JP6611369B2 - 繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆う強化繊維層とを含む。
上記中心層を含む上記天板の幅方向両側に上記中空リブが、金属製芯材を含まない状態で一体成形されている。
上記中心層は、複数の長手方向に延びる強化繊維束又は繊維マットが硬化性樹脂で覆われて構成されている。
上記中心層は、該中心層を中心として対称に上記強化繊維層で覆われている。
上記強化繊維層の外側がさらに外側繊維マット層で覆われている。
上記中空リブの下面の上記中心層は、上記強化繊維層なしで上記外側繊維マット層で覆われている。
難燃材又は不燃材を含む硬化性樹脂で覆われている。
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆う強化繊維層とを
上記中心層が該中心層を中心として対称に上記強化繊維層で覆われるようにしながら樹脂を含浸させて引き抜き成形する。
上記引き抜き成形時に上記強化繊維層の外側をさらに外側繊維マット層で覆い、上記中空リブの下面の上記中心層は上記外側繊維マット層のみで覆う。
図2は本発明の実施形態に係る繊維強化樹脂成形品としての絶縁性保護板1が設けられた地下鉄の軌道10を示す。この軌道10には地下鉄の車輪(図示しない)を支持する一対の軌条11と、これらの軌条11を支持する枕木12と、枕木12を軌条11に固定する固定部材13とが設けられている。一対の軌条11に平行に地下鉄に電力を供給する第3軌条14が支持部15に支持された状態で設けられている。そしてこの第3軌条14の少なくとも上方が絶縁性保護板1で覆われている。
次に、本実施形態に係る絶縁性保護板1の製造方法について図3及び図4を用いて説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
1a 天板
1b 中空リブ
2 中心層
2a ガラスロービング
2b ロービングロール
3 クロス層(強化繊維層)
3a ガラス繊維クロス
3b クロスロール
4 外側繊維マット層
4a ガラス繊維マット
5 硬化性樹脂
5a 樹脂槽
10 軌道
11 軌条
12 枕木
13 固定部材
14 第3軌条
15 支持部
16 側板
17 保護板支持部材
20 ガイド
21 金型
22 引取装置
23 切断機
Claims (10)
- 長手方向に延びる中空リブ及び板状の天板を含む長尺の繊維強化樹脂成形品であって、
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆う強化繊維層とを含み、
上記中心層を含む上記天板の幅方向両側に上記中空リブが、金属製芯材を含まない状態で一体成形されている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 長手方向に延びる中空リブ及び板状の天板を含む長尺の繊維強化樹脂成形品であって、
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆うクロス層よりなる強化繊維層とを含み、
上記中心層を含む上記天板に上記中空リブが、金属製芯材を含まない状態で一体成形されており、
難燃材又は不燃材を含む硬化性樹脂で覆われている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 請求項1又は2に記載の繊維強化樹脂成形品において、
上記中心層は、複数の長手方向に延びる強化繊維束又は繊維マットが硬化性樹脂で覆われて構成されている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 請求項3に記載の繊維強化樹脂成形品において、
上記中心層における天板の中空リブが設けられていない部分は、該中心層を中心として対称に上記強化繊維層で覆われている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 請求項3又は4に記載の繊維強化樹脂成形品において、
上記強化繊維層の外側がさらに外側繊維マット層で覆われている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 請求項5に記載の繊維強化樹脂成形品において、
上記中空リブの下面の上記中心層は、上記強化繊維層なしで上記外側繊維マット層で覆われている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 請求項1に記載の繊維強化樹脂成形品において、
難燃材又は不燃材を含む硬化性樹脂で覆われている
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品。 - 長手方向に延びる中空リブ及び板状の天板を含む長尺の繊維強化樹脂成形品の製造方法であって、
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆う強化繊維層とを
上記中心層における天板の中空リブが設けられていない部分が該中心層を中心として対称に上記強化繊維層で覆われるようにしながら樹脂を含浸させて引き抜き成形し、
上記中心層を含む上記天板の幅方向両側に上記中空リブを、金属製芯材を含まない状態で一体成形する
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品の製造方法。 - 請求項8に記載の繊維強化樹脂成形品の製造方法において、
上記引き抜き成形時に上記強化繊維層の外側をさらに外側繊維マット層で覆い、上記中空リブの下面の上記中心層は上記外側繊維マット層のみで覆う
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品の製造方法。 - 長手方向に延びる中空リブ及び板状の天板を含む長尺の繊維強化樹脂成形品の製造方法であって、
上記中空リブ及び上記天板を構成する強化繊維を含む中心層と、
少なくとも上記天板の上下面及び上記中空リブの幅方向両側面における上記中心層の周囲を連続して覆うクロス層よりなる強化繊維層とを
上記中心層における天板の中空リブが設けられていない部分が該中心層を中心として対称に上記強化繊維層で覆われるようにしながら硬化性樹脂を含浸させて金型の一端側から引き込み、
金型内で上記硬化性樹脂を硬化させ、上記中心層を含む上記天板に上記中空リブを、金属製芯材を含まない状態で一体成形する
ことを特徴とする繊維強化樹脂成形品の製造方法。
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JP2017204509A JP6611369B2 (ja) | 2017-10-23 | 2017-10-23 | 繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 |
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JP2017204509A Active JP6611369B2 (ja) | 2017-10-23 | 2017-10-23 | 繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 |
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