JP6611169B2 - デスクトップフレーム及びデスクシステム - Google Patents

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Description

本発明は、デスクトップフレーム及びデスクシステムに関する。
オフィスや工場、その他の空間において電源ケーブルや通信ケーブル等を配線するため、床下に配線のための空間を設けたり(床下配線)、部屋の上部(天井部分)に水平にラダー(梯子)を据え付けたりすることがある(天井配線)。床下配線の場合は、例えばデスク下部から直接デスクダクト部材に配線を導く。天井配線の場合、上方からの配線を挿通可能なダクト部材を備え、幅方向に連結して拡張可能な作業台や、部屋等の空間を区画するために設けられる屋内用フレーム構造体に配線を挿通する技術も提案されている(例えば、特許文献1〜3)。
特開2015−47569号公報 特開2014−24647号公報 特許第4582924号公報
部屋の上部(天井部分)からデスク周辺の機器に配線を行う場合、デスク上に接続されるフレーム部材に配線を挿通することで、机上を整理し外観を向上させることができる。しかしながら、デスクを形成する集合体が複数存在する場合、デスクの集合体の各々へ配線を行う必要があったり、部屋の上部からの配線の始点や終点、経路等が限定される場合には配線の露出部分が多くなり、外観上や安全上好ましく無い場合もあった。
本発明は、上記の問題に鑑み、設置環境に係らず、作業空間全体への配線を収容可能なデスクトップフレームを提供することを目的とする。
本発明に係るデスクトップフレームは、デスクの集合体に接続自在であり、デスクの上部に接続され、鉛直上方に立設される支柱と、支柱の上部に設けられ、デスクの幅方向及び奥行き方向に部材を接続可能な接続部材と、接続部材に接続され、デスク上へ配線するケーブルを収容する空間を有する上部配線用梁部材とを備え、上部配線用梁部材は、離隔して複数配置されるデスクの集合体間に接続される事が出来る。
このようにすれば、離隔して配置される連結デスク間をまたいで配線を接続することができるようになる。すなわち、作業空間全体への配線を収容可能なデスクトップフレームを提供することができる。また、作業空間全体への配線を収容することにより、配線を目立たなくすることができると共に、このようなデスクトップフレームを採用すれば、全体として統一した外観のデスクシステムを形成することができるようになる。
また、支柱は、ケーブルを収容するカバー部材を備えるようにしてもよい。カバー部材によってケーブルを収容することにより、支柱内にケーブルを挿通させるような態様よりも、レイアウト変更時等のケーブルの取り回しが容易になる。また、カバーの形状のみを変える事で配線量の増減に簡易に対応する事が可能となる。
また、接続部材は、底面にケーブルを挿通させる切欠きを有するようにしてもよい。接続部材は、支柱と上部配線用梁部材とを連結する部材であり、このような切欠きを設けることにより外観上ケーブルが目立たないようにデスクトップフレーム内に収容することができるようになる。
また、デスクトップフレームは、接続部材又は上部配線用梁部材に接続され、上方から垂れ下がるケーブルをデスクトップフレーム上に案内する配線案内板をさらに有するようにしてもよい。屋内の上部からケーブルをデスクトップフレームに引き込む場合、仮にデスクトップフレームの直上から配線を垂らすことができないときでも、配線案内板によれば、曲げ等の無理な負荷がかからないようにケーブルの伸びる方向をガイドすることができるし、屋内上部の高さに合わせて適宜形状を変える事も可能である。
また、デスクトップフレームは、1つのデスクに立設される支柱間を連結し、オプション機器を接続可能なオプション接続用梁部材と、上部配線用梁部材及びオプション接続用梁部材との間に接続され、内部にケーブルを挿通させることができる梁間柱部材とをさらに備えるようにしてもよい。このような梁間柱部材によれば、支柱の位置に限定されず、より自由に上下方向の配線を通す位置を決めることができるようになる。
また、本発明は、上述したデスクトップフレームと、当該デスクトップフレームに接続される、離隔して複数配置されるデスクの集合体とを備えるデスクシステムとして特定することもできる。
本発明によれば、設置環境に係らず、作業空間全体への配線を収容可能なデスクトップフレームを提供することができる。
図1は、実施形態に係るデスクシステムの斜視図を示す。 図2は、実施形態に係るデスクシステムの分解斜視図を示す。 図3は、実施形態に係る連結デスクの分解斜視図を示す。 図4は、実施形態に係るデスクトップフレームの分解斜視図を示す。 図5は、支柱とデスクの中間脚との接続を説明するための図である。 図6は、オプション接続用梁部材とカバー部材との接続を説明するための図である。 図7は、取付金具とアンダーパネルとの接続を説明するための図である。 図8は、オプション接続用梁部材と、取付金具との接続を説明するための図である。 図9は、支柱と、支柱用配線カバーとの接続を説明するための図である。 図10は、支柱と、上部配線用梁部材と、梁接続部材と、端部用配線案内板と、端部カバーとの接続を説明するための図である。 図11は、上部配線用梁部材と梁用配線カバーとの接続を説明するための図である。 図12は、上部配線用梁部材と梁用配線カバーの横断面図である。 図13は、中間用配線案内板の一例を示す斜視図である。 図14は、梁間柱部材の一例を示す斜視図である。 図15は、デスク中間部の支柱4本の上部に設置される連結用梁接続部材を示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下で説明する実施
形態は本発明を実施するための例示であり、本発明は以下で説明する構成には限定されない。
<全体構成>
図1は、実施形態に係るデスクシステムの斜視図である。図2は、実施形態に係るデスクシステムの分解斜視図である。デスクシステム1は、デスクの集合体である連結デスク2と、デスク上にディスプレイや棚等のオプション機器を据え付けるためのデスクトップフレーム3とを含む。
<連結デスク>
図3は、実施形態に係る連結デスクの分解斜視図である。連結デスク2は、デスク4を、左右(幅)方向に3つ、前後(奥行き)方向に2つずつ、計6つ連結したデスクの集合体である。図1〜図3では、2つの連結デスクが例示されている。また、本実施形態では、天板401とその周囲の部材を便宜上1つのデスクと呼ぶものとする。デスク4は、天板401と、エンド脚402と、中間脚403と、天板下梁部材404と、中間受部材405と、カバー接続部材406と、配線カバー407と、脚結合部材408と、L字接続部材409とを含み、これらの部材がボルト等で結合され、デスク4を形成する。なお、デスク4の各々については、使用者が位置する方向を前(手前)、その逆を後(奥)と呼び、前後を奥行き方向と呼ぶものとする。また、使用者からデスク4に向かって左右を、それぞれ幅方向と呼ぶものとする。図1〜図3の連結デスク2は、デスク4が左右方向に3つ連結されると共に、デスク4の背面同士が対向するように連結されている。また、左右に隣接する2つのデスク4は、1つの中間脚403を共有することによって連結されている。奥行き方向に対向する2つのデスク4は、脚結合部材408で結合されたエンド脚402及び互いに結合される中間受部材405によって連結されている。なお、デスクシステム1に含まれる連結デスク2の数、連結デスク2に含まれるデスク4の数は例示したものには限定されない。
<デスクトップフレーム>
図4は、実施形態に係るデスクトップフレームの分解斜視図である。デスクトップフレーム3は、支柱301(301a及び302b)と、支柱用配線カバー302(302a及び302b)と、上部配線用梁部材303と、梁用配線カバー304(304a及び304b)と、梁接続部材305(305a及び305b)と、配線案内板306(306a及び306b)と、端部カバー307と、梁間柱部材308と、オプション接続用梁部材309と、照明機器310とを含む。本実施形態に係るデスクトップフレーム3は、デスク4の上部に立設される枠体であり、デスクトップフレーム3には様々なオプション機器を据え付けることができる。例えば、オプション接続用梁部材309には、棚や液晶ディスプレイ等(図示せず)のようなオプション機器を接続することができる。また、上部配線用梁部材303の底面に、照明機器310のようなオプション機器を接続するようにしてもよい。また、本実施形態に係るデスクトップフレーム3は、複数の連結デスク2にまたがって接続することができる。また、デスクトップフレーム3の上部配線用梁部材303上、及び支柱301と支柱用配線カバー302との間には、電源ケーブル等のような配線を通すことができる。すなわち、室内等の空間の鉛直上方からデスクシステム1に引き込まれた配線を、外観上使用者から見える部分を減らしつつ各デスク4まで伸ばすことができるようになっている。
<支柱>
図5は、支柱301とデスク4の中間脚403との接続を説明するための図である。支柱301は、支柱本体3011と、支柱カバー3012とを含む。支柱301は、角柱状であり内部が空洞になっている。支柱カバー3012は、支柱301の下方側面の一部を形成し、支柱本体3011と嵌合する。支柱カバー3012を外した支柱本体3011は
、支柱301の底面に設けられたボルト穴30111と、中間脚403の上面に設けられたボルト穴4031とに、支柱301の内側からボルトを螺合させ、支柱301と中間脚403とを結合することができる。なお、支柱301とエンド脚402との間の接続関係も同様である。
図4の支柱用配線カバー302aの下端へ伸びる配線は、例えばオプション接続用梁部材309に取り付けられる液晶ディスプレイ(図示せず)等のオプション機器に接続される。また、オプション接続用梁部材309には、カバー部材を接続し、配線が隠れるようにしてもよい。
<オプション接続用梁部材とカバー部材>
図6は、オプション接続用梁部材とカバー部材との接続を説明するための図である。オプション接続用梁部材309は、2本の支柱301間にボルトで架設される。また、カバー部材311は、アンダーパネル3111と、取付金具3112とを含む。そして、取付金具3112は、板ナット3113を用いてオプション接続用梁部材309と接続される。
図7は、取付金具とアンダーパネルとの接続を説明するための図である。取付金具3112は、オプション接続用梁部材309と接続される上部と、アンダーパネル3111と接続される下部とを有す。上部は、デスク4の幅方向に沿ってオプション接続用梁部材309の底面に設けられた溝に挿入される凸部と、凸部に連なり、上述の溝よりも幅が大きく当該溝に挿入することのできないフランジ部とを有する。また、凸部には板ナット3113が接続される。下部は、上方に向かって凸になった鉤状の爪3116と、点ファスナのメス部3115とを有する。また、アンダーパネル3111は、爪3116と係合してアンダーパネル3111を取付金具3112に引っ掛けるための角穴3117と、点ファスナのオス部3114とを有する。そして、取付金具3112の爪3116にアンダーパネル3111の角穴3117を引っ掛け、点ファスナのオス部3114とメス部3115とを接続することにより、アンダーパネル3111を取付金具3112に取り付けることができる。また、アンダーパネル3111の裏側には配線を隠すことができると共に、アンダーパネル3111の周囲の隙間からオプション機器等へ配線を伸ばすことができる。
図8は、オプション接続用梁部材309と、取付金具3112との接続を説明するための図である。オプション接続用梁部材309は、その底面に、長手方向に沿って溝3091を有している。溝3091は、入口部分よりも奥側部分の方が広くなっており、オプション接続用梁部材309の横断面視において、溝3091の入口部分には、縁3092が設けられている。また、板ナット3113は、平面視上、角丸の平行四辺形になっている。そして、図8の上段に示すように、板ナット3113の対向する2辺間の距離の短い2辺をオプション接続用梁部材309の溝3091に沿った方向に向けると、板ナット3113及び取付金具3112の上部の凸部を、溝3091に挿入することができる。板ナット3113の短い対角線はオプション接続用梁部材309の厚みよりも短くなっており、板ナット3113を90度回転させることができ、図8の下段に示すように、板ナット3113の対向する2辺間の距離の長い2辺が、オプション接続用梁部材309の溝3091の縁3092に引っかかり、オプション接続用梁部材309に取付金具3112を吊ることができる。
<支柱用配線カバー>
図9は、支柱301と、支柱用配線カバー302aとの接続を説明するための図である。支柱用配線カバー302aは、奥行き方向に連結された2つのデスク4に立設される2つの支柱301にまたがって取り付けられる。支柱用配線カバー302aは、横断面視において一方に凸になるように屈曲した板状の部材によって形成されている。本実施形態に
係る支柱用配線カバー302aは、横断面視においてU字状又はV字状としているが、配線量やケーブルに応じて適宜形状を変えてもよい。また、支柱用配線カバー302aは、1本の支柱に取り付けられるようにしてもよい。また、支柱用配線カバー302aは、下方に向けて凸になった鉤状の舌片3021を有する。舌片3021は、支柱用配線カバー302aの側面に設けられたカバー取付穴30112に掛止される。そして、支柱301と支柱用配線カバー302aとの間に形成される空間には、配線を挿通することができる。換言すれば、本実施形態の支柱用配線カバー302aは、その内部に配線を隠すために取り付けられる。すなわち、支柱の内部に配線用の空間を設けることによる支柱の強度低下が生じるようなことはなく、本実施形態に係るデスクトップフレーム3の強度は支柱301によって担保されている。また、本実施形態では、支柱用配線カバー302aを取り外すことにより内部の配線がむき出しになるため、配線の接続の変更時等におけるケーブルの取り回しが容易になる。なお、支柱用配線カバーの長さは任意であり、例えば図4に示すように、床面から上部配線用梁部材303まで伸びる支柱用配線カバー302bを用いるようにしてもよい。
<梁接続部材>
図10は、2本の支柱301と、上部配線用梁部材303と、梁接続部材305aと、端部用配線案内板306aと、端部カバー307との接続を説明するための図である。梁接続部材305aは、その底面にボルト穴3052を有する。ボルト穴3052は、支柱301の上端に設けられたボルト穴3013と位置を合わせて図示していないボルトを螺合させ、梁接続部材305aと支柱301とを結合させることができる。また、梁接続部材305aは、平面視において十字状の部材であり、デスク4の前後方向及び左右方向の四方に向けて、所定の断面形状の部材を挿入することができる挿入口が形成されている。図10の例では、挿入口には、上部配線用梁部材303、端部用配線案内板306a、又は端部カバー307の一端が挿入される。4つの挿入口の各々は、底面3054と、底面3054から略垂直に立ち上がる2つの側面3055と、側面3055の上端を底面と略平行に屈曲させた上面3056とによって形成される。側面3055には、ボルト穴3051が設けられている。ボルト穴3051は、上部配線用梁部材303の側面に設けられた溝、端部用配線案内板306aのボルト穴3061、又は端部カバー307のボルト穴3071と位置を合わせてボルトで接続することができる。また、梁接続部材305aの底面のうち、デスク4の左右方向の両端には、配線を挿通させるための切欠き3053が設けられている。梁接続部材305aと支柱301とを接続すると、上述した支柱301と支柱用配線カバー302aとの間に形成される空間の上部に切欠き3053が位置し、梁接続部材305a上から、支柱301と支柱用配線カバー302aとの間に形成される空間へ配線を通すことができる。なお、梁接続部材305aの底面には、切欠きでなく配線を挿通するための孔を設けるようにしてもよい。
<端部カバー>
端部カバー307は、平面視においてコ字状の部材であり、梁接続部材305aの挿入口を塞ぐための閉塞面3073と、その水平方向両端を略垂直に折り曲げて形成された屈曲面3072とを有する。屈曲面3072にはボルト穴3071が設けられており、端部カバー307を梁接続部材305aの挿入口に挿入した状態において、梁接続部材の側面3055に設けられたボルト穴3051と位置合わせしてボルトで連結することができる。
<端部用配線案内板>
端部用配線案内板306aは、端部カバー307の上部に、配線の伸びる方向をガイドするための案内板3062が連設された形状の部材である。案内板3062は、上方に向かって開くように斜めに連設されるとともに側壁を備え、上方から垂れ下がる配線をデスクトップフレーム3上に導入することができる。例えば天井に据え付けられたラダーから
デスクトップフレーム3へ配線を導入する場合において、仮にデスクトップフレーム3の直上から配線を垂らすことができないときでも、案内板3062によれば、曲げ等の無理な負荷がかからないように配線の伸びる方向をガイドすることができる。
<上部配線用梁部材>
図11は、上部配線用梁部材303と梁用配線カバー304aとの接続を説明するための図である。また、図12は、上部配線用梁部材303の横断面図である。上部配線用梁部材303は、長手方向に沿って側壁3033を有し、内部に配線を収容するための通路3034を有するレール状の部材である。また、側壁3033及び底面3035の外側にはそれぞれ長手方向に沿って側壁溝3031及び底面溝3032が設けられている。側壁溝3031及び底面溝3032は、入口部分が狭くなっており、側壁溝3031及び底面溝3032には、ボルト等を用いて任意の位置に他の部材を接続することができる。例えば、図8に示した板ナット3113を用いて、図4に示した照明機器310等の部材を接続するようにしてもよい。また、上部配線用梁部材303は、2つの梁接続部材305の間に接続される。すなわち、上部配線用梁部材303は、1つの連結デスク2の上部において、デスク4の幅方向に配線を通すことができるだけでなく、デスク4の幅方向又は奥行き方向に離隔して配置された複数の連結デスク2をまたいで配線を渡すことができる。
<梁用配線カバー>
梁用配線カバー304aは、板状の部材であり、上部配線用梁部材303の側壁3033上に載置される落ち込み防止片3041と、上部配線用梁部材303の通路3034に嵌め込むことができる凸部3042とを備える。ここで、上部配線用梁部材303の側面や底面の外側には、例えば照明器具等のオプション機器を接続することもできる。このとき、通路3034内からオプション機器へ配線を伸ばすこともあるところ、梁用配線カバー304aを上部配線用梁部材303に嵌め込むことにより、配線が必要以上に通路3034の外に飛び出してこないよう抑えることができる。梁用配線カバー304の長手方向の長さは任意であり、図4に示すような比較的短い梁用配線カバー304bを用いるようにしてもよい。
<中間用配線案内板>
図13は、中間用配線案内板306bの一例を示す斜視図である。上述した案内板は、梁接続部材305だけでなく上部配線用梁部材303の任意の位置に設けた方が配線を引き込むうえで都合がよい場合もある。中間用配線案内板306bは、端部用配線案内板306aと同様の案内板3062を備え、案内板3062の下端には、鉛直方向に伸びる壁面3063が連設されている。また、壁面3063には、上部配線用梁部材303の側壁溝3031の任意の位置にボルトを用いて接続するためのボルト穴3061が設けられている。そして、壁面3063の下端は、上部配線用梁部材303の底面側に略垂直に屈曲している。
<梁間柱部材>
図14は、梁間柱部材308の一例を示す斜視図である。オプション接続用梁部材309と上部配線用梁部材303との間の任意の位置に、図4に示すような梁間柱部材308を接続するようにしてもよい。梁間柱部材308は、横断面が長方形の筒状の部材であり、内部に配線を挿通させることができる。梁間柱部材308は、デスク4の前後方向に対向して配設される壁面3081が、デスク4の幅方向に対向して配設される壁面3083よりも長くなっている。そして、梁間柱部材308の上端においては、対向する2つの壁面3081が上部配線用梁部材303の側壁を挟むように配置されると共に、壁面3081に設けられたボルト穴3082を通してボルトを上部配線用梁部材303の側壁溝3031に螺合させ、上部配線用梁部材303と梁間柱部材308とを接続することができる。同様に、梁間柱部材308の下端においても、ボルトを用いてオプション接続用梁部材
309と梁間柱部材308とを接続することができる。また、壁面3083の上端及び下端には、切欠き3084が設けられており、配線を挿通させることができる。なお、梁間柱部材308は、図14の左側に示すように本体とカバーとに分離する構成であってもよい。このようにすれば、レイアウト変更時等において、配線の取り回しが容易になる。
<梁接続部材の変形例>
図15は、梁接続部材305bと4本の支柱301との接続を説明するための図である。梁接続部材305bは、底面にボルト穴3052を4つ有している点で、図10に示した梁接続部材305aとは異なっている。すなわち、梁接続部材305bは、前後左右に接続された4つのデスク4に立設される4つの支柱301と、ボルトを用いて接続することができる。梁接続部材305a及び梁接続部材305bは、接続する支柱の数に応じて適宜選択することができる。なお、より多くの支柱を上端において梁接続部材305と接続することにより、デスクトップフレーム3全体としての強度が向上する。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係るデスクトップフレーム及びデスクシステムは図示した構成に限らず、これらの構成要素を自由に組み替えることができる。本発明に係るデスクトップフレームによれば、離隔して配置される複数の連結デスク間にも配線を伸ばすことができると共に、離隔して配置される複数の連結デスク全体を統一的な外観にまとめることができる。また、外観上配線ができるだけ隠れるようにして、オプション機器が配置されるデスク上まで伸ばすことができるため、フレーム状の空間構造体に配線を挿通させるような場合よりも配線が目立たなくなる。また、工場等のように天井の高い空間においては、屋内の上部にラダーを据え付けたり天井からフレーム状の空間構造体を吊り下げるのが困難な場合があるが、本発明のようにデスク上に立設されるデスクトップフレームであれば、設置する空間を選ばずに使用することができる。また、オフィス等の建築条件に係らずフレキシブルに配線をする事が可能となる。
1 デスクシステム
2 集合デスク
3 デスクトップフレーム
301 支柱
302 支柱用配線カバー
303 上部配線用梁部材
304 梁用配線カバー
305 梁接続部材
306 配線案内板
307 端部カバー
308 梁間柱部材
309 オプション接続用梁部材
310 照明機器
311 カバー部材
4 デスク
401 天板
402 エンド脚
403 中間脚
404 天板下梁部材
405 中間受部材
406 カバー接続部材
407 配線カバー
408 脚結合部材
409 L字接続部材

Claims (6)

  1. デスクの集合体に接続自在なデスクトップフレームであって
    デスクの上部に立設される支柱と、
    前記支柱の上部に設けられ、前記デスクの幅方向及び奥行き方向に他の部材を接続可能な接続部材と、
    前記接続部材に接続され、前記デスク上へ配線するケーブルを収容する空間を有する上部配線用梁部材と
    を備え、
    前記上部配線用梁部材は、離隔して複数配置されるデスクの集合体間に接続される
    配線機能を有するデスクトップフレーム。
  2. 前記支柱は、前記ケーブルを収容するカバー部材を備える
    請求項1に記載のデスクトップフレーム。
  3. 前記接続部材は、底面に前記ケーブルを挿通させる切欠きを有する
    請求項1又は2に記載のデスクトップフレーム。
  4. 前記接続部材又は前記上部配線用梁部材に接続され、上方から垂れ下がる前記ケーブルをデスクトップフレーム上に案内する配線案内板をさらに有する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のデスクトップフレーム。
  5. 1つの前記デスクに立設される支柱間を連結し、オプション機器を接続可能なオプション接続用梁部材と、
    前記上部配線用梁部材及び前記オプション接続用梁部材との間に接続され、内部に前記ケーブルを挿通させることができる梁間柱部材と、
    をさらに備える請求項1から4のいずれか一項に記載のデスクトップフレーム。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のデスクトップフレームと、
    当該デスクトップフレームに接続される、離隔して複数配置されるデスクの集合体と、
    を備えるデスクシステム。
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