JP6613452B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、各種電子機器に用いられるコイル部品に関するものである。
近年、自動車の駆動系、制御系の電子制御化が益々進み、一台の自動車に多くの電子機器が搭載されるようになり、電子機器の昇圧回路、整流回路などの電源系の回路にはコイル部品が用いられている。
これらのコイル部品は、自動車等の電子機器の大容量化により、コイル部品に使用される導線は大電流に対応した太い導線が使用されており、例えば導線の直径がφ0.8〜2.0mmといった太い導線を用い、導線を外部に引き出して外部の電気回路と接続されるコイル部品のリード部として用いられている。
そして、このようなコイル部品は、例えば自動車に搭載される電子機器において、電子機器のハウジングに接着材や固定部材などによって固定して取り付けられ、電子機器の回路基板とコイル部品との接続は、電子機器に固定された中継用のバスバーにコイル部品のリード部を抵抗溶接して使用することが知られている。
特開2007−311614号公報
近年、自動車等に搭載される電子機器の多様化により、コイル部品のリード部が接続される中継用のバスバーの間隔にも、間隔の異なるものが増えるようになり、これらの複数種類のバスバーの間隔に対してコイル部品を汎用的に使用するために、異なるバスバーの間隔にあわせてコイル部品のリード部の位置、形状を矯正して使用することが求められてきている。
しかしながら、コイル部品の導線が太くなると、コイル部品のリード部の位置、形状を矯正しようとすると、リード部に大きな応力をかけるために、コイル部品の本体に大きな応力が伝わって、コイル部品とハウジングとの固定がはずれたり、コイル部品が破損したりする恐れがあるという課題が生じてきていた。
本発明は、電子機器の異なるバスバーの間隔にあわせて、コイル部品のリード部の位置、形状を容易に矯正することができる、汎用性の高いコイル部品を提供することを目的としている。
本発明は上記課題を解決するために、断面が円形状の導線を巻回したコイル部と、コイル部を内蔵したボディー部と、コイル部の両端部をボディー部から突出させたリード部とを備え、リード部に、リード部の径方向の断面において厚み方向がリード部の径寸法より小さく、幅方向がリード部の径寸法より大きくした偏平状の第一偏平部と第二偏平部が形成され、第一偏平部の厚み方向と第二偏平部の厚み方向が直交するように配置させたものである。
上記構成により、リード部に、リード部の径方向の断面において厚み方向がリード部の径寸法より小さく、幅方向がリード部の径寸法より大きくした偏平状の第一偏平部と第二偏平部を形成したので、太い導線のリード部に比べて第一偏平部と第二偏平部が曲がりやすくなるために、リード部の位置、形状を矯正するときの応力を低減して曲げやすくすることができる。
また、第一偏平部の厚み方向と第二偏平部の厚み方向を直交するように配置させたので、第一偏平部の曲がりやすい方向と第二偏平部の曲がりやすい方向が直交するために、第一偏平部の厚み方向を例えば垂直方向に配置するとリード部の先端を垂直方向に矯正しやすくすることができ、この場合、第二偏平部の厚み方向が水平方向に配置されているのでリード部の先端を水平方向に矯正しやすくすることができ、第一偏平部と第二偏平部の両方を曲げることによりリード部の先端を水平方向、垂直方向の両方に矯正しやすくすることができる。
そして、これらの結果から、電子機器の異なるバスバーの間隔にあわせて、コイル部品のリード部の位置、形状を容易に矯正することができ、コイル部品の汎用性を高めることができるものである。
本発明の一実施の形態におけるコイル部品の斜視図 図1のコイル部品のリード部の拡大図 本発明の一実施の形態におけるコイル部品のリード部の別の例を示す拡大図 図1のコイル部品とバスバーを接続した例を示す斜視図 本発明の一実施の形態におけるコイル部品の別の例を示す斜視図 図5のコイル部品のリード部の拡大図 図5のコイル部品のリード部を矯正した例を示す斜視図 本発明の一実施の形態におけるコイル部品の別の例を示す斜視図
以下、本発明の一実施の形態におけるコイル部品について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態のコイル部品の斜視図である。
図1に示すように本発明の一実施の形態のコイル部品は、断面が円形状の導線を巻回したコイル部21と、コイル部21を内蔵したボディー部22と、コイル部21の両端部の導線をボディー部22から突出させて外部の電気回路と接続されるリード部23とを備えている。
なお、図1においてボディー部22の内部は破線で示している。
コイル部21は、外装に絶縁被膜を有した断面が円形状の導線を螺旋状に巻回して形成したものである。導線は電子機器の大電流に対応するために、銅材からなる直径がφ0.8〜2.0mm程度の太い導線を用いたもので、本実施の形態では直径がφ1.0mmの導線を5.5ターン巻回したものである。
ボディー部22は、内部にコイル部21を内蔵してコイル部品の磁心を構成するもので、鉄系の金属磁性体粉末と熱硬化性の結合剤を混合した複合材料にコイル部21を埋め込んで加圧成形した後、得られた成形体を熱処理して熱硬化性の結合剤を熱硬化させて形成したものであり、本実施の形態では、ボディー部22の外形寸法を12.0×12.0×6.0mmの略四角柱形状に形成している。
リード部23は、コイル部21の両端部の導線を延伸させてボディー部22の外部に突出させたものであり、リード部23を構成する部分の導線の絶縁被膜は剥離されている。本実施の形態では、コイル部21の一方の端部を延伸させた第一リード部23aと他方の端部を延伸させた第二リード部23bを、ボディー部22の一つの側面から平行にして同一方向に突出させている。
また、リード部23には、リード部23の径方向の断面において厚み方向がリード部23の径寸法より小さく、幅方向がリード部23の径寸法より大きくした偏平状の第一偏平部24と第二偏平部25が形成されている。
そして、リード部23の延伸方向において第一偏平部24、第二偏平部25のそれぞれの厚み方向の断面で見たときに、第一偏平部24、第二偏平部25それぞれの両側には、リード部23の径寸法の部分から第一偏平部24、第二偏平部25の厚み寸法の部分を結ぶ連成部26が形成されている。
そしてまた、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向とは互いに直交するように配置されている。
なお、第一偏平部24、第二偏平部25は、第一リード部23a、第二リード部23bそれぞれに形成されている。
この第一偏平部24、第二偏平部25について、図2を用いてさらに詳細に説明する。図2は本発明の一実施の形態におけるコイル部品のリード部の拡大図であり、第一リード部23aのボディー部22側を拡大して示しており、図2中、図2(a)は図1における方向28の図面上側から見た図、図2(b)は図1における方向29の図面手前側から見た図、図2(c)は図1における方向28の図面下側から見た図、図2(d)は図1における方向29の図面奥側から見た図を示している。
なお、ここで、図2では第一リード部23aを図示しているが、第二リード部23bにも同様の第一偏平部24、第二偏平部25が形成されている。
図2に示すように、第一偏平部24は第一リード部23aのボディー部22側に形成され、第二偏平部25は第一偏平部24を介してボディー部22と反対側に形成されている。
まず、第一偏平部24について説明すると、第一偏平部24は、プレス金型のパンチ(図示していない)の当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を設けて、第一リード部23aにパンチを押し込んで潰し加工したものであり、第一リード部23aの径方向の断面において、第一偏平部24の厚み寸法Fftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしている。
また、第一リード部23aの径方向の断面において、第一偏平部24の厚み方向と直交する方向の第一偏平部24の両側は、潰し加工によって導線の銅が延びて第一リード部23aの径寸法Ldの外側に押し出されて膨らんだ膨出部30が形成され、第一偏平部24の幅寸法Ffwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしている。
そして、第一リード部23aの延伸方向において第一偏平部24の厚み方向の断面で見たときに、第一偏平部24の両側には、第一リード部23aの径寸法Ldの部分から第一偏平部24の厚み寸法Fftの部分を結ぶ連成部26が形成されている。
この連成部26は第一偏平部24をプレス金型のパンチで潰し加工するときに、第一リード部23aの導線が、断面が円形状の部分から第一偏平部24の偏平状の部分に向かうにつれて厚みが薄く延ばされたものである。
このようにすることにより、第一リード部23aの径方向の断面における第一偏平部24の厚み寸法Fftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしたので、第一偏平部24を小さな応力で曲げやすくすることができる。
また、第一偏平部24の幅寸法Ffwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしたので、第一偏平部24の断面積の減少を低減して大電流に対して損失が大きくなることを抑制することができる。
ここで、単に第一リード部23aを折り曲げやすくしようとする場合、パンチの当接面の断面形状を半円形状やアルファベットのV字形状にすることで折り曲げやすくすることが考えられるが、導線の銅が第一リード部23aの延伸方向に延びて膨出部30が形成されにくく、第一偏平部24の断面積が大きく減少する。
これに対して、本実施の形態のように、パンチの当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を形成し、このパンチを第一リード部23aに押し込んで潰し加工することにより、パンチを第一リード部23aに押し込むにつれて、導線の銅が延ばされてパンチを押し込んだ側に押し込み側平面部31が形成され、押し込み側平面部31と反対側にも受け側の金型によって導線の銅が平面状に変形して受け側平面部32が形成され、導線を挟んで二つの平面で押し延ばされることで膨出部30をより形成しやすくすることができる。
この場合、第一リード部23aの延伸方向の押し込み側平面部31の長さ寸法、すなわち第一偏平部24の長さ寸法Fflは、第一リード部23aの径寸法Ldの0.2倍〜2.0倍にすることが好ましく、0.2倍以下では、第一偏平部24を曲げたときの曲がり量が少なくなるので好ましくなく、2.0倍より大きくすると第一リード部23aの長さが長くなりコイル部品全体の外形寸法が大きくなるので好ましくない。より好ましくは0.5〜1.5倍にすることが好ましい。
また、第一偏平部24の厚み寸法Fftを第一リード部23aの径寸法Ldの0.3〜0.7倍にすることが好ましく、0.3倍より小さいと第一リード部23aの強度が弱くなるので好ましくなく、0.7倍より大きくなると第一リード部23aが曲がりやすくする効果が小さくなるので好ましくない。より好ましくは0.4〜0.6倍にすることが好ましい。
次に、第二偏平部25について説明すると、第二偏平部25は、プレス金型のパンチ(図示していない)の当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を設けて、第一偏平部24を形成したときのパンチの押し込み方向とは90°ずらして第一リード部23aにパンチを押し込んで潰し加工したものであり、第一リード部23aの径方向の断面において、第二偏平部25の厚み寸法Sftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしている。
また、第一リード部23aの径方向の断面において、第二偏平部25の厚み方向と直交する方向の第二偏平部25の両側は、潰し加工によって導線の銅が延びて第一リード部23aの径寸法Ldの外側に押し出されて膨らんだ膨出部30が形成され、第二偏平部25の幅寸法Sfwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしている。
そして、第一リード部23aの延伸方向において第二偏平部25の厚み方向の断面で見たときに、第二偏平部25の両側には、第一リード部23aの径寸法Ldの部分から第二偏平部25の厚み寸法Sftの部分を結ぶ連成部26が形成されている。
この連成部26は第二偏平部25をプレス金型のパンチで潰し加工するときに、第一リード部23aの導線が、断面が円形状の部分から第二偏平部25の偏平状の部分に向かうにつれて厚みが薄く延ばされたものである。
このようにすることにより、第一リード部23aの径方向の断面における第二偏平部25の厚み寸法Sftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしたので、第二偏平部25を小さな応力で曲げやすくすることができる。
また、第二偏平部25の幅寸法Sfwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしたので、第二偏平部25の断面積の減少を低減して大電流に対して損失が大きくなることを抑制することができる。
ここで、単に第一リード部23aを折り曲げやすくしようとする場合、パンチの当接面の断面形状を半円形状やアルファベットのV字形状にすることで折り曲げやすくすることが考えられるが、導線の銅が第一リード部23aの延伸方向に延びて膨出部30が形成されにくく、第二偏平部25の断面積が大きく減少する。
これに対して、本実施の形態のように、パンチの当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を形成し、このパンチを第一リード部23aに押し込んで潰し加工することにより、パンチを第一リード部23aに押し込むにつれて、導線の銅が延ばされてパンチを押し込んだ側に押し込み側平面部31が形成され、押し込み側平面部31と反対側にも受け側の金型によって導線の銅が平面状に変形して受け側平面部32が形成され、導線を挟んで二つの平面で押し延ばされることで膨出部30をより形成しやすくすることができる。
この場合、第一リード部23aの延伸方向の押し込み側平面部31の長さ寸法すなわち第二偏平部25の長さ寸法Sflは、第一リード部23aの径寸法Ldの0.2倍〜2.0倍にすることが好ましく、0.2倍以下では、第二偏平部25を曲げたときの曲がり量が少なくなるので好ましくなく、2.0倍より大きくすると第一リード部23aの長さが長くなりコイル部品全体の外形寸法が大きくなるので好ましくない。より好ましくは0.5〜1.5倍にすることが好ましい。
また、第二偏平部25の厚み寸法Sftを第一リード部23aの径寸法Ldの0.3〜0.7倍にすることが好ましく、0.3倍より小さいと第一リード部23aの強度が弱くなるので好ましくなく、0.7倍より大きくなると第一リード部23aが曲がりやすくする効果が小さくなるので好ましくない。より好ましくは0.4〜0.6倍にすることが好ましい。
そして、このように形成された第一偏平部24と第二偏平部25を、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向が直交するように配置しているので、第一偏平部24の曲がりやすい方向と第二偏平部25の曲がりやすい方向が直交するために、第一偏平部24の厚み方向を例えば垂直方向(図1において方向28)に配置すると第一リード部23aの先端を垂直方向に矯正しやすくすることができ、この場合、第二偏平部25の厚み方向が水平方向(図1において方向29)に配置されているので第一リード部23aの先端を水平方向に矯正しやすくすることができ、第一偏平部24と第二偏平部25の両方を曲げることにより第一リード部23aの先端を水平方向、垂直方向の両方に矯正しやすくすることができるものである。
ここで、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向が直交するように配置するとは、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向とのなす角度が90°に限定されるものではなく、第一偏平部24と第二偏平部25の両方を曲げることにより第一リード部23aの先端を例えば水平方向、垂直方向の両方に矯正できればよく、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向とのなす角度が80°〜100°の範囲であれば同様の作用効果を得ることができる。
そしてこのとき、第一偏平部24と第二偏平部25との間隔は、第一偏平部24側の連成部26と第二偏平部25側の連成部26との連成部26間の間隔Clを、第一リード部23aの径寸法Ldの0.8〜3.0倍にすることが好ましく、0.8倍より小さいと第一偏平部24、第二偏平部25が小さな応力で曲がりやすくした効果が小さくなるので好ましくなく、3.0倍より大きくなると第一リード部23aの長さが長くなりコイル部品全体の寸法が大きくなるので好ましくない。
これは、第一リード部23aにパンチを押し込んで偏平状に加工すると、パンチの押し込み寸法によっては、押し込んだ側とは反対側の面にできる受け側平面部32が第一リード部23aの延伸方向に延び、この受け側平面部32の延びた部分32aが連成部26の外側に最大で第一リード部23aの径寸法Ldの0.5倍近くまで延びることがある。
この受け側平面部32の延びた部分32aは導線を潰し加工したときに加工硬化しているので、第一偏平部24の受け側平面部32の延びた部分32aと第二偏平部25の受け側平面部32の延びた部分32aが、第一リード部23aの延伸方向において直交して重なると、第一偏平部24と第二偏平部25を曲げようとしたとき、互いに変形しにくくなって、重ならない場合に比べておおきな応力が必要になるためであり、第二偏平部25側の連成部26との連成部26間の間隔Clは、第一リード部23aの径寸法Ldの1.0〜2.0倍にすることがより好ましい。
なお、第一偏平部24の厚み寸法Fftと第二偏平部25の厚み寸法Sft、第一偏平部24の幅寸法Ffwと第二偏平部25の幅寸法Sfw、および第一偏平部24の長さ寸法Fflと第二偏平部25の長さ寸法Sflとは、第一偏平部24の各寸法と第二偏平部25の各寸法とを同じ寸法とすることが好ましく、同じ寸法にすることにより第一偏平部24と第二偏平部25との曲げやすさのバランスをとることができ、第一リード部23aの位置や形状を矯正しやすくすることができる。
また、上記説明では、第一偏平部24、第二偏平部25を第一リード部23aの片側から金型のパンチで押し込んだ例で説明したが、図3のように第一リード部23aの両側から金型のパンチで押し込んで形成してもよい。この場合においても、第一偏平部24と第二偏平部25は二つの対向する押し込み側平面部31で挟まれた偏平状に形成され、同様の作用効果を得ることができる。
ここで、図3において、図3中、図3(a)は図1における方向28の図面上側から見た図、図3(b)は図1における方向29の図面手前側から見た図を示している。
次に、上記した本実施の形態のコイル部品の使用例について図4を用いて説明する。
図4は図1に示したコイル部品とバスバーを接続した例を示す斜視図であり、図4において、33aと33bは電子機器に固定された回路基板との中継用の銅板からなるバスバー33であり、バスバー33a、33bは上下方向において同じ高さに配置され、水平方向においてバスバー33aとバスバー33bの間隔は、コイル部品の第一リード部23aと第二リード部23bの間隔より広くなっている。
コイル部品は図示していない電子機器のハウジングに接着剤や固定部材によってボディー部22が固定されており、第一リード部23aの第二偏平部25を方向29(図4において水平方向)の図面奥側に曲げて、第一リード部23aの先端部をバスバー33aに重ねて溶接部34で抵抗溶接して接続されている。
そして、第二リード部23bの第二偏平部25を方向29の図面手前側に曲げて、第二リード部23bの先端部をバスバー33bに重ねて溶接部34で抵抗溶接して接続して使用されるものである。
このように、本実施の形態のコイル部品は、電子機器の異なるバスバー33の間隔にあわせて、コイル部品のリード部23の位置、形状を容易に矯正することができ、コイル部品の汎用性を高めることができるものである。
また、特に、リード部23をバスバー33に抵抗溶接すると、溶接部34が溶接電極で押し潰されることによってリード部23にボディー部22側へ押し戻される応力が生じるが、この押し戻される応力を第一偏平部24、第二偏平部25が曲がることで緩和することができ、コイル部品のハウジングへの取り付け強度や溶接部34の接続強度を損なうことを抑制することができるものである。
なお、上記した図4に示す使用例では、第二偏平部25のみを折り曲げた例で説明したが、バスバー33a、33bが高さの異なる棒状のバスバーの場合などには、第二偏平部25に加えて第一偏平部24も方向28(図1において垂直方向)に折り曲げてもよく、水平方向だけでなく垂直方向にもリード部23の位置、形状を矯正することができる。
しかしながら、第一偏平部24を折り曲げた場合、リード部23が斜め上方あるいは斜め下方に向かって延伸するように矯正されるため、バスバーが高さの異なる棒状のバスバーの場合はリード部23を重ねて接続ができるが、バスバーが高さの異なる板状のバスバーの場合は、リード部23の延伸方向と板状のバスバーの面とを平行に重ねて接続することができない。
次に、このような高さの異なる板状のバスバーとの接続を可能にした本実施の形態のコイル部品の別の例について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の一実施の形態におけるコイル部品の別の例を示す斜視図であり、図5においてボディー部22の内部は破線で示している。
図5に示したコイル部品と図1に示したコイル部品との違いは、リード部23に、第一偏平部24、第二偏平部25に加えて第三偏平部35を形成したものであり、図1に示したコイル部品と同じ構成には同じ符号を付し詳細な説明は省略する。
リード部23には、リード部23の径方向の断面において厚み方向がリード部23の径寸法より小さく、幅方向がリード部23の径寸法より大きくした偏平状の第三偏平部35が形成されている。
また、リード部23の延伸方向において第三偏平部35の厚み方向の断面で見たときに、第三偏平部35の両側には、リード部23の径寸法の部分から第三偏平部35の厚み寸法の部分を結ぶ連成部26が形成されている。
そしてまた、第三偏平部35は第二偏平部25を介して第一偏平部24と反対側に配置されるともに、第三偏平部35の厚み方向を第一偏平部24の厚み方向と同じ方向にして配置させたものである。
なお、第三偏平部35は、第一リード部23a、第二リード部23bそれぞれに形成されている。
この第三偏平部35について、図6を用いてさらに詳細に説明する。
図6は本発明の一実施の形態におけるコイル部品のリード部の拡大図であり、第一リード部23aのボディー部22側を拡大して示しており、図6中、図6(a)は図5における方向28の図面上側から見た図、図6(b)は図5における方向29の図面手前側から見た図、図6(c)は図5における方向28の図面下側から見た図、図6(d)は図5における方向29の図面奥側から見た図を示している。
なお、ここで、図6では第一リード部23aを図示しているが、第二リード部23bにも同様の第三偏平部35が形成されている。
この第三偏平部35は、プレス金型のパンチ(図示していない)の当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を設けて、第一偏平部24を形成するパンチの押し込み方向と同じ方向から第一リード部23aにパンチを押し込んで潰し加工したものであり、第一リード部23aの径方向の断面において、第三偏平部35の厚み寸法Tftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしている。
また、第一リード部23aの径方向の断面において、第三偏平部35の厚み方向と直交する方向の第三偏平部35の両側は、潰し加工によって導線の銅が延びて第一リード部23aの径寸法Ldの外側に押し出されて膨らんだ膨出部30が形成され、第三偏平部35の幅寸法Tfwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしている。
そして、第一リード部23aの延伸方向において第三偏平部35の厚み方向の断面で見たときに、第三偏平部35の両側には、第一リード部23aの径寸法Ldの部分から第三偏平部35の厚み寸法Tftの部分を結ぶ連成部26が形成されている。
この連成部26は第三偏平部35をプレス金型のパンチで潰し加工するときに、第一リード部23aの導線が、断面が円形状の部分から第三偏平部35の偏平状の部分に向かうにつれて厚みが薄く延ばされたものである。
このようにすることにより、第一リード部23aの径方向の断面における第三偏平部35の厚み寸法Tftを第一リード部23aの径寸法Ldより小さくしたので、第三偏平部35を小さな応力で曲げやすくすることができる。
また、第三偏平部35の幅寸法Tfwを第一リード部23aの径寸法Ldより大きくしたので、第三偏平部35の断面積の減少を低減して大電流に対して損失が大きくなることを抑制することができる。
ここで、単に第一リード部23aを折り曲げやすくしようとする場合、パンチの当接面の断面形状を半円形状やアルファベットのV字形状にすることで折り曲げやすくすることが考えられるが、導線の銅が第一リード部23aの延伸方向に延びて膨出部30が形成されにくく、第三偏平部35の断面積が大きく減少する。
これに対して、本実施の形態のように、パンチの当接面に第一リード部23aの延伸方向と平行な平面を形成し、このパンチを第一リード部23aに押し込んで潰し加工することにより、パンチを第一リード部23aに押し込むにつれて、導線の銅が延ばされてパンチを押し込んだ側に押し込み側平面部31が形成され、押し込み側平面部31と反対側にも受け側の金型によって導線の銅が平面状に変形して受け側平面部32が形成され、導線を挟んで二つの平面で押し延ばされることで膨出部30をより形成しやすくすることができる。
この場合、第一リード部23aの延伸方向の押し込み側平面部31の長さ寸法すなわち第三偏平部35の長さ寸法Tflは、第一リード部23aの径寸法Ldの0.2倍〜2.0倍にすることが好ましく、0.2倍以下では、第三偏平部35を曲げたときの曲がり量が少なくなるので好ましくなく、2.0倍より大きくすると第一リード部23aの長さが長くなりコイル部品全体の外形寸法が大きくなるので好ましくない。より好ましくは0.5〜1.5倍にすることが好ましい。
また、第三偏平部35の厚み寸法Tftを第一リード部23aの径寸法Ldの0.3〜0.7倍にすることが好ましく、0.3倍より小さいと第一リード部23aの強度が弱くなるので好ましくなく、0.7倍より大きくなると第一リード部23aが曲がりやすくする効果が小さくなるので好ましくない。より好ましくは0.4〜0.6倍にすることが好ましい。
また、第三偏平部35の厚み方向を第一偏平部24の厚み方向と同じ方向に配置させているので、第一偏平部24を曲げる方向と反対方向に第三偏平部35を曲げることにより、第一偏平部24からボディー部22側の第一リード部23aの延伸方向と、第三偏平部35から先端側の第一リード部23aの延伸方向を平行にずらすことができ、例えば、第一偏平部24と第三偏平部35の厚み方向を垂直方向(図5において方向28)に配置すると、第三偏平部35から先端側の第一リード部23aを上下方向に平行にずらして矯正することができる。
そして、第三偏平部35が第二偏平部25を介して第一偏平部24と反対側に配置されるので、第三偏平部35と第一偏平部24の距離が離れているために、第一リード部23aを上下方向に平行にずらす量を大きくすることができる。
さらにこの場合、第一偏平部24と第二偏平部25、第二偏平部25と第三偏平部35の厚み方向がそれぞれ直交するように配置しているので、第二偏平部25の曲がりやすい方向が水平方向(図5において方向29)となり、第二偏平部25を曲げることにより第一リード部23aの先端を水平方向に矯正することができる。
ここで、第一偏平部24と第二偏平部25、第二偏平部25と第三偏平部35の厚み方向がそれぞれ直交するように配置するとは、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向とのなす角度、また第二偏平部25の厚み方向と第三偏平部35の厚み方向とのなす角度が90°に限定されるものではなく、第一偏平部24、第二偏平部25、第三偏平部35を曲げることにより第一リード部23aの先端を例えば水平方向、垂直方向の両方に矯正できればよく、第一偏平部24の厚み方向と第二偏平部25の厚み方向とのなす角度、また第二偏平部25の厚み方向と第三偏平部35の厚み方向とのなす角度が80°〜100°の範囲であれば同様の作用効果を得ることができる。
このとき、第三偏平部35と第二偏平部25との間隔は、第一偏平部24と第二偏平部25の間隔と同様に、第三偏平部35側の連成部26と第二偏平部25側の連成部26との連成部26間の間隔Clを、第一リード部23aの径寸法Ldの0.8〜3.0倍にすることが好ましく、0.8倍より小さいと第三偏平部35、第二偏平部25が小さな応力で曲がりやすくした効果が小さくなるので好ましくなく、3.0倍より大きくなると第一リード部23aの長さが長くなりコイル部品全体の寸法が大きくなるので好ましくない。
これは、第一リード部23aにパンチを押し込んで偏平状に加工すると、パンチの押し込み寸法によっては、押し込んだ側とは反対側の面にできる受け側平面部32が第一リード部23aの延伸方向に延び、この受け側平面部32の延びた部分32aが連成部26の外側に最大で第一リード部23aの径寸法Ldの0.5倍近くまで延びることがある。
この受け側平面部32の延びた部分32aは導線を潰し加工したときに加工硬化しているので、第三偏平部35の受け側平面部32の延びた部分32aと第二偏平部25の受け側平面部32の延びた部分32aが、第一リード部23aの延伸方向において直交して重なると、第三偏平部35と第二偏平部25を曲げようとしたとき、互いに変形しにくくなって、重ならない場合に比べておおきな応力が必要になるためであり、第三偏平部35側の連成部26と第二偏平部25側の連成部26との連成部26間の間隔Clは、第一リード部23aの径寸法Ldの1.0〜2.0倍にすることがより好ましい。
なお、第三偏平部35の厚み寸法Tftと第一、第二偏平部24、25の厚み寸法Fft、Sft、また第三偏平部35の幅寸法Tfwと第一、第二偏平部24、25の幅寸法Ffw、Sfw、そして第三偏平部35の長さ寸法Tflと第一、第二偏平部24、25の長さ寸法Ffl、Sflとは、第三偏平部35の各寸法と第一、第二偏平部24、25の各寸法とを同じ寸法とすることが好ましく、同じ寸法にすることにより第一偏平部24、第二偏平部25および第三偏平部35の曲げやすさのバランスをとることができ、第一リード部23aの位置や形状を矯正しやすくすることができる。
次に、この図5に示したコイル部品の第一偏平部24と第三偏平部35を互いに反対方向に曲げて矯正した例について図7を用いて説明する。
図7に示すように、第一リード部23aの第一偏平部24は方向28(図7において垂直方向)の図面上側向きに、第一リード部23aの第三偏平部35は方向28の図面下側向きに曲げて、第一リード部23aの先端側の位置を方向28の図面上側へ平行に移動させている。
また、第二リード部23bの第一偏平部24は方向28の図面下側向きに、第一リード部23aの第三偏平部35は方向28の図面上側向きに曲げて、第二リード部23bの先端側の位置を方向28の図面下側へ平行に移動させている。
このようにして、リード部23の先端側を方向29から見たときに方向28において上下平行な位置に矯正することができ、高さの異なる板状のバスバー(図示していない)に重ねて抵抗溶接することができる。
また、このとき第二偏平部25を曲げることにより、リード部23の先端を水平方向(図7において方向29)において移動させることができ、高さおよび間隔の異なるバスバーに重ねて抵抗溶接をすることができるものである。
そして、バスバーの異なる高さ、間隔への調整は第一、第二、第三偏平部24、25、35の曲げ量を適宜調節して行うことができるものである。
なお、図1、図5に示したコイル部品では、第一リード部23aと第二リード部23bがボディー部22同じ方向に突出した例で説明したが、同じ方向に限定されるものではなく、例えば第一リード部23aと第二リード部23bを互いにボディー部22の反対方向に突出させてもよく、第一リード部23aと第二リード部23bそれぞれに同様の作用効果を得ることができ、ボディー部22の両側に配置されたバスバーにあわせて第一リード部23aと第二リード部23bを接続することができる。
また、図1、図5に示したコイル部品では、第一偏平部24をボディー部22の外側に形成した例で説明したが、図8のように、リード部23がボディー部22から突出する部分に形成してもよく、このようにすることにより、ボディー部22が本実施の形態のように鉄系の金属磁性体粉末と熱硬化性の結合剤を混合した複合材料にコイル部21を埋め込んで加圧成形するときに、太いリード部23より厚みの薄い第一偏平部24の方が成形金型から複合磁性材料が漏れにくくすることができ、また、リード部23に掛かる応力がボディー部22に伝わることを低減して、ボディー部22にクラックが発生することを抑制できるものである。
本発明に係るコイル部品は、電子機器の異なるバスバーの間隔にあわせてコイル部品のリード部の位置、形状の矯正を容易にして、コイル部品の汎用性の高めることができ、産業上有用である。
21 コイル部
22 ボディー部
23 リード部
23a 第一リード部
23b 第二リード部
24 第一偏平部
25 第二偏平部
26 連成部
27 方向
28 方向
29 方向
30 膨出部
31 押し込み側平面部
32 受け側平面部
32a 受け側平面部の延びた部分
33 バスバー
33a バスバー
33b バスバー
34 溶接部
35 第三偏平部

Claims (2)

  1. 断面が円形状の導線巻回されたコイル部と、
    前記コイル部内蔵されたボディー部と、
    前記コイル部の両端部前記ボディー部から突出さたリード部とを備え、
    前記リード部
    前記リード部の径方向の断面において厚み方向が前記リード部の径寸法より小さく、幅方向が前記リード部の径寸法より大き偏平状の第一偏平部と第二偏平部とを有し
    前記第一、第二偏平部のそれぞれの両側には、前記リード部の径寸法の部分と前記第一、第二偏平部の厚み寸法の部分とを繋いだ連成部を有し、
    前記第一偏平部と前記第二偏平部とは、
    前記第一偏平部側の前記連成部と前記第二偏平部側の前記連成部との間に、前記リード部の径寸法の0.8〜3.0倍の間隔を有し、
    前記第一偏平部の厚み方向と前記第二偏平部の厚み方向が直交するように配置されている、コイル部品。
  2. 前記リード部
    前記リード部の径方向の断面において厚み方向が前記リード部の径寸法より小さく、幅方向が前記リード部の径寸法より大き偏平状の第三偏平部をさらに有し
    前記第三偏平部の両側には、前記リード部の径寸法の部分と前記第三偏平部の厚み寸法の部分とを繋いだ連成部を有し、
    前記第二偏平部と前記第三偏平部とは、
    前記第二偏平部側の前記連成部と前記第三偏平部側の前記連成部との間に、前記リード部の径寸法の0.8〜3.0倍の間隔を有し、
    前記第三偏平部の厚み方向前記第一偏平部の厚み方向と同じ方向に配置されている、請求項1記載のコイル部品。
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