JP6611417B2 - 保育器 - Google Patents
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Description
これにより、発熱体からマットの上面に向かって直接放射される直射熱線と、反射面によって反射されてからマットの上面に向かって放射される反射熱線とが、長方形状のマットの上面全体をほぼ一様に又はおよそ一様に加温できるようになっている。
一方、特許文献2に記載される保育器では、長方形状のマットの上面全体をほぼ一様に又はおよそ一様に加温できることが記載されているが、マットの斜め上方から熱線を照射する構成では、マットの上面全体に一様に熱線を放射するための反射面の形態が複雑なものとなるため、製作が難しい。
そして、このように反射器を備える加熱器においては、発熱体からマットの上面に向かって直接放射される直接熱線と、反射器の反射面によって反射されてからマットの上面に向かって放射される反射熱線との重ね合せにより、マットの上面全体を加温するようになっている。この場合において、マットの上面の中心付近は、側部に比べて発熱体が近い位置に配置されていることから、通常は他の部分よりも加温されやすく、中心付近の温度が高くなり過ぎることが懸念される。この点、本発明の保育器では、反射器の反射面を、平面矩形状の反射面部を複数連接させて設けるとともに、中心側の反射面部の幅を小さく、端部側の反射面部の幅を大きく設定している。これにより、反射面の中心付近では、細かく区切られた反射面部により各反射面部の接続部を多く設けることができ、これら接続部により熱線の正反射を阻害して、反射面部から反射される熱線の量を少なくすることができる。一方、反射面の端部付近では、大きく区切られた反射面部が設けられているので、接続部を少なくでき、反射面部から反射される熱線の量を多くすることができる。したがって、発熱体からマットの上面に向かって直接放射される直射熱線と、反射面によって反射されてからマットの上面に向かって放射される反射熱線とにより、長方形状のマットの上面全体をほぼ一様に又はおよそ一様に温度むらを生じさせることなく加温できる。
各反射面部を自由曲線の接線上に配置した形状の反射面とすることで、発熱体を点源として放射される熱線をマットの上面に向かって収束させることができるので、マットの上面を効率的に加温することができる。
側部反射面により、発熱体から放射される熱線を反射面の両側部から逃すことなくマットの上面に収束させることができ、発熱体による加温効率をより一層向上させることがで
きる。
[保育器の全体構成]
保育器1は、図1〜図3に全体を示したように、キャスター2により移動自在な基台(架台)3を備えている。そして、この基台3には、下側の支柱4(以下、下側支柱と称す。)が立設されている。また、この下側支柱4の上端部には、臥床台5が取り付け固定されているとともに、上側の支柱8(以下、上側支柱と称す。)が立設されている。また、上側支柱8の上端部には、キャノピ9が片持ち支持されている。
加熱器10は、図4に示すように、ロッド状の発熱体20と、反射器30とを備える。
ロッド状の発熱体20には、発熱要素をほぼ円筒形状などのほぼ筒状のセラミックで被覆した遠赤外線セラミックヒータや、ニクロム線などの抵抗線のコイルからなる発熱要素をほぼ円筒形状などのほぼ筒状の石英管に収容した石英管ヒータ又はステンレスパイプに収容したシーズヒータを好適に用いることができる。本実施形態においては、発熱体20は、例えば直径が15mmで長さが350mmの遠赤外線セラミックヒータ(発熱長は250mm)により構成されている。そして、図4に示すように、発熱体20の軸心z方向と、マット6の縦方向(児の頭部から脚部に向かう方向であり、マット6の長手方向)とが、ほぼ平行に配置されている。また、この発熱体20の中心(軸心z)と、マット6の横方向(マット6の短手方向)の中心とが、互いにほぼ垂直線上に配置されるとともに、発熱体20の軸心z方向の中心と、マット6の縦方向の中心とが、互いにほぼ垂直線上に配置されている。また、図4に示すように、本実施例の保育器1において、発熱体20の中心(軸心z)からマット6の上面までの垂直方向における距離L1は、約900mmとされる。
反射器30は、例えば、鏡面加工したアルミニウム板をプレス加工などにより成形することによって、形成することができ(例えば、純度99%以上のアルミニウム製)、反射面31及び側部反射面33の熱線反射率は、例えば約95%又はそれ以上とされる。
図10には、発熱体20の中心(軸心z)からマット6の上面に向かって放射される熱線51,52をこの発熱体20の軸心z方向から見た状態が示されている。この場合、熱線51,52のうちの発熱体20の中心からマット6の上面に向かって直接放射される直射熱線51は、実線で示されている。また、熱線51,52のうちの発熱体20の中心から放射された後に反射面31によって反射されてからマット6の上面に向かって放射される反射熱線52は、二点鎖線で示されている。また、図11は上記の直接熱線51のみを示す図10と同様の図であり、図12は上記の反射熱線52のみを示す図10と同様の図である。
また、反射器30は、図6及び図7に示すように、反射面31の軸心z方向の両側部を塞ぐ一対の側部反射面33を備えており、この一対の側部反射面33は、反射面31の中央から端部にかけて互いに離間するように傾斜して設けられていることから、これら側部反射面33により、発熱体20から放射される熱線を反射面31の両側部から逃すことなくマット6の上面に収束させることができ、発熱体20による加温効率をより一層向上させることができる。
2 キャスター
3 基台
4 下側支柱
5 臥床台
6 マット
7 落下防止板
8 上側支柱
9 キャノピ
10 加熱器
20 発熱体
30 反射器
31 反射面
31a〜31l 反射面部
32 上側反射板部
33 側部反射面
34 側部反射板部
35 被取付部
36 帯状突出部
37 屈曲部
38 貫通孔
81 制御表示部
82 取付レール
91 照明灯
Claims (3)
- 児を横たわらせるためのマットと、
該マットの上面に熱線を放射することができる加熱器とを備え、
前記加熱器は、
前記マットの前記上面の中心に対してほぼ上方にその中心を有するロッド状の発熱体と、該発熱体をその軸心周りに上方から覆う反射面を有する反射器とを備え、
前記反射面は、上記発熱体の軸心方向とほぼ平行に延在する複数の平面矩形状の反射面部を該軸心方向と直交する方向に互いに隣接して順次配列することにより構成されており、
各反射面部は、前記反射面の中央から前記直交する方向の端部に向かうにつれて、前記反射面の中央に配置される前記反射面部に対して大きく傾斜して設けられるとともに、幅が大きく設けられており、
前記反射面により反射されて前記マットの上面に向かって放射される反射熱線と、前記加熱器から前記マットの上面に向かって直接放射される直接熱線とを重ね合わせることにより、前記マットの上面全体をほぼ一様に加熱することを特徴とする保育器。 - 前記反射面の前記反射面部は、前記軸心方向と直交する方向の切断面が、自由曲線の接線上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
- 前記反射器は、前記反射面の前記軸心方向の両側部を塞ぐ一対の側部反射面を備えており、該一対の側部反射面は、前記反射面の中央から前記直交する端部にかけて互いに大きく離間するように傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保育器。
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