JP4582521B2 - 連結具 - Google Patents

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この発明は、複数の板状部材を連結する際に用いる連結具に関する。
従来から複数の板状部材を連結する際、特に内蓋と外蓋を連結して包装箱を封緘する際にはさまざま手法が用いられている。
たとえば特許文献1には、帯状部と、帯状部の下面に突出する複数本の挿通部とからなり、挿通部は脚部と脚部の先端から斜め上方に向けて突出する複数枚の係止片とから構成されてやじり状を形成し、係止片は弾発力を持ち、脚部の根元の帯状部二複数の切断孔を開口し、これらをプラスチックで一体形成した連結具が提案されている。このような構造にすると、一度板状体を連結すれば容易に外すことができないという利点を有する。
しかし上記のような連結具は、構造が複雑であるため製造コストが高くなるという欠点を有する。包装箱を封緘する際などに用いる連結具のような消耗品において、この欠点は致命的である。また、板状体を連結する際にも構造が複雑であるため、取り付けが容易でなく、さらに使用しない際には嵩張るという欠点を有する。
特開平8−301235号公報
そこでこの発明の解決しようとする課題は、複数の板状部材同士を一旦連結すれば容易に外れない連結具において、構造が簡単で製造コストが低廉で、嵩張らず、一挙動で連結可能な連結具を提供することにある。
上記した課題を解決するため、この発明は、重なり合う部分を貫通するスリットが設けられた複数の板状部材を連結する連結具において、上側板状部材の上面に面接触する上挟持板と、前記上挟持板から垂直下方に延びスリットに挿入する差込板と、前記上挟持板から前記複数の板状部材を重ねた厚みに相当する距離をおいて前記差込板の両側辺から回動可能に延び、上辺が下側板状部材の下面に線接触する下挟持板とからなり、スリットに差込板を挿入する際には、前記両下挟持板を差込板に折り重ねて近接させておき、挿入した後には、下挟持板の持つ復元弾性により差込板から離間することでスリットから抜き取り不可能とし、複数の板状部材を上挟持板と下挟持板とで挟み込んで連結するようにしたのである。
また、連結具を展開した際に一枚の板状体となるように、上挟持板の上面を形成する上面板の右側辺に、上面に折り重ねることで下面右半面を形成する右側下面板が連設され、上面板の左側辺に、同様に折り重ねることで下面左半面を形成する左側下面板が連設され、右側下面板の右側辺に、右側下面板と直角に折り曲げることで、差込板の右半板を形成する右面差込板が連設され、左側下面板の左側辺に、左側下面板と直角に折り曲げることで、差込板の左半板を形成する左面差込板が連設され、前記右面差込板の上辺に右側下挟持板が連設され、前記左面差込板の下辺に左側下挟持板が連設された構成を採用するのが好ましい。
さらに、連結具は段ボール製であるのが好ましい。
この発明にかかる連結具は、上側板状部材の上面に面接触する上挟持板と、前記上挟持板から垂直下方に延びスリットに挿入する差込板と、前記上挟持板から前記複数の板状部材を重ねた厚みに相当する距離を置いて前記差込板の両側辺から回動自在に延び、上辺が下側板状部材の下面に線接触する下挟持板とからなるため、構造が簡単で製造コストを低廉に抑えることができる。
また、スリットに差込板を挿入する際には、前記両下挟持板を差込板に折り重ねて近接させておき、挿入した後には、下挟持板の持つ復元弾性により差込板から離間することでスリットから抜き取り不可能とし、複数の板状部材を上挟持板と下挟持板とで挟み込んで連結することで、破壊することなしには板状部材を分離不可能とし、一挙動ですばやく連結することが可能となる。
また、連結具を一枚の板状体を折り曲げて形成することで、一枚の平板を連結具を展開した状態に打ち抜き、折り曲げることで簡単に連結具を製造することができるため、より一層製造コストを抑えることができる。また使用しない際には、嵩張らず便利である。
さらに、連結具を段ボール製とすることで適度な復元弾性を持ち、かつ強度も十分で、材料コストも低廉なものとすることができる。
以下、図面を参照しつつこの発明の実施形態について説明する。この発明にかかる連結具10は、図2(a)および図2(b)のように、包装箱20の内蓋21と外蓋22を閉めた場合に、重なり合う部分を貫通するスリット23が設けられている場合に、その包装箱20を封緘する際などに用いる。
この発明にかかる連結具10は、図1のように、包装箱20の外蓋22の外面に面接触する角丸方形の上挟持板11と、上挟持板11から垂直下方に延びスリット23に挿入するほぼ方形の差込板12と、上挟持板11から包装箱20の外蓋22と内蓋21を重ねた厚みにほぼ相当する距離Sをおいて差込板12の両側辺から延び、上辺が内蓋21の内面に線接触する2枚の下挟持板13とからなる。なお、図1のように、下挟持板13の下辺外縁は円弧状に形成されている。下挟持板13は折れ線14eおよび14fを中心に差込板12に対して回動可能となっている。
包装箱20のスリット23に、連結具10の差込板11を挿入する際には、図3(a)のように両下挟持板13を折れ線14eおよび14fで差込板11に折り重ねて近接させておく。つぎにスリット23の外蓋22の外面に上挟持板11が面接触するまで差込板12および下挟持板13を挿入していくと、スリット23の厚みSを下挟持板13が越えたとき、差込板12との重なり合いが開放される。そのため図3(b)のように、下挟持板13の持つ復元弾性により差込板11から折れ線14eおよび14fを中心に回動離間する。そのため連結具10は、スリット23から抜き取り不可能となり、外蓋22と内蓋21を上挟持板11と下挟持板13とで挟み込み、包装箱20を破壊することなしには開封できないように封緘する。
なおスリット23に下挟持板13を挿入する際に、下挟持板13のスリット23と対向する側の外縁は図1および図3のように円弧状となっているため引っかかりにくくスムーズに挿入することができる。また、必要に応じて差込板12の先端両コーナをアール状に面取りしておくこともできる。そのようにすれば差込板12をスリット23に挿入する際により引っかかりをなくすことができる。
この発明にかかる連結具は、段ボールの一枚板を打ち抜いた板状体1を折り曲げることにより形成される。図4(a)のように板状体1は、上面板11aの右側辺に、折れ線14aを介して右側下面板11bが連設され、上面板の左側辺に、折れ線14bを介して左側下面板11cが連設され、右側下面板の右側辺に、折れ線14cを介して右面差込板12aが連設され、左側下面板の左側辺に、折れ線14dを介して左面差込板12bが連設され、前記右面差込板の上辺に折れ線14eを介して右側下挟持板13aが連設され、前記左面差込板の下辺に折れ線14fを介して左側下挟持板13bが連設されている。
これを以下のようにして組み立てる。まず図4(b)のように、上面板11aを上挟持板11の上面として、この面に右側下面板11bを折れ線14aで折り曲げて折り重ねることで下面右半面を形成し、同様に左側下面板11cを折れ線14bで折り曲げて折り重ねることで下面左半面を形成する。上面と下面とは接着剤等により接着しておく。つぎに図4(c)のように、右面差込板12aを折れ線14cで右側下面板11bと直角に折り曲げることで、差込板12の右半板を形成し、左面差込板12bを折れ線14dで左側下面板11cと直角に折り曲げることで、差込板12の左半板を形成する。最後に図4(d)のように、右面差込板12aと右側下挟持板13aとの連設部分にあたる折れ線14eおよび左面差込板12bと左側下挟持板13bとの連設部分にあたる折れ線14fは、両下挟持板13a、13bがここを中心に回動可能となるように適度に折り曲げておく。このようにして一枚の板状体1から連結具10が完成する。
なお、この実施形態では連結具10を内蓋21と外蓋22を連結し、包装箱20を封緘するのに用いたが、これに限られず、複数の板状部材で重なり合う部分にスリットが設けられたものであれば、いかなるものでもそれらを連結するのに用いることができる。例えば図5(a)のように、スリット23aが設けられたケース24と、スリット23bが設けられたキャップ25を図5(b)のように重ね合わせ貫通するスリット23aおよび23bに連結具10を挿入してケース24とキャップ25とを連結するのに用いることもできる。
また、連結具10を段ボール製としたが、これに限られずプラスチックなど適度な復元弾性を持ち、かつ強度も十分で、材料コストも低廉な他の素材で代替することもできる。
連結具の斜視図 (a)は包装箱の斜視図、(b)はその縦断面図 連結具をスリットに挿入する場合において、(a)は下挟持板を差込板に近 接させた図、(b)は下挟持板が差込板から離間した図 (a)は連結具の展開図、(b)〜(d)は連結具の組み立て図 (a)はケースとキャップの分解図、(b)は結合図
符号の説明
1 板状体
10 連結具
11 上挟持板
11a 上面板
11b 右側下面板
11c 左側下面板
12 差込板
12a 右面差込板
12b 左面差込板
13 下挟持板
13a 右側下挟持板
13b 左側下挟持板
14a〜14f 折れ線
15 面取り
20 包装箱
21 内蓋
22 外蓋
23、23a、23b スリット
24 ケース
25 キャップ

Claims (3)

  1. 重なり合う部分を貫通するスリットが設けられた複数の板状部材を連結する連結具において、連結具を展開した際に1枚の板状体となる上側板状部材の上面に面接触する上挟持板と、前記上挟持板から垂直下方に延びスリットに挿入する差込板と、前記上挟持板から前記複数の板状部材を重ねた厚みに相当する距離をおいて前記差込板の両側辺から回動可能に延び、上辺が下側板状部材の下面に線接触する下挟持板とからなり、スリットに差込板を挿入する際には、前記両下挟持板を差込板に折り重ねて近接させておき、挿入した後は、下挟持板の持つ復元弾性により差込板から離間することでスリットから抜き取り不可能とし、複数の板状部材を上挟持板と下挟持板とで挟み込んで連結することを特徴とする連結具。
  2. 展開した際に、上挟持板の上面を形成する上面板の右側辺に、上面に折り重ねることで下面右半面を形成する右側下面板が連設され、上面板の左側辺に、同様に折り重ねることで下面左半面を形成する左側下面板が連設され、右側下面板の右側辺に、右側下面板と直角に折り曲げることで、差込板の右半板を形成する右面差込板が連設され、左側下面板の左側辺に、左側下面板と直角に折り曲げることで、差込板の左半板を形成する左面差込板が連設され、前記右面差込板の上辺に右側下挟持板が連設され、前記左面差込板の下辺に左側下挟持板が連設されてなる一枚の板状体を折り曲げることにより形成される請求項1に記載の連結具。
  3. 段ボールからなる請求項1または請求項2に記載の連結具。



















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