JP4910627B2 - なりすまし検知装置 - Google Patents
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Description
きの両方を判定条件に加えることも好ましい。
一方の側を撮影するように前記表示部と同じ側に設けられた第1撮像手段と、前記携帯機器の反対の側を撮影するように前記携帯機器の前記表示部とは反対の側に設けられた第2撮像手段とを備えており、前記携帯機器が、前記第1撮像手段によりユーザ認証に用いる第1画像を撮影する処理と、前記第1画像の撮影と実質的に同じタイミングで、前記第2撮像手段により第2画像を撮影する処理と、前記第2画像を解析することによって、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたか否かを判定する処理と、を実行するなりすまし検知方法である。
図1は、携帯電話の外観を示す図であり、(a)は携帯電話の内側(操作側)を示し、(b)は携帯電話の外側を示している。
い領域を検出し、その領域を顔として検出する手法、(5)ニューラルネットワークを使って教師信号による学習を行い、顔らしい領域を顔として検出する手法、などがある。自動で顔を検出するのではなく、人が顔の位置や大きさを指定してもよい。なお、画像から複数の人の顔が検出された場合には、顔の大きさ、向き、位置などの所定の基準に基づいて処理対象とする顔を決定してもよいし、不適切な画像であるとして顔照合処理を中断してもよい。
携帯電話1は、顔画像によるユーザ認証機能を有する。セキュリティロックのかかった機能をユーザが利用しようとすると、自動的にユーザ認証機能が起動し、ユーザに対して顔画像の撮影を要求する。
以下、なりすまし検知処理の具体例として、処理例1〜4を例示する。
図6は、なりすましの一態様を示している。図6に示すように、不正利用者40が、自分のほうに向けた写真41に携帯電話1のインカメラ12をかざして撮影を行う場合、アウトカメラ13が不正利用者40のほうを向く。よって、インカメラ12での撮影と同時にアウトカメラ13でも撮影を行えば、図7(a)に示すように、不正利用者40の顔を撮影できる可能性が高い。一方、図3のように正当なユーザ30が自分撮りを行う場合には、アウトカメラ画像に第三者の顔が写り込む可能性は非常に低い(図7(b)参照)。
化や利便性の低下を招く心配がない。
正当なユーザが自分撮りを行う場合、アウトカメラ画像に第三者の顔が写り込む可能性は非常に低い。ただし、人混みの中や電車の中などでユーザ認証を行う場合には、周囲の人の顔が偶然にアウトカメラ画像に写り込むことも想定される。この場合、処理例1では、正当なユーザがユーザ認証を行っているにもかかわらず、「なりすまし」と誤判定されてしまう。
不正利用者は、図6のように写真を撮影した後、携帯電話1の向きを反転させて、インカメラ12を自分の側に向ける可能性が高い。写真の撮影やなりすましに成功したか確認したり、携帯電話1を操作しようと試みたりするためである。不正利用者がこのような行動をとった場合、図11に示すように、ユーザ認証の時点でアウトカメラ画像に写っていた不正利用者40の顔が、あるタイミングでインカメラ画像に現れる、という現象が起きる。このような現象は、正当ユーザによる認証の場合には起こりえない。
定がなされた場合には(ステップS603;YES)、セキュリティを解除し(ステップS604)、ステップS605に進む。
処理例1〜3は、図6に示すように、不正利用者40が自分のほうに向けた写真41に携帯電話1をかざして撮影を行う、という態様を想定したものである。しかし、なりすましの態様としては、図14に示すように、不正利用者40が自分のほうにインカメラ12を向けて携帯電話1を構え、そのインカメラ12の前に写真41をかざして撮影を行うといった態様も想定される。この態様の場合は、アウトカメラ13に不正利用者40の顔は写らないので、処理例1〜3は使えない。
い。そうすると、図15に示すように、写真を退かす前後では、インカメラ画像に含まれる顔は別人のものになるにもかかわらず、携帯電話1の移動がほとんどないためにアウトカメラ画像にはほとんど変化がない、という現象が起きる。なお、正当ユーザによる認証の場合には、上記現象が起きる可能性は極めて低い。正当ユーザが自ら認証を行った後に他人に携帯電話1を操作させるにしても、ほとんど必ず携帯電話1の移動を伴うからである。
10 操作部
11 表示部
12 インカメラ
13 アウトカメラ
20 第1画像取得部
21 第2画像取得部
22 顔検出部
23 顔照合部
24 なりすまし判定部
30 ユーザ
40 不正利用者
41 写真
Claims (8)
- 顔画像によるユーザ認証機能をもつ携帯機器におけるなりすまし検知装置であって、
前記携帯機器の一方の側を撮影するように前記携帯機器の表示部と同じ側に設けられた第1撮像手段と、
前記携帯機器の反対の側を撮影するように前記携帯機器の前記表示部とは反対の側に設けられた第2撮像手段と、
前記第1撮像手段でユーザ認証に用いる第1画像が撮影されるのと実質的に同じタイミングで前記第2撮像手段で撮影された第2画像を解析することによって、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたか否かを判定するなりすまし判定手段と、
を備えるなりすまし検知装置。 - 前記なりすまし判定手段は、前記第2画像に顔が含まれている場合に、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたと判定する請求項1に記載のなりすまし検知装置。
- 前記なりすまし判定手段は、前記第2画像に顔が含まれており、且つ、その顔のサイズがしきい値より大きい場合に、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたと判定する請求項1に記載のなりすまし検知装置。
- 前記なりすまし判定手段は、前記第2画像に顔が含まれており、且つ、その顔の向きが正面の場合に、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたと判定する請求項1に記載のなりすまし検知装置。
- 前記なりすまし判定手段は、前記第2画像に顔が含まれており、且つ、その顔と同一人の顔が、前記第1画像の撮影より後で前記第1撮像手段で撮影された第3画像にも含まれている場合に、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたと判定する請求項1に記載のなりすまし検知装置。
- 前記なりすまし判定手段は、前記第1画像に含まれていなかった顔が、前記第1画像の撮影より後で前記第1撮像手段で撮影された第3画像に含まれており、且つ、前記第3画像が撮影されるのと実質的に同じタイミングで前記第2撮像手段で撮影された第4画像と
前記第2画像とが一致する場合に、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたと判定する請求項1に記載のなりすまし検知装置。 - 顔画像によるユーザ認証機能をもつ携帯機器におけるなりすまし検知方法であって、
前記携帯機器が、表示部と、前記携帯機器の一方の側を撮影するように前記表示部と同じ側に設けられた第1撮像手段と、前記携帯機器の反対の側を撮影するように前記携帯機器の前記表示部とは反対の側に設けられた第2撮像手段とを備えており、
前記携帯機器が、
前記第1撮像手段によりユーザ認証に用いる第1画像を撮影する処理と、
前記第1画像の撮影と実質的に同じタイミングで、前記第2撮像手段により第2画像を撮影する処理と、
前記第2画像を解析することによって、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたか否かを判定する処理と、
を実行するなりすまし検知方法。 - 顔画像によるユーザ認証機能をもつ携帯機器で実行されるなりすまし検知プログラムであって、
前記携帯機器が、表示部と、前記携帯機器の一方の側を撮影するように前記表示部と同じ側に設けられた第1撮像手段と、前記携帯機器の反対の側を撮影するように前記携帯機器の前記表示部とは反対の側に設けられた第2撮像手段とを備えており、
前記携帯機器に、
前記第1撮像手段によりユーザ認証に用いる第1画像を撮影する処理と、
前記第1画像の撮影と実質的に同じタイミングで、前記第2撮像手段により第2画像を撮影する処理と、
前記第2画像を解析することによって、前記第1画像の撮影時になりすましが行われたか否かを判定する処理と、
を実行させるなりすまし検知プログラム。
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