JP6610854B2 - 排気管 - Google Patents

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Description

本発明は、排気管に関し、特に、複数の排気が合流するものに関する。
従来の排気管について、図5に示す排気管のジョイント部を用いて説明する。従来の自動車及び二輪自動車の排気装置に用いるジョイント部は、自動車及び二輪自 動車のエンジンに連通する上流側の複数のエキゾ−ストマニホ−ルド若しくは排気管と下流側の単一の排気管との間に介装されて、上流側から流入する排気ガス流を合流させて単一の排気ガス流にして下流側に流出させるジョイント部であって、複数の排気ガス流が、相互に平行で、ジョイント部から流出する排気ガス流と同一方向で内部に流入して合流し、その合流排気ガス流が回転しながら流出する構造を備えていること、を特徴とする。
ジョイント部1は、鋳物による一体型の中空立体状物からなるもので、上流側からの排気ガス流を個々に流入・直進させる流入直進部(図5のハッチングを施した領域)2と、合流排気ガス流に回転を誘導して渦流にして下流の排気管に流出させる回転誘導部3とから構成されている(以上、特許文献1参照)。
特開2004−285918号公報
前述の従来のジョイント部1には、以下に示すような改善すべき点がある。ジョイント部1では、渦状の回転誘導部3を複数形成し、それらを合流させる必要があるため、製造が難しく、コストもかかる、という改善すべき点がある。
そこで、本発明は、簡易な構造で渦流を発生させることができる排気管を提供することを目的とする。
本発明における課題を解決するための手段及び発明の効果を以下に示す。
本発明に係る排気管は、第1の排気が流れ、第1の中心線を有する第1の排気管、第2の排気が流れ、第2の中心線を有する第2の排気管であって、前記第1の排気と前記第2の排気とが合流する合流領域において、前記第2の中心線が前記第1の中心線に対して距離を持って交差する第2の排気管、を有し、前記第1の排気管は、前記合流領域より上流側に位置して前記第1の排気の流れを曲折させる曲折部を有するとともに、前記曲折部を通過する前記第1の排気の流れに前記第1の中心線から前記曲折部の外側への偏りを形成し、前記第2の排気管は、前記合流領域において、前記第1の排気に対して前記第1の中心線から前記曲折部の外側へ偏った側から前記第2の排気を合流させること、を特徴とする。
これにより、第1の排気及び第2の排気に対して簡易でコストがかからない構成で渦流を形成できるとともに、流れに偏りが生じている第1の排気であっても、第1の排気及び第2の排気からなる混合気を容易に均一にできる。また、第1の排気に対して偏った側から第2の排気を合流させるので、容易に渦流とすることができる。
本発明に係る排気管の一実施例である排気管100の外観図である。 第1の排気管101及び第2の排気管103の上面図である。 第1の排気管101及び第2の排気管103の合流領域Rにおける断面図である。 図3における第1の排気管101及び第2の排気管103の矢印a3方向から見た状態を示す図である。 従来の排気管を示す図である。 本発明に係る排気管の一実施例である排気管200の外観図である。 図6におけるY−Y断面を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明に係る排気管の一実施形態である自動車の排気管100について以下において説明する。排気管100は、所定の内燃機関のクランクシャフトに取り付けられ、内燃機関が発生する動力を他の装置、機構へ伝達する。
図1に、排気管100の外観図を示す。図1に示すように、排気管100は、第1の排気管101、第2の排気管103、第3の排気管105、及び、第4の排気管107を有している。
第1の排気管101には、第1の排気が、第1の吸気口M101から第1の排気口N101に向かう矢印a101方向に流れる。第1の排気管101は、第1の排気の流れに沿った第1の中心線J101を有している。
第2の排気管103は、第1の排気管101に接合している。第2の排気管103には、第2の排気が、第2の吸気口M103から第2の排気口N103に向かう矢印a103方向に流れる。第2の排気管103は、第2の排気の流れに沿った第2の中心線J103を有している。なお、第2の排気口N103は、第2の排気管103と第1の排気管101との接合部に形成される。
第1の排気管101及び第2の排気管103の上面図を図2に示す。第2の排気管103を矢印a103方向に流れる第2の排気は、第1の排気管101と第2の排気管103との接合部において、第1の排気管101を矢印a101方向に流れる第1の排気と合流する。ここで、第1の排気管101において、第1の排気と第2の排気とが合流する領域を合流領域Rとする。合流領域Rにおいて、第2の中心線J103は第1の中心線J101と交差する。
ここで、図2に示す第1の排気管101及び第2の排気管103における、第2の排気管103の第2の中心線J103に沿ったX−X断面を図3に示す。さらに、図3に示す断面の矢印a3方向から見た状態を図4に示す。図4に示すように、合流領域Rにおいて、第2の中心線J103は、第1の中心線J101に対して距離d1の位置を通る。
このように、第1の排気管101の第1の中心線J101と第2の排気管103の第2の中心線J103とを所定の距離をおいて交差するように第2の排気管103を第1の排気管101に接合することによって、合流領域Rにおいて、第1の排気に対して偏心するように第2の排気を第1の排気に合流させることができる。これにより、図2に示すように、合流領域Rにおいて、第1の排気F101に対して、第1の中心線J101に対して所定の角度αで第2の排気F103が加わるため、第1の排気は、第1の排気管101の側面に沿った流れを形成する。また、第2の排気も、第1の排気と同様に、第1の排気管101の側面に沿って流れる。つまり、第1の排気と第2の排気との混合気は、図1に示すように、第1の排気管101の側面に沿って流れ、結果として渦流C101を形成する。
これにより、簡易でコストがかからない構成で排気に対して渦流を形成することができる。また、第1の排気と第2の排気との混合気を、円滑に流すことができる。さらに、混合気の密度を一定にできるため、排気管100の排気口N101側に、有害物質除去のための触媒を配置する場合、ムラなく混合気を触媒にあてることができる。なお、第3の排気管105及び第4の排気管107についても、第1の排気管101、第2の排気管103と同様である。
前述の自動車の排気管100では、第1の排気管101を流れる第1の排気には、偏りがあるものではなかった。一方、本実施例に係る排気管200では、流れに偏りのある第1の排気であっても、第2の排気と合流させることによって、均一な混合気を形成し、容易に渦流を形成するものである。
図6に、排気管200の外観図を示す。図6に示すように、排気管200は、第1の排気管201、第2の排気管203、第3の排気管205、及び、第4の排気管207を有している。
第1の排気管201には、第1の排気が、第1の吸気口M201から第1の排気口N201に向かう矢印a201方向に流れる。第2の排気管201は、第1の排気の流れに沿った第1の中心線J201を有している。なお、第1の排気口N201は、触媒部CTが有するガスコーン部Gとの接合部に形成される。なお、ガスコーン部Gとは、触媒部CTの入口側に形成され、流路面積が徐々に拡大変動する部分をいう。
第1の排気管201は、第2の排気管203と接合する前に、第1の排気の流れを大きく変動させる曲折部D201を有している。第1の排気は、曲折部D201を通過することによって、曲折部D201の外側に偏った偏心流を形成する。なお、第1の排気管201は、曲折部D201を通過した第1の排気が、第2の排気管203との接合部において、第2の排気が流れ込む側に偏った偏心流を形成するように形成されている。
第2の排気管203は、第1の排気管201に接合している。第2の排気管203には、第2の排気が、第2の吸気口M203から第2の排気口N203に向かう矢印a203方向に流れる。第2の排気管203は、第2の排気の流れに沿った第2の中心線J203を有している。なお、第2の排気口N203は、第2の排気管203と第1の排気管201との接合部に形成される。
第2の排気管203を矢印a203方向に流れる第2の排気は、第1の排気管201と第2の排気管203との接合部において、第1の排気管201を矢印a201方向に流れる第1の排気と合流する。ここで、第1の排気管201において、第1の排気と第2の排気とが合流する領域を合流領域Rとする。合流領域Rにおいて、第2の中心線J203は第1の中心線J201と交差する。
ここで、図6に示す合流領域Rにおける第1の排気管101及び第2の排気管103のY−Y断面を図7に示す。図7に示すように、合流領域Rにおいて、第2の中心線J203は、第1の中心線J201に対して距離d2の位置を通る。また、第2の排気は、合流領域Rにおいて、第2の排気が流れ込む側、つまり水平方向側に偏った偏心流を形成する第1の排気(斜線部)に対して、垂直側に偏った位置から合流する。
このように、第1の排気管101の第1の中心線J101と第2の排気管103の第2の中心線J103とを所定の距離をおいて交差するように第2の排気管103を第1の排気管101に接合することによって、合流領域Rにおいて、偏心流である第1の排気に対して、偏心するように第2の排気を第1の排気に合流させることができる。これにより、第1の排気及び第2の排気は、第1の排気管201の側面に沿った流れを形成する。そして、第1の排気と第2の排気との混合気は、図6に示すように、触媒部CTのガスコーン部Gにおいて、ガスコーン部Gの側面に沿った渦流C201を形成する。
これにより、簡易でコストがかからない構成で排気に対して渦流を形成することができる。また、第1の排気が偏心流であっても、第1の排気と第2の排気との混合気を、円滑に流すことができる。さらに、第1の排気が偏心流であっても、混合気の密度を一定にできるため、排気管200の第1の排気口N201側に、有害物質除去のための触媒部CTを配置する場合、ムラなく混合気を触媒部CTに流すことができる。
[他の実施例]
(1)排気管100の構成:前述の実施例1においては、排気管100を、第1の排気管101〜第4の排気管107によって形成するとしたが、複数の排気を合流させるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、第1の排気管101と第2の排気管103とを合流させた後、さらに、第3の排気管105、第4の排気管107を合流させるようにしてもよい。実施例における排気管200についても同様である。
本発明に係る排気管は、例えば、自動車のエキゾースト・マニホールドとして用いられる。
100 排気管
101 第1の排気管
J101 第1の中心線
103 第2の排気管
J103 第2の中心線
105 第3の排気管
107 第4の排気管
200 排気管
201 第1の排気管
J201 第1の中心線
203 第2の排気管
J203 第2の中心線
D201 曲折部

Claims (1)

  1. 第1の排気が流れ、第1の中心線を有する第1の排気管、
    第2の排気が流れ、第2の中心線を有する第2の排気管であって、前記第1の排気と前記第2の排気とが合流する合流領域において、前記第2の中心線が前記第1の中心線に対して距離を持って交差する第2の排気管、
    を有し、
    前記第1の排気管は、
    前記合流領域より上流側に位置して前記第1の排気の流れを曲折させる曲折部を有するとともに、前記曲折部を通過する前記第1の排気の流れに前記第1の中心線から前記曲折部の外側への偏りを形成し、
    前記第2の排気管は、
    前記合流領域において、前記第1の排気に対して前記第1の中心線から前記曲折部の外側へ偏った側から前記第2の排気を合流させること、
    を特徴とする排気管。
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