14の長手軸x1は、閉じた経路Cpをなす一対の直線n、nに平行で当該2つの直線n、nの中央に位置する。押込領域14の短手軸x2は、長手軸x1に直交する直線であって、閉じた経路Cpをなす直線n、nの中点を通る直線である。
このような形態によれば、つなぎ31の配列が閉じた経路Cpに沿って適度に分散されるため、押込領域14を突き破る前の状態において、押込領域14が当該押込領域14の周りに位置するカバーシート3の部分に安定した姿勢で保持される。このため、薬剤管理装置製造工程において、押込領域14が当該押込領域14の周りに位置するカバーシート3の部分に対して動いてしまうおそれが低減され、押込領域14がカバーシート3から意図せず切り離されてしまうことを防止することができる。
この切込み21及びつなぎ31を枝配線16が跨いでいる。図6に示す例では、各枝配線16は、切込み21及びつなぎ31に重なる領域に配置された2つの幅広部16aと、2つの幅広部16aの間を延びる幅狭部16bと、各々に対応する幅広部16aから導電端子17aに向かうリード部16cと、を含んでいる。幅狭部16bの幅W2及びリード部16cの幅W3は、幅広部16aの幅W1よりも狭い。なお、本明細書でいう枝配線16の幅とは、対象となる位置における枝配線16の延びる方向に直交する方向における枝配線16の長さをいう。
図7に、幅広部16aを拡大して示す。図7に示すように、幅広部16aは、1つの短切込み23と、当該短切込み23と隣り合う少なくとも1つのつなぎ31と、の両方に跨がって延び拡がっている。図7に示す例では、幅広部16aは、1つの短切込み23と、当該短切込み23の両側に位置する2つのつなぎ31と、当該2つのつなぎ31のさらに両側に位置する2つの長切込み22と、に跨がって延び拡がっている。
とりわけ、幅広部16aは、当該幅広部16aが跨がった1つの短切込み23及び当該幅広部16aが跨がった2つのつなぎ31の全域を覆っている(全域と重なっている)。その一方で、幅広部16aは、この全域を覆った2つのつなぎ31の両側に位置する長切込み22の一部を覆っている(一部と重なっている)。
また、図7に示す例では、製造条件に起因する誤差を考慮して、幅広部16aが跨がったつなぎ31から2mm以内の距離となるカバーシート3上の領域S1の全域が、幅広部16aによって覆われている。すなわち、幅広部16aが跨がったつなぎ31上の任意の地点から2mm以内の距離となるカバーシート3上の領域S1、より具体的には、図7に示す二点鎖線で囲まれたスロット状の領域が、幅広部16aによって覆われている。
さらに、本実施の形態では、幅広部16aが跨がった短切込み23の長さL3と、幅広部16aが跨がった一方のつなぎ31の長さL4と、の比が、1:1から5:1の間の範囲に設定してある。このような形態によれば、つなぎ31が適度に切断され易い状態に維持されるため、錠剤を取り出すべく押込領域14を押圧すると、つなぎ31の部分が切断されて確実に押込領域14が繰り抜かれる。このため、押込領域14を横切るように配置された枝配線16が確実に破断され、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能となる。
さて、図5に戻って、隣り合う基板10、40、50の間に折曲補助手段61が設けられている。折曲補助手段61は、当該隣り合う2つの基板10、40、50を折り曲げた際に、当該折曲補助手段61を設けられた位置にて基板10、40、50が折り曲げられること、さらには基板10、40、50が折り畳まれることを促進するためのものである。折曲補助手段61は、隣り合う2つの基板10、40、50の境界となる位置で、カバーシート3の短手方向d2に沿って直線状に延びている。
折曲補助手段61は、それ自体既知の態様で実現され得る。例えば、折曲補助手段61は、連続的に形成された溝からなるハーフカットラインであってもよいし、断続的に形成された破線(ミシン目)であってもよい。
このようなカバーシート3によれば、図4及び図5に示す展開状態から、中基板40を裏面3b側となる下基板10の内面を覆うように折曲補助手段61から折り畳み、上基板50を下基板10に重なった中基板40を覆うように折曲補助手段61から折り畳む。続いて、折り畳まれた中基板40と上基板50との間に成形シート4が挟み込まれ、上基板50の各繰抜孔51から、成形シート4の対応する膨出部4aが突き出される。その後、互いに重ねられた下基板10と中基板40とをヒートシールし、成形シート4を挟んだ状態で互いに重ねられた中基板40と上基板50とをヒートシールすることで、図2に示す折畳状態C1となる。図2に示す状態において、下基板10のうちの中基板40及び上基板50よりも突き出た部分は、当該中基板40及び上基板50から露出している。そして、この下基板10の露出した領域に、上述の導電端子群17が位置している。
なお、成形シート4の膨出部4aがカバーシート3の押込領域14によって直積的に覆われてもよいが、通常は、成形シート4の各膨出部4aを覆うように例えばアルミ製の中間シートが成形シート4に貼り付けられる。そして、この中間シートを介して成形シート4の膨出部4aがカバーシート3の押込領域14に覆われる。
以上のように、本実施の形態によれば、錠剤を収容するための複数の膨出部4aを含む成形シート4と、成形シート4に積層されたカバーシート3と、を備え、カバーシート3は、各々に対応する膨出部4aと重なる位置に配置された複数の押込領域14を含み、各押込領域14には、当該押込領域14の輪郭に沿って切込み21とつなぎ31とが交互に並べられ、複数の切込み21は、長切込み22と、当該長切込み22よりも短い短切込み23と、を含み、カバーシート3には、各々に対応する押込領域14を横切るように複数の枝配線16が設けられ、枝配線16は、短切込み23と、当該短切込み23と隣り合うつなぎ31と、の両方に跨がって延び拡がっており、枝配線16が跨がった短切込み23の長さL3と、枝配線16が跨がったつなぎ31の長さL4と、の比が、1:1から5:1の間の範囲にある。このような形態によれば、つなぎ31が適度に切断され易い状態に維持されるため、錠剤を取り出すべく押込領域14を押圧すると、つなぎ31の部分が切断されて確実に押込領域14が繰り抜かれる。このため、押込領域14を横切るように配置された枝配線16が確実に破断され、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、複数の切込み21が、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されており、複数のつなぎ31が、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されている。このような形態によれば、つなぎ31の配置が閉じた経路Cpに沿って適度に分散されるため、押込領域14を突き破る前の状態において、押込領域14が当該押込領域14の周りに位置するカバーシート3の部分に安定した姿勢で保持される。このため、薬剤管理装置製造工程において、押込領域14がカバーシート3の他の部分に対して動いてしまうおそれが低減され、押込領域14がカバーシート3から意図せず切り離されてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、枝配線16は、当該枝配線16が跨がった短切込み23及び当該枝配線16が跨がったつなぎ31の両方の全域を覆っている。この場合、製造誤差に起因して枝配線16の位置がずれてしまった場合であっても、枝配線16を確実につなぎ31上に配置することに寄与する。この結果、押込領域14を突き破る前の状態において、枝配線16と導電端子群17間の間を確実に導通することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、枝配線16は、枝配線16が跨がったつなぎ31の両側に位置する2つの切込み22、23に跨がって延び拡がっている。すなわち、枝配線16は、枝配線16が跨がったつなぎ31の一側で隣り合う短切込み23だけでなく他側で隣り合う長切込み22にも跨がって延び拡がっている。この場合、製造誤差に起因して枝配線16の位置がずれてしまった場合であっても、枝配線16をさらに確実につなぎ31上に配置することに寄与する。この結果、押込領域14を突き破る前の状態において、枝配線16と導電端子群17間の間を確実に導通することが可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、枝配線16が跨がったつなぎ31から2mm以内の距離となるカバーシート3上の領域S1の全域が、枝配線16によって覆われている。この場合も、製造誤差に起因して枝配線16の位置がずれてしまった場合であっても、枝配線16をさらに確実につなぎ31上に配置することに寄与する。
また、本実施の形態によれば、切込み21とつなぎ31とは、閉じた経路Cp上で一列に並べられている。この場合、錠剤を取り出すべく押込領域14を押圧すると、つなぎ31の部分が切断されて確実に押込領域14が繰り抜かれ易くなる。
≪変形例≫
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。
上述した実施の形態では、図6に示すように、膨出部4aの輪郭がスロット形状である例を示したが、膨出部4aの形状は、上述した例に限定されない。図8及び図9に膨出部4aの他の形状例を示す。図8及び図9に示す例では、膨出部4aの輪郭は、円形に形成されている。
図8及び図9に示す例においても、複数の切込み21と複数のつなぎ31とが、押込領域14の輪郭に沿った閉じた経路Cp上で一列に並べられている。本実施の形態において、複数の切込み21は、長切込み22と短切込み23とを含み、これらは、閉じた経路Cp上で交互に並べられている。
この切込み21及びつなぎ31を枝配線16が跨いでいる。各枝配線16は、切込み21及びつなぎ31に重なる領域に配置された2つの幅広部16aと、2つの幅広部16aの間を延びる幅狭部16bと、各々に対応する幅広部16aから導電端子17aに向かうリード部16cと、を含んでいる。
図8及び図9に示す例においても、複数の膨出部4aを含む成形シート4と、成形シート4に積層されたカバーシート3と、を備え、カバーシート3は、各々に対応する膨出部4aを覆うと共に当該膨出部4aとの間で錠剤を収容するための収容空間2aを形成する複数の押込領域14を含み、各押込領域14には、当該押込領域14の輪郭に沿って切込み21とつなぎ31とが交互に並べられ、複数の切込み21は、長切込み22と、当該長切込み22よりも短い短切込み23と、を含み、カバーシート3には、各々に対応する押込領域14を横切るように複数の枝配線16が設けられ、枝配線16は、短切込み23と、当該短切込み23と隣り合うつなぎ31と、の両方に跨がって延び拡がっており、枝配線16が跨がった短切込み23の長さL3と、枝配線16が跨がったつなぎ31の長さL4と、の比が、1:1から5:1の間の範囲にある。このような形態によれば、つなぎ31が適度に切断され易い状態に維持されるため、錠剤を取り出すべく押込領域14を押圧すると、つなぎ31の部分が切断されて確実に押込領域14が繰り抜かれる。このため、押込領域14を横切るように配置された枝配線16が確実に破断され、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能となる。
また、図8及び図9に示す形態によれば、枝配線16は、当該枝配線16が跨がった短切込み23及び当該枝配線16が跨がったつなぎ31の両方の全域を覆っている。この場合、製造誤差に起因して枝配線16の位置がずれてしまった場合であっても、枝配線16を確実につなぎ31上に配置することに寄与する。この結果、押込領域14を突き破る前の状態において、枝配線16と導電端子群17間の間を確実に導通することが可能となる。
さらに、図8及び図9に示す形態によれば、枝配線16は、枝配線16が跨がったつなぎ31の両側に位置する2つの切込み22、23に跨がって延び拡がっている。すなわち、枝配線16は、枝配線16が跨がったつなぎ31の一側で隣り合う短切込み23だけでなく他側で隣り合う長切込み22にも跨がって延び拡がっている。この場合、製造誤差に起因して枝配線16の位置がずれてしまった場合であっても、枝配線16をさらに確実につなぎ31上に配置することに寄与する。この結果、押込領域14を突き破る前の状態において、枝配線16と導電端子群17間の間を確実に導通することが可能となる。
また、上述した実施の形態では、図6に示すように、2つの長切込み22と2つの短切込み23とが押込領域14に形成された例を示したが、切込み21の数は、上述した例に限定されない。図10及び図11に切込み21の他の例を示す。図10及び図11に示す例では、一対の切込み21と一対のつなぎ31とが、スロット形状の閉じた経路Cpに沿って一列に並べられている。
図8及び図9に示す例においても、切込み21及びつなぎ31を枝配線16が跨いでいる。各枝配線16は、切込み21及びつなぎ31に重なる領域に配置された2つの幅広部16aと、2つの幅広部16aの間を延びる幅狭部16bと、各々に対応する幅広部16aから導電端子17aに向かうリード部16cと、を含んでいる。
図8及び図9に示す例によれば、複数の膨出部4aを含む成形シート4と、成形シート4に積層されたカバーシート3と、を備え、カバーシート3は、各々に対応する膨出部4aを覆うと共に当該膨出部4aとの間で錠剤を収容するための収容空間2aを形成する複数の押込領域14を含み、各押込領域14には、当該押込領域14の輪郭に沿った閉じた経路Cpに沿って一対の切込み21と一対のつなぎ31とが並べられ、カバーシート3には、各々に対応する押込領域14を横切るように複数の枝配線16が設けられ、枝配線16は、つなぎ31と、当該つなぎ31の両側に位置する切込み21と、の両方に跨がって延び拡がっており、一対の切込み21は、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されており、一対のつなぎ31は、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されている。このような形態によれば、つなぎ31の配置が閉じた経路Cpに沿って適度に分散されるため、押込領域14を突き破る前の状態において、押込領域14が当該押込領域14の周りに位置するカバーシート3の部分に安定した姿勢で保持される。このため、薬剤管理装置製造工程において、押込領域14がカバーシート3の他の部分に対して動いてしまうおそれが低減され、押込領域14がカバーシート3から意図せず切り離されてしまうことを防止することができる。結果として、押込領域14の切り離しに伴い押込領域14を横切る枝配線16が意図せず破断されてしまうことを防止することができ、錠剤を取り出した情報を誤検知してしまうおそれを低減することが可能となる。
また、上述した実施の形態において、カバーシート3の下基板10に空洞部18が設けられていてもよい。図12及び図13に、空洞部18をさらに設けた例を示す。図12及び図13に示す例では、カバーシート3に、各々に対応する押込領域14に隣り合って位置する複数の空洞部18が設けられている。
図12及び図13に示す例においても、複数の切込み21と複数のつなぎ31とが、押込領域14の輪郭に沿った閉じた経路Cp上で一列に並べられている。ただし、閉じた経路Cpは、略ね矩形形状であるが、一部に入り組んだ形状をもつ。そして、この閉じた経路Cpが、空洞部18の一部を横切っている。したがって、複数の切込み21と複数のつなぎ31とは、空洞部18の外縁の或る位置P1から空洞部18の外縁の別の或る位置P2に向かって、交互に並ぶことなる。
とりわけ、複数の切込み21は、2つの長切込み22と、2つの第1短切込み23aと、2つの第2短切込み23bと、2つの第3短切込み23cと、とを含んでいる。図示する例では、2つの長切込み22が互いに隣り合い、第1短切込み23aが長切込み22と隣り合い、第3短切込み23cが空洞部18と隣り合うように配置され、第2短切込み23bは、第1短切込み23aと第3短切込み23cとの間に位置している。
この切込み21及びつなぎ31を枝配線16が跨いでいる。各枝配線16は、切込み21及びつなぎ31に重なる領域に配置された2つの幅広部16aと、2つの幅広部16aの間を延びる幅狭部16bと、各々に対応する幅広部16aから導電端子17aに向かうリード部16cと、を含んでいる。
図12及び図13に示す例においても、複数の膨出部4aを含む成形シート4と、成形シート4に積層されたカバーシート3と、を備え、カバーシート3は、各々に対応する膨出部4aを覆うと共に当該膨出部4aとの間で錠剤を収容するための収容空間2aを形成する複数の押込領域14を含み、各押込領域14には、当該押込領域14の輪郭に沿って切込み21とつなぎ31とが交互に並べられ、複数の切込み21は、長切込み22と、当該長切込み22よりも短い短切込み23と、を含み、カバーシート3には、各々に対応する押込領域14を横切るように複数の枝配線16が設けられ、枝配線16は、短切込み23aと、当該短切込み23aと隣り合うつなぎ31と、の両方に跨がって延び拡がっており、枝配線16が跨がった短切込み23aの長さL3と、枝配線16が跨がったつなぎ31の長さL4と、の比が、1:1から5:1の間の範囲にある。このような形態によれば、つなぎ31が適度に切断され易い状態に維持されるため、錠剤を取り出すべく押込領域14を押圧すると、つなぎ31の部分が切断されて確実に押込領域14が繰り抜かれる。このため、押込領域14を横切るように配置された枝配線16が確実に破断され、錠剤を取り出した情報を確実に検出することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、複数の切込み21が、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されており、複数のつなぎ31が、押込領域14の長手軸x1に対しても、押込領域14の短手軸x2に対しても、非対称となるように配列されている。このような形態によれば、つなぎ31の配置が閉じた経路Cpに沿って適度に分散されるため、押込領域14を突き破る前の状態において、押込領域14が当該押込領域14の周りに位置するカバーシート3の部分に安定した姿勢で保持される。このため、薬剤管理装置製造工程において、押込領域14がカバーシート3の他の部分に対して動いてしまうおそれが低減され、押込領域14がカバーシート3から意図せず切り離されてしまうことを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、カバーシート3には、押込領域14に隣り合って位置する空洞部18が設けられており、閉じた経路Cpは、空洞部18の一部を横切っている。この場合、空洞部18に指を添えながら押込領域14を切込み21に沿って切り離すことができるため、押込領域14を容易に剥がすことができる点で優れている。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
1 錠剤管理装置
2 錠剤管理容器
2a 収容空間
3 カバーシート
4 成形シート
4a 膨出部
10 下基板10
14 押込領域14
15 導電回路パターン
16 枝配線
16a 幅広部
17 導電端子群
18 空洞部
21 切込み
22 長切込み
23 短切込み
31 つなぎ

Claims (7)

  1. 錠剤を収容するための複数の膨出部を含む成形シートと、
    前記成形シートに積層されたカバーシートと、
    を備え、
    前記カバーシートは、各々に対応する膨出部と重なる位置に配置された複数の押込領域を含み、
    各押込領域には、当該押込領域の輪郭に沿って切込みとつなぎとが交互に並べられ、
    複数の前記切込みは、長切込みと、当該長切込みよりも短い短切込みと、を含み、
    前記カバーシートには、各々に対応する押込領域を横切るように複数の枝配線が設けられ、
    前記枝配線は、前記短切込みと、当該短切込みと隣り合うつなぎと、の両方に跨がって延び拡がっており、
    前記枝配線が跨がった短切込みの長さと、前記枝配線が跨がったつなぎの長さと、の比が、1:1から5:1の間の範囲にあり、
    複数の前記切込みが、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列され、
    複数の前記つなぎが、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列され、
    前記短切込みは、前記長手軸の一方の側かつ前記短手軸の一方の側に配置された第1短切込みと、前記長手軸の他方の側かつ前記短手軸の他方の側に配置された第2短切込みと、を含み、
    前記枝配線は、前記第1短切込みおよび当該第1短切込みと隣り合う前記つなぎに重なるとともに、前記長手軸の一方の側かつ前記短手軸の一方の側のみに配置された第1幅広部と、前記第2短切込みおよび当該第2短切込みと隣り合う前記つなぎに重なるとともに、前記長手軸の他方の側かつ前記短手軸の他方の側のみに配置された第2幅広部と、前記第1幅広部と前記第2幅広部との間に延びる幅狭部とを含み、
    前記第1幅広部および前記第2幅広部の幅は、それぞれ前記幅狭部の幅よりも広い、錠剤管理容器。
  2. 前記枝配線は、当該枝配線が跨がった短切込み及び当該枝配線が跨がったつなぎの両方の全域を覆っている、請求項1に記載の錠剤管理容器。
  3. 前記枝配線は、当該枝配線が跨がったつなぎの両側に位置する2つの切込みに跨がって延び拡がっている、請求項1または2に記載の錠剤管理容器。
  4. 前記枝配線が跨がったつなぎから2mm以内の距離となる前記カバーシート上の領域の全域が、前記枝配線によって覆われている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の錠剤管理容器。
  5. 前記切込みと前記つなぎとは、閉じた経路上で一列に並べられている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の錠剤管理容器。
  6. 複数の膨出部を含む成形シートと、
    前記成形シートに積層されたカバーシートと、
    を備え、
    前記カバーシートは、各々に対応する膨出部を覆うと共に当該膨出部との間で錠剤を収容するための収容空間を形成する複数の押込領域を含み、
    各押込領域には、当該押込領域の輪郭に沿った閉じた経路に沿って一対の切込みと一対のつなぎとが並べられており、
    前記カバーシートには、各々に対応する押込領域を横切るように複数の枝配線が設けられ、
    前記枝配線は、前記つなぎと、当該つなぎの両側に位置する切込みと、の両方に跨がって延び拡がっており、
    前記一対の切込みは、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列され、
    前記一対のつなぎは、前記押込領域の長手軸に対しても、前記押込領域の短手軸に対しても、非対称となるように配列され
    前記枝配線は、前記一対のつなぎのうちの一方のつなぎおよび当該一方のつなぎの両側に位置する前記切込みに重なるとともに、前記長手軸の一方の側かつ前記短手軸の一方の側のみに配置された第1幅広部と、前記一対のつなぎのうちの他方のつなぎおよび当該他方のつなぎの両側に位置する前記切込みに重なるとともに、前記長手軸の他方の側かつ前記短手軸の他方の側のみに配置された第2幅広部と、前記第1幅広部と前記第2幅広部との間に延びる幅狭部とを含み、
    前記第1幅広部および前記第2幅広部の幅は、それぞれ前記幅狭部の幅よりも広い、錠剤管理容器。
  7. 前記カバーシートには、前記押込領域に隣り合って位置する空洞部が設けられており、
    前記閉じた経路は、前記空洞部の一部を横切っている、請求項またはに記載の錠剤管理容器。
JP2015169688A 2015-08-28 2015-08-28 錠剤管理容器 Active JP6614480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169688A JP6614480B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 錠剤管理容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015169688A JP6614480B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 錠剤管理容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017042555A JP2017042555A (ja) 2017-03-02
JP6614480B2 true JP6614480B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=58211968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015169688A Active JP6614480B2 (ja) 2015-08-28 2015-08-28 錠剤管理容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6614480B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE508758C2 (sv) * 1997-02-19 1998-11-02 Jakob Ehrensvaerd Registreringsanordning
JP4592348B2 (ja) * 2004-07-21 2010-12-01 サンスター株式会社 ブリスターパック及びその製造方法
FR2944696B1 (fr) * 2009-04-23 2011-05-20 Abr Pharma Dispositif de mesure de l'observance du suivi d'un medicament sous blister
JP2013166590A (ja) * 2012-01-18 2013-08-29 Mitsumi Electric Co Ltd 開封検出シート及び開封検出装置
JP2014176597A (ja) * 2013-07-04 2014-09-25 Kanae Co Ltd ラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017042555A (ja) 2017-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6793690B2 (ja) コネクタ付き回路体、及び、バスバモジュール
EP1006982B1 (en) A medicament dispense sensing device
US20070295810A1 (en) Tamper-proof card reader
WO2015040918A1 (ja) 検知具
JP2012060043A (ja) 接続体及び片面フレキシブル配線板
JP2018002260A (ja) 包装箱
JP6614480B2 (ja) 錠剤管理容器
CN113168937A (zh) 布线构件及包装形态的布线构件
JP5533472B2 (ja) 分岐回路の形成方法およびコネクタ
JP4056628B2 (ja) Ptp包装体
JP6274356B2 (ja) 可撓性基材、パッケージ体および錠剤管理装置の使用方法
JP2012060041A (ja) 接続体
JP6862754B2 (ja) 回路基板、回路装置および情報記録装置
JP6595807B2 (ja) 包装体
JP5284414B2 (ja) Ptp包装体
JP5455469B2 (ja) 支持基材付きカード
JP6972841B2 (ja) 成形シート収納基板、回路装置および情報記録装置
JP3229831U (ja) プレススルーパックシート
JP3181335U (ja) カード型包装容器
JP2019034793A (ja) 食品包装体
JP2006060970A (ja) 電気接続箱
JP3184938U (ja) 食品用包装袋
JP6187901B2 (ja) 包装体
JP7406716B2 (ja) 情報記録装置
JP4582521B2 (ja) 連結具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191024

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6614480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150