JP6613740B2 - 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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Description

開示の技術は、表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
近年、個人情報等の情報の管理に対する意識の高まりに伴い、情報へのアクセスを所望する人物が、情報へのアクセスが予め許可されている人物であるか否かを認証するセキュリティ機能を実装した電子機器が普及し始めている。
人物の認証方法として、例えば指紋認証、静脈認証、顔認証等が提案されているが、認証率の高さおよび認証における操作の手軽さから、人物の瞳孔の外周に存在する虹彩領域をカメラで撮影して認証を行う虹彩認証の普及が有望視されている。
特開2006−181012号公報 特開2006−48266号公報 特開2008−197713号公報 特開2005−253778号公報
しかしながら、例えばスマートフォン等のモバイル端末に虹彩認証機能を搭載した場合、モバイル端末の使用に先立ち、例えばモバイル端末に内蔵されたカメラでモバイル端末の利用者の顔を撮影し、利用者の虹彩領域の画像を取得する必要がある。
周囲に人がいる状況、例えば店舗内または電車内で虹彩認証を実行する場合、自身の虹彩領域を撮影する行為が、場合によっては周囲の人に他者を無断で撮影する盗撮行為と誤認されてしまう状況を発生させることが考えられる。
また、こうした盗撮行為と誤認されてしまう状況は、虹彩認証等の認証を行う場合に限らず、自身でモバイル端末を保持した状態で自分自身を撮影する、いわゆる自撮りを行う場合等にも生じ得る。
一つの側面として、開示の技術は、自画像を撮影する際、盗撮行為と誤認されることを低減することを目的とする。
一つの態様として、表示制御装置は、撮影画像を表示装置に表示する表示部と、前記撮影画像または前記撮影画像のうち前記表示装置へ表示する表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上の場合に、前記表示部によって前記撮影画像を表示させる制御部とを含む。
一つの側面として、開示の技術は、自画像を撮影する際、盗撮行為と誤認されることを低減することができる、という効果を有する。
スマートフォンの外観の一例を示す図である。 虹彩認証の様子の一例を示す図である。 第1実施形態および第2実施形態に係るスマートフォンの構成の一例を示す図である。 第1実施形態および第2実施形態に係るスマートフォンをコンピュータで実現する場合の構成の一例を示す図である。 第1実施形態に係る虹彩認証処理の流れの一例を示すフローチャートである。 虹彩認証ガイド画面の一例を示す図である。 視距離が基準距離を越える赤外線画像の例を示す図である。 一方の目の視線が検出される赤外線画像の例を示す図である。 視距離が基準距離以下の赤外線画像の例を示す図である。 虹彩認証失敗の場合に表示装置に表示される画像の一例を示す図である。 虹彩認証成功の場合に表示装置に表示される画像の一例を示す図である。 第2実施形態に係る虹彩認証処理の流れの一例を示すフローチャートである。 顔占有割合が閾値未満の赤外線画像の例を示す図である。 顔占有割合が閾値未満の赤外線画像の例を示す図である。 顔占有割合が閾値以上の赤外線画像の例を示す図である。 第3実施形態に係るスマートフォンの構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係るスマートフォンをコンピュータで実現する場合の構成の一例を示す図である。 第3実施形態に係る自撮り処理の流れの一例を示すフローチャートである。 自撮りガイド画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下では、同じ働きを担う構成要素または処理には全図面を通して同じ符号を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。
また、以下では、開示の技術をスマートフォンに適用した場合の実施形態について説明するが、開示の技術は、例えばノートコンピュータ、タブレット端末、ウェアラブル端末等の携帯可能な他の電子機器にも適用することができる。
(第1実施形態)
図1に示すスマートフォン1は、例えば表示装置3、通話用スピーカ4、ロック解除ボタン5、赤外線LED(Light Emitting Diode)6、赤外線カメラ7およびタッチパネル8を含む。
表示装置3は、例えばスマートフォン1に記憶されているデータまたはインターネット等の通信回線に接続されたサーバからダウンロードしたデータ等を表示する装置である。表示装置3には、例えば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の表示デバイスが用いられる。なお、表示装置3の表示面には、タッチパネル8が貼付されており、タッチパネル8は、スマートフォン1の利用者による操作を受け付ける。
通話用スピーカ4は、電話の場合に通話相手の音声を出力する音声出力デバイスである。なお、図1には図示していないが、スマートフォン1には音声を取り込むマイクも備えられている。
スマートフォン1は、例えばスマートフォン1の利用を許可されている人物(以下、正規の利用者という)以外の人物がスマートフォン1を操作して、スマートフォン1に記憶されている個人情報等を閲覧することを防止するロック機能を備えている。
正規の利用者は、例えば表示装置3に表示される図示しないロック開始ボタンを押下することでスマートフォン1をロック状態にし、スマートフォン1が正規の利用者以外の者からの操作を受け付けないようにする。なお、スマートフォン1をロック状態にする方法はこれに限定されず、例えばスマートフォン1で操作時間間隔を計測し、スマートフォン1の連続未操作時間が所定時間以上になった場合に、スマートフォン1をロック状態にするようにしてもよい。
ロック解除ボタン5は、スマートフォン1のロック状態を解除する場合に押下されるボタンであり、何れかの人物がロック解除ボタン5を押下した場合、スマートフォン1は虹彩認証を実行し、虹彩認証が成功した場合にスマートフォン1のロック状態を解除する。なお、スマートフォン1におけるロック解除ボタン5の位置は一例であり、必ずしも表示装置3の表示面側にある必要はなく、例えばスマートフォン1の筐体の側面または表示装置3の表示面側と反対側の面(以下、裏面という)にあってもよい。
赤外線LED6および赤外線カメラ7は、後述する虹彩認証処理に用いられる。赤外線LED6は、赤外線を射出する光源であり、赤外線カメラ7は、虹彩認証の対象である利用者で反射した赤外線を複数の赤外線検出素子で複数の画素に分割して検出することで、利用者の赤外線画像を撮影する。そして、スマートフォン1は、赤外線画像に含まれる利用者の虹彩領域の虹彩パターンが、例えばスマートフォン1に予め登録されている正規の利用者の虹彩画像の虹彩パターンに一致する場合にスマートフォン1のロック状態を解除する。
なお、赤外線に比べて可視光の方が虹彩領域を覆う角膜で鏡面反射が起こりやすいため、虹彩領域の画像が不鮮明になることがある。したがって、虹彩認証の場合には、虹彩領域を照らす光源として一般に赤外線が用いられる。なお、ここでいう赤外線とは、例えば波長が約830nm以上で、約1000μm以下の電磁波をいう。
また、赤外線カメラ7は、赤外線画像を撮影する場合の撮影倍率(以下、画角という)が変更可能とされている。なお、撮影倍率の変更に伴って画角が変化するため、以下では撮影倍率を画角で説明する。画角の変更は、光学ズーム方式およびデジタルズーム方式の少なくとも一方の方式により実現される。しかし、これは一例であり、画角が固定された赤外線カメラ7を用いてもよい。
図2に示すように利用者が虹彩認証を実施する場合、利用者は表示装置3に表示される赤外線画像を参照して、スマートフォン1と自身の顔とを相対的に移動させ、表示装置3に表示される自身の目の位置および大きさを調整する。
このように、利用者は、表示装置3に表示される利用者自身を見ながら赤外線カメラ7で利用者自身の虹彩領域を撮影するため、赤外線LED6および赤外線カメラ7は、例えば表示装置3の表示面と同一面上に設置することが好ましい。
なお、表示装置3の表示面側に設置されたカメラを「インカメラ」、スマートフォン1の裏面に設置されたカメラを「アウトカメラ」という場合がある。インカメラは、主に自撮り等の利用者を含む画像の撮影に用いられることが多い。また、アウトカメラは、主に利用者を含まない風景等の撮影に用いられることが多い。
図3に示すように、スマートフォン1は、表示装置3、ロック解除ボタン5、赤外線LED6、赤外線カメラ7、タッチパネル8、受付部10、制御部20および表示部30を含む。
受付部10は、ロック解除ボタン5等のボタン、タッチパネル8および制御部20に接続され、ロック解除ボタン5等のボタン押下操作およびタッチパネル8の各種操作を受け付ける。そして、受付部10は、操作内容に応じた通知を制御部20に通知する。
制御部20は、受付部10、表示部30、赤外線LED6および赤外線カメラ7に接続される。制御部20は、例えばロック解除ボタン5が押下されたこと受付部10から受け付けると、赤外線を赤外線LED6から射出すると共に、赤外線カメラ7に被写体を撮影させ、撮影した赤外線画像に含まれる人物の虹彩領域に対して虹彩認証処理を実行する。この場合、制御部20は、人物の視線方向および視距離を測定し、赤外線画像全体に占める人物の顔画像の割合(以下、顔占有割合という)が閾値以上となった場合に、撮影した赤外線画像を表示装置3に表示するように表示部30を制御する。
ここで、視距離とは、赤外線カメラ7から被写体である人物の目までの距離をいう。また、顔画像とは、撮影した画像のうち、人物の顔が写っている領域内の画像をいう。また、顔占有割合は、例えば視距離と赤外線カメラ7の画角との関係から算出できる。
表示部30は、表示装置3および制御部20に接続され、制御部20によって指示された赤外線画像を表示装置3に表示する。
図4に示すコンピュータ100は、CPU102、メモリ104および不揮発性の記憶部106を含む。CPU102、メモリ104および不揮発性の記憶部106は、バス108を介して互いに接続される。また、コンピュータ100は、表示装置3、赤外線LED6、赤外線カメラ7、入力装置112および通信装置114とコンピュータ100とを接続するI/O(Input/Output)110を備え、I/O110はバス108に接続される。
ここで、入力装置112は、例えばタッチパネル8等といった、コンピュータ100の利用者が選択した表示装置3の位置をコンピュータ100に出力する入力デバイスを含む。また、入力装置112は、例えばメモリカード等の記録媒体116に記録されるデータを読み取る読み取り装置を含む。
通信装置114は、例えばインターネット等の通信回線に接続されたサーバと無線方式によってデータを送受信するための通信プロトコルを含み、例えばコンピュータ100が指定したサーバとデータを送受信する。なお、通信装置114における通信回線との接続形態は無線方式に限定されず、例えば有線方式であってもよい。
なお、図4の例では、表示装置3、赤外線LED6、赤外線カメラ7、入力装置112および通信装置114をコンピュータ100と独立した装置として示しているが、コンピュータ100に内蔵してもよい。更に、図4の例ではコンピュータ100に通信装置114が接続されているが、通信回線を用いて他の電子機器とデータを送受信する必要のない場合は、コンピュータ100に通信装置114を接続する必要はない。
また、記憶部106は、フラッシュメモリまたはHDD(Hard Disk Drive)等によって実現できる。
記憶部106には、コンピュータ100を図3に示すスマートフォン1として機能させるための表示制御プログラム120が記憶される。記憶部106に記憶される表示制御プログラム120は、受付プロセス122、制御プロセス124および表示プロセス126を含む。
CPU102は、表示制御プログラム120を記憶部106から読み出してメモリ104に展開し、表示制御プログラム120に含まれる各プロセスを実行することで、コンピュータ100を図3に示すスマートフォン1として動作させる。
すなわち、CPU102が受付プロセス122を実行することで、コンピュータ100が図3に示す受付部10として動作する。また、CPU102が制御プロセス124を実行することで、コンピュータ100が図3に示す制御部20として動作する。また、CPU102が表示プロセス126を実行することで、コンピュータ100が図3に示す表示部30として動作する。
なお、コンピュータ100は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、第1実施形態に係るスマートフォン1の作用について説明する。制御部20は、ロック解除ボタン5の押下を受け付けたことが受付部10から通知された場合、赤外線カメラ7で撮影された虹彩領域の特徴がスマートフォン1の正規の利用者の虹彩領域の特徴と類似しているか判定する虹彩認証処理を行う。
まず、図5のステップS10において、制御部20は、赤外線LED6に電源を供給する図示しないスイッチをオンにして赤外線LED6を点灯し、赤外線の射出を開始させる。
ステップS20において、制御部20は表示部30を制御して、スマートフォン1を操作している利用者に虹彩認証処理の開始を知らせる画面(以下、虹彩認証ガイド画面という)を表示装置3に表示する。
図6に示すように、ステップS20の処理によって、例えば「ロックを解除するにはインカメラを目の方向に向けてください」といった、赤外線カメラ7を利用者の目の方向に向けるように指示するメッセージが表示装置3に表示される。この場合、制御部20は、赤外線カメラ7をスマートフォン1の利用者の目の方向に向ける様子を描いた画像をメッセージと共に表示装置3に表示させてもよい。当該画像を表示装置3に表示することにより、メッセージだけで虹彩認証の操作方法を知らせる場合に比べて、虹彩認証の操作方法をよりわかりやすくスマートフォン1の利用者に知らせることができる。また、虹彩認証処理を開始したことを利用者に音声で通知してもよい。
なお、制御部20は、後述するステップS180で、赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像の表示を行うまで、図6に示す虹彩認証ガイド画面を表示装置3に表示し続ける。
ステップS30において、制御部20は、赤外線カメラ7に赤外線画像を撮影させ、赤外線カメラ7から出力された赤外線画像のデータを例えばメモリ104の予め定めた領域に記憶する。既にメモリ104の予め定めた領域に他の赤外線画像のデータがある場合、制御部20は、当該他の赤外線画像のデータをステップS30で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像のデータで上書きする。なお、赤外線画像のデータは、メモリ104のうち、例えばデータを記憶した場合に当該データを暗号化するセキュアな領域に記憶することが好ましい。
ステップS40において、制御部20は、ステップS30でメモリ104に記憶した赤外線画像のデータから利用者の両目の視線を検出する。ここでは、スマートフォン1の利用者が自分の顔を撮影して虹彩認証を行う例について説明しているため、多くの場合、赤外線画像の被写体は利用者となる。
赤外線画像のデータから利用者の視線を検出する場合、例えば特許文献4に示される公知の視線検出方法が適用できる。
具体的には、制御部20は、赤外線カメラ7のレンズ中心から赤外線カメラ7の焦点距離だけ離れた位置に定義した2次元座標系における利用者の瞳孔の中心座標を利用して、実空間を示す3次元座標系における瞳孔の中心Tの座標を決定する。一方、制御部20は、角膜上の赤外線の反射点、すなわち輝点の座標に基づいて、利用者の角膜を部分球面とする球面の中心Sの座標を決定する。そして、制御部20は、瞳孔の中心Tと眼球内に定義した球面の中心Sとを結ぶ直線(以下、視線直線という)を利用者の視線として検出する。ここで、焦点距離とは、被写体に焦点を合わせた場合の赤外線カメラ7のレンズから赤外線カメラ7に含まれる撮像素子までの距離をいう。なお、特許文献4は公知であるため、これ以上の説明は省略する。
なお、制御部20は、上記に示した特許文献4に示される視線検出方法と異なる他の方法を用いて、赤外線画像から利用者の視線を検出するようにしてもよい。
ステップS50において、制御部20は、ステップS40で利用者の両目の視線が検出できたか、すなわち、両目の視線直線を検出できたか判定する。否定判定の場合には、撮影された赤外線画像には虹彩認証に用いる両目の虹彩に対応する虹彩領域が含まれていないと推定されるため、ステップS30に戻る。そして、制御部20は、ステップS30で再び赤外線カメラ7に赤外線画像を撮影させ、利用者の両目の視線を検出する処理を繰り返す。一方、ステップS50の判定処理が肯定判定の場合には、ステップS60に移行する。
なお、ここでは、虹彩認証を両目の虹彩領域を用いて行う例について説明するが、片方の目の虹彩領域を用いて虹彩認証を行ってもよい。この場合、ステップS50で利用者の少なくとも一方の目の視線が検出できたかを判定すればよい。なお、片方の目の虹彩領域を用いて虹彩認証を行う場合、両目の虹彩領域を用いて虹彩認証を行う場合に比べて認証精度が低下するが、認証に要する時間を短縮できる場合がある。
ステップS60において、制御部20は、ステップS40で検出した視線直線の方向が、利用者の目と赤外線カメラ7を結ぶ光軸直線の方向と一致しているか否かを判定する。ここで、視線直線の方向が光軸直線の方向と一致するとは、視線直線の方向と光軸直線の方向とのずれが予め定めた範囲内に含まれる場合をいう。
ステップS60の判定処理が否定判定の場合には、赤外線画像に含まれる利用者が赤外線カメラ7を注視していないため、利用者の虹彩領域が虹彩認証に必要とされる程度に鮮明に撮影されていない可能性がある。従って、ステップS30に戻り、制御部20は、ステップS30で再び赤外線カメラ7に赤外線画像を撮影させ、利用者の視線を検出する処理を繰り返す。一方、ステップS60の判定処理が肯定判定の場合には、ステップS70に移行する。
ステップS70において、制御部20は、例えば被写体となっている利用者の視距離を、ステップS30でメモリ104に記憶した赤外線画像から測定する。赤外線画像から被写体となっている利用者の視距離を検出する場合、例えば特許文献4に示される公知の視距離検出方法が適用できる。
具体的には、制御部20は、ステップS40で視線を検出する場合に定義した2次元座標系および3次元座標系の他に、前記3次元座標系の各軸のスケールを変換して各データの大きさの一様化を図る基準座標系を定義する。制御部20は、2次元座標系における右目、左目および鼻の各座標を基準座標系に射影する関係式と、前記各座標を3次元座標系に射影する関係式と、右目、左目および鼻の位置関係を表す関係式と、に基づいて、被写体の目の位置を特定して視距離を算出する。なお、特許文献4は公知であるため、これ以上の説明は省略する。
ステップS80において、制御部20は、ステップS70で測定した視距離が予め定めた基準距離以下であるか否かを判定する。
ここで、基準距離は、例えば赤外線カメラ7の仕様に規定されている最も低い撮影倍率、すなわち最も広い画角で利用者の顔を撮影した場合に、顔占有割合が閾値以上となるような値に予め設定される。更に、上記の顔占有割合の閾値は、赤外線画像の背景領域に利用者以外の人物等が写り込まないか、または利用者以外の人物等が写り込んだとしても、当該人物等を特定することが困難な大きさにしか写らないような値に予め設定される。ここで人物等とは、人物および物体の少なくとも一方を意味する。なお、赤外線画像の画角が可変できる場合には、制御部20は基準距離を固定値とせず、赤外線カメラ7から画角を取得し、赤外線カメラ7の画角に応じて顔占有割合が閾値以上となるような値に基準距離を変更してもよい。
したがって、ステップS80の判定処理は、撮影された赤外線画像における顔占有割合が上記の閾値以上か否かを判定することに相当する。
また、例えば利用者がスマートフォン1のロックを解除するために虹彩認証を行う場合、図2に示したように利用者自らがスマートフォン1を持って自分の顔を撮影する場合が多い。したがって、利用者が手を伸ばして自分の顔を撮影することができる最大距離は、例えば成人の平均的な腕の長さから約60cmと想定されるため、この知見に基づいて、基準距離は例えば約60cm以下に設定される場合が多い。
換言すれば、ステップS70で測定した視距離が基準距離より長い場合、スマートフォン1を利用者に向けていない状況が考えられ、赤外線画像に写っている人物は、利用者以外である可能性が高いことを意味している。
したがって、ステップS80の判定処理が否定判定の場合にはステップS30に戻る。そして、制御部20は、ステップS30で再び赤外線カメラ7に赤外線画像を撮影させ、ステップS80の判定処理が肯定判定となるまで、ステップS40で利用者の視線を検出し、ステップS70で視距離を測定する処理を繰り返す。
一方、ステップS80の判定処理が肯定判定の場合には、ステップS90に移行する。この場合、ステップS30で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像には前記閾値以上の顔占有割合で利用者自身の顔が写っていると推定される。
なお、説明の便宜上、ステップS10〜S80までの処理を「ロック解除準備処理」という。
図7Aに示す赤外線画像は、利用者の両目の視線が検出され、かつ、利用者の視線が赤外線カメラ7の方向に向いている。しかし、視距離が基準距離を越えるため、図7Aに示す赤外線画像はステップS80の判定処理で否定判定となり、赤外線画像の撮り直しが行われる。なお、図7Aに示すように、視距離が基準距離を越える赤外線画像では、利用者の顔周辺に利用者以外の人物等が写り込む領域が生じている。
図7Bに示す赤外線画像は利用者の片方の目が写っていないため、利用者の両目の視線が検出できない。したがって、図7Bに示す赤外線画像はステップS50の判定処理で否定判定となり、赤外線画像の撮り直しが行われる。なお、例えばステップS50の判定処理が、片方の目の視線が検出されれば肯定判定とみなす判定処理であったとしても、図7Bに示す赤外線画像の利用者の視線は赤外線カメラ7の方向を向いていない。したがって、図7Bに示す赤外線画像はステップS60の判定処理で否定判定となり、赤外線画像の撮り直しが行われる。
なお、例えばステップS50の判定処理を片方の目の視線が検出されれば肯定判定とみなす判定基準にした場合に、片方の目の視線が検出され、かつ、当該目の視線が赤外線カメラ7の方向を向いていれば、ステップS80の判定処理が実行される。
しかし、この場合、図7Bに示すように利用者の顔が半分程度しか赤外線画像に写っていないことがあるため、視距離が基準距離以下であっても赤外線画像に閾値以上の顔占有割合で利用者自身の顔が写っていない状況が発生することがある。したがって、例えばステップS50の判定処理を片方の目の視線が検出されれば肯定判定とみなす判定基準にした場合の基準距離は、両方の目の視線を検出した場合に肯定判定とみなす判定基準に用いる基準距離より小さい値に設定することが好ましい。
図7Cに示す赤外線画像は、利用者の両目の視線が検出され、かつ、利用者の視線が赤外線カメラ7の方向に向いている。更に、図7Cに示す赤外線画像は、視距離が基準距離以下であることから、撮影された赤外線画像における利用者の顔占有割合が閾値より大きい状況を表している。したがって、図7Cに示す赤外線画像はステップS80の判定処理で肯定判定となり、ロック解除準備処理を終了する。
なお、図7A、図7Bおよび図7Cの赤外線画像は、図5のステップS180によって表示装置3に表示されるため、ステップS180の処理が実行されるまでは表示装置3に表示されない。
ステップS90において、制御部20は、赤外線カメラ7に新たな赤外線画像を撮影させ、赤外線カメラ7から出力された赤外線画像のデータを例えばメモリ104の予め定めた領域に記憶する。この場合、制御部20は、ステップS30でメモリ104の予め定めた領域に記憶した赤外線画像のデータを、ステップS90で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像のデータで上書きする。
ステップS100において、制御部20は、ステップS90で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像に対してステップS40と同様の処理を行い、利用者の視線を検出する。
ステップS110において、制御部20は、ステップS100で利用者の両目の視線が検出できたか否か、すなわち、両目の視線直線を検出できたか否かを判定する。否定判定の場合にはステップS20に戻り、ロック解除準備処理を再度実行する。一方、肯定判定の場合にはステップS120に移行する。
ステップS120において、制御部20は、ステップS110で検出した視線直線の方向が、利用者の目と赤外線カメラ7を結ぶ光軸直線の方向と一致しているか否かを判定する。否定判定の場合にはステップS20に戻り、ロック解除準備処理を再度実行する。一方、肯定判定の場合にはステップS130に移行する。
ステップS130において、制御部20は、ステップS70で説明した方法により、ステップS90でメモリ104に記憶した赤外線画像を用いて、利用者の視距離を測定する。
ステップS140において、制御部20は、ステップS130で測定した視距離が予め定めた基準距離以下であるか否かを判定する。なお、ステップS140の判定処理は、撮影された赤外線画像における顔占有割合が閾値以上か否かを判定することに相当する。否定判定の場合にはステップS20に戻り、ロック解除準備処理を再度実行する。一方、肯定判定の場合にはステップS150に移行する。
ステップS150において、制御部20は、利用者の虹彩領域をステップS90で撮影させた赤外線画像から抽出する。
ステップS160において、制御部20は、ステップS150で抽出した利用者の虹彩領域に含まれる虹彩の形状および配置を表す虹彩パターンと、正規の利用者の虹彩画像の虹彩パターンを比較し、互いの虹彩パターンの一致度合いを求める虹彩認証を実行する。なお、正規の利用者の虹彩画像のデータは、例えばメモリ104の予め定めた領域に予め記憶しておけばよい。
ステップS170において、制御部20は、ステップS160における虹彩パターンの比較の結果、互いの虹彩パターンが一致するか否かを判定する。ここで、互いの虹彩パターンが一致するとは、例えば互いの虹彩パターンの一致度合いを数値化した値が基準認証値以上である場合をいう。基準認証値は、これ以上の値であれば虹彩パターンが一致するとみなすことができる下限値に設定される。なお、基準認証値は、例えば虹彩認証に関する実証実験またはコンピュータシミュレーション等により設定された値であり、例えばメモリ104の予め定めた領域に予め記憶されている。
互いの虹彩パターンが一致しない場合、すなわち認証失敗の場合にはステップS180に移行する。
認証失敗の原因の1つとして、例えば赤外線画像に含まれる利用者の虹彩領域が不鮮明である場合が考えられる。したがって、制御部20は、虹彩認証に適した虹彩領域が撮影できるスマートフォン1の位置を利用者に通知して、虹彩認証を再度実行する。
そのため、ステップS180において、制御部20は、表示部30を制御して、ステップS90で撮影された赤外線画像を表示装置3に表示する。すなわち、これまでステップS20で表示装置3に表示していた図6に示す虹彩認証ガイド画面の代わりに、利用者を撮影した赤外線画像が表示装置3に表示される。
ステップS190において、制御部20は表示部30を制御して、ステップS180で表示装置3に表示した赤外線画像に、虹彩認証に適した大きさの虹彩領域が撮影できるような目の位置および大きさを表した枠を重ね合わせて表示する。そして、制御部20は、ステップS90〜S190の処理を繰り返し、ステップS170で虹彩認証が成功するまで虹彩認証を実行する。
なお、説明の便宜上、ステップS90〜S190までの処理を「ロック解除処理」という。
ステップS190の実行後、例えば図8Aに示すように、利用者を撮影した赤外線画像に枠11が重ね合わされた画像が表示装置3に表示される。したがって、利用者は、表示装置3に表示された赤外線画像を見ながら、目の位置および大きさが枠11に合うようにスマートフォン1と利用者の顔との相対位置を調整することで、虹彩認証に適した大きさの虹彩領域を含む赤外線画像を撮影することができる。
この場合、制御部20は、表示装置3の表示領域を2つの領域3A、3Bに分割し、例えば領域3Aに赤外線画像を表示すると共に、領域3Bに虹彩認証に関するメッセージを表示してもよい。
具体的には、ステップS130で測定した視距離が例えば基準距離の1/10以下の場合に、制御部20は、目と赤外線カメラ7の距離が近すぎることを利用者に知らせるメッセージを領域3Bに表示してもよい。この場合、虹彩認証に適した大きさの虹彩領域が取得できるようにメッセージを音声で出力してもよい。
また、上記では、視距離が基準距離の1/10以下の場合に、目と赤外線カメラ7の距離が近すぎることを利用者に知らせるメッセージを表示する態様を説明した。しかし、基準距離に対して視距離がどの程度短くなった場合にメッセージを表示するかについての判定基準に制約はなく、1/10以外の値に設定してもよい。
なお、図8A、図8Bでは表示装置3の表示領域を、表示領域の短辺と平行な分割線によって領域3A、3Bに分割した態様を示した。しかし、上記の分割形態は一例であり、例えば表示領域の長辺と平行な分割線によって表示装置3の表示領域を分割してもよい。
また、ステップS90で赤外線カメラ7に再度撮影させた赤外線画像に対して、ステップS110、S120およびS140の何れかの判定処理が否定判定となる場合には、前述したようにステップS20に戻る。ステップS20では、図6に示した虹彩認証ガイド画面を表示装置3に表示するため、ステップS110、S120およびS140の何れかの判定処理が否定判定となる場合、利用者が撮影された赤外線画像および枠11の表示は中止される。すなわち、ロック解除処理からロック解除準備処理に戻った場合には、利用者が撮影された赤外線画像は表示装置3に表示されない。
一方、ステップS170の判定処理が肯定判定、すなわち、利用者と正規の利用者の虹彩パターンが一致して虹彩認証に成功した場合には、ステップS200に移行する。
ステップS200において、制御部20は、ステップS10で点灯した赤外線LED6を消灯する。この場合、制御部20は、ステップS90でメモリ104の予め定めた領域に記憶した赤外線画像のデータを消去してもよい。
ステップS210において、制御部20は、スマートフォン1のロック状態を解除し、これ以降、受付部10が受け付けた操作指示に応じた処理を実行する。この操作指示に応じた処理は、開示の技術における所定の処理の一例である。
ステップS170で虹彩認証に成功した場合、例えば図8Bに示すように、目が枠11に収まった利用者の顔画像が表示装置3の領域3Aに表示され、虹彩認証が成功したことを利用者に知らせるメッセージが領域3Bに表示される。
なお、制御部20は、1回目のステップS170の判定処理で認証成功した場合には、表示装置3に利用者が写った赤外線画像を表示することなくスマートフォン1のロック状態を解除することになる。しかし、1回で虹彩認証に成功した場合の処理はこれに限定されない。例えば、制御部20は、ステップS200の実行前に図8Bに示す画面を表示装置3に表示して、認証が成功したことを利用者に知らせるようにしてもよい。この場合、音声またはスマートフォン1に内蔵されたバイブレータの振動で、認証が成功したことを利用者に知らせるようにしてもよい。
このように第1実施形態に係るスマートフォン1によれば、撮影された赤外線画像における顔占有割合が閾値以上となった場合に虹彩認証を実行し、虹彩認証に失敗した場合は、撮影した赤外線画像をスマートフォン1の表示装置3に表示する。
したがって、例えば電車内等の周囲に人がいるような状況でスマートフォン1のロック状態を解除しようとして赤外線カメラ7で撮影を開始した場合、表示装置3に表示される画像は顔占有割合が閾値以上の赤外線画像となる。しかも、表示装置3に表示される赤外線画像は、図7Cのように、図7Aに比べて利用者の背景領域の面積が小さい画像であるため、意図しない人物等が赤外線画像の背景領域に写り込む可能性を低減することができる。このように、表示装置3への画像の表示を制御するスマートフォン1は、開示の技術における表示制御装置の一例である。
更に、赤外線カメラ7と被写体との間の距離を基準距離以内にしない限り、被写体の顔画像が表示装置3に表示されることはない。前述したように、基準距離が例えば60cm以下に設定される場合、他者の顔を撮影するには他者の顔から60cm以内にスマートフォン1を持ってくる必要があるため、この場合には事実上、他者の断りなしに他者の顔を撮影することはできない。
したがって、スマートフォン1は、虹彩認証の実施に対して、盗撮等の迷惑行為を行っていると他者から誤認されることを低減することができる。
また、赤外線の透過現象を利用してスマートフォン1の赤外線カメラ7で衣服を透過した画像を撮影しようとしても、表示装置3には、顔占有割合が閾値以上である利用者の顔を表示した画像しか表示されない。したがって、スマートフォン1は、迷惑行為を目的とした赤外線カメラ7の使用を防ぐことができる。
また、第1実施形態に係るスマートフォン1は、虹彩認証を実行するまでに少なくとも赤外線画像を2回撮影する。そして、スマートフォン1は、撮影した赤外線画像毎に利用者の視線が赤外線カメラ7を向き、かつ、視距離が基準距離以下であるかの判定(以下、虹彩認証可能判定という)を行う。そして、スマートフォン1は、撮影した赤外線画像毎の虹彩認証可能判定が全て肯定判定の場合に虹彩認証を実行する。すなわち、スマートフォン1は、時系列に沿って撮影された複数の赤外線画像の各々に対して虹彩認証可能判定を実施することで、赤外線カメラ7が利用者の顔に向けられている状態が継続しているか判定することができる。
虹彩認証が可能な程度に鮮明な虹彩領域を撮影するには、例えばスマートフォン1を一定時間以上利用者の顔に向け、スマートフォン1の姿勢を安定させた状態で撮影することが好ましい。
したがって、スマートフォン1は、虹彩認証可能判定を複数回実行することで、虹彩認証可能判定を1度しか行わない場合に比べて手振れ等の少ない鮮明な赤外線画像を撮影することができるため、虹彩認証に失敗する回数を減らすことができる。
更に、第1実施形態に係るスマートフォン1は、ステップS170で虹彩認証に失敗した場合、利用者の顔を撮影した赤外線画像および枠11等が表示装置3に表示される。したがって、虹彩認証中は赤外線カメラ7で撮影した赤外線画像を表示装置3に表示しない場合と比べて、スマートフォン1は、虹彩認証に適した位置および大きさで利用者の目を撮影し易くなる。すなわち、利用者の虹彩に対応する虹彩領域を虹彩認証に適した位置および大きさで撮影する場合の利便性が向上する。
なお、図5に示す虹彩認証処理では、ステップS60およびS120において、被写体の視線が赤外線カメラ7の方向を向いているか否か判定した。しかし、ステップS60およびS120の処理は、赤外線画像における顔占有割合の判定に関与しないため省略してもよい。
(第2実施形態)
次に、開示の技術の第2実施形態について、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
第1実施形態では、視距離と画角に応じた基準距離の大小関係に基づいて、撮影した赤外線画像における顔占有割合が閾値以上であるかを判定し、視距離が基準距離以下、すなわち、顔占有割合が閾値以上である場合に、虹彩認証を実施する例について説明した。
第2実施形態では、撮影した赤外線画像の画素数と赤外線画像に含まれる利用者の顔画像の画素数を比較することで顔占有割合が閾値以上か判定し、虹彩認証を実施する態様について説明する。
図3に示すように、第2実施形態に係るスマートフォン1Aは、第1実施形態で説明したスマートフォン1と同じ構成を用いることができる。
第2実施形態に係る制御部20は、ロック解除準備処理において、撮影された赤外線画像の画素数と赤外線画像に写る利用者の顔画像の画素数を比較し、顔占有割合が閾値以上の場合にロック解除処理に移行する。
次に、第2実施形態に係るスマートフォン1Aの作用について説明する。制御部20は、ロック解除ボタン5の押下を受け付けたことが受付部10から通知された場合、赤外線カメラ7で撮影された虹彩領域の特徴が、スマートフォン1Aの正規の利用者の虹彩領域の特徴に類似しているか判定する図9の虹彩認証処理を行う。
図9に示す虹彩認証処理は、第1実施形態で説明した虹彩認証処理(図5参照)と比較して、ステップS40〜S80に代えてステップS35〜S55を行う点で相違している。
ステップS35において、制御部20は、ステップS30で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像から利用者の顔を認識し、顔の輪郭線を抽出する。赤外線画像から顔を認識する方法および顔の輪郭線を抽出する方法には、公知の方法を用いることができる。
例えば、顔の認識には、目および鼻等といった顔に含まれる部位の形状および配置から得られる幾何学的特徴を利用する方法、或いは、赤外線画像から得られる特徴ベクトルの次元を主成分分析等によって圧縮してパターン認識を行う方法等を用いることができる。また、顔の輪郭線の抽出には、例えばラプラシアンフィルタ等の微分フィルタを用いる方法、或いは、画像と予め用意した輪郭の標準パターンを比較するPrewitt法に代表されるテンプレートマッチングを用いることができる。
ステップS45において、制御部20は、ステップS30で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像全体の画素数(以下、全体画素数という)を計測する。また、制御部20は、ステップS35で赤外線画像から抽出した顔の輪郭線内の画像、すなわち、顔画像の画素数(以下、顔画素数という)を計測する。そして、制御部20は、全体画素数に対する顔画素数の割合を算出することで、顔占有割合を求める。
ステップS55において、制御部20は、ステップS45で算出した顔占有割合が閾値以上であるか否かを判定する。なお、第1実施形態で説明したように、顔占有割合の閾値は、赤外線画像の背景領域に利用者以外の人物等が写り込まないか、または利用者以外の人物等が写り込んだとしても、当該人物等を特定することが困難な大きさにしか写らないような値に予め設定される。
ステップS55の判定処理が否定判定の場合には、ステップS30に戻る。そして、制御部20は、ステップS30で赤外線カメラ7に赤外線画像を再び撮影させ、顔占有割合が閾値以上になるまで、ステップS30〜S55の処理を繰り返す。
すなわち、制御部20は、ステップS30で赤外線カメラ7に撮影させた赤外線画像に利用者以外の人物が写り込んでいる可能性が高いと考えられる間は、ステップS90以降のロック解除処理を実行しないようにする。
全体画素数に対する顔画素数の割合が閾値未満の赤外線画像の一例を図10Aに示す。なお、図10A〜図10Cに示す輪郭線12は、顔画像の外縁に相当する。図10Aに示す赤外線画像は、顔画像の背景領域に意図しない人物等が写り込む可能性があるため、ステップS55の判定処理で否定判定となり、赤外線画像の撮り直しが行われる。
図10Bに示す赤外線画像は、図10Aに示す赤外線画像に比べて視距離が短くなっているが、利用者の顔の一部が赤外線カメラ7の撮影範囲外にはみ出しているため、全体画素数に対する顔画素数の割合が閾値未満となっている。この場合も、顔画像の背景領域に意図しない人物等が写り込む可能性がある。したがって、図10Bに示す赤外線画像は、ステップS55の判定処理で否定判定となり、赤外線画像の撮り直しが行われる。
一方、図10Cに示す赤外線画像は、全体画素数に対する顔画素数の割合が閾値以上である状態を示している。この場合、図10Aおよび図10Bに示す赤外線画像に比べて、意図しない人物等が写り込む可能性がある背景領域の面積が小さくなり、利用者以外の人物等が背景領域に写り込んだとしても、当該人物等を特定することが困難となる。したがって、図10Cに示す赤外線画像は、ステップS55の判定処理で肯定判定となり、ロック解除処理が実行される。
なお、図10A〜図10Cに示す赤外線画像は、顔画像が耳を含まない例を示しているが、耳も顔の一部とみなし、耳を含む顔画像を抽出してもよい。
そして、ステップS90〜S190のロック解除処理では、制御部20は、第1実施形態で説明した虹彩認証処理と同様に、ステップS90で赤外線カメラ7に赤外線画像を再度撮影させ、利用者の視線検出および視距離測定を行った上で、虹彩認証を実行する。
このように第2実施形態に係るスマートフォン1Aによれば、赤外線画像から顔画像を抽出し、赤外線画像の全体画素数と顔画素数との比率から顔占有割合を算出する。そして、スマートフォン1Aは、顔占有割合が閾値以上の場合にロック解除処理を実行すると共に、虹彩認証に成功した場合にスマートフォン1Aのロック状態を解除する。
すなわち、スマートフォン1Aは、赤外線画像の画素数を計測して顔占有割合を算出するため、視距離と画角に基づいて顔占有割合が閾値以上かを判定する場合に比べて、精度よく顔占有割合を算出できる。
なお、第2実施形態では、ステップS90より前の処理であるロック解除準備処理内で、撮影した赤外線画像の全体画素数と顔画素数との比率を顔占有割合として閾値と比較する例を説明した。
しかし、第2実施形態に係るロック解除準備処理で、図5に示した第1実施形態に係るロック解除準備処理と同じ処理を行い、第2実施形態に係るロック解除処理のステップS100〜S140を、図9のステップS35〜S55の処理に置き換えてもよい。すなわち、ロック解除処理内で、撮影された赤外線画像の全体画素数と顔画素数との比率を顔占有割合として閾値と比較し、顔占有割合が閾値以上の場合に虹彩認証をするようにしてもよい。この場合、顔占有割合が閾値未満であれば、処理をステップS20に戻す。
(第3実施形態)
次に、開示の技術の第3実施形態について、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
第3実施形態では、スマートフォンでスマートフォンの利用者自身の顔を含む画像(以下、自画像という)を撮影する場合に、利用者以外の人物等が自画像に写り込む可能性を低減する態様について説明する。
図11に示すように、第3実施形態に係るスマートフォン1Bは、表示装置3、ロック解除ボタン5、タッチパネル8、受付部10、可視光LED13、可視光カメラ14、制御部20Bおよび表示部30を含む。ここでいう可視光とは、例えば約380nm以上で、約780nm未満の電磁波をいう。
可視光LED13は可視光を射出する光源であり、例えばタッチパネル8の操作による指示に応じて可視光の射出開始または射出停止を行う。
可視光カメラ14は、被写体で反射した可視光を複数の光電変換素子で複数の画素に分割して検出することで、被写体の画像を撮影する。
なお、一例として、可視光LED13および可視光カメラ14は、図1に示す赤外線LED6および赤外線カメラ7と同じく、表示装置3の表示面側に設置されているものとする。すなわち、第3実施形態に係る可視光カメラ14は、インカメラとして用いられる前提で説明する。
制御部20Bは、受付部10、表示部30、可視光LED13および可視光カメラ14に接続される。制御部20Bは、撮影開始の指示を受け付けたことが受付部10から通知された場合、例えば可視光LED13を点灯して可視光カメラ14に画像を撮影させる。なお、制御部20Bは、可視光LED13を点灯することなく可視光カメラ14に画像を撮影させてもよい。
スマートフォン1Bは、図12に示すコンピュータ100Bで実現できる。図12に示す構成は、図4に示す構成に対し、赤外線LED6に代えて可視光LED13が設けられ、赤外線カメラ7に代えて可視光カメラ14が設けられた点で相違している。また、コンピュータ100Bの記憶部106には、表示制御プログラム120に代えて表示制御プログラム120Bが記憶される。表示制御プログラム120Bは、図4の制御プロセス124に代えて制御プロセス124Bを含む。
CPU102は、表示制御プログラム120Bを記憶部106から読み出してメモリ104に展開し、表示制御プログラム120Bに含まれる各プロセスを実行することで、コンピュータ100Bを図11に示すスマートフォン1Bとして動作する。
具体的には、CPU102が制御プロセス124Bを実行することで、コンピュータ100Bを図11に示す制御部20Bとして動作する。
なお、コンピュータ100Bは、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第3実施形態に係るスマートフォン1Bの作用について説明する。制御部20Bは、スマートフォン1Bの利用者がタッチパネル8等を操作することによって、利用者自身を被写体として撮影する撮影モード(以下、自撮りモードという)を開始する通知を受付部10から受け付けた場合に、自撮り処理を実行する。
図13に示す自撮り処理のステップS15において、制御部20Bは表示部30を制御して、スマートフォン1Bの利用者に自撮りモードへ移行したことを知らせる画面(以下、自撮りガイド画面という)を表示装置3に表示させる。
一例として、図14に示すように、自撮りガイド画面には、例えば「自分の顔の方向にインカメラを向けてください」といった、スマートフォン1Bの可視光カメラ14を利用者の方向に向けさせるように指示するメッセージが表示される。この場合、制御部20Bは、可視光カメラ14をスマートフォン1Bの利用者の方向に向ける様子を描いた画像をメッセージと共に表示装置3に表示させてもよい。当該画像を表示装置3に表示することにより、メッセージだけで自撮りの操作方法を利用者に知らせる場合に比べて、自撮りの操作方法をよりわかりやすく利用者に知らせることができる。また、自撮りモードへ移行したことを利用者に音声で通知してもよい。
ステップS25において、制御部20Bは、可視光カメラ14に画像を撮影させ、撮影された画像のデータを例えばメモリ104の予め定めた領域に記憶する。既にメモリ104の予め定めた領域に他の画像のデータがある場合、制御部20Bは、当該他の画像のデータをステップS25で可視光カメラ14に撮影させた画像のデータで上書きする。
ステップS35、S45において、制御部20Bは、第2実施形態で説明した処理と同様の処理を行い、ステップS25で可視光カメラ14によって撮影された画像から顔画像を抽出し、全体画素数に対する顔画素数の比率から顔占有割合を算出する。
ステップS55において、制御部20Bは、ステップS45で算出した顔占有割合が閾値以上であるか否かを判定し、否定判定の場合にはステップS25に戻り、顔占有割合が閾値以上となる画像が撮影されるまでステップS25〜S55の処理を繰り返す。
一方、ステップS55の判定処理が肯定判定の場合には、ステップS65に移行する。
ステップS65において、制御部20Bは、可視光カメラ14に新たな画像を撮影させ、撮影した画像のデータを例えばメモリ104の予め定めた領域に記憶する。この場合、制御部20Bは、ステップS25でメモリ104の予め定めた領域に記憶した画像のデータを、ステップS65で可視光カメラ14に撮影させた画像のデータで上書きする。
ステップS75〜S95において、制御部20Bは、ステップS65で可視光カメラ14によって撮影された画像に対して、ステップS35〜S55と同様の処理を再度実行する。ステップS75〜S95の処理によって、利用者が画像中の顔占有割合が閾値以上となる状態を維持したまま、スマートフォン1Bの可視光カメラ14を利用者に向け続けているか否かを判定することができる。ここで、ステップS95の判定処理が肯定判定の場合、すなわち、利用者がスマートフォン1Bを自分自身に向け続け、画像中の顔占有割合が閾値以上となっている場合は、ステップS105に移行する。
ステップS105において、制御部20Bは表示部30を制御して、可視光カメラ14に撮影させた画像を表示装置3に表示させる。すなわち、これまでステップS15で表示装置3に表示していた図14に示す自撮りガイド画面の代わりに、顔占有割合が閾値以上の自画像が表示装置3に表示される。
利用者は、自画像が表示装置3に表示されたことを確認すると、自画像のデータを保存する指示をスマートフォン1Bに通知する。データの保存を指示する方法としては、例えばタッチパネル8を押下する方法、或いはデータの保存の指示に予め対応付けられた手または目等の動きを行うことでデータの保存をスマートフォン1Bに通知するジェスチャ操作等が用いられる。
ステップS115において、制御部20Bは、データの保存の指示を受付部10から受け付けたか否かを判定する。肯定判定の場合にはステップS125に移行し、ステップS125において、制御部20Bは、保存の指示があった自画像のデータを、例えばメモリ104の予め定めた領域に記憶し、図13に示す自撮り処理を終了する。なお、自画像のデータの保存先はメモリ104に限定されない。例えば、通信装置114を用いてインターネット上のデータサーバに保存してもよい。
一方、ステップS115の判定処理が否定判定の場合にはステップS65に戻り、可視光カメラ14に新たに撮影させた画像中の顔占有割合を算出する。そして、顔占有割合が閾値以上である場合に画像を表示装置3に表示させるステップS65〜S115の処理を繰り返す。
ここで、ステップS95の判定処理が否定判定となる場合、すなわち、スマートフォン1Bまたは利用者の顔が動いて画像中の顔占有割合が閾値未満となってしまった場合には、ステップS135に移行する。
ステップS135において、制御部20Bは、表示装置3に自画像を表示している場合には自画像の表示を中止し、ステップS15に戻る。そして、制御部20Bは、ステップS15以降の処理を繰り返す。
このように第3実施形態に係るスマートフォン1Bによれば、画像をN回(N=2)撮影し、時系列に撮影した各画像における顔占有割合がそれぞれ閾値以上となる場合に、画像を表示装置3に表示する。また、スマートフォン1Bは、画像を表示装置3に表示中であっても、撮影した画像中の顔占有割合が閾値未満となった場合には、画像の表示を中止する。
したがって、自撮りを行っている利用者の画像、すなわち自画像の背景領域に、利用者以外の人物等が意図せずに写り込む可能性を低減することができる。なお、画像の撮影回数、すなわち、画像中の顔占有割合が閾値以上か否かの判定回数NはN=2に限られるものではなく、N≧3であってもよい。
なお、第1実施形態で説明した虹彩認証処理(図5)および第2実施形態で説明した虹彩認証処理(図9)のステップS160では、正規の利用者における虹彩画像のデータを予めメモリ104に記憶しておく態様について説明した。しかし、正規の利用者における虹彩画像のデータの記憶先はこれに限定されない。例えば、正規の利用者における虹彩画像のデータをインターネット上のデータサーバに記憶しておき、虹彩認証を行う場合に、正規の利用者における虹彩画像のデータをデータサーバからダウンロードして、利用者の虹彩パターンと比較してもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態において、距離センサを用いて、赤外線カメラ7から利用者の目までの距離を直接計測して視距離を測定してもよい。この場合、距離センサは、スマートフォン1、1Aに内蔵されていることが好ましい。
また、上記では、撮影画像に占める顔画像の割合が閾値以上か否かを判定する態様について説明した。しかし、開示の技術はこれに限定されるものではない。例えば、トリミングやデジタルズーム等により、撮影画像のうちの一部の領域が表示装置3に表示される場合、撮影画像のうち表示装置3へ表示する表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上か否かを判定する。そして、当該割合が閾値以上である場合に、撮影画像を表示するようにしてもよい。
以上、各実施形態を用いて開示の技術を説明したが、開示の技術は各実施形態に記載の範囲には限定されない。開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、当該変更又は改良を加えた形態も開示の技術の技術的範囲に含まれる。例えば、開示の技術の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
また、各実施形態では、表示制御プログラム120および120Bが記憶部106に予め記憶(インストール)されている形態を説明したが、これに限定されるものではない。開示の技術に係る表示制御プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体116に記録された形態で提供することも可能である。例えば、開示の技術に係る表示制御プログラムは、CD−ROM、DVD−ROMまたはUSBメモリ等の可搬型記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。また、開示の技術に係る表示制御プログラムは、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等に記録された形態で提供することも可能である。
以上の第1実施形態〜第3実施形態を含む各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
撮影画像を表示装置に表示する表示部と、
前記撮影画像または前記撮影画像のうち前記表示装置へ表示する表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上の場合に、前記表示部によって前記表示装置に前記撮影画像を表示させる制御部と、
を含む表示制御装置。
(付記2)
撮影画像を表示装置に表示する表示部と、
前記撮影画像または前記撮影画像のうち前記表示装置へ表示する表示領域に占める顔画像の割合が閾値未満の場合に、前記表示部による前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する制御部と、
を含む表示制御装置。
(付記3)
前記制御部は、前記顔画像に対応する人物から前記撮影画像を撮影する撮影装置までの距離および前記撮影画像を撮影した際の前記撮影装置の画角に基づいて、前記顔画像の割合を判定する
付記1または付記2記載の表示制御装置。
(付記4)
前記制御部は、前記顔画像の割合として、前記撮影画像または前記表示領域の画素数に対する前記顔画像の画素数の比率を算出する
付記1または付記2記載の表示制御装置。
(付記5)
前記制御部は、前記撮影画像を複数回取得し、取得した複数の前記撮影画像について前記顔画像の割合が何れも前記閾値以上の場合に、前記表示装置に前記撮影画像を表示させ、複数の前記撮影画像の少なくとも1つについて前記顔画像の割合が前記閾値未満の間は、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
付記1〜付記4の何れか1項に記載の表示制御装置。
(付記6)
前記制御部は、前記顔画像の割合が前記閾値以上の場合に、前記顔画像に含まれる虹彩領域を予め登録された虹彩画像と比較する虹彩認証を実行する
付記1〜付記5の何れか1項に記載の表示制御装置。
(付記7)
前記制御部は、前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと一致する場合に、所定の処理を行う
付記6記載の表示制御装置。
(付記8)
前記制御部は、前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが、予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと異なる場合、新たに撮影された撮影画像に基づいて前記虹彩認証を再度実行する
付記6記載の表示制御装置。
(付記9)
前記撮影画像が、前記表示装置の表示面と同じ面に設けられた撮影装置によって撮影される
付記1〜付記8の何れか1項に記載の表示制御装置。
(付記10)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上の場合に、前記撮影画像を前記表示装置に表示する
処理を実行させる表示制御方法。
(付記11)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値未満の場合に、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
処理を実行させる表示制御方法。
(付記12)
前記顔画像に対応する人物から前記撮影画像を撮影する撮影装置までの距離および前記撮影画像を撮影した際の前記撮影装置の画角に基づいて、前記顔画像の割合を判定する
付記10または付記11記載の表示制御方法。
(付記13)
前記顔画像の割合として、前記撮影画像または前記表示領域の画素数に対する前記顔画像の画素数の比率を算出する
付記10または付記11記載の表示制御方法。
(付記14)
前記撮影画像を複数回取得し、取得した複数の前記撮影画像について前記顔画像の割合が何れも前記閾値以上の場合に、前記表示装置に前記撮影画像を表示させ、複数の前記撮影画像の少なくとも1つについて前記顔画像の割合が前記閾値未満の間は、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
付記10〜付記13の何れか1項に記載の表示制御方法。
(付記15)
前記顔画像の割合が前記閾値以上の場合に、前記顔画像に含まれる虹彩領域を予め登録された虹彩画像と比較する虹彩認証を実行する
付記10〜付記14の何れか1項に記載の表示制御方法。
(付記16)
前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと一致する場合に、所定の処理を行う
付記15記載の表示制御方法。
(付記17)
前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが、予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと異なる場合、新たに撮影された撮影画像に基づいて前記虹彩認証を再度実行する
付記15記載の表示制御方法。
(付記18)
前記撮影画像が、前記表示装置の表示面と同じ面に設けられた撮影装置によって撮影される
付記10〜付記17の何れか1項に記載の表示制御方法。
(付記19)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上の場合に、前記撮影画像を前記表示装置に表示する
処理を実行させる表示制御プログラム。
(付記20)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値未満の場合に、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
処理を実行させる表示制御プログラム。
(付記21)
前記顔画像に対応する人物から前記撮影画像を撮影する撮影装置までの距離および前記撮影画像を撮影した際の前記撮影装置の画角に基づいて、前記顔画像の割合を判定する
付記19または付記20記載の表示制御プログラム。
(付記22)
前記顔画像の割合として、前記撮影画像または前記表示領域の画素数に対する前記顔画像の画素数の比率を算出する
付記19または付記20記載の表示制御プログラム。
(付記23)
前記撮影画像を複数回取得し、取得した複数の前記撮影画像について前記顔画像の割合が何れも前記閾値以上の場合に、前記表示装置に前記撮影画像を表示させ、複数の前記撮影画像の少なくとも1つについて前記顔画像の割合が前記閾値未満の間は、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
付記19〜付記22の何れか1項に記載の表示制御プログラム。
(付記24)
前記顔画像の割合が前記閾値以上の場合に、前記顔画像に含まれる虹彩領域を予め登録された虹彩画像と比較する虹彩認証を実行する
付記19〜付記23の何れか1項に記載の表示制御プログラム。
(付記25)
前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと一致する場合に、所定の処理を行う
付記24記載の表示制御プログラム。
(付記26)
前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが、予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと異なる場合、新たに撮影された撮影画像に基づいて前記虹彩認証を再度実行する
付記24記載の表示制御プログラム。
(付記27)
前記撮影画像が、前記表示装置の表示面と同じ面に設けられた撮影装置によって撮影される
付記19〜付記26の何れか1項に記載の表示制御プログラム。
(付記28)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値以上の場合に、前記撮影画像を前記表示装置に表示する
処理を実行させる表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記29)
コンピュータに、
撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める顔画像の割合が閾値未満の場合に、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
処理を実行させる表示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
1(1A、1B)・・・スマートフォン、3・・・表示装置、4・・・通話用スピーカ、5・・・ロック解除ボタン、6・・・赤外線LED、7・・・赤外線カメラ、8・・・タッチパネル、10・・・受付部、12・・・輪郭線、13・・・可視光LED、14・・・可視光カメラ、20(20B)・・・制御部、30・・・表示部、100(100A、100B)・・・コンピュータ、102・・・CPU、104・・・メモリ、106・・・記憶部、108・・・バス、112・・・入力装置、114・・・通信装置、116・・・記録媒体、120(120B)・・・表示制御プログラム、122・・・受付プロセス、124(124B)・・・制御プロセス、126・・・表示プロセス

Claims (12)

  1. 撮影画像を表示装置に表示する表示部と、
    前記撮影画像または前記撮影画像のうち前記表示装置へ表示する表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値以上の場合に、前記表示部によって前記表示装置に前記撮影画像を表示させる制御部と、
    を含む表示制御装置。
  2. 撮影画像を表示装置に表示する表示部と、
    前記撮影画像または前記撮影画像のうち前記表示装置へ表示する表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値未満の場合に、前記表示部による前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する制御部と、
    を含む表示制御装置。
  3. 前記制御部は、前記顔画像に対応する人物から前記撮影画像を撮影する撮影装置までの距離および前記撮影画像を撮影した際の前記撮影装置の画角に基づいて、前記顔画像の割合を判定する
    請求項1または請求項2記載の表示制御装置。
  4. 前記制御部は、前記顔画像の割合として、前記撮影画像または前記表示領域の画素数に対する前記顔画像の画素数の比率を算出する
    請求項1または請求項2記載の表示制御装置。
  5. 前記制御部は、前記撮影画像を複数回取得し、取得した複数の前記撮影画像について前記顔画像の割合が何れも前記閾値以上の場合に、前記表示装置に前記撮影画像を表示させ、複数の前記撮影画像の少なくとも1つについて前記顔画像の割合が前記閾値未満の間は、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記制御部は、前記顔画像の割合が前記閾値以上の場合に、前記顔画像に含まれる虹彩領域を予め登録された虹彩画像と比較する虹彩認証を実行する
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記制御部は、前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと一致する場合に、所定の処理を行う
    請求項6記載の表示制御装置。
  8. 前記制御部は、前記虹彩認証の結果、前記顔画像に含まれる虹彩領域の虹彩パターンが予め登録された虹彩画像の虹彩パターンと異なる場合、新たに撮影された撮影画像に基づいて前記虹彩認証を再度実行する
    請求項6記載の表示制御装置。
  9. コンピュータに、
    撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値以上の場合に、前記撮影画像を前記表示装置に表示する
    処理を実行させる表示制御方法。
  10. コンピュータに、
    撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値未満の場合に、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
    処理を実行させる表示制御方法。
  11. コンピュータに、
    撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値以上の場合に、前記撮影画像を前記表示装置に表示する
    処理を実行させる表示制御プログラム。
  12. コンピュータに、
    撮影画像または前記撮影画像のうち表示装置への表示領域に占める利用者の顔画像の割合が、前記撮影画像の背景領域に前記利用者以外の人物が映り込まない大きさに設定された閾値未満の場合に、前記表示装置への前記撮影画像の表示を禁止する
    処理を実行させる表示制御プログラム。
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