JP6612598B2 - 門扉及び門扉の製造方法 - Google Patents

門扉及び門扉の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、キャスターの間隔を調整できる門扉及び門扉の製造方法に関する。
従来、レールを走行する門扉のキャスターは、特許文献1に示されているように、門扉本体を構成する前桟と後桟の下部に台座を設け、台座間に一本の車軸を支持し、車軸の両端部に車輪を枢着した構成となっており、前後の車輪及びレールの間隔は門扉本体の前後方向寸法に応じて決まってくるので、その寸法は門扉本体の種類によってまちまちであった。そのため、古くなった門扉を新しいものに交換しようとすれば、新しいものの車輪の間隔は異なっている場合が多く、レールを新たに設置しなおさなければならず、元のレールをそのまま利用しようとすれば、新しい門扉の選択の幅が大きく狭められる。
実開平5−38295号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑み、前後のキャスターの車輪の間隔を変更できる門扉及び門扉の製造方法の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による門扉は、門扉本体と、前後のキャスターを備え、少なくとも前後いずれかのキャスターはキャスター台座を有し、キャスター台座は、門扉本体に設けたキャスター取付部に前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスターを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスターは、キャスター台座の前後方向の一方側に偏った位置に取付けた状態と、反転したキャスター台座の前後方向の他方側に偏った位置に取付けた状態とで、位置が前後方向に異なることを特徴とする。
キャスター取付部は、キャスター台座をねじ止めするねじの挿通孔が前後方向の長孔になっているものとすることができる。
キャスター取付部は、キャスター台座をねじ止めするねじの挿通孔が前後方向に間隔をおいて複数設けてあってもよい。
請求項2記載の発明による門扉の製造方法は、門扉本体と、前後のキャスターを備え、少なくとも前後いずれかのキャスターはキャスター台座を有し、キャスター台座は、門扉本体に設けたキャスター取付部に前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスターを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスター台座をキャスター取付部から取外す工程とキャスターをキャスター台座から取外す工程の後に、キャスター台座を前後反転させる工程とキャスターの門扉本体に対する向きがキャスター台座から取外す前と同じ向きになるようにキャスターをキャスター台座に取付ける工程とキャスター台座をキャスター取付部に取付ける工程とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による門扉は、少なくとも前後いずれかのキャスターはキャスター台座を有し、キャスター台座は、門扉本体に設けたキャスター取付部に前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスターを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスターは、キャスター台座の前後方向の一方側に偏った位置に取付けた状態と、反転したキャスター台座の前後方向の他方側に偏った位置に取付けた状態とで、位置が前後方向に異なるため、前後のキャスターの車輪の間隔を変更することができる。
キャスター取付部は、キャスター台座をねじ止めするねじの挿通孔が前後方向の長孔になっているものであれば、キャスター台座を前後反転することに加え、キャスター取付部へのキャスター台座の取付位置を前後方向に任意に調整できるため、前後のキャスターの車輪の間隔を調整できる範囲が広くなり、しかも既存のレールの間隔に合わせて車輪の間隔を微調整できる。
キャスター取付部は、キャスター台座をねじ止めするねじの挿通孔が前後方向に間隔をおいて複数設けてあるものであれば、キャスター台座を前後反転することに加え、キャスター取付部の複数のねじの挿通孔を選択的に用いることによってもキャスターの位置が前後方向に移動するため、前後のキャスターの車輪の間隔をより大きく変更することができる。また、反対側のキャスターが長孔で前後方向に位置を任意に調整できる場合に、こちら側のキャスターを基準として反対側のキャスターの位置調整を行うことで、左右方向に複数設けられた前後のキャスターの前後位置を揃えて位置調整するのが容易である。
請求項2記載の発明による門扉の製造方法は、キャスター台座をキャスター取付部から取外す工程とキャスターをキャスター台座から取外す工程の後に、キャスター台座を前後反転させる工程とキャスターの門扉本体に対する向きがキャスター台座から取外す前と同じ向きになるようにキャスターをキャスター台座に取付ける工程とキャスター台座をキャスター取付部に取付ける工程とを有することで、前後のキャスターの車輪の間隔を変更することができる。
門扉本体の下部を拡大して示す側面図である。 本発明の門扉の一実施形態を示す正面図である。 門扉本体の側面図である。 道路側のキャスター部の分解斜視図であって、(a)はキャスターを内側に取付ける場合、(b)はキャスターを外側に取付ける場合を示す。 敷地側のキャスター部の分解斜視図であって、(a)はキャスターを内側に取付ける場合、(b)はキャスターを外側に取付ける場合を示す。 (a)はキャスター台座の側面図、(b)はキャスター台座の底面図、(c)はキャスター台座の正面図、(d)はキャスター台座の前後反転した状態の底面図である。 門扉本体下部の側面図であって、前後のキャスターの間隔を段階的に広げていく様子を示す。 門扉本体下部の側面図であって、前後のキャスターの間隔を段階的に広げていく様子を示す(図7−1の続き)。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜5は、本発明の門扉の一実施形態を示している。本門扉は、道路と敷地の境界に設置される伸縮門扉であり、図2に示すように、左右方向に間隔をおいて地面から立設した吊元支柱9及び戸当り支柱10と、複数の格子材11,11,…をパンタグラフ状のリンク12で連結し、伸縮自在に構成された門扉本体1を備える。門扉本体1の戸尻側端部の格子材11cは、吊元支柱9に連結してあり、門扉本体1の戸先側端部の格子材11aの戸先側には引手格子13が取付けてあり、引手格子13には引手14と錠15が設けてある。戸先側端部の格子材11aの下端部と中間の格子材11bの下端部には、前後一対のキャスター2a,2bが設けてあり、各キャスター2a,2bが地面に敷設したレール16,16に案内されている。
各格子材11は、図3に示すように、前後に間隔をおいて配置された2本の縦格子材17,17と、両縦格子材17,17の上端部と下端部を連結する横格子材18,19とで矩形の枠状に形成してあり、前後の縦格子材17,17間のスペースにリンク12を配置してある。
キャスター2a,2bが取付く格子材11a,11bの下端部には、キャスター2a,2bの位置を前後方向に調整可能に取付けるためのキャスター取付部4a,4bが設けてある。道路側のキャスター取付部4aは、図1,4に示すように、縦格子材17にネジで固定したベース20と、ベース20の左右側面に取付けた側板21,21を有し、外側の下部側が開放した形状となっている。なお、本明細書中において「外側」とは、門扉の前後方向のセンターラインC(図1参照)から遠ざかる方向を意味し、「内側」とは、同センターラインCに近づく方向を意味する。各側板21には後述するキャスター台座3aを取付けるためのねじ22aの挿通孔8a,8bが、前後方向に間隔をおいて複数設けてある。内側のねじ挿通孔8aと外側のねじ挿通孔8bとの間の距離は、46.5mmとなっている。ベース20の下壁には、キャスター2aの下部を固定するためのねじ23aが螺入する雌ねじ孔24が設けてある。敷地側のキャスター取付部4bは、図1,5に示すように、道路側と同様に、縦格子材17にネジで固定したベース20と、ベース20の左右側面に取付けた側板21,21を有し、外側の下部側が開放した形状となっている。各側板21には、キャスター台座3bを取付けるためのねじ22bの挿通孔7が前後方向の長孔7に形成してある。長孔7の前後方向長さは、48mmとなっている。
道路側及び敷地側のキャスター2a,2bは、図1,4,5に示すように、四角いブロック状のベース部25と、ベース部25に固定した軸26と、軸26に回転自在に保持した車輪27と、車輪27を覆うカバー28と、ベース部25の下部に内側に向けて突出して設けた下部固定板29を有している。下部固定板29には、前後方向の長孔30が設けてある。各キャスター2a,2bは、ベース部25の上面にキャスター台座3a,3bを上方からの2本のねじ31,31で取付けた上で、キャスター台座3a,3bをキャスター取付部4a,4bの側板21,21間に差し入れ、左右両側から1本ずつのねじ22a,22bでキャスター台座3a,3bを各側板21,21に固定すると共に、キャスター2a,2bの下部固定板29の長孔30に下方より挿入したねじ23a,23bをキャスター取付部4a,4b下面の雌ねじ孔24に螺入している。こうしてキャスター2a,2bは、キャスター台座3a,3bを介してキャスター取付部4a,4bに取付けている。
先に述べたように、道路側のキャスター取付部4aは、側板21にキャスター台座3aをねじ止めするためのねじの挿通孔8a,8bが前後方向に間隔をおいて複数設けてあるため、これらのねじ挿通孔8a,8bを選択的に用いることで、道路側のキャスター2aを前後方向に移動することができる。敷地側のキャスター取付部4bは、側板21にキャスター台座3bをねじ止めするためのねじの挿通孔7が前後方向の長孔7に形成してあるため、長孔7の範囲で敷地側のキャスター2bを前後方向に任意に移動することができる。
キャスター台座3a,3bは、底壁32と一対の側壁33,33とを有するコ字型断面となっており、図6に示すように、底壁32にはキャスター2a,2b用の取付孔(バカ孔)6,6が前後方向の一方側に偏った位置に設けてあり、側壁33,33にはキャスター取付部4a,4b用の取付孔(雌ねじ孔)34a,34bが前後方向の他方側に偏った位置に設けてあり、キャスター用の取付孔6,6とキャスター取付部4a,4b用の取付孔34a,34bとは、前後方向にずれた位置に設けてある。図1に示すように、キャスター2a,2b用の取付孔6,6は、2箇所とも用いられるが、キャスター取付部4a,4b用の取付孔34a,34bは、取付状態において外側に位置する方の取付孔34a又は34bが用いられる。
キャスター台座3a,3bは、門扉本体1のキャスター取付部4a,4bに前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスター2a,2bを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものである。図4(a)と図5(a)に示すように、キャスター2a,2b用の取付孔6,6が内側に偏った向きでキャスター台座3a,3bをキャスター2a,2bに取付けた場合には、キャスター2a,2bは、図1中に実線で示すように、内側に位置する。図4(b)と図5(b)に示すように、キャスター台座3a,3bを前後反転し、キャスター2a,2b用の取付孔6,6が外側に偏った向きでキャスター台座3a,3bをキャスター2a,2bに取り付けると、図1中に点線で示すように、キャスター2a,2bが外側に移動する。キャスター台座3a,3bを前後反転することによるキャスター2a,2bの移動量は、48.5mmであり、敷地側のキャスター取付部4bの長孔7の前後方向長さと略同じにしてある。
本門扉は、既存の門扉を新しいものに取り換えるにあたり、既に施工されているレール16,16をそのまま利用して設置できるものであり、そのために前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔を410mmから600mmまでの広い範囲で任意に調整することができる。以下、前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔をレール16,16の間隔に合わせて段階的に広げてゆく手順を説明する。
図7−1(a)は、レール間隔が最も狭い410mmの場合を示しており、このときにはキャスター台座3a,3bが道路側、敷地側とも、キャスター2a,2b用の取付孔6,6が内側に偏った向きでキャスター2a,2bに取付けてあり、道路側のキャスター2aはキャスター取付部4aの内側の取付孔8aを用いて取付けてあり、敷地側のキャスター2bはキャスター取付部4bの長孔7の最も内側でねじ止めしてある。
図7−1(b)は、レール間隔が410〜455mmのレール16,16上に門扉本体1を設置する場合を示している。このときの手順を説明すると、まず敷地側のキャスター2bをキャスター取付部4bに固定している上下のねじ22b,23bを緩め、敷地側のキャスター2bを自由に動く状態とする。次に、道路側のキャスター2aを道路側のレール16にのせる。次に、敷地側のキャスター2bの位置を敷地側のレール16の位置に合わせて調整する。その後、敷地側のキャスター取付部4bの上下のねじ22b,23bを締めて、敷地側のキャスター2bを固定する。このように、道路側のキャスター2aの位置を基準にして敷地側のキャスター2bの位置調整を行うことで、複数の格子材11a,11bの道路側と敷地側の各キャスター2a,2bをそれぞれ前後位置を揃えて位置調整するのが容易である。
図7−1(c)は、レール間隔が456〜504mmのレール16,16上に門扉本体1を設置する場合を示している。このときには、道路側のキャスター2aをキャスター取付部4aに固定している上側のねじ22aを取外し、下側のねじ23aを緩める。その後、道路側のキャスター2aを外側に動かし、取外したねじ22aにてキャスター取付部4aの一番外側の取付孔8bにキャスター台座3aを固定し、下側のねじ23aを締め付ける。これにより、道路側のキャスター2aが図7−1(b)のときよりも外側に46.5mm移動する。後は、レール間隔が410〜455mmのときと同様に、敷地側のキャスター2bの調整を行う。このようにすることで、複数の格子材11a,11bで道路側のキャスター2aの前後位置は同じになり、道路側のキャスター2aの位置を基準にして敷地側のキャスター2bの位置調整を行うことで、複数の格子材11a,11bの敷地側のキャスター2bの前後位置も同じに調整できるから、各キャスター2a,2bの位置調整を短時間で正確に行える。
図7−2(d)は、レール間隔が505〜552mmのレール16,16上に門扉本体1を設置する場合を示している。このときには、道路側のキャスター2aをキャスター取付部4aに固定している上下のねじ22a,23aを取外し、キャスター台座3aをキャスター取付部4aから取外す。その後、キャスター2aをキャスター台座3aに取付けているねじ31,31を外し、キャスター台座3aからキャスター2aを取外す。その後、図4(b)に示すように、キャスター台座3aを前後反転し、門扉本体1に対する向きが取外す前と同じ向きになるようにキャスター2aをねじ31,31でキャスター台座3aに取付ける。その後、キャスター台座3aをキャスター取付部4aの外側の取付孔8bにねじ22aで固定し、下側のねじ23aも取付ける。このようにキャスター台座3aを前後反転することで、図7−1(c)のときよりも道路側のキャスター2aが外側に48.5mm移動する。後は、レール間隔が410〜455mmのときと同様に、敷地側のキャスター2bの調整を行う。
図7−2(e)は、レール間隔が553〜600mmのレール16,16上に門扉本体1を設置する場合を示している。このときには、敷地側のキャスター2bをキャスター取付部4bに固定している上下のねじ22b,23bを取外し、キャスター台座3bをキャスター取付部4bから取外す。その後、キャスター2bをキャスター台座3bに取付けているねじ31,31を外し、キャスター台座3bからキャスター2bを取外す。その後、図5(b)に示すように、キャスター台座3bを前後反転し、門扉本体1に対する向きが取外す前と同じ向きになるようにキャスター2bをねじ31,31でキャスター台座3bに取付ける。その後、キャスター台座3bをキャスター取付部4bの長孔7にねじで取付ける。このようにキャスター台座3bを前後反転することで、図7−2(d)のときよりも敷地側のキャスター2bが外側に48.5mm移動する。後は、レール間隔が41〜455mmのときと同様に、敷地側のキャスター2bの調整を行う。
以上に述べたように本門扉は、前後のキャスター2a,2bにキャスター台座3a,3bを有し、キャスター台座3a,3bは、門扉本体1に設けたキャスター取付部4a,4bに前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスター2a,2bを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスター2a,2bは、キャスター台座3a,3bの前後方向の一方側に偏った位置に取付けた状態と、反転したキャスター台座3a,3bの前後方向の他方側に偏った位置に取付けた状態とで、位置が前後方向に異なるため、前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔を変更することができる。
本発明の門扉の製造方法は、キャスター台座3a,3bをキャスター取付部4a,4bから取外す工程とキャスター2a,2bをキャスター台座3a,3bから取外す工程の後に、キャスター台座3a,3bを前後反転させる工程とキャスター2a,2bの門扉本体1に対する向きがキャスター台座3a,3bから取外す前と同じ向きになるようにキャスター2a,2bをキャスター台座3a,3bに取付ける工程とキャスター台座3a,3bをキャスター取付部4a,4bに取付ける工程とを有することで、前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔を変更することができる。
さらに本門扉は、敷地側のキャスター取付部4bは、キャスター台座3bをねじ止めするねじ22bの挿通孔7が前後方向の長孔7になっているため、キャスター台座3bを前後反転することに加え、キャスター取付部4bへのキャスター台座3bの取付位置を前後方向に任意に調整できるため、前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔を調整できる範囲が広くなり、しかも既存のレール16,16の間隔に合わせて車輪27,27の間隔を微調整できる。
さらに本門扉は、道路側のキャスター取付部4aは、キャスター台座3aをねじ止めするねじ22aの挿通孔8a,8bが前後方向に間隔をおいて複数設けてあるため、キャスター台座3aを前後反転することに加え、キャスター取付部4aの複数のねじ挿通孔8a,8bを選択的に用いることによってもキャスター2aの位置が前後方向に移動するため、前後のキャスター2a,2bの車輪27,27の間隔をより大きく変更することができる。
道路側のキャスター2aと敷地側のキャスター2bが両方とも長孔で取付位置を前後方向に任意に調整可能とした場合には、キャスター2a,2bが取付く複数の格子材11a,11bの間で各キャスター2a,2bの前後方向位置を同じに調整するのが困難で、キャスター2a,2bの位置がずれると門扉本体1が波打ってしまい、見た目も悪く、動作にも支障をきたす。本門扉は、道路側のキャスター取付部4aに取付孔(丸穴)8a,8bを前後方向に間隔をおいて複数設けることで、レール間隔に応じて道路側のキャスター2aを前後方向の所定の複数の位置に取付位置を変更自在であり、敷地側のキャスター取付部4bに取付孔7を前後方向の長孔7で形成することで、敷地側のキャスター2bの取付位置を前後方向に任意に調整できるようにしたので、道路側のキャスター2aの位置を基準にして敷地側のキャスター2bの位置を調整することで、レール間隔に合わせて複数の格子材11a,11bのキャスター2a,2bの前後位置を揃えて位置調整するのが容易である。
また本門扉は、道路側のキャスター取付部4aの取付孔(丸穴)8a,8bの間隔を敷地側のキャスター取付部4bの長孔7の前後方向長さよりも若干短くし、キャスター台座3a,3bを前後反転することによるキャスター2a,2bの移動量を前記長孔7の前後方向長さと略同じに設定したことで、対応できるレール間隔の範囲を最大限大きくできると共に、その範囲内全体にわたって途切れることなくキャスター2a,2bの間隔を調整することができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。キャスター取付部やキャスター、キャスター台座の形態、材質等は、適宜変更することができる。キャスター台座のキャスター取付部への取付け、及びキャスターのキャスター台座への取付けは、ねじ止めに限らず、例えばピン止めや嵌合取付け等、種々の手段を用いることができる。実施形態は、キャスター台座を前後反転することによるキャスターの移動と、複数の取付孔(丸穴)によるキャスターの移動と、長孔によるキャスターの移動を組み合わせたものとなっているが、必ずしもそれら全ての機能を有するものでなくともよい。例えば、キャスター台座を前後反転することによるキャスターの移動のみが行えるものや、それに長孔によるキャスターの移動を組み合わせたものであってもよい。キャスター台座を前後のキャスターのうちの一方のみに設けたものであってもよい。また、道路側のキャスターの位置を長孔で任意に調整可能とし、敷地側のキャスターの位置を複数の丸孔により移動可能としてもよい。門扉の製造方法に係る発明において、キャスター台座をキャスター取付部から取外す工程とキャスターをキャスター台座から取外す工程とは並列の関係にあり、そのどちらを先に行ってもよい。実施形態では、キャスター台座をキャスター台座から取外してから、キャスター台座からキャスターを取外しているが、キャスター台座からキャスターを取外してから、キャスター台座をキャスター取付部から取外すこともできる。また、キャスター台座を前後反転させる工程とキャスターをキャスター台座に取付ける工程とキャスター台座をキャスター取付部に取付ける工程とは並列の関係にあり、それらの工程をどの順番で行ってもよい。例えば、キャスター台座にキャスターを取付けた後に前後反転し、それをキャスター取付部に取付けることもできる。門扉本体の構成は任意であり、伸縮門扉に限らず、引戸式の門扉であってもよい。
1 門扉本体
2a,2b キャスター
3a,3b キャスター台座
4a,4b キャスター取付部
6 キャスター用の取付孔
7 ねじ挿通孔(長孔)
8a,8b ねじ挿通孔(丸孔)

Claims (2)

  1. 門扉本体と、前後のキャスターを備え、少なくとも前後いずれかのキャスターはキャスター台座を有し、キャスター台座は、門扉本体に設けたキャスター取付部に前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスターを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスターは、キャスター台座の前後方向の一方側に偏った位置に取付けた状態と、反転したキャスター台座の前後方向の他方側に偏った位置に取付けた状態とで、位置が前後方向に異なることを特徴とする門扉。
  2. 門扉本体と、前後のキャスターを備え、少なくとも前後いずれかのキャスターはキャスター台座を有し、キャスター台座は、門扉本体に設けたキャスター取付部に前後反転して取付け・取外し自在であるとともに、前後反転することでキャスターを前後方向の一方側に偏った位置と前後方向の他方側に偏った位置とに取付け・取外し自在なものであり、キャスター台座をキャスター取付部から取外す工程とキャスターをキャスター台座から取外す工程の後に、キャスター台座を前後反転させる工程とキャスターの門扉本体に対する向きがキャスター台座から取外す前と同じ向きになるようにキャスターをキャスター台座に取付ける工程とキャスター台座をキャスター取付部に取付ける工程とを有することを特徴とする門扉の製造方法。
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