JP5609555B2 - 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 - Google Patents
画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5609555B2 JP5609555B2 JP2010248053A JP2010248053A JP5609555B2 JP 5609555 B2 JP5609555 B2 JP 5609555B2 JP 2010248053 A JP2010248053 A JP 2010248053A JP 2010248053 A JP2010248053 A JP 2010248053A JP 5609555 B2 JP5609555 B2 JP 5609555B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- information
- image data
- range
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
また、本発明の第3態様は、画像データに付加される顔情報および撮影情報を取得する情報取得部と、画像データに人物の顔が含まれるときに人物の顔サイズとして取り得る値の範囲である有効顔サイズ範囲を、撮影情報に基づいて求める範囲算出部と、情報取得部により取得した顔情報で特定される顔サイズが有効顔サイズ範囲から外れるときには顔情報を誤検出情報と認定する誤検出認定部と、誤検出認定部により誤検出情報と認定された顔情報により特定される顔領域以外の検索範囲で画像データから人物の顔を認識して顔情報を検出する顔情報検出部としてコンピューターを機能させることを特徴としている。
図1は、本発明にかかる画像処理装置の一実施形態を用いた印刷システムを示す図である。この印刷システムは、デジタルカメラ200の撮影により取得された画像データを、メモリカードM、USB(Universal Serial Bus)ケーブルや無線LAN(Local Area Network)等によって印刷装置100に転送し、印刷装置100で印刷するものである。すなわち、ここではユーザーがデジタルカメラ200で画像を撮影して画像データを生成し、その画像データをそのまま印刷装置100で読み込んで印刷する、いわゆるダイレクト印刷を想定しているが、本発明を適用可能な印刷システムはこれに限定されるものではない。つまり、デジタルカメラ200で生成した画像データをパーソナルコンピューターや携帯電話などに取り込み、パーソナルコンピューターから印刷装置100に画像データを送信して印刷する印刷システムにも本発明を適用することは可能である。
図5は顔領域のサイズと有効顔サイズとの関係を示す模式図である。デジタルカメラ200により顔認識処理を行った場合、例えば図5に示すように、人形の顔を人物の顔と認識して過剰に小さい顔領域FRSが検出されたり、ポスターに写る顔を人物の顔と認識して過剰に大きい顔領域FRLが検出されることがある。そこで、本実施形態では、画像データに人物の顔が含まれるときに人物の顔サイズとして取り得る値の範囲、つまり有効顔サイズ範囲を画像データに付加されている撮影情報に基づいて求め、デジタルカメラ200により検出された顔領域のうち有効顔サイズ範囲内にあるものを適正な顔領域FRAと認定する一方、有効顔サイズ範囲から外れた顔領域FRS、FRLを誤検出領域と認定している。
S=(LB*DZR*(SX*C/24.5))/(LA*100)…式1
そして、人物の標準的な実顔サイズSXを例えば20cmとし、それより10cm短い実顔サイズを最小値とする一方、それより10cm大きい実顔サイズを最大値とし、上記式に基づき顔サイズSの最小値、つまり有効最小顔サイズSminおよび最大値、有効最大顔サイズSmaxが求まる。これら有効最小顔サイズSminおよび有効最大顔サイズSmaxの間が顔サイズSの取り得る範囲、つまり有効顔サイズ範囲であり、上記した被写体距離LA、レンズ焦点距離LB、画像高さの解像度Cおよびデジタルズーム倍率DZRを画像データに付加された撮影情報から取得することで有効顔サイズ範囲を算出することが可能となっている。
W/H≧320/240のとき(QVGAより横に長いとき)、
S′=S*240/H
S′max=Smax*240/H
S′min=Smin*240/H
W/H<320/240のとき(QVGAより縦に長いとき)、
S′=S*320/W
S′max=Smax*320/W
S′min=Smin*320/W
なお、後述する印刷装置100の画像処理においては、こうして求めたS′maxおよびS′minをそれぞれ有効最大顔サイズSmaxおよび有効最小顔サイズSminとして有効顔サイズ範囲を規定するとともに、これらの値を用いて次に説明する顔認識処理を行う。
図7は、誤検出顔領域、検索領域および検索範囲の関係を示す図である。同図(a)では、画像データで示される画像領域(320×240)に過剰に大きい顔領域FRLが含まれている。この場合、上記した誤検出認定処理により顔領域FRLは誤検出領域であると認定されることから、この顔領域FRLについて顔認識を行うことは無意味である。したがって、画像データから人物の顔を検出する検索範囲を、画像領域全体に設定するのではなく、同図(b)に示すように誤検出領域(顔領域FRL)を除いた範囲に設定するのが合理的であり、これにより印刷装置100における顔認識処理に要する時間を短縮することができる。
本実施形態では、有効顔サイズ範囲に基づく誤検出認定処理と、有効顔サイズ範囲を利用した顔認識処理とを組み合わせて画像データに付加される顔情報が誤検出情報であるか否かを求め、さらに誤検出情報が含まれる際には短時間で顔認識処理を行って新たな顔情報を検出している。また、人物の顔を新たに検出すると、そのプリンター顔座標を考慮して画像データを補正した上で印刷装置100により印刷される。以下に、この印刷装置100における一連の動作について説明する。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記実施形態では、画像データに顔座標などを付加した画像ファイルをメモリカードMに記録し、当該メモリカードMを介して印刷装置100に供給して印刷しているが、有線または無線通信により画像ファイルが印刷装置100に供給される場合も、本発明を適用することで上記した実施形態と同様の作用効果が得られる。
Claims (7)
- 画像データに付加される顔情報および撮影情報を取得する情報取得部と、
前記画像データに人物の顔が含まれるときに前記人物の顔サイズとして取り得る値の範囲である有効顔サイズ範囲を、前記撮影情報に基づいて求める範囲算出部と、
前記情報取得部により取得した前記顔情報で特定される顔サイズが前記有効顔サイズ範囲から外れるときには前記顔情報を誤検出情報と認定する誤検出認定部と、
前記誤検出認定部により誤検出情報と認定された前記顔情報により特定される顔領域以外の検索範囲で前記画像データから人物の顔を認識して顔情報を検出する顔情報検出部と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記顔情報検出部は、前記有効顔サイズ範囲内の検索サイズを有する検索領域を前記検索範囲内で移動させながら各検索領域に対応する画像データに基づき人物の顔を認識して顔情報を検出する請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記顔情報検出部は、前記検索領域の検索サイズを前記有効顔サイズ範囲の最大値に設定し、前記検索範囲から人物の顔を認識して顔情報を検出する第1顔認識処理を行う請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記顔情報検出部は、前記第1顔認識処理の後に、前記検索領域の検索サイズを前記有効顔サイズ範囲の最大値よりも小さい値に設定し、前記検索範囲から前記第1顔認識処理により検出された人物の顔領域を除いた範囲から人物の顔を認識して顔情報を検出する第2顔認識処理を行う請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記顔情報検出部により顔情報が検出されたとき、当該顔情報と、前記情報取得部により取得した前記顔情報から前記誤検出情報を除いた顔情報とに基づいて前記画像データを補正する補正部を備える請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 画像データに付加される顔情報および撮影情報を取得する情報取得部と、
前記画像データに人物の顔が含まれるときに前記人物の顔サイズとして取り得る値の範囲である有効顔サイズ範囲を、前記撮影情報に基づいて求める範囲算出部と、
前記情報取得部により取得した前記顔情報で特定される顔サイズが前記有効顔サイズ範囲から外れるときには前記顔情報を誤検出情報と認定する誤検出認定部と、
前記誤検出認定部により誤検出情報と認定された前記顔情報により特定される顔領域以外の検索範囲で前記画像データから人物の顔を認識して顔情報を検出する顔情報検出部と
してコンピューターを機能させるプログラム。 - 画像データに付加される撮影情報に基づいて前記画像データに人物の顔が含まれるときに前記人物の顔サイズとして取り得る値の範囲を示す有効顔サイズ範囲を求めた後、
前記撮影情報とともに前記画像データに付加される顔情報で特定される顔サイズが、前記有効顔サイズ範囲から外れるときには前記顔情報を誤検出情報と認定し、
誤検出情報と認定された前記顔情報により特定される顔領域以外の検索範囲で前記画像データから人物の顔を認識して顔情報を検出する
ことを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010248053A JP5609555B2 (ja) | 2010-11-05 | 2010-11-05 | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010248053A JP5609555B2 (ja) | 2010-11-05 | 2010-11-05 | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012100183A JP2012100183A (ja) | 2012-05-24 |
JP5609555B2 true JP5609555B2 (ja) | 2014-10-22 |
Family
ID=46391580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010248053A Active JP5609555B2 (ja) | 2010-11-05 | 2010-11-05 | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5609555B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6351238B2 (ja) * | 2013-11-15 | 2018-07-04 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、撮像装置および距離補正方法 |
JP6613740B2 (ja) * | 2015-09-09 | 2019-12-04 | 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社 | 表示制御装置、表示制御方法および表示制御プログラム |
CN114495195B (zh) * | 2021-12-17 | 2023-02-28 | 珠海视熙科技有限公司 | 一种应用于视频会议系统的人脸检测方法及视频会议系统 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005078376A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Sony Corp | 対象物検出装置、対象物方法、及びロボット装置 |
JP2006092191A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 顔画像検出装置、顔画像検出方法及び顔画像検出プログラム |
JP4844053B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-12-21 | セイコーエプソン株式会社 | 画像選択装置および画像選択方法 |
JP2008211534A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Hitachi Ltd | 顔検知装置 |
JP4798042B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2011-10-19 | オムロン株式会社 | 顔検出装置、顔検出方法及び顔検出プログラム |
JP2009223527A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理のためのコンピュータプログラム |
JP2009237611A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-15 | Seiko Epson Corp | 対象画像からの顔領域の検出 |
JP5132445B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-01-30 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法並びにコンピュータプログラムおよび記憶媒体 |
-
2010
- 2010-11-05 JP JP2010248053A patent/JP5609555B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012100183A (ja) | 2012-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4487775B2 (ja) | 複数の画像データのパノラマ合成処理 | |
US6987535B1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
JP5886265B2 (ja) | 携帯端末装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP4556813B2 (ja) | 画像処理装置、及びプログラム | |
JP5127592B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、プログラム並びに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2000350077A (ja) | デジタルカメラおよびその文書撮影・転送方法 | |
JP2010211255A (ja) | 撮像装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2015076782A (ja) | 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP5609555B2 (ja) | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法 | |
JP2012175500A (ja) | 画像処理方法、制御プログラムおよび画像処理装置 | |
JP2005260657A (ja) | 撮影装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2014123881A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム | |
JP5819378B2 (ja) | 画像判定装置、画像処理システム、プログラム及び記録媒体 | |
JP2008061209A (ja) | 画像処理方法 | |
JP5830851B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法 | |
JP2006279460A (ja) | 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム | |
JP5625832B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
JP5644578B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理のためのコンピュータープログラム | |
US8630503B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and computer program | |
JP5500048B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP2012146164A (ja) | 画像処理方法、制御プログラムおよび画像処理装置 | |
JP2012118896A (ja) | 画像処理方法、制御プログラムおよび画像処理装置 | |
JP4742642B2 (ja) | 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム | |
JP2012099897A (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP2012173994A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140401 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140805 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5609555 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |